JP2005190455A - 記憶制御装置及び記憶制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明は、複数のディスク装置を持つシステムにおいて遠隔地に副ディスク装置を備えてディスクの二重書きを行うとき、中央処理装置とディスク装置間のデータ転送量を削減し、制御装置間の距離が拡大しても、性能の劣化を抑えることができ、さらに、トランザクションの途中結果を残さないような記憶制御装置及び記憶制御方法を提供する。
【解決手段】
基準時刻を決め、副中央処理装置に、その基準時刻より古いライト時刻を持つ更新情報のみ、副ディスク装置に含まれる論理ディスクに反映することを指示するプログラムを備える。副中央処理装置からの指示を受け、副ディスク装置に、副中央処理装置が指定した基準時刻より古いライト時刻を持つ更新情報のみ、副ディスク装置に含まれる論理ディスクに反映する更新情報反映部を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、異なったディスクシステムの間でのリモートコピーの技術に関する。
特許文献1には、遠隔地にあるディスクシステム間でリモートコピーを行う技術が開示されている。特許文献1では、アプリケーションを実行するコンピュータ(以下、正CPUと呼ぶ)から直接ライト要求を受ける正ディスクシステムは、ライト要求処理後、直ちにライト要求完了報告を正CPUに報告する。さらに、正ディスクシステムが受領したライト要求のコピーが、正CPUにより読み出される。正CPUから発行されるライト要求には、このライト要求を正CPUが発行した時刻が含まれている。ライト要求のコピーが正CPUにより読み出されるとき、ライト時刻も正CPUに渡される。読み出したライト要求のコピーは、正CPUから、遠隔地にあるコンピュータ(以下、副CPUと呼ぶ)に送られる。
ライト要求のコピーとライト時刻を受け取った副CPUは、副CPUに接続されている副ディスクシステム内に、ライト時刻順にライト要求内のライトデータをライトする。
特許文献1記載の発明によれば、オンラインシステムなどで標準的に使用されるトランザクションの途中結果を残さないようにすることができる。
たとえば、システムAからシステムBにデータを送信するトランザクションを実行する場合、システムAからデータを送信したにもかかわらず、システムB内にデータは書き込まれていない等、システムAとシステムBとで、データの整合性がとれていない状態を残さないようにすることが、トランザクションの途中結果を残さないということである。通常、オンラインシステムでは、データの回復の単位はトランザクションであるため、トランザクションの途中結果を残すことは、きわめて重大な障害である。
次に、特許文献1のような処理を行うと、トランザクションの途中結果を残さないようにすることができることを簡単に説明する。リモートコピーを行っている正ディスクシステムと副ディスクシステム内には、口座情報などのデータベースを格納したディスクと、トランザクションの更新履歴を残したジャーナルを格納したディスクがある。
正CPUがダウンした後、正CPUが回復すると、正CPUの回復処理プログラムにより、正ディスクシステム内のジャーナルが解析され、ジャーナルを用いて、終了していないトランザクションの更新結果は、トランザクション実行開始前の状態に戻されるなどの処理が実行され、トランザクションの途中結果を残さないようにすることができる。
また、副ディスクシステム内に書き込んだデータが有効となるのは、最新のデータを格納した正ディスクシステムが破壊されてしまったような場合である。副ディスクシステム内には、最新のデータは格納されていないが、ある時刻までに発行されたライト要求内のライトデータがライトされていることは保証されている。これにより、副ディスクシステム内に格納されたデータベースとジャーナルを使って、正CPUがダウンし、正CPUが回復した後に実行する回復処理と同様の処理を副CPUが実行することにより、トランザクションの途中結果を残さないようにすることができる。
欧州特許出願公開第0672985号明細書
特許文献1では、ディスクシステム間の距離が拡大しても、正ディスクシステムが正CPUから受け取ったライト要求のライト要求完了を正CPUに報告した後、副ディスクシステムにライト要求を転送することにより、正CPUが正ディスクシステムにライト要求を発行してから、ライト要求完了を受信するまでの応答性能の劣化は少なく、トランザクションの途中結果を残さない。
しかし、正CPUがライト要求を読み出し、副CPUにデータを転送しなければならないため、CPUとディスクシステム間をデータが何度も往復することになり、転送オーバーヘッドが大きい。
そこで、CPUとディスクシステム間のデータ転送量を抑えながら、ディスクシステム間で、リモートコピーを行う技術を開示する。
正CPUは正ディスクシステムにライト要求を発行する際にライト時刻を付与する。正ディスクシステムは、ライト要求を正CPUから受け取ると、要求完了を正CPUに報告する。その後、正ディスクシステムは、副ディスクシステムにライト要求とライト時刻を送る。
副CPUは、副ディスクシステムが受信したライト要求内のライトデータを副ディスクシステムが有するディスクにライトする基準時刻を決定し、その基準時刻以前のライト時刻を持つライト要求内のライトデータをライトするよう、副ディスクシステムに指示する。
遠隔地のディスクシステム間でリモートコピーを行う際、直接ディスクシステム間でライト要求を受け渡すことにより、CPUとディスクシステム間のデータ転送オーバーヘッドを抑えることができる。さらに、ディスクシステム間の距離が拡大しても、正ディスクシステムが正CPUから受け取ったライト要求のライト要求完了を正CPUに正ディスクシステムが報告した後、副ディスクシステムにライト要求を転送することにより、正CPUが正ディスクシステムにライト要求を発行してから、ライト要求完了を受信するまでの応答性能の劣化を抑えることができる。また、複数のディスクシステムで構成されるシステムにおいても、トランザクションの途中結果を残さないことができる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照して説明する。尚、本発明は、本実施例に限られるものではない。
まず、第1の実施例について説明する。
図1は、実施例1におけるシステム全体の構成の一例を示した図である。
コンピュータ(以下、正CPUと呼ぶ)100は、1つの主記憶装置(以下、MSと呼ぶ)120と、1つの主記憶装置120に接続される1または複数の命令処理装置(以下、IPと呼ぶ)110と、MS120と接続される1または複数の入出力処理装置(以下、IOPと呼ぶ)130とを有する。1または複数の記憶装置システム(以下、正ディスクシステムと呼ぶ)200は、1または複数の正CPU100に、IOP130を介して接続される。正ディスクシステム200には、それぞれ対応する記憶装置システム(以下、副ディスクシステムと呼ぶ)300が接続される。副ディスクシステム300は、1または複数のコンピュータ(以下、副CPUと呼ぶ)400に接続される。副CPU400は、ハードウェアの構成としては正CPU100と同様で、1または複数のIP110と、1または複数のIOP130が接続されるMS120を有する。副CPU400に含まれるMS120には、更新情報反映指示プログラム410が含まれる。更新情報反映プログラム410は、副CPU400に含まれるIP110により実行される。
図2は、実施例1における正ディスクシステム200の構成の一例を示した図である。
正ディスクシステム200は正ディスク制御装置210と論理ディスク220を有する。
論理ディスク220は、正CPU100で実行されるソフトウェアが指定するディスクである。本発明では、論理ディスク220は、実際に物理的なディスクとして実装される場合もあれば、RAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)構成として複数の物理的なディスクを用いて実装される場合もある。このような論理ディスク220の実装については、一般的なディスク装置の実装方法であるため、本明細書に詳細は記述しない。
