JP2005190967A - 燃料電池システムの起動方法および燃料電池システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】燃料ガスと酸化剤ガスが加湿される温度を代表し、回収水の燃焼ガス熱交換工程から酸化剤ガス加湿工程に至る間の温度である第1の温度T1が、燃料電池に供給される燃料ガスと酸化剤ガスの温度を代表し、冷却水の冷却水冷却工程から発電工程に至る間の温度である第2の温度T2より所定温度差以上に高くなければ、発電電流の増大量を減少する発電電流増大量減少工程と、第1の温度が第2の温度より所定温度差以上に低くなければ、発電電流の増大量を増加する発電電流増大量増加工程を備える燃料電池システムの起動方法、また、その起動方法を制御する制御装置を備えた燃料電池システム。
【選択図】 図2
Description
そこで本発明は、燃料ガスや酸化剤ガスを加温するための加温装置を追加することなく、燃料電池に水蒸気飽和またはそれに近い状態にある燃料ガスおよび酸化剤ガスを供給しながら起動する燃料電池システムの起動方法および燃料電池に水蒸気飽和またはそれに近い状態にある燃料ガスおよび酸化剤ガスを供給しながら起動するための燃料電池システムを提供することを目的とする。
4a 燃料ガス
21a アノードオフガス
22a カソードオフガス
24a 冷却水
30 燃料電池
31 冷却水流路
32 燃料極
33 空気極
36 アノードオフガス配管
37 カソードオフガス配管
38 燃焼ガス(排ガス)配管
42a、42A、42B、42C 回収水
43a 排熱温水
45、55、89 気液分離器
61a 酸化剤ガス
63a 燃焼ガス
64a 排ガス
70 気液接触塔(酸化剤ガス加湿装置)
71 貯液部
72 酸化剤ガス入口
73 回収水入口
74 回収水吸引口
75 溢流管
76 溢流口
77 酸化剤ガス出口
78 回収水注入口
79 水分散器
80 充填部
81 充填物支持板
82、108、125 ポンプ
83 燃焼ガス熱交換器
84 ブロワ
91 デミスタ
93 水処理装置
94 イオン交換樹脂充填カラム
95 フィルタ
110 冷却水熱交換器
114 燃料ガス熱交換器
120 貯湯タンク(貯湯装置)
122 制御部
124 第4の温度検知器
126 第5の温度検知器
127 三方電磁弁(第1の分岐部、流路切替手段)
128 第1の配管
129 第2の配管
130 気液接触塔のジャケット(熱交換部)
131 バイパス配管
136 回収水補給バルブ
137 分岐管
138 回収水循環配管
139 回収水補給配管
140 燃料ガス加湿装置
141 (燃料ガス加湿装置の)ジャケット(熱交換部)
142 燃料ガス導入ノズル
143 燃料ガス分散器
144 レベルセンサ
146 回収水補給ノズル
147 燃料ガス出口ノズル
148 バブラ容器
149aバブラ保持液(燃料ガス加湿水)
150 触媒燃焼装置
161〜163 温度検知器
171〜175 流量検知器
A、B 所定温度差
C、D 所定温度
E (燃料ガス)定格流量
F 所定電流値
G 燃料ガス供給量
i1〜i13 電気信号
m 所定開路電圧
S 酸化剤ガス供給量
Claims (6)
- 燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学的反応により発電する燃料電池システムの起動方法であって;
冷却水で冷却しつつ燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学的反応により発電し、水を発生する発電工程と;
前記発電工程により排出される前記燃料ガスのオフガスを導入して燃焼を行う燃焼工程と;
前記発生した水を回収した回収水を循環して前記酸化剤ガスを加湿する酸化剤ガス加湿工程と;
前記燃焼工程により排出された燃焼ガスと、前記循環する回収水との熱交換を行う燃焼ガス熱交換工程と;
前記回収水を導入して前記燃料ガスを加湿する燃料ガス加湿工程と;
前記導入した回収水と前記循環する回収水との熱交換を行う回収水熱交換工程と;
前記冷却水を冷却する冷却水冷却工程と;
前記燃料ガスと前記酸化剤ガスと前記冷却水との熱交換を行う燃料ガス熱交換工程と;
前記回収水を前記酸化剤ガス加湿工程、前記燃焼ガス熱交換工程、前記回収水熱交換工程、前記酸化剤ガス加湿工程と循環する回収水循環工程と;
前記冷却水を前記発電工程、前記冷却水冷却工程、前記燃料ガス熱交換工程、前記発電工程と循環する冷却水循環工程と;
前記燃料ガスの供給量を増大する燃料ガス供給量増大工程と;
前記発電工程で発電される発電電流を増大する発電電流増大工程と;
前記循環する回収水の前記燃焼ガス熱交換工程から前記酸化剤ガス加湿工程に至る間の温度若しくは前記燃料ガスの前記燃料ガス加湿工程から前記燃料ガス熱交換工程に至る間の温度若しくは前記酸化剤ガスの前記酸化剤ガス加湿工程から前記燃料ガス熱交換工程に至る間の温度である第1の温度が前記冷却水の前記冷却水冷却工程から前記発電工程に至る間の温度である第2の温度より所定温度差以上に高くなければ、前記発電電流増大工程における発電電流の増大量を減少する発電電流増大量減少工程と;
前記第1の温度が前記第2の温度より所定温度差以上に低くなければ、前記発電電流増大工程における発電電流の増大量を増加する発電電流増大量増加工程とを備える;
燃料電池システムの起動方法。 - 前記第2の温度が所定の温度以上になった後に、前記冷却水冷却工程を開始する;
