JP2005191593A - 不揮発性記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】MONOS型の不揮発性記憶装置において、書き込み時に電子が注入される位置と、消去時に正孔が注入される位置とを一致させること。
【解決手段】基板301の上方にONO膜からなる第2のゲート絶縁層306を介して第1及び第2のコントロールゲート304,305が形成されている。第2のゲート絶縁層は、酸化シリコン層からなる第3層の一部が除去された構造をとる。これにより、書き込み時に電子が注入される位置と、消去時に正孔が注入される位置とを、第3層の段差部近傍に一致させることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、不揮発性記憶装置に関する。特に、本発明は、MONOS型の不揮発性記憶装置に関する。
不揮発性記憶装置の一つのタイプとして、MONOS(Metal Oxide Nitride Oxide Semiconductor)型の記憶装置がある。
MONOS型の記憶装置の特徴は、チャネル領域とコントロールゲートとの間のゲート絶縁層は、酸化シリコン層−窒化シリコン層−酸化シリコン層からなり、その窒化シリコン層に電荷がトラップされるようになっていることである。
図6は、関連技術に係わるMONOS型の不揮発性記憶装置を示す部分断面図である。
MONOS型のメモリセル100では、半導体基板101内に、ソース領域101aとドレイン領域101bとが、チャネル形成領域を挟んで、離間して形成されている。チャネル領域の上方には、ゲート絶縁層104を介してコントロールゲート(CG)103が形成されている。ゲート絶縁層104は、3層を有し、半導体基板101上に形成された酸化シリコン層である第1層104aと、第1層104a上に形成された窒化シリコン層である第2層104bと、第2層104b上に形成された酸化シリコン層である第3層104cとからなる。
ゲート絶縁層104は、第2層104bにトラップ準位を持つ構造である。
この記憶装置では、第1層104aに飛び込んだ電子は、第2層104bのトラップ準位に捕獲される。一旦飛び込み、トラップ準位に捕らえられた電子は簡単にはトラップ準位から脱出することができず、そのまま安定することとなる。
この状態では、ゲート絶縁層104中に、具体的には第2層104b中に電子、つまり負電荷が存在していることになるので、ゲート絶縁層104の閾値は初期状態に比べ上昇することになる。この閾値変動を検出することによって、データが書き込まれているか否かを判断し、記憶装置としての動作を実現する。
このMONOS型の記憶装置を発展させた構造に、例えば、特開2001−102466、特開2001−148434、米国6,255,166B1に示されるような、スプリットゲート型と呼ばれる構造の不揮発性記憶装置がある。
図7は、関連技術に係わるスプリットゲート型の不揮発性記憶装置を示す図である。
図6の不揮発性記憶装置は、一つのメモリセルに、一ビットの情報を記憶するものであるが、図7に示すスプリットゲート型記憶装置は、一つのメモリセルに2ビットの情報を記憶するものである。
図7において、メモリセル200では、p型の半導体基板201内に、ソース領域あるいはドレイン領域となる第1の不純物領域(n型)201aと第2の不純物領域(n型)201bとが、チャネル形成領域を挟んで、離間して形成されている。
スプリットゲート型のメモリセル200は、半導体基板201の上方に第1のゲート絶縁層202を介してワードゲート(WG。以下、WGと略すこともある)203が形成されている。そして、WG203の両側には、それぞれサイドウォール状の第1のコントロールゲート(LCG。以下、LCGと略すこともある)204と、第2のコントロールゲート(RCG。以下、RCGと略すこともある)205とが配置されている。LCG204の底部と半導体基板201との間には第2のゲート絶縁層206aが設けられている。LCG204の側面とWG203との間には第1のサイド絶縁層207aが設けられている。同様に、RCG205の底部と半導体基板201との間には第3のゲート絶縁層206bが設けられている。RCG205の側面とWG203との間には第2のサイド絶縁層207bが設けられている。
