JP2005193395A - 成形機診断装置、成形機、成形機診断方法及びそのプログラム - Google Patents

成形機診断装置、成形機、成形機診断方法及びそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】成形機の所定の要素に損傷が発生したかどうかを正確に判断することができるようにする。
【解決手段】射出成形機を構成する所定の要素に取り付けられた検出部と、該検出部のセンサ出力に基づいて検出信号を発生させる検出信号発生部と、前記検出信号から、成形中に前記要素に損傷が発生したときの検出波形を抽出する波形抽出処理手段と、前記検出波形に基づいて所定の要素に損傷が発生したかどうかを判断する検出波形判定処理手段とを有する。この場合、前記検出信号から、成形中に所定の要素に損傷が発生したときの検出波形が抽出され、該検出波形に基づいて所定の要素に損傷が発生したかどうかが判断される。したがって、所定の要素に損傷が発生したかどうかを正確に判断することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、成形機診断装置、成形機、成形機診断方法及びそのプログラムに関するものである。
従来、成形機、例えば、射出成形機においては、加熱シリンダ内においてスクリューを前進させ、溶融させられた樹脂を高圧で射出して、金型装置の固定金型と可動金型との間に形成されたキャビティ空間に充填(てん)し、該キャビティ空間内において樹脂を冷却し、固化させることによって成形品を得るようにしている。
そのために、型締装置が配設され、該型締装置は、固定金型が取り付けられた固定プラテン、可動金型が取り付けられた可動プラテン、及び該可動プラテンを進退させるためのトグル機構を備え、該トグル機構を作動させ、前記可動プラテンを進退させることによって、金型装置の型閉じ、型締め及び型開きを行うようにしている。
ところで、射出成形機において、所定の要素、例えば、金型装置に変形、亀裂、割れ等の損傷が発生したときに、それを検出するために成形機診断方法が提供されていて、該成形機診断方法においては、ショット数を計数し、該ショット数が所定の値になると、金型装置に損傷が発生したと判断したり、所定の成形品を抜き取り、目視によって不良品が発生しているかどうかを調べ、不良品が発生している場合に、金型装置に損傷が発生したと判断したり、金型装置を作動させているときに型締用モータに加わる負荷を検出し、該負荷に基づいて金型装置に損傷が発生したと判断したりしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−36321号公報
しかしながら、前記従来の成形機診断方法においては、ショット数、不良品の発生、型締用モータに加わる負荷等と金型装置の損傷とが直接的な関連性はないので、金型装置に損傷が発生したかどうかを正確に判断することができない。
したがって、金型装置に損傷が発生していないのに、損傷が発生したと判断して、不必要に保守・点検を行うことがあり、生産性が低下してしまう。また、前記金型装置に損傷が発生していないと判断されているときに、突発的に金型装置に損傷が発生することがあり、その場合、成形が継続され、不良品が成形され続けてしまう。
本発明は、前記従来の成形機診断方法の問題点を解決して、成形機の所定の要素に損傷が発生したかどうかを正確に判断することができる成形機診断装置、成形機、成形機診断方法及びそのプログラムを提供することを目的とする。
そのために、本発明の成形機診断装置においては、射出成形機を構成する所定の要素に取り付けられた検出部と、該検出部のセンサ出力に基づいて検出信号を発生させる検出信号発生部と、前記検出信号から、成形中に前記要素に損傷が発生したときの検出波形を抽出する波形抽出処理手段と、前記検出波形に基づいて所定の要素に損傷が発生したかどうかを判断する検出波形判定処理手段とを有する。
本発明の他の成形機診断装置においては、さらに、前記検出部は、弾性波を検出して前記センサ出力を発生させる。
本発明の更に他の成形機診断装置においては、さらに、前記波形抽出処理手段は、成形サイクル中の所定の期間の検出信号から検出波形を抽出する。
本発明の更に他の成形機診断装置においては、さらに、前記検出波形判定処理手段は、検出波形と基準波形とを比較し、比較結果に基づいて所定の要素に損傷が発生したかどうかを判断する。
本発明の更に他の成形機診断装置においては、さらに、前記所定の期間は、射出の開始から保圧の終了までの監視期間、及び型閉じ開始から型開き終了までの監視期間のうちの少なくとも一方の監視期間である。
本発明の更に他の成形機診断装置においては、さらに、前記所定の要素は、ボールねじナット及び金型装置のうちの少なくとも一方である。
