JP2005191772A - 異常情報監視システム - Google Patents

異常情報監視システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005191772A
JP2005191772A JP2003428722A JP2003428722A JP2005191772A JP 2005191772 A JP2005191772 A JP 2005191772A JP 2003428722 A JP2003428722 A JP 2003428722A JP 2003428722 A JP2003428722 A JP 2003428722A JP 2005191772 A JP2005191772 A JP 2005191772A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
error bits
data error
error
relay device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003428722A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Sekimukai
賢一 関向
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority to JP2003428722A priority Critical patent/JP2005191772A/ja
Publication of JP2005191772A publication Critical patent/JP2005191772A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Abstract

【課題】 送信装置から受信装置へ一方向でデータ伝送を行う通信システムにおいて、中継装置が正味のデータ誤りビット数を受信装置へ伝達できるようにする。
【解決手段】 送信装置、中継装置、及び受信装置で構成される一方向通信の通信システムにおいて、中継装置は、伝送データ中にデータ誤りがどの程度あったかをビット数によって受信装置へ伝達する。すなわち、異常情報のフレーム区分には、各中継装置で累積されたデータ誤りビット数として、例えば“00100”という2進データが記録される。中継装置が5段構成の場合は、データ誤りビット数が4ビットである情報によって3段目の中継装置のみが異常であることが伝送される。このようにして、中継装置に規定値以下のデータ誤りビット数が発生していても、中継装置は確実に正味のデータ誤りビット数を受信装置へ伝達することができる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、送信装置から受信装置へ一方向でデータ通信を行う通信システムの伝送データに含まれる異常情報を監視する異常情報監視システムに関する。
従来より、送信装置から受信装置へ一方向通信を行う通信システムとして、ビット再生方式による中継装置を用いてAUDIO信号等を伝送するディジタル変復調無線システムが知られている。このようなディジタル変復調無線システムにおいては、送信装置から中継装置を介して受信装置へ一方向通信で送信される伝送データにデータ誤りが発生した場合には、中継装置から受信装置へ異常情報が伝達される。また、このような技術の応用例としては、例えば、下記の特許文献1などが開示されている。この技術は、送信ノードからの信号を、中継ノードを介して受信ノードへ伝送する通信システムにおいて、伝送路に発生した伝送路障害の監視情報を中継ノードから受信ノードへ伝送することによって受信ノードにおける異常情報の監視状態を支援し、通信システムにおける運用保守作業の簡素化を図るものである。つまり、各中継ノードが、所定時間ごとに無障害通知監視情報または符号誤り通知監視情報を受信信号に対して付加して受信ノードへ送信することにより、受信ノードにおける異常情報の監視を容易にしている。
特開2001−308753号公報(段落番号0012〜0019、図1及び図2参照)
しかしながら、上記のディジタル変復調無線システムにおいては、中継装置から受信装置に対しては伝送データが正常であるか異常であるかの二者択一の情報しか伝達されない。そのため、中継装置の誤り検出器が伝送データから復調データの誤りを検出しても、そのデータ誤りビット数が規定値以下の場合には中継装置は異常情報として検出しない。従って、受信装置は、受信データのデータ誤りビット数が規定値以下のときは異常情報として受信することはできない。このために、受信装置の実際の受信データに受信装置側で決められている既定値以上のデータ誤りビット数が発生していても、受信装置はこのデータ誤りビット数を検知することができない場合もある。また、上記の特許文献1の技術においても、データ誤りビット数を検出する構成の具体的な技術は開示されていないので、当然のことながら、受信ノードは、受信データのデータ誤りビット数が規定値以下のときは異常情報として検出することはできない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、送信装置から受信装置へ一方向通信でデータ伝送を行う通信システムおいて、中継装置が正味のデータ誤りビット数を受信装置へ伝達できるようにし、送信データに規定値以下のデータ誤りビット数が発生していても、確実に受信装置へ異常情報を伝達することができるような異常情報監視システムを提供することにある。
