JP2005189993A - 情報表示制御装置、プログラム及び情報表示制御方法 - Google Patents

情報表示制御装置、プログラム及び情報表示制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ジャンプ機能においてジャンプ先の辞書DBを簡単に指定できる情報表示制御装置、プログラム及び情報表示制御方法を提供すること。
【解決手段】 説明情報表示画面81において、入力ペン13により、説明情報の中から軌跡811に示すように文字列“disappear”を指定すると、英英辞典情報の備える英英辞典DBから読み出された見出語“disappear”の説明情報を表示した説明情報表示画面82が表示される。CPUは、文字列“disappear”を抽出し、当該文字列の言語“英語”、及び入力ペン13によるタッチ操作の軌跡形状を判別し、判別した言語“英語”及び軌跡形状をもとにジャンプ先の辞書DBを英英辞典DBに決定する。そして、CPUは、決定した英英辞典DBから抽出した文字列“disappear”に適合する見出語を検索し、対応する説明情報を読み出して表示する制御を行う。
【選択図】 図18

Description

本発明は、情報表示制御装置、プログラム及び情報表示制御方法に関する。
従来から、辞書データベース(Data Base;以下「DB」と言う。)を備えた、情報表示制御装置の一種である電子辞書が知られている。辞書DBには、例えば、見出語と、当該見出語の意味や、見出語を用いた例文、成句、発音、解説等の関連情報等を含む説明情報とが対応付けられて記憶され、文字を入力(以下、「入力文字」という。)することにより、入力文字に適合する見出語の説明情報を辞書DBから読み出して表示させることができる。
また、この電子辞書の備えるジャンプ機能を利用すれば、単語から単語、辞書から辞書へのジャンプが可能である。例えば、百科事典の説明情報中の文字列を指定することにより、同じ辞書である百科事典や、他の辞書である和英辞典、和独辞典といった各種辞書の辞書DBから、指定した文字列に適合する見出語及び当該見出語の説明情報を読み出して表示させることができる。ここで、ジャンプ機能とは、見出語の説明情報が表示されている際に、その説明情報中の一部の文字(以下、「ジャンプ文字」という。)を指定して、当該指定した文字に適合する見出語を再度検索する機能のことである。
さらに、前述のような電子辞書の備えるジャンプ機能において、複数ある辞書DBに対してジャンプ先を予め設定可能な、或いはジャンプする度にジャンプ先の辞書DBを指定可能な技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2001−134585号公報(第2−4頁、第1図)
しかしながら、特許文献1のような技術では、ジャンプ先の辞書DBを予め設定する必要があるため、別の辞書DBへジャンプしたい場合等にジャンプ先の辞書DBの設定を変更する必要があり、使い勝手が悪かった。また、ジャンプする度にジャンプ先の辞書DBを指定する操作は指定方法に手間がかかり煩雑であった。
本発明の目的は、ジャンプ機能においてジャンプ先の辞書DBを簡単に指定できる情報表示制御装置、プログラム及び情報表示制御方法を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明の情報表示制御装置は、
見出語と説明情報とが対応付けて記憶された辞書情報を複数種類記憶する辞書情報記憶手段(例えば、図9(b)に示す辞書情報群282)と、
この辞書情報記憶手段に記憶されている複数種類の辞書情報のうち、何れかの辞書情報に含まれる見出語と、当該見出語の説明情報とを読み出して表示部に表示する制御を行う第1の表示制御手段(例えば、図2に示すCPU21;図12に示すステップB30,B40)と、
前記表示部上に表示制御された文字列を指定する指定操作の軌跡の種類を検出する軌跡検出手段(例えば、図2に示すCPU21;図12に示すステップB70)と、
前記辞書情報記憶手段に記憶されている複数種類の辞書情報のうち、前記軌跡検出手段により検出された軌跡の種類に対応する種類の辞書情報に含まれる見出語と、当該見出語の説明情報とを読み出して前記表示部に表示する制御を行う第2の表示制御手段(例えば、図2に示すCPU21;図12に示すステップB120,B130)と、
を備えることを特徴としている。
また、請求項14に記載の発明は、
コンピュータに、
見出語と説明情報とが対応付けて記憶された辞書情報を複数種類記憶する辞書情報記憶機能(例えば、図9(b)に示す辞書情報群282)と、
この辞書情報記憶機能により記憶された複数種類の辞書情報のうち、何れかの辞書情報に含まれる見出語と、当該見出語の説明情報とを読み出して表示部に表示する制御を行う第1の表示制御機能(例えば、図2に示すCPU21;図12に示すステップB30,B40)と、
前記表示部上に表示制御された文字列を指定する指定操作の軌跡の種類を検出する軌跡検出機能(例えば、図2に示すCPU21;図12に示すステップB70)と、
前記辞書情報記憶機能により記憶された複数種類の辞書情報のうち、前記軌跡検出機能により検出された軌跡の種類に対応する種類の辞書情報に含まれる見出語と、当該見出語の説明情報とを読み出して前記表示部に表示する制御を行う第2の表示制御機能(例えば、図2に示すCPU21;図12に示すステップB120,B130)と、
を実現させるためのプログラムである。
さらに、請求項17に記載の発明は、見出語と説明情報とが対応付けて記憶された辞書情報を複数種類記憶する辞書情報記憶手段を備えた情報表示制御装置に用いられる情報表示制御方法であって、
前記辞書情報記憶手段に記憶されている複数種類の辞書情報のうち、何れかの辞書情報に含まれる見出語と、当該見出語の説明情報とを読み出して表示部に表示する制御を行う第1の表示制御工程(例えば、図12に示すステップB30,B40)と、
前記表示部上に表示制御された文字列が指定された際の指定操作の軌跡の種類を検出する軌跡検出工程(例えば、図12に示すステップB70)と、
前記辞書情報記憶手段に記憶されている複数種類の辞書情報のうち、前記軌跡検出工程により検出された軌跡の種類に対応する種類の辞書情報に含まれる見出語と、当該見出語の説明情報とを読み出して前記表示部に表示する制御を行う第2の表示制御工程(例えば、図12に示すステップB120,B130)と、
を前記情報表示制御装置が行うように用いられることを特徴とする情報表示制御方法である。
この請求項1、14又は17に記載の発明によれば、表示部に表示制御した文字列を指定する指定操作が為された際に、当該指定操作の軌跡の種類を検出し、当該検出した軌跡の種類に対応する辞書情報に含まれる見出語と、当該見出語の説明情報とを読み出して表示部に表示する制御を行うことができる。これによれば、指定操作の軌跡の種類によってジャンプ先の辞書情報を簡単に指定することができ、情報表示制御装置におけるジャンプ機能の使い勝手を向上させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報表示制御装置において、
前記指定操作によって指定された文字列を見出語及び当該見出語の説明情報の中から抽出する文字列抽出手段(例えば、図2に示すCPU21;図12に示すステップB60)を更に備え、
前記第2の表示制御手段は、前記文字列抽出手段により抽出された文字列に適合する見出語と、当該見出語の説明情報とを読み出して前記表示部に表示する制御を行う文字列情報表示制御手段(例えば、図2に示すCPU21;図12に示すステップB120,B130)を有することを特徴としている。
この請求項2に記載の発明によれば、表示部に表示制御した文字列を指定する指定操作が為された際に、当該指定操作によって指定された文字列を表示部に表示制御されている見出語及び当該見出語の説明情報の中から抽出し、指定操作の軌跡の種類に応じて決定した辞書情報から、抽出した文字列に適合する見出語と、当該見出語の説明情報とを適切に読み出して表示部に表示する制御を行うことができる。これによれば、文字列を指定しながらジャンプ先の辞書情報を簡単に指定することができ、情報表示制御装置におけるジャンプ機能の使い勝手を向上させることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の情報表示制御装置において、
前記文字列抽出手段により抽出された文字列の言語を判別する言語判別手段(例えば、図2に示すCPU21;図12に示すステップB60)を更に備え、
前記第2の表示制御手段は、前記軌跡検出手段により検出された軌跡の種類と、前記言語判別手段により判別された言語とに基づいて、前記辞書情報記憶手段に記憶されている複数種類の辞書情報の中から対応する辞書情報を決定し、当該決定した辞書情報に含まれる見出語と、当該見出語の説明情報とを読み出して前記表示部に表示する制御を行う手段(例えば、図2に示すCPU21;図12に示すステップB80,B90(NO),B120〜B130)であることを特徴としている。
この請求項3に記載の発明によれば、表示部に表示制御した文字列を指定する指定操作が為された際に、指定操作の軌跡の種類と、当該指定操作によって指定された文字列の言語とに基づいて、対応する辞書情報を決定することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の情報表示制御装置において、
前記言語判別手段は、前記文字列抽出手段により抽出された文字列の文字コードを検出して言語を判別する文字コード判別手段(例えば、図2に示すCPU21;図14に示す第2言語判別処理)を有することを特徴としている。
この請求項4に記載の発明によれば、表示部に表示制御した文字列を指定する指定操作に応じて抽出した文字列の文字コードにより、当該文字列の言語を判別することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の情報表示制御装置において、
前記辞書情報記憶手段に記憶されている辞書情報に含まれる見出語及び当該見出語の説明情報の言語情報を、辞書情報毎に記憶する言語情報記憶手段(例えば、図10(b)に示す言語情報2823)を更に備え、
前記言語判別手段は、前記文字列抽出手段により抽出された文字列の言語情報を前記言語情報記憶手段に記憶された情報に基づいて判別することで、当該文字列の言語を判別する言語情報判別手段(例えば、図2に示すCPU21;図13に示す第1言語判別処理)を有することを特徴としている。
この請求項5に記載の発明によれば、辞書情報に含まれる見出語及び当該見出語の説明情報の言語情報をもとに、表示部に表示制御した文字列を指定する指定操作に応じて抽出した文字列の言語を判別することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載の情報表示制御装置において、
前記軌跡検出手段により検出された軌跡の種類に基づいて、所定の通信路を介して接続可能な複数の辞書サーバのうちの何れかを検索対象に決定する辞書サーバ決定手段(例えば、図2に示すCPU21;図12に示すステップB80)を更に備え、