本発明の成形機においては、請求項1〜6のいずれか1項に記載の成形機診断装置を備える。
本発明の成形機診断方法においては、射出成形機を構成する所定の要素に取り付けられた検出部のセンサ出力に基づいて検出信号を発生させ、該検出信号から、成形中に前記要素に損傷が発生したときの検出波形を抽出し、該検出波形に基づいて所定の要素に損傷が発生したかどうかを判断する。
本発明の成形機診断方法のプログラムにおいては、コンピュータを、射出成形機を構成する所定の要素に取り付けられた検出部のセンサ出力に基づいて発生させられた検出信号から、成形中に前記要素に損傷が発生したときの検出波形を抽出する波形抽出処理手段、及び前記検出波形に基づいて所定の要素に損傷が発生したかどうかを判断する検出波形判定処理手段として機能させる。
本発明によれば、成形機診断装置においては、射出成形機を構成する所定の要素に取り付けられた検出部と、該検出部のセンサ出力に基づいて検出信号を発生させる検出信号発生部と、前記検出信号から、成形中に前記要素に損傷が発生したときの検出波形を抽出する波形抽出処理手段と、前記検出波形に基づいて所定の要素に損傷が発生したかどうかを判断する検出波形判定処理手段とを有する。
この場合、前記検出信号から、成形中に所定の要素に損傷が発生したときの検出波形が抽出され、該検出波形に基づいて所定の要素に損傷が発生したかどうかが判断される。したがって、所定の要素に損傷が発生したかどうかを正確に判断することができる。
そして、保守・点検を、機械を停止させることなく行うことがなくなるので、生産性を向上させることができる。また、突発的に所定の要素に損傷が発生した場合、直ちに成形機を停止することができるので、不良品が成形され続けることがなくなるだけでなく、成形機の寿命を長くすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、成形機のうちの射出成形機について説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における成形機診断装置の概念図である。
図において、11は射出装置、12は該射出装置11と対向させて配設された型締装置、13は前記射出装置11及び型締装置12を支持する成形機フレーム、14は該成形機フレーム13によって支持されるとともに、射出装置11を支持する射出装置フレーム、31は該射出装置フレーム14の長手方向に配設された案内部材としてのガイド、43は第1の金型としての固定金型44及び第2の金型としての可動金型45から成る金型装置である。前記射出装置11、型締装置12、金型装置43等によって射出成形機が構成される。
そして、前記射出装置フレーム14によってボールねじ軸21が回転自在に支持され、該ボールねじ軸21の一端が可塑化移動用の駆動部としての可塑化移動用モータ22に連結される。また、前記ボールねじ軸21とボールナット23とが螺(ら)合させられ、該ボールナット23と射出装置11とがスプリング24及びブラケット25を介して連結される。この場合、前記ボールねじ軸21及びボールナット23によって第1の運動方向変換部としてのボールねじ91が構成され、前記ボールナット23によって第1の変換要素が、ボールねじ軸21によって第2の変換要素が構成される。
したがって、前記可塑化移動用モータ22を正方向又は逆方向に駆動してボールねじ軸21を回転させると、ボールねじ軸21の回転運動がボールナット23の直進運動に変換され、該直進運動がブラケット25に伝達され、ブラケット25が前記ガイド31に沿って矢印A方向に進退させられる。そして、前記ブラケット25が進退させられるのに伴って、射出装置11が進退(図において左右方向に移動)させられる。
また、前記ブラケット25には、前方(図において左方)に向けて突出させてシリンダ部材としての加熱シリンダ15が固定され、該加熱シリンダ15の前端(図において左端)に射出ノズル16が配設される。そして、前記加熱シリンダ15の後端部(図において右端部)に、ホッパ17が配設されるとともに、加熱シリンダ15内には、射出部材としてのスクリュー26が回転自在に、かつ、進退自在に配設され、スクリュー26の後端(図において右端)が支持部材32に対して回転自在に支持される。
該支持部材32には、計量用の駆動部としての計量用モータ33が取り付けられ、該計量用モータ33を駆動することによって発生させられた回転が、第1の回転伝達部としてのタイミングベルト34を介して前記スクリュー26に伝達されるようになっている。