正ディスク制御装置210は、正ライト要求受領部230と、更新情報送出部240と、正更新情報記憶部250と、副論理ディスク対応表260とを有する。以降、各部で実行される処理は、正ディスク制御装置210内のメモリに格納される各部に対応するプログラムが、正ディスク制御装置210内のCPUにより実行される処理であっても良い。
副論理ディスク対応表260は、後述するライト情報520に含まれる正ディスクシステム200の正論理ディスクIDから、対応する副ディスクシステム300の論理ディスクIDを求めるための対応表である。
ライト要求500は、正CPU100から正ディスクシステム200に発行され、ライト時刻510とライト情報520とが格納される。本発明では、正CPU100が正ディスクシステム200にライト要求500を発行するとき、ライト情報520にライト時刻510を付与する。ライト時刻510は、本ライト要求500が発行された時刻を示しており、ライト時刻510により、正ディスクシステム200は複数のライト要求500を順序付けすることができる。正CPU100が複数存在する場合は、共通のクロックを用いて、ライト要求にライト時刻を付与する等により、異なる正CPU100で発行されたライト要求500も順序付けできるようになっているものとする。ライト情報520には、ライトデータそのもの、ライト対象の論理ディスクID、ライトデータ長、ライトアドレスが含まれる。これらは、正CPU100が正ディスクシステム200に発行する一般的なライト情報であり、本明細書に詳細は記述しない。
図3は、実施例1における副ディスクシステム300の構成の一例を示した図である。
副ディスクシステム300は副ディスク制御装置310と論理ディスク220とを有する。副ディスク制御装置310は、更新情報受領部330と、最新時刻報告部340と、副更新情報記憶部350と、更新情報反映部360とを有する。以降、各部で実行される処理は、副ディスク制御装置310内のメモリに格納される各部に対応するプログラムが、副ディスク制御装置310内のCPUにより実行される処理であっても良い。
論理ディスク220は、副CPU400で実行されるソフトウェアが指定するディスクであり、正ディスクシステム200が含む論理ディスク220と同様の一般的な手法を用いて実装されているため、実装については本明細書に詳細は記述しない。
図4は、実施例1における正ライト要求受領部230の処理の一例を示した図である。正ライト要求受領部230は、正CPU100がライト要求500を発行するたびに図4に示される処理を行う。
ステップ1000で、正ライト要求受領部230は、ライト要求500を受け取ると、受け取ったライト要求500中のライト情報510に含まれる論理ディスクIDと副論理ディスク対応表260を用いて、ライト情報510で指定された正論理ディスク210に対応する副論理ディスクIDを求める。次に、ステップ1010で、正ライト要求受領部230は、求めた副論理ディスクIDをライト要求500に付加し、更新情報を作成する。更新情報は、正ディスクシステム200が受け取ったライト要求500に、既に求めた副論理ディスクIDを付加した情報である。また、正ライト要求受領部230は、更新情報に、副ディスクシステム転送必要ビットを付加したライトデータ管理情報を作成する。ここで、副ディスクシステム転送必要ビットとは、副ディスクシステム300に、更新情報の転送が必要であることを表す情報である。次に、ステップ1020で、正ライト要求受領部230は、正ライト要求受領部230が作成した更新情報と、ライトデータ管理情報とを、更新情報に含まれるライト時刻510の古い順に並べて、正更新情報記憶部250に格納する。正更新情報記憶部250にライトデータ管理情報を格納する際、副ディスクシステム転送必要ビットをONにする。正更新情報記憶部250は、更新情報を、更新情報に含まれるライト時刻510の古い順に格納するための記憶装置である。次に、ステップ1030で、正ライト要求受領部230は、ライト要求500で指示される論理ディスク220に対してライトデータのライトを実行し、ライトデータをライト要求の論理ディスクIDが示す論理ディスクにライトする。最後に、ステップ1040で、正ライト要求受領部は、正CPU100に対してライト要求500が完了したことを報告する。このようにして、正更新情報記憶部250には、ライト要求500が発行された順にそれに対応する更新情報が格納される。尚、本実施例では、ライトデータ管理情報は、正更新情報記憶部250に格納するとしたが、本実施例に限られるものではない。
図5は、実施例1における更新情報送出部240の処理の一例を示した図である。更新情報送出部240は、正ディスクシステム200にリモートコピーの正ディスクとして指定されている論理ディスク220が存在する間、図5に示される処理を行う。
ステップ1100で、更新情報送信部240は、正更新情報記憶部250に更新情報が格納されるのを待つ。次に、ステップ1110で、更新情報送信部240は、正更新情報記憶部250から更新情報に含まれるライト時刻510が古い順に、更新情報を読み出す。次に、ステップ1120で、更新情報送信部240は、読み出した更新情報を、正ディスクシステム200に接続された副ディスクシステム300に送る。次に、ステップ1130で、更新情報送信部240は、副ディスクシステム300から完了報告が返るのを待つ。副ディスクシステム300から完了報告が返ってくると、更新情報送出部240は、ライトデータ管理情報の副ディスクシステム転送必要ビットをOFFにする。最後に、ステップ1140で、更新情報送信部240は、読み出した更新情報を正更新情報記憶部250から削除し、ステップ1100に戻る。このようにして、正更新情報記憶部250に格納された更新情報は、更新情報に含まれるライト時刻510の古い順(すなわち、ライト要求500が発行された順)に、接続された副ディスクシステム300に送られる。
図6は、実施例1における更新情報受領部330の処理の一例を示した図である。更新情報受領部330は、接続されている正ディスクシステム200から送られた更新情報を受信するたびに、図6に示される処理を行う。
ステップ1200で、更新情報受領部330は、正ディスクシステム200から送られた更新情報を受け取ると、正ディスクシステム200から送られた更新情報を、更新情報が含むライト時刻510の古い順に並べて副更新情報記憶部350に格納する。次に、ステップ1210で、更新情報受領部330は、正ディスクシステム200に対して完了を報告する。このようにして、副更新情報記憶部350には、更新情報に含まれるライト時刻510の古い順(すなわち、ライト要求500が発行された順)に、更新情報が格納される。
図7は、実施例1における更新情報反映指示プログラム410の処理の一例を示した図である。更新情報反映指示プログラム410は、副ディスクシステム300にリモートコピーの副ディスクとして指定されている論理ディスク220が存在する間、図7に示される処理を行う。
