JP2005195448A - Gps受信装置におけるマルチパス検出方法およびこれを用いたナビゲーションシステム - Google Patents

Gps受信装置におけるマルチパス検出方法およびこれを用いたナビゲーションシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 精度よく位置検出することができる、「GPS受信装置におけるマルチパス検出方法およびこれを用いたナビゲーションシステム」を提供する。
【解決手段】 GPS受信装置10、少なくとも1つの方向にヌル点を形成可能な可変指向性アンテナ12と、測位可能なGPS衛星の方向に、可変指向性アンテナ12のヌル点P0を設定するヌル点設定部20と、可変指向性アンテナ12からの受信信号に基づき当該受信信号がマルチパス状態であるか否かを判定するマルチパス判定部18とを有して構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両等の移動体の位置検出に用いられるGPS(Global Positioning System)受信装置におけるマルチパス検出方式に関する。
直接拡散方式によりスペクトラム拡散された信号を受信する受信装置、例えばGPS受信装置は、地球を周回する複数のGPS衛星からの信号を受信し、車両や船舶等の位置を検出するために利用されている。GPS受信装置において、3機以上のGPS衛星を利用すれば、2次元的な位置(緯度、経度)を検出可能であり、4機以上のGPS衛星を利用すれば、3次元的な位置(経度、緯度、高度)を検出可能である。
車載用ナビゲーション装置は、このようなGPS受信装置を利用し、GPS受信装置からの受信信号により自車位置を検出し、自車位置周辺の地図をディスプレイに表示したり、自車位置から目的地までの探索経路を案内したりして、運転者の支援を行っている。
車載用ナビゲーション装置におけるGPS受信装置は、例えば図9に示すように、天頂方向に指向性をもつアンテナ200が車両に取り付けられている。GPS受信装置は、アンテナ200を介して3つ若しくは4つのGPS衛星210からの電波を受信し、受信した信号について逆拡散復調等を行い、元の送信信号を再生している。
また、例えば特許文献1では、図10に示すように、車両内部に見通し角θ1、θ2が狭いアンテナA、Bを取り付け、アンテナA、Bによるダイバシティ受信を行う測位装置を開示している。この測位装置では、アンテナA、Bを切替回路によって時分割で切替え、アンテナA、Bのいずれかで受信されたGPS衛星210からの情報を測位演算に用いることができるようにし、位置検出時間の短縮を図っている。
特開平5−302972号
しかしながら、上記従来の車載用ナビゲーション装置には次のような課題がある。ナビゲーション装置を搭載した車両が、主に都市部の高層ビル等に囲まれた道路を走行すると、GPS受信装置は、建物による反射の影響によりマルチパスの間接波を受信することがある。GPS受信装置は、GPS衛星からの純粋な直接波のみを位置検出に使用しないと位置演算に誤差を生じてしまい、マルチパスの影響が生じると正確な自車位置検出をできない場合がある。
このような問題に対処するため、特定の方向に指向性を持つビームアンテナを使用すれば、マルチパスの影響を軽減することも可能であるが、GPS受信装置では、常に複数の衛星からの電波を受信する必要があることから、特定の方向のみに指向性を持つアンテナを利用することは現実的に難しいものである。他方、GPS受信装置にマルチパス検出回路を設けて、受信信号からマルチパスノイズを除去することも考えられるが、GPS受信装置の回路構成が複雑化したり、コストが増加してしまう。
そこで発明は、上記従来の課題を解決し、簡易な構成で精度よく受信信号のマルチパスを検出することができる受信装置を提供することを目的とする。
さらに本発明の他の目的は、このような受信装置を用いて移動体の位置を精度良く検出することができる位置検出方法およびそれを利用したナビゲーションシステムを提供することである。
