JP2005195929A - 画像形成システム、画像形成装置及び後処理装置 - Google Patents

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Norishige Kato
典成 加藤
Tetsuo Hirata
哲郎 平田
Motoi Nakamichi
基 中道
Eiji Anzai
英治 安齊
Yasushi Saitsu
靖 才津
Takehiro Ogushi
岳大 小串
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Abstract

【課題】 大規模化した画像形成システムにおける消費電力を促成し、騒音を低く抑える。
【解決手段】 自機に用紙が搬送されることなしに、画像形成が行われる処理が所定枚数以上続く場合に、用紙が搬送されない後処理装置の作動を停止する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、画像形成装置に、穿孔処理、折り処理、ステイプル処理、シフト処理等の後処理を施す後処理装置が連結されて形成される画像形成システム、該画像形成システムを構成する画像形成装置及び後処理装置に関する。
画像形成装置の高速化とともに、デジタル技術を駆使した多機能化に伴って、画像形成した用紙を処理する後処理装置の多機能化が望まれており、このようなニーズに対応するために、1台の画像形成装置に複数台の後処理装置が連結された画像形成システムが提案されている(特許文献1、2)。
特開2002−59496号公報 特開2002−137503号公報
前記のように、複数の後処理装置を装備した画像形成システムでは、システム全体が大規模化するのに伴って消費エネルギーが増大し、消費エネルギーの抑制が解決すべき課題の一つになっている。
また、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置の多くは、事務処理を行う場所又は該場所に近接して設置されることから騒音レベルを低くすることが必要であり、画像形成システムの機能を充実させるために、システムを大規模化する場合に、騒音の抑制が課題となる。
本発明は、このような課題を解決することを目的とし、多機能な後処理装置を装備しながら、消費エネルギーが少なく、騒音の発生を抑制した画像形成システム及びかかるシステムを構成する画像形成装置及び後処理装置を提供することを目的とする。
前記した本発明の目的は、下記の発明により達成される。
1.
画像形成装置に複数の後処理装置が連結された画像形成システムにおいて、
前記後処理装置の少なくとも一つは、システム全体としては、用紙に対する処理が行われていても、自機に用紙が搬送されない処理が所定枚数以上について続く場合に、自機の作動を停止させる制御を行う後処理装置制御部を有することを特徴とする画像形成システム。
2.
画像形成装置に複数の後処理装置が、各装置に設けられた通信部を介して連結された画像形成システムにおいて、
前記画像形成装置は、少なくとも各用紙の行き先情報を、前記通信部を介して前記後処理装置に伝送する画像形成装置制御部を有するとともに、
前記後処理装置の少なくとも一つは、自機に用紙が搬送されない処理が所定枚数以上続くと前記行き先情報に基づいて判断したときに、自機の作動を止める制御を行う後処理装置制御部を有することを特徴とする画像形成システム。
3.
前記後処理装置制御部は、自機に用紙が搬送されることを示す前記行き先情報を受け取ったときに、自機の作動を再開させることを特徴とする前記2に記載の画像形成システム。
4.
前記行き先情報を担持する信号は、前記画像形成装置の用紙収納部からの用紙の搬出時に生成されることを特徴とする前記2又は前記3に記載の画像形成システム。
5.
前記行き先情報を担持する信号は、前記画像形成装置内の画像形成部における搬送一時停止後の給紙開始時に生成されることを特徴とする前記2又は前記3に記載の画像形成システム。
6.
後処理の内容を示す情報及び行き先情報を担持する信号を、用紙毎に生成し、伝送する画像形成装置制御部を有することを特徴とする画像形成装置。
7.
前記信号は、用紙収納部からの用紙の搬出時に生成されることを特徴とする前記6に記載の画像形成装置。
8.
用紙に画像を形成する画像形成部を有し、前記信号は、前記画像形成部における搬送一時停止後の給紙時に生成されることを特徴とする前記6に記載の画像形成装置。
9.
用紙の行き先情報を担持する信号を受信する通信部及び、
受け取った前記行き先情報に基づいて、自機に用紙が送られることなしに実行される処理が所定枚数以上続くと判断したときに、作動を停止する制御を行う後処理装置制御部を有することを特徴とする後処理装置。
10.
