JPH0371177A - イメージホログラムおよびその記録方法 - Google Patents

イメージホログラムおよびその記録方法

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JPH0371177A
JPH0371177A JP20664689A JP20664689A JPH0371177A JP H0371177 A JPH0371177 A JP H0371177A JP 20664689 A JP20664689 A JP 20664689A JP 20664689 A JP20664689 A JP 20664689A JP H0371177 A JPH0371177 A JP H0371177A
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JP
Japan
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hologram
image
recording
light
master
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JP20664689A
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English (en)
Inventor
Tetsuji Yamazaki
哲司 山崎
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、デイスプレィ用ホログラムとして使用される
白色光によって再生可能なイメージホログラムおよびそ
の記録方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、白色光でホログラムを再生するための記録方法と
して、イメージホログラフィの手法が用いられており、
この方法を利用した何種類かのイメージホログラムが知
られている。
特に、垂直方向の情報を制限したレインボウホログラム
は、デイスプレィ用ホログラムとして広く使用されてい
る。
第10図は、従来のレインボウホログラムの記録および
再生方法を示した図である。
まず、第10A図に示すように、コヒーレントな被写体
照明光101を被写体102に照射して、被写体102
から反射してくる物体光103と、コヒーレントな参照
光104とを干渉させた干渉縞で、感光材料105を露
光したのちに現像して、マスタホログラム106を作製
する。
つぎに、第10B図に示すように、マスタホログラム1
06に、横方向に直線状のスリット108aの有るマス
ク板10Bをかけ、これに参照光104と共役な再生照
明光107を照射し、感光材料110の位置に縦方向の
立体感を失い横方向だけの立体被写体像を実像として再
生し、これを物体光109として、参照光112と干渉
させてできた干渉縞で感光材料110を露光したのち現
像してレインボウホログラム114を得る。
第10C図に示すように、レインボウホログラム114
に、白色光である再生照明光115を照射すると、物体
の再生像117とともに、スリット像118も再生され
る。ただし、白色光で再生する場合には、白色光に含ま
れる種々の波長の光によりスリット像118の再生され
る位置が異なるため、観察位置により色が異なった再生
像が見える。
レインボウホログラム114は、横方向に直線状のスリ
ット108aをもつマスク板108によって、縦方向の
立体情報を制限しているので、白色光で再生しても縦方
向の立体感は失っているが、ボケの少ない鮮明な再生像
を得ることができる。
つまり、レインボウホログラム114は、縦方向の視差
を捨てる代わりに、白色光により鮮明な画像の再生を可
能にしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上述した従来のレインボウホログラムでは、ホ
ログラムを観察する場合に、ある限定された狭い範囲か
らしか再生像を観察することができず、設定された角度
以外から見たり、また、大形のホログラムを複数の観察
者が覗き込むような場合には、ホログラム画像が見にく
いという問題があった。
本発明の目的は、白色光によって再生可能であって、よ
り広い範囲から再生像を観察することができるイメージ
ホログラムおよびその記録方法を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するために、本発明によるイメージホロ
グラムは、ホログラムの記録面にほぼ垂直に白色光であ
る再生光を照射し、そのホログラムから曲線または直線
もしくはそれらの組合せにより曲率をもつようなスリッ
ト状にスペクトル分光した透過または反射の回折光を発
生させ、その回折光の広がる範囲から前記ホログラムの
記録面近傍にホログラム画像を観察できるように構成さ
れている。
一方、本発明によるイメージホログラムの記録方法は、
フレネルホログラムが記録されたマスタホログラムを再
生して得られる結像した実像の近傍に記録材料を配置し
て、前記実像を結像する光束を物体光として新たにホロ
グラムを記録する2ステップ法によるイメージホログラ
ムの記録方法において、前記記録材料を前記マスタホロ
グラムとほぼ平行に配置し、前記マスタホログラムに結
像した前記実像のほぼ中心を通りそのマスタホログラム
に直交する線がそのマスタホログラムと交わる点を中心
にして、曲線または直線もしくはそれらの組合せにより
曲率をもつようにしたスリットのあるマスク板で覆って
前記マスタホログラムの再生領域を制限し、前記ホログ
ラムを記録するための参照光を前記記録材料に対してほ
ぼ垂直に入射して記録するように構成したことを特徴と
するイメージホログラムの記録方法。
また、本発明によるイメージホログラムの記録方法は、
被写体に照明光を照射し、その被写体から反射した物体
光を結像レンズで結像させた実像の近傍に記録材料を配
置して、ホログラムを記録する1ステップ法によるイメ
ージホログラムの記録方法において、前記ホログラムの
記録材料とほぼ平行に配置され、前記被写体の中心を通
りその被写体に直交する線上でその被写体と結像レンズ
間のある点を中心にして、曲線または直線もしくはそれ
らの組合せにより曲率をもつようにしたスリットのある
マスク板を配置して物体光の情報を制限し、前記ホログ
ラムを記録するための参照光を前記記録材料に対してほ
ぼ垂直に入射して記録するように構成することもできる
〔実施例〕
以下、図面等を参照して、実施例につき、本発明の詳細
な説明する。
第1図、第2図は、本発明によるイメージホログラムの
記録方法の実施例を説明するための図、第3図は同記録
方法により記録されたイメージホログラムを示した図、
第4図は、そのホログラムの使用例を示した図である。
ここでは、2ステップ法によるホログラムの記録方法に
適用した場合を説明したのちに、記録されたホログラム
について説明する。
まず、第1図に示すような光学系を用いて、フレネルホ