前記第2の表示制御手段は、前記辞書サーバ決定手段により決定された辞書サーバに通信接続し、当該辞書サーバから前記指定操作によって指定された文字列に適合する見出語と、当該見出語の説明情報とを取得して表示する制御を行う外部情報表示制御手段(例えば、図2に示すCPU21;図12に示すステップB90(YES),B100,B105,B110)を有することを特徴としている。
この請求項6に記載の発明によれば、表示部に表示制御した文字列を指定する指定操作が為された際に、指定操作の軌跡の種類に基づいて、所定の通信路を介して接続可能な辞書サーバのうちの何れかを検索対象に決定することができる。そして、決定した辞書サーバに通信接続し、指定操作に応じて抽出した文字列に適合する見出語と、当該見出語の説明情報とを取得して表示する制御を行うことができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の情報表示制御装置において、
前記表示部は、タッチパネルと一体的に形成され、
前記軌跡検出手段は、前記第1の表示制御手段により前記表示部に表示制御された見出語及び当該見出語の説明情報に対するタッチ操作の軌跡形状に基づいて、前記軌跡の種類を検出するタッチ軌跡検出手段(例えば、図2に示すCPU21;図12に示すステップB70)を有することを特徴としている。
この請求項7に記載の発明によれば、タッチ操作によって文字列を指定することができるので、表示部に表示制御された見出語及び当該見出語の説明情報の中から簡単に文字列を指定することができる。さらに、タッチ操作の軌跡形状に基づいて軌跡の種類を検出することができるので、文字列を指定しながらジャンプ先の辞書情報を簡単に指定することができる。したがって、情報表示制御装置におけるジャンプ機能の使い勝手を向上させることができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7の何れか一項に記載の情報表示制御装置において、
所定のポインティングデバイスを更に備え、
前記軌跡検出手段は、前記ポインティングデバイスによる位置指定操作の軌跡形状に基づいて、前記軌跡の種類を検出するポイント軌跡検出手段(例えば、図2に示すCPU21)を有することを特徴としている。
この請求項8に記載の発明によれば、ポインティングデバイスの操作によって文字列を指定することができるので、表示部に表示制御された見出語及び当該見出語の説明情報の中から簡単に文字列を指定することができる。さらに、ポインティングデバイスによる位置指定操作の軌跡形状に基づいて軌跡の種類を検出することができるので、文字列を指定しながらジャンプ先の辞書情報を簡単に指定することができる。したがって、情報表示制御装置におけるジャンプ機能の使い勝手を向上させることができる。
請求項9に記載の発明の情報表示制御装置は、
文字列を含む情報を表示部に表示する制御を行う第1の表示制御手段(例えば、図2に示すCPU21;図12に示すステップB40)と、
前記表示部に表示された情報をタッチ操作により指定するタッチ指定手段(例えば、図2に示すCPU21;図12に示すステップB50)と、
前記タッチ操作の軌跡形状に基づいて、前記第1の表示制御手段により表示制御された情報から文字列を抽出する文字列抽出手段(例えば、図2に示すCPU21;図12に示すステップB60)と、
前記タッチ操作の軌跡形状に基づいて、ジェスチャ種別を検知するジェスチャ検知手段(例えば、図2に示すCPU21;図12に示すステップB70)と、
このジェスチャ検知手段により検知されたジェスチャ種別に基づいて、検索対象のデータベースを決定する検索対象決定手段(例えば、図2に示すCPU21;図12に示すステップB80)と、
この検索対象決定手段により決定されたデータベースから、前記文字列抽出手段により抽出された文字列に適合する情報を取得する情報取得手段(例えば、図2に示すCPU21;図12に示すステップB105)と、
この情報取得手段により取得された情報を前記表示部に表示する制御を行う第2の表示制御手段(例えば、図2に示すCPU21;図12に示すステップB110)と、
を備えることを特徴としている。
また、請求項15に記載の発明は、
コンピュータに、
文字列を含む情報を表示部に表示する制御を行う第1の表示制御機能(例えば、図2に示すCPU21;図12に示すステップB40)と、
前記表示部に表示された情報をタッチ操作により指定するタッチ指定機能(例えば、図2に示すCPU21;図12に示すステップB50)と、
前記タッチ操作の軌跡形状に基づいて、前記第1の表示制御機能により表示制御された情報から文字列を抽出する文字列抽出機能(例えば、図2に示すCPU21;図12に示すステップB60)と、
前記タッチ操作の軌跡形状に基づいて、ジェスチャ種別を検知するジェスチャ検知機能(例えば、図2に示すCPU21;図12に示すステップB70)と、
このジェスチャ検知機能により検知されたジェスチャ種別に基づいて、検索対象のデータベースを決定する検索対象決定機能(例えば、図2に示すCPU21;図12に示すステップB80)と、
この検索対象決定機能により決定されたデータベースから、前記文字列抽出機能により抽出された文字列に適合する情報を取得する情報取得機能(例えば、図2に示すCPU21;図12に示すステップB105)と、
この情報取得機能により取得された情報を前記表示部に表示する制御を行う第2の表示制御機能(例えば、図2に示すCPU21;図12に示すステップB110)と、
を実現させるためのプログラムである。
さらに、請求項18に記載の発明の情報表示制御方法は、
情報表示制御装置に用いられる情報表示制御方法であって、
文字列を含む情報を表示部に表示する制御を行う第1の表示制御工程(例えば、図12に示すステップB40)と、
前記表示部に表示された情報がタッチ操作により指定された際のタッチ操作の軌跡形状に基づいて、前記第1の表示制御工程により表示制御された情報から文字列を抽出する文字列抽出工程(例えば、図12に示すステップB60)と、
前記タッチ操作の軌跡形状に基づいて、ジェスチャ種別を検知するジェスチャ検知工程(例えば、図12に示すステップB70)と、
このジェスチャ検知工程により検知されたジェスチャ種別に基づいて、検索対象のデータベースを決定する検索対象決定工程(例えば、図12に示すステップB80)と、
この検索対象決定工程により決定されたデータベースから、前記文字列抽出工程により抽出された文字列に適合する情報を取得する情報取得工程(例えば、図12に示すステップB105)と、
この情報取得工程により取得された情報を前記表示部に表示する制御を行う第2の表示制御工程(例えば、図12に示すステップB110)と、
を前記情報表示制御装置が行うように用いられることを特徴とする情報表示制御方法である。
この請求項9、15又は18に記載の発明によれば、タッチ操作の軌跡形状に応じたジェスチャ種別に基づいて検索対象のデータベースを決定することができる。そして、決定したデータベースから、タッチ操作の軌跡形状に基づいて表示制御中の情報から抽出した文字列に適合する情報を取得して表示部に表示する制御を行うことができる。これによれば、タッチ操作の軌跡形状によって検索対象のデータベースを簡単に指定することができ、情報表示制御装置におけるジャンプ機能の使い勝手を向上させることができる。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の情報表示制御装置において、
ジェスチャ種別とデータベースとの対応関係が設定された対応関係記憶手段(例えば、図4に示すネット辞書接続先情報284)を更に備え、
前記検索対象決定手段は、前記対応関係記憶手段を参照し、前記ジェスチャ検知手段により検知されたジェスチャ種別に対応するデータベースを検索対象に決定する手段(例えば、図2に示すCPU21;図12に示すステップB80)であることを特徴としている。
この請求項10に記載の発明によれば、ジェスチャ種別とデータベースとの対応関係をもとに、タッチ操作の軌跡形状に応じたジェスチャ種別に基づいて検索対象のデータベースを決定することができる。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の情報表示制御装置において、
前記対応関係記憶手段には、ジェスチャ種別に対応するデータベースとして、所定の通信路を介して接続可能なHPサーバが設定され、このHPサーバの通信接続先情報が更に記憶されており、
前記情報取得手段は、前記検索対象決定手段によりHPサーバが検索対象のデータベースとして決定された場合に、当該HPサーバの通信接続先情報に通信接続し、当該HPサーバで前記抽出された文字列を検索して情報を取得する手段(例えば、図2に示すCPU21;図12に示すステップB105)であることを特徴としている。
この請求項11に記載の発明によれば、タッチ操作の軌跡形状に応じたジェスチャ種別に基づいて、所定の通信路を介して接続可能なHPサーバを検索対象のデータベースとして決定することができる。そして、HPサーバが検索対象のデータベースとして決定された場合には、当該HPサーバの通信接続先情報に通信接続し、当該HPサーバで前記抽出された文字列を検索して情報を取得することができる。
請求項12に記載の発明の情報表示制御装置は、
見出語と説明情報とが対応付けて記憶された辞書情報を複数種類記憶する辞書情報記憶手段(例えば、図3(b)に示す辞書DB群281)と、
この辞書情報記憶手段に記憶されている複数種類の辞書情報のうち、何れかの辞書情報を選択する選択手段(例えば、図2に示す入力部22;図6に示すステップA10)と、
文字列を入力する入力手段(例えば、図2に示す入力部22;図6に示すステップA20)と、
この入力手段により入力された文字列に適合する見出語と当該見出語の説明情報とを前記選択された辞書情報の中から検索して表示する制御を行う第1の表示制御手段(例えば、図2に示すCPU21;図6に示すステップA30,A40)と、
この第1の表示制御手段により表示制御された見出語及び当該見出語の説明情報に含まれる文字列を指定する文字列指定手段(例えば、図2に示すタッチパネル26)と、
この文字列指定手段により指定された文字列の言語を判別する言語判別手段(例えば、図2に示すCPU21;図6に示すステップA60)と、
前記文字列指定手段によって文字列が指定された際の指定方法を判別する指定方法判別手段(例えば、図2に示すCPU21;図6に示すステップA70)と、
この指定方法判別手段によって判別された指定方法と、前記言語判別手段によって判別された言語とに基づいて、前記辞書情報記憶手段に記憶されている複数種類の辞書情報の何れかを検索対象の辞書情報に決定する検索辞書決定手段(例えば、図2に示すCPU21;図6に示すステップA80)と、
この検索辞書決定手段により決定された辞書情報から前記文字列指定手段により指定された文字列に適合する見出語及び当該見出語の説明情報を読み出して表示する制御を行う第2の表示制御手段(例えば、図2に示すCPU21;図6に示すステップA90,A100)と、
を備えることを特徴としている。
また、請求項16に記載の発明は、
コンピュータに、