本発明の異常情報監視システムは上記の目的を達成するために創案されたものであり、送信装置から中継装置を介して受信装置へ一方向通信でデータの伝送を行う通信システムに用いられ、伝送されるデータの異常情報に含まれるデータ誤りビット数を監視する異常情報監視システムであって、中継装置の誤り検出器は、前段の中継装置から受信した受信データに含まれる異常情報よりデータ誤りビット数を検出する第1異常情報検出手段と、送信装置から受信した受信データに含まれる異常情報よりデータ誤りビット数を検出する第1誤り検出手段と、第1異常情報検出手段が検出したデータ誤りビット数と第1誤り検出手段が検出したデータ誤りビット数とを加算する第1加算手段と、第1加算手段によって加算されたデータ誤りビット数を異常情報としてデータに挿入する異常情報挿入手段とを備えている。また、受信装置の誤り検出器は、前段の中継装置から受信した受信データに含まれる異常情報よりデータ誤りビット数を検出する第2異常情報検出手段と、中継装置から受信した受信データに含まれる異常情報よりデータ誤りビット数を検出する第2誤り検出手段と、第2異常情報検出手段が検出したデータ誤りビット数と第2誤り検出手段が検出したデータ誤りビット数とを加算する第2加算手段と、第2加算手段によって加算されたデータ誤りビット数に基づいて受信データの異常判定を行い、異常信号を出力する異常判定手段とを備えている。
本発明の異常情報監視システムによれば、中継装置から受信装置へ伝送されるデータの中にデータ誤りがどの程度あったかをビット数によって伝達している。これによって、中継装置に規定値以下のデータ誤りビット数が発生していても、中継装置は確実に正味のデータ誤りビット数を受信装置へ伝達することができる。つまり、中継装置が検出した正味のデータ誤りビット数を受信装置へ伝達する手段を用いているので、受信装置は、自己が検出したデータ誤りビット数を加算することによって、送信装置から受信装置までの正確なデータ誤りビット数に基づいて伝送データの正常/異常の判定を行うことができる。また、中継装置が多段中継の構成になっている場合でも、各中継装置がデータ誤りビット数を加算して送信しているので、受信装置に対して正しいデータ誤りビット数を伝達することができる。従って、受信装置は、伝送データに含まれるデータ誤りビット数の多少に関わらず、確実に異常情報を検出することができる。
本発明によれば、中継装置にデータ誤りが発生したときには、そのデータ誤りビット数が規定値以下の場合であっても正味のデータ誤りビット数を受信装置へ伝送している。従って、受信装置においては、各中継装置からのデータ誤りビット数を加算することにより、中継装置から受信装置までに発生した正確なデータ誤りビット数に基づいて伝送データの正常/以上の判定を行うことができる。
<本発明における異常情報監視システムの概要>
以下、図面を参照しながら本発明における異常情報監視システムの実施の形態を詳細に説明するが、まず、理解を容易にするために本発明における異常情報監視システムの概要について説明する。本発明は、送信装置から中継装置を介して受信装置へ一方向通信でデータ伝送を行う通信システムに適用され、その通信システムにおいて伝送される復調データ中の異常情報に含まれるデータ誤りビット数を監視する異常情報監視システムである。つまり、本発明の異常情報監視システムにおいては、個々の中継装置で検出されたデータ誤りビット数を各中継装置から受信装置へ伝送する。そして、受信装置が検出されたデータ誤りビット数を加算することによって、送信装置から受信装置までのデータ誤りビット数の判定を行う。これによって、中継装置から送信されるデータに規定値以下のデータ誤りビット数が発生している場合でも、確実に受信装置へ異常情報を伝達することができるので、受信装置はデータ誤りビット数の数量に応じた適切な対応を行うことができる。
<本発明に適用される通信システムの構成及び動作>
まず、本発明の異常情報監視システムを実装する通信システムの一例としてディジタル変復調無線システムを取り上げ、このディジタル変復調無線システムの構成及び動作について述べる。本発明に適用されるディジタル変復調無線システムは、従来技術と同様に、送信装置、ビット再生方式の中継装置、及び受信装置を備えていて一方向通信を行う通信システムの構成となっている。
図1は、本発明に適用されるディジタル変復調無線システムに用いられる送信装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、送信装置100は現用系と予備系とによって構成されている。つまり、送信装置100は、現用系と予備系に共有される分配器1、現用系と予備系がそれぞれ持っているA/D変換器2,2’、フレーム化処理器3,3’、変調器4,4’、周波数変換器5,5’、電力増幅器6,6’、及び現用系と予備系に共有される合成器7によって構成されている。
