JP2648529B2 - サーマルプリンタにおけるヘッド取付装置 - Google Patents

サーマルプリンタにおけるヘッド取付装置

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JP2648529B2
JP2648529B2 JP25865590A JP25865590A JP2648529B2 JP 2648529 B2 JP2648529 B2 JP 2648529B2 JP 25865590 A JP25865590 A JP 25865590A JP 25865590 A JP25865590 A JP 25865590A JP 2648529 B2 JP2648529 B2 JP 2648529B2
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upper lid
thermal head
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rotating shaft
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弘之 中森
正史 須藤
宏二 長谷川
泰 浜辺
昭男 水村
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Tamura Corp
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Tamura Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、サーマルプリンタにおけるヘッド取付装置
に関するものである。
(従来の技術) 特開平1−226375号公報に示されるように、本体フレ
ームに設けられたプラテンに対し先端側が接離自在のサ
ーマルヘッドと、本体フレームに先端側が係止され弾性
部材を介してサーマルヘッドをプラテン側に弾力的に押
圧する上蓋とが、共通の回転軸により基端側を本体フレ
ームに取付けられたサーマルプリンタがある。
この公報記載のプリンタは、ヘッド部を交換すると
き、公報第2図に示されるように、上ケースを開き、ネ
ジを緩めてサーマルヘッドを交換し、再度ネジを締めて
固定する作業を行う。
(発明が解決しようとする課題) このように、従来は、ヘッド交換時にネジの緩締作業
が必要であり、この作業が容易ではなく、ヘッドの交換
等に時間がかかる問題がある。特に、ユーザー側ではそ
のような作業が困難である。
本発明は、このような点に鑑みなされたものであり、
ヘッド部を回転軸ごとワンタッチで脱着できるようにす
ることで、サーマルヘッドの交換や清掃等を容易に行え
るようにすることを目的とするものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段〕 本発明は、本体フレーム11に設けられたプラテン13に
対し先端側が接離自在のサーマルヘッド22と、本体フレ
ーム11に先端側が係止され弾性部材31を介してサーマル
ヘッド22をプラテン13側に弾力的に押圧する上蓋26と
が、それぞれ基端側にて共通の回転軸25で本体フレーム
11に取付けられたサーマルプリンタにおいて、前記プラ
テン13より上側かつ前記上蓋26の先端側で前記本体フレ
ーム11に設けられ、前記上蓋26の先端部を下側で係止す
る凸部29と、前記サーマルヘッド22および前記上蓋26の
基端側に位置する本体フレーム11にて前記凸部29から離
れる方向に向けて開口された切込口43を有し、この切込
口43から上方に向けて切込み形成され切込口43から嵌合
された前記回転軸25を係止する軸受溝41とを具備したサ
ーマルプリンタにおけるヘッド取付装置である。
(作用) 本発明は、上蓋26の上限位置が、凸部29と、軸受溝41
の上端に係止された回転軸25とによって規制されている
ので、弾性部材31を介して所定の圧力がサーマルヘッド
22に加わるとともに、プラテン13により係止されたこの
サーマルヘッド22を押下げようとする弾性部材31の反作
用により回転軸25に押上力がかかるので、この回転軸25
が軸受溝41の上端に保持される。また、サーマルヘッド
等のメンテナンス時は、弾性部材31に抗して上蓋26を押
圧し、回転軸25を軸受溝41の下部まで押下げ、さらに上
蓋26を凸部29とは反対側へずらすことにより、上蓋26の
先端部を凸部29の下側から外すとともに、回転軸25を軸
受溝41の切込口43から外し、サーマルヘッド22および上
蓋26を回転軸25ごと本体フレーム11から取外す。これら
を本体フレーム11に装着するときは、逆の操作を行う。
(実施例) 以下、本発明を図面に示される実施例を参照して詳細
に説明する。
第1図および第2図に示されるように、本体フレーム
11の側板部12に、図示されないモータおよび減速機構に
より回動されるプラテン13が軸架され、このプラテン13
に対し紙入口14が設けられている。15は紙出し方向を示
す。
また、本体フレーム11の別の側板部21に、前記プラテ
ン13に対し接離自在のサーマルヘッド22を保持するヘッ
ド保持板23の係合部24が、円形断面の回転軸25により揺
動自在に取付けられている。前記ヘッド保持板23の上側
には上蓋26が配置され、この上蓋26の軸受板部27が前記
回転軸25に嵌着され、さらに、この上蓋26から突出され
た腕部28の先端部が、前記本体フレーム11の側板部12で
あって前記プラテン13を基準として上側かつ回転軸25と
は反対側に設けられた凸部としての位置決めピン29の下
側に係合されている。この上蓋26の下面に弾性部材とし