見出語と説明情報とが対応付けて記憶された辞書情報を複数種類記憶する辞書情報記憶機能(例えば、図3(b)に示す辞書DB群281)と、
この辞書情報記憶機能により記憶された複数種類の辞書情報のうち、何れかの辞書情報を選択する選択機能(例えば、図2に示す入力部22;図6に示すステップA10)と、
文字列を入力する入力機能(例えば、図2に示す入力部22;図6に示すステップA20)と、
この入力機能により入力された文字列に適合する見出語と当該見出語の説明情報とを前記選択された辞書情報の中から検索して表示する制御を行う第1の表示制御機能(例えば、図2に示すCPU21;図6に示すステップA30,A40)と、
この第1の表示制御機能により表示制御された見出語及び当該見出語の説明情報に含まれる文字列を指定する文字列指定機能(例えば、図2に示すタッチパネル26)と、
この文字列指定機能により指定された文字列の言語を判別する言語判別機能(例えば、図2に示すCPU21;図6に示すステップA60)と、
前記文字列指定機能によって文字列が指定された際の指定方法を判別する指定方法判別機能(例えば、図2に示すCPU21;図6に示すステップA70)と、
この指定方法判別機能によって判別された指定方法と、前記言語判別機能によって判別された言語とに基づいて、前記辞書情報記憶機能により記憶された複数種類の辞書情報の何れかを検索対象の辞書情報に決定する検索辞書決定機能(例えば、図2に示すCPU21;図6に示すステップA80)と、
この検索辞書決定機能により決定された辞書情報から前記文字列指定機能により指定された文字列に適合する見出語及び当該見出語の説明情報を読み出して表示する制御を行う第2の表示制御機能(例えば、図2に示すCPU21;図6に示すステップA90,A100)と、
を実現させるためのプログラムである。
さらに、請求項19に記載の発明は、見出語と説明情報とが対応付けて記憶された辞書情報を複数種類記憶する辞書情報記憶手段を備えた情報表示制御装置に用いられる情報表示制御方法であって、
前記辞書情報記憶手段に記憶されている複数種類の辞書情報のうち、何れかの辞書情報が選択され、文字列が入力された際に、この入力された文字列に適合する見出語と当該見出語の説明情報とを前記選択された辞書情報の中から検索して表示する制御を行う第1の表示制御工程(例えば、図6に示すステップA30,A40)と、
この第1の表示制御工程により表示制御された見出語及び当該見出語の説明情報に含まれる文字列が指定された際に、指定された文字列の言語を判別する言語判別工程(例えば、図6に示すステップA60)と、
前記文字列が指定された際の指定方法を判別する指定方法判別工程(例えば、図2に示すCPU21;図6に示すステップA70)と、
この指定方法判別工程によって判別された指定方法と、前記言語判別工程によって判別された言語とに基づいて、前記辞書情報記憶手段に記憶されている複数種類の辞書情報の何れかを検索対象の辞書情報に決定する検索辞書決定工程(例えば、図6に示すステップA80)と、
この検索辞書決定工程により決定された辞書情報から前記文字列指定工程により指定された文字列に適合する見出語及び当該見出語の説明情報を読み出して表示する制御を行う第2の表示制御工程(例えば、図2に示すCPU21;図6に示すステップA90,A100)と、
を前記情報表示制御装置が行うように用いられることを特徴とする情報表示制御方法である。
この請求項12、16又は19に記載の発明によれば、表示制御中の見出語及び当該見出語の説明情報に含まれる文字列が指定された際に、当該指定された文字列の言語と、当該文字列が指定された際の指定方法とに基づいて、検索対象の辞書情報を決定することができる。そして、決定した検索対象の辞書情報から、指定された文字列に適合する見出語及び当該見出語の説明情報を適切に読み出して表示する制御を行うことができる。これによれば、文字列を指定しながらジャンプ先の辞書情報を簡単に指定することができ、ジャンプ機能の使い勝手を向上させることができる。
請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の情報表示制御装置において、
前記文字列指定手段は、前記第1の表示制御手段により表示制御された見出語及び当該見出語の説明情報から文字列を順方向又は逆方向に指定する方向別指定手段(例えば、図2に示すタッチパネル26)を有し、
前記第2の表示制御手段は、
前記指定方法判別手段が順方向での文字列の指定と判別した場合に、前記検索辞書決定手段により決定された辞書情報に含まれる見出語の中から、前記文字列指定手段により指定された文字列を語頭とする見出語及び当該見出語の説明情報を読み出して表示する制御を行う語頭含有見出語表示制御手段(例えば、図2に示すCPU21;図6に示すステップA90,A100)と、
前記指定方法判別手段が逆方向での文字列の指定と判別した場合に、前記検索辞書決定手段により決定された辞書情報に含まれる見出語の中から、前記文字列指定手段により指定された文字列を末尾とする見出語及び当該見出語の説明情報を読み出して表示する制御を行う末尾含有見出語表示制御手段(例えば、図2に示すCPU21;図6に示すステップA90,A100)と、
を有することを特徴としている。
この請求項13に記載の発明によれば、文字列が指定された際の指定方法に応じて、当該指定された文字列を語頭とする見出語及び当該見出語の説明情報か、或いは末尾とする見出語及び当該見出語の説明情報かを区別して読み出して表示する制御を行うことができる。したがって、逆引き検索メニュー等において再度文字を入力し、当該入力文字を末尾とする見出語を検索しなおす必要がなく、検索対象に決定したジャンプ先の辞書情報から、指定された文字列に適合する見出語及び当該見出語の説明情報を適切に読み出して表示する制御を行うことができる。したがって、情報表示制御装置におけるジャンプ機能の使い勝手を向上させることができる。
請求項1、14又は17に記載の発明によれば、表示部に表示制御した文字列を指定する指定操作が為された際に、当該指定操作の軌跡の種類を検出し、当該検出した軌跡の種類に対応する辞書情報に含まれる見出語と、当該見出語の説明情報とを読み出して表示部に表示する制御を行うことができる。これによれば、指定操作の軌跡の種類によってジャンプ先の辞書情報を簡単に指定することができ、情報表示制御装置におけるジャンプ機能の使い勝手を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、表示部に表示制御した文字列を指定する指定操作が為された際に、当該指定操作によって指定された文字列を表示部に表示制御されている見出語及び当該見出語の説明情報の中から抽出し、指定操作の軌跡の種類に応じて決定した辞書情報から、抽出した文字列に適合する見出語と、当該見出語の説明情報とを適切に読み出して表示部に表示する制御を行うことができる。これによれば、文字列を指定しながらジャンプ先の辞書情報を簡単に指定することができ、情報表示制御装置におけるジャンプ機能の使い勝手を向上させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、表示部に表示制御した文字列を指定する指定操作が為された際に、指定操作の軌跡の種類と、当該指定操作によって指定された文字列の言語とに基づいて、対応する辞書情報を決定することができる。
請求項4に記載の発明によれば、表示部に表示制御した文字列を指定する指定操作に応じて抽出した文字列の文字コードにより、当該文字列の言語を判別することができる。
請求項5に記載の発明によれば、辞書情報に含まれる見出語及び当該見出語の説明情報の言語情報をもとに、表示部に表示制御した文字列を指定する指定操作に応じて抽出した文字列の言語を判別することができる。
請求項6に記載の発明によれば、表示部に表示制御した文字列を指定する指定操作が為された際に、指定操作の軌跡の種類に基づいて、所定の通信路を介して接続可能な辞書サーバのうちの何れかを検索対象に決定することができる。そして、決定した辞書サーバに通信接続し、指定操作に応じて抽出した文字列に適合する見出語と、当該見出語の説明情報とを取得して表示する制御を行うことができる。
の請求項7に記載の発明によれば、タッチ操作によって文字列を指定することができるので、表示部に表示制御された見出語及び当該見出語の説明情報の中から簡単に文字列を指定することができる。さらに、タッチ操作の軌跡形状に基づいて軌跡の種類を検出することができるので、文字列を指定しながらジャンプ先の辞書情報を簡単に指定することができる。したがって、情報表示制御装置におけるジャンプ機能の使い勝手を向上させることができる。
請求項8に記載の発明によれば、ポインティングデバイスの操作によって文字列を指定することができるので、表示部に表示制御された見出語及び当該見出語の説明情報の中から簡単に文字列を指定することができる。さらに、ポインティングデバイスによる位置指定操作の軌跡形状に基づいて軌跡の種類を検出することができるので、文字列を指定しながらジャンプ先の辞書情報を簡単に指定することができる。したがって、情報表示制御装置におけるジャンプ機能の使い勝手を向上させることができる。
請求項9、15又は18に記載の発明によれば、タッチ操作の軌跡形状に応じたジェスチャ種別に基づいて検索対象のデータベースを決定することができる。そして、決定したデータベースから、タッチ操作の軌跡形状に基づいて表示制御中の情報から抽出した文字列に適合する情報を取得して表示部に表示する制御を行うことができる。これによれば、タッチ操作の軌跡形状によって検索対象のデータベースを簡単に指定することができ、情報表示制御装置におけるジャンプ機能の使い勝手を向上させることができる。
請求項10に記載の発明によれば、ジェスチャ種別とデータベースとの対応関係をもとに、タッチ操作の軌跡形状に応じたジェスチャ種別に基づいて検索対象のデータベースを決定することができる。
請求項11に記載の発明によれば、タッチ操作の軌跡形状に応じたジェスチャ種別に基づいて、所定の通信路を介して接続可能なHPサーバを検索対象のデータベースとして決定することができる。そして、HPサーバが検索対象のデータベースとして決定された場合には、当該HPサーバの通信接続先情報に通信接続し、当該HPサーバで前記抽出された文字列を検索して情報を取得することができる。
請求項12、16又は19に記載の発明によれば、表示制御中の見出語及び当該見出語の説明情報に含まれる文字列が指定された際に、当該指定された文字列の言語と、当該文字列が指定された際の指定方法とに基づいて、検索対象の辞書情報を決定することができる。そして、決定した検索対象の辞書情報から、指定された文字列に適合する見出語及び当該見出語の説明情報を適切に読み出して表示する制御を行うことができる。これによれば、文字列を指定しながらジャンプ先の辞書情報を簡単に指定することができ、ジャンプ機能の使い勝手を向上させることができる。