第2及び第3のゲート絶縁層206a,206bと第1及び第2のサイド絶縁層207a,207bとは、3層を有し、半導体基板201上に形成された酸化シリコン層である第1層と、第1層上に形成された窒化シリコン層である第2層と、第2層上に形成された酸化シリコン層である第3層からなる。
図7に示すスプリットゲート型の記憶装置は、図6の記憶装置に比べて、構造的には複雑であるが、左右対称の構造を持った2ビット記録可能な構造である。
まず、上述したスプリットゲート型の記憶装置における書き込み動作を説明する。
便宜上、メモリセル200において、RCG205側に書き込みを行うものとして説明する。
第2の不純物領域(ドレイン領域)201b、WG203、LCG204およびRCG205に所定の電圧を印加する。第1の不純物領域(ソース領域)201aからドレイン領域201bに向かって走る電子のうち、Hotになった電子、すなわち運動エネルギーが大きい電子は、RCG205に印加された電圧により、第3のゲート絶縁層206b中に飛び込む。こうして、データの書き込みが実現される。
次に、データの消去方法について説明する。
ドレイン領域201bと、RCG205とに所定の電圧を印加することで、ドレイン領域201bのチャネル形成領域近傍ではトンネル効果によるホールが発生する。この正孔(ホール)がHotな正孔、すなわち高い運動エネルギーを獲得した状態の正孔となり、第3のゲート絶縁層206b中に飛び込む。この時、第2層である窒化シリコン中のトラップ準位に電子がトラップされていた場合、再結合により電子−正孔が消滅することになる。つまり、電荷が消去され最初の状態に戻ることとなる。これは、BBH(Band−to−Band tunneling Hole)消去機構、すなわち、バンド間トンネル伝導による消去方法と言われている。
特開2001−102466号公報 特開2001−148434号公報 米国特許第6,255,166号明細書
電子−正孔が再結合して初期状態に戻るというのが上記説明の主旨であるが、電子−正孔が再結合するためには電子−正孔が空間的に同じ位置に注入される必要があることに注意されたい。窒化シリコン層は絶縁体であるため、キャリア(電子やホール)が窒化シリコン層の構造体中を移動して再結合することはできないからである。
図7に示すスプリットゲート型の記憶装置では、Hot電子による書き込みはWG203近傍で生じる。
一方、BBH消去機構による消去は、ドレイン端、すなわちドレイン領域201bの端部近傍で生じる。
つまり、図7に示すデバイス構造では窒化シリコン層のトラップ準位に捕らえられた電荷の総和を0にすることはできても、部分的には正負の電荷が残留することとなる。さらにこの電荷は互いに打ち消し合う電荷を供給されることがないので、書き込み及び消去のサイクルを繰り返す毎に増強されることとなる。
このように内部で不均一な電荷の残留が生じると、MOSトランジスタの相互コンダクタンスは著しく低下する。しかもそれが書き込み及び消去のサイクルを繰り返す毎に変化していくため、書き換え可能型メモリの構造上、大きな問題になっていた。
本発明の不揮発性記憶装置は、
基板内にチャネル形成領域を挟んで形成された第1及び第2の不純物領域と、
前記チャネル形成領域の上方に第1のゲート絶縁層を介して形成されたワードゲートと、
前記ワードゲートの一方の側面に第1のサイド絶縁層を介して形成された第1のコントロールゲートと、
前記ワードゲートの他方の側面に第2のサイド絶縁層を介して形成された第2のコントロールゲートと、
前記基板と前記第1のコントロールゲートとの間に形成された電荷蓄積領域を有する第2のゲート絶縁層と、
前記基板と前記第2のコントロールゲートとの間に形成された電荷蓄積領域を有する第3のゲート絶縁層と、を含む不揮発性記憶装置において、
前記基板と前記第1のコントロールゲートとの間の該基板表面に対する垂直方向の電界は、前記第1の不純物領域の近傍に比べ前記第1のサイド絶縁層の近傍が小さい。
また本発明の不揮発性記憶装置は、
前記基板と前記第2のコントロールゲートとの間の該基板表面に対する垂直方向の電界は、前記第2の不純物領域の近傍に比べ前記第2のサイド絶縁層の近傍が小さい。