前記後処理装置制御部は、自機に用紙が搬送されることを示す前記行き先情報を受け取ったときに、自機の作動を再開することを特徴とする前記9に記載の後処理装置。
複数の後処理装置を装備した画像形成システムでは、システムが大規模化するために、消費電力が増大し、騒音の発生が問題となるが、請求項1〜10に記載の発明のいずれかにより、複数の後処理装置を装備した画像形成システムの消費電力を抑制し、騒音を低く抑えることが可能となる。
請求項2〜10に記載の発明のいずれかにより、信号処理プログラムの改良により、消費電力及び騒音の抑制が行われるので、このような抑制のために特別な装置を設ける必要がなく、装置の大型化やコストアップを伴うことなく、消費電力や騒音の抑制が可能となる。
図1は本発明の実施の形態に係る画像形成システムの全体図であり、該画像形成システムは画像形成装置1、第1後処理装置2及び第2後処理装置3から構成される。
画像形成装置1は、自動原稿搬送装置101、画像読取装置102を上部に有し、下部がプリンタ部で構成される
プリンタ部において、103、104は用紙Pを収納する用紙収納部である。感光体106を有し、電子写真プロセスにより、用紙Pに画像を形成する画像形成部105において、用紙Pに画像が形成され、形成された画像は定着装置107において定着される。
用紙Pは用紙収納部103又は104から供給され、画像形成部105の給送部105aにおいて一時停止した後に画像形成部の給送部105aから給紙されて画像形成が行われ、画像形成された用紙Pは、排紙ローラ110により排紙口113から排出される。
用紙の搬送経路としては、用紙収納部103、104から画像形成部105までの給紙路108、画像形成部105から定着装置107、排紙ローラ110を経て排紙口113に至る搬送路109及び反転搬送を行う裏面用搬送路112が設けられる。
画像形成モードとしては、片面フェースダウン排紙モード、片面フェースアップ排紙モード及び両面モードがあり、片面フェースダウン排紙モードでは、片面に画像が形成され、定着装置107を通過した用紙Pは、反転処理により表裏反転した後に、排紙ローラ110で搬送されて排出される。
片面フェースアップ排紙モードでは、片面に画像形成され、搬送路109を搬送された用紙Pは、そのまま排紙ローラ110により搬送され排出される。
両面モードにおいては、片面に画像形成され、定着装置107を通過した用紙Pは、下方に走行して裏面用搬送路112に進行し、表裏反転した後に、給紙路108に再給紙される。
再給紙された用紙Pの裏面に画像形成部105において裏面画像が形成され、裏面画像形成された用紙Pは定着装置107を通過し、排紙ローラ110により搬送されて排出される。130は操作部であり、画像形成装置1における各種のモード及び第1、第2後処理装置2、3を用いた出力モードの設定を操作部130における操作で設定することができる。
第1後処理装置2は、穿孔処理部204及び折り処理部205、206、207を有する。
なお、第1後処理装置2には、サブトレイと称される排紙皿212が設けられ、穿孔処理又は折り処理を施した用紙は搬送路213を経て排紙皿212に排出される。
画像形成装置1から排出され、入り口センサ214が設けられた用紙搬入口201から導入された用紙Pは、水平な直線状の搬送路202を進行し、排紙ロ−ラ203により排紙口216から排出されるか、又は下方に延びた搬送路208へ進行する。下方に進行した用紙Pは、穿孔処理部204による穿孔処理され或いは折り処理部205、206、207を通過して折り処理された後に、排紙ローラ203により排紙口216から排出される。3個の折り処理部205、206、207を用いることにより、二つ折り、三つ折り、観音折り等各種の折り処理を行うことが出来る。
第2後処理装置3は、ステイプル処理部302、スタッカ303及びシフト処理部304を有し、用紙に対して、ステイプル処理又はシフト処理を行って、昇降排紙皿310に排出する。
第2後処理装置3は更に、固定排紙皿311を有し、少量の画像形成ジョブにおいては、固定排紙皿311に用紙Pが排出される。
ステイプル処理はスタッカ303に設定枚数用紙を集積させた後にステイプル処理部302によりステイプル処理を行い、処理された用紙Pの束は、スタッカ303上を上昇して昇降排紙皿310に排出される。
少量の画像形成ジョブにおいては、搬送路305が選択され、用紙Pを固定排紙皿311に排出する。