請求項13に記載の発明によれば、文字列が指定された際の指定方法に応じて、当該指定された文字列を語頭とする見出語及び当該見出語の説明情報か、或いは末尾とする見出語及び当該見出語の説明情報かを区別して読み出して表示する制御を行うことができる。したがって、逆引き検索メニュー等において再度文字を入力し、当該入力文字を末尾とする見出語を検索しなおす必要がなく、検索対象に決定したジャンプ先の辞書情報から、指定された文字列に適合する見出語及び当該見出語の説明情報を適切に読み出して表示する制御を行うことができる。したがって、情報表示制御装置におけるジャンプ機能の使い勝手を向上させることができる。
以下、図1〜図23を参照して、本発明に係る情報表示制御装置の実施形態について詳細に説明する。尚、以下では、本発明を情報表示制御装置の一種である折りたたみ式の携帯型電子辞書に適用した場合を例にとって説明するが、本発明が適用可能なものはこれに限定されるものではない。
携帯型電子辞書には、例えば、英和辞典、和英辞典、英英辞典、百科事典等の種々の電子辞書データ(辞書DB)が内蔵されている。辞書DBとは、見出語と、当該見出語を説明解説等するための文字データ、静止画像データ、動画データ、音声データ等が記憶された説明情報とが対応付けられた情報を集合した辞書情報を、コンピュータを用いて検索処理することができるように体系的に構成したものである。ユーザは、検索対象の辞書DBを指定し、入力文字を入力することにより、当該入力文字の解説等を表示させることができる。以下、携帯型電子辞書に内蔵されている辞書DBを「内蔵辞書DB」といい、内蔵辞書DBの辞書種別を包括して「内蔵辞書種別」という。
また、本実施形態における携帯型電子辞書は、百科事典の辞書DBに含まれる見出語を検索する検索方式として、入力文字を語頭とする見出語を検索する通常検索方式と、入力文字を末尾とする見出語を検索する逆引き検索方式とを備えている。ユーザは、検索対象の辞書DBとして百科事典の辞書DBを指定した場合には、さらに、検索方式を指定することができ、入力文字に適合する見出語を指定した検索方式により検索することができる。
[概観]
図1に、携帯型電子辞書の斜視概観図の一例を示す。図1に示すように、携帯型電子辞書は、表示パネル11と、各種キー群12と、入力ペン13とを備えて構成されており、内蔵電池(図示略)等を備え、金属や樹脂によってケーシングされている。
表示パネル11には、各種キー群12の押下操作に応じた文字や符号等、携帯型電子辞書を使用するために必要な各種データが表示される。この表示パネル11はタッチパネルと一体的に形成されており、入力ペン13のタッチ操作を検知できるようになっている。ユーザは、入力ペン13を使用した表示パネル11上のタッチ操作により操作入力が可能である。
各種キー群12を構成するキーにはそれぞれ固有の機能が割り当てられており、ユーザは、これらのキーを押下して携帯型電子辞書を操作する。具体的には、各種キー群12は、文字入力キー、辞書種別の選択キー、操作の確定指示を入力する決定キー、カーソルの移動指示等を入力するカーソルキー等を備える。
また、携帯型電子辞書は、内蔵される通信装置を介してネットワークNに接続することにより、当該ネットワークNに接続される辞書サーバ5(5−1,5−2,・・・)と通信し、各辞書サーバ5が公開している辞書DB(以下、辞書サーバ5が備える辞書DBを「ネット辞書DB」といい、ネット辞書DBの辞書種別を包括して「ネット辞書種別」という。)を利用することができる。このネットワークNとは、例えば、インターネット及びインターネットに接続するための回線やISPサーバ等のことであり、電話回線網、ISDN回線網、専用線、衛星通信回線、CATV回線等の各種通信回線と、それらを接続するインターネットプロバイダ等を含む。
[構成]
図2は、携帯型電子辞書1の機能構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、携帯型電子辞書1は、CPU21、入力部22、表示部23、RAM24、位置検出部25、通信装置27、及びフラッシュROM28によって構成されており、各部はバス29によって接続されている。また、位置検出部25にはタッチパネル26が接続されている。
CPU21は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送等を行い、携帯型電子辞書1を統括的に制御する。具体的には、CPU21は、入力部22、或いはタッチパネル26から入力される信号等に応じてフラッシュROM28に格納されたプログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、処理結果をRAM24に保存するとともに、当該処理結果を表示するための表示信号を適宜表示部23に出力し、対応する表示情報を表示させる。
入力部22は、文字キーや数字キー、各種機能キー等を備えたキーボード、或いはマウスやタブレット等のポインティングデバイス等により実現されるものであり、これらが操作された場合には、その操作に応じた操作信号をCPU21に出力する。この入力部22におけるキー入力により、入力文字の入力、辞書種別の選択、検索実行指示等の入力手段が実現される。尚、この入力部22は、図1に示す各種キー群12に相当するものである。
表示部23は、CPU21から入力される表示信号に基づいて各種画面を表示するものであり、LCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescent Display)等により構成される。尚、この表示部23は、図1に示す表示パネル11に相当する。
RAM24は、CPU21の作業用メモリとして用いられる半導体メモリであり、CPU21が実行するプログラムや、これらプログラムの実行に係るデータ等を一時的に保持するメモリ領域を備える。
タッチパネル26は、入力ペン13によって指示(当接)された表示部23上の位置を感知し、指示(当接)位置に応じた信号を出力する装置である。タッチパネル26に接続される位置検出部25は、タッチパネル26から出力される信号に基づいて、表示部23上の指示位置の位置座標を検出してCPU21に出力する。このタッチパネル26を使用すれば、表示部23の表示領域における位置を直接的に指定することができる。特に、このタッチパネル26上に入力ペン13を当接させることにより、タップイン、ドラッグ、タップアウトといった操作を実現することができる。
ここで、タップインとは、入力ペン13を表示部23に当接させたその時の操作のことを言い、タップアウトとは、当接させた後に入力ペン13を表示部23から離す操作のことを言う。またドラッグとは、表示されているオブジェクトを移動等させるための操作であって、対象とするオブジェクト上にタップインし、入力ペン13を表示部23上で摺動させ、所望の位置でタップアウトする一連の操作をいう。
通信装置27は、ネットワークNを介して接続される外部機器(本実施形態では辞書サーバ5)と所定の情報を送受するための装置であり、外部機器との通信を行うための制御を行う。
フラッシュROM28には、各種初期設定、ハードウェアの構成、又は必要なプログラムのロード等を行うための初期プログラムが格納される。CPU21は、携帯型電子辞書1の電源投入時においてこの初期プログラムを実行することにより、携帯型電子辞書1の動作環境を設定する。
また、フラッシュROM28には、携帯型電子辞書1の動作に係るプログラムや、携帯型電子辞書1の備える種々の機能を実現するためのプログラム、これらプログラムの実行に係るデータ等が格納される。
次に、以上説明した概観・構成の携帯型電子辞書1の具体的な2つの実施形態について、順に説明する。
(第1実施形態)
先ず、本発明を適用した携帯型電子辞書の第1実施形態について説明する。
[RAM・フラッシュROMの構成]
図3(a)は第1実施形態におけるRAM24aの構成例、(b)は実施形態1におけるフラッシュROM28aの構成例を示す図である。図3(a)に示すように、RAM24aは、第1実施形態を実現するため、表示制御中の文字列が入力ペン13のタッチ操作によって指定された際の入力ペン13によるタッチ操作の軌跡形状を保持する入力軌跡データ記憶領域241を備えている。
また、図3(b)に示すように、フラッシュROM28aには、辞書DB群281、ネット辞書接続先情報284、第1ジェスチャ入力ジャンププログラム285、及びジャンプ先指定データテーブル288が格納されている。
辞書DB群281には、例えば、百科事典DB281a、和英辞典DB281b、和独辞典DB281c、和仏辞典DB281d、英語百科事典DB281e、英英辞典DB281f、英独辞典DB281g、英仏辞典DB281h、中国語辞典DB281i、仏仏辞典DB281j、仏英辞典DB281k、仏独辞典DB281l、独独辞典DB281m、及び独英辞典DB281nが格納される。尚、図示しないが、これらの辞書DBには、見出語と、当該見出語を説明するための文字データである説明情報とが対応付けられた辞書データが蓄積される。
ネット辞書接続先情報284には、ネット辞書種別と、該当するネット辞書DBを公開している辞書サーバの接続先アドレスと、当該ネット辞書DBの言語情報との対応関係が設定されている。図4は、ネット辞書接続先情報284のデータ構成の一例を示す図である。図4に示すように、ネット辞書接続先情報284には、ネット辞書種別と対応付けて、該当するネット辞書DBを公開している辞書サーバ5のURLが接続先アドレスとして設定されるとともに、該当するネット辞書DBの見出語言語及び説明情報言語が言語情報として設定されている。例えば、レコードL10に示すように、ネット辞書種別“ネット日中辞典”と対応付けて、接続先アドレス“http://www.dica.co.jp”が設定されるとともに、ネット日中辞典DBの見出語の言語である“日本語”を見出語言語とし、ネット日中辞典DBの説明情報の言語である“中国語”を説明情報言語とした言語情報が設定されている。
また、図4のレコードL20に示すネット辞書種別“ネットマルチ言語辞書”に対応するネット辞書DBは、例えば、ユニコード(unicode)のようなユニバーサルな文字コードで記述された辞書DBである。従って、当該辞書DBに含まれる文字列の文字コードによって、当該文字列の言語の判別が可能である。
第1ジェスチャ入力ジャンププログラム285は、第1ジェスチャ入力ジャンプ処理をCPU21に実行させるためのプログラムである。尚、第1実施形態は、以下説明する検索対象の辞書DBとして内蔵辞書種別の辞書DBが指定され、ジャンプ先の辞書DBとして内蔵辞書種別の辞書DBが選択された場合の実施形態である。
具体的には、CPU21は、第1ジェスチャ入力ジャンププログラム285に従い、検索対象の辞書DBが指定された場合に、当該指定された辞書DBから入力文字に適合する見出語を検索し、対応する説明情報を読み出して表示する制御を行う。続いて、CPU21は、表示制御中の見出語及び当該見出語の説明情報の中から入力ペン13のタッチ操作によって文字列が指定された際に、当該指定された際の入力ペン13によるタッチ操作の軌跡形状、及び指定された文字列の言語をもとに、後述するジャンプ先指定データテーブル288を参照してジャンプ先の辞書種別を検索し、辞書DBを決定する。そして、CPU21は、決定した辞書DBから指定された文字列に適合する見出語を検索し、対応する説明情報を読み出して表示する制御を行う。