また本発明の不揮発性記憶装置は、
基板内にチャネル形成領域を挟んで形成された第1及び第2の不純物領域と、
前記チャネル形成領域の上方に第1のゲート絶縁層を介して形成されたワードゲートと、
前記ワードゲートの一方の側面に第1のサイド絶縁層を介して形成された第1のコントロールゲートと、
前記ワードゲートの他方の側面に第2のサイド絶縁層を介して形成された第2のコントロールゲートと、
前記基板と前記第1のコントロールゲートとの間に形成された電荷蓄積領域を有する第2のゲート絶縁層と、
前記基板と前記第2のコントロールゲートとの間に形成された電荷蓄積領域を有する第3のゲート絶縁層と、を含む不揮発性記憶装置において、
前記第2のゲート絶縁層の膜厚は、前記第1の不純物領域の近傍に比べ前記第1のサイド絶縁層の近傍が厚い。
また本発明の不揮発性記憶装置は、
前記第3のゲート絶縁層の膜厚は、前記第2の不純物領域の近傍に比べ前記第2のサイド絶縁層の近傍が厚い。
また本発明の不揮発性記憶装置は、
基板内にチャネル形成領域を挟んで形成された第1及び第2の不純物領域と、
前記チャネル形成領域の上方に第1のゲート絶縁層を介して形成されたワードゲートと、
前記ワードゲートの一方の側面に第1のサイド絶縁層を介して形成された第1のコントロールゲートと、
前記ワードゲートの他方の側面に第2のサイド絶縁層を介して形成された第2のコントロールゲートと、
前記基板と前記第1のコントロールゲートとの間に形成された電荷蓄積領域を有する第2のゲート絶縁層と、
前記基板と前記第2のコントロールゲートとの間に形成された電荷蓄積領域を有する第3のゲート絶縁層と、を含む不揮発性記憶装置において、
前記第2のゲート絶縁層は、窒化シリコン層を挟んで上下に酸化シリコン層が配置された積層膜からなり、
前記第2のゲート絶縁層を構成する前記窒化シリコン層は、前記第1の不純物領域の近傍において前記第1のコントロールゲートと接触している。
また本発明の不揮発性記憶装置は、
前記第3のゲート絶縁層は、窒化シリコン層を挟んで上下に酸化シリコン層が配置された積層膜からなり、
前記第3のゲート絶縁層を構成する前記窒化シリコン層は、前記第2の不純物領域の近傍において前記第2のコントロールゲートと接触している。
また本発明の不揮発性記憶装置は、
基板内にチャネル形成領域を挟んで形成された第1及び第2の不純物領域と、
前記チャネル形成領域の上方に第1のゲート絶縁層を介して形成されたワードゲートと、
前記ワードゲートの一方の側面にサイド絶縁層を介して形成されたコントロールゲートと、
前記基板と前記コントロールゲートとの間に形成された電荷蓄積領域を有する第2のゲート絶縁層と、を含む不揮発性記憶装置において、
前記基板と前記第コントロールゲートとの間の該基板表面に対する垂直方向の電界は、前記第2の不純物領域の近傍に比べ前記サイド絶縁層の近傍が小さい。
また本発明の不揮発性記憶装置は、
基板内にチャネル形成領域を挟んで形成された第1及び第2の不純物領域と、
前記チャネル形成領域の上方に第1のゲート絶縁層を介して形成されたワードゲートと、
前記ワードゲートの一方の側面にサイド絶縁層を介して形成されたコントロールゲートと、
前記基板と前記コントロールゲートとの間に形成された電荷蓄積領域を有する第2のゲート絶縁層と、を含む不揮発性記憶装置において、
前記第2のゲート絶縁層の膜厚は、前記第2の不純物領域の近傍に比べ前記サイド絶縁層の近傍が厚い。
また本発明の不揮発性記憶装置は、
基板内にチャネル形成領域を挟んで形成された第1及び第2の不純物領域と、
前記チャネル形成領域の上方に第1のゲート絶縁層を介して形成されたワードゲートと、
前記ワードゲートの一方の側面にサイド絶縁層を介して形成されたコントロールゲートと、
前記基板と前記コントロールゲートとの間に形成された電荷蓄積領域を有する第2のゲート絶縁層と、を含む不揮発性記憶装置において、
前記第2のゲート絶縁層は、窒化シリコン層を挟んで上下に酸化シリコン層が配置された積層膜からなり、
前記第2のゲート絶縁層を構成する前記窒化シリコン層は、前記第2の不純物領域の近傍において前記コントロールゲートと接触している。
また本発明の不揮発性記憶装置は、