ログラムを記録して、マスタホログラムとして使用する
レーザ光源から発振されたコヒーレント光を、被写体照
明光1として、被写体2に照射し、被写体2で反射した
物体光3と、直接照射されるコヒーレント光な参照光4
とにより生じた干渉縞を、マスタホログラム用の感光材
料5上で露光する9この感光材料5を現像して、マスタ
ホログラム6を作製する。
つぎに、得られたマスタホログラムを基にして、第2図
に示した光学系を用いて、イメージホログラムを記録す
る。
再生照明光7をマスタホログラム6の裏側から参照光4
と共役な方向から照射する。マスタホログラム6には、
ドーナツ状のスリット8aをもつマスク板8を被せであ
る。このため、マスタホログラム6で再生された画像は
、このスリット8a以外の部分で制限されている。再生
されたマスタホログラムの回折光は、物体光としてイメ
ージホログラム用の感光材料9に照射される。なお、マ
スク板8のスリット8aの幅は、1〜10mm程度が好
ましい。
感光材料9は、マスタホログラム6とほぼ平行に配置さ
れている。この感光材料9には、その感光面にほぼ垂直
に入射するように、ξラーIOによりコヒーレントな参
照光11が導かれている。
このように配置する理由は、イメージホログラムを再生
する際に、ホログラム記録面にほぼ垂直に再生照明光を
照射して、その記録面に対して所定の角度傾斜した位置
から広い範囲で観察できるようにするためである(第3
図、第4図参照)。このミラー10は、できるだけマス
ク板8側に近づけることが好ましい。このようにして、
感光材料9上に、被写体2の実像13の立体像のイメー
ジが参照光11と物体光12とで生じた干渉縞として記
録される。
感光材料9を露光して、上記のようなイメージホログラ
ム14を作製する。
イメージホログラム14を水平に置いて、下側から単色
光である再生照明光15で再生すると、回折光16は、
環状のスリット像18のように回折する。このとき、被
写体2の像17は、ホログラム面近傍で観察することが
できる。なお、再生照明光15が白色光である場合には
、回折光16はスペクトルに分光して、波長別に異なる
角度で同心円状に広がりをもって回折する。
このイメージホログラム14は、第4図に示すように、
テーブルの上面に貼付するようなPOP等に利用でき、
複数の観察者19が覗き込むようにして見ても、各観察
者19が鮮明なホログラムの像17を観察できる。
なお、第3図で示したホログラム14を原盤として、表
面レリーフの複製型を作製し、プラスチックシートなど
に熱プレスしてエンボスホログラムを大量に作製するこ
とができる。
第5図は、本発明によるイメージホログラムを再生する
他の実施例を示した図、第6図は、そのホログラムの使
用例を示した図である。
前述したようなエンボスホログラムのレリーフ面または
その裏面にアニミニウム蒸着などにより反射層を設け、
第5図のような反射形のホログラム14aを作製するこ
とができる。
この場合には、第6図に示すように、床に反射形のホロ
グラム14aを貼付して、室内光などを再生照明光15
”aとしてホログラムの像17を再生すれば、観察者1
9が移動しながらでも、鮮明にホログラム画像を観察で
きる。
第7図、第8図は、本発明によるイメージホログラムの
記録方法の変形例を示した図である。
第2図の光学系では、参照光11をミラー10で導いた
例で説明したが、参照光11ば、感光材料9にほぼ垂直
に入射すればよく、第7図に示したように、マスタホロ
グラム6およびマスク板8の中心部をくり抜いて、感光
材料9に直接照射してもよい。このようにすれば、ミラ
ー10が物体光12を遮るなどの影響を与えることがな
い。
また、第2図の光学系では、マスク板8に設けるスリッ
ト8aの形状は、完全な円の円周の形状の例で説明した
が、第9図に示したように、半円の円周形状のスリット
8bを用いてもよい。このようにすれば、ホログラムを
再生する際に生ずるマイナス1次回折光の影響を少なく
できるとともに、ミラー10の設置場所が容易であり、
参照光1l−t−導きやすくなる。
なお、スリットの形状は、円形が最適であるが、この他
にも、三角形や四角形などの多角形の辺やその一部を用
いてもよいし、曲線と直線を組み合わせたりして曲率を
もつようにしたり、それらが歪んだり、波状その他に変
形した形であってもよい。多角形の場合には、できるだ
け円に近いことが好ましい。
第9図は、本発明によるイメージホログラムの記録方法
の他の実施例を示した図である。
第9図の実施例では、1ステップ法によりイメージホロ
グラムを記録したものである。
被写体31と結像レンズ34の間に、ドーナツ状のスリ
ット33aのあるマスク板33を置き、マスク板33と
ほぼ平行に感光材料37を置く。
照明光30を照射して、被写体31で反射した物体光3
2を、マスク板33のスリット33aを通して、結像レ
ンズ34により、感光材料37上に結像させる。この物
体光32に、ごシー35により感光材料37にほぼ垂直
に入射する参照光36を干渉させて、ホログラム記録し
て現像する。
このようにしても、前述の方法で作製したイメージホロ
グラムと同様のホログラムを得ることができる。
なお、1ステップ法による場合にも、第5図〜第8図の
実施例をほぼそのまま適用することができる。
〔発明の効果〕
以上詳しく説明したように、本発明によれば、請求項(
1)のようにイメージホログラムにほぼ垂直に白色再生
光を照射すれば、環状などに広がる幅のある回折光を生
ずるため、斜めから観察したときに、広範囲な位置から
記録したホログラム画像を鮮明に見ることができる。
また、請求項(2) (3)によれば、そのようなイメ
ージホログラムを極めて簡単な方法で記録することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は、本発明によるイメージホログラムの
記録方法の実施例を説明するための図、第3図は同記録
方法により記録されたイメージホログラムを示した図、
第4図は、そのホログラムの使用例を示した図である。 第5図は、本発明によるイメージホログラムを再生する
他の実施例を示した図、第6図は、そのホログラムの使
用例を示した図である。 第7図、第8図は、本発明によるイメージホログラムの
記録方法の変形例を示した図である。 第9図は、本発明によるイメージホログラムの記録方法
の他の実施例を示した図である。 第10図は、従来のレインボウホログラムの記録および
再生方法を示した図である。 1・・・被写体照明光    2・・・被写体3・・・
物体光       4・・・参照光5・・・感光材料
      6・・・マスタホログラム7・・・マスタ
ホログラムの再生照明光8・・・マスク板 9・・・感光材料      10・・・ミラー11・
・・参照光      12・・・物体光13・・・実
像 14・・・イメージホログラム 15・・・イメージホログラムの再生照明光16・・・
回折光 17・・・ホログラム画像  18・・・スリットの実
像30・・・照明光 32・・・物体光 34・・・結像レンズ 36・・・参照光