次に、図1に示す送信装置100の動作について説明する。送信装置100に入力されたAUDIO信号は分配器1によって現用系と予備系に分配される。さらに、分配された信号は、それぞれ、A/D変換器2,2’でディジタル信号に変換され、フレーム化処理器3,3’において同期コードが挿入されてフレーム化される。そして、変調器4,4’で変調された後に周波数変換器5,5’でRF信号に周波数変換され、さらに電力増幅器6,6’によって電力増幅される。そして、現用系と予備系の送信信号は合成器7によって合成されて空中線より出力される。
図2は、本発明に適用されるディジタル変復調無線システムに用いられる中継装置の構成を示すブロック図である。図2に示すように、中継装置200は、現用系と予備系とによって構成されている。つまり、中継装置200は、現用系と予備系に共有される分配器8、現用系と予備系がそれぞれ持っている周波数変換器9,9’、復調器10,10’、同期処理器11,11’、誤り検出器12,12’、フレーム化処理器13,13’、変調器14,14’、周波数変換器15,15’、電力増幅器16,16’、及び現用系と予備系に共有される合成器7によって構成されている。
次に、図2に示す中継装置200の動作について説明する。図1の送信装置100から図2の中継装置200に入力された受信信号は、分配器8で現用系と予備系に分配される。さらに、分配された受信信号は周波数変換器9,9’で周波数変換された後、復調器10,10’によって復調されてディジタルデータとなる。そして、同期処理器11,11’によってディジタルデータの同期をとった後に音声データとして取り出される。さらに、誤り検出器12,12’で音声データのデータ誤りが検出される。そして、音声データはフレーム化処理器13,13’において同期コードが挿入されて再びフレーム化される。フレーム化された音声データは変調器14,14’で変調され、さらに周波数変換器15,15’でRF信号に周波数変換された後に電力増幅器16,16’で電力増幅される。その後、現用系と予備系の送信信号は合成器17で合成されて空中線より出力される。
図3は、本発明に適用されるディジタル変復調無線システムに用いられる受信装置の構成を示すブロック図である。図3に示すように、受信装置300は、現用系と予備系とによって構成されている。つまり、受信装置300は、現用系と予備系に共有される分配器18、現用系と予備系がそれぞれ持っている周波数変換器19,19’、復調器20,20’、同期処理器21,21’、誤り検出器22,22’、D/A変換器23,23’、及び現用系と予備系に共有される制御回路24、切替器25によって構成されている。
次に、図3に示す受信装置300の動作について説明する。図2の中継装置200から図3の受信装置300へ入力された受信信号は、分配器18によって現用系と予備系に信号が分配される。分配された受信信号は、周波数変換器19,19’で周波数変換され、さらに復調器20,20’で復調されてディジタルデータとなる。そして、同期処理器21,21’でデータの同期をとった後に音声データとして取り出される。さらに、誤り検出器22,22’でデータ誤りが検出され、データ誤りビット数が一定値以上あった場合には制御回路24へ異常信号を出力する。また、音声データはD/A変換器23,23’でアナログのAUDIO信号に変換される。そして、現用系と予備系のAUDIO信号は制御回路24の制御によって切替器25で切り替えられて出力される。
<従来技術における中継装置のビット誤り情報伝送方法>
ここで、本発明において中継装置200がビット誤り情報を伝送する方法の理解を容易にするために、従来技術において中継装置200がビット誤り情報を伝送する方法を簡単に説明する。図6は従来の中継装置異常情報フレームの構成図である。つまり、この図は従来技術において中継装置200がビット誤り情報を伝送する方法を示すフレームの構成図である。従って、図2の中継装置と図4のフレーム構成を参照しながら、従来技術において中継装置200がビット誤り情報を伝送する方法について説明する。図2において、中継装置200の誤り検出器12,12’は、例えばCRC(Cyclic Redundancy Check:巡回冗長検査)などによって復調したデータからデータ誤りを検出する。そして、受信した入力信号のレベルの低下などにより復調したデータにデータ誤りが発生し、一定のフレーム長の中で検出されたデータ誤りビット数が一定値以上になったときには、フレーム化処理器13,13’が中継装置異常フラグを挿入する。
すなわち、図6に示すように、フレーム中に異常情報が含まれていると、それぞれの中継装置について、中継異常が存在しなければ(つまり、伝送データが正常であれば)フラグに“0”を立て、フレーム中に中継異常が存在すれば(つまり、伝送データが異常であれば)フラグに“1”を立てる。その結果、1段目の中継装置はフラグに“0”が立っているので中継異常は無し、2段目の中継装置はフラグ“に0”が立っているので中継異常は無し、3段目の中継装置はフラグに“1”が立っているので中継異常が有り、4段目の中継装置はフラグに“0”が立っているので中継異常は無し、5段目の中継装置はフラグに“0”が立っているので中継異常は無しというように異常情報が検出される。つまり、3段目の中継装置のみが中継異常であると検出された異常情報が受信装置300へ送信される。
