JP2005195846A - 真贋判定情報が記録されたホログラム - Google Patents

真贋判定情報が記録されたホログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 真贋判定情報が通常の観察状態では観察困難に記録され、真贋判定者が真贋判定情報を確認する際に色彩の違いで真贋判定情報が容易に観察可能に記録されており、偽造防止効果が高いホログラム。
【解決手段】 立体像を再生するホログラム10において、真贋判定情報である微小物体11が、裸眼で認識容易な大きさの遮蔽物体12の背後に配置され、所定方向の観察では真贋判定情報11は遮蔽物体12で遮蔽されて観察できず、その所定方向と異なる別の方向から観察可能に記録され、かつ、真贋判定情報11と遮蔽物体12が互いに異なる色彩で観察可能に記録されているホログラム10。
【選択図】 図1

Description

本発明は、真贋判定情報が記録されたホログラムに関し、特に、通常の観察状態では観察困難な真贋判定情報が記録されたホログラムに関するものである。
従来、複写機により複写できない程微細な印刷により真贋判定情報を記録する偽造防止手段は知られていた。しかし、複写機の性能の向上により微細なパターンも複写可能となったため、偽造防止手段として機能しなくなっている。
その後、回折格子により微細なパターンを形成する技術(特許文献1)が考案された。この技術を用いると、裸眼では形状が認識できない程の大きさの真贋判定情報が記録可能なため、偽造防止手段として現在も使われている。
何れの場合も、所定の記録面に真贋判定情報が直接記録されているため、ルーペや顕微鏡を用いて観察すれば、どのような真贋判定情報が記録されているのかが直ぐに判明してしまう。また、微細な回折格子を記録する装置は安価に入手可能になりつつあるため、記録されている真贋判定情報が判明すれば、容易にその偽造が可能となる。
そこて、記録面に真贋判定情報の形状が直接記録されないようにするため、ホログラム撮影により微細な真贋判定情報を記録することも試みられている(特許文献2)。ホログラム撮影には、実物大の物体が必要であるが、肉眼で認識困難な大きさの物体の製作は困難であるため、この特許文献2では、ネガ平面画像を被写体とし、レンズ縮小と同時にホログラム撮影する方法が例示されている。
このように、撮影により微小な立体像を再生するホログラムを作成する場合、扱える物体の大きさ、配置、位置精度等に制約が多く、実用上好ましくない。
一方、計算機ホログラム(CGH)を用いた場合、物体の形状や配置をデジタルデータとして計算機内に準備すればよいので、このような物体に関する制限は少なく、微小な立体像再生ホログラムを作成する上で望ましい。
ところで、本発明者により、真贋判定情報である微小物体が、裸眼で認識容易な大きさの遮蔽物体の背後に配置され、所定方向の観察では真贋判定情報は遮蔽物体で遮蔽されて観察できず、その所定方向と異なる別の方向から観察可能に記録されてなる真贋判定情報が記録されたホログラムが提案されている(特許文献3)。この特許文献3に開示された発明によれば、仮に適切な照明光を照射したとしても、記録されている真贋情報が肉眼で認識困難な程小さいので、真贋情報の存在が気付かれ難く、さらにルーペ等で拡大して観察しても、通常の観察方向である正面からは真贋情報の存在を気付かれ難いので、真贋情報の秘匿性が高く、偽造の危険性の少ないホログラムを提供できる。
登録実用新案第2,582,847号公報 特開平11−21793号公報 特開2003−228270号公報 特願2000−214751号公報 特開平2−165987号公報 米国特許第4,568,141号明細書 特開平6−266274号公報 特開平6−110370号公報 「3次元画像コンファレンス‘99−3D Image Conference‘99−」講演論文集CD−ROM(1999年6月30日〜7月1日 工学院大学新宿校舎)、論文「EB描画によるイメージ型バイナリCGH(3)−隠面消去・陰影付けによる立体感の向上−」