ジャンプ先指定データテーブル288には、入力ペン13のタッチ操作によって文字列が指定された際の入力ペン13の軌跡形状(ジェスチャ種別)と、当該指定された文字列の言語とに対応付けて、ジャンプ先の辞書種別が設定されている。図5はジャンプ先指定データテーブル288のデータ構成の一例を示す図である。図5に示すように、“日本語”、“英語”、“中国語”、“フランス語”、及び“ドイツ語”の言語毎に、軌跡形状に対応する辞書種別がそれぞれ設定されている。
例えば、CPU21は、タッチパネル26により検知した入力ペン13のタッチ操作の軌跡形状が軌跡31のような順方向直線形状、すなわち、図1の表示パネル11において左から右に向かう文字の並び順に沿った軌跡の場合、ジャンプ先指定データテーブル288に従って、指定された文字列の言語が日本語の場合には“百科事典”を、英語の場合には“英語百科事典”を、中国語の場合には“中国語辞典”を、フランス語の場合には“仏仏辞典”を、ドイツ語の場合には“独独辞典”を、それぞれジャンプ先の辞書種別として選択する。
尚、入力ペン13による軌跡形状が順方向直線形状の場合、CPU21は、選択された辞書種別に従ってジャンプ先の辞書DBを決定し、当該辞書DBから指定された文字列を頭語とする見出語及び当該見出語の説明情報を読み出して表示する制御を行う(通常検索)。
また、CPU21は、タッチパネル26により検知した入力ペン13のタッチ操作の軌跡形状が軌跡32のような逆方向直線形状、すなわち、図1の表示パネル11において文字の並びと逆向きに右から左に向かう軌跡の場合には、ジャンプ先指定データテーブル288に従って、軌跡形状が前述の順方向直線形状の場合と同様に、指定された文字列の言語に応じた辞書種別を選択する。
尚、入力ペン13による軌跡形状が逆方向直線形状の場合、CPU21は、選択された辞書種別に従ってジャンプ先の辞書DBを決定し、当該辞書DBから指定された文字列を末尾とする見出語を読み出して見出語候補として一覧表示する制御を行う(逆引き検索)。そして、CPU21は、一覧表示した見出語候補からユーザによって選択された見出語に対応する説明情報を読み出して表示する制御を行う。
また、CPU21は、入力ペン13のタッチ操作により軌跡33のような形状、すなわち、アルファベット文字“e”に沿った形状が描かれた場合、ジャンプ先指定データテーブル288に従って、指定された文字列の言語が日本語の場合には“和英辞典”を、英語の場合には“英英辞典”を、中国語の場合には“ネット中英辞典”を、フランス語の場合には“仏英辞典”を、ドイツ語の場合には“独英辞典”を、それぞれジャンプ先の辞書種別として選択する。
同様にして、CPU21は、入力ペン13のタッチ操作によりアルファベット文字“g”に沿った形状の軌跡34、アルファベット文字“f”に沿った形状の軌跡35、或いはアルファベット文字“c”に沿った形状の軌跡36が描かれた場合には、ジャンプ先指定データテーブル288に従って、指定された文字列の言語に応じた辞書種別をジャンプ先の辞書種別として選択する。
また、CPU21は、入力ペン13のタッチ操作により軌跡37のような形状、すなわち、図1の表示パネル11において左から右に向かう文字の並び順に沿った軌跡が描かれ、さらに入力ペン13が図1の表示パネル11に当接されたまま上方向に湾曲した軌跡が描かれた場合、ジャンプ先指定データテーブル288に従って、指定された文字列の言語が日本語の場合には“ネット日本語音声付辞書”を、英語の場合には“ネット英語音声付辞書”を、中国語の場合には“ネット中国語音声付辞書”を、フランス語の場合には“ネット仏語音声付辞書”を、ドイツ語の場合には“ネット独語音声付辞書”を、それぞれジャンプ先の辞書種別として選択する。
また、CPU21は、入力ペン13のタッチ操作により軌跡38のような形状、すなわち、図1の表示パネル11において左から右に向かう文字の並びに沿った軌跡が描かれ、さらに入力ペン13が図1の表示パネル11に当接されたまま下方向に湾曲した軌跡が描かれた場合には、ジャンプ先指定データテーブル288に従って、指定された文字列の言語に関わらず“ネットマルチ言語辞書”を、ジャンプ先の辞書種別として選択する。
[処理の流れ]
次に、第1ジェスチャ入力ジャンプ処理を行う際のCPU21の処理の流れについて説明する。図6は、第1ジェスチャ入力ジャンププログラム285の実行に係るCPU21の処理の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、ユーザによって検索対象の辞書DBが指定され(ステップA10)、入力文字が入力されると(ステップA20)、CPU21は、指定された辞書DBから入力文字に適合する見出語を検索し(ステップA30)、対応する説明情報を読み出して表示部23に表示する制御を行う(ステップA40)。
続いて、CPU21は、タッチパネル26により表示部23上の入力ペン13によるタッチ操作を検知すると(ステップA50)、入力ペン13のタッチ操作によって指定された文字列及び当該文字列の言語を判別する(ステップA60)。さらに、CPU21は、表示部23上における入力ペン13の軌跡を入力軌跡データ記憶領域241に記憶させ、当該記憶させた軌跡がジャンプ先指定データテーブル272に記憶されている軌跡形状の何れに該当するかにより軌跡形状(ジェスチャ種別)を判別する(ステップA70)。
続いて、CPU21は、ステップA60で判別された文字列の言語、及びステップA70で判別された入力ペン13の軌跡形状(ジェスチャ種別)に従って、ジャンプ先の辞書DBを決定する(ステップA80)。そして、CPU21は、決定した辞書DBから指定された文字列に適合する見出語を検索し(ステップA90)、対応する説明情報を読み出して表示部23に表示する制御を行い(ステップA100)、本処理を終了する。
次に、第1実施形態における携帯型電子辞書の操作例について説明する。図7及び図8は、第1実施形態における携帯型電子辞書の備える表示部23に表示される画面の遷移例を示す図である。
[操作例1]
図7(a)は、百科事典DB281aから読み出された見出語“こくりつこうえん”の説明情報を表示した説明情報表示画面51の一例を示す図である。この説明情報表示画面51は、例えば、ユーザによって検索対象の辞書DBに百科事典DB281aが指定され、入力文字“こくりつこうえん”が入力された場合に表示される。
図7(a)に示す説明情報表示画面51において、入力ペン13により、例えば、説明情報の中から軌跡511に示すように文字列“景勝”を指定すると、(b)に示すように、見出語“けいしょう”の説明情報を表示した説明情報表示画面53が表示される。
この場合には、CPU21により以下の内部処理が実行される。すなわち、CPU21は、検索対象に指定された百科事典DB281aから、入力された入力文字“こくりつこうえん”に適合する見出語を検索し、対応する説明情報を読み出して表示する制御を行う(図6に示すステップA10→A20→A30→A40)。続いて、CPU21は、入力ペン13によるタッチ操作に応じて、指定された文字列“けいしょう”及び当該文字列の言語“日本語”を判別するとともに、ジャンプ先指定データテーブル288を参照して入力ペン13によるタッチ操作の軌跡形状を判別する(図6に示すステップA50→A60→A70)。そして、CPU21は、判別した言語“日本語”及び軌跡形状(図7(a)に示す軌跡511の軌跡形状)をもとに辞書種別“百科事典”を選択し、ジャンプ先の辞書DBを百科事典DB281aに決定する(図6に示すステップA80)。
この場合、判別された軌跡形状(図7(a)に示す軌跡511)の軌跡形状は順方向直線形状であるため、CPU21は百科事典DB281aから判別した文字列“景勝”に適合する見出語を検索し、対応する説明情報を読み出して表示する制御を行う(図6に示すステップA90→A100)。
[操作例2]
図8(a)は、百科事典DB281aから読み出された見出語“こくりつこうえん”の説明情報を表示した説明情報表示画面61の一例を示す図である。この説明情報表示画面61において、入力ペン13により、例えば、説明情報の中から軌跡611に示すように文字列“国立公園”を指定すると、図8(b)に示すように、文字列“こくりつこうえん”を末尾とする逆引き見出語一覧631が表示された逆引き見出語一覧画面63が表示される。そして、逆引き見出語一覧631において、最上段の見出語“あかげらこくりつこうえん”が反転表示されて見出語選択マーカ633として表示されている。
例えば、図8(b)に示す逆引き見出語一覧画面63において、見出語選択マーカ633により見出語“いえろーすとーんこくりつこうえん”を選択して確定指示を入力すると、(c)に示すように、見出語“いえろーすとーんこくりつこうえん”の説明情報を表示した説明情報表示画面65が表示される。
この場合には、CPU21により以下の内部処理が実行される。すなわち、CPU21は、入力ペン13によるタッチ操作に応じて、指定された文字列“国立公園”及び当該文字列の言語“日本語”を判別するとともに、ジャンプ先指定データテーブル288を参照して入力ペン13によるタッチ操作の軌跡形状を判別する(図6に示すステップA50→A60→A70)。そして、CPU21は、判別した言語“日本語”及び軌跡形状(図8(a)に示す軌跡611の軌跡形状)をもとに辞書種別“百科事典”を選択し、ジャンプ先の辞書DBを百科事典DB281aに決定する(図6に示すステップA80)。
この場合、判別された軌跡形状(図8(a)に示す軌跡611の軌跡形状)の軌跡形状は逆方向直線形状であるため、CPU21は百科事典DB281aから判別した文字列“国立公園”を末尾とする見出語を検索する(図6に示すステップA90)。そして、CPU21は、検索された見出語を見出語候補として一覧表示(図8(b)に示す逆引き見出語一覧631)する制御を行い、この一覧から選択された見出語“いえろーすとーんこくりつこうえん”の説明情報を読み出して表示する制御を行う(図6に示すステップA100)。
以上説明したように、第1実施形態によれば、表示制御中の見出語及び当該見出語の説明情報の中から入力ペン13のタッチ操作によって文字列が指定された際に、当該指定された文字列の言語、及び文字列が指定された際の入力ペン13によるタッチ操作の軌跡形状をもとにジャンプ先の辞書DBを決定することができる。そして、決定した辞書DBから指定された文字列に適合する見出語及び当該見出語の説明情報を読み出して表示部23に表示する制御を行うことができる。
これによれば、ユーザは、ジャンプ先の辞書DBを予め設定したり、ジャンプする度にジャンプ先の辞書DBを選択する等といった手間のかかる操作を行う必要がなく、文字列を指定しながら簡単にジャンプ先辞書を指定することができる。したがって、携帯型電子辞書のジャンプ機能の使い勝手を向上させることができる。
尚、第1実施形態では、入力ペン13のタッチ操作によって指定された文字列の言語、及び文字列が指定された際の入力ペン13によるタッチ操作の軌跡形状をもとにジャンプ先の辞書DBを決定することとしたが、文字列が指定された際の入力ペン13によるタッチ操作の軌跡形状のみからジャンプ先の辞書DBを決定することとしてもよい。
