JP2005193508A - 印刷機のインキ壷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 インキ壷の洗浄作業を容易かつ短時間で行う。
【解決手段】 中間インキせき32は、ブラケット40とブラケット40にプレート55を介して固定されるホルダー57とホルダー57に取付けられる弾性部材60とからなる。ブラケット40の凹部43をステー31に係入しボルト45をねじ込むことにより中間インキせき32がステー31に取付けられる。すり割り付きボルト48,51をねじ込むことにより、弾性部材60が壷ローラ3の周面とインキ壷の底に押し付けられる。ステー31は第1および第2のプレート34,36を介して印刷機の左右のフレームに固定されている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、印刷機において版面へインキを供給するインキ壷装置に関し、特に、互いに対向する一対のインキせきの間に中間インキせきを設けた印刷機のインキ壷装置に関するものである。
この種の印刷機において、印刷物の仕様によって版の全幅のうちの一部分にしか絵柄のない場合があり、この場合インキ壷全体にインキを入れて印刷を行うとインキがむだになるために、絵柄に対応した部分の両側に中間インキせきを設け、この中間インキせきの内側にのみインキを入れるようにしている。また、版胴の全長のそれぞれ所定の部分に異なった色のインキを付与することにより、一度に数色を刷り出すレインボー印刷においては中間インキせきが設けられている。
この種の印刷機のインキ壷装置としては、インキ壷の後部側において左右方向に延在するバーを備え、このバーに取り付けられた中間インキせきが設けられたものがある(例えば、特許文献1参照)。また、インキ壷の底とインキ壷両側面とを帯状の保護フィルムで覆い、保護フィルムを移動させることによりインキ壷の洗浄を行うものもある(例えば特許公報2参照)。なお、本出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に密接に関連する先行技術文献を出願時までに見付け出すことはできなかった。
特開2002−11851号公報(段落「0013」、「0014」、「0021」、図1ないし図4)
上述した従来の印刷機のインキ壷装置のうち、前者の構造のものにおいては、インキ壷本体に中間インキせきが着脱可能に取り付けられているため、インキ壷を洗浄するためにインキ壷本体を壷ローラから離間した退避位置へ移動させても、中間インキせきがインキ壷に取り付けられたままの状態になっている。このため、インキ壷を洗浄する際に中間インキせきが洗浄の障害になるため、中間インキせきを取り外す作業が必要になる。このため、インキ壷を洗浄する際に中間インキせきが洗浄の障害になるため、複数の中間インキせきをひとつずつ取り外さなければならず、この作業が煩雑になり作業者の負担が大きくなるというばかりではなく、洗浄のための準備時間がかかるため生産性が低下するという問題があった。
また、上述した従来の印刷機のインキ壷装置のうち、後者の構造のように保護フィルムによってインキ壷の底およびインキ壷両側面を覆うことにより、インキ壷の洗浄作業は容易になる。しかしながら、このように保護フィルムを用いたものに、仮に前者のような中間インキせきを採用した場合には、インキ壷を洗浄するため保護フィルムを移動させるときに、中間インキせきが移動の障害になるため、中間インキせきを取り外す作業が必要になり、前者の場合と同様な問題が起きる。さらに、保護フィルムを保持する構成がインキ壷装置の後方に配設されており、中間インキせきを設置することが難しいという問題があった。
本発明は上記した従来の問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、洗浄作業を容易かつ短時間で行えるようにすることにある。
この目的を達成するために、請求項1に係る発明は、回転自在に支持された壷ローラと、この壷ローラに近接してフレーム側に支持され、インキ壷の底を形成するインキ壷本体と、インキ壷両側面を形成する一対のインキせきとを備えた印刷機のインキ壷装置において、前記一対のインキせき間に中間インキせきを配設し、この中間インキせきをフレーム側に支持された支持部材に取り付けたものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記インキ壷の底を覆うフィルム状のカバーを備えたものである。