ところが、特許文献3に開示されたホログラムでは、真贋判定情報である微小物体が、裸眼で認識容易な大きさの遮蔽物体の背後に配置され、観察時には遮蔽物体の背後から真贋判定情報が現れて観察されるため、真贋判定者が真贋判定情報を確認する際に、必ずしも真贋判定情報を容易に観察することはできなかった。
本発明は従来技術のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、真贋判定情報が通常の観察状態では観察困難に記録され、真贋判定者が真贋判定情報を確認する際に色彩の違いで真贋判定情報が容易に観察可能に記録されており、偽造防止効果が高いホログラムを提供することである。
上記目的を達成する本発明の真贋判定情報が記録されたホログラムは、立体像を再生するホログラムにおいて、真贋判定情報である微小物体が、裸眼で認識容易な大きさの遮蔽物体の背後に配置され、所定方向の観察では真贋判定情報は遮蔽物体で遮蔽されて観察できず、その所定方向と異なる別の方向から観察可能に記録され、かつ、前記真贋判定情報と前記遮蔽物体が互いに異なる色彩で観察可能に記録されていることを特徴とするものである。
この場合に、微小物体は、裸眼で分解困難な大きさで、拡大観察手段を用いることにより観察可能に記録されていることが望ましい。
また、その所定方向としてはホログラムの正面方向とすることが望ましい。
また、計算機合成ホログラムとして記録されていることが望ましい。
また、微小物体の最大寸法が300μm以下であることが望ましい。
また、遮蔽物体として、ホログラム面に記録された回折格子で構成されたパターンであってもよい。
また、微小物体は文字の形態とすることができる。
また、微小物体の物体光放射角度が、微小物体が遮蔽物体の片側で完全に見えるように設定されて記録されたものとすることができる。
また、微小物体と遮蔽物体の間の距離が、微小物体が遮蔽物体のその所定方向とは異なる片側の方向で完全に観察可能になるように設定されて記録されているものとすることができる。
これらの場合、微小物体が、完全に見える側の反対側では見えないように設定されて記録されているようにすることができる。
また、微小物体の一部又は全部が見える角度範囲が微小物体が遮蔽物体に隠される角度範囲の2分の1以下に設定されて記録されていることが望ましい。
片側の方向で完全に観察可能になるように設定されて記録されている場合に、完全に観察可能な片側とは反対側で別の微小物体が観察可能になるように設定されて記録されているようにすることもできる。
また、微小物体がホログラム面から1mm以内に再生されるように記録されていることが望ましい。
以上のホログラムは、カード又は書類に貼り付けられていてもよい。
なお、本発明は、以上の真贋判定情報が記録されたホログラムの微小物体が観察可能に照明光学系及び観察位置が設定されている真贋判定情報確認システムを含むものである。
この場合に、ホログラムと照明光学系とが固定配置され、観察位置が相対的に移動可能に配置されている場合、照明光学系と観察位置とが固定配置され、ホログラムが相対的に回転可能に配置されている場合、ホログラムと観察位置とが固定配置され、照明光学系が相対的に移動可能に配置されている場合等がある。
また、本発明は、以上の真贋判定情報が記録されたホログラムが貼り付けられているカード又は書類を含むものである。
本発明においては、真贋判定情報である微小物体が、裸眼で認識容易な大きさの遮蔽物体の背後に配置され、所定方向の観察では真贋判定情報は遮蔽物体で遮蔽されて観察できず、その所定方向と異なる別の方向から観察可能に記録され、かつ、前記真贋判定情報と前記遮蔽物体が互いに異なる色彩で観察可能に記録されているので、真贋判定情報の存在が気付かれ難く、さらに、ルーペ等の拡大観察手段で拡大して観察しても、通常の観察方向である所定方向からは真贋判定情報の存在が気付かれ難く、真贋判定情報の秘匿性が極めて高く、偽造防止効果が高い。なおかつ、真贋判定情報と遮蔽物体が互いに異なる色彩で観察可能なので、真贋判定者が真贋判定情報を確認しやすいものである。