すると、図3に示す受信装置300の誤り検出器22,22’が、3段目の中継装置の中継装置異常フラグ“1”を検出し、該当する中継装置の異常信号を制御回路24へ出力する。これによって、受信装置300の制御回路24は切替器25を制御して現用・予備の系統切り替えを行い、正常系のAUDIO信号を出力する。
ところが、上述のような従来技術における中継装置200のデータ伝送方法の場合は、フラグが“1”か“0”の何れかを示すように、伝送データが正常であるか異常であるかの二者択一の情報しか伝達されない。そのため、中継装置200の誤り検出器12,12’がデータ誤りを検出しても、データ誤りビット数が規定値以下の場合にはフラグが“0”となって中継異常とはならない。つまり、規定値以下のデータ誤りビット数が発生していても、フラグは“1”を立てないで“0”となっているので、伝送データは正常である旨の情報が伝達されてしまう。従って、受信装置200においては、受信データのデータ誤りビット数が規定値以下であっても、実際のデータには受信装置側で決められている既定値以上のデータ誤りビット数が発生しているという不具合を生じることがある。
<本発明における中継装置のビット誤り情報伝送方法の概要>
そこで、本発明による中継装置のデータ伝送方法の場合は、中継装置から受信装置へ伝送されるデータの中にデータ誤りがどの程度あったかをビット数によって伝達する。これによって、中継装置に規定値以下のデータ誤りビット数が発生していても、中継装置は確実に正味のデータ誤りビット数を受信装置へ伝達することができる。
つまり、本発明の異常情報監視システムは、中継装置が検出した正味のデータ誤りビット数を受信装置へ伝達する手段を用いているので、受信装置は、自己が検出したデータ誤りビット数を加算することによって、送信装置から受信装置までの正確なデータ誤りビット数に基づいて伝送データの正常/異常の判定を行うことができる。また、中継装置が多段中継の構成になっている場合でも、各中継装置がデータ誤りビット数を加算して送信しているので、受信装置に対して正しいデータ誤りビット数を伝達することができる。
<本発明における中継装置の誤り検出器及び受信装置の誤り検出器の構成>
図4は、図2に示す中継装置において本発明に適用される誤り検出器の構成を示すブロック図である。図4に示すように、中継装置200における誤り検出器12,12’は、それぞれ、前段の中継装置から受信した受信データに含まれる異常情報よりデータ誤りビット数を検出する中継装置・異常情報検出手段(第1異常情報検出手段)26と、送信装置100から受信した受信データに含まれる異常情報よりCRCなどによってデータ誤りビット数を検出する中継装置・誤り検出手段(第1誤り検出手段)27と、中継装置・異常情報検出手段26が検出したデータ誤りビット数と中継装置・誤り検出手段27が検出したデータ誤りビット数とを加算する中継装置・加算手段(第1加算手段)28と、中継装置・加算手段28によって加算されたデータ誤りビット数を異常情報としてデータに挿入する異常情報挿入手段29とを備えた構成となっている。
図5は、図3に示す受信装置において本発明に適用される誤り検出器の構成を示すブロック図である。図5に示すように、受信装置300の誤り検出器22,22’は、それぞれ、前段の中継装置から受信した受信データに含まれる異常情報よりデータ誤りビット数を検出する受信装置・異常情報検出手段(第2異常情報検出手段)30と、中継装置200から受信した受信データに含まれる異常情報よりCRCなどによってデータ誤りビット数を検出する受信装置・誤り検出手段(第2誤り検出手段)31と、受信装置・異常情報検出手段30が検出したデータ誤りビット数と受信装置・誤り検出手段31が検出したデータ誤りビット数とを加算する受信装置・加算手段(第2加算手段)32と、受信装置・加算手段32によって加算されたデータ誤りビット数に基づいて受信データの異常判定を行い、異常信号を出力する異常判定手段33とを備えた構成となっている。
<本発明における中継装置のビット誤り情報伝送方法の詳細説明>
図7は本発明の中継装置異常情報フレームの構成図である。つまり、この図は本発明において中継装置200がビット誤り情報を伝送する方法を示すフレームの構成図である。従って、図4に示す中継装置の誤り検出器、図5に示す受信装置の誤り検出器、及び図7に示すフレーム構成を参照しながら、本発明において中継装置がビット誤り情報を伝送する方法について詳細に説明する。
中継装置200の中継装置・誤り検出手段27が受信データに含まれるデータ誤りビット数を検出すると、異常情報挿入手段29が検出されたデータ誤りビット数を異常情報としてディジタルデータに挿入する。これによって、図7に示すように、異常情報のフレーム区分には、各中継装置で累積されたデータ誤りビット数として、例えば“00100”という2進データが記録される。つまり、図7に示すビット列では、中継装置が5段構成の場合において3段目の中継装置のみが異常となっていることを示している。ここで、最も右側のビットをLSB(Least Significant Bit:最下位ビット)とした場合にはデータ誤りビット数は4ビットとなる。