すなわち、図5に示して説明したジャンプ先指定データテーブル288を、軌跡形状と辞書種別とを対応付けたデータテーブルとしてもよい。このデータテーブルにおいて、例えば、順方向形状の軌跡形状と対応付けて、ジャンプ先の辞書種別として“百科事典”を設定した場合には、タッチパネル26により検知した入力ペン13のタッチ操作の軌跡形状が順方向直線形状の場合、指定された文字列の言語に関わらず、“百科事典”をジャンプ先の辞書種別として選択する。
(第2実施形態)
次に、携帯型電子辞書の第2実施形態について説明する。
[RAM・フラッシュROMの構成]
図9(a)は、第2実施形態におけるRAM24bの構成例、(b)は第2実施形態におけるフラッシュROM28bの構成例を示す図である。尚、以下では、第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略する。図9(a)に示すように、RAM24bは、第1実施形態と同様に、入力軌跡データ記憶領域241を備えている。
また、図9(b)に示すように、フラッシュROM28bには、辞書情報群282、ネット辞書接続先情報284、第2ジェスチャ入力ジャンププログラム286、及びジャンプ先指定データテーブル288が格納されている。また、第2ジェスチャ入力ジャンププログラム286は、第1言語判別プログラム286aと、第2言語判別プログラム286bとを備えている。
辞書情報群282には、各種辞書情報が格納される。図9に示す辞書情報群282には、例えば、百科事典情報282a、和英辞典情報282b、和独辞典情報282c、和仏辞典情報282d、英語百科事典情報282e、英英辞典情報282f、英独辞典情報282g、英仏辞典情報282h、中国語辞典情報282i、仏仏辞典情報282j、仏英辞典情報282k、仏独辞典情報282l、独独辞典情報282m、及び独英辞典情報282nが格納される。
これらの各種辞書情報は、それぞれ、辞書DB及び当該辞書DB用の言語情報をそれぞれ備えている。図10(a)は、辞書情報である百科事典情報282aのデータ構成の一例を示す図である。図10(a)に示すように、百科事典情報282aは、百科事典DB2821、及び言語情報2823を備えている。
百科事典DB2821には、第1実施形態の百科事典DB281aと同様のDBであって、見出語と、当該見出語の説明情報とが対応付けられた辞書データが蓄積される。同様にして、各辞書情報が備える辞書DBには、それぞれ、見出語と説明情報とが対応付けられた辞書データが蓄積される。
言語情報2823は、百科事典DB2821に含まれる見出語及び説明情報の言語を特定するための情報であり、該当する言語が格納される。図10(b)は、言語情報2823のデータ構成の一例を示す図である。図10(b)に示す言語情報2823には、見出語言語として百科事典DB2821の見出語の言語である“日本語”が、説明情報言語として百科事典DB2821の説明情報の言語である“日本語”が、それぞれ設定されている。
同様にして、各辞書情報が備える言語情報には、それぞれ、該当する辞書DBに含まれる見出語及び説明情報の言語が設定される。図11は、英独辞典情報282gの備える言語情報のデータ構成の一例を示す図である。図11に示す言語情報には、見出語言語として英独辞典DBの見出語の言語である“英語”が、説明情報言語として英独辞典DBの説明情報の言語である“ドイツ語”が、それぞれ設定されている。
第2ジェスチャ入力ジャンププログラム286は、第2ジェスチャ入力ジャンプ処理をCPU21に実行させるためのプログラムである。具体的には、CPU21は、この第2ジェスチャ入力ジャンププログラム286に従い、表示制御中の見出語及び当該見出語の説明情報の中から入力ペン13のタッチ操作によって文字列が指定された際に、当該指定された際の入力ペン13によるタッチ操作の軌跡形状、及び指定された文字列の言語をもとに、ジャンプ先指定データテーブル288を参照してジャンプ先の辞書種別を検索し、辞書DBを決定する。
続いて、CPU21は、決定したジャンプ先の辞書DBが内蔵辞書DBの場合には、辞書情報群282としてフラッシュROM28bに格納されているジャンプ先の辞書DBから指定された文字列に適合する見出語及び当該見出語に対応する説明情報を読み出して表示する制御を行う。一方、ジャンプ先の辞書DBがネット辞書DBの場合には、CPU21は、ネット辞書接続先情報284を参照して接続先アドレスを取得する。そして、CPU21は、通信装置27を介して該当する辞書サーバ5に通信接続し、抽出した文字列とともに検索要求を送信する。そして、CPU21は、当該通信接続した辞書サーバ5から応答された検索結果データ、すなわち、指定された文字列に適合する見出語及び当該見出語の説明情報を受信(取得)して表示する制御を行う。
第1言語判別プログラム286aは、入力ペン13のタッチ操作が為された場合であって、表示制御中の見出語及び当該見出語の説明情報が記憶されている辞書DBの辞書種別がネット辞書種別“ネットマルチ言語辞書”以外の場合にCPU21により実行されるプログラムであり、タッチ操作によって指定された文字列を抽出し、当該抽出した文字列の言語を判別する。
具体的には、CPU21は、第1言語判別プログラム286aに従って、先ず、表示制御中の見出語及び当該見出語の説明情報の中から、入力ペン13によるタッチ操作によって指定された文字列を抽出する。
続いて、CPU21は、表示制御中の見出語及び当該見出語の説明情報が記憶されている辞書DBが内蔵辞書DBの場合には、該当する言語情報をもとに、抽出した文字列が見出語の文字列の場合には言語情報において見出語言語として設定されている言語を、説明情報の文字列の場合には言語情報において説明情報言語として設定されている言語を読み出して、抽出した文字列の言語を特定する。
一方、表示制御中の見出語及び当該見出語の説明情報が記憶されている辞書DBがネット辞書DBの場合には、CPU21は、ネット辞書接続先情報284を参照し、該当するネット辞書種別に対応する言語情報から、抽出した文字列が見出語の文字列の場合には言語情報において見出語言語として設定されている言語を、説明情報の文字列の場合には言語情報において説明情報言語として設定されている言語を読み出して、抽出した文字列の言語を特定する。
第2言語判別プログラム286bは、表示制御中の見出語及び当該見出語の説明情報が記憶されている辞書DBの辞書種別が“ネットマルチ言語辞書”の場合にCPU21により実行されるプログラムである。上記したように、ネット辞書DBである“ネットマルチ言語辞書”の辞書DBは、ユニバーサルな文字コードで記述された辞書DBであり、CPU21は、この第2言語判別プログラム286bに従って、表示制御中の見出語及び当該見出語の説明情報の中から、入力ペン13によるタッチ操作によって指定された文字列を抽出し、抽出した文字列の文字コードを検出して言語を特定する。
[処理の流れ]
次に、第2ジェスチャ入力ジャンプ処理を行う際のCPU21の処理の流れについて説明する。図12は、第2ジェスチャ入力ジャンププログラム286の実行に係るCPU21の処理の一例を示すフローチャートである。
図12に示すように、ユーザによって検索対象の辞書DBが指定され(ステップB10)、入力文字が入力されると(ステップB20)、CPU21は、指定された辞書DBから入力文字に適合する見出語を検索し(ステップB30)、対応する説明情報を読み出して表示部23に表示する制御を行う(ステップB40)。
続いて、CPU21は、タッチパネル26により表示部23上の入力ペン13によるタッチ操作を検知すると(ステップB50)、表示制御中の見出語及び当該見出語の説明情報が記憶される辞書DBの辞書種別を判別し、“ネットマルチ言語辞書”以外の場合には(ステップB55:NO)、第1言語判別プログラム286aを読み出して第1言語判別処理を実行し、入力ペン13のタッチ操作によって指定された文字列を抽出して、当該抽出した文字列の言語を判別する(ステップB60)。
図13は、第1言語判別プログラム286aの実行に係るCPU21の処理の一例を示すフローチャートである。図13に示すように、CPU21は、先ず、表示制御中の見出語及び当該見出語の説明情報の中から、入力ペン13によるタッチ操作によって指定された文字列を抽出する(ステップC10)。
そして、CPU21は、CPU21は、表示制御中の見出語及び当該見出語の説明情報が記憶されている辞書DBがネット辞書DBの場合には(ステップC20;YES)、ネット辞書接続先情報284を参照し、該当するネット辞書種別に対応する言語情報から、抽出した文字列が見出語の文字列の場合には言語情報において見出語言語として設定されている言語を、説明情報の文字列の場合には言語情報において説明情報言語として設定されている言語を読み出して(ステップC30)、抽出した文字列の言語を特定する(ステップC40)。
一方、ステップC20において、表示制御中の見出語及び当該見出語の説明情報が記憶されている辞書DBがネット辞書DBではないと判断した場合、すなわち、内蔵辞書DBの場合には、該当する言語情報を参照し、抽出した文字列が見出語の文字列の場合には見出語言語として設定されている言語を、説明情報の文字列の場合には説明情報言語として設定されている言語を読み出して(ステップC50)、抽出した文字列の言語を特定する(ステップC60)。
また、CPU21は、図12に示すステップB55において、表示制御中の見出語及び当該見出語の説明情報が記憶される辞書DBの辞書種別が“ネットマルチ言語辞書”と判別した場合には、第2言語判別プログラム286bを読み出して第2言語判別処理を実行し、入力ペン13のタッチ操作によって指定された文字列を抽出して、当該抽出した文字列の言語を判別する(ステップB64)。
図14は、第2言語判別プログラム286bの実行に係るCPU21の処理の一例を示すフローチャートである。図14に示すように、CPU21は、先ず、表示制御中の見出語及び当該見出語の説明情報の中から、入力ペン13のタッチ操作によって指定された文字列を抽出する(ステップD10)。そして、CPU21は、抽出した文字列の文字コードを検出し(ステップD20)、検出した文字コードに応じて言語を特定する(ステップD30)。
図12に戻り、CPU21は、続いて、表示部23上における入力ペン13の軌跡を入力軌跡データ記憶領域241に記憶させ、当該記憶させた軌跡がジャンプ先指定データテーブル272に記憶されている軌跡形状の何れに該当するかにより軌跡形状(ジェスチャ種別)を判別する(ステップB70)。そして、CPU21は、ステップB60で判別された文字列の言語、及びステップB70で判別された入力ペン13の軌跡形状(ジェスチャ種別)に従って、ジャンプ先の辞書DBを決定する(ステップB80)。
そして、CPU21は、決定した辞書DBがネット辞書DBの場合には(ステップB90:YES)、ネット辞書接続先情報284を参照して接続先アドレスを取得する(ステップB100)。次いで、CPU21は、通信装置27を介して該当する辞書サーバ5に通信接続し、抽出した文字列とともに検索要求を送信し、抽出した文字列に適合する見出語及び当該見出語の説明情報を受信(取得)する(ステップB105)。そして、CPU21は、受信した見出語及び当該見出語の説明情報を表示部23に表示する制御を行い(ステップB110)、本処理を終了する。