また、前記射出装置フレーム14には、スクリュー26と平行にボールねじ軸35が回転自在に支持されるとともに、該ボールねじ軸35と射出用の駆動部としての射出用モータ36とが第2の回転伝達部としてのタイミングベルト37を介して連結される。そして、前記ボールねじ軸35の前端は、支持部材32に固定されたボールナット41と螺合させられる。この場合、前記ボールねじ軸35及びボールナット41によって第2の運動方向変換部としてのボールねじ92が構成され、前記ボールナット41によって第1の変換要素が、ボールねじ軸35によって第2の変換要素が構成される。
したがって、前記射出用モータ36を駆動してボールねじ軸35を回転させると、ボールねじ軸35の回転運動がボールナット41の直進運動に変換され、該直進運動が支持部材32に伝達され、支持部材32が前記ガイド31に沿って矢印B方向に進退させられる。
次に、前記構成の射出装置11の動作について説明する。
まず、計量工程において、計量用モータ33を駆動し、タイミングベルト34を介してスクリュー26を回転させると、ホッパ17から加熱シリンダ15内に供給された成形材料としての樹脂は、加熱シリンダ15内において加熱されて溶融させられ、スクリュー26の前端のスクリューヘッドより前方に溜(た)められる。これに伴って、前記樹脂の圧力でスクリュー26は後退(図において右方向に移動)させられる。
次に、射出工程において、前記射出ノズル16を固定金型44に押し付け、射出用モータ36を駆動し、タイミングベルト37を介してボールねじ軸35を回転させると、支持部材32は前記ボールねじ軸35の回転に伴って前進(図において左方向に移動)させられ、前記スクリュー26を前進させる。したがって、前記スクリューヘッドより前方に溜められた樹脂は射出ノズル16から射出され、固定金型44と可動金型45との間に形成されたキャビティ空間Cに充填される。
次に、前記型締装置12について説明する。
該型締装置12は、固定支持部材としての固定プラテン51、該固定プラテン51と所定の距離を置いて対向させて配設された対向支持部材としてのトグルサポート52、前記固定プラテン51とトグルサポート52との間に架設された複数の、本実施の形態においては4本(図においては、そのうちの2本だけが示されている。)タイバー53、前記固定プラテン51と対向させて配設され、前記タイバー53に沿って進退自在に配設された可動支持部材としての可動プラテン54、及び該可動プラテン54と前記トグルサポート52との間に配設された型締機構としてのトグル機構56を備える。そして、前記固定プラテン51及び可動プラテン54に、互いに対向させて前記固定金型44及び可動金型45がそれぞれ取り付けられる。
前記トグル機構56は、型締用の駆動部としての図示されない型締用モータを駆動し、移動部材としてのクロスヘッド58をトグルサポート52と可動プラテン54との間で進退させることによって、前記可動プラテン54をタイバー53に沿って進退させ、可動金型45を固定金型44に対して接離させて、型閉じ、型締め及び型開きを行うようになっている。
そのために、前記トグル機構56は、前記クロスヘッド58に対して揺動自在に支持されたトグルレバー61、前記トグルサポート52に対して揺動自在に支持されたトグルレバー62、前記可動プラテン54に対して揺動自在に支持されたトグルアーム63から成り、前記トグルレバー61、62間、及びトグルレバー62とトグルアーム63との間がそれぞれリンク結合される。
また、ボールねじ軸64が前記トグルサポート52に対して回転自在に支持され、前記ボールねじ軸64と、前記クロスヘッド58に固定されたボールナット65とが螺合させられる。この場合、前記ボールねじ軸64及びボールナット65によって第3の運動方向変換部としてのボールねじ93が構成され、前記ボールナット65によって第1の変換要素が、ボールねじ軸64によって第2の変換要素が構成される。そして、前記ボールねじ軸64を回転させるために、前記トグルサポート52の側面に前記型締用モータが取り付けられ、前記ボールねじ軸64と型締用モータとが第3の回転伝達部としての図示されないタイミングベルトを介して連結される。なお、前記型締用モータの出力軸に前記ボールねじ軸64を取り付けることもできる。
したがって、前記型締用モータを駆動してボールねじ軸64を回転させると、ボールねじ軸64の回転運動がボールナット65の直進運動に変換され、該直進運動がクロスヘッド58に伝達され、該クロスヘッド58が矢印C方向に進退させられる。そして、前記クロスヘッド58を前進 (図において右方向に移動)させると、トグル機構56が伸展して可動プラテン54が前進させられ、型閉じ及び型締めが行われ、前記クロスヘッド58を後退 (図において左方向に移動)させると、トグル機構56が屈曲して可動プラテン54が後退させられ、型開きが行われる。