本発明の真贋判定情報が記録されたホログラムは、真贋判定情報である微小な物体が通常の観察方向では観察できず、その方向と異なる所定のある方向から観察した場合にのみ観察でき、例えば遮蔽物の後ろから真贋判定情報である微小物体が徐々に見えるようになるホログラムである。
以下に、本発明の真贋判定情報が記録されたホログラムを特許文献3に基づいて説明するが、本発明のホログラムは、後記するように、通常のホログラム撮影方法によっても作成することができるが、計算機合成によって作成することが望ましいので、まず、計算機合成ホログラム(CGH)について説明する。
CGHの作成方法はよく知られており(例えば、非特許文献1参照)、CGHの例として、干渉縞の強度分布を記録したバイナリホログラムであって、再生像が水平方向の視差のみを持ち、上方からの白色光で観察される場合について、その概要を説明すると、図6に示すように、ステップST1で、CGH化する物体の形状が定義される。次いで、ステップST2で、物体、CGH面、参照光の空間配置が定義される。次いで、ステップST3で、物体は、水平面でのスライスにより垂直方向に分割され、さらにスライス面上で点光源の集合に置き換えられる。そして、ステップST4で、これらの空間配置に基き、CGH面上に定義された各サンプル点において、物体を構成する各点光源から到達する光と参照光との干渉縞の強度が演算により求められ、干渉縞データが得られる。次に、ステップST5で、得られた干渉縞データは量子化された後、ステップST6で、EB描画用矩形データに変換され、ステップST7で、EB描画装置により媒体に記録され、CGHが得られる。
この干渉縞の計算の際に、隠面消去処理が行われる。この隠面消去処理とは、ある視点から物体を観察したときに、手前の物体に隠される部分を見えないようにする処理であり、この処理により物体の重なり合いの情報が網膜像に付加され、立体感を得ることができる処理であり、CGH記録の場合に、次の手順により隠面消去処理が施される。
図7に示すように、物体1を構成する各点光源毎に、その点光源が物体1、2で隠される領域(図7の斜線部)を求める。図6の手順で作成されるCGHの場合は、物体1、2は水平面でスライスされ、かつ、水平方向にのみ視差を有しているため、物体1の点光源の物体1、2で隠される領域は各スライス面上での点と線分との位置関係により求められる。CGH面上に分布する干渉縞のサンプル点が、上記で求めた点光源が隠される領域に含まれる場合(図7の黒丸部)には、そのサンプル点においてその点光源を干渉縞強度の計算対象から除外するのが、隠面消去処理である。このような処理を施したCGHの再生された物体1の像からは、図7の斜線部に再生光が回折されず、その領域に観察者の視点が入った場合、その点光源に対応する物体1の領域は物体2の像で隠されて見えなくなる。
そこで、図1に示すように、真贋判定情報である裸眼で分解困難な大きさ、具体的には最大寸法が300μm以下の文字形態等の微小物体11を観察者Eが正面(通常の観察方向)から観察できないように、微小物体11を正面から見て覆い隠すことのできる位置に、微小物体11より大きく裸眼で認識容易な大きさの遮蔽物体12を微小物体11の手前(観察側)に配置してCGH10に記録する。そのためには、微小物体11を表現する点光源の集合に上記隠面消去処理が行われ、少なくとも、微小物体11からの光は、図1の直線21Lと直線21Rの間には微小物体11からの再生光が回折されないように記録される。ここで、直線21Lは微小物体11の左端と遮蔽物体12の左端を通る直線、直線21Rは微小物体11の右端と遮蔽物体12の右端を通る直線であり、その直線21Lと直線21Rの間に正面方向が含まれる。なお、図中、直線22Lは、微小物体11の左端から左側上方へ引いた直線で、その直線より左側の領域には微小物体11の左端からの再生光が回折されない境界を示し、また、直線22Rは、微小物体11の右端から右側上方へ引いた直線で、その直線より右側の領域には微小物体11の右端からの再生光が回折されない境界を示す。なお、微小物体11の最小寸法が25μm未満の場合、ホログラム再生像として図形の解像が難しく、また、ルーペ等の簡易な拡大手段を用いても、微小図形を確認し難いので、微小物体11の最小寸法は25μm以上であことが好ましい。