ステップ1300で、更新情報反映指示プログラム410は、副CPU400に接続されている全ての副ディスクシステム300に含まれる最新時刻報告部340に対し、それぞれの副ディスクシステム300が持つ更新情報に含まれるライト時刻510のうち、最も新しい時刻を報告するよう指示する。最新時刻報告部340は、更新情報反映指示プログラム410からの指示を受け、副更新情報記憶部350に含まれる更新情報の持つライト時刻510のうち、最も新しい時刻を更新情報反映指示プログラム410に返す。次に、ステップ1310で、更新情報反映指示プログラム410は、全ての副ディスクシステム300からそれぞれの最も新しい時刻が報告されるのを待つ。次に、ステップ1320で、更新情報反映指示プログラム410は、それぞれの副ディスクシステム300から報告された全ての時刻の中から最も古い時刻を選び、基準時刻とする。次に、ステップ1330で、更新情報反映指示プログラム410は、全ての副ディスクシステム300各々に含まれる更新情報反映部360に、基準時刻以前のライト時刻510を持つ更新情報内のライトデータを、更新情報内のIDが示す副ディスクシステム300に含まれる論理ディスク220にライトするよう指示する。更新情報反映部360は、更新情報反映指示プログラム410からの指示を受け、副更新情報記憶部350に含まれる更新情報のうち、指示された基準時刻以前のライト時刻510を持つ更新情報内のライトデータのみ、更新情報に含まれる副論理ディスクIDが示す論理ディスク220にライトし、更新情報中のライトデータを論理ディスクにライトした更新情報を副更新情報記憶部350から削除する。次に、ステップ1340で、更新情報反映プログラム410は、全ての副ディスクシステム300から、ステップ1330で発行したライトデータのライト指示に対する完了が報告されるのを待ち、ステップ1300に戻る。このようにして、複数の副ディスクシステム300に含まれる複数の論理ディスク220に対して、基準時刻以前のライト時刻510を持つライトデータは、ライトされ、基準時刻以後のライト時刻510を持つライトデータはライトされないという状況を作り出すことができる。
このように、正ディスクシステム200から副ディスクシステム300への更新情報の送信順序、副ディスクシステム300の受信順序がライト時刻の順番であるため、副ディスクシステム300では、ある時刻を基準に、それ以前の更新情報はすべて保持でき、それ以降の更新情報は、全く保持しないという情報を作り出すことができる。これにより、正ディスクシステム200が破壊されても副ディスクシステム300側でトランザクションの途中結果を残さない回復処理が可能となる。
以上に説明してきた実施例では、正ディスクシステム200は副ディスクシステム300へ更新情報をひとつずつ古い順に送信し、副ディスクシステム300は正ディスクシステム200から更新情報を受信したら、受信した旨を正ディスクシステム200に送信する。そして、副ディスクシステム300から更新情報を受信した旨の通知を受信した後、正ディスクシステム200は、次の更新情報を送信する(以下、係る更新情報の転送をシリアライズ転送と呼ぶ。)。従って、正ディスクシステム200から副ディスクシステム300に更新情報を転送する際に、更新情報の順序が狂わない。しかし、正ディスクシステムが、副ディスクシステム300に更新情報をシリアライズ転送すると、次の更新情報を副ディスクシステム300に送信するまでに時間を要し、更新情報転送の性能が下がってしまう。そこで、正ディスクシステム200から副ディスクシステム300への更新情報の転送を並列に実行した場合の動作について説明する。ここでは、更新情報がシリアライズされて送信される場合との相違点についてのみ説明する。
正ディスク制御装置210に、正基準時刻送信部、副ディスク制御装置310に、副基準時刻受領部と正障害時データ破棄部とが追加される。
正ディスクシステム200から副ディスクシステム300への更新情報の転送を並列に実行した場合の更新情報送出部240の動作を、図5に基づき、説明する。
更新情報送出部240は、ステップ1110で、更新情報記憶部250から更新情報に含まれるライト時刻が古い順に複数の更新情報を読み出す。次に、ステップ1120で、更新情報送出部240は、読み出した複数の更新情報を、正ディスクシステム200に接続された副ディスクシステム300に並列に送信する。ステップ1130で、更新情報送出部240は、副ディスクシステム300から、それぞれの更新情報に対する完了報告が送られてくるのを待つ。完了報告が返ってくると、完了報告に対応するライトデータ管理情報の副ディスクシステム転送必要ビットをOFFにする。並列に送信した複数の更新情報すべてについて完了報告を受信し、副ディスクシステム転送必要ビットがOFFになったら、ステップ1100に戻り、次に送信すべき更新情報を見つける。
更新情報の転送を並列に実行すると、更新情報がライト時刻順に副ディスクシステム300に届くとは限らない。また、正ディスクシステム200が副ディスクシステム300に更新情報を送信したにもかかわらず、何らかの影響で副ディスクシステム300に更新情報が届かない場合がある。この場合、デステージしてよいライトデ−タは、正ディスク制御装置210が有する、副ディスクシステム転送必要ビットがオンになっているライトデ−タ管理情報の中で、最も以前のライト時刻111をデステージ許可時刻として、デステージ許可時刻より以前のライト時刻をもつライトデ−タということになる。これは、デステージ許可時刻より以前のライト時刻をもつ更新情報はすべて、副ディスクシステム300側に保持されていることになるためである。一方、デステージ許可時刻以降のライト時刻をもつ更新情報のライトデータは、まだデステ−ジしてはいけないライトデ−タであり、正ディスクシステム200が破壊された場合、これらのライトデ−タはデステ−ジせず、破棄する必要がある。
正基準時刻送信部は、副ディスクシステム300に上述したデステ−ジしてよいデステージ許可時刻を送信する機能をもつ。デステージ許可時刻は、上述したように、副ディスクシステム転送必要ビットがオンになっているライトデ−タ管理情報の中で、最も以前のライト時刻である。
副基準時刻受信部は、正ディスクシステム200から受信した基準時刻を、デステ−ジ許可時刻として、副更新情報記憶部350に格納する。
最新時刻報告部340は、更新情報反映指示プログラム410からの指示を受け、副更新情報記憶部350に格納されるデステージ許可時刻のうち、最も新しい時刻を更新情報反映指示プログラム410に返す。
正障害時デ−タ破棄部は、正ディスクシステム200が破壊された時、副更新情報記憶部350が有するデステ−ジ許可時刻から後のライト時刻をもつ更新情報を破棄する。
次に、実施例2について説明する。
実施例1では、更新情報反映指示プログラム410が副ディスクシステム300に指示する基準時刻として、副更新情報記憶部350に記憶された時刻、すなわち、過去の時刻を用いた。この場合、更新情報反映指示プログラム410は、まず全ての副ディスクシステム300から最新の更新情報時刻を集め、それらのうち最古の時刻を基準時刻とした。このように、1回の基準時刻指定のために、1台の副ディスクシステム300につき2回の指示が必要となっていた。実施例2では、基準時刻として未来の時刻を用いることにより、1台の副ディスクシステム300当りの指示回数を1回とする。なお、実施例2では実施例1と異なる部分のみ説明する。実施例2で説明される以外の構成要素や流れ図については、全て実施例1と同等である。
実施例2における副CPUの構成と、実施例1における副CPUの構成との相違点は、副CPUのMS120に含まれる更新情報反映指示プログラム410が、更新情報反映指示プログラムa411となることである。それ以外の構成要素は、実施例1の場合と同等である。
実施例2における副ディスクシステム300の構成と、実施例1における副ディスクシステム300の構成との相違点は、副ディスク制御装置310に含まれる更新情報反映部360が、更新情報反映部a361となり、最新時刻報告部340は有さないことである。それ以外の構成要素は、実施例1の場合と同等である。
図8は、実施例2における更新情報反映指示プログラムa411の処理の一例を示した図である。更新情報反映指示プログラムa411は、副ディスクシステム300にリモートコピーの副ディスクとして指定されている論理ディスク220が存在する間、図8に示される処理を行う。
ステップ1400で、更新情報反映プログラムa411は、副CPU400の持つ時計の現在時刻にマージンを加えて、基準時刻とする。
図9に、このマージンの最小値の計算式の一例を示す。まず、図9に示すαを計算する。αは、更新情報反映指示プログラムaが全ての副ディスクシステム300に含まれる更新情報反映部aに対して、基準時刻を指示するのにかかる時間の最大値と、正CPUの時計と副CPUの時計の時刻の差を足したものである。マージンの最小値は、αに安全係数(>1)を掛けたものである。これらの値は、あらかじめ決まっているものとする。マージンは、図9の計算式に従って計算した値以上の値とする。
