JP2005194835A - 排水ヘッダー連結の横枝管並列支持金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 排水ヘッダーからの距離に応じて高さが異なって並列し,また屈曲接続することにより間隔が異なって並列する横枝管を,その高さ及び間隔の如何を問わずに安定支持し得る横枝管支持金具を提供する。
【解決手段】 ベースプレート1の両端部に起立した一対の起立ボルト3に支持プレート6を上下方向移動自在に設置し,該支持プレート6にスライダー14を介して横枝管20支持用複数のバンド8を左右方向移動自在に配置して支持金具Aを形成し,これをスラブに設置して排水ヘッダー24に連結した横枝管20を下支え状に支持する。これによって支持プレート6の上下方向移動によって横枝管20の高さに対応し且つバンド8の左右方向移動によって横枝管20の間隔に対応することができ,横枝管20の高さと間隔の如何を問わずにこれを並列した状態で安定支持できる。
【選択図】 図3

Description

本発明はマンション等の建造物における配管を支持する支持金具に関し,特に排水ヘッダーに連結した排水用の横枝管を躯体に固定支持するように用いる排水ヘッダー連結の横枝管並列支持金具に関する。
例えばマンションやオフィスビルの各部屋からの横枝管(排水管)を,排水ヘッダーを介して排水本管に連結するために,各部屋から所定勾配を付してスラブに支持した横枝管を排水ヘッダー位置に集合して該排水ヘッダーに連結することが行われ,このとき下記特許文献1に記載の排水ヘッダーが標準規格として使用されている。
本発明者は,この排水ヘッダーに連結した横枝管を並列支持するに適した横枝管並列支持金具を下記特許文献2によって提案済みであり,これによれば,該支持金具は,長寸のベースプレートと,該ベースプレートに起立した一対の起立ボルトと,該一対の起立ボルトに架設した支持プレートと,該支持プレートにこれと直交方向に開口するように固定して並列設置したそれぞれ開閉自在の横枝管支持用複数のバンドとを備え,上記支持プレートの起立ボルトへの架設を該起立ボルに対して上下方向移動自在としたものとされている。
特開平10−160048号 特願2003−286560号
上記のように排水ヘッダーが規格化されており,その規格のバルブピッチは12cmとされる一方,横枝管の直径は一般に6cmであることから,排水ヘッダー近傍の集合位置で横枝管は5,6cm程度に近接した状態に並列するところ,上記本発明者による支持金具を使用すれば,このように近接した状態に並列する横枝管を,各開放した複数のバンドにそれぞれ落し込み状に載置し,然る後に各バンドを閉鎖するようにすることによって,これら横枝管を同一高さに簡単な作業で同時に安定支持することが可能となり,横枝管が近接した状態に並列していることによって,例えばレベルバンドを使用して各横枝管を個別に支持することに伴う煩雑な作業を解消できる。また横枝管は,一般にスラブに勾配を付することによって,1/100程度の勾配で配管されるから,排水ヘッダーからの距離が離れるに従って横枝管を支持する位置が高くなるように排水ヘッダーからの距離に応じて支持高さが異なるが,支持プレートの起立ボルトへの架設を該起立ボルに対して上下方向移動自在としたことによって,支持プレートを上下方向に移動することによって横枝管の高さに合せた支持を確実に行うことが可能となる。
しかし乍ら,この支持金具は,排水ヘッダーにこれに直交するように連結してそのまま排水ヘッダーから離隔するように並列した横枝管を支持するには適するが,例えば排水ヘッダーに連結した横枝管をエルボを使用して屈曲接続するように配管したとき,該屈曲後に並列している横枝管を支持しようとしてもその支持を行なうことができない場合を生じる。