基板内にチャネル形成領域を挟んで形成された第1及び第2の不純物領域と、
前記チャネル形成領域の上方にゲート絶縁層を介して形成されたコントロールゲートと、を含む不揮発性記憶装置において、
前記基板と前記コントロールゲートとの間の該基板表面に対する垂直方向の電界は、前記第1及び第2の不純物領域の近傍に比べ前記第コントロールゲートのゲート長方向における中央領域が小さい。
また本発明の不揮発性記憶装置は、
基板内にチャネル形成領域を挟んで形成された第1及び第2の不純物領域と、
前記チャネル形成領域の上方にゲート絶縁層を介して形成されたコントロールゲートと、を含む不揮発性記憶装置において、
前記第ゲート絶縁層は、窒化シリコン層を挟んで上下に酸化シリコン層が配置された積層膜からなり、
前記ゲート絶縁層を構成する前記窒化シリコン層は、前記第1及び第2の不純物領域の近傍において前記コントロールゲートと接触している。
このような構成によれば、書き込み及び消去のサイクルに耐え得るMONOS型の不揮発性記憶装置を提供することができる。
1.第1の実施の形態
図1は、第1の実施の形態に係る、一つのワードゲートについて2ビットの情報を記憶するスプリットゲート型記憶装置の部分断面図である。
図1において、メモリセル300では、p型の半導体基板301内に、ソース領域あるいはドレイン領域となる第1の不純物領域(n型)301aと第2の不純物領域(n型)301bとが、チャネル形成領域を挟んで、離間して形成されている。
また、チャネル形成領域の上方に第1のゲート絶縁層302を介してワードゲート(WG。以下WGと略すこともある)303が形成されている。そして、ワードゲート303の両側には、それぞれサイドウォール状の第1のコントロールゲート(LCG。以下、LCGと略すこともある)304と、第2のコントロールゲート(RCG。以下、RCGと略すこともある)305とが配置されている。ここでコントロールゲートがサイドウォール状であるとは、コントロールゲートの断面形状が、従来のMOSトランジスタにおけるサイドウォール絶縁層の断面構造と同様であるという意味である。
LCG304の底部と半導体基板301との間には第2のゲート絶縁層306aが設けられている。LCG304の側面とWG303との間には第1のサイド絶縁層307aが設けられている。同様に、RCG305の底部と半導体基板301との間には第3のゲート絶縁層306bが設けられている。RCG305の側面とWG303との間には第2のサイド絶縁層307bが設けられている。
第2及び第3のゲート絶縁層306a,306bと第1及び第2のサイド絶縁層307a,307bとは、3層を有し、半導体基板301上に形成された酸化シリコン層である第1層と、第1層上に形成された窒化シリコン層である第2層と、第2層上に形成された酸化シリコン層である第3層とからなる。すなわち、第2及び第3のゲート絶縁層306a,306bと第1及び第2のサイド絶縁層307a,307bとは、ONO膜である。
第2及び第3のゲート絶縁層306a,306bは、窒化シリコン層である第2層に電荷蓄積領域(トラップ準位)を持つ構造である。
尚、第1及び第2のサイド絶縁層307a,307bはワードゲートとコントロールゲートとの絶縁を果たせればよく、必ずしもONO膜である必要は無い。例えば、単層の酸化シリコン層や、酸化シリコン層と窒化シリコン層との積層でも良い。
第3層の酸化シリコン層は、矢印gで示すゲート長方向において、第2層の窒化シリコン層よりも短く形成されている。詳細には、第2層は、WG303側ではその上部が第3層に覆われている。一方、第1及び第2の不純物領域301a,301b側では第2層の上部は第3層に覆われることなく、LCG304,LCG305の底面と接触している。言い換えれば、第3層の一部を除去し、ONO膜に段差部を設けたものである。
図2を用いてさらに詳細に説明する。図2は、ONO膜のゲート長方向gにおける各層の長さの違いを説明するための拡大部分断面図である。
第1層306dと第2層306eとのゲート長方向gにおける長さは同一である(この長さをL2とする)。これに対し、第3層306fは、第1層306d及び第2層306eよりも短い。(第3層306fの長さをL1とすると、L2>L1となる)。また、第2の不純物領域301bの端部308と第3層306fの端部309とのゲート長方向gにおける長さはL3となる。