以上の説明は、特許文献3と同じであり、本発明に基づいて、遮蔽物体12と微小物体11を異なる色彩で記録する。例えば、遮蔽物体12は赤色の波長の回折光で赤色に再生されるように、また、微小物体11は青色の波長の回折光で青色に再生されるように記録する。なお、本発明において、異なる色彩とは、異なる色相及び異なる彩度を意味するが、望ましくは色相が異なることが好ましい。
このように同一のCGH10に複数の波長で物体の像が再生されるように記録するには、本発明者が提案した特許文献4の方式に基づけばよい。その方式を簡単に説明すると、図8に示すように、CGH10の記録面20を垂直方向(Y方向)に微小な幅hの2次元単位領域C1 ,C2 ,C3 ,・・・・,Cm ,・・・に分割し、各2次元単位領域を垂直に3つの単位領域に面積分割し、単位領域C1r,C2r,C3r,・・・・,Cmr,・・・の総体には記録する物体のR(赤色)の原色分解像の干渉縞データが、単位領域C1g,C2g,C3g,・・・・,Cmg,・・・の総体には記録する物体のG(緑色)の原色分解像の干渉縞データが、単位領域C1b,C2b,C3b,・・・・,Cmb,・・・の総体には記録する物体のB(青色)の原色分解像の干渉縞データが、それぞれ記録されるものであり、図1の例では、赤色の波長の回折光で赤色に再生される遮蔽物体12の干渉縞データは飛び飛びの単位領域C1r,C2r,C3r,・・・・,Cmr,・・・に記録され、青色の波長の回折光で青色に再生される微小物体11の干渉縞データは飛び飛びの単位領域C1b,C2b,C3b,・・・・,Cmb,・・・に記録される。
このように、異なる色彩で遮蔽物体12と微小物体11を1つのCGH10の記録面20に同時に再生可能に記録するには、記録面20を微小なR,G,Bの領域に面積分割して、Rの領域にはRの原色分解像の干渉縞データを飛び飛びに、Gの領域にはGの原色分解像の干渉縞データを飛び飛びに、Bの領域にはBの原色分解像の干渉縞データを飛び飛びに記録するようにすればよい。なお、再生像が水平方向の視差のみを持つ場合は、その面積分割した各単位領域は、限定的ではないが、図8に示すように、微細幅の水平方向に延びる領域とすることが望ましい。
なお、遮蔽物体12としては、通常の2次元あるいは3次元の物体でも、あるいは、CGH10の面に設定された特許文献1、特許文献5、特許文献6等で知られた回折格子で構成されたパターンからなる物体であってもよい。この場合は、遮蔽物体12である回折格子で構成されたパターンは、ホログラムとして記録するのではなく、CGH10の面の対応する領域に直接記録することになる。
さらに、特許文献3に基づいて説明を続けると、図1の場合とは異なり、図2に示すように、正面とは別のある方向、例えば、斜め左方向から微小物体11が完全に見えるように、微小物体11の物体光の放射角γ1 は、微小物体11の右端と遮蔽物体12の左端とを結んだ直線21RLの正面方向からの角度β1 よりも大きくなるように(遮蔽物体12と微小物体11との間に平板を置いたときに、その平板が最大傾く角度β1 よりも微小物体11の物体光放射角γ1 が大きくなるように)設定する。図2では、直線22RLが物体光の左側限界を示している。上記の別のある方向を斜め右方向とする場合も同様であり、別の表現では、微小物体11の物体光放射角をγ、微小物体11の右端あるいは左端から遮蔽物体12の左端あるいは右端までの幅をaとしたとき、遮蔽物体12と微小物体11との正面方向の間隔がa/tanγ以上になるように配置して記録することにより、斜め左方向あるいは斜め右方向から微小物体11が完全に見えることになる。