即ち排水ヘッダーに直交するように配管した屈曲前の横枝管は上記排水ヘッダーのバルブピッチによって定められた間隔で近接して並列するが,エルボを介して屈曲接続した屈曲後の横枝管は排水ヘッダーのバルブピッチの制約を受けずに各横枝管毎に定めた位置にエルボを介設してなし得るところ,この場合上記バルブピッチが小さすぎることから,横枝管の間隔を幾分大きめに設定するように工事がなされる可能性があり,このような工事がなされると,横枝管の間隔がその屈曲の前後で異なることになり,従ってバンドを固定的に並列した上記支持金具ではこの屈曲前後の横枝管間隔の変化に対応できないからである。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので,その解決課題とするところは,排水ヘッダーからの距離に応じて高さが異なって並列し,また屈曲接続することにより間隔が異なって並列する横枝管を,その高さ及び間隔の如何を問わずに簡単な作業によって安定支持し得るようにした排水ヘッダー連結の横枝管並列支持金具を提供するにある。
上記課題に添って本発明は,ベースプレートに起立した一対の起立ボルトに支持プレートを上下方向移動自在に配置するとともに該支持プレートに横枝管支持用複数のバンドを左右方向移動自在に配置して,支持プレートの上下方向移動によって横枝管の高さに対応し,バンドの左右方向移動によって横枝管の間隔に対応することによって,高さと間隔の如何を問わずに並列した横枝管の安定支持をなし得るようにしたものであって,即ち請求項1に記載の発明を,長寸のベースプレートと,該ベースプレートに起立した一対の起立ボルトと,該一対の起立ボルトに架設した支持プレートと,該支持プレートにこれと直交方向に開口するように並列設置したそれぞれ開閉自在の横枝管支持用複数のバンドとを備え,上記支持プレートの起立ボルトへの架設を該起立ボルに対して上下方向移動自在とし且つバンドの支持プレートへの並列設置を該支持プレートに対して左右方向移動自在として該バンドによる横枝管支持位置を上下左右に可変としてなることを特徴とする排水ヘッダー連結の横枝管並列支持金具としたものである。
請求項2に記載の発明は,上記に加えて,上記起立ボルトに対する支持プレートの架設を簡易にして安定した上下方向の移動を確実になし得るものとするように,これを,上記支持プレートの起立ボルトへの上下方向移動自在の架設を,一対の起立ボルトにそれぞれ螺装した上下を対とするナットにより支持プレートを挟持するナット締着によって行なってなることを特徴とする請求項1に記載の排水ヘッダー連結の横枝管並列支持金具としたものである。
請求項3に記載の発明は,同じく上記に加えて,上記バンドの支持プレートへの並列設置を簡易にして安定した左右方向の移動を確実になし得るものとするように,これを,上記バンドの支持プレートへの左右方向移動自在の並列設置を,該支持プレートをガイドレールとし又はこれに設置したガイドレールに対して,バンド下端に設置したスライダーをスライド自在に係合支持することによって行なってなることを特徴とする請求項1又は2に記載の排水ヘッダー連結の横枝管並列支持金具としたものである。
請求項4に記載の発明は,同じく上記に加えて,左右方向移動自在のバンドを支持プレートに固定することによって横枝管の支持を更に安定したものとし得るように,これを,上記スライダーを固定金具によってガイドレール長手方向任意位置で固定自在としてなることを特徴とする請求項3に記載の排水ヘッダー連結の横枝管並列支持金具としたものである。
請求項5に記載の発明は,上記バンドに代えてUボルトを使用して,支持プレートに横枝管支持用複数のUボルトを左右方向移動自在に配置し,またUボルトの左右方向移動自在に配置し,上記と同じく高さと間隔の如何を問わずに並列した横枝管の安定支持をなし得るものとするように,これを,長寸のベースプレートと,該ベースプレートに起立した一対の起立ボルトと,該一対の起立ボルトに架設して多数の丸孔又は長孔を透設具備した支持プレートと,該支持プレートに該支持プレートと直交方向に開口するように並列設置した横枝管並列支持用複数のUボルトとを備え,上記支持プレートの起立ボルトへの架設を該起立ボルトに対して上下方向移動自在とし且つUボルトの支持プレートへの並列設置を上記多数のうち任意一対の丸孔又は長孔にUボルトを挿通してナット締着することによって該支持プレートに対して左右方向移動自在とし,上記ベースプレート上のUボルトによる複数の横枝管並列支持位置を上下左右に可変としてなることを特徴とする排水ヘッダー連結の横枝管並列支持金具としたものである。