請求項3に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記中間インキせきは、前記壷ローラの周面および前記インキ壷の底に対接する弾性部材と、この弾性部材を保持するホルダーとを備え、このホルダーは前記弾性部材が挿抜可能な開口を有しているものである。
請求項4に係る発明は、請求項3に係る発明において、前記中間インキせきに、前記弾性部材を前記壷ローラの周面および前記インキ壷の底に押圧する押圧力を調整する押圧調整手段を設けたものである。
請求項5に係る発明は、回転自在に支持された壷ローラと、この壷ローラに近接してフレーム側に支持され、インキ壷の底を形成するインキ壷本体と、インキ壷両側面を形成する一対のインキせきとを備えた印刷機のインキ壷装置において、前記一対のインキせき間に複数の中間インキせきを配設し、前記複数の中間インキせきを支持する支持部材をフレームに対して着脱可能に支持させたものである。
請求項1に係る発明によれば、中間インキせきをインキ壷本体とは独立してフレーム側に支持させたことにより、インキ壷の底と中間インキせきとの離間が容易になり、洗浄作業を容易にかつ短時間で行うことができる。また、例えばインキ壷の底を覆う保護フィルムを保持する構成物などがインキ壷あるいはインキ壷周辺に設けられていたとしても中間インキせきを配置することができる。
請求項2に係る発明によれば、フィルム状のカバーを備えたインキ壷装置に中間インキせきを設置することが可能となるとともに、洗浄作業を容易にかつ短時間で行うことができる。
請求項3に係る発明によれば、弾性部材の交換が容易である。
請求項4に係る発明によれば、中間インキせきを挟んで隣接するインキの漏洩や、隣接するインキの混色を防止することができる。
請求項5に係る発明によれば、インキ壷洗浄時に複数の中間インキせきを一括して取り外すことができるので、洗浄作業を容易にかつ短時間で行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は本発明に係る印刷機のインキ壷装置の平面図、図2は図1におけるII-II 線断面図、図3は図1における III-III線断面図、図4は同じく中間インキせき装置を分解して示す斜視図、図5は同じくインキ壷を開いた状態を示す図1におけるII-II 線断面図である。なお、図1においてはインキせき駆動装置15の図示を省略している。
図1および図2において、全体を符号1で示すものはインキ壷装置であって、印刷ユニットのフレーム2,2間に回転自在に支持され壷ローラ用モータ(図示せず)によって駆動する壷ローラ3と、この壷ローラ3に近接して支持され、インキ壷の底4aを形成するインキ壷本体4と、インキ壷本体4に支持され互いに対向する面がインキ壷の両側面5aを形成する一対のインキせき5とによって概ね構成されている。
6は薄鋼板で形成された1枚の壷ブレードであって、多数の壷キー(図示せず)を覆っている。7は略長方形に形成されたフィルム状のカバー(以下、単にカバーという)であって、インキ壷の底4aの幅と略同じ幅に形成されており、両側部には台形状に形成された耳部7cが一体に設けられ、図3に示されるようにインキ壷の両側面5aを覆っている。このカバー7の基端部7aは、図2に示すようにインキ壷本体4の後部に固定されたカバー後端部保持手段8によって保持されており、このカバー後端部保持手段8にはハンドル付きボルト9が備えられており、このハンドル付きボルト9を回動操作することにより、後端部7aの保持および保持の解除を行うように構成されている。一方、カバー7の先端部7bはインキ壷本体4の全部に支持されたカバー先端部保持手段10によって保持されている。これにより、カバー7によってインキ壷の底4aが覆われ、カバー7の耳部7cによってインキせき5の側面が覆われる。
インキ壷本体4は、左右のフレーム2,2に植設されたインキ壷開閉支点ピン(図示せず)を回動中心として回動自在に支持されており、壷開閉用エアシリンダ(図示せず)の駆動によって、図2に示すように、壷ローラ3とともにインキ壷を形成する作動位置と、図5に示すように、作動位置よりも下方に退避しかつインキ壷の底4aが略水平となる退避位置に移動可能に設けられている。
次に、図1ないし図4を用いて、本発明の特徴である中間インキせき装置を説明する。