シフト排紙においては、用紙Pは搬送路307を搬送され、シフト処理装置304によりシフト処理された後に、昇降排紙皿310に排出される。ステイプル処理置においては、用紙Pは、搬送路306を搬送され、スタッカ303上に設定された枚数が集積される。集積された用紙Pは、ステイプル処理部302によりステイプル処理された後に、スタッカ303上を左上方に上昇して昇降排紙皿310に排出される。
ステイプル処理やシフト処理等の後処理を行わないモードの場合でも、大量の画像形成形成を行う場合には、搬送路307を経て昇降排紙皿310に用紙Pが排出される。
図2は図1に示す画像形成システムの制御系のブロック図である。
120は画像形成装置全体1における画像読取、画像形成、用紙搬送、後処理装置における処理を含むシステム全体の処理等、画像形成システムの全制御を司る画像形成装置制御部である。
121は制御ユニットとしての用紙収納部であり、図1における収納部103、104における給紙スタートの制御を行う。
122は用紙センサ等の各種センサからなる用紙有無検知部であり、記録紙収納部、用紙の搬送路等に設けられたセンサを有し、排紙センサ111は用紙有無検知部122の構成要素である。
123は用紙サイズ検知部であり、図1における収納部103、104に設けられたセンサ等で構成される。なお、一つのセンサが用紙有無検知部122と用紙サイズ検知部123を兼用する場合もある。
給送部124は、図1における給紙路108での搬送制御を行うものであり、画像形成部105の給送部105aを制御し、用紙Pを一時停止した後に画像形成部105に供給する。
搬送部125は、図1における搬送路109での搬送制御を行うものである。
排紙部126は排紙ローラ110の制御を行う。
画像データ記憶部128は、図1における読取装置102が生成した画像データやネットワークを介して外部から受信した画像データを記憶するメモリであり、半導体メモリ、ハードディスクメモリ等の大容量メモリからなる。
画像形成部129は図1における画像形成部105及び定着装置107の制御を行う。
操作部130は操作キー等で構成される入力部131及びLCDパネル又はCRTからなる表示部132を有する。
220は第1後処理装置2における全体制御を行う後処理装置制御部である。
排出経路選択部221は、画像形成装置1から受け取った用紙を搬送路202を経て排出するか又は搬送路208を経て排出するかを選択するものであり、排出経路選択部221においては、更に、折り処理部205〜207搬送経路を選択して、各種の折り処理を行う。
穿孔部222は図1における穿孔処理部204の制御を行う。
折り部223は図1における折り処理部205〜207の制御を行う。
第1搬送部224は図1における搬送路202における搬送制御を行う。
第2搬送部225は図1における搬送路208における搬送制御を行う。
第3搬送部226は図1における搬送路209、210、211等折り処理部間の搬送路における搬送制御を行う。
第1排出部227は排紙ローラ203の制御部であり、用紙を第1後処理装置2から第2処理装置3に排出する制御を行う。
第2排出部228は、排紙皿212の制御部であり、搬送路213からの用紙を排紙皿212に排出する制御を行う。
検出部229は用紙を検出するセンサからなり、図1における入り口センサ214、排紙センサ215は検出部229を構成する。
320は第2後処理装置における全体制御を行う後処理装置制御部である。
排出経路選択部321は、第1後処理装置2から受け取った用紙を図1における搬送路305を経て固定排紙皿311に排出するか、搬送路307を経て昇降排紙皿310に排出するか、又は、搬送路306、スタッカ303を経て昇降排紙皿310に排出する制御を選択制御する。
スタック整合部322は、図1のスタッカ303における用紙の整合を制御するものであり、スタックされた用紙Pの側縁を規制する規制板を駆動制御することにより、用紙Pの整合を行い、且つ、ステイプル処理済みの用紙Pを押し上げて排出する制御を行う。
ステイプル部323は、図1におけるステイプル部302を制御する。
第1搬送部324は図1における搬送路307における搬送制御及びシフト処理部304の制御を行う。
第2搬送部325は図1における搬送路306における搬送制御を行う。
第3搬送部326は図1における搬送路305における搬送制御を行う。
第1排出部327は昇降排紙皿310への排紙制御及び昇降排紙皿310の昇降制御を行う。
第2排出部328は、固定排紙皿311への排紙制御を行う。
画像形成装置1と、第1後処理装置2と、第2後処理装置3との間の通信は、それぞれに設けられたシリアル通信部127と、シリアル通信部230、231と、シリアル通信部329とにより行われる。