請求項6に記載の発明は,同じく上記に加えて,支持金具を,並列2本の横枝管と並列3本の横枝管をそれぞれ同時に支持し得る2種として,その組合せによって横枝管任意本数の支持を可能として現場の横枝管本数に常に対応可能とするように,これを,上記支持プレート上のバンド又はUボルトの数をそれぞれ2及び3とした支持金具を備え該バンド又はUボルトの数の組合せ使用によって横枝管任意本数の支持を可能としてなることを特徴とする請求項1,2,3,4又は5に記載の排水ヘッダー連結の横枝管並列支持金具としたものである。
本発明はこれらをそれぞれ発明の要旨として上記課題解決の手段としたものである。
本発明は以上のとおりに構成したから,請求項1に記載の発明は,横枝管の高さに合せて支持プレートの高さを上下方向に調整し,横枝管の間隔に合せてバンドの位置を左右方向に調整することによって,排水ヘッダーからの距離に応じて高さが異なって並列し,また屈曲接続することにより間隔が異なって並列する横枝管を,その高さ及び間隔の如何を問わずに簡単な作業によって一体的同時に効率よく安定支持し得るようにした排水ヘッダー連結の横枝管並列支持金具を提供することができる。
請求項2に記載の発明は,上記に加えて,上記起立ボルトに対する支持プレートの架設を簡易にして安定した上下方向の移動を確実になし得るものとすることができる。
請求項3に記載の発明は,同じく上記に加えて,上記バンドの支持プレートへの並列設置を簡易にして安定した左右方向の移動を確実になし得るものとすることができる。
請求項4に記載の発明は,同じく上記に加えて,左右方向移動自在のバンドを支持プレートに固定することによって横枝管の支持を更に安定したものとすることができる。
請求項5に記載の発明は,上記請求項1と同様に,横枝管の高さに合せて支持プレートの高さを上下方向に調整し,横枝管の間隔に合せて任意一対の丸孔又は長孔を用いてUバンドの位置を左右方向に調整することによって,排水ヘッダーからの距離に応じて高さが異なって並列し,また屈曲接続することにより間隔が異なって並列する横枝管を,その高さ及び間隔の如何を問わずに簡単な作業によって安定支持し得るようにした排水ヘッダー連結の横枝管並列支持金具を提供することができる。
請求項6に記載の発明は,同じく上記に加えて,支持金具を,並列2本の横枝管と並列3本の横枝管をそれぞれ同時に支持し得る2種として,その組合せによって横枝管任意本数の支持を可能として現場の横枝管本数に常に対応可能とすることができる。
以下図面の例に従って本発明を更に具体的に説明すれば,図1乃至図5においてAは,排水ヘッダー24に連結した横枝管20を並列支持する,例えば鋼製とした支持金具であり,該支持金具Aは,長寸のベースプレート1と,該ベースプレート1に起立した一対の起立ボルト3と,該一対の起立ボルト3に架設した支持プレート6と,該支持プレート6にこれと直交方向に開口するように並列設置したそれぞれ開閉自在の横枝管20支持用複数のバンド8とを備え,上記支持プレート6の起立ボルト3への架設を該起立ボルト3に対して上下方向移動自在とし且つバンド8の支持プレート6への並列設置を該支持プレート6に対して左右方向移動自在として該バンド8による横枝管20支持位置を上下左右に可変としたものとしてあり,本例にあって該支持金具Aは,図5に示すように,その支持プレート6上のバンド8の数をそれぞれ2及び3とした2種とし,該バンド8の数の組合せ使用によって横枝管20任意本数の支持を可能としたものとしてある。
ベースプレート1は,そのバンド8の数2のとき長さを35cm程度,3のとき50cm程度,幅を数cm程度とした長寸の厚肉鋼板製のものとし,その長手方向両端及び中央にスラブ固定のためにアンカー乃至コンクリート釘等の固定金具を挿通する透孔2を設けたものとする一方,その長手方向両端部に上記一対の起立ボルト3を起立して備えたものとしてあり,このとき該起立ボルト3は,上記透孔2近傍にナット4を溶着し,該溶着したナット4に下端を螺装するとともにこれにロックナット5を締着することによってそのベースプレート1への起立固定を行なったものとしてあり,本例にあって該起立ボルト3は15cm程度の高さのものとしてある。