次に、ステップ1410で、更新情報反映プログラムa411は、全ての副ディスクシステム300各々に含まれる更新情報反映部a361に、計算の結果得られた基準時刻以前のライト時刻510を持つ更新情報内のライトデータを、更新情報中のIDが示す副ディスク装置300に含まれる論理ディスク220にライトするよう指示する。更新情報反映部a361は、更新情報反映指示プログラムa411からの指示を受け、副更新情報記憶部350に含まれる更新情報のうち、指示された基準時刻以前のライト時刻510を持つ更新情報内のライトデータのみ、更新情報に含まれる副論理ディスクIDが示す論理ディスク220にライトし、ライトした更新情報を副更新情報記憶部350から削除する。更新情報反映プログラムa411から指示を受けた時点では、基準時刻は未来の時刻になるので、更新情報反映部a361は、しばらくは副更新情報記憶部350にある全ての更新情報内のライトデータを論理ディスク220にライトすることになるが、しばらくすると、基準時刻より新しいライト時刻を持つ更新情報が副更新情報記憶部350に格納される。基準時刻より新しいライト時刻を持つ更新情報を更新情報反映部a361が見つけると、更新情報反映部a361は、更新情報反映指示プログラムa411に完了を報告する。次に、ステップ1420で、更新情報反映プログラムa411は、全ての副ディスクシステム300からライト指示に対する完了が報告されるのを待ち、ステップ1400に戻る。このようにして、複数の副ディスクシステム300に含まれる複数の論理ディスク220に対して、基準時刻以前のライト時刻510を持つ更新情報内のライトデータはライトされ、基準時刻以後のライト時刻510を持つ更新情報内のライトデータはライトされないという状況を作り出すことができる。
このように、正ディスクシステム200から副ディスクシステム300への更新情報の送信順序、副ディスクシステム300での更新情報の受信順序がライト時刻の順番であるため、副ディスクシステム300では、ある時刻を基準に、それ以前の更新情報はすべて保持でき、それ以降の更新情報は、全く保持しないという情報を作り出すことができる。これにより、正ディスクシステム200が破壊されても副ディスクシステム300側でトランザクションの途中結果を残さない回復処理が可能となる。
以上に説明してきた実施例では、正ディスクシステム200から副ディスクシステム300への更新情報の転送が、シリアライズされているため、正ディスクシステム200から副ディスクシステム300に更新情報を転送する際に、更新情報の順序が狂わない。しかし、正ディスクシステムが、更新情報をシリアライズして、副ディスクシステム300に送信すると、次の更新情報を副ディスクシステム300に送信するまでに時間を要し、更新情報転送の性能が下がってしまう。
そこで、正ディスクシステム200から副ディスクシステム300への更新情報の転送を並列に実行した場合の動作について説明する。ここでは、更新情報がシリアライズされて送信される場合との相違点についてのみ説明する。
正ディスク制御装置210に、正基準時刻送信部、副ディスク制御装置310に、副基準時刻受領部と正障害時データ破棄部とが追加される。
更新情報の転送を並列に実行すると、更新情報がライト時刻順に副ディスクシステム300に届くとは限らない。また、正ディスクシステム200が副ディスクシステム300に更新情報を送信したにもかかわらず、何らかの影響で副ディスクシステム300に更新情報が届かない場合がある。この場合、デステージしてよいライトデ−タは、正ディスク制御装置210が有する、副ディスクシステム転送必要ビットがオンになっているライトデ−タ管理情報の中で、最も以前のライト時刻111をデステージ許可時刻として、デステージ許可時刻より以前のライト時刻をもつライトデ−タということになる。これは、デステージ許可時刻より以前のライト時刻をもつ更新情報はすべて、副ディスクシステム300側に保持されていることになるためである。一方、デステージ許可時刻以降のライト時刻をもつ更新情報のライトデータは、まだデステ−ジしてはいけないライトデ−タであり、正ディスクシステム200が破壊された場合、これらのライトデ−タはデステ−ジせず、破棄する必要がある。
正基準時刻送信部は、副ディスクシステム300に上述したデステ−ジしてよいデステージ許可時刻を送信する機能をもつ。デステージ許可時刻は、上述したように、副ディスクシステム転送必要ビットがオンになっているライトデ−タ管理情報の中で、最も以前のライト時刻である。
副基準時刻受信部は、正ディスクシステム200から受信した基準時刻を、デステ−ジ許可時刻として、副更新情報記憶部350に格納する。
正ディスクシステム200から副ディスクシステム300への更新情報の転送を並列に実行した場合の更新情報反映部350の動作を、説明する。
更新情報反映部a361は、更新情報反映指示プログラムa411からの指示を受け、副更新情報記憶部350に含まれる更新情報のうち、指示された基準時刻以前のライト時刻510を持つ更新情報内のライトデータのみ、更新情報に含まれる副論理ディスクIDが示す論理ディスク220にライトする。ただし、ライト時刻が、デステージ許可時刻以降の更新情報内のライトデータは、論理ディスク220にライトしない。ここで、基準時刻以前であるが、ライトしないライトデータについては、更新情報内のライト時刻がデステージ許可時刻以前になった時点でライトする。次に、ライトデータをライトした更新情報を副更新情報記憶部350から削除する。更新情報反映プログラムa411から指示を受けた時点では、基準時刻は未来の時刻になるので、更新情報反映部a361は、しばらくは副更新情報記憶部350にある全ての更新情報内のライトデータを論理ディスク220にライトすることになるが、しばらくすると、基準時刻より新しいライト時刻を持つ更新情報が副更新情報記憶部350に格納される。基準時刻より新しいライト時刻を持つ更新情報を更新情報反映部a361が見つけると、更新情報反映部a361は、基準時刻と、デステージ許可時刻を比較し、基準時刻がデステージ許可時刻以前であれば、更新情報反映指示プログラムa411に完了を報告する。基準時刻がデステージ許可時刻以降であれば、更新情報反映部a361は、基準時刻がデステージ許可時刻以前となるまで、更新情報反映プログラムa411に完了を報告するのを待つ。このようにして、複数の副ディスクシステム300に含まれる複数の論理ディスク220に対して、基準時刻以前のライト時刻510を持つ更新情報内のライトデータはライトされ、基準時刻以後のライト時刻510を持つ更新情報内のライトデータはライトされないという状況を作り出すことができる。
このような構成により、1台の副ディスク装置300当りの指示回数を1回とすることができる。
次に、実施例3について説明する。
実施例1では、正ディスクシステム200に含まれる正更新情報記憶部250に更新情報が記憶されている場合、正ディスクシステムの更新情報送出部230が副ディスクシステム300に対して更新情報を送出していた。つまり、正ディスクシステム200が、更新情報のやり取りに関して主導権を握っていた。実施例3では、更新情報のやり取りに関する主導権を副ディスクシステム300がもつような構成を開示する。尚、実施例3では実施例1と異なる部分のみ説明する。ここに説明される以外の構成要素や流れ図については、全て実施例1と同等である。
実施例3における正ディスクシステム200の構成と、実施例1における正ディスクシステム200の構成との相違点は、更新情報送出部240が更新情報送出部a241となることである。それ以外の構成要素は実施例1の場合と同等である。
実施例3における副ディスクシステム300の構成と、実施例1における副ディスクシステム300の構成との相違点は、副ディスク制御装置310に含まれる更新情報受領部330が更新情報受領部a331となることである。それ以外の構成要素は実施例1の場合と同等である。