一方、CPU21は、ステップB90で決定した辞書DBがネット辞書DBではない場合、すなわち、決定した辞書DBが内蔵辞書DBの場合には、ステップB60で抽出した文字列に適合する見出語を決定した辞書DBから検索し(ステップB120)、対応する説明情報を読み出して表示部23に表示する制御を行い(ステップB130)、本処理を終了する。
次に、第2実施形態における携帯型電子辞書の操作例について説明する。図15〜図20は、第2実施形態における携帯型電子辞書の備える表示部23に表示される画面の遷移例を示す図である。
[操作例1]
図15(a)は、百科事典情報282aの備える百科事典DBから読み出された文字列“こくりつこうえん”を末尾とする逆引き見出語一覧711が表示された逆引き見出語一覧画面71の一例を示す図である。この逆引き見出語一覧711において、見出語選択マーカ713により見出語“いえろーすとーんこくりつこうえん”を選択して確定指示を入力すると、(b)に示すように、見出語“いえろーすとーんこくりつこうえん”の説明情報を表示した説明情報表示画面72が表示される。
例えば、図15(b)に示す説明情報表示画面72において、(1)入力ペン13により、説明情報の中から軌跡721に示すような“g”の字形状に説明情報表示画面72上をなぞって文字列“国立公園”を指定すると、図16(a)に示すように、和独辞典情報282cの備える和独辞典DBから読み出された見出語“こくりつこうえん”の説明情報を表示した説明情報表示画面73が表示される。
この場合には、CPU21により以下の内部処理が実行される。すなわち、CPU21は、入力ペン13のタッチ操作に応じて、指定された見出語の文字列“国立公園”を抽出し、百科事典情報282aが備える言語情報を参照して見出語言語を読み出し、言語“日本語”を決定する(図12に示すステップB60→図13に示す第1言語判別処理)。
続いて、CPU21は、ジャンプ先指定データテーブル288を参照して入力ペン13によるタッチ操作の軌跡形状(図15(b)に示すアルファベット文字“g”に従った軌跡721の軌跡形状)を判別する(図12に示すステップB70)。そして、CPU21は、判別した言語“日本語”及び軌跡形状をもとに内蔵辞書種別である“和独辞典”を選択し、ジャンプ先の辞書DBを和独辞典DBに決定する(図12に示すステップB80)。そして、CPU21は、抽出した文字列“国立公園”に適合する見出語を決定した和独辞典DBから検索し、対応する説明情報を読み出して表示する制御を行う(図12に示すステップB90(NO)→B120→B130)。
また、図15(b)に示す説明情報表示画面72において、(2)入力ペン13により、説明情報の中から軌跡723に示すような“f”の字形状に説明情報表示画面72上をなぞって文字列“国立公園”を指定すると、図16(b)に示すように、和仏辞典情報282dの備える和仏辞典DBから読み出された見出語“こくりつこうえん”の説明情報を表示した説明情報表示画面74が表示される。
この場合には、CPU21により以下の内部処理が実行される。すなわち、CPU21は、入力ペン13のタッチ操作に応じて、指定された説明情報の文字列“国立公園”を抽出し、百科事典情報282aが備える言語情報を参照して説明情報言語を読み出し、言語“日本語”を決定する(図12に示すステップB60→図13に示す第1言語判別処理)。
続いて、CPU21は、ジャンプ先指定データテーブル288を参照して入力ペン13によるタッチ操作の軌跡形状(図15(b)に示すアルファベット文字“f”に従った軌跡723の軌跡形状)を判別する(図12に示すステップB70)。そして、CPU21は、判別した言語“日本語”及び軌跡形状をもとに内蔵辞書種別である“和仏辞典”を選択し、ジャンプ先の辞書DBを和仏辞典DBに決定する(図12に示すステップB80)。そして、CPU21は、抽出した文字列“国立公園”に適合する見出語を決定した和仏辞典DBから検索し、対応する説明情報を読み出して表示する制御を行う(図12に示すステップB90(NO)→B120→B130)。
また、図15(b)に示す説明情報表示画面72において、(3)入力ペン13により、説明情報の中から軌跡725に示すような“c”の字形状に説明情報表示画面72上をなぞって文字列“ロッキー山脈”を指定すると、図16(c)に示すように、ネット日中辞典を公開している辞書サーバ5から受信(取得)した見出語“ろっきーさんみゃく”の説明情報を表示した説明情報表示画面75が表示される。
この場合には、CPU21により以下の内部処理が実行される。すなわち、CPU21は、入力ペン13のタッチ操作に応じて、指定された説明情報の文字列“ロッキー山脈”を抽出し、百科事典情報282aが備える言語情報を参照して説明情報言語を読み出し、言語“日本語”を決定する(図12に示すステップB60→図13に示す第1言語判別処理)。
続いて、CPU21は、ジャンプ先指定データテーブル288を参照して入力ペン13によるタッチ操作の軌跡形状(図15(b)に示すアルファベット文字“c”に従った軌跡725の軌跡形状)を判別する(図12に示すステップB70)。そして、CPU21は、判別した言語“日本語”及び軌跡形状をもとにネット辞書種別である“ネット日中辞典”を選択し、ジャンプ先の辞書DBをネット辞書DBに決定する(図12に示すステップB80)。そして、CPU21は、ネット辞書接続先情報284を参照してネット辞書種別“ネット日中辞典”に対応する接続先アドレスを取得し、該当する辞書サーバ5に抽出した文字列“ロッキー山脈”とともに検索要求を送信して、抽出した文字列に適合する見出語及び当該見出語の説明情報を受信(取得)する(図12に示すステップB90(YES)→B100→B105)。そして、CPU21は、受信した見出語“ろっきーさんみゃく”及びその説明情報を表示する制御を行う(図12に示すステップB110)。
さらに、図16(c)に示す説明情報表示画面75において、入力ペン13により、例えば、説明情報の中から軌跡751に示すような“e”の字形状に説明情報表示画面72上をなぞって文字列を指定すると、図17に示すように、ネット中英辞典を公開している辞書サーバ5から受信(取得)した見出語の説明情報を表示した説明情報表示画面76が表示される。
この場合には、CPU21により以下の内部処理が実行される。すなわち、CPU21は、入力ペン13のタッチ操作に応じて、指定された説明情報の文字列を抽出し、ネット辞書接続先情報284を参照してネット辞書種別“ネット日中辞典”に対応する説明情報言語を読み出し、言語“中国語”を決定する(図12に示すステップB60→図13に示す第1言語判別処理)。
続いて、CPU21は、ジャンプ先指定データテーブル288を参照して入力ペン13によるタッチ操作の軌跡形状(図19(a)に示すアルファベット文字“e”に従った軌跡751の軌跡形状)を判別する(図12に示すステップB70)。そして、CPU21は、判別した言語“中国語”及び軌跡形状をもとにネット辞書種別である“ネット中英辞典”を選択し、ジャンプ先の辞書DBをネット辞書DBに決定する(図12に示すステップB80)。そして、CPU21は、ネット辞書接続先情報284を参照してネット辞書種別“ネット中英辞典”に対応する接続先アドレスを取得し、該当する辞書サーバ5に抽出した文字列とともに検索要求を送信して、抽出した文字列に適合する見出語及び当該見出語の説明情報を受信(取得)する(図12に示すステップB90(YES)→B100→B105)。そして、CPU21は、受信した見出語及びその説明情報を表示する制御を行う(図12に示すステップB110)。
[操作例2]
図18(a)は、和英辞典情報282bの備える和英辞典DBから読み出された見出語“かくれる”の説明情報を表示した説明情報表示画面81の一例を示す図である。この説明情報表示画面81において、入力ペン13により、例えば、説明情報の中から軌跡811に示すような“e”の字形状に説明情報表示画面72上をなぞって文字列“disappear”を指定すると、図18(b)に示すように、英英辞典情報282fの備える英英辞典DBから読み出された見出語“disappear”の説明情報を表示した説明情報表示画面82が表示される。
この場合には、CPU21により以下の内部処理が実行される。すなわち、CPU21は、入力ペン13のタッチ操作に応じて、指定された説明情報の文字列“disappear”を抽出し、和英辞典情報282bが備える言語情報を参照して説明情報言語を読み出し、言語“英語”を決定する(図12に示すステップB60→図13に示す第1言語判別処理)。
続いて、CPU21は、ジャンプ先指定データテーブル288を参照して入力ペン13によるタッチ操作の軌跡形状(図18(a)に示すアルファベット文字“e”に従った軌跡811の軌跡形状)を判別する(図12に示すステップB70)。そして、CPU21は、判別した言語“英語”及び軌跡形状をもとに内蔵辞書種別である“英英辞典”を選択し、ジャンプ先の辞書DBを英英辞典DBに決定する(図12に示すステップB80)。そして、CPU21は、抽出した文字列“disappear”に適合する見出語を決定した英英辞典DBから検索し、対応する説明情報を読み出して表示する制御を行う(図12に示すステップB90(NO)→B120→B130)。
また、例えば、図18(b)に示す説明情報表示画面82において、(1)入力ペン13により、説明情報の中から軌跡821に示すような“g”の字形状に説明情報表示画面72上をなぞって文字列“impossible”を指定すると、図19(a)に示すように、英独辞典情報282gの備える英独辞典DBから読み出された見出語“impossible”の説明情報を表示した説明情報表示画面83が表示される。
この場合には、CPU21により以下の内部処理が実行される。すなわち、CPU21は、入力ペン13のタッチ操作に応じて、指定された説明情報の文字列“impossible”を抽出し、英英辞典情報282fが備える言語情報を参照して説明情報言語を読み出し、言語“英語”を決定する(図12に示すステップB60→図13に示す第1言語判別処理)。
続いて、CPU21は、ジャンプ先指定データテーブル288を参照して入力ペン13によるタッチ操作の軌跡形状(図18(b)に示すアルファベット文字“g”に従った軌跡821の軌跡形状)を判別する(図12に示すステップB70)。そして、CPU21は、判別した言語“英語”及び軌跡形状をもとに内蔵辞書種別である“英独辞典”を選択し、ジャンプ先の辞書DBを英独辞典DBに決定する(図12に示すステップB80)。そして、CPU21は、抽出した文字列“impossible”に適合する見出語を決定した英独辞典DBから検索し、対応する説明情報を読み出して表示する制御を行う(図12に示すステップB90(NO)→B120→B130)。
さらに、図19(a)に示す説明情報表示画面83において、入力ペン13により、例えば、説明情報の中から軌跡831に示すような“f”の字形状に説明情報表示画面72上をなぞって文字列“unmoglich”を指定すると、図20に示すように、ネット独仏辞典を公開している辞書サーバ5から受信(取得)した見出語“unmoglich”の説明情報を表示した説明情報表示画面86が表示される。