図3、4は本発明の実施の形態である図1、2に示した画像形成システムの一例におけるシーケンスを示す、シーケンスチャートである。図4は図3に続くシーケンを示し、図3における#1、#2、#3はそれぞれ、図4における#1、#2、#3に転結される。
図3、4において、A列は、画像形成装置1における処理を示し、B列は画像形成装置1から第1後処理装置2に伝送される信号を示し、C列は、第1後処理装置2における処理及び第1後処理装置2から第2後処理装置3に伝送される信号を示し、D列は第2後処理装置3における処理を示す。
まず、画像形成装置1における処理について説明する。
P1〜P7は用紙を示す。
用紙P1〜P3の3枚の用紙に対する画像形成ジョブが実行されるが、用紙P1〜P3は図2の用紙収納部121の制御で図1の用紙収納部103、104から搬出される。B列の処理指示信号SP11〜SP31は、用紙収納部103、104からの用紙搬出時に生成される。なお、後に説明する処理指示信号SP41〜SP71も同様に、用紙収納部103、104からの用紙搬出時に生成される。
また、前記処理指示信号を図2における画像形成部129の制御で、図1における画像形成部105の給送部105aにおける一時停止後の給紙時に生成する構成とすることもできる。
次に、用紙P1〜P3に対して画像形成部129の制御で図1における画像形成部105において画像を形成し、画像形成した用紙を排紙部126の制御で排紙口113から排出し、第1後処理装置2へ送る。
用紙P1〜P3についての前記した処理に続いて、用紙P4〜P6に対する給紙、画像形成及び排出の各処理が実行された後に、用紙P7に対して、給紙、画像形成及び排出の各処理が実行される。
画像形成装置1におけるコピースタート処理CPの信号は、画像形成装置から第1後処理装置2にSCP1として伝送され、第1後処理装置2から第2後処理装置3へSCP2として伝送される。
これらコピースタート信号により、第1後処理装置2では、初期化処理IN1が、第2後処理装置3では、初期化処理IN2及び負荷駆動が開始され(DR1)、作動を開始する。
画像形成装置1における用紙収納部における給紙時に、各用紙毎の処理指示信号SP11、SP21、SP31が画像形成装置1から第1後処理装置2へ伝送される。
処理指示信号SP11、SP21・・・には図5に示すように、処理内容を指示する情報、すなわち、穿孔処理、折り処理、ステイプル処理、シフト処理又は処理なしを指示する情報及び行き先情報、すなわち、第1後処理装置の排紙皿212か、第2後処理装置排紙皿310か又は第2後処理装置の排紙皿311かを指示する情報が担持される。
処理指示信号SP11、SP21、SP31は信号SP12、SP22、SP32として第1後処理装置2から第2後処理装置3へ伝送される。
第2後処理装置3は、処理指示信号SP12、SP22、SP23を受け取って、自機排出、すなわち、第2後処理装置3から排出するか、又は他機排出、すなわち、第1後処理装置から排出するかを検知する。この検知はDT1〜DT3から明らかなように、各用紙について行われる。
これまでの処理は各用紙に関しては、信号処理であり、各用紙自体に対する処理は用紙を受け取った段階で実行される。
すなわち、画像形成装置1における紙排出信号SPH11〜SPH31を第1後処理装置2が受け取り、行き先情報が第2後処理装置3を示す用紙P1に対しては、用紙を第2後処理装置に送り込み、行き先情報が第1後処理装置である用紙P2、P3に対しては、処理指示信号SP21、SP31に担持された処理情報に従った後処理を行い(RFH1、RFH2)該後処理の後に、排紙皿212に排出する。mなお、紙排出信号SPH11〜SPH31は、排紙センサ111の先端検知信号から作成される。
用紙P1に対しては、第1後処理置第2における後処理(RF1)に続く第2後処理装置3における後処理(RF2)が実行された後に、用紙P1は排紙皿310に排出される。
行き先情報が第1後処理装置2である、用紙P4〜P6については、第1後処理装置2において後処理を行った後に、排紙皿212にこれらの用紙を排出する。
第2後処理装置3においては、用紙5枚が自機に送り込まれないことを検知し(DTN)して、自機(第2後処理装置3)の負荷の作動を停止する(STP)。
用紙P4〜P6に対する処理の後に、用紙Pに対する画像形成処理が行われ、第2後処理装置3を指定する行き先情報を担持した処理指示信号SP71、SP72が画像形成装置1、第1後処理装置2からそれぞれ伝送され、第2後処理装置3は、処理指示信号SP72を受け取って、自機排出検知を行い(DT7)、自機の作動を再開する(DR2)。
用紙P7の紙排出信号SPH72を受け取った第2後処理装置3は、受取り処理及び後処理を行い(RF7)、排紙皿310に用紙を排出する(RFH7)。