また、該可動プラテン54の背面にはエジェクタ装置71が配設され、該エジェクタ装置71は、前記可動金型45を貫通して延び、前端 (図において右端)をキャビティ空間Cに臨ませる図示されない複数のエジェクタピン、該各エジェクタピンの後方 (図において左方) に配設された図示されないエジェクタロッド、該エジェクタロッドの後方に配設され、突出し用の駆動部としての図示されない突出し用モータによって回転させられるボールねじ軸72、及び該ボールねじ軸72と螺合させられるボールナット73を有する。この場合、前記ボールねじ軸72及びボールナット73によって第4の運動方向変換部としてのボールねじ94が構成され、前記ボールナット73によって第1の変換要素が、ボールねじ軸72によって第2の変換要素が構成される。
したがって、前記突出し用モータを駆動して、ボールねじ軸72を回転させると、ボールねじ軸72の回転運動がボールナット73の直進運動に変換され、該ボールナット73の直進運動が前記エジェクタロッドに伝達され、該エジェクタロッド及びエジェクタピンが矢印D方向に進退させられる。なお、本実施の形態においては、第1〜第4の運動方向変換部としてボールねじ91〜94が使用されるようになっているが、ローラねじを使用することもできる。その場合、ローラねじは、第1の変換要素としてのローラナット及び第2の変換要素としてのローラねじ軸を備える。
ところで、前記射出成形機においては、射出成形を行うために可塑化移動用モータ22を駆動して射出装置11を進退させたり、計量用モータ33及び射出用モータ36を駆動してスクリュー26を回転させたり、進退させたり、型締用モータを駆動してトグル機構56を作動させ、可動プラテン54を進退させたり、突出し用モータを駆動してエジェクタピンを進退させたりするようになっているが、それに伴って、ボールナット23、41、65、73とボールねじ軸21、35、64、72とが繰り返し摺(しゅう)動したり、固定金型44及び可動金型45に型締力の荷重が繰り返し加わったりして、樹脂の熱が射出成形機を構成する、例えば、ボールナット23、41、65、73、ボールねじ軸21、35、64、72、固定金型44、可動金型45等のうちの所定の要素に変形、亀裂、割れ等の損傷が発生してしまうことがある。
すなわち、ボールナット23、41、65、73及びボールねじ軸21、35、64、72においては、ボールねじ軸21、35、64、72の回転に伴って螺合部に荷重が加わって、局部的な変形が発生したり、螺合部が摺動して摩耗したりする。また、固定金型44及び可動金型45においては、型締めに伴って型締力が加わり、前記固定金型44と可動金型45との当接面が局部的に変形したり、かじりが発生したり、樹脂の熱を受けて材料が変質したりする。
さらに、前記螺合部に充填されたグリース等の潤滑剤が不足して、螺合部が損傷したり、固定金型44と可動金型45との間に異物が進入して、当接面が損傷したりすることもある。
そこで、本実施の形態においては、ボールナット23、41、65、73及び固定金型44、可動金型45に、それぞれ成形機診断用の検出部としてのセンサs1〜s6を配設し、該センサs1〜s6のセンサ出力に基づいて、射出成形機の所定の要素に損傷が発生したかどうかを判断するようにしている。前記センサs1〜s6は、AE(Acoustic Emission)センサによって構成され、診断しようとする各要素の表面にマグネットによって着脱自在に取り付けられ、所定の要素に損傷が発生するときに生じる弾性波を検出する。この場合、所定の要素における所定の部位、例えば、固定金型44の内部で局部的な損傷が発生すると、損傷が発生するまでに固定金型44を構成する材料に蓄えられていた歪(ひず)みエネルギーが特定の波数帯の弾性波として放出される。そこで、前記センサs1〜s6は、前記損傷が発生した部位から伝達される弾性波の波形を検出波形として抽出するようにしている。該検出波形は、損傷が発生するのに伴って、鋭く立ち上がり、その後、徐々に減衰する形状を有する。また、前記検出波形の振幅は損傷の大きさに比例する。
なお、本実施の形態においては、損傷が発生する要素の材質が金属であるので、数十〔kHz〕〜数〔MHz〕の範囲、好ましくは、100〔kHz〕〜1〔MHz〕の範囲の検出波形を検出することができるようにセンサs1〜s6が選択されるか、又は設定される。
前記センサs1〜s6のセンサ出力は、出力信号として発生させられ、信号線L1〜L6を介して第1の増幅処理部としてのプリアンプ101、102に送られ、さらに、信号線L11、L12を介して制御装置110に送られる。なお、必要に応じて、各信号線L1〜L6は、配線止めe1〜e3等によって固定プラテン51、トグルサポート52、可動プラテン54等に止められる。
そして、前記プリアンプ101、102は、各センサs1〜s6の近傍に配設され、増幅機能だけでなく、ハイパスフィルタの機能を備え、前記出力信号における周波数の高い検出波形の部分だけを抽出し、増幅する。したがって、出力信号が制御装置110に到達するまでに検出波形が減衰するのを防止することができる。