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ホログラムの記録面にほぼ垂直に白色光である再
    生光を照射し、そのホログラムから曲線または直線もし
    くはそれらの組合せにより曲率をもつようなスリット状
    にスペクトル分光した透過または反射の回折光を発生さ
    せ、その回折光の広がる範囲から前記ホログラムの記録
    面近傍にホログラム画像を観察できるように構成したイ
    メージホログラム。
  2. (2)フレネルホログラムが記録されたマスタホログラ
    ムを再生して得られる結像した実像の近傍に記録材料を
    配置して、前記実像を結像する光束を物体光として新た
    にホログラムを記録する2ステップ法によるイメージホ
    ログラムの記録方法において、前記記録材料を前記マス
    タホログラムとほぼ平行に配置し、前記マスタホログラ
    ムに結像した前記実像のほぼ中心を通りそのマスタホロ
    グラムに直交する線がそのマスタホログラムと交わる点
    を中心にして、曲線または直線もしくはそれらの組合せ
    により曲率をもつようにしたスリットのあるマスク板で
    覆って前記マスタホログラムの再生領域を制限し、前記
    ホログラムを記録するための参照光を前記記録材料に対
    してほぼ垂直に入射して記録するように構成したことを
    特徴とするイメージホログラムの記録方法。
  3. (3)被写体に照明光を照射し、その被写体から反射し
    た物体光を結像レンズで結像させた実像の近傍に記録材
    料を配置して、ホログラムを記録する1ステップ法によ
    るイメージホログラムの記録方法において、前記ホログ
    ラムの記録材料とほぼ平行に配置され、前記被写体の中
    心を通りその被写体に直交する線上でその被写体と結像
    レンズ間のある点を中心にして、曲線または直線もしく
    はそれらの組合せにより曲率をもつようにしたスリット
    のあるマスク板を配置して物体光の情報を制限し、前記
    ホログラムを記録するための参照光を前記記録材料に対
    してほぼ垂直に入射して記録するように構成したことを
    特徴とするイメージホログラムの記録方法。
JP20664689A 1989-08-11 1989-08-11 イメージホログラムおよびその記録方法 Pending JPH0371177A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5599509A (en) * 1993-03-17 1997-02-04 Nippondenso Co., Ltd. Honeycomb body and catalyst converter having catalyst carrier configured of this honeycomb

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5599509A (en) * 1993-03-17 1997-02-04 Nippondenso Co., Ltd. Honeycomb body and catalyst converter having catalyst carrier configured of this honeycomb

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