次に、上述した構造における書き込み、及び消去の動作を説明する。
まず、書き込み動作について説明する。ここではメモリセル300のRCG305側に書き込みを行うものとして説明する。なお、この構造は左右対称であるため、LCG304側の書き込みは、RCG305に書き込む際に各構成に印加する電圧をそれぞれ左右逆にすることによって実現できる。
まず、LCG304に十分高い電圧、例えば3V程度を印加する。さらにWG303に、閾値よりも若干高い電圧、例えば閾値が0.5Vとして1V程度の電圧を印加する。第2の不純物領域301bには、電子を加速するに十分な電圧、例えば5Vを印加する。RCG305には第2の不純物領域301bよりも高い電圧、例えば6Vを印加する。
この状態でこのデバイスに流れる電流は、WG303で制限される電流値、例えば10μA程度の値に制御することができる。
このとき、RCG305下方のチャネル形成領域に着目すると、第2の不純物領域301b近傍に、極めて強い反転層、すなわち深い反転層が形成される。これは、第3層306fの一部がRCG305側で除去されているためである。この反転層の電子伝導度は極めて高いものとなっている。つまり、RCG305下方のチャネル形成領域であって、第2の不純物領域301bの近傍は、ほぼ第2の不純物領域301bと等価な状態と考えることができる。
このため、Hot電子は、第3のゲート絶縁層306bの厚みが異なる領域に近いところで発生することになり、書き込みはこの位置で行われることになる。
ここで、第3層の端部309下方における半導体基板301とRCG305との間の半導体基板301の表面に対する垂直方向の電界に関して検討する。第3のゲート絶縁層306bが3層の絶縁層から構成されている部分(L1の部分)の電界をE1と定義する。また第3のゲート絶縁層306bが2層の絶縁層から構成されている部分(L3の部分)の電界をE2と定義する。E1とE2とを比べると、E2は、E1よりも大きい。これは、電界は電位差/距離であり、同じ電位差なら膜厚が薄い、すなわち距離が小さいところでは電界強度は増加するからである。すなわち、このデバイスにおいて、コントロールゲートと半導体基板との間の垂直方向の電界は、キャリアの進行方向に沿って異なる。
従って、キャリアであるHot電子は、第3のゲート絶縁層306bの厚みが異なる領域に近いところで運動エネルギーが最大となって、RCG305に引っ張られるように、キャリア保持部である第2層306eに引き込まれる。こうして、データの書き込みが実現される。
次に、消去動作について図3を参照しながら説明する。図3は電子のポテンシャルエネルギーを縦軸、実空間座標を横軸としたバンド図であり、第2の不純物領域301bの端部308近傍(pn接合部分)の状態を示している。
まず、第2の不純物領域301bに高い正の電圧、例えば5Vを印加し、RCG305に負の電圧例えば−5Vを印加する。
その結果、n型領域である第2の不純物領域301bにおいて、電子のポテンシャルエネルギーが小さくなる。(図3において、n型領域の電子のポテンシャルエネルギーが矢印方向にシフトする)。ここで高濃度のpn接合では、空乏層の厚みは数nmと非常に小さいため、p型価電子帯にある電子はn型伝導帯中へトンネル効果により移動することが可能となる。つまり、電子の移動に伴い、p型領域である第2の不純物領域301bの端部308近傍には正孔が発生することになる。すなわち、端部308近傍にはホール蓄積層が形成されたことを意味する。
ここで、第3のゲート絶縁層が2層から構成されている領域(L3の部分)と、3層から構成されている領域(L1の部分)との電界に着目する。2層領域においては、ホール蓄積層が形成されているため、キャリアの伝導度は高い。従って横方向(ゲート長方向g)の電界は相対的に小さい。またゲート絶縁層の膜厚が薄いために、垂直方向の電界は相対的に大きい。従って、端部308近傍で発生した正孔は、2層領域ではゲート絶縁層中に飛び込むことができない。