前記制御装置110は、検出信号発生部としてのフィルタ付き増幅器111、該フィルタ付き増幅器111に接続され、射出成形機に配設された成形機コントローラ112、必要に応じて前記フィルタ付き増幅器111及び成形機コントローラ112に接続されたパソコン113を備える。前記フィルタ付き増幅器111は、前記出力信号を受け、センサ出力に基づく検出信号を発生させる。なお、前記成形機コントローラ112及びパソコン113は、所定のプログラム及び各種のデータに基づいてコンピュータとして機能する。
前記フィルタ付き増幅器111は、第2の増幅処理部としてのフィルタ114、及びアンプ115を備え、前記フィルタ114は、前記出力信号の検出波形を更に増幅し、アンプ115は、出力信号の検波器として機能し、微細な信号のピークを繋(つな)ぐことによって包絡線検波波形(エンペロープ波形)から成る検出信号を発生させる。
前記成形機コントローラ112は、制御部121及び表示パネル122を備え、前記制御部121は、図示されないCPU、及び記録部としてのRAM、ROM等のメモリ123を備え、前記表示パネル122は、表示部としてのディスプレイ124、及び操作部としての操作パネル125を備える。
また、前記パソコン113は、制御部131、記録部としてのメモリ133、表示部としてのディスプレイ134及び操作部としてのキーボード135等を備え、前記制御部131は、図示されないCPU、RAM、ROM等を備える。なお、前記CPUに代えてMPUを使用することができる。
前記制御部121の図示されない成形機診断処理手段は、成形機診断処理を行い、射出成形機の各要素に損傷が発生したかどうかを判断する。
次に、前記成形機診断処理の動作について説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態における成形機診断処理の動作を示すフローチャートである。
まず、前記成形機診断処理手段の検出信号取得処理手段は、検出信号取得処理を行い、前記フィルタ付き増幅器111(図1)から検出信号を読み込む。本実施の形態においては、射出装置11によって射出が行われるのに伴って、型締装置12によって型閉じ、型締め及び型開きが行われるのに伴って、エジェクタ装置71によって突出しが行われるのに伴って、射出成形機の各要素の診断が行われる。
そのために、前記検出信号取得処理手段は、成形サイクル中の所定の期間、例えば、射出の開始から保圧の終了までの第1の監視期間において、センサs1、s2のセンサ出力による検出信号を、型閉じの開始から型開きの終了までの第2の監視期間において、センサs3、s5、s6のセンサ出力による検出信号を、エジェクタピンによる突出しの開始から戻りの終了までの第3の監視期間において、センサs4のセンサ出力による検出信号を読み込み、取得する。
本実施の形態においては、前記第1〜第3の監視期間だけ検出信号を読み込み、波形表示画面に検出波形を表示するようになっているが、射出成形機において成形を行う全期間にわたって検出信号を読み込み、波形表示画面に検出波形を表示することができる。
続いて、前記成形機診断処理手段の波形抽出処理手段は、波形抽出処理を行い、前記検出信号から検出波形を抽出する。そして、前記成形機診断処理手段の波形比較処理手段は、波形比較処理を行い、メモリ123から基準となる波形、すなわち、基準波形を読み出し、前記検出波形と基準波形とを比較する。なお、該基準波形は、射出成形機において何ら損傷が発生していないときの検出信号から抽出され、あらかじめ前記メモリ123に記録される。
そして、前記成形機診断処理手段の表示処理手段は、表示処理を行い、ディスプレイ124に波形表示画面を形成し、該波形表示画面に検出波形を表示する。なお、本実施の形態においては、前記波形表示画面に検出波形だけが表示されるが、検出波形及び基準波形を併せて表示することができる。
続いて、前記成形機診断処理手段の検出波形判定処理手段は、検出波形判定処理を行い、前記波形比較処理における比較結果に基づいて、射出成形機の所定の要素に損傷が発生したかどうかを判断する。すなわち、前記検出波形判定処理手段は、少なくとも一つの指標を判定指標として算出し、該判定指標が、上限値と下限値とから成る監視幅を超えたかどうかを判断する。
本実施の形態においては、前記判定指標は、検出波形と基準波形との差を表す振幅Δwが閾(しきい)値を超えた回数とする。また、前記判定指標として、前記振幅Δwの最大値、振幅Δwの最小値、検出波形の立上りの開始からピーク値に達するまでの時間を表す立上り時間、持続時間、検出波形の瞬時値等を使用することができる。
