JP2004156256A - 排水集合管支持金具 - Google Patents

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Yoshiharu Takahashi
善晴 高橋
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Abstract

【課題】建物のフロアー毎の排水を集めるために使用する排水用配管系における集合管のメーカー仕様が異なることによる集合管支持の高さ位置の変化に拘らず共通の支持金具による集合管支持を可能にする。
【解決手段】コンクリートスラブに起立設置する所定間隔左右一対の支柱10を断面L字状のアングル材によって形成する一方,この支柱10間に架設し前後に対向配置する一対のバンド部材20に,その支持アーム部23の各片側先端に折曲片26と傾斜折返片27によるレ字状のスライドガイド25を形成し,該スライドガイド25によってアングル材を抱え込むようにすることによって支柱10の高さ位置を上下に調整可能とし,ボルトナットによって一対のバンド部材20を支柱10の任意高さ位置で一体化して,その長手方向中央位置で集合管2を抱持してその支持を行うようにする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はマンション,オフィスビル等の中高層建築物の排水用配管に使用する排水集合管支持金具に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種排水用配管に使用する集合管2は,建物の各フロアーの複数の排水管を排水用の主管1に連結して主管に介設し建物の上下を貫通する排水用配管系をなすように,一般に,上階の主管螺装用にして主管よりやや径大にして内側上端に雌ネジを刻設した基部3,該基部3突設し同じく内側先端に雌ネジを刻設した複数の排水管連結部4,その下位の下階の主管螺装用にして先細り状にして先端を主管よりやや径大にして同じく内側に雌ネジを刻設した下部連結部5とを備えたものとされており,このときその支持金具Aは,図7に示すように,コンクリートスラブ40上に起立固定した所定間隔左右一対にして上端に高さ調整用の長孔を透設した厚肉プレート状の支柱10と,前後に対向配置することによって支柱間中央位置に平面円形の集合管抱持部を形成自在の帯状にして平面半円のバンド部及びその両側に支柱側に向けて突出した帯状の支持アーム部を有し該支持アーム部中間位置で相互に固定自在とするとともにその長手方向両端部にボルト孔を透設した一対のバンド部材20と,厚肉プレート状の支柱10を挟むように配置した一対のバンド部材のボルト孔を貫通締着することによって支柱の上記長孔の範囲で一対のバンド部材20を上下方向高さ調整自在とするボルトナットとを備えたものとされている。
【0003】
【非特許文献1】
日栄インテック株式会社「配管支持金具総合カタログNo.9」
53頁 2001年4月
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし乍ら集合管2の基本形状は上記のとおりであるも,メーカーによってその具体的な仕様が様々であり,特に抱持状に支持する対象をなす集合管2における基部3の位置や長さ(高さ)が異なる傾向が強くなってきており,一方支柱10はスラブに起立固定する所定高さを有するものとされるから,上記長孔の範囲でバンド部材20固定位置の高さ調整が可能であっても,仕様の異なるメーカー毎の集合管2に共通に使用することが現実には不可能となっている。
【0005】
このとき長孔の寸法を長くすれば,支柱10が所定長さであってもこれら集合管2に共通使用することが可能となるが,集合管支持金具Aは建物の各フロアーで集合管2を支持することによって荷重負荷を常時大きく受けるために,共通使用のために長孔の寸法を長くすると支柱の強度が弱まり,支持金具Aとして不適当となる可能性がある。