図10は、実施例3における更新情報送出部a241の処理の一例を示した図である。更新情報送出部a241は、接続されている副ディスクシステム300から送られた更新情報読み取り要求を受け取るたびに、図10に示される処理を行う。
ステップ1500で、更新情報送出部a241は、副ディスクシステム300から送られた更新情報読み取り要求を受け取ると、正更新情報記憶部250から、1または複数の更新情報を、更新情報に含まれるライト時刻510の古い順に読み出し、副ディスクシステム300に送出する。次に、ステップ1510で、更新情報送出部a241は、副ディスクシステム300に対して完了を報告する。次に、ステップ1520で、更新情報送出部a241は、読み出した更新情報を、正更新情報記憶部250から削除する。このようにして、正更新情報記憶部250に格納された更新情報は、更新情報に含まれるライト時刻510の古い順(すなわち、ライト要求500が発行された順)に、副ディスクシステム300に送られる。
図11は、実施例3における更新情報受領部a331の処理の一例を示した図である。更新情報受領部a331は、副ディスクシステム300にリモートコピーの副ディスクとして指定されている論理ディスク220が存在する間、図11に示される処理を行う。
ステップ1600で、更新情報受領部a331は、正ディスクシステム200に更新情報読み取り要求を送出する。次に、ステップ1610で、更新情報受領部a331は、正ディスクシステム200から完了報告が返るのを待つ。次に、ステップ1620で、更新情報受領部a331は、正ディスクシステム100から返された1または複数の更新情報を、更新情報に含まれるライト時刻の古い順に並べて、副更新情報記憶部350に格納し、ステップ1600に戻る。このようにして、副更新情報記憶部350には、更新情報に含まれるライト時刻510の古い順(すなわち、ライト要求500が発行された順)に、更新情報が格納される。
このような構成により、更新情報のやり取りに関する主導権を副ディスクシステム300がもつようすることができる。
尚、実施例3は、実施例2においても適用可能である。
次に、実施例4について説明する。
実施例1では、更新情報反映指示プログラム410が更新情報反映部360に指示する基準時刻(すなわち、基準時刻以前のライト時刻510を持つ更新情報内のライトデータを、更新情報内のIDが示す副ディスクシステム300に含まれる論理ディスク220にライトする時刻)は、すべての副ディスクシステム300から報告された全ての時刻の中から最も古い時刻としている。ここで、例えば、ある正ディスクシステム200には正CPU100からデータが書き込まれず、別の正ディスクシステム200には順次正CPU100からデータが書き込まれている場合が想定される。この場合、前述のように、基準時刻を決定すると、一定時間経過後再度更新情報反映指示プログラム410が全ての副ディスクシステム300にそれぞれの副ディスクシステム300が持つ更新情報に含まれるライト時刻510のうち最も新しい時刻(以下、最新時刻と呼ぶ。)を報告するよう指示しても、正CPU100から長時間データが書き込まれない正ディスクシステム200に対応する副ディスクシステム300は、前回、更新情報反映指示プログラム410に報告した時刻と同じ時刻を報告する。そのため、基準時刻が更新されない。そうすると、別の副ディスクシステム300には、正ディスクシステム200から多数の更新情報が送信されているのにもかかわらず、長時間デステージされないことになる。その結果、正ディスクシステムと副ディスクシステムのデータの差分が増加することになる。
実施例4では、正ディスクシステムと副ディスクシステムでデステージされるデータの差分を減少させる方法を示す。なお、実施例4では、実施例1と異なる部分のみ説明する。実施例4で説明される以外の内容については、全て実施例1と同等である。
実施例4における副ディスクシステム300と、実施例1における副ディスクシステム300との相違点は、副ディスク制御装置310が時刻記憶部380を有することである。それ以外の構成は実施例1と同等である。
更新情報反映指示プログラム410は、基準時刻を決定する際、同時に、副基準時刻を決定する。更新情報反映指示プログラム410は、基準時刻を決定する際に用いた全ての副ディスクシステム300から報告された全ての時刻の中から最も新しい時刻を選び、副基準時刻とする。
更新情報反映指示プログラム410は、更新情報反映部360に基準時刻を送信する際、時刻記憶部380に、基準時刻と副基準時刻を送信する。基準時刻と副基準時刻を受け付けた時刻記憶部380は、基準時刻と副基準時刻を記憶する。また、最新時刻報告部340は、更新情報反映指示プログラム410に、副更新情報記憶部350に含まれる更新情報の持つライト時刻510のうちで最も新しい時刻を報告する際、最新時刻を時刻記憶部380にも報告する。最新時刻の報告を受けた時刻記憶部380は、最新時刻を記憶する。すでに、基準時刻と副基準時刻と最新時刻とが記憶されている場合は、新たな基準時刻と副基準時刻と最新時刻を受信するたびに各々の時刻を更新する。
更新情報反映指示プログラム410は、副CPUに接続されている全ての副ディスクシステム300に含まれる最新時刻報告部340に対し、それぞれの副ディスクシステムが持つ更新情報に含まれるライト時刻のうち、最も新しい時刻を報告するように指示する。
図12は、実施例4における最新時刻報告部340の処理の一例を示した図である。最新時刻報告部340は、更新情報反映指示プログラム410から更新情報に含まれるライト時刻のうち、最も新しい時刻を報告するように指示を受信するたびに、図12に示される処理を行う。
最新時刻報告部340は、更新情報反映指示プログラム410からの指示を受け、副更新情報記憶部350に含まれる更新情報の持つライト時刻510のうちで最も新しい時刻を検索し、取得する(ステップ1700)。
最新時刻報告部340は、前回、更新情報反映指示プログラム410に報告した最新時刻が副基準時刻と同じであるかどうかを時刻記憶部380に問い合わせる(ステップ1710)。最新時刻報告部340から問い合わせを受信した時刻記憶部380は、記憶している最新時刻と副基準時刻が同じかどうか判断し、最新時刻報告部340に報告する。最新時刻報告部340は、時刻記憶部380から最新時刻と副基準時刻が同じかどうかの結果を受信する(ステップ1720)。
時刻記憶部380から報告を受けた最新時刻報告部340は、前回、更新情報反映指示プログラム410に報告した最新時刻と副基準時刻が同じであれば、ステップ1700で取得した最新時刻を更新情報反映指示プログラム410に報告する(ステップ1780)。
前回、更新情報反映指示プログラム410に報告した最新時刻が副基準時刻と同じでなければ、最新時刻報告部340は、ステップ1700で取得した最新時刻が前回、更新情報反映指示プログラム410に報告した最新時刻と同じかどうかを時刻記憶部380に問い合わせる(ステップ1730)。このとき、最新時刻報告部340は、ステップ1700で取得した最新時刻を時刻記憶部380に送信する。だたし、ステップ1700で取得した最新時刻が時刻記憶部380に送信されることによって、時刻記憶部380に格納されている最新時刻は更新されない。最新時刻報告部340は、このとき最新時刻報告部340から送信されるステップ1700で取得した最新時刻を一時的に記憶する。最新時刻報告部340から問い合わせを受信した時刻記憶部380は、時刻記憶部380に記憶されている最新時刻(前回、更新情報反映指示プログラム410に送信した最新時刻)と、ステップ1730で最新時刻報告部340が送信した最新時刻とが同じかどうかを判断し、最新時刻報告部340に報告する。
最新時刻報告部340は、時刻記憶部380から時刻記憶部380に記憶されている最新時刻と、最新時刻報告部340が送信した最新時刻が同じかどうかの結果を受信する(ステップ1740)。
ステップ1700で取得した最新時刻と前回取得した最新時刻と同じでなければ、ステップ1700で取得した最新時刻を更新情報反映指示プログラム410に報告する。(ステップ1780)。