図4に符号30で示す中間インキせき装置は、角柱状に形成された支持部材としてのステー31と、このステー31に取り付けられ上記した一対のインキせき5,5の間に配設される複数の中間インキせき32(説明の便宜上1つの中間インキせき32のみを図示)とによって概ね構成されている。ステー31の両端部には、ブロック33,33を介して第1のプレート34,34の一端部が固定されており、これら第1のプレート34,34の他端側は、ステー31と直交するようにして矢印A方向を指向し、それぞれの他端部にはU字溝34a,34aが設けられている。
36,36は一対の第2のプレートであって、一端部には挿通孔37が設けられ、この挿通孔37に挿通させたボルト38をフレーム2,2のねじ孔(図示せず)に螺合させることにより、これら第2のプレート36,36は互いに対向するようにフレーム2,2に固定される。これら第2のプレート36,36の他端部に第1のプレート34の他端部を重ね合わせ、U字溝34aに挿通させたハンドル付きねじ35を第2のプレート36のねじ孔(図示せず)に螺合させることにより、これら第1および第2のプレート34,36を介して、ステー31が左右のフレーム2,2間に延在するようにして、これらフレーム2,2に固定される。
中間インキせき32は、図4に示すように、ブラケット40と、このブラケット40に取り付けられるプレート55と、このプレート55に一体化されたホルダー57と、このホルダー57に保持される弾性部材60とによって概ね構成されている。
ブラケット40は、扁平な略直方体に形成された基部41と、この基部41の上端部から斜め上方に延設され角柱状に形成された支持部42とによって全体が略L字状に一体に形成されている。基部41には、下方が開口した断面が矩形状に形成された凹部43が設けられており、この凹部43の断面積は、上記したステー31の断面積よりもやや大きく形成されている。基部41の下部側には、後端から凹部43に連通するねじ孔44が螺設されており、このねじ孔44には、先端が凹部43に臨むボルト45が螺合し、ボルト45には緩み止め用ナット46が螺合している。基部41の上部側には、基部41の後端と前端との間を貫通するねじ孔47が螺設されており、このねじ孔47には押圧調整手段としての六角穴付き止めねじ48が螺合している。
支持部42には、上端と下端とを貫通するように螺設された一対のねじ孔50,50が設けられており、これらねじ孔50,50には、押圧調整手段としての六角穴付き止めねじ51,51が螺合している。これらねじ孔50,50の内側には、支持部42の上端と下端とを貫通する一対の貫通孔52,52が設けられており、これら貫通孔52,52の径はこれら貫通孔52,52に挿通されるボルト53,53の径よりも大きく形成されている。
プレート55は全長が上記ブラケット40の支持部42の全長と略同じ長さの角柱状に形成され、支持部42の貫通孔52,52に挿通されたボルト53,53が螺合する一対のねじ孔56,56が螺設されている。ボルト53,53がねじ孔56,56に螺合することにより、プレート55がブラケット40に取り付けられ、プレート55の後端とブラケット40の基部41の前端とが、図2に示すようにわずかな間隔δだけ離間して対向する。
ホルダー57は下端と前端に開口57a,57bを有する扁平な箱状に形成されており、側面視において前端の一部が湾曲形成された略四角形を呈し、上記プレート55の下端に固着され一体化されている。
弾性部材60は扁平なフェルト材によって側面視略四角形に形成され、前端60bの一部が壷ローラとほぼ同じ曲率で湾曲形成されている。この弾性部材60を上記ホルダー57の開口57a,57bから挿入することにより、この弾性部材60はホルダー57に、下端60aと前端60bがホルダー57から露呈するように取り付けられる。弾性部材60はその側面60cとホルダー57の内側面との摩擦によりホルダー57に保持される。また、弾性部材60の幅tをホルダー57の開口幅wよりも大きく形成し、弾性部材60を弾性変形させながらホルダー57の開口57a,57bから圧入し、弾性部材60は自身の弾性力によりホルダー57に保持されるようにしてもよい。
次に、図1、図2および図4を用いて、このように構成された中間インキせき32をインキ壷に取り付ける方法を説明する。