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので,その解決課題とするところは支柱強度を可及的高度に確保し,長期の耐久性を備え,メーカーによって仕様が様々な集合管に可及的に共通使用可能とするように支柱の任意位置においてその支持を可能とした排水集合管支持金具を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題に添って本発明は,支柱を形状として強度に優れる断面L字状のアングル材を用いたものとするとともに,一対のバンド部材の一方の支持アーム部先端に,該アングル材の外側面に添って2面で対接し且つ先端に外れ止め用の折返片を有するスライドガイドを形成し,該スライドガイドによって上記アングル材を抱え込むように上下方向スライド自在とするとともにこのスライドガイド乃至その近傍に固定部材を配置し,該固定部材によってその内側に位置するアングル材の外側面を押圧することによって一対のバンド部材を任意高さ位置で押圧固定自在とするようにしたものであって,即ち請求項1に記載の発明を,コンクリートスラブ上に起立固定した所定間隔左右一対の支柱と,該一対の支柱に長手方向端部を上下方向スライド自在且つその任意の高さ位置で固定自在とするように前後に対向配置することによって支柱間中央位置に平面円形の集合管抱持部を形成自在の帯状にして平面半円のバンド部及びその両側に支柱側に向けて突出した帯状の支持アーム部を有し該支持アーム部中間位置で相互に固定自在とした前後に一対のバンド部材とを備え,上記一対の支柱を断面L字状とするとともにそのL字コーナー位置を前後にずらすように反転した内側対面状に配置するともに上記一対のバンド部材における支持アーム部の各長手方向一方の先端部に上記アングル材の外側面に添って2面で対接し且つ先端に外れ止め用の折返片を有して上記アングル材に上下方向スライド自在とするスライドガイドを形成するとともに該スライドガイド乃至その近傍の支持アーム部にアングル材外側面を押圧することによって上記一対のバンド部材を任意高さ位置で押圧固定自在とする固定部材とを備えてなることを特徴とする排水集合管支持金具としたものである。
【0008】
請求項2に記載の発明は,上記に加えて,スライドガイドを,その加工が比較的容易にしてアングル材に対するして上下方向スライドを可及的確実になし得て,アングル材からの外れや,引っ掛りによるスライド不良を生じることのないものとするように,これを,上記スライドガイドを,支持アーム部に直交する折曲片とその先端の傾斜折返片とによって支持アーム部先端にレ字状に形成してなることを特徴とする請求項1に記載の排水集合管支持金具としたものである。
【0009】
請求項3に記載の発明は,同じく上記に加えて,固定部材を,可及的簡単な構造にして簡易な操作によって確実な固定をなし得るものとするように,これを,上記固定部材を,支持アーム部又はスライドガイドに形成乃至設置したナットに螺装することによってアングル材外側面を押圧するネジ部材によるものとしてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の排水集合管支持金具としたものである。
【0010】
本発明はこれら請求項記載の発明をそれぞれ発明の要旨として上記課題解決の手段としたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下図面の例に従って本発明を更に具体的に説明すれば,Aは排水集合管支持金具,2は集合管,40はコンクリートスラブであり,上記支持金具Aは,所定間隔左右一対の支柱10と,該一対の支柱10に長手方向端部を上下方向スライド自在且つその任意の高さ位置で固定自在とした前後に一対のバンド部材20とを備えたものとしてある。
【0012】
上記一対の支柱10は,これをコンクリートスラブC上に起立固定してあり,本例において該支柱10は,例えば防振ゴム等の弾性部材による防振材13を下面に備えて,コンクリートスラブ40にアンカー等の固定金具を用いて載置固定するようにした鋼製ベース部材11を用いて,該ベース部材11上に,溶着,螺着等適宜の固定手段を施すことによって上向き垂直に起立したベース付鋼製一体のものとしてある。
【0013】
このとき支持金具Aの上下方向スライド自在とする構成は,これを,上記一対の支柱10を断面L字状とするとともにそのL字コーナー位置を前後にずらすように反転した内側対面状に配置するものとしてある。
【0014】
即ち上記ベース付鋼製一体の支柱10は,これを,等辺又は不等辺とすることによって断面L字状をなす鋼製のアングル材(山形鋼といってもよい)を用いるものとし,そのコンクリートスラブ40の起立固定による設置を,図2に示すように,一対の支柱10のL字コーナー位置が前後にずれて内側同士が対面する反転状態とするように配置するものとしてあり,これによって各支柱10がコーナーを前後にずらしてそのL字の外側面が外向きになるように配置してある。