この例の場合も、遮蔽物体12と微小物体11を異なる色彩で記録する。例えば、遮蔽物体12は赤色の波長の回折光で赤色に再生されるように、また、微小物体11は青色の波長の回折光で青色に再生されるように記録する。
図3は、微小物体11の右端から出る物体光の右側の境界を示す直線22Rが、微小物体11の右端と遮蔽物体12の右端を通る直線21Rよりも外側に広がっておらず、微小物体11の右端から出る物体光の左側の境界を示す直線22RLは、微小物体11の右端と遮蔽物体12の左端を通る直線21RLよりも外側に広がっている場合を示す図であり、この場合は、微小物体11が完全に見える側すなわち左側に対して、その反対側すなわち右側では微小物体11は遮蔽物体12で完全に隠されて見えない。これを角度関係で言えば、微小物体11の物体光の左側の放射角γ1 は、微小物体11の右端と遮蔽物体12の左端とを結んだ直線21RLの正面方向からの角度β1 よりも大きくなるように設定され、微小物体11の物体光の右側の放射角γ2 は、微小物体11の右端と遮蔽物体12の右端とを結んだ直線21Rの正面方向からの角度β2 よりも小さくなるように設定されている場合である。
この例の場合も、遮蔽物体12と微小物体11を異なる色彩で記録する。例えば、遮蔽物体12は赤色の波長の回折光で赤色に再生されるように、また、微小物体11は青色の波長の回折光で青色に再生されるように記録する。
図1に戻って、微小物体11の物体光の右側の放射角γ2 が、微小物体11の右端と遮蔽物体12の右端とを結んだ直線21Rの正面方向からの角度β2 よりも大きく、微小物体11の物体光の左側の放射角γ3 が、微小物体11の左端と遮蔽物体12の左端とを結んだ直線21Lの正面方向からの角度β3 よりも大きく設定されている図1の場合、微小物体11の一部又は全部が見える角度範囲は、図から、γ2 −β2 +γ3 −β3 となる。これに対して、微小物体11が遮蔽物体12で隠される角度範囲は、β2 +β3 となる。γ2 −β2 +γ3 −β3 がβ2 +β3 の2分の1以下であると、真贋判定情報である微小物体11の遮蔽効果は高く、真贋判定情報として微小物体11が記録されていることが発見され難く、その分偽造防止効果が高いものとなる。
ここで、物体光の右側の放射角γ2 が角度β2 より小さく、右側では微小物体11は遮蔽物体12で完全に隠されて見えない場合には、γ2 =β2 と定義し、物体光の左側の放射角γ3 が角度β3 より小さく、左側では微小物体11は遮蔽物体12で完全に隠されて見えない場合には、γ3 =β3 と定義すると、上記の関係は、|γ2 −β2 |+|γ3 −β3 |≦1/2×(|β2 |+|β3 |)と書ける。
図4は、2つの微小物体11、11’が記録されている場合で、第1微小物体11は、図の右側の角度範囲γ3 −β3 で完全に見え、左側では完全に隠されて見えず、第2微小物体11’は、図の左側の角度範囲γ1 −β1 で完全に見え、右側では完全に隠されて見えないように記録されている場合であり、このような場合には、遮蔽物体12の左右で見える微小物体が異なるので、より偽造防止効果が高いものとなる。
この例の場合は、遮蔽物体12と微小物体11と微小物体11’を相互に異なる色彩で記録する。例えば、遮蔽物体12は赤色の波長の回折光で赤色に再生されるように、また、微小物体11は赤色と緑色の波長の回折光の加法混色で黄色に再生されるように、微小物体11’を青色の波長の回折光で青色に再生されるように記録する。この例の場合は、図8の記録面20では、赤色の波長の回折光で赤色に再生される遮蔽物体12と微小物体11の干渉縞データは飛び飛びの単位領域C1r,C2r,C3r,・・・・,Cmr,・・・に記録され、青色の波長の回折光で青色に再生される微小物体11’の干渉縞データは飛び飛びの単位領域C1b,C2b,C3b,・・・・,Cmb,・・・に記録され、微小物体11の干渉縞データは飛び飛びの単位領域C1g,C2g,C3g,・・・・,Cmg,・・・に記録される。