本発明に係る、直接拡散方式によりスペクトラム拡散された信号を衛星から受信する受信装置は、少なくとも1つの方向にヌル点を形成可能な可変指向性アンテナと、測位可能な衛星の方向に、前記可変指向性アンテナのヌル点を設定するヌル点設定手段と、前記可変指向性アンテナからの受信信号に基づき当該受信信号がマルチパス状態であるか否かを判定するマルチパス判定手段とを有して構成される。
マルチパス判定手段は、可変指向性アンテナからの受信信号が一定以上の電界強度を有するとき、あるいは一定以上の減衰を有しないとき、受信信号がマルチパス状態であると判定する。
さらに本発明に係る移動体に搭載されるナビゲーションシステムは、上記した特徴を備えた受信装置と、前記受信装置からの出力信号に基づき移動体の位置検出を行う位置検出手段と、地図データ等を記憶する地図記憶手段と、ディスプレイと、前記位置検出手段により検出された移動体の位置に対応する地図データを前記地図記憶手段から読み出し、これを前記ディスプレイに表示させる表示制御手段とを有して構成される。
さらに本発明に係る、直接拡散方式によりスペクトラム拡散された信号を衛星から受信する受信装置のマルチパス検出方法は、測位可能な衛星の方向に可変指向性アンテナのヌル点を設定する第1のステップと、可変指向性アンテナから受信された信号に基づき当該受信信号がマルチパス状態であるか否かを判定する第2のステップとを有する。
さらに本発明に係る、移動体用のナビゲーション装置における位置検出方法は、測位可能なGPS衛星の方向に可変指向性アンテナのヌル点を設定する第1のステップと、可変指向性アンテナから受信された信号に基づき当該受信信号がマルチパス状態であるか否かを判定する第2のステップと、第2のステップによりマルチパス状態でないと判定された複数の受信信号に基づき移動体の位置を検出する第3のステップとを有する。
本発明に係る受信装置によれば、可変指向性アンテナのヌル点を測位可能な衛星の方向に設定し、当該アンテナの受信信号を監視することで受信信号がマルチパス状態にあるか否かを判定するようにしたので、ヌル点以外の方向にある衛星からの受信信号の強度を弱まることなく効率よくマルチパス検出を行うことができる。また、このような受信装置をナビゲーションシステムに適用することで、マルチパス状態にない衛星からの受信信号を利用して移動体の位置を検出するため、位置検出精度をより向上させることが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施例に係るGPS受信装置の構成を示すブロック図である。GPS受信装置10は、可変指向性アンテナ12と、可変指向性アンテナ12からの受信信号を復調する受信部14と、受信部14からの信号によりGPS衛星までの距離等を測位する測位部16と、可変指向性アンテナ12からの受信信号を受け取り当該受信信号がマルチパス状態にあるか否かを判定するマルチパス判定部18と、可変指向性アンテナ12の指向パターンの所定の角度にヌル点を設定するヌル点設定部20と、GPS衛星の位置情報としてアルマナックデータ等を記憶するメモリ22と、これらの各部の動作を制御する制御部24とを含んで構成される。
可変指向性アンテナ12は、スマートアンテナあるいはアダプティブアンテナと同義であり、その構成を図2に示す。同図に示すように、可変指向性アンテナ12は、アレイ状に配列された複数のアンテナ素子30−1、30−2、30−nと、各アンテナ素子の励振電流の振幅および位相を調整する重み付け回路32−1、32−2、32−nと、n個の重み付け回路からの出力を合成する加算器34とを有している。各重み付け回路32−1〜32−nは、振幅調整器36−1〜36−nと位相調整器38−1〜38−nとを含み、これらはヌル点設定部20からの出力信号20aによって調整される。各重み付け回路の振幅と位相を調整することで、所望の方向に指向性を持つ指向パターンを形成することができ、言い換えれば、所望の方向にヌル点(無効化)を設定することができる。
受信部14は、可変指向性アンテナ12で受信されたスペクトル拡散された受信信号を高周波増幅したり、そこからキャリアを取り除きベースバンド復調を行う。また、復調されたベースバンド信号を逆拡散し、元の送信信号の再生等を行う。