一方、3層領域では、横方向の電界は相対的に大きく、垂直方向の電界は相対的に小さい。従って、端部308近傍で発生した正孔は、2層領域と3層領域との境界部で大きなエネルギーを持つこととなり、第3のゲート酸化層306b中に飛び込むことになる。すなわち、第3のゲート絶縁層306bの厚みが異なる領域に近いところで正孔の注入が行なわれ、消去はこの位置で行なわれることになる。
このようにして窒化シリコン層である第2層306e内において、書き込み時に電子が注入される位置と消去時に正孔が注入される位置とを一致させることができる。それ故、書き込み/消去サイクルを繰り返しても劣化しない記憶装置を実現することができる。
ここで、第2及び第3のゲート絶縁層膜の各層について考察する。
第1層と第3層との酸化シリコン層はとも25オングストローム以上の厚さが必要である。その理由は、直接的なトンネル効果が顕著となる25オングストローム未満では、電荷が室温においてもゲート電極や半導体基板に逃げてしまい、記憶装置としての性能を保つことが困難となるからである。
第2層の窒化シリコン層であるが、界面におけるトラップ準位に電荷は蓄積されるので厚さは1原子分でも原理的には十分である。しかし、この上に形成される酸化シリコン層を形成する際に、800℃近い酸化雰囲気を用いる場合、窒化シリコン層の厚さが20オングストローム未満だと酸化種が窒化シリコン層を貫通し下側の酸化シリコン層を変質させてしまう。従って、その場合は、20オングストローム以上の膜厚が必要である。
次に、第2及び第3のゲート絶縁層の総膜厚について検討する。
ゲート絶縁層には消去時に8V程度の電圧がかかることとなる。消去という短い時間にのみかかる電界なので15MV/cm程度まで耐えうるものとして、ゲート絶縁層の膜厚の総和は最も薄いところでも60オングストローム程度が必要である。
一方、ゲート絶縁層の最も厚い部分の膜厚が厚くなりすぎると、この部分での閾値が上がりすぎ消去時においても電流が流れなくなってしまう。従って、ゲート絶縁層の膜厚は、250オングストローム以下が好ましい。
2.変形例
変形例として、本実施の形態の記憶装置は、図4に示すような構造であってもよい。図4は、第1の実施の形態に係わる記憶装置の変形例を示す部分断面図である。
図4では、図1及び図2で説明した構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付し、説明は省略し、異なる点のみを説明する。
本変形例が、上述した実施の形態と異なる点は、WGの片側にのみコントロールゲートが形成されていることである。つまり、図1と比較すると、RCG305のみが存在し、LCGが無い構造となる。図4の場合、左側にはサイドウォール絶縁層304が形成されている。また第1の不純物領域301aの端部310は、その端部310の位置を半導体基板301上に投影した場合に、ワードゲート303の下方にまで延長した構造となる。
この構造の利点としては、片側にのみのコントロールゲートであるため、両側にある場合に比べて制御が単純になる事が挙げられる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、書き込み/消去位置を予め決められた位置に一致させることが可能となり、書き込み/消去サイクルを繰り返しても劣化しない記憶装置を実現することができる。
3.第2の実施の形態
次に、第2の実施の形態に係る不揮発性記憶装置について説明する。
図5は、第2の実施の形態に係る不揮発性記憶装置の構造を示す部分断面図である。
図5において、メモリセル400では、p型の半導体基板401内に、ソース領域あるいはドレイン領域となる第1の不純物領域(n型)401aと第2の不純物領域(n型)401bとが、チャネル形成領域を挟んで、離間して形成されている。
チャネル形成領域の上方に第1のゲート絶縁層402を介してワードゲート(WG)403が形成されている。
ゲート絶縁層402は、3層を有し、半導体基板401上に形成された酸化シリコン層である第1層と、第1層上に形成された窒化シリコン層である第2層と、第2層上に形成された酸化シリコン層である第3層からなる。
第3層の酸化シリコン層は、ゲート長方向gにおいて第2層402bの中央部分に位置するように設けられている。従って、ONO構造のゲート絶縁層402において、第3層402cと第2層402bによって段差部が形成されている。