ステップ1700で取得した最新時刻が前回取得した最新時刻と同じであれば、最新時刻報告部340は、正ライト要求受領部230に、副基準時刻以前のライト要求500を正CPUから受信しているかの問い合わせを発行する(ステップ1750)。
最新時刻報告部340から問い合わせを受け付けた正ライト要求受領部230は、正更新情報記憶部250を参照し、副ディスクシステム転送必要ビットがONである更新情報のうち、副基準時刻以前の更新情報が格納されているかどうかを確認し、確認した結果を最新時刻報告部340に送信する。
最新時刻報告部340は、正ライト要求受領部230から副基準時刻以前のライト要求500を正CPUから受信しているかどうかの結果を受信する(ステップ1760)。
最新時刻報告部340は、副基準時刻以前のライト要求500を受信している旨の通知を正ライト要求受領部230から受信した場合、ステップ1700で取得した最新時刻を更新情報反映指示プログラム410に報告する(ステップ1780)。
最新時刻報告部340は、副基準時刻以前のライト要求500を受信していない旨の通知を正ライト要求受領部230から受信した場合、副基準時刻を最新時刻として更新情報反映指示プログラム410に報告する(ステップ1770)。
このように、ある一定期間の更新情報が存在しない場合にも、更新情報反映指示プログラム410に返す最新時刻更新することで、正ディスクシステムと副ディスクシステムのデータ差分を減少させることができる。
また、以上に説明した内容は、更新情報がシリアライズ転送される場合であるが、正ディスクシステム200から副ディスクシステム300への更新情報の転送を並列に実行する場合は、副更新情報記憶部350に格納されるデステージ許可時刻を用いて、本実施形態を実現することができる。
次に、実施例5について説明する。
実施例1では、副ディスクシステム300は正ディスクシステム200に対応して用意されていた。また、複数の副ディスクシステム間で基準時刻以前のライト時刻を持つライトデータをライトし、基準時刻以後のライト時刻を持つデータをライトしない状況を作っているのは、副CPU400で実行される更新情報反映指示プログラム410であった。
実施例5では、実施例1で副CPUと複数の副ディスクシステムで構成された副側システムを、副CPUと1つの副ディスクシステムで構成する方法を開示する。本実施例により、副CPUを用いずに副側システムが構成可能となる。なお、実施例5では、実施例1と異なる部分のみ説明する。実施例5で説明される以外の内容については、全て実施例1と同等である。
図13は、実施例5におけるシステム全体の構成と副ディスクシステムの構成を示した図である。正CPU100、正ディスクシステム200については実施例1と同等である。
副ディスクシステムa301は副ディスク制御装置310と論理ディスク220とを有する。論理ディスク220については実施例1と同等である。
副ディスク制御装置310は、更新情報受領部330と、副更新情報記憶部350と、更新情報反映部360と、更新情報反映指示部370とを有する。更新情報反映部360については実施例1と同等である。
副更新情報記憶部350は、本実施例では副ディスクシステムa301に接続されている正ディスク装置200に対応して副ディスク制御装置310に用意される。
更新情報受領部330は、実施例1と同様に、接続されている正ディスクシステム200から送られた更新情報を受信するたびに、図6に示される処理を行う。ただし、更新情報の格納先は、更新情報を送出した正ディスクシステム200に対応した副更新情報記憶部350とする。
更新情報反映指示部370は、全ての副更新情報記憶部350について、それぞれの副更新情報記憶部350に含まれる更新情報の持つライト時刻510のうち、最も新しい時刻を選び、さらに、選んだ時刻の中から最も古い時刻を選び、基準時刻とする。次に、更新情報反映部360に、基準時刻以前のライト時刻510を持つ更新情報内のライトデータを、更新情報内のIDが示す副ディスクシステム300に含まれる論理ディスク220にライトするよう指示する。以上の処理を、副更新情報記憶部350が更新情報を格納している間繰り返す。
このように、1つの副ディスク制御装置310内に複数の副更新情報記憶部を有し、実施例1で更新情報制御プログラム410が行っていた動作を更新情報反映指示部370が行うことで、副CPUを用いずに副側システムを構成することができる。
また、以上に説明した内容は、更新情報がシリアライズ転送される場合であるが、正ディスクシステム200から副ディスクシステムa301への更新情報の転送を並列に実行する場合は、副更新情報記憶部350に格納されるデステージ許可時刻を用いて、本実施形態を実現することができる。
尚、実施例5は、実施例3においても適用可能である。
次に、実施例6について説明する。
実施例1では、複数の副ディスクシステム間で基準時刻以前のライト時刻を持つライトデータをライトし、基準時刻以後のライト時刻を持つデータをライトしない状況を作っているのは、副CPU400で実行される更新情報反映指示プログラム410であった。
実施例6では、実施例1では副CPUと複数の副ディスクシステムで構成された副側システムを、複数の副ディスクシステムで構成する方法を開示する。本実施例により、副CPUを用いずに複数の副ディスクシステムを持つ副側システムが構成可能となる。なお、実施例6では、実施例1と異なる部分のみ説明する。実施例6で説明される以外の内容については、全て実施例1と同等である。
図14は、実施例6におけるシステム全体の構成と副ディスクシステムの構成を示した図である。正CPU100、正ディスクシステム200、副ディスクシステム300については実施例1と同等である。
複数の副ディスクシステム300のうち、少なくとも一つをマスタ副ディスクシステム302とする。マスタ副ディスクシステム302は、対応する正ディスクシステム200と全ての副ディスクシステム300と接続され、二つの処理を行う。一つは、副ディスクシステム300と同様に、正ディスクシステム200から更新情報を受け取り、ライト時刻に従って論理ディスク220にライトすることである。もう一つは、全ての副ディスクシステム300と通信し、実施例1における更新情報反映指示プログラム410が行っていた処理を実行することである。
マスタ副ディスクシステム302は、副ディスク制御装置310と論理ディスク220とを有する。論理ディスク220については実施例1と同等である。副ディスク制御装置310は、更新情報受領部330と、最新時刻報告部340と、副更新情報記憶部350と、更新情報反映部360と、更新情報反映指示部a380とを有する。更新情報受領部330、最新時刻報告部340、副更新情報記憶部350、更新情報反映部360については実施例1と同等である。
更新情報反映指示部a380は、マスタ副ディスクシステム302を含む全ての副ディスクシステム300に含まれる最新時刻報告部340に対し、それぞれの副ディスクシステム300が持つ更新情報に含まれるライト時刻510のうち、最も新しい時刻を報告するよう指示する。最新時刻報告部340は、更新情報反映指示部a380からの指示を受け、副更新情報記憶部350に含まれる更新情報の持つライト時刻510のうち、最も新しい時刻を更新情報反映指示部a380に返す。
次に、更新情報反映指示部a380は、全ての副ディスクシステム300からそれぞれの最も新しい時刻が報告されるのを待つ。
次に、更新情報反映指示部a380は、それぞれの副ディスクシステム300から報告された全ての時刻の中から最も古い時刻を選び、基準時刻とする。
次に、更新情報反映指示部a380は、全ての副ディスクシステム300各々に含まれる更新情報反映部360に、基準時刻以前のライト時刻510を持つ更新情報内のライトデータを、更新情報内のIDが示す副ディスクシステム300に含まれる論理ディスク220にライトするよう指示する。更新情報反映部360は、更新情報反映指示部a380からの指示を受け、副更新情報記憶部350に含まれる更新情報のうち、指示された基準時刻以前のライト時刻510を持つ更新情報内のライトデータのみ、更新情報に含まれる副論理ディスクIDが示す論理ディスク220にライトし、更新情報中のライトデータを論理ディスクにライトした更新情報を副更新情報記憶部350から削除する。