支持プレート6は,上記ベースプレート1の透孔2にアンカー乃至コンクリート釘等の固定金具を挿通するに邪魔とならないようにベースプレート1より幾分短尺にして,バンド8の数2のとき30cm程度,3のとき45cm程度,幅を数cm程度とした,同じく長寸の厚肉鋼板製とし,このとき本例の支持プレート6は横枝管20の支持を行なうについて変形や撓みを生じることのないように断面形状によってもその剛性を確保し得るようにL字チャンネル材によるものとしてある。該支持プレート6は,これを起立ボルト3に対して上下方向移動自在に架設したものとしてあり,本例にあって該支持プレート6の起立ボルト3への上下方向移動自在の架設は,これを,一対の起立ボルト3にそれぞれ螺装した上下を対とするナット7により支持プレート6を挟持するナット締着によって行なったものとしてある。即ち支持プレート6はその長手方向両端部に挿通孔を備え,該挿通孔に起立ボルト3を挿通し,該起立ボルト3に螺装した支持プレート6上下のナット7によって支持プレート6を挟持してその締着固定を行なう一方,ナット7の締着位置を上下に変えることによって支持プレート6の高さを可変とし得るようにしてある。
バンド8は,例えば半円一対のバンド片9と,該バンド片9をその一端で開閉自在に連結したヒンジ10と,バンド片9の各他端に水平に突出して面内にボルト孔12を透設し且つその下面にナット13を溶着した締着片11とを備え,厚肉鋼板によって形成した配管支持用のものとし,支持プレート6上に横方向に並列するように2又は3個を左右方向移動自在に並列設置したものとしてあり,本例にあってバンド8の支持プレート6への左右方向移動自在の並列設置は,これを,該支持プレート6をガイドレールとし又はこれに設置したガイドレールに対して,バンド8下端に設置したスライダー14をスライド自在に係合支持することによって行なってあり,本例のガイドレールは上記L字チャンネル材によって形成した支持プレート6それ自体によってこれを形成し,バンド8のスライダー14を該L字チャンネル材の支持プレート6に係合支持してそのスライド自在の並列設置を行ったものとしてあり,このとき該スライダー14は,これを固定金具15によってガイドレール,本例にあっては支持プレート6の長手方向任意位置で固定自在としたものとしてある。即ちバンド8はその半円片側下方のバンド片9の幅方向中央位置にスライダー14を溶着して該バンド片9の下方に突出するように設置してあり,該スライダー14は上記ガイドレールの支持プレート6に合せてL字状のものとするとともにその両端,即ちL字状の水平片の先端と垂直片の下端に折り返し片を配置し,該両端の折り返し片によって支持プレート6に引掛係合することによって支持プレート6を抱え込み状に被嵌し,その長手方向に摺動可能とすることによって各バンド8をそれぞれスライド自在に並列設置したものとしてあり,またこのときスライダー14はその該L字状の垂直片に設置した螺孔に蝶ナットを螺装して備えてあり,該蝶ナットを固定金具15とし,これにより支持プレート6,特にその垂直面を押圧することによって該スライダー14をガイドレールの支持プレート6における長手方向任意位置でスライダー14,即ちバンド8を固定し得るようにしてある。
本例の支持金具Aはこのように構成したから,横枝管20の高さに合せて支持プレート6の高さを上下方向に移動調整し,横枝管20の間隔に合せてバンド8の位置を左右方向に移動調整することによって,排水ヘッダー24からの距離に応じて高さが異なって並列し,また屈曲接続することにより間隔が異なって並列する横枝管20を,その高さ及び間隔の如何を問わずに簡単な作業によって一体的同時に効率よく安定支持することが可能となる。即ち該支持金具Aによって横枝管20を並列支持するには,例えば,スラブの所定位置にベースプレート1をアンカー乃至コンクリート釘等の固定金具によって固定し,支持プレート6を上下方向に移動してその高さ位置を横枝管20の高さに合せるようにし,またスライダー14をスライドして支持プレート1上のバンド8の位置とその間隔を横枝管20の位置と間隔に合せて,バンド8を開放して排水ヘッダー24に連結した各横枝管20を該バンド8に載置するように仮置きし,更に必要に応じて支持プレート6の上下方向への移動及び該支持プレート6上におけるバンド8の左右方向への移動による微調整を施すようにすればよい。