測位部16は、受信部14によって復調された信号によりGPS衛星までの距離等の測位を行う。マルチパス判定部18は、後述するように、可変指向性アンテナ12からの受信信号の電界強度または減衰量をチェックすることで、受信信号がマルチパス状態にあるか否かを判定する。
ヌル点設定部20は、制御部24からの指示に従い、可変指向性アンテナ12の指向パターンにヌル点を設定する。ヌル点の方向は、測位されるGPS衛星の方向すなわちGPS衛星からの電波到来方向と一致するように設定される。
メモリ22は、GPS衛星に関する位置情報を記憶する。位置情報は、例えば、GPS衛星の軌道情報であるアルマナックデータや、GPS衛星の正確な軌道情報を含むエフェリメスデータであってもよい。アルマナックデータやエフェリメスデータは、GPS衛星から受信してもよいし、それ以外に基地局や他のデータソースから取得しても良い。GPS衛星に関する位置情報は、上記した可変指向性アンテナ12のヌル点を設定するときや、GPS衛星をサーチするときに参照される。
制御部24は、例えば中央処理総理やマイクロコンピュータから構成される。本実施例に係る制御部24は、GPS受信装置の各部の動作を制御するとともに、GPS受信装置におけるマルチパス検出の制御を行う。以下、マルチパス検出の動作を図3のフローチャートを参照して説明する。
初めに、制御部24は、メモリ22に記憶されたGPS衛星に関する位置情報に基づきGPS衛星からの電波到来方向を推定する(ステップS101)。次に、制御部24は、電波到来方向(GPS衛星の方向)と一致する方向にヌル点が形成されるようにヌル点設定部20を制御する(ステップS102)。ヌル点設定部20は、出力信号20aを介して可変指向性アンテナ12の各振幅および各位相(重み付け回路)を制御し、ヌル点を設定する(ステップS103)。
次に、マルチパス判定部18は、可変指向性アンテナ12の加算器34からの出力を受け取り、受信信号がマルチパス状態にあるか否かを判定する(ステップS104)。図4にマルチパス検出の原理を示す。同図に示すように、可変指向性アンテナの指向パターンPには、ゲイン(利得)が無効化されるヌル点P0が形成されている。ヌル点P0は、例えば、約10度の範囲に設定され、それ以外の角度ではほぼ均一のゲインを有するようにする。これらの位相および振幅を調整する係数は、予め計算により算出しておく。また、上記したように、ヌル点P0の方向は、測位可能なGPS衛星40の方向と一致されている。
マルチパス判定部18は、可変指向性アンテナ12の受信信号の強度が一定のしきい値よりも小さいとき、受信信号がマルチパス状態にないと判定する。なぜなら、GPS衛星40からの電波は直進性が強く、その直接波Dが可変指向性アンテナ12によって受信されているならば、受信信号の強度はヌル点P0によってゼロかほぼゼロになるためである。
一方、受信信号の強度がしきい値よりも大きいとき、受信信号はマルチパス状態にあると判定する。すなわち、受信信号の強度がゼロかほぼゼロになるべきにもかかわらず、受信信号に一定の強度が生じているということは、ヌル点以外の方向から電波を受信しているということになる。つまり、GPS衛星40からの電波が高層ビル等の障害物42において反射され、その間接波D1が受信されているものと推測される。
マルチパス判定部18は、受信信号がマルチパス状態にあると判定したとき、その結果を制御部24へ出力する。制御部24は、マルチパスと判定されたGPS衛星を測位から除外し(ステップS105)、メモリ22に記憶されているGPS衛星の位置情報から他の測位可能なGPS衛星をサーチする(ステップS106)。そして、当該他のGPS衛星について上記ステップS101〜S104を繰り返し、受信信号がマルチパス状態であるか否かを判定する。
マルチパス判定部18により受信信号がマルチパス状態にないと判定されたとき、制御部24は、測位部16に対して測位許可を示す信号を与える。測位部16は、制御部24からの指示に応答して、マルチパス状態にない受信信号に基づきGPS衛星40までの距離等を測位する(ステップS107)。また、図4に示すように、ヌル点P0以外の方向にあるGPS衛星44からの電波は、減衰されることなく可変指向性アンテナ12によって受信することが可能であることは言うまでもない。従って、可変指向性アンテナにより複数のGPS衛星の測位を行い、それによって、三角交差法等を利用して現在位置を検出することができる。