本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、書き込み/消去位置をその段差部近傍に局在化させることが可能となり、書き込み/消去サイクルを繰り返しても劣化しない記憶素子が実現する。
尚、上記のデバイス構造では、段差部近傍の第2層402bにそれぞれデータをストアできるので、2ビットデータの記憶をすることができる。
以上、本発明の2つの実施の形態について述べたが、本発明はこれらに限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の態様をとりうる。たとえば、上記実施の形態では、半導体層としてバルク状の半導体基板を用いたが、SOI基板の半導体層を用いてもよい。
本発明の第1の実施形態を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示す図である。 本発明の第1の実施形態の消去メカニズムを説明する図である。 本発明の第1の実施形態の変形例を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示す図である。 公知の関連技術を示す図である。 公知の関連技術を示す図である。
符号の説明
300・・・メモリセル、301・・・半導体基板、301a・・・第1の不純物領域、301b・・・第2の不純物領域、302・・・第1のゲート絶縁層、303・・・ワードゲート、304・・・第1のコントロールゲート、305・・・第2のコントロールゲート、306・・・第2のゲート絶縁層、307・・・絶縁層

Claims (11)

  1. 基板内にチャネル形成領域を挟んで形成された第1及び第2の不純物領域と、
    前記チャネル形成領域の上方に第1のゲート絶縁層を介して形成されたワードゲートと、
    前記ワードゲートの一方の側面に第1のサイド絶縁層を介して形成された第1のコントロールゲートと、
    前記ワードゲートの他方の側面に第2のサイド絶縁層を介して形成された第2のコントロールゲートと、
    前記基板と前記第1のコントロールゲートとの間に形成された電荷蓄積領域を有する第2のゲート絶縁層と、
    前記基板と前記第2のコントロールゲートとの間に形成された電荷蓄積領域を有する第3のゲート絶縁層と、を含む不揮発性記憶装置において、
    前記基板と前記第1のコントロールゲートとの間の該基板表面に対する垂直方向の電界は、前記第1の不純物領域の近傍に比べ前記第1のサイド絶縁層の近傍が小さい、不揮発性記憶装置。
  2. 請求項1において、
    前記基板と前記第2のコントロールゲートとの間の該基板表面に対する垂直方向の電界は、前記第2の不純物領域の近傍に比べ前記第2のサイド絶縁層の近傍が小さい、不揮発性記憶装置。
  3. 基板内にチャネル形成領域を挟んで形成された第1及び第2の不純物領域と、
    前記チャネル形成領域の上方に第1のゲート絶縁層を介して形成されたワードゲートと、
    前記ワードゲートの一方の側面に第1のサイド絶縁層を介して形成された第1のコントロールゲートと、
    前記ワードゲートの他方の側面に第2のサイド絶縁層を介して形成された第2のコントロールゲートと、
    前記基板と前記第1のコントロールゲートとの間に形成された電荷蓄積領域を有する第2のゲート絶縁層と、
    前記基板と前記第2のコントロールゲートとの間に形成された電荷蓄積領域を有する第3のゲート絶縁層と、を含む不揮発性記憶装置において、
    前記第2のゲート絶縁層の膜厚は、前記第1の不純物領域の近傍に比べ前記第1のサイド絶縁層の近傍が厚い、不揮発性記憶装置。
  4. 請求項3において、
    前記第3のゲート絶縁層の膜厚は、前記第2の不純物領域の近傍に比べ前記第2のサイド絶縁層の近傍が厚い、不揮発性記憶装置。
  5. 基板内にチャネル形成領域を挟んで形成された第1及び第2の不純物領域と、
    前記チャネル形成領域の上方に第1のゲート絶縁層を介して形成されたワードゲートと、
    前記ワードゲートの一方の側面に第1のサイド絶縁層を介して形成された第1のコントロールゲートと、