【0015】
上記一対のバンド部材20は,前後に対向配置することによって支柱10間中央位置に支持バンドとして平面円形の集合管抱持部を形成する帯状にして平面半円のバンド部21及びその両側に支柱10側に向けて突出した帯状の支持アーム部23を有し該支持アーム部23中間位置で相互に固定自在としたものとしてあり,本例にあって該一対のバンド部材20は,帯状の鋼板をプレス加工することによって中央位置の半円部をなす上記半円のバンド部21と,その端部位置から横方向に向けて突出し中間位置に透孔24を透設することによって両側の直線部をなす支持アーム部23を備えた正面において帯状にして平面において両側フィン付C字状の鋼製一体のものとしてある。
【0016】
該一対のバンド部材20は,その両側の支持アーム部23同士が相互に面接するように前後に対向配置し,上記透孔にボルト30を挿通し反対側においてナット31を螺装することによって一体化して支持バンドとしてその中央位置に形成される円形の集合管抱持部によって集合管2を抱持するとともに一体化した双方の支持アーム部23の長手方向両端部を一対の支柱10に上記上下方向スライド自在且つその任意の高さ位置で固定自在としてある。
【0017】
このとき上記一対のバンド部材20は,その支持アーム部23の各長手方向一方の先端部に上記アングル材の外側面に添って2面で対接し且つ先端に外れ止め用の折返片27を有して上記アングル材に上下方向スライド自在とするスライドガイド25を形成することによるものとし,また支柱10の任意高さ位置で固定自在とする構成は,これを,該スライドガイド25乃至その近傍の支持アーム部23にアングル材外側面を押圧することによって上記一対のバンド部材20を任意高さ位置で押圧固定自在とする固定部材32とを備えることによるものとしてある。
【0018】
即ち一対のバンド部材20は,その両側の支持アーム部23の一方の先端部にして支持金具Aの支持バンドをなすように合体した状態,即ち上記一体化した状態で他方のバンド部材20と逆の位置となるようにそれぞれスライドガイド25を形成してあり,このとき該スライドガイド25は,上記直線部をなす支持アーム部23の一方を他方より長寸とし,該長寸部分をプレス加工等により折曲することによって,アングル材の上記外向きの外側面に,支持アーム部23の長手方向先端の端部面とともに2面で対接するものとし且つその先端に上記外れ止め用の折返片27を有するものとしてあり,本例にあって該スライドガイド25は,これを支持アーム部23に直交する折曲片26とその先端の傾斜折返片27とによって支持アーム部23先端にレ字状に形成したものとしてあり,このとき該折曲片26の幅を支柱10のアングル面1辺の出幅と略同幅とすることによって上記2面の対接を行なうようにし,また本例の折返片27はこれを小幅とし,その傾斜角度を上記折曲片26と,例えば30乃至60度程度とすることによってアングル材による支柱10を外側から抱え込むようにし,これらの間に形成される幾分かのクリアランスによって支柱10に添ってその上下方向スライドを可及的安定且つ確実になし得るようにしてあり,このとき本例の傾斜折返片27は,これを,例えば好ましい1cm程度の小幅にして45度程度の角度としてある。
【0019】
該スライドガイド25は,上記支持アーム部23の各長手方向一方の逆位置の先端部に形成されているから,上記一対のバンド部材20を一体化した状態でそのまま直線部をなしている他方の支持アーム部23の先端と当ったりすることなく,これを内側に受入れて支持バンド,ひいては支持金具Aを納まりよく形成することができ,また断面L字状の支柱10はアングル材としたことによってスライドガイド25の装着は,支柱10の上端から該支柱10に添うようにスライドガイド25を落とし込むようにスライドガイド25に支柱10を挿入することによって簡易且つ確実になし得るとともに支柱10に対してその上下方向のスライドが容易且つスムーズになし得るものとなる。
【0020】
