JP2005190771A - ダイヤルスイッチ機構 - Google Patents

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Takateru Yoshizawa
孝輝 吉澤
Kazumi Osato
一三 大里
Hiroshi Yamazaki
博司 山崎
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Abstract

【課題】簡素な構造で、しかも設計上の自由度を向上でき小型化の要請にも対応可能なダイヤルスイッチ機構を低コストで提供する。
【解決手段】基板と、該基板上に回転可能に設けられるとともに内部に第1の機能表示プレートが収容されるダイヤル部と、該ダイヤル部の回転に伴って回転しボリュームスイッチ素子を作動させるロッドとを有するダイヤルスイッチ機構において、前記ボリュームスイッチ素子をダイヤル部の回転中心軸に対応する基板上に配置するとともに、前記ロッドの一端を、ダイヤル部の回転中心軸に沿って延設し前記ボリュームスイッチ素子に直接連結したことを特徴とするダイヤルスイッチ機構。
【選択図】図1

Description

本発明は、たとえば車両に搭載される車両空調装置等の操作パネルに用いられるダイヤルスイッチ機構に関する。
従来、自動車等の車両に搭載される車両用空調装置等の操作パネルに用いられるダイヤルスイッチ機構としては、ダイヤル(回転子)と電気回路接点を接触させ導通する電気式ダイヤルスイッチ機構がよく知られている。このような電気式ダイヤルスイッチ機構の代表的な構造としては、図4に示すように回転されるダイヤル(回転子)100に設けられた金属接点101を回転させ、基板102上に設けられた電気回路(図示略)に接触させるものが知られており、このようなタイプのものは既に広く市販されている。また、図5、図6に示すように基板103に実装されたボリュームスイッチ素子104とダイヤル(回転子)105との間をギヤ106で連結させて、ボリュームスイッチ素子の電気的な回路抵抗差を認知し機能させるものもある(特許文献1)。
しかし、図4に示したダイヤルスイッチ機構において、分解能を向上するためには金属接点101が通過する円周の回転半径を大きくしなければならないため基板102、ひいては機構全体が大型化するおそれがある。一方、図5、図6に示すダイヤルスイッチ機構においては、ギヤ106および該ギヤ106の保持部材107が必要になるので、基板103上のスペースが飽和状態になり設計上の自由度が制限され小型化の要請に対応できなくなるおそれがある。また、このようなギヤ106を組み込む構造においては、構造が複雑化し部品点数が増加するとともに、組み付け時の初期調整が煩雑化するためコストアップは避け難い。
特開2001−184966号公報
そこで本発明の課題は、簡素な構造で、しかも設計上の自由度を向上でき小型化の要請に機動的に対応可能なダイヤルスイッチ機構を低コストで提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るダイヤルスイッチ機構は、基板と、該基板上に回転可能に設けられるとともに内部に各機能が表示された第1の機能表示プレートが収容されるダイヤル部と、該ダイヤル部の回転に伴って回転しボリュームスイッチ素子を作動させるロッドとを有するダイヤルスイッチ機構において、前記ボリュームスイッチ素子をダイヤル部の回転中心軸に対応する基板上に配置するとともに、前記ロッドの一端を、ダイヤル部の回転中心軸に沿って延設し前記ボリュームスイッチ素子に直接連結したことを特徴とするものからなる。このような構成においては、ボリュームスイッチ素子はダイヤル部の回転中心軸の基板に対応する位置に配設されるとともに、ロッドの一端はダイヤル部側から上記回転中心軸に沿って延設され、ボリュームスイッチ素子に直接連結されているので、ボリュームスイッチ素子およびダイヤル部の回転機構をダイヤル部自身の内側に、つまり円周の内側に配置することが可能になる。したがって、ギヤ等が廃止され回転機構が簡素化されつつ、基板上におけるスペースの飽和状態が解消されるので、設計上の自由度が向上され小型化の要請に十分対応することができる。また、部品点数が低減できるとともに、組み付け時の煩雑な初期調整が省略されるので、大幅なコストダウンを図ることができる。
上記第1の機能表示プレートは光が透過する透過性を有するものである。そして、光源からの光を透過させることにより、夜間等においても利用者等が第一の機能表示プレート上の図形、文字等を識別できるようになっている。したがって、上記ロッドの一端は、第1の機能表示プレートを透過する透過光の光路に沿う形状、換言すれば透過光の光路に実質的に干渉しない形状に形成されることが好ましい。たとえば、上記ロッドの一端を円柱状に形成し、他端をダイヤル部の外周に沿うリング状に形成すれば、上記透過光との干渉を最小限に抑制することができるので、第1の機能表示プレートにロッドの影が映り、利用者等が第1の機能表示プレートの表示が見にくくなるような不都合を確実に防止できる。また、ロッドの他端をダイヤル部のアウターダイヤルとインナーダイヤルとの間に挟持すれば、該ロッドを上記所定の位置に確実に固定できる。
上記第1の機能表示プレート内側(光源側)には、第2の機能表示プレートを設けることも可能である。このようにすれば、第1の機能表示プレートにロッド等の影が映るような不都合をより確実に防止できる。なお、本発明において機能表示プレートとは、たとえば車両用空調装置の各運転モード等(DEFモード、VENTモード、FOOTモード等)を図形あるいは文字等で表示した光透過性を有するプレートをいう。
本発明に係るダイヤルスイッチ機構においては、簡単な構造において、しかもダイヤル部の回転機構およびダイヤルスイッチ機構をダイヤル部の内側に配置することができるので、ダイヤルスイッチ機構全体の小型化を促進できる。また部品点数および組み付け時の作業性を向上できる。