以上の本発明のホログラムによれば、仮に適切な照明光を照射したとしても、記録されている真贋判定情報(微小物体11、11’)が肉眼で認識困難な程小さいので、その真贋判定情報の存在が気付かれ難く、さらに、例えばルーペ等で拡大して観察しても、通常の観察方向である例えば正面からは真贋判定情報の存在が気付かれ難くいので、真贋判定情報の秘匿性が一層高まり、偽造の危険性が減少する。
本発明のホログラムにおいては、真贋を判定する際には、適切な白色照明をホログラムに照射し、ルーペ等を用いて拡大し、正面以外の所定の方向から観察すると、真贋判定情報(微小物体11、11’)が遮蔽物体12の色彩とは異なる色彩で現れ、通常の方向である正面に観察位置を移動した場合には、その真贋判定情報11、11’が遮蔽物12に隠れて見えなくなることで確認することができる。
さらに、図3のように、微小物体11が遮蔽物体12から現れる側(図3の左側)の反対側(図3の右側)からは微小物体11が現れないように設定すると、真贋判定情報の秘匿性が一層高まる。
また、上記したように、微小物体11の一部又は全部が見える角度範囲が微小物体11が遮蔽物体12に隠される角度範囲の2分の1以下に設定すると、一層効果的である。
さらに、図4のように、微小物体11が遮蔽物体12から現れる側の反対側には微小物体11と色彩の異なる第2微小物体11’が現れるようにすると、一層偽造防止効果が高まる。
また、微小物体11をCGH10の面から離して配置すればする程、再生される微小物体11の像はボケてしまい観察し難いため、微小物体11、11’はCGH10の面から1mm以内の奥行きに配置するのが望ましい。
ところで、以上の説明において、微小物体11を再生する回折光の境界、あるいは、物体光の放射角は、CGHを作成する際の隠面消去処理により決めるものとして説明したが、ホログラムを二光束干渉により作成する場合には、記録する微小物体からの物体光のホログラム面への入射範囲をマスク等により制限するようにすることにより同様のものが記録できるので、本発明のホログラムはCGHに限定されずに、通常の二光束干渉法により作成することができる。
このような本発明の真贋判定情報が記録されたホログラムは、カード、書類等の偽造を防止したい対象物に貼り付けて用いることにより、その効果を発揮することができる。
また、対象のホログラムに真贋判定情報が記録されているか否かの確認は、予めどの方向から再生照明光を当てるとどの方向からのみ真贋判定情報が観察可能であるかが分かっているので、その方向に設定した照明光学系と観察光学系とを備えた真贋判定情報確認システムを用いることにより、容易にホログラム及びそれを貼り付けたカード、書類等が真実のものであるか贋のものであるかが判定できるようになる。
ここで、真贋判定情報確認システムの具体例のいくつかを図5を用いて説明する。図5(a)は、本発明により微小物体11、11’と遮蔽物体12が記録されたホログラム100(図1〜図4のCGH10が対応する。)と、そのホログラム100に再生照明光を照射する照明装置101とを固定配置して、記録された真贋判定情報を拡大観察するカメラ102を相対的に移動可能に配置して、真贋判定情報が観察できる方向を求めるようにするものである。
図5(b)は、ホログラム100に再生照明光を照射する照明装置101と、そのホログラム100に記録された真贋判定情報を拡大観察するカメラ102とを固定配置して、ホログラム100を相対的に回転可能に配置して、真贋判定情報が観察できる方向を求めるようにするものである。ホログラム100がCGHのようなレリーフホログラムの場合、再生照明光の角度選択性は余り高くないので、ホログラム100に対して照明装置101が移動しても、記録された微小物体11、11’と遮蔽物体12は再生位置を移動させながら再生される。したがって、この配置でもホログラム100が所定の位置になったとき、真贋判定情報が観察可能になるので、その位置で実際に真贋判定情報が観察可能になるか否かを判別できる。