このとき上記排水ヘッダー24に連結する横枝管20には,例えばスラブに勾配を付することによって,1/100程度の勾配で配管されるところ,図4及び図5に示すように,排水ヘッダー24に直交するように連結してそのまま排水ヘッダー24から離隔するように並列した横枝管20を支持するについては,その排水ヘッダー24からの距離に応じて異なる高さ変化に対して,支持プレート6を上下方向に移動することによって対応し得るとともに,排水ヘッダー24に連結した横枝管20をエルボ21によって屈曲接続するように並列したときの間隔変化に対して,スライダー14をスライドしてバンド8を左右方向に移動することによって対応し得るようになる。またスラブには上記勾配が付されるが,排水ヘッダー24に直交する横枝管20の並列支持は数mに及ぶことがあり,そのために支持プレート6の上下方向移動による高さ調整を要するが,エルボ21を介した屈曲接続の横枝管20の並列支持にあっては,その合計の幅は支持金具Aの長さ程度(ベースプレートの長さでもバンド数2本のとき35cm程度,3本のとき50cm程度)に納まり,この合計幅間で勾配の変化は比較的小さく,バンド8を支持プレート6上に並列してバンド8間でこの勾配変化に対する調整がないものとした本例の支持金具Aを用いても,その横枝管20の支持に特段の支障ないものとすることができる。
また本例にあっては支持金具Aを,そのバンド8の数を2及び3の2種としたから,単独使用によって横枝管20の数2本又は3本に対応し,バンド数2本の支持金具Aを2つ直列に配置して横枝管20の数4本に対応し,バンド数2本と3本の支持金具Aを同じく直列に配置して横枝管20の数5本に対応する如くに,該バンド数2と3の2種の支持金具Aの組合せ使用によって横枝管20本数を任意とする自由な支持を可能とすることができる。
図6乃至図9は支持金具Aの他の例を示したもので,本例の支持金具Aにあっては,上記図1乃至図5の例の支持金具Aにおけるバンド8に代えてUボルト16を使用して,上記上下方向移動自在の支持プレート6に横枝管支持用複数のUボルト16を左右方向移動自在に配置し,上記例と同じく高さと間隔の如何を問わずに並列した横枝管20の安定支持をなし得るものとした例であって,即ち本例にあっては,上記と同様に長寸のベースプレート1と,該ベースプレート1に起立した一対の起立ボルト3と,該一対の起立ボルト3に架設して多数の丸孔又は長孔17を透設具備した支持プレート6と,該支持プレート6に該支持プレート6と直交方向に開口するように並列設置した横枝管並列支持用複数のUボルト16とを備え,上記支持プレート6の起立ボルト3への架設を該起立ボルト3に対して上下方向移動自在とし且つUボルト16の支持プレート6への並列設置を上記多数のうち任意一対の丸孔又は長孔17にUボルト16を挿通してナット18で締着することによって該支持プレート6に対して左右方向移動自在とし,上記ベースプレート1上のUボルト16による複数の横枝管20並列支持位置を上下左右に可変とした例である。Uボルト16の移動調整が,上記スライダー14のスライドによるものに比して,支持プレート6に透設した丸孔又は長孔17の配置ピッチや配置長さによって幾分制約を受けることになるが,Uボルト16の両側下端を丸孔又は長孔17に通して支持プレート6裏面側で該Uボルト16に対して螺装したナット18を締着することによって上記と同様に横枝管20の安定支持を行なうことができる。その余は上記例と変らないので同一符合を付して重複する説明を省略する。