そして、前記判定指標が監視幅を超えた場合、成形機診断処理手段の運転停止処理手段は、運転停止処理を行い、射出成形機を停止させ、前記表示処理手段は、検出波形に対応するセンサが配設された要素に損傷が発生したと判断し、損傷が発生したことを表す警告メッセージを前記波形表示画面に表示する。このとき、損傷が発生した要素を併せて表示し、更に、時刻、検出波形等を記録することができる。
続いて、前記成形機診断処理手段の記録処理手段は、記録処理を行い、前記検出波形をメモリ123に記録する。そして、前記成形機診断処理手段の管理処理手段は、管理処理を行い、メモリ123に記録された過去の検出波形を読み出し、検出波形の推移から次回の保守時期を算出し、前記表示処理手段は、表示パネル122に図示されない保守画面を形成し、保守画面に次回の保守時期を表示する。また、前記管理処理手段は、必要に応じて検出波形の推移から射出成形機の寿命を算出し、前記表示処理手段は、前記保守画面に射出成形機の各部位の寿命を表示する。
本実施の形態においては、前記制御部121の前記成形機診断処理手段が、成形機診断処理を行う場合について説明しているが、制御部131の図示されない成形機診断処理手段によって成形機診断処理を行うことができる。その場合、前記波形表示画面はディスプレイ134に形成され、前記検出波形及び基準波形は、メモリ133に記録される。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 検出信号を取得する。
ステップS2 検出波形と基準波形とを比較する。
ステップS3 判定指標が監視幅を超えたかどうかを判断する。判定指標が監視幅を超えた場合はステップS4に、超えていない場合はステップS6に進む。
ステップS4 射出成形機を停止する。
ステップS5 警告メッセージを表示する。
ステップS6 検出波形を記録する。
ステップS7 次回の保守時期を算出して表示し、処理を終了する。
ところで、前記各センサs1〜s6は、圧電素子から成る検出子によって構成されるが、各要素には、少なくとも一つの検出子が配設される。本実施の形態においては、ボールナット23、41、65、73等の場合、損傷箇所を特定する必要がないので、前記各ボールナット23、41、65、73に一つの検出子が配設されるのに対して、固定金型44、可動金型45の場合、寸法が大きく、複数の部品で構成されているので、損傷が発生した部位を特定することが困難である。そこで、固定金型44、可動金型45に複数の検出子を配設し、波形の位相差によって、損傷部位の特定を行うようにしている。
図3は本発明の第1の実施の形態における検出子が配設された固定金型及び可動金型の状態を示す斜視図である。
図において、p1〜p4は検出子を配設する点であり、点p1は固定金型44の手前側の面S1の下端の近傍の所定の位置に設定され、点p2は前記点p1より上方に向けて垂直方向に延びる直線K1上であって、しかも、前記面S1の上端の近傍の所定の位置に設定され、点p3は前記点p1、p2を含み、固定金型44の前端(図において左端)の面S2に対して平行に延びる平面AR1上であって、しかも、固定金型44の上端の面S3の奥側の所定の位置に設定され、点p4は可動金型45の上端の面S4の所定の位置に設定される。
そして、例えば、点p1、p2に検出子を配設すると、点p1、p2間の直線L1上において損傷が発生した部位を一次元で特定することができる。また、点p1〜p3に検出子を配設すると、点p1〜p3を含む平面AR1上において損傷が発生した部位を二次元で特定することができる。この場合、前記平面AR1上にない部位q1において損傷が発生した場合、平面AR1上の部位q2を代用として特定することができる。
そして、点p1〜p4に検出子を配設すると、金型装置43(図3)内の全体における損傷部位を三次元的に特定することができる。この場合、通常、可動金型45は成形中に進退し、検出子に悪影響を与える恐れがあるので、固定金型44に検出子を取り付けるのが望ましい。また、エジェクタ装置71におけるエジェクタピンの損傷を検出したい場合には、可動金型45に検出子を配設するのが望ましい。
このように、本実施の形態においては、射出成形機の各要素における所定の部位で損傷が発生したときに、所定の部位から放出される弾性波に基づいて損傷が発生したかどうかの判断を行うようになっているので、所定の要素に損傷が発生したかどうかを正確に判断することができる。
したがって、不必要に保守・点検を行うことがなくなるので、生産性を向上させることができる。また、突発的に所定の要素に損傷が発生した場合、直ちに射出成形機が停止されるので、不良品が成形され続けることがなくなるだけでなく、射出成形機の寿命を長くすることができる。
そして、複数の検出子によるセンサ出力に基づいて、損傷が発生した部位を、一次元、二次元、三次元等で特定することができるので、射出成形機の保守を容易に行うことができる。