一方支柱10の任意高さ位置で一対のバンド部材20乃至これによるバンドを固定自在とする固定部材は,例えばアングル材の外側面とスライドガイド25との間で間隔を形成乃至拡大するように外側に向けて突っ張り状とする突っ張り手段とするのが簡易であり,例えばこれらの間に打ち込むことによって突っ張りを行う楔等も可能であるが,本例にあって該固定部材は,支持アーム部23又はスライドガイド25に形成乃至設置したナット28に螺装することによってアングル材外側面を押圧するネジ部材によるものとしてあり,このとき本例の上記一対のバンド部材20におけるスライドガイド25を設置した支持アーム部23の支柱10重合位置に雌ネジを刻設したボルト孔によるナット28を形成し,該ナット28に前後方向にネジ部材としてボルト32を螺装することによって支持アーム部23を基準にアングル材を押圧してこれらの間で上記突っ張り手段をなすようにしてある。
【0021】
従って集合管2基部3の位置や長さ(高さ)に合せて,バンド部21によって該基部3を抱持するように一対のバンド部材20を支柱10の所定高さ位置にスライドし,その位置決めを行った後に,上記突っ張り手段のボルト32を螺装することによって該ボルト32の先端がバンド部材20の,例えば上記支持アーム部23から支柱10のアングル材外側面を押圧することによって該一対のバンド部材20が任意高さ位置で押圧固定されるに至り,本例にあっては支持アーム部23中間位置の透孔24にボルト30を挿通し該ボルト30にナット31を螺装して一対のバンド片20の支持アーム部23を一体化してバンドを構成するようにするところ,その位置を上記突っ張り手段のボルト32の位置からさほど離隔しないようにすることにより,該ボルトナット30,31による支持アーム部23の締着効果と相俟って強固な突っ張り効果を簡易且つ確実に得られるようにしてある。
【0022】
本例の支持金具Aを用いた集合管2の支持の方法は,例えばコンクリートスラブ40に支柱10を一対のバンド部材20のスライドガイド25位置に合せて反転した内側対面状の配置となるように起立固定し,スライドガイド25を支柱10の外側面に添って2面で対接し,折返片27を支柱10に引っ掛けるようにスライドガイド25を支柱10上端のスライドスタート位置から落し込み状に挿入して一対のバンド部材20をそれぞれ支柱10に装着し,各バンド部材20を主管1に連結された集合管2の基部3支持位置にスライドしてその位置決めを行ない,その後にこれら一対のバンド部材20をボルト30で一体化し且つ支持アーム部23又はスライドガイド25に形成し乃至設置したナット28にネジ部材32を螺装することによってその固定部材による固定を行なうようにすればよく,このとき一対のバンド部材20は,支柱10に対する上下方向スライド幅を可及的大きく確保したものとなり,特に本例にあっては該支柱10の長さ(高さ)の全長乃至ほぼ全長に亘るスライドを可能とするとともにその任意位置の固定による支持を可能とするので,支持金具Aは,メーカーによって仕様が様々な集合管2に可及的に共通使用することができ,またその支柱10は断面L字状のアングル材であることによって,上記全長乃至ほぼ全長のスライドが可能であるにも拘らず,支柱10としての強度が弱まる可能性がなく,その強度を可及的高度に確保し,長期に亘る耐久性を備えたものとなる。
【0023】
図中12は,支柱10のベース部材11におけるアンカー位置調整用に長孔の透孔としたアンカー孔,22は一対のバンド部材20の各バンド部21上下にこれを前後で覆うようにそれぞれ装着した防振ゴム等の弾性部材による防振材を示す。
【0024】
図示した例は以上のとおりとしたが,例えばスライドガイドの支柱に対接する上記折曲片を単一乃至複数の線接触用リブによるものとし,また両端が接触しその中間を外側に湾曲した両側面接のものとすること,スライドガイドの支柱への装着を一対のバンド片の弾性を利用してスナップイン的に行なうようにすること,この場合に支柱に天板を設置するようにすること等を含めて,本発明の実施に当って,支持金具,その支柱,バンド片,そのバンド部,支持アーム部,スライドガイド,その折返片,集合管,必要に応じて用いる折曲片,傾斜折返片,ネジ部材等の各具体的形状,構造,材質,寸法,これらの関係,これらに対する付加,使用の方法等は上記発明の要旨に反しない限り様々な形態とすることができる。