請求項1に記載の燃料電池システムの起動方法。 - 前記第2の温度が所定の温度以上になると、発電電流増大量減少工程における前記所定温度差を異なった値とする;
請求項1または請求項2に記載の燃料電池システムの起動方法。 - 燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学的反応により発電し、水を発生する燃料電池と;
前記燃料電池から排出される前記燃料ガスのオフガスを導入して燃焼を行う燃焼装置と;
前記発生した水を回収した回収水の貯液部を有し、前記回収水を循環して前記酸化剤ガスを加湿する酸化剤ガス加湿装置と;
前記燃焼装置から排出された燃焼ガスと、前記循環する回収水との熱交換を行う燃焼ガス熱交換器と;
前記回収した回収水を導入して前記燃料ガスを加湿し、前記導入した回収水と前記循環する回収水との熱交換を行う熱交換部を有する燃料ガス加湿装置と;
前記燃料電池を冷却した冷却水を冷却する冷却水冷却器と;
前記燃料ガスと前記酸化剤ガスと前記冷却水との熱交換を行う燃料ガス熱交換器と;
前記貯液部から前記燃焼ガス熱交換器、前記燃料ガス加湿装置の熱交換部、前記貯液部に至る前記循環する回収水の回収水循環流路と;
前記燃料電池から、前記冷却水冷却器、前記燃料ガス熱交換器、前記燃料電池に至る前記冷却水の冷却水循環流路と;
前記燃焼ガス熱交換器から前記貯液部に至る前記回収水循環流路上若しくは前記燃料ガス加湿装置で加湿された燃料ガスの前記燃料ガス熱交換器に至る流路上若しくは前記酸化剤ガス加湿装置で加湿された酸化剤ガスの前記燃料ガス熱交換器に至る流路上に設置された第1の温度検知器と;
前記冷却水冷却器から前記燃料電池に至る前記冷却水循環流路上に設置された第2の温度検知器と;
前記第1の温度検知器で検知された温度と前記第2の温度検知器で検知された温度との温度差と比較される1または2以上の温度差を記憶する記憶部と、
起動時に、燃料ガス供給量を漸増させ、前記第1の温度検知器で検知された温度が前記第2の温度検知器で検知された温度より前記記憶した温度差の内の所定の温度差以上に高くなければ増大量を減少して発電電流値を増大し、前記第1の温度検知器で検知された温度が前記第2の温度検知器で検知された温度より前記記憶した温度差の内の所定の温度差以上に低くなければ増大量を増加して発電電流値を増大する制御部とを有する制御装置を備える;
燃料電池システム。 - 前記冷却水冷却器は、前記冷却水と排熱を回収する排熱温水との排熱温水熱交換器であり;
前記排熱温水を貯留する貯湯装置とを備える;
請求項4に記載の燃料電池システム。 - 前記燃料電池から前記冷却水冷却器に至る前記冷却水循環流路上に設置された第3の温度検知器を備え;
前記記憶部において、前記排熱温水と前記冷却水とを熱交換して排熱を貯湯装置に回収し始める所定の第1の冷却水燃料電池入口温度と、前記発電電流値の増大量を増減するための前記第1の温度検知器で検知された温度と前記第2の温度検知器で検知された温度との温度差と比較する所定の温度差の値を変更するときの所定の第2の冷却水燃料電池入口温度と、前記冷却水の循環流量を調整し始める所定の冷却水燃料電池出口温度とを記憶し、
前記制御部において、前記第2の温度検知器で検知された温度が前記第1の冷却水燃料電池入口温度以上になると、前記冷却水冷却器で冷却水を冷却し始め、あるいは、前記排熱温水と前記冷却水とを熱交換して排熱を貯湯装置に回収し始め、前記第2の温度検知器で検知された温度が前記第2の冷却水燃料電池入口温度以上になると、前記発電電流値の増大量を増減するための前記第1の温度検知器で検知された温度と前記第2の温度検知器で検知された温度との温度差と比較する所定の温度差の値を変更し、前記第3の温度検知器で検知された温度が、前記所定出口温度以上になると、前記冷却水の循環流量を調整し始める;
請求項4または請求項5に記載の燃料電池システム。
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JP2003434653A JP2005190967A (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | 燃料電池システムの起動方法および燃料電池システム |
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JP2005228583A (ja) * | 2004-02-12 | 2005-08-25 | Ebara Ballard Corp | 燃料電池発電システム及び燃料電池発電システムの起動方法 |
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JP2013546140A (ja) * | 2010-11-18 | 2013-12-26 | ズードケミー インコーポレイテッド | 燃料電池のアノード排ガスからco、h2、及びch4を除去する方法並びにこれらのガスを除去するのに有用な触媒系 |
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- 2003-12-26 JP JP2003434653A patent/JP2005190967A/ja active Pending
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