以下に、本発明に係るダイヤルスイッチ機構の望ましい実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1ないし図3は、本発明の一実施態様に係るダイヤルスイッチ機構を示しており、本実施態様においては、ダイヤルスイッチ機構は自動車用空調装置の操作パネルに用いられている。図において1は、ダイヤルスイッチ機構を示している。ダイヤルスイッチ機構1は、固定部2、回転部3、およびスライド部4を有している。
固定部2は、基板5を有しており該基板5の一面6にはダイヤルノブガイド7がねじ(図示略)により固定されている。また、基板5の一面6には光源としての電球8およびプッシュスイッチ9が設けられている。なお、本実施態様においては光源として電球8が用いられているが、たとえば発光ダイオード(LED)等を用いることもできる。一方基板5の他面10には、ボリュームスイッチ素子11がはんだ付けされている。
回転部3は、ダイヤル部12を有している。ダイヤル部12はアウターダイヤルノブ13とインナーダイヤルノブ14とを有している。アウターダイヤルノブ13とインナーダイヤルノブ14との間には、ロッド15の他端16が挟持されている。他端16は、ダイヤル部12の外周に沿うリング状に形成されている。また、他端16には複数の突起(図示略)が設けられており、該各突起はインナーダイヤルノブ14に設けられた対応するスリット24に勘合されている。本実施態様においては、ダイヤルノブガイド7にインナーダイヤルノブ14が回転可能に挿入されており、さらにインナーダイヤルノブ14にアウターダイヤルノブ13がスナップフィット固定され、インナーダイヤルノブ14に回転トルクが伝達されるようになっている。一方、ロッド15の一端17は、ダイヤル部12の回転中心軸18に沿って基板5側に延設され、ボリュームスイッチ素子11に直接連結されている。ロッド15の一端17は基板5の略中央に設けられたスリーブ形状のガイド23にガイドされている。ボリュームスイッチ素子11は回転中心軸18に対応する基板5上に配置されている。そして、アウターダイヤルノブ13の回転により、ボリュームスイッチ素子11の中心部が回転され電気的な回路抵抗差が生ずるようになっている。
ロッド15の一端17は光源としての電球8から後述の第1の機能表示プレート19を透過する透過光に沿う形状、つまり透過光の光路に実質的に干渉しない形状に形成されており、本実施態様においてはロッド15の一端17は図1ないし図3に示すように円柱状に形成されている。またリング状に形成される他端16は上記透過光が透過し易いように透明になっている。なお、ここで透明とは、無色透明のみならず着色透明、半透明も含む概念である。
スライド部4は、半透明な第1の機能表示プレート19と第2の機能表示プレート20と透明なプッシュスイッチガイド21およびプッシュスイッチガイド22から構成されている。プッシュスイッチ21両機能表示プレート19、20には、車両用空調装置の各運転モード等(DEFモード、VENTモード、FOOTモード等)が図形あるいは文字等で表示されており、利用者等がダイヤル部12を回転させることにより各運転モードが選択されるようになっている。第2の機能表示プレート20は第1の機能表示プレート19の内側、換言すれば光源側に設けられている。
スライド部4のプッシュスイッチガイド22は基板5のダイヤルノブガイド7のスリット25に挿入されており、プッシュスイッチガイド21によりプッシュスイッチ9がオン・オフされるようになっている。
本実施態様においては、ボリュームスイッチ素子11はダイヤル部12の回転中心軸18の基板5に対応する位置に配設されるとともに、ロッド15の一端17はダイヤル部12側から上記回転中心軸18に沿って延設され、ボリュームスイッチ素子11に直接連結されているので、ボリュームスイッチ素子11およびダイヤル部12の回転機構をダイヤル部12自身の内側に配置することが可能になる。したがって、ギヤ等が廃止され回転機構が簡素化されつつ、基板5上におけるスペースの飽和状態が解消されるので、設計上の自由度が向上され小型化の要請に十分対応することができる。また、部品点数が低減できるとともに、組み付け時の煩雑な初期調整が省略されるので、大幅なコストダウンを図ることができる。
また、本実施態様においては、ロッド15の一端17は、回転中心軸18に沿って延びる円柱状に形成され、また、ロッド15の他端16はリング状に形成されているので、電球8から第1の機能表示プレート19を透過する透過光の光路にロッド15が実質的に干渉することはない。また、第1の機能表示プレート19と光源としての電球8との間には第2の機能表示プレート20が設けられることになるので、仮に上記光路とロッド15の一端17が干渉しても第1の機能表示プレート19に直接影が映るような不都合は確実に防止される。したがって、第1の機能表示プレート19の表示をより鮮明にすることができるので、運転者をより運転に集中させることが可能になり安全運転の推進にも寄与できる。
本発明は、各種操作パネルのダイヤルスイッチに利用できるが、とくに小型化、低コスト化、高性能化の要請が強い車両空調装置の操作パネルに用いて好適である。
本発明の一実施態様に係るダイヤルスイッチ機構の一部を断面表示した、分解斜視図である。 本発明の一実施態様に係るダイヤルスイッチ機構の一部を断面表示した、基板の一面側からの斜視図である。 本発明の一実施態様に係るダイヤルスイッチ機構の一部を断面表示した、基板の他面側からの斜視図である。 従来のダイヤルスイッチ機構の一部を断面表示した斜視図である。 図4とは別の従来のダイヤルスイッチ機構の一部を断面表示した、基板の一面側からの斜視図である。 図4とは別の従来のダイヤルスイッチ機構の一部を断面表示した、基板の他面側からの斜視図である。
符号の説明
1 ダイヤルスイッチ機構
2 固定部
3 回転部
4 スライド部
5 基板
6 基板の一面
7 ダイヤルノブガイド
8 電球
9 プッシュスイッチ
10 基板の他面
11 ボリュームスイッチ素子
12 ダイヤル部
13 アウターダイヤルノブ
14 インナーダイヤルノブ
15 ロッド
16 ロッドの一端
17 ロッドの他端
18 ダイヤル部の回転軸
19 第1の機能表示プレート
20 第2の機能表示プレート
21、22 プッシュスイッチガイド
23 ガイド
24 スリット
25 スリット