このように本実施例によれば、可変指向性アンテナのヌル点を、測位可能なGPS衛星の方向に合わせ、アンテナからの受信信号の強度を監視することで、受信信号がマルチパス状態にあるいか否かを容易に検出することができる。
上記実施例では、マルチパス判定部18が受信信号の強度を一定のしきい値と比較するようにしたが、これは一例であって、これ以外の方法を用いることも可能である。例えば、ヌル点以外において受信される信号強度を予め測定しておき、この信号強度からの減衰の大きさや差分等を算出し、この算出値が一定よりも大きければマルチパス受信状態にないと判定し、一定よりも小さければマルチパス受信状態であると判定してもよい。
上記実施例では、好ましいアンテナとして可変指向性アンテナを用いたが、必ずしもこれに限定されない。本発明において実施可能なアンテナは、少なくともヌル点が形成可能なアンテナであればよい。例えば、ダイポールアンテナのように予めヌル点が形成されているアンテナを用いることも可能である。この場合、ダイポールアンテナを3次元方向に回転可能な構成とし、ダイポールアンテナを所望の角度だけ回転させれば、ヌル点をGPS衛星の方向へあわせることができ、可変指向性アンテナと同様の機能を有することになる。
また、可変指向性アンテナを用いた場合、アンテナ素子数が多くなり、これに伴い全体の消費電力が増加する。さらに、GPS受信装置を車両等の移動体に搭載する場合には、アンテナ素子への配線も煩雑化する。このため、アンテナ部分に太陽電池を搭載することで、アンテナへ給電するためのバッテリィ等の電力消耗を低減し、かつワイヤレス化したアンテナモジュールを構成するようにしてもよい。
さらに上記実施例では、1つのヌル点を形成するようにしたが、これ以外にも、2つのヌル点を形成し、2つのヌル点を2つのGPS衛星の方向に合わせることで、2つのGPS衛星からの受信信号がマルチパス状態にあるか否かを同時に判定するようにしてもよい。さらに2つ以上のヌル点を形成し、その内のいずれかのヌル点を利用してマルチパスの検出を行うようにしてもよい。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。第2の実施例に係るナビゲーションシステムは、第1の実施例に係るGPS受信装置をナビゲーションシステムに応用したものである。ナビゲーションシステム100は、図5に示すように、GPS受信装置10aと、GPS受信装置10aとバス等の接続ライン110を介して接続されるナビゲーション装置120とを有する。ナビゲーションシステム100は、好ましくは、車両や船舶等の移動体に搭載される。
GPS受信装置10aには、図1に示す構成に加えて、図6に示すように外部装置との信号の送受を行う入出力部50が追加されている。入出力部50は、測位部16によって測位された信号等を接続ライン110に出力したり、制御部24とナビゲーション装置120との間での制御信号等の送受を行うためのインターフェースとして機能する。
一方、ナビゲーション装置120は、公知のように、GPS受信装置10aによって測位された情報に基づき自車位置を検出し、自車位置周辺の地図案内や、自車位置から目的地までの最適経路を探索しこれを案内する機能を備えている。
図7は、ナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。ナビゲーション装置110は、GPS受信装置10aからの出力信号を接続ライン110を介して受け取る位置検出部122、GPS受信装置10aに対して接続ライン110を介して制御信号等の送受を行う受信装置制御部124、ユーザからの指示等を入力する入力部126、車両の速度情報を出力する車速センサ128、ナビゲーションに必要な地図等を記憶する地図データベース130、種々のデータを記憶するメモリ132、音声案内等を出力するスピーカ134、ディスプレイ136、および各部の動作を制御するナビゲーション制御部138を備えている。