以上説明した例では、第2後処理装置3を停止する条件を、用紙5枚分の処理が自機に用紙が送り込まれない場合としている。
何枚を作動停止の条件とするかは、画像形成システムの消費電力、後処理装置が発生する騒音の程度等の各種要因を考慮して設定されるが、作動停止の条件としての枚数を種々の値に設定可能とすることが望ましい。
図6は、図2における第2後処理装置3の後処理装置制御部320が行う制御のフローチャートである。
ステップF1は図3におけるコピースタート信号SCP2の受信を待つものである。コピースタート信号SCP2を受信すると、ステップF2において、負荷の駆動を開始するコピースタート処理が行われる。すなわち、第2後処理装置3は、紙搬送モータ等が起動して作動を開始する。
次に、処理指示信号の受信を待つ(F3)。処理指示信号、すなわち、図3のSP12を受信すると(F3のYes)、用紙の行き先を検知する(F4)。この行き先検知は図3におけるDT1に相当する。
行き先が他機、すなわち、第1後処理装置2であるときは、枚数カウンタ(後処理装置制御部320に設けられる)が枚数を1インクリメントする(F5)。
枚数が所定枚数(例えば5枚)に達したか否かをチェックし(F6)、所定枚数に達したときは、負荷駆動を停止、すなわち、第2後処理装置3は停止する(F7)。ステップF6は図4におけるDTNに相当し、ステップF7は図4におけるSTPに相当する。
ステップF4において、行き先情報が自機を指示しているときは、前記枚数カウンタをクリアする(F8)。
枚数カウンタクリアの後に、負荷停止中か否かをチェックし(F9)、停止中であれば、再スタート処理を行う(F10)。ステップF10は図4におけるDR2に相当する。
ステップF6の判断で枚数が所定枚数に達していないとき及びステップF10により第2後処理装置3の作動を再開したときは、ステップF11において、紙排出信号(図4における紙排出信号SPH72)の受信をチェックし、受信したときは、用紙受取り及び後処理を行った後(F12)、排出処理を行い(F13)、画像形成装置からのコピー動作終了信号の受信を待って(F14)、コピー動作停止処理を行い(F15)終了する。
図7,8は図1、2に示す画像形成システムの他の例におけるシーケンスチャートである。図8は図7に続くシーケンを示し、図7における#1、#2、#3はそれぞれ、図8における#1、#2、#3に転結される。
図7、8の例では、画像形成装置1の画像形成制御部120はコピースタート信号に行き先情報及びコピー枚数の情報を担持させたものである。
図示のように、3枚の用紙に対して第2後処理装置を使用しないジョブ1については、3枚の他機排出(DT2)、すなわち、5枚未満の他機排出を検知して第2画像形成装置3を作動させるが(図7におけるDR2)、5枚の用紙に対して第2後処理装置3を使用しないジョブ2については、第2後処理装置3を停止させる。すなわち、コピースタートCP1で開始したジョブ1の終了により、負荷駆動を停止した(STP2)第2後処理装置3は、コピースタートCP2で開始したジョブ2において再起動することはない。このような制御は、図9に示すように、コピースタート信号に枚数情報、行き先情報及び後処理内容の情報を担持させ、後処理装置制御部320において、5枚以上の他機排出を検知する(DT22)することにより、実行される。
なお、図3、4、6、7、8に示す制御を、画像形成装置制御部120が行う構成とすることもできる。
図7、8のシーケンスで示される作動は次のとおりである。
3枚の用紙に画像を形成し、第1後処理装置2で後処理を行うジョブ1では、コピースタートCP1により、コピースタート信号SCP1、SCP2が第1後処理装置2、第2後処理装置3へと伝送される。
このコピースタート信号を受け取った第1後処理装置2の後処理装置制御部220は自機の初期化を行い(IN1)、自機排出検知をし(DT1)、負荷駆動を開始する(DR1)。第2後処理装置3の後処理装置制御部320は、コピースタート信号SCP2を受け取って、自機の初期化を行い(IN2)、他機排出を検知し(DT2)、負荷駆動を開始する。
他機排出検知DT2においては、5枚未満、すなわち、3枚の他機排出を検知したので、負荷を駆動する。
画像形成装置1からの排出信号SPH11〜SPH31の受信により、第1後処理装置2は用紙受け取り処理及び後処理を行い、排紙皿212に用紙を排出した後(RF1、RF2、RF3)、停止する(STP1)。第2後処理装置3は用紙P3の排出信号を受け取って駆動を停止する(STP2)。