中間インキせき32を構成するブラケット40の凹部43を、図2に示すようにステー31に係入し、ボルト45をねじ込みボルト45の先端をステー31の後端に押し付けることによりブラケット40をステー31に固定する。ボルト45に螺合させた緩み止め用ナット46をねじ込み、ブラケット40の基部41の後端に押し付けることによりボルト45による締め付けの緩みが規制される。
次いで、中間インキせき32とインキ壷の底との接触圧力を調整するときには、ボルト53,53による締め付けを緩めてプレート55をブラケット40に対して上下動自在とし、六角穴付き止めねじ51,51を締め込み/緩めを行い、六角穴付き止めねじ51,51の支持部42の下面に対する突出量を調整したのち、ボルト53,53を締め付ける。六角穴付き止めねじ51,51の先端がプレート55の位置を規制しているので、六角穴付き止めねじ51,51の支持部42の下面に対する突出量を調整することにより、中間インキせき32の弾性部材下端60aとインキ壷の接触圧力が調整されるのである。
また、中間インキせき32とインキ壷ローラ3との接触圧力の調整は、六角穴付き止めねじ48の締め込み/緩めを行い、この六角穴付き止めねじ48の先端の基部41からの突出量を調整することで行う。貫通孔52の径がボルト53の径よりも大きく形成されているため、プレート55がボルト53を介してブラケット40に矢印A−B方向にわずかな量だけ移動可能に支持されているので、六角穴付き止めねじ48の先端の基部41からの突出量に応じて中間インキせき32の矢印A−B方向の位置が調整されて、中間インキせき32の弾性部材60の前端60bとインキ壷ローラ3との接触圧力が調整されるのである。
次に、主に図3ないし図5を用いて、このような構成のインキ壷装置における洗浄動作を説明する。
印刷が終了したら、ハンドル付きねじ35,35を緩めて第1のプレート34,34を第2のプレート36,36から取り外す。第1のプレート34,34には複数の中間インキせき32がステー31に固定されているので、全ての中間インキせき32を一括してインキ壷本体4から離間させることができる。
その後、インキ壷本体4を図3に示される作動位置から反時計方向へ回動させ、図5に示される退避位置に位置付けて、カバー先端部保持手段10およびカバー後端部保持手段8からカバー7を取り外すことによりインキ壷の洗浄が終了する。
新たに印刷を開始するときには、新しいカバー7をカバー先端部保持手段10およびカバー後端部保持手段8に取り付け、インキ壷本体4を図5に示される退避位置から図3に示される作動位置に位置付けて、印刷機から取り外される印刷機外で洗浄される複数の中間インキせき32をステー31に固定したのち、第1のプレート34,34を第2のプレート36,36にハンドル付きねじ35,35により固定する。
ここで、中間インキせき32の取付位置を変えたい場合には、緩み止め用ナット46のねじ込みを解除してからボルト45による締め付けを緩め、中間インキせき32をステー31の軸線方向へ移動させ、ボルト45によって締め付け、緩い止めナット46をねじ込むことにより行う。また、複数の中間インキせき32全体を一度に交換する場合には、ハンドル付きボルト35,35の締め付けを緩め、第1のプレート34を第2のプレート36から取り外すことによって、ステー31といっしょに複数の中間インキせき32をインキ壷から取り外す。このように中間インキせき32をインキ壷本体4とは独立してフレーム2側に支持させたことにより、インキ壷の底4aを覆うカバー7を保持するための手段が構成されていても中間インキせき32を取り付けることが可能となり、複数の中間インキせき32を一括してインキ壷から離すことができるので、作業者の負担が減り準備時間が短縮される。
また、ホルダー55に弾性部材60を挿抜するための開口57a,57bを設けたため、この開口57a,57bから弾性部材60を交換することができるから、弾性部材60の摩耗や色替え時の弾性部材60の交換が容易になる。また、中間インキせき32に、弾性部材60の下端60aとインキ壷の底4aとの接触圧を調整する六角穴付き止めねじ48と、弾性部材60の前端60bと壷ローラ3の周面との接触圧を調整する六角穴付き止めねじ53とが設けられている。したがって、弾性部材60の下端60aとインキ壷の底4aとの間および弾性部材60の前端60bと壷ローラ3の周面との間に隙間が発生することなく密着するため、中間インキせき32を挟んで隣接するインキの漏洩や、隣接するインキどうしの混合を防止することができる。