位置検出部122は、GPS受信装置10aによって測位された複数のGPS衛星について測位信号を受け取り、三角交差法により自車位置の検出を行う。受信装置制御部124は、接続ライン110を介して制御信号を送信し、GPS受信装置10aの動作を制御したり、GPS受信装置10aからの信号等をナビゲーション制御部138へ伝送する。
次に、本実施例におけるナビゲーションシステムにおける位置検出動作について説明する。GPS受信装置10aのマルチパス判定部24により受信信号についてのマルチパス検出が行われ、その結果が制御部24に出力される。制御部24は、その結果を基に、当該GPS衛星の識別信号とともに、その受信状況を示す受信状況信号を入出力部50から出力する。これらの信号は、受信装置制御部124を介してナビゲーション制御部138に供給される。受信状況信号は、GPS衛星がマルチパス状態にあるか否か、GPS衛星が受信中であるか否か、GPS衛星が受信不能であるか否か等の情報を含むものである。
受信信号がマルチパス状態でなければ、測位部16からの信号が位置検出部122に送信され、位置検出部122において自車位置の検出が行われる。位置検出にはマルチパスの信号が用いられないため、自車位置を正確に検出することができる。ナビゲーション制御部38は、位置検出部122から自車位置の情報を受け取り、該当する地図データをデータベース30から読み出し、これをディスプレイ136に表示させる。
さらに、ディスプレイ136には、図8に示すように、GPS衛星の受信状況を示す表示がなされる。すなわち、ディスプレイ136の左画面には、自車位置周辺の地図上に自車位置マークMが合成される。右画面には、GPS衛星の受信状況を示す画面が表示される。画面上には、GPS衛星についての受信状況が表示されており、測位中のGPS衛星140(図面では塗り潰されている)と、マルチパスにより測位から除外されたGPS衛星142(図面ではハッチング)と、受信不能のGPS衛星144とが識別表示されている。また右上には、現在受信されているGPS衛星数の表示146が示されている(図面では「3」)。各GPS衛星の受信状況の表示は、上記したようにGPS受信装置10aから送信されるGPS衛星の識別データおよび受信状況信号に基づきナビゲーション制御部138によって実行される。
次に、ナビゲーション装置120によってGPS受信装置10aを制御する例について説明する。GPS受信装置10aは、ナビゲーション装置120からの指示がないとき、GPS衛星からの受信信号がマルチパス状態にあるか否かを常時チェックすることが可能である。しかしながら、ナビゲーション装置120によって、所望のタイミングでマルチパス検出を実行するように制御することも可能である。
例えば、予めマルチパスの影響を受けやすいエリアを設定しておき、このエイら内に自車が侵入したときにマルチパス検出を行うようにしてもよい。マルチパスの影響を受けエイアとして、高層ビル等が多い都市部の住所を予めメモリ132に登録しておいてもよい。ナビゲーション制御部138は、位置検出部122からの自車位置情報により、自車位置がメモリ122に記憶されたエリア内に進入したと判定したとき、受信装置制御部124からGPS受信装置10aに対してマルチパス検出を開始する旨の制御信号を出力する。GPS制御装置10aは、制御信号に応答して、測位対象であるGPS衛星の受信信号がマルチパス状態か否かの判定を開始する。この場合、マルチパス検出の開始の指示がくるまでは、可変指向性アンテナ12にヌル点を設定せず、すべてのGPS衛星からの電波を受信できるようにしておく。
また、ナビゲーション制御部138は、車速センサ128からの車速に応じてGPS受信装置10aのマルチパス検出の動作タイミングを可変するようにしてもよい。自車が低速走行のときは、自車位置変化も小さいので、GPS衛星のマルチパス検出はゆっくり行っても良く、一方、高速走行のときは自車位置変化も大きくなるのでマルチパス検出も頻繁に行う必要がある。例えば、車速が一定以下のときは、GPS受信装置10aはデフォルトの時間間隔(初期設定の時間間隔)でマルチパス検出を行い、車速が一定以上となったとき、受信装置制御部24からGPS受信装置10aに対してマルチパス検出をより短い時間間隔で行うような制御信号を送信するようにしてもよい。