次に、更新情報反映指示部a380は、全ての副ディスクシステム300から、ライト指示に対する完了が報告されるのを待つ。
以上の処理を、副更新情報記憶部350が更新情報を格納している間繰り返す。
このように、マスタ副ディスクシステム302を用いることで、複数の副ディスクシステム300をもつ副側システムを、副CPUを用いずに構成することができる。尚、上述のマスタ副ディスクシステム302の処理を実行する副ディスクシステム300は、あらかじめ、すべての副ディスクシステム300に接続されるCPUあるいは管理端末から指定するようにしてもよい。
以上の説明では、マスタ副ディスクシステム302の更新情報反映指示部a380は、マスタ副ディスクシステム302に接続されている全ての副ディスクシステム300に対して更新指示を実行していた。複数の副ディスクシステム300のうち、リモートコピーの副ディスクとして指定されている論理ディスク220が含まれない副ディスクシステム300がある場合、マスタ副ディスクシステム302にあらかじめ更新指示の対象とする副ディスクシステム300を指定しておく。この場合、更新情報反映指示部a380は、あらかじめ指定された副ディスクシステム300に対してのみ、更新指示を実行する。更新指示対象となる副ディスクシステム300は、マスタ副ディスクシステム302が持つ管理用コンソールか、あるいは、マスタ副ディスクシステム302に接続されるCPUから特殊な入出力コマンドにより指定される。これら管理コンソール、あるいは特殊入出力コマンドによる副ディスクシステム300の指定におけるパラメータには、マスタ副ディスクシステム302が更新指示対象とする副ディスクシステム300を含む。さらに、更新指示対象とする副ディスクシステム300に含まれる論理ディスク220の一部がリモートコピーの副ディスクとして指定されている場合は、それら副ディスクとして指定されている論理ディスク220、あるいはその集合をパラメータに含めてもよい。
また、以上に説明した内容は、更新情報がシリアライズ転送される場合であるが、正ディスクシステム200から副ディスクシステムa301への更新情報の転送を並列に実行する場合は、最新時刻報告部340がデステージ許可時刻を更新情報反映指示部a380に報告することで、本実施形態を実現することができる。
尚、実施例6は、実施例3においても適用可能である。
システムの構成の一例を示す図である。 正ディスク装置の構成の一例を示す図である。 副ディスク装置の構成の一例を示す図である。 正ライト要求受領部の処理の一例を示す図である。 更新情報送出部の処理の一例を示す図である。 更新情報受領部の処理の一例を示す図である。 更新情報反映指示プログラムの処理の一例を示す図である。 更新情報反映指示プログラムaの処理の一例を示す図である。 基準時刻計算に使うマージンの最小値の計算式の一例を示す図である。 更新情報送出部の処理の一例を示す図である。 更新情報受領部の処理の一例を示す図である。 最新時刻報告部の処理の一例を示す図である。 システムの構成の一例を示す図である。 システムの構成の一例を示す図である。
符号の説明
100:正中央処理装置(正CPU)
110:命令処理装置(IP)
120:主記憶装置(MS)
130:入出力処理装置(IOP)
200:正ディスク装置
210:正ディスク制御装置
220:論理ディスク
230:正ライト要求受領部
240:更新情報送出部
250:正更新情報記憶部
260:副論理ディスク対応表
300:副ディスク装置
310:副ディスク制御装置
330:更新情報受領部
340:最新時刻報告部
350:副更新情報記憶部
360:更新情報反映部
400:副中央処理装置(副CPU)
410:更新情報反映指示プログラム
500:ライト要求
510:ライト時刻
520:ライト情報

Claims (20)

  1. 第1のコンピュータと、
    前記第1のコンピュータと接続される複数の第1の記憶装置システムと、
    第2のコンピュータと、
    前記第2のコンピュータと接続される複数の第2の記憶装置システムとを有するリモートコピーシステムであって、
    前記複数の第1の記憶装置システム各々は、第1の記憶装置と、前記第1の記憶装置と接続される第1の記憶制御装置とを有し、
    前記複数の第2の記憶装置システム各々は、第2の記憶装置と、前記第2の記憶装置と接続される第2の記憶制御装置とを有し、
    前記複数の第1の記憶装置システム各々は、前記複数の第2の記憶装置システムのいずれかと接続されており、
    第1の記憶制御装置は、前記第1のコンピュータからライト時刻を含む複数のライト要求を受信し、
    ライト時刻の古いライト要求から順に、ライト要求内のライトデータを、第1の記憶装置に対して、ライトし、
    前記第1のコンピュータにライト処理の完了を送信し、
    第1の記憶制御装置に接続される第2の記憶制御装置に、ライト時刻の古い順にライト要求を送信し、
    第2の記憶制御装置は、第2の記憶制御装置と接続される第1の記憶制御装置からライト要求を受信し、
    ライト時刻の古い順にライト要求を第2の記憶制御装置が有する副更新情報記憶部に格納し、
    第2の記憶制御装置と接続される第1の記憶制御装置に完了報告を送信し、
    前記第2のコンピュータは、第2の記憶制御装置が、第2の記憶装置にライト要求内のライトデータをライトするか否かの決定に用いられる基準時刻を決定し、
    第2の記憶制御装置は、前記基準時刻を受信し、前記基準時刻以前のライト時刻を有するライト要求内のライトデータを第2の記憶装置にライトすることを特徴とするリモートコピーシステム。
  2. 請求項1記載のリモートコピーシステムであって、
    複数の第2の記憶制御装置各々は、第2の記憶制御装置と接続される第1の記憶制御装置から受信した複数のライト要求各々に含まれるライト時刻のうち、最新のライト時刻を前記第2のコンピュータに報告し、
    前記第2のコンピュータは、前記複数の第2の記憶制御装置各々から受信した複数のライト時刻から、第2の記憶制御装置が第2の記憶装置にライト要求内のライトデータをライトするか否かの決定に用いられる基準時刻を決定することを特徴とするリモートコピーシステム。
  3. 請求項2記載のリモートコピーシステムであって、
    前記第2のコンピュータは、前記複数の第2の記憶制御装置各々から受信した複数のライト時刻のうち、最古のライト時刻を前記基準時刻とすることを特徴とするリモートコピーシステム。
  4. 請求項1記載のリモートコピーシステムであって、
    複数の第1の記憶制御装置各々は、第2の記憶制御装置に送信したライト要求に対して、第2の記憶制御装置から完了報告を受信したかどうかを管理し、
    完了報告を受信していないライト要求のライト時刻のうち、最古のライト時刻を第2の記憶制御装置に送信することを特徴とするリモートコピーシステム。
  5. 請求項4記載のリモートコピーシステムであって、
    複数の第2の記憶制御装置各々は、第2の記憶制御装置と接続される第1の記憶制御装置から受信した複数の最古のライト時刻のうち、最新のライト時刻を前記第2のコンピュータに報告し、
    前記第2のコンピュータは、前記複数の第2の記憶制御装置各々から受信した複数のライト時刻から、第2の記憶制御装置が第2の記憶装置にライト要求内のライトデータをライトするか否かの決定に用いられる基準時刻を決定することを特徴とするリモートコピーシステム。
  6. 請求項1記載のリモートコピーシステムであって、
    前記第2のコンピュータは、前記基準時刻をあらかじめ定められた計算式により決定することを特徴とするリモートコピーシステム。
  7. 請求項6記載のリモートコピーシステムであって、