ての板ばね31がネジ(図示せず)により取付けられ、こ
の板ばね31の先端部により前記ヘッド保持板23が押下げ
られ、サーマルヘッド22がプラテン13に対し弾力的に押
圧されている。前記サーマルヘッド22、ヘッド保持板2
3、回転軸25、上蓋26および板ばね31によって、本体フ
レーム11に対し一体的に脱着されるヘッド部が構成され
ている。
前記本体フレーム11であって前記回転軸25と対応する
側板部21に、この回転軸25の端部と嵌合する軸受溝41が
切込形成されている。この軸受溝41は、前記側板部21に
設けられた凹溝42の底部に連続する切込口43から上方に
切込み形成されたものである。前記切込口43は、前記位
置決めピン29とは反対側に開口されている。
そうして、上蓋26の上限位置が、位置決めピン29と、
軸受溝41の上端に係止された回転軸25とによって規制さ
れているので、板ばね31を介して所定の圧力がサーマル
ヘッド22に加わる。プラテン13に係止されたこのサーマ
ルヘッド22を押下げようとする板ばね31の反作用によ
り、前記位置決めピン29を支点として上蓋26に第1図反
時計方向の力が作用するので、回転軸25に押上力がかか
り、この回転軸25が軸受溝41の上端に保持される。
サーマルヘッド等のメンテナンス時は、第3図(A)
に示されるように、板ばね31に抗して上蓋26を押圧し、
回転軸25を軸受溝41の下部まで押下げ、さらに、第3図
(B)に示されるように、上蓋26を位置決めピン29とは
反対側へずらすことにより、上蓋26の腕部28を位置決め
ピン29の下側から外すとともに、回転軸25を軸受溝41の
切込口43から外し、第3図(C)に示されるように、サ
ーマルヘッド22、上蓋26および板ばね31を回転軸25ごと
本体フレーム11から取外す。これらを本体フレーム11に
装着するときは、逆の操作を行う。
このようにして、回転軸25を本体フレーム11の側板部
21から上方に取出すと、サーマルヘッド22、上蓋26およ
び板ばね31も一体的に本体フレーム11から取外される。
この取外し時に、前記ヘッド保持板23を上蓋26に対し90
°開く方向に回動すると、このヘッド保持板23の係合部
24は、逆U形に形成され一端が開口されているので、回
転軸25から簡単に外すことができる。
前記ヘッド保持板23はサーマルヘッド22と一体化され
ており、このヘッド保持板23ごとサーマルヘッド22を交
換できるので、サーマルヘッド22のみを脱着する場合に
比べ、サーマルヘッド22とプラテン13との位置出しを容
易にできる。
なお、前記本体フレーム11の側板部21にて、切込口43
より第1図右側部分21aはなくても良い。
〔発明の効果〕
本発明によれば、プラテンより上側かつ上蓋の先端側
にて本体フレームに設けられた凸部の下側で上蓋の先端
部を係止し、凸部から離れる方向に向けて開口された本
体フレームの切込口から上方に向けて切込み形成された
軸受溝により、サーマルヘッドおよび上蓋に共通の回転
軸を係止しているから、上蓋およびサーマルヘッドを回
転軸ごと本体フレームからワンタッチで脱着でき、ユー
ザーが、サーマルヘッドの点検、交換または清掃等のメ
ンテナンスを簡単に行うことができる。また、回転軸の
軸受溝が上方に切込み形成されたから、プラテン軸とこ
の回転軸との位置精度が正確に出ていなくても、回転軸
が前記軸受溝内で調整されて、サーマルヘッドはプラテ
ンと均一圧力で密着でき、印字品質の低下が起こらな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のサーマルプリンタにおけるヘッド取付
装置を示す断面図、第2図は第1図のII−II線断面図、
第3図はそのヘッド部の脱着作用を示す断面図である。 11……本体フレーム、13……プラテン、22……サーマル
ヘッド、25……回転軸、26……上蓋、29……凸部として
の位置決めピン、31……弾性部材としての板ばね、41…
…軸受溝、43……切込口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜辺 泰 東京都練馬区東大泉1丁目19番43号 株 式会社タムラ製作所内 (72)発明者 水村 昭男 東京都練馬区東大泉1丁目19番43号 株 式会社タムラ製作所内 (56)参考文献 特開 平1−226375(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体フレームに設けられたプラテンに対し
    先端側が接離自在のサーマルヘッドと、本体フレームに
    先端側が係止され弾性部材を介してサーマルヘッドをプ
    ラテン側に弾力的に押圧する上蓋とが、それぞれ基端側
    にて共通の回転軸で本体フレームに取付けられたサーマ
    ルプリンタにおいて、 前記プラテンより上側かつ前記上蓋の先端側で前記本体
    フレームに設けられ、前記上蓋の先端部を下側で係止す
    る凸部と、 前記サーマルヘッドおよび前記上蓋の基端側に位置する
    本体フレームにて前記凸部から離れる方向に向けて開口
    された切込口を有し、この切込口から上方に向けて切込
    み形成され切込口から嵌合された前記回転軸を係止する
    軸受溝と を具備したことを特徴とするサーマルプリンタにおける
    ヘッド取付装置。
JP25865590A 1990-09-27 1990-09-27 サーマルプリンタにおけるヘッド取付装置 Expired - Lifetime JP2648529B2 (ja)

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