【0025】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明は,支柱を形状として強度に優れる断面L字状のアングル材を用いたものとするとともに,一対のバンド部材の一方の支持アーム部先端に,該アングル材の外側面に添って2面で対接し且つ先端に外れ止め用の折返片を有するスライドガイドを形成し,該スライドガイドによって上記アングル材を抱え込むように上下方向スライド自在とするとともにこのスライドガイド乃至その近傍に固定部材を配置し,該固定部材によってその内側に位置するアングル材の外側面を押圧することによって,一対のバンド部材を任意高さ位置で押圧固定自在とするものとしたから,一対のバンド部材の支柱に対する上下方向スライド幅を可及的大きく確保したものとし得るとともにその任意位置における一対のバンド部材の固定支持を可能とし,メーカーによって仕様が様々な集合管に可及的に共通使用することができ,また支柱を断面L字状のアングル材としたことによって,上記上下方向スライド幅を大きく確保し得るにも拘らず,強度が弱まる可能性がなく,支柱強度を可及的高度に確保し,長期に亘る耐久性を備えた排水集合管支持金具を提供することができる。
【0026】
請求項2に記載の発明は,上記に加えて,スライドガイドを,その加工が比較的容易にしてアングル材に対するして上下方向スライドを可及的確実になし得て,アングル材からの外れや,引っ掛りによるスライド不良を生じることのないものとすることができる。
【0027】
請求項3に記載の発明は,同じく上記に加えて,固定部材を,可及的簡単な構造にして簡易な操作によって確実な固定をなし得るものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】支持金具による集合管支持状態を示す斜視図である。
【図2】支持金具の平面図である。
【図3】スライドガイド部分を拡大した平面図である。
【図4】支持金具の正面図である。
【図5】支柱の側面図である。
【図6】支柱の拡大平面図である。
【図7】従来の集合管支持状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 支持金具
2 集合管
10 支柱
20 バンド部材
21 バンド部
22 支持アーム部
23 防振材
25 スライドガイド
26 折曲片
27 傾斜折曲片
40 コンクリートスラブ

Claims (3)

  1. コンクリートスラブ上に起立固定した所定間隔左右一対の支柱と,該一対の支柱に長手方向端部を上下方向スライド自在且つその任意の高さ位置で固定自在とするように前後に対向配置することによって支柱間中央位置に平面円形の集合管抱持部を形成自在の帯状にして平面半円のバンド部及びその両側に支柱側に向けて突出した帯状の支持アーム部を有し該支持アーム部中間位置で相互に固定自在とした前後に一対のバンド部材とを備え,上記一対の支柱を断面L字状とするとともにそのL字コーナー位置を前後にずらすように反転した内側対面状に配置するともに上記一対のバンド部材における支持アーム部の各長手方向一方の先端部に上記アングル材の外側面に添って2面で対接し且つ先端に外れ止め用の折返片を有して上記アングル材に上下方向スライド自在とするスライドガイドを形成するとともに該スライドガイド乃至その近傍の支持アーム部にアングル材外側面を押圧することによって上記一対のバンド部材を任意高さ位置で押圧固定自在とする固定部材とを備えてなることを特徴とする排水集合管支持金具。
  2. 上記スライドガイドを,支持アーム部に直交する折曲片とその先端の傾斜折返片とによって支持アーム部先端にレ字状に形成してなることを特徴とする請求項1に記載の排水集合管支持金具。
  3. 上記固定部材を,支持アーム部又はスライドガイドに形成し乃至設置したナットに螺装することによってアングル材外側面を押圧するネジ部材によるものとしてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の排水集合管支持金具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005194835A (ja) * 2004-01-09 2005-07-21 Nichiei Intec Co Ltd 排水ヘッダー連結の横枝管並列支持金具
JP2010031940A (ja) * 2008-07-28 2010-02-12 Takasago Thermal Eng Co Ltd 配管振止め装置

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