    前記複数の第2の記憶制御装置各々は、前記基準時刻以降のライト時刻を含むライト要求を第1の記憶制御装置から受信すると、前記第2のコンピュータに完了報告を送信し、前記第2のコンピュータは、すべての前記複数の第2の記憶制御装置から前記完了報告を受信したのち、新たな基準時刻を決定することを特徴とするリモートコピーシステム。
  8. 第1のコンピュータと接続される複数の第1の記憶装置システムと、
    第2のコンピュータと接続される複数の第2の記憶装置システムとを有するシステムであって、
    前記複数の第1の記憶装置システム各々は、第1の記憶装置と、前記第1の記憶装置と接続される第1の記憶制御装置を有し、
    前記複数の第2の記憶装置システム各々は、第2の記憶装置と、前記第2の記憶装置と接続される第2の記憶制御装置を有し、
    前記複数の第1の記憶装置システム各々は、前記複数の第2の記憶装置システムのいずれかと接続され、
    第1の記憶制御装置は、前記第1のコンピュータからライト時刻を含む複数のライト要求を受信し、
    前記複数のライト要求に含まれるライト時刻の古いライト要求から順に、ライト要求内のライトデータを第1の記憶装置に対してライトし、
    前記第1のコンピュータにライト処理の完了を送信し、
    第1の記憶制御装置に接続される第2の記憶制御装置に、ライト時刻の古い順にライト要求を送信し、
    第2の記憶制御装置は、第2の記憶制御装置と接続される第1の記憶制御装置からライト要求を受信し、
    ライト時刻の古い順にライト要求を第2の記憶制御装置が有する副更新情報記憶部に格納し、
    第2の記憶制御装置と接続される第1の記憶制御装置に完了報告を送信し、
    前記第2のコンピュータが決定した、第2の記憶制御装置が第2の記憶装置にデータをライトするか否かの決定に用いられる基準時刻を受信し、
    前記基準時刻以前のライト時刻を有するライト要求に従って、第2の記憶装置にライト要求内のライトデータをライトすることを特徴とするシステム。
  9. 請求項8記載のシステムであって、
    複数の第2の記憶制御装置各々は、受信した複数のライト要求各々に含まれるライト時刻のうち、最新のライト時刻を前記第2のコンピュータに報告し、
    前記第2のコンピュータが、前記複数の第2の記憶制御装置各々から受信した複数のライト時刻から決定した、複数の第2の記憶制御装置各々が、第2の記憶装置に、ライト要求内のライトデータをライトするか否かの決定に用いられる基準時刻を受信することを特徴とするシステム。
  10. 請求項8記載のシステムであって、
    複数の第2の記憶制御装置各々は、前記第2のコンピュータがあらかじめ定めた計算式により決定した前記基準時刻を受信し、
    前記基準時刻以降のライト時刻を含むライト要求を、第2の記憶制御装置と接続される第1の記憶制御装置から受信すると、前記第2のコンピュータに完了報告を送信し、前記第2のコンピュータが、すべての前記複数の第2の記憶制御装置から前記完了報告を受信したのちに決定した新たな基準時刻を受信することを特徴とするシステム。
  11. 請求項8記載のシステムであって、
    複数の第2の記憶制御装置各々は、第2の記憶制御装置に接続される第1の記憶制御装置にライト要求を送信するよう指示することを特徴とするシステム。
  12. 請求項8記載のシステムであって、
    第1の記憶制御装置が、前記第1のコンピュータから受信するライト要求には、ライト要求に従ってライトデータを格納する第1の記憶装置のアドレスが含まれており、
    第1の記憶制御装置は、前記アドレスに基づき、ライト要求に従ってライトデータを格納する第2の記憶装置のアドレスを決定し、決定した第2の記憶装置のアドレスをライト要求に付加して第2の記憶制御装置に送信することを特徴とするシステム。
  13. 請求項8記載のシステムであって、
    前記複数の第1の記憶装置システム各々は、正更新情報記憶部を有し、
    前記第1のコンピュータから受信したライト要求は、古い順に正更新情報記憶部に格納されることを特徴とするシステム。
  14. 請求項13記載のシステムであって、
    前記複数の第1の記憶装置システム各々は、更新情報送信部を有し、
    更新情報送信部は、正更新情報記憶部に格納された複数のライト要求を、ライト要求に含まれるライト時刻の古い順に読み出し、
    読み出したライト要求を第2の記憶制御装置に送信することを特徴とするシステム。
  15. 請求項14記載のシステムであって、
    更新情報送信部は、第1の記憶制御装置と接続される第2の記憶制御装置から送信したライト要求に対する完了報告を受信すると、ライト要求が格納される正更新情報記憶部から完了報告に対応するライト要求を削除することを特徴とするシステム。
  16. 請求項8記載のシステムであって、
    前記複数の第2の記憶装置システム各々は、更新情報受領部を有し、
    更新情報受領部は、第1の記憶装置システムから、ライト要求を受信すると、受信したライト要求をライト要求に含まれるライト時刻の古い順に並べて、副更新情報記憶部に格納し、第1の記憶装置システムに完了報告を送信することを特徴とするシステム。
  17. 請求項8記載のシステムであって、
    前記複数の第2の記憶装置システム各々は、最新時刻報告部を有し、
    最新時刻報告部は、前記第2のコンピュータからの指示を受信し、
    副更新情報記憶部に格納されたライト要求に含まれるライト時刻のうち、最新の書き込み時刻を前記第2のコンピュータに報告することを特徴とするシステム。
  18. 請求項8記載のシステムであって、
    前記複数の第2の記憶装置システム各々は、更新情報反映部を有し、
    更新情報反映部は、前記基準時刻を前記第2のコンピュータから受信すると、
    前記基準時刻以前のライト時刻を含むライト要求内のライトデータを第2の記憶装置にライトすることを特徴とするシステム。
  19. 請求項18記載のシステムであって、
    更新情報反映部は、第2の記憶装置にライト要求内のライトデータをライトしたライト要求を副更新情報記憶部から削除し、
    前記第2のコンピュータに完了報告を送信することを特徴とするシステム。
  20. 第1のコンピュータと、
    第1の記憶装置と、前記第1の記憶装置と接続される第1の記憶制御装置とを有する前記第1のコンピュータと接続される複数の第1の記憶装置システムと、
    第2のコンピュータと、
    第2の記憶装置と、前記第2の記憶装置と接続される第2の記憶制御装置とを有する前記第2のコンピュータと接続される複数の第2の記憶装置システムとを有するリモートコピーシステムにおける方法であって、
    前記複数の第1の記憶装置システム各々は、前記複数の第2の記憶装置システムのいずれかと接続されており、
    第1の記憶制御装置は、前記第1のコンピュータからライト時刻を含む複数のライト要求を受信し、
    ライト時刻の古いライト要求から順に、ライト要求内のライトデータを、第1の記憶装置に対して、ライトし、
    前記第1のコンピュータにライト処理の完了を送信し、
    第1の記憶制御装置に接続される第2の記憶制御装置に、ライト時刻の古い順にライト要求を送信し、
    第2の記憶制御装置は、ライト時刻の古い順にライト要求を第2の記憶制御装置が有する副更新情報記憶部に格納し、
    第2の記憶制御装置と接続される第1の記憶制御装置に完了報告を送信し、
    前記第2のコンピュータは、第2の記憶制御装置が、第2の記憶装置にライト要求内のライトデータをライトするか否かの決定に用いられる基準時刻を決定し、
    第2の記憶制御装置は、前記基準時刻を受信し、前記基準時刻以前のライト時刻を有するライト要求内のライトデータを第2の記憶装置にライトすることを特徴とするリモートコピーシステムにおける方法。
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