Claims (5)

  1. 基板と、該基板上に回転可能に設けられるとともに内部に第1の機能表示プレートが収容されるダイヤル部と、該ダイヤル部の回転に伴って回転しボリュームスイッチ素子を作動させるロッドとを有するダイヤルスイッチ機構において、前記ボリュームスイッチ素子をダイヤル部の回転中心軸に対応する基板上に配置するとともに、前記ロッドの一端を、ダイヤル部の回転中心軸に沿って延設し前記ボリュームスイッチ素子に直接連結したことを特徴とするダイヤルスイッチ機構。
  2. 前記ロッドの一端が、第1の機能表示プレートを透過する透過光の光路に沿う形状に形成されている、請求項1のダイヤルスイッチ機構。
  3. 前記ロッドの他端側が、ダイヤル部の外周に沿うリング状に形成されている、請求項1または2のダイヤルスイッチ機構。
  4. 前記ロッドの他端側が、前記ダイヤル部のアウターダイヤルノブとインナーダイヤルノブとの間に挟持されている、請求項1ないし3のいずれかに記載ダイヤルスイッチ機構。
  5. 前記第1の機能表示プレートの光源側に第2の機能表示プレートが設けられている、請求項1ないし4のいずれかに記載のダイヤルスイッチ機構。
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