なお図中23は排水集合管,25は排水ヘッダー24のサポートバンド,26はその排水ヘッダー24支持用の円形バンド,27は排水ヘッダー24の掃除口,28はその開閉蓋,29はジョイントフランジをそれぞれ示す。
図示した例は以上のとおりとしたが,上記バンドの支持プレートへの左右方向移動自在の並列設置を,支持プレートに設置したガイドレールに対してバンド下端に設置したスライダーをスライド自在に係合支持することによって行なうものとすることを含めて,本発明の実施に当って,排水ヘッダー,横枝管,支持金具,そのベースプレート,起立ボルト,支持プレート,バンド又はUボルト,必要に応じて用いるスライダー,その固定用の固定金具等の各具体的形状,構造,材質,これらの関係,これらに対する付加等は,上記発明の要旨に反しない限り様々の形態のものとすることができる。
支持金具の正面図である。 図1の支持金具の縦断面図である。 図1の支持金具と横枝管の関係を示す斜視図である。 図1の支持金具と横枝管の関係を示す平面図である。 2種の支持金具を同時使用したときの横枝管との関係を示す平面図である。 他の例に係る支持金具と横枝管の関係を示す斜視図である。 図6の支持金具における支持プレートの平面図である。 図6の支持金具の縦断面図である。 図6の支持金具におけるUボルトの正面図である。
符号の説明
A 支持金具
1 ベースプレート
3 起立ボルト
6 支持プレート
8 バンド
14 スライダー
16 Uボルト
20 横枝管
24 排水ヘッダー

Claims (6)

  1. 長寸のベースプレートと,該ベースプレートに起立した一対の起立ボルトと,該一対の起立ボルトに架設した支持プレートと,該支持プレートにこれと直交方向に開口するように並列設置したそれぞれ開閉自在の横枝管支持用複数のバンドとを備え,上記支持プレートの起立ボルトへの架設を該起立ボルに対して上下方向移動自在とし且つバンドの支持プレートへの並列設置を該支持プレートに対して左右方向移動自在として該バンドによる横枝管支持位置を上下左右に可変としてなることを特徴とする排水ヘッダー連結の横枝管並列支持金具。
  2. 上記支持プレートの起立ボルトへの上下方向移動自在の架設を,一対の起立ボルトにそれぞれ螺装した上下を対とするナットにより支持プレートを挟持するナット締着によって行なってなることを特徴とする請求項1に記載の排水ヘッダー連結の横枝管並列支持金具。
  3. 上記バンドの支持プレートへの左右方向移動自在の並列設置を,該支持プレートをガイドレールとし又はこれに設置したガイドレールに対して,バンド下端に設置したスライダーをスライド自在に係合支持することによって行なってなることを特徴とする請求項1又は2に記載の排水ヘッダー連結の横枝管並列支持金具。
  4. 上記スライダーを固定金具によってガイドレール長手方向任意位置で固定自在としてなることを特徴とする請求項3に記載の排水ヘッダー連結の横枝管並列支持金具。
  5. 長寸のベースプレートと,該ベースプレートに起立した一対の起立ボルトと,該一対の起立ボルトに架設して多数の丸孔又は長孔を透設具備した支持プレートと,該支持プレートに該支持プレートと直交方向に開口するように並列設置した横枝管並列支持用複数のUボルトとを備え,上記支持プレートの起立ボルトへの架設を該起立ボルトに対して上下方向移動自在とし且つUボルトの支持プレートへの並列設置を上記多数のうち任意一対の丸孔又は長孔にUボルトを挿通してナット締着することによって該支持プレートに対して左右方向移動自在とし,上記ベースプレート上のUボルトによる複数の横枝管並列支持位置を上下左右に可変としてなることを特徴とする排水ヘッダー連結の横枝管並列支持金具。
  6. 上記支持プレート上のバンド又はUボルトの数をそれぞれ2及び3とした支持金具を備え該バンド又はUボルトの数の組合せ使用によって横枝管任意本数の支持を可能としてなることを特徴とする請求項1,2,3,4又は5に記載の排水ヘッダー連結の横枝管並列支持金具。
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