また、GPS受信装置10aによってマルチパスが検出された場合、ナビゲーション制御部138は、そのときの自車位置をメモリ132に記憶するようにしてもよい。過去にマルチパスが生じる位置情報を、上記したようにマルチパスの影響を受けやすい位置として登録しておくことができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明に係るGPS受信装置は、車両や船舶等に搭載されるナビゲーション装置に利用することは勿論であるが、これ以外にも、携帯端末装置等に実装することも可能である。例えば、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯電話、携帯端末装置のナビゲーション機能と併せて用いることができる。
本発明の第1の実施例に係るGPS受信装置の構成を示すブロック図である。 可変指向性アンテナの構成を示す図である。 GPS受信装置におけるマルチパス検出動作を示すフローチャートである。 マルチパス検出原理を示す図である。 本発明の第2の実施例に係るナビゲーションシステムの構成を示す図である。 第2の実施例に適用されるGPS受信装置の構成を示すブロック図である。 ナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 GPS衛星の受信状況の表示例を示す図である。 従来のGPS受信装置のアンテナの一例を示す図である。 従来のGPS受信装置のアンテナの一例を示す図である。
符号の説明
10: GPS受信装置 12:可変指向性アンテナ
14:受信部 16:測位部
18:マルチパス判定部 20:ヌル点設定部
22:メモリ 24:制御部
40:GPS衛星 50:入出力部
100:ナビゲーションシステム 110:接続ライン
120:ナビゲーション装置 122:位置検出部
124:受信装置制御部 130:地図データベース
136:ディスプレイ 138:ナビゲーション制御部

Claims (20)

  1. 直接拡散方式によりスペクトラム拡散された信号を衛星から受信する受信装置であって、
    少なくとも1つの方向にヌル点を形成可能な可変指向性アンテナと、
    測位可能な衛星の方向に、前記可変指向性アンテナのヌル点を設定するヌル点設定手段と、
    前記可変指向性アンテナからの受信信号に基づき当該受信信号がマルチパス状態であるか否かを判定するマルチパス判定手段と、
    を有する受信装置。
  2. 前記マルチパス判定手段は、前記可変指向性アンテナからの受信信号が一定以上の電界強度を有するとき、当該受信信号がマルチパス状態であると判定する、請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記マルチパス判定手段は、前記可変指向性アンテナからの受信信号が一定以上の減衰を有しないとき、当該受信信号がマルチパス状態であると判定する、請求項1に記載の受信装置。
  4. 前記受信装置はさらに、衛星に関する位置情報を記憶する記憶手段を含み、前記ヌル点設定手段は前記記憶手段に記憶された衛星の位置情報に基づきヌル点を設定する、請求項1ないし3いずれか1つに記載の受信装置。
  5. 前記受信装置はさらに、前記マルチパス判定手段により受信信号がマルチパス状態であると判定されたとき、当該衛星を測位対象から除外し、前記記憶手段に記憶された衛星の位置情報に基づき他の測位可能な衛星を探索し、かつ当該他の衛星の方向にヌル点を設定するように前記ヌル点設定手段を制御する制御手段を有する、請求項4に記載の受信装置。
  6. 前記受信装置はさらに、前記マルチパス判定手段により受信信号がマルチパス状態でないと判定されたとき、当該受信信号に基づき衛星までの測位を行う、請求項1ないし5いずれか1つに記載の受信装置。
  7. 移動体に搭載されるナビゲーションシステムであって、
    請求項1ないし6いずれか1つに記載の受信装置と、
    前記受信装置からの出力信号に基づき移動体の位置検出を行う位置検出手段と、
    地図データ等を記憶する地図記憶手段と、