5枚の用紙に画像を形成し、第1後処理装置2で後処理を行うジョブ2においては、コピースタート信号SCP21により、第1後処理装置2が、初期化処理IN21、自機排出検知DT21及び負荷駆動開始DR21を行う。また、コピースタート信号SCP22を受け取った第2後処理装置3は、他機排出検知を行う(DT22)。この他機排出検知DT22では、5枚以上他機排出検知が行われる。他機排出検知DT22の結果、第2後処理装置3の負荷駆動は行われない。
この状態で、画像形成装置1において、用紙P1〜P5について画像形成及び排紙が行われ、第1後処理装置2において、用紙の受け取り及び後処理装置が行われて(RF1〜RF5)、終了する。
本発明の実施の形態に係る画像形成システムの全体図である。 図1に示す画像形成システムの制御系のブロック図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成システムの一例におけるシーケンスチャートである。 本発明の実施の形態に係る画像形成システムの一例におけるシーケンスチャートである。 処理指示信号を示す図である。 第2後処理装置の後処理装置制御部が行う制御のフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る画像形成システムの他の例におけるシーケンスチャートである。 本発明の実施の形態に係る画像形成システムの他の例におけるシーケンスチャートである。 コピースタート信号を示す図である。
符号の説明
1 画像形成装置
2 第1後処理装置
3 第2後処理装置
SP11〜SP71 処理指示信号

Claims (10)

  1. 画像形成装置に複数の後処理装置が連結された画像形成システムにおいて、
    前記後処理装置の少なくとも一つは、システム全体としては、用紙に対する処理が行われていても、自機に用紙が搬送されない処理が所定枚数以上について続く場合に、自機の作動を停止させる制御を行う後処理装置制御部を有することを特徴とする画像形成システム。
  2. 画像形成装置に複数の後処理装置が、各装置に設けられた通信部を介して連結された画像形成システムにおいて、
    前記画像形成装置は、少なくとも各用紙の行き先情報を、前記通信部を介して前記後処理装置に伝送する画像形成装置制御部を有するとともに、
    前記後処理装置の少なくとも一つは、自機に用紙が搬送されない処理が所定枚数以上続くと前記行き先情報に基づいて判断したときに、自機の作動を止める制御を行う後処理装置制御部を有することを特徴とする画像形成システム。
  3. 前記後処理装置制御部は、自機に用紙が搬送されることを示す前記行き先情報を受け取ったときに、自機の作動を再開させることを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 前記行き先情報を担持する信号は、前記画像形成装置の用紙収納部からの用紙の搬出時に生成されることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の画像形成システム。
  5. 前記行き先情報を担持する信号は、前記画像形成装置内の画像形成部における搬送一時停止後の給紙開始時に生成されることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の画像形成システム。
  6. 後処理の内容を示す情報及び行き先情報を担持する信号を、用紙毎に生成し、伝送する画像形成装置制御部を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記信号は、用紙収納部からの用紙の搬出時に生成されることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 用紙に画像を形成する画像形成部を有し、前記信号は、前記画像形成部における搬送一時停止後の給紙時に生成されることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 用紙の行き先情報を担持する信号を受信する通信部及び、
    受け取った前記行き先情報に基づいて、自機に用紙が送られることなしに実行される処理が所定枚数以上続くと判断したときに、作動を停止する制御を行う後処理装置制御部を有することを特徴とする後処理装置。
  10. 前記後処理装置制御部は、自機に用紙が搬送されることを示す前記行き先情報を受け取ったときに、自機の作動を再開することを特徴とする請求項9に記載の後処理装置。
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