図5(c)は、ホログラム100と、そのホログラム100に記録された真贋判定情報を拡大観察するカメラ102とを固定配置して、ホログラム100に再生照明光を照射する照明装置101を相対的に移動可能に配置して、真贋判定情報が観察できる方向を求めるようにするものである。この場合も、ホログラム100に対して照明装置101が移動しても、記録された微小物体11、11’と遮蔽物体12は再生位置が移動しながら再生されるので、この配置でも照明装置101が所定の位置になったとき、真贋判定情報が観察可能になるので、その位置で実際に真贋判定情報が観察可能になるか否かを判別する。
なお、本発明のホログラムをレリーフホログラムとして記録する場合は、波長選択性が高くない。そのため、真贋判定情報確認システムの照明装置101の光源として一般的な白色光源、例えば蛍光灯を用いると、微小物体11、11’と遮蔽物体12の色が区別し難くなる。そこで、真贋判定情報確認システムの照明装置101の光源としては、点光源に近い白色光源を用いることが必要である。
ところで、本発明のホログラムのように、微小物体が遮蔽物体の背後に配置され、所定方向の観察では微小物体は遮蔽物体で遮蔽されて観察できず、その所定方向と異なる別の方向から観察可能に記録され、かつ、微小物体と遮蔽物体が互いに異なる色彩で観察可能に記録されているホログラムは、ホログラフィックステレオグラムとして記録するようにしてもよい。ホログラフィックステレオグラムとしては、特願2003−101736号で提案したような計算機合成ホログラフィックステレオグラムや、特許文献7で提案されている画素毎にレーザ撮影する1ステップ・ホログラフィックステレオグラムや、特許文献8で提案されている画素毎にフーリエ変換パターンを記録するホログラフィックステレオグラムがあるが、特に分解能が高くかつ視差数がより多く取れる点から、特願2003−101736号で提案した計算機合成ホログラフィックステレオグラムを用いることが望ましい。
以上、本発明の真贋判定情報が記録されたホログラムを原理と実施例に基づいて説明してきたが、これらの実施例等に限定されず種々の変形が可能である。
本発明によるホログラムに記録されている微小物体、遮蔽物体、物体光範囲を説明するための図である。 微小物体が遮蔽物体の片側で完全に見えるように記録されている場合の配置を説明するための図である。 微小物体が一方の片側で完全に見え、反対側では完全に隠されて見えない場合の配置を説明するための図である。 2つの微小物体が記録されている場合に左右の片側で別々の微小物体が完全に見える場合の配置を説明するための図である。 本発明による真贋判定情報確認システムの具体例のいくつかを説明するための図である。 CGHの作成過程の概要を説明するためのフロー図である。 CGH記録の場合の隠面消去処理を説明するための図である。 同一のCGHに複数の波長で物体の像が再生されるように記録するための1つの方式を説明するための図である。
符号の説明
E…観察者
10…CGH
11、11’…微小物体
12…遮蔽物体
20…CGHの記録面
21L…微小物体の左端と遮蔽物体の左端を通る直線
21R…微小物体の右端と遮蔽物体の右端を通る直線
21RL、21RL’…微小物体の右端と遮蔽物体の左端を通る直線
21LR…微小物体の左端と遮蔽物体の右端を通る直線
22L…微小物体の左端からの再生光が回折されない境界を示す直線
22R…微小物体の右端からの再生光が回折されない境界を示す直線
22RL、22RL’…微小物体の右端からの物体光の左側限界を示す直線
100…本発明により微小物体と遮蔽物体が記録されたホログラム
101…再生照明光を照射する照明装置
102…真贋判定情報を拡大観察するカメラ

Claims (19)