しかも、射出成形機を運転しているときに、各センサs1〜s6による検査信号が自動的に読み込まれるようになっているので、射出成形機の診断を容易に行うことができる。
次に、金型装置としてディスク成形金型を使用したときの成形機診断装置について説明する。
図4は本発明の第2の実施の形態における金型装置の断面図である。
図において、51は固定支持部材としての固定プラテン、54は可動支持部材としての可動プラテン、145は第1の金型としての固定側金型組立体、146は第2の金型としての可動側金型組立体であり、前記固定側金型組立体145は、ベースプレート151、該ベースプレート151に取り付けられた鏡面盤152、該鏡面盤152より径方向外方において前記ベースプレート151に取り付けられた第1の案内部材としてのガイドリング153、スプルーブッシュ154等を備える。また、前記可動側金型組立体146は、ベースプレート161、該ベースプレート161に取り付けられた中間プレート162、該中間プレート162に取り付けられた鏡面盤163、該鏡面盤163より径方向外方において前記中間プレート162に取り付けられた第2の案内部材としてのガイドリング164、前記中間プレート162及び鏡面盤163を貫通して進退自在に配設されたカットパンチ165等を備える。なお、ベースプレート151によって第1の金型ユニットが、ベースプレート161及び中間プレート162によって第2の金型ユニットが構成される。
前記可動プラテン54を前進(図において右方向に移動)させ、型締めを行うと鏡面盤152と鏡面盤163との間にキャビティ空間Cが形成され、該キャビティ空間Cにスプルーブッシュ154に形成されたスプルーを介して成形材料としての樹脂を充填し、冷却する。このとき、前記カットパンチ165を前進させ、穴開け加工を行うと、成形品としてのディスク基板が形成される。
この場合、固定側金型組立体145と可動側金型組立体146との心合せを行うために前記ガイドリング153、164が配設され、ガイドリング153における外周縁側に、可動側金型組立体146側に向けて環状の凸部171が、ガイドリング164における内周縁側に、固定側金型組立体145側に向けて環状の凸部172が形成され、各凸部171の内周面及び172の外周面によってテーパ面から成る案内面が形成される。したがって、型閉じが行われるのに伴って、各テーパ面に沿ってガイドリング153、164が移動して互いに案内され、固定側金型組立体145と可動側金型組立体146との心合せを行うことができる。
ところで、本実施の形態においては、固定側金型組立体145と可動側金型組立体146との心合せに伴って所定の要素、例えば、ガイドリング153、164のテーパ面が摺動して摩耗したり、テーパ面が局部的に変形したり、かじりが発生したりして、ガイドリング153、164に損傷が発生することがある。特に、前記ガイドリング153、164はキャビティ空間Cに近接しているので、テーパ面にグリース等の潤滑剤を多量に供給することができないので、損傷が発生しやすい。
そこで、ガイドリング153、164に損傷が発生したかどうかを判断するために、ガイドリング153の外周面の所定の箇所にセンサs11が、ガイドリング153の内周縁側の前記凸部172と対向する面の所定の箇所にセンサs12が、ガイドリング164の外周面の所定の箇所にセンサs13が配設される。なお、前記センサs11〜s13は、それぞれ成形部材診断用の検出部である。
この場合、センサs11、s13はガイドリング153、164の外周面に配設されるので、センサs11、s13を容易に着脱することができる。また、センサs12は、ガイドリング153の外周面より径方向内方に配設され、ガイドリング153、164の摺動箇所に一層近くなるので、ガイドリング153、164に損傷が発生したかどうかを一層正確に判断することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図5は本発明の第3の実施の形態における金型装置の断面図である。
この場合、第1の金型としての固定側金型組立体145と第2の金型としての可動側金型組立体146との心合せを行うために、ベースプレート151の所定の箇所に、複数の第1の案内部材としてのガイドポスト202が取り付けられ、ベースプレート161における前記ガイドポスト202と対応する箇所に、第2の案内部材としてのガイドブシュ204が配設される。そのために、前記ベースプレート151に前記ガイドポスト202を取り付けるための穴201が、前記中間プレート162に前記ガイドブシュ204を取り付けるための穴203が形成される。
そして、型閉じが行われるのに伴って、ガイドポスト202がガイドブシュ204によって案内され、固定側金型組立体145と可動側金型組立体146との心合せを行うことができる。