つまり、中継装置が5段構成の場合は、2進データが、“00000”=0から“11111”=31までの32ビットによってそれぞれの中継装置のデータ誤りビット数を伝達することができる。従って、前述のようにデータ誤りビット数が4ビットの場合は3段目の中継装置が異常、データ誤りビット数が5ビットの場合は2進データが“00101”となるので1段目と3段目の中継装置が異常、データ誤りビット数が31ピットの場合は2進データが“11111”となるので全ての中継装置が異常というように、各中継装置の異常情報を段階的に通知することができる。
このように、中継装置が多段中継のときの2段目以降の中継装置の場合は、中継装置・異常情報検出手段26が前段の中継装置からの異常情報であるデータ誤りビット数を検出する。そして、中継装置・加算器28が、中継装置・誤り検出手段27が検出した送信装置100からの受信データのデータ誤りビット数と、継装置・異常情報検出手段26が検出した前段の中継装置からの異常情報であるデータ誤りビット数とを加算し、異常情報挿入手段29によって合計のデータ誤りビット数を異常情報としてディジタルデータに挿入して受信装置300へ送信する。
また、図5に示す受信装置300の誤り検出器12,12’においては、受信装置・異常情報検出手段30が中継装置200からの受信データより異常情報であるデータ誤りビット数を検出する。そして、受信装置・加算手段32が、受信装置・誤り検出手段31が検出したデータ誤りビット数と受信装置・異常情報検出手段30が検出したデータ誤りビット数とを加算する。さらに、異常判定手段33が、受信装置・加算手段32によって加算されたデータ誤りビット数が所定の長さのフレーム中に一定のビット数以上あるか否かを判断し、データ誤りビット数が一定のビット数以上ある場合には異常信号として制御回路24へ出力する。そして、制御回路24が切替器25に制御信号を出力してAUDIO信号を現用系から予備系に切り替える。
本発明に適用されるディジタル変復調無線システムに用いられる送信装置の構成を示すブロック図である。 本発明に適用されるディジタル変復調無線システムに用いられる中継装置の構成を示すブロック図である。 本発明に適用されるディジタル変復調無線システムに用いられる受信装置の構成を示すブロック図である。 図2に示す中継装置において本発明に適用される誤り検出器の構成を示すブロック図である。 図3に示す受信装置において本発明に適用される誤り検出器の構成を示すブロック図である。 従来の中継装置異常情報フレームの構成図である。 本発明の中継装置異常情報フレームの構成図である。
符号の説明
12,12’ 中継装置の誤り検出器
22,22’ 受信装置の誤り検出器
26 中継装置・異常情報検出手段
27 中継装置・誤り検出手段
28 中継装置・加算手段
29 異常情報挿入手段
30 受信装置・異常情報検出手段
31 受信装置・誤り検出手段
32 受信装置・加算手段
33 異常判定手段
100 送信装置
200 中継装置
300 受信装置

Claims (1)

  1. 送信装置から中継装置を介して受信装置へ一方向通信でデータの伝送を行う通信システムに用いられ、前記データの異常情報に含まれるデータ誤りビット数を監視する異常情報監視システムであって、
    前記中継装置の誤り検出器は、
    前段の中継装置から受信した受信データに含まれる異常情報よりデータ誤りビット数を検出する第1異常情報検出手段と、
    前記送信装置から受信した受信データに含まれる異常情報よりデータ誤りビット数を検出する第1誤り検出手段と、
    前記第1異常情報検出手段が検出したデータ誤りビット数と前記第1誤り検出手段が検出したデータ誤りビット数とを加算する第1加算手段と、
    前記第1加算手段によって加算されたデータ誤りビット数を異常情報としてデータに挿入する異常情報挿入手段とを備え、
    前記受信装置の誤り検出器は、
    前段の中継装置から受信した受信データに含まれる異常情報よりデータ誤りビット数を検出する第2異常情報検出手段と、
    前記中継装置から受信した受信データに含まれる異常情報よりデータ誤りビット数を検出する第2誤り検出手段と、
    前記第2異常情報検出手段が検出したデータ誤りビット数と前記第2誤り検出手段が検出したデータ誤りビット数とを加算する第2加算手段と、
    前記第2加算手段によって加算されたデータ誤りビット数に基づいて受信データの異常判定を行い、異常信号を出力する異常判定手段とを備える
    異常情報監視システム。
JP2003428722A 2003-12-25 2003-12-25 異常情報監視システム Pending JP2005191772A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003428722A JP2005191772A (ja) 2003-12-25 2003-12-25 異常情報監視システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003428722A JP2005191772A (ja) 2003-12-25 2003-12-25 異常情報監視システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005191772A true JP2005191772A (ja) 2005-07-14