    ディスプレイと、
    前記位置検出手段により検出された移動体の位置に対応する地図データを前記地図記憶手段から読み出し、これを前記ディスプレイに表示させる表示制御手段と、
    を有するナビゲーションシステム。
  8. 前記ナビゲーションシステムはさらに、受信装置の動作を制御する受信装置制御手段を有し、前記受信装置は前記受信装置制御手段からの制御信号に応答して受信信号がマルチパス状態か否かの判定を行う、請求項7に記載のナビゲーションシステム。
  9. 前記表示制御手段は、複数の衛星についての受信状況を前記ディスプレイに表示させるモードを含み、前記モードにおいてマルチパス状態にあると判定された衛星がマルチパス状態にない他の衛星と識別して表示される、請求項7に記載のナビゲーションシステム。
  10. ナビゲーションシステムはさらに、予めマルチパスの発生が予想される位置を記憶するマルチパス発生予想位置記憶手段を含み、前記受信装置制御手段は、移動体の位置が前記マルチパス発生予想位置記憶手段に記憶された位置に該当するとき、前記制御信号を送信して前記受信装置に受信信号がマルチパス状態か否かの判定を行わせる、請求項7ないし9いずれか1つに記載のナビゲーションシステム。
  11. ナビゲーションシステムはさらに、前記マルチパス判定手段により受信信号がマルチパス状態にあると判定されたときの移動体の位置を記憶するマルチパス発生位置記憶手段を有する、請求項7ないし10いずれか1つに記載のナビゲーションシステム。
  12. 前記受信装置制御手段は、移動体の移動速度に応じて前記受信装置による受信信号のマルチパス状態か否かの判定動作の間隔を可変する、請求項7ないし11いずれか1つに記載のナビゲーションシステム。
  13. 直接拡散方式によりスペクトラム拡散された信号を衛星から受信する受信装置のマルチパス検出方法であって、
    測位可能な衛星の方向に、可変指向性アンテナのヌル点を設定する第1のステップと、
    可変指向性アンテナから受信された信号に基づき当該受信信号がマルチパス状態であるか否かを判定する第2のステップと、
    を有すマルチパス検出方法。
  14. 第2のステップにおいて、受信信号の信号強度が一定よりも大きい場合には、当該受信信号がマルチパス状態にあると判定する、請求項13に記載のマルチパス検出方法。
  15. 第1のステップにおいて、予めメモリに記憶された衛星の位置情報に基づき衛星からの電波到来方向を予測し、この方向にヌル点の設定を行う、請求項13に記載のマルチパス検出方法。
  16. 前記マルチパス検出方法はさらに、第2のステップにより受信信号がマルチパス状態であると判定された場合、当該衛星を測位対象から除外する第3のステップと、当該他の測位可能な衛星について第1および第2のステップを実行させる第4のステップとを有する、請求項13ないし15いずれか1つに記載のマルチパス検出方法。
  17. 移動体用のナビゲーションシステムにおける位置検出方法であって、
    測位可能なGPS衛星の方向に可変指向性アンテナのヌル点を設定する第1のステップと、
    可変指向性アンテナから受信された信号に基づき当該受信信号がマルチパス状態であるか否かを判定する第2のステップと、
    第2のステップによりマルチパス状態でないと判定された複数の受信信号に基づき移動体の位置を検出する第3のステップと
    を有する位置検出方法。
  18. 位置検出方法はさらに、ディスプレイ上に複数のGPS衛星の受信状況を表示する第4のステップを含み、マルチパス状態であると判定されたGPS衛星を他のGPS衛星と区別して表示する、請求項17に記載の位置検出方法。
  19. 前記第1ないし第3のステップによる位置検出動作は、移動体の速度に応じて可変される、請求項17に記載の位置検出方法。
  20. 第1のステップにおいて、アルマナックデータに基づきGPS衛星からの電波到来方向を予測し、当該予測された方向にヌル点を設定する、請求項17に記載の位置検出方法。
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