  1. 立体像を再生するホログラムにおいて、真贋判定情報である微小物体が、裸眼で認識容易な大きさの遮蔽物体の背後に配置され、所定方向の観察では真贋判定情報は遮蔽物体で遮蔽されて観察できず、その所定方向と異なる別の方向から観察可能に記録され、かつ、前記真贋判定情報と前記遮蔽物体が互いに異なる色彩で観察可能に記録されていることを特徴とする真贋判定情報が記録されたホログラム。
  2. 前記微小物体が裸眼で分解困難な大きさで、拡大観察手段を用いることにより観察可能に記録されていることを特徴とする請求項1記載の真贋判定情報が記録されたホログラム。
  3. 前記の所定方向がホログラムの正面方向であることを特徴とする請求項1又は2記載の真贋判定情報が記録されたホログラム。
  4. 計算機合成ホログラムとして記録されていることを特徴とする請求項1から3の何れか1項記載の真贋判定情報が記録されたホログラム。
  5. 前記微小物体の最大寸法が300μm以下であることを特徴とする請求項1から4の何れか1項記載の真贋判定情報が記録されたホログラム。
  6. 前記遮蔽物体が、ホログラム面に記録された回折格子で構成されたパターンからなることを特徴とする請求項1から5の何れか1項記載の真贋判定情報が記録されたホログラム。
  7. 前記微小物体が文字の形態のものであることを特徴とする請求項1から6の何れか1項記載の真贋判定情報が記録されたホログラム。
  8. 前記微小物体の物体光放射角度が、前記微小物体が前記遮蔽物体の片側で完全に見えるように設定されて記録されていることを特徴とする請求項1から7の何れか1項記載の真贋判定情報が記録されたホログラム。
  9. 前記微小物体と前記遮蔽物体の間の距離が、前記微小物体が前記遮蔽物体の前記の所定方向とは異なる片側の方向で完全に観察可能になるように設定されて記録されていることを特徴とする請求項1から8の何れか1項記載の真贋判定情報が記録されたホログラム。
  10. 前記微小物体が、完全に見える側の反対側では見えないように設定されて記録されていることを特徴とする請求項8又は9記載の真贋判定情報が記録されたホログラム。
  11. 前記微小物体の一部又は全部が見える角度範囲が前記微小物体が前記遮蔽物体に隠される角度範囲の2分の1以下に設定されて記録されていることを特徴とする請求項1から10の何れか1項記載の真贋判定情報が記録されたホログラム。
  12. 完全に観察可能な片側とは反対側で別の微小物体が観察可能になるように設定されて記録されていることを特徴とする請求項8から10の何れか1項記載の真贋判定情報が記録されたホログラム。
  13. 前記微小物体がホログラム面から1mm以内に再生されるように記録されていることを特徴とする請求項1から12の何れか1項記載の真贋判定情報が記録されたホログラム。
  14. カード又は書類に貼り付けられていることを特徴とする請求項1から13の何れか1項記載の真贋判定情報が記録されたホログラム。
  15. 請求項1から14の何れか1項記載の真贋判定情報が記録されたホログラムの前記微小物体が観察可能に照明光学系及び観察位置が設定されていることを特徴とする真贋判定情報確認システム。
  16. 前記ホログラムと前記照明光学系とが固定配置され、前記観察位置が相対的に移動可能に配置されていることを特徴とする請求項15記載の真贋判定情報確認システム。
  17. 前記照明光学系と前記観察位置とが固定配置され、前記ホログラムが相対的に回転可能に配置されていることを特徴とする請求項15記載の真贋判定情報確認システム。
  18. 前記ホログラムと前記観察位置とが固定配置され、前記照明光学系が相対的に移動可能に配置されていることを特徴とする請求項15記載の真贋判定情報確認システム。
  19. 請求項1から14の何れか1項記載の真贋判定情報が記録されたホログラムが貼り付けられていることを特徴とするカード又は書類。
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