Family

ID=34787592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003428722A Pending JP2005191772A (ja) 2003-12-25 2003-12-25 異常情報監視システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005191772A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6489635A (en) * 1987-09-30 1989-04-04 Nec Corp System for supervizing line quality
JPH02281834A (ja) * 1989-03-22 1990-11-19 Siemens Ag デジタル信号―伝送区間の少なくとも2つの伝送セクションの品質監視方法及びこの方法を実施する装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6489635A (en) * 1987-09-30 1989-04-04 Nec Corp System for supervizing line quality
JPH02281834A (ja) * 1989-03-22 1990-11-19 Siemens Ag デジタル信号―伝送区間の少なくとも2つの伝送セクションの品質監視方法及びこの方法を実施する装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4967413A (en) Burst signal detection apparatus
JPS62160830A (ja) 選択呼出信号受信機
US4876686A (en) Fault detection signal transmission system
WO2006123751A1 (ja) 無線通信装置
JP2005191772A (ja) 異常情報監視システム
US6078801A (en) Method and apparatus for optimized post detection filtering for simulcast receivers
US20080002793A1 (en) System and method for auto-squelching digital communications
US20040131062A1 (en) Multiplxing device
EP0817503A1 (en) Decoding apparatus and decoding method
JP3424651B2 (ja) Cdma方式無線基地局
JPH01265739A (ja) ダイバーシティ受信方式
JP3921684B2 (ja) 接続ケーブル故障検出システム及び方法
US6993700B1 (en) System and method for generating forward error correction based alarms
US9215137B2 (en) Relay device, relay method, and relay processing program
JPS59200547A (ja) 回線品質監視方式
US6763078B2 (en) Device and method for burst synchronization and error detection
JP2007129435A (ja) エラー検出装置および受信エラー判定方法
JP2752618B2 (ja) 信号伝送方式
US5491836A (en) Method and apparatus for selectively squelching analog signals produced by a paging terminal
JP5354455B2 (ja) シリアル通信装置
JP2591455B2 (ja) 通信装置
JP2814954B2 (ja) 送信ホットスタンバイシステム
JP2003234661A (ja) スケルチ動作制御システム
JP2000278255A (ja) 同期検出方法及び同期検出回路
JP6549889B2 (ja) 復号装置、受信機、無線伝送システムおよび誤り検出方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090804

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100326

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100706