なお、本実施の形態においては、インキ壷の底4aをカバー7によって覆ったが、カバー7で覆うことなく直接インキ壷の底4aにインキを供給してもよく、その場合にも、複数の中間インキせき32を一括して取り外すことができるので、作業者の負担が減り準備時間が短縮される。また、実施の形態においては、第1のプレート34,34を第2のプレート36,36に対して着脱可能に支持させることによりステー31に取り付けられた複数の中間インキせき32を一括して印刷機から取り外すよう構成したが、複数の中間インキせき32を支持するステー31をフレーム2に対して移動自在に支持させ、インキ壷を洗浄するときにこのステー31を移動させて複数の中間インキせき32を一括してインキ壷の底4aから離間させるように構成してもよい。
また、インキ壷本体4はフレーム2側に回動自在に支持されているものに限定されず、インキ壷ローラ3に近接した作動位置とインキ壷ローラ3から離間した退避位置との間で直線的に移動するようなものや、インキ壷の洗浄時にインキ壷本体4をフレーム2から取り外すように構成してもよい。また、本実施の形態においては、中間インキせき32をフレーム2から取り外した後にインキ壷本体4を退避位置へ回動させたが、先ずインキ壷本体4を退避位置へ移動あるいはインキ壷本体4をフレーム2から取り外すようにしてもよい。この場合でも、中間インキせき32はインキ壷本体4とは独立してフレーム2側に支持されているので、インキ壷本体4の移動のみでインキ壷の底4aと全ての中間インキせき32とが離間することになり、作業者の負担が減り準備時間が短縮される。
本発明に係る印刷機のインキ壷装置の平面図である。 図1におけるII-II 線断面図である。 図1における III-III線断面図である。 本発明に係る印刷機のインキ壷装置における中間インキせき装置を分解して示す斜視図である。 本発明に係る印刷機のインキ壷装置において、インキ壷を開いた状態を示す図1におけるII-II 線断面図である。
符号の説明
1…インキ壷装置、2…フレーム、3…壷ローラ、4…インキ壷本体、4a…インキ壷の底、5…インキせき、5a…インキ壷両側面、7…フィルム状のカバー、8…カバー基端部保持手段、10…カバーテンション付与手段、30…中間インキせき装置、31…ステー、32…中間インキせき、40…ブラケット、43…凹部、45,53…ボルト、48,51…六角穴付き止めねじ、55…プレート、57…ホルダー、57a,57b…開口、60…弾性部材。

Claims (5)

  1. 回転自在に支持された壷ローラと、
    この壷ローラに近接してフレーム側に支持され、インキ壷の底を形成するインキ壷本体と、
    インキ壷両側面を形成する一対のインキせきとを備えた印刷機のインキ壷装置において、
    前記一対のインキせき間に中間インキせきを配設し、この中間インキせきをフレーム側に支持された支持部材に取り付けたことを特徴とする印刷機のインキ壷装置。
  2. 請求項1記載の印刷機のインキ壷装置において、
    前記インキ壷の底を覆うフィルム状のカバーを備えたことを特徴とする印刷機のインキ壷装置。
  3. 請求項1記載の印刷機のインキ壷装置において、
    前記中間インキせきは、
    前記壷ローラの周面および前記インキ壷の底に対接する弾性部材と、
    この弾性部材を保持するホルダーとを備え、
    このホルダーは前記弾性部材が挿抜可能な開口を有していることを特徴とする印刷機のインキ壷装置。
  4. 請求項3記載の印刷機のインキ壷装置において、
    前記中間インキせきに、前記弾性部材を前記壷ローラの周面および前記インキ壷の底に押圧する押圧力を調整する押圧調整手段を設けたことを特徴とする印刷機のインキ壷装置。
  5. 回転自在に支持された壷ローラと、
    この壷ローラに近接してフレーム側に支持され、インキ壷の底を形成するインキ壷本体と、
    インキ壷両側面を形成する一対のインキせきとを備えた印刷機のインキ壷装置において、
    前記一対のインキせき間に複数の中間インキせきを配設し、前記複数の中間インキせきを支持する支持部材をフレームに対して着脱可能に支持させたことを特徴とする印刷機のインキ壷装置。
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