ところで、本実施の形態においては、固定側金型組立体145と可動側金型組立体146との心合せに伴って所定の要素、例えば、ガイドポスト202の外周面とガイドブシュ204の内周面とが摺動して摩耗したり、ガイドポスト202の外周面又はガイドブシュ204の内周面が局部的に変形したり、かじりが発生したりして、ガイドポスト202又はガイドブシュ204に損傷が発生することがある。
そこで、ガイドポスト202又はガイドブシュ204に損傷が発生したかどうかを判断するために、ガイドポスト202の外周面の所定の箇所にセンサs21が配設される。したがって、ガイドポスト202又はガイドブシュ204に損傷が発生したかどうかを正確に判断することができる。
また、本実施の形態においては、鏡面盤163の外周面にもセンサs22が配設されるで、鏡面盤163に損傷が発生したかどうかも判断することができる。そして、前記センサs21、s22はそれぞれ成形部材診断用の検出部である。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態における成形機診断装置の概念図である。 本発明の第1の実施の形態における成形機診断処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における検出子が配設された固定金型及び可動金型の状態を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態における金型装置の断面図である。 本発明の第3の実施の形態における金型装置の断面図である。
符号の説明
11 射出装置
12 型締装置
21、35、64、72 ボールねじ軸
22 可塑化移動用モータ
23、41、65、73 ボールナット
36 射出用モータ
43 金型装置
44 固定金型
45 可動金型
111 プリアンプ
112 成形機コントローラ
113 パソコン
121 制御部
153、164 ガイドリング
202 ガイドポスト
204 ガイドブシュ
s1〜s6、s11〜s13、s21、s22 センサ

Claims (9)

  1. (a)射出成形機を構成する所定の要素に取り付けられた検出部と、
    (b)該検出部のセンサ出力に基づいて検出信号を発生させる検出信号発生部と、
    (c)前記検出信号から、成形中に前記要素に損傷が発生したときの検出波形を抽出する波形抽出処理手段と、
    (d)前記検出波形に基づいて所定の要素に損傷が発生したかどうかを判断する検出波形判定処理手段とを有することを特徴とする成形機診断装置。
  2. 前記検出部は、弾性波を検出して前記センサ出力を発生させる請求項1に記載の成形機診断装置。
  3. 前記波形抽出処理手段は、成形サイクル中の所定の期間の検出信号から検出波形を抽出する請求項1に記載の成形機診断装置。
  4. 前記検出波形判定処理手段は、検出波形と基準波形とを比較し、比較結果に基づいて所定の要素に損傷が発生したかどうかを判断する請求項1に記載の成形機診断装置。
  5. 前記所定の期間は、射出の開始から保圧の終了までの監視期間、及び型閉じ開始から型開き終了までの監視期間のうちの少なくとも一方の監視期間である請求項3に記載の成形機診断装置。
  6. 前記所定の要素は、ボールねじナット及び金型装置のうちの少なくとも一方である請求項1に記載の成形機診断装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の成形機診断装置を備えた成形機。
  8. (a)射出成形機を構成する所定の要素に取り付けられた検出部のセンサ出力に基づいて検出信号を発生させ、
    (b)該検出信号から、成形中に前記要素に損傷が発生したときの検出波形を抽出し、
    (c)該検出波形に基づいて所定の要素に損傷が発生したかどうかを判断することを特徴とする成形機診断方法。
  9. コンピュータを、射出成形機を構成する所定の要素に取り付けられた検出部のセンサ出力に基づいて発生させられた検出信号から、成形中に前記要素に損傷が発生したときの検出波形を抽出する波形抽出処理手段、及び前記検出波形に基づいて所定の要素に損傷が発生したかどうかを判断する検出波形判定処理手段として機能させることを特徴とする成形機診断方法のプログラム。
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JP2012111091A (ja) * 2010-11-24 2012-06-14 Nissei Plastics Ind Co 射出成形機の材料監視装置

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