    前記ワードゲートの他方の側面に第2のサイド絶縁層を介して形成された第2のコントロールゲートと、
    前記基板と前記第1のコントロールゲートとの間に形成された電荷蓄積領域を有する第2のゲート絶縁層と、
    前記基板と前記第2のコントロールゲートとの間に形成された電荷蓄積領域を有する第3のゲート絶縁層と、を含む不揮発性記憶装置において、
    前記第2のゲート絶縁層は、窒化シリコン層を挟んで上下に酸化シリコン層が配置された積層膜からなり、
    前記第2のゲート絶縁層を構成する前記窒化シリコン層は、前記第1の不純物領域の近傍において前記第1のコントロールゲートと接触している、不揮発性記憶装置。
  6. 請求項5において、
    前記第3のゲート絶縁層は、窒化シリコン層を挟んで上下に酸化シリコン層が配置された積層膜からなり、
    前記第3のゲート絶縁層を構成する前記窒化シリコン層は、前記第2の不純物領域の近傍において前記第2のコントロールゲートと接触している、不揮発性記憶装置。
  7. 基板内にチャネル形成領域を挟んで形成された第1及び第2の不純物領域と、
    前記チャネル形成領域の上方に第1のゲート絶縁層を介して形成されたワードゲートと、
    前記ワードゲートの一方の側面にサイド絶縁層を介して形成されたコントロールゲートと、
    前記基板と前記コントロールゲートとの間に形成された電荷蓄積領域を有する第2のゲート絶縁層と、を含む不揮発性記憶装置において、
    前記基板と前記第コントロールゲートとの間の該基板表面に対する垂直方向の電界は、前記第2の不純物領域の近傍に比べ前記サイド絶縁層の近傍が小さい、不揮発性記憶装置。
  8. 基板内にチャネル形成領域を挟んで形成された第1及び第2の不純物領域と、
    前記チャネル形成領域の上方に第1のゲート絶縁層を介して形成されたワードゲートと、
    前記ワードゲートの一方の側面にサイド絶縁層を介して形成されたコントロールゲートと、
    前記基板と前記コントロールゲートとの間に形成された電荷蓄積領域を有する第2のゲート絶縁層と、を含む不揮発性記憶装置において、
    前記第2のゲート絶縁層の膜厚は、前記第2の不純物領域の近傍に比べ前記サイド絶縁層の近傍が厚い、不揮発性記憶装置。
  9. 基板内にチャネル形成領域を挟んで形成された第1及び第2の不純物領域と、
    前記チャネル形成領域の上方に第1のゲート絶縁層を介して形成されたワードゲートと、
    前記ワードゲートの一方の側面にサイド絶縁層を介して形成されたコントロールゲートと、
    前記基板と前記コントロールゲートとの間に形成された電荷蓄積領域を有する第2のゲート絶縁層と、を含む不揮発性記憶装置において、
    前記第2のゲート絶縁層は、窒化シリコン層を挟んで上下に酸化シリコン層が配置された積層膜からなり、
    前記第2のゲート絶縁層を構成する前記窒化シリコン層は、前記第2の不純物領域の近傍において前記コントロールゲートと接触している、不揮発性記憶装置。
  10. 基板内にチャネル形成領域を挟んで形成された第1及び第2の不純物領域と、
    前記チャネル形成領域の上方にゲート絶縁層を介して形成されたコントロールゲートと、を含む不揮発性記憶装置において、
    前記基板と前記コントロールゲートとの間の該基板表面に対する垂直方向の電界は、前記第1及び第2の不純物領域の近傍に比べ前記第コントロールゲートのゲート長方向における中央領域が小さい、不揮発性記憶装置。
  11. 基板内にチャネル形成領域を挟んで形成された第1及び第2の不純物領域と、
    前記チャネル形成領域の上方にゲート絶縁層を介して形成されたコントロールゲートと、を含む不揮発性記憶装置において、
    前記第ゲート絶縁層は、窒化シリコン層を挟んで上下に酸化シリコン層が配置された積層膜からなり、
    前記ゲート絶縁層を構成する前記窒化シリコン層は、前記第1及び第2の不純物領域の近傍において前記コントロールゲートと接触している、不揮発性記憶装置。
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