この場合には、CPU21により以下の内部処理が実行される。すなわち、CPU21は、入力ペン13のタッチ操作に応じて、指定された説明情報の文字列“unmoglich”を抽出し、英独辞典情報282gが備える言語情報を参照して説明情報言語を読み出し、言語“ドイツ語”を決定する(図12に示すステップB60→図13に示す第1言語判別処理)。
続いて、CPU21は、ジャンプ先指定データテーブル288を参照して入力ペン13によるタッチ操作の軌跡形状(図19(a)に示すアルファベット文字“f”に従った軌跡831の軌跡形状)を判別する(図12に示すステップB70)。そして、CPU21は、判別した言語“英語”及び軌跡形状をもとにネット辞書種別である“ネット独仏辞典”を選択し、ジャンプ先の辞書DBをネット辞書DBに決定する(図12に示すステップB80)。そして、CPU21は、ネット辞書接続先情報284を参照してネット辞書種別“ネット独仏辞典”に対応する接続先アドレスを取得し、該当する辞書サーバ5に抽出した文字列“unmoglich”とともに検索要求を送信して、抽出した文字列に適合する見出語及び当該見出語の説明情報を受信(取得)する(図12に示すステップB90(YES)→B100→B105)。そして、CPU21は、受信した見出語“unmoglich”及びその説明情報を表示する制御を行う(図12に示すステップB110)。
一方、図18(b)に示す説明情報表示画面82において、(2)入力ペン13により、説明情報の中から軌跡823に示すような順方向の矢印であって上方に湾曲するように説明情報表示画面82上をなぞって文字列“disappear”を指定すると、図19(b)に示すように、ネット英語音声付辞書を公開している辞書サーバ5から受信(取得)した見出語“disappear”の説明情報を表示した説明情報表示画面84が表示される。
この場合には、CPU21により以下の内部処理が実行される。すなわち、CPU21は、入力ペン13のタッチ操作に応じて、指定された説明情報の文字列“disappear”を抽出し、英英辞典情報282fが備える言語情報を参照して説明情報言語を読み出し、言語“英語”を決定する(図12に示すステップB60→図13に示す第1言語判別処理)。
続いて、CPU21は、ジャンプ先指定データテーブル288を参照して入力ペン13によるタッチ操作の軌跡形状(図18(b)に示す軌跡823の軌跡形状)を判別する(図12に示すステップB70)。そして、CPU21は、判別した言語“英語”及び軌跡形状をもとにネット辞書種別である“ネット英語音声付辞書”を選択し、ジャンプ先の辞書DBをネット辞書DBに決定する(図12に示すステップB80)。そして、CPU21は、ネット辞書接続先情報284を参照してネット辞書種別“ネット英語音声付辞書”に対応する接続先アドレスを取得し、該当する辞書サーバ5に抽出した文字列“disappear”とともに検索要求を送信して、抽出した文字列に適合する見出語及び当該見出語の説明情報を受信(取得)する(図12に示すステップB90(YES)→B100→B105)。そして、CPU21は、受信した見出語“disappear”及びその説明情報を表示する制御を行う(図12に示すステップB110)。
また、図18(b)に示す説明情報表示画面82において、(3)入力ペン13により、説明情報の中から軌跡825に示すような順方向の矢印であって下方に湾曲するように説明情報表示画面82上をなぞって文字列“grandchildren”を指定すると、図19(c)に示すように、ネットマルチ言語辞典を公開している辞書サーバ5から受信(取得)した見出語“grandchildren”の説明情報を表示した説明情報表示画面85が表示される。
この場合には、CPU21により以下の内部処理が実行される。すなわち、CPU21は、入力ペン13のタッチ操作に応じて、指定された説明情報の文字列“grandchildren”を抽出し、英英辞典情報282fが備える言語情報を参照して説明情報言語を読み出し、言語“英語”を決定する(図12に示すステップB60→図13に示す第1言語判別処理)。
続いて、CPU21は、ジャンプ先指定データテーブル288を参照して入力ペン13によるタッチ操作の軌跡形状(図18(b)に示す軌跡825の軌跡形状)を判別する(図12に示すステップB70)。そして、CPU21は、判別した言語“英語”及び軌跡形状をもとにネット辞書種別である“ネットマルチ言語辞典”を選択し、ジャンプ先の辞書DBをネット辞書DBに決定する(図12に示すステップB80)。そして、CPU21は、ネット辞書接続先情報284を参照してネット辞書種別“ネットマルチ言語辞典”に対応する接続先アドレスを取得し、該当する辞書サーバ5に抽出した文字列“grandchildren”とともに検索要求を送信して、抽出した文字列に適合する見出語及び当該見出語の説明情報を受信(取得)する(図12に示すステップB90(YES)→B100→B105)。そして、CPU21は、受信した見出語“grandchildren”及びその説明情報を表示する制御を行う(図12に示すステップB110)。
以上説明したように、第2実施形態によれば、表示制御中の見出語及び当該見出語の説明情報の中から入力ペン13のタッチ操作によって文字列が指定された際に、当該指定された文字列を抽出し、抽出した文字列の言語、及び当該文字列が指定された際の入力ペン13によるタッチ操作の軌跡形状をもとに検索対象(ジャンプ先)の辞書DBを決定することができる。
そして、決定した検索対象の辞書DBが内蔵辞書種別の辞書DBの場合には、当該辞書DBから指定された文字列に適合する見出語及び当該見出語の説明情報を読み出して表示部23に表示する制御を行うことができる。一方、決定した検索対象の辞書DBがネット辞書種別の辞書DBの場合には、ネット辞書接続先情報284を参照して接続先アドレスを取得して該当する辞書サーバ5に通信接続し、通信接続した辞書サーバ5から抽出した文字列に適合する見出語及び当該見出語の説明情報を受信(取得)して表示する制御を行うことができる。
これによれば、ユーザは、ジャンプ先の辞書DBを予め設定したり、ジャンプする度にジャンプ先の辞書DBを選択する等といった手間のかかる操作を行う必要がなく、文字列を指定しながら簡単にジャンプ先辞書を指定することができる。したがって、携帯型電子辞書のジャンプ機能の使い勝手を向上させることができる。
(第3実施形態)
次に、携帯型電子辞書の第3実施形態について説明する。
[RAM・フラッシュROMの構成]
図21(a)は、第3実施形態におけるRAM24cの構成例、(b)は第3実施形態におけるフラッシュROM28cの構成例を示す図である。尚、以下では、第1実施形態又は第2実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略する。図21(a)に示すように、RAM24cは、第1実施形態と同様に、入力軌跡データ記憶領域241を備えている。
また、図21(b)に示すように、フラッシュROM28cには、辞書DB群283、ネット辞書接続先情報284、第3ジェスチャ入力ジャンププログラム287、及びジャンプ先指定データテーブル288が格納されている。また、第3ジェスチャ入力ジャンププログラム287は、第2言語判別プログラム286bを備えている。
辞書DB群283には、例えば、百科事典DB283a、和英辞典DB283b、和独辞典DB283c、和仏辞典DB283d、英語百科事典DB283e、英英辞典DB283f、英独辞典DB283g、英仏辞典DB283h、中国語辞典DB283i、仏仏辞典DB283j、仏英辞典DB283k、仏独辞典DB283l、独独辞典DB283m、及び独英辞典DB283nが格納されており、各辞書DBには、第1実施形態と同様に、見出語と、当該見出語を説明するための文字データである説明情報とが対応付けられた辞書データがそれぞれ蓄積される。また、辞書DB群283に格納される全ての内蔵辞書DBは、全てユニコード(unicode)のようなユニバーサルな文字コードで記述されている。
第3ジェスチャ入力ジャンププログラム287は、第3ジェスチャ入力ジャンプ処理をCPU21に実行させるためのプログラムである。具体的には、CPU21は、この第2ジェスチャ入力ジャンププログラム286に従い、表示制御中の見出語及び当該見出語の説明情報の中から入力ペン13のタッチ操作によって文字列が指定された際に、当該指定された際の入力ペン13によるタッチ操作の軌跡形状、及び指定された文字列の言語をもとに、ジャンプ先指定データテーブル288を参照してジャンプ先の辞書種別を検索し、辞書DBを決定する。また、CPU21は、抽出した文字列の言語を、当該文字列の文字コードを検出して特定する。
[処理の流れ]
次に、第3ジェスチャ入力ジャンプ処理を行う際のCPU21の処理の流れについて説明する。図22は、第3ジェスチャ入力ジャンププログラム287の実行に係るCPU21の処理の一例を示すフローチャートである。尚、図22において、第2実施形態において図12に示して説明した第2ジェスチャ入力ジャンプ処理と同一の処理工程には同一の符号を付している。この第3ジェスチャ入力ジャンプ処理において、CPU21は、タッチパネル26により表示部23上の入力ペン13によるタッチ操作を検知すると(ステップB50)、第2言語判別プログラム286bを読み出し、第2実施形態において図14に示して説明した第2言語判別処理を実行し、入力ペン13のタッチ操作によって指定された文字列を抽出し、当該抽出した文字列の言語を判別する(ステップE60)。
以上説明したように、第3実施形態によれば、表示制御中の見出語及び当該見出語の説明情報の中から入力ペン13のタッチ操作によって指定された文字列の言語を、当該文字列の文字コードにより特定することができる。
以上、本発明の情報表示制御装置の実施形態について、電子辞書、電子事典等を含む携帯型電子辞書に適用した場合について説明したが、本発明を適用可能な製品はこのような製品に限定されるものではなく、携帯電話、パソコン、電子時計等の電子機器全般に適用可能である。
また、上記した実施形態では、タッチパネル26により、入力ペン13によるタッチ操作の軌跡を検出し、当該検出した軌跡の軌跡形状等に基づいてジャンプ先の辞書DBを決定する場合について説明したが、マウス等のポインティングデバイスによる位置指定操作の軌跡を検出し、当該検出した軌跡の軌跡形状等に基づいてジャンプ先の辞書DBを決定することとしてもよい。
また、上記した実施形態では、携帯型電子辞書を、単体で動作するいわゆるスタンドアローン型の装置として説明したが、本発明が適用可能な装置はこれに限られるものではなく、以下のようにしてもよい。すなわち、通信装置を内蔵或いは接続可能に構成し、サーバと通信することによって本発明に係る装置を実現することも可能である。
図23は、通信装置を内蔵した電子辞書端末800と、サーバ700とが通信回線N10を介して通信可能に接続されたシステム構成の概略構成例を示す図である。サーバ700は、例えば、汎用のワークステーションやサーバ用コンピュータ等によって構成されるものであり、電子辞書端末800は、携帯電話機や、通信装置を内蔵したパソコン、通信装置を内蔵した電子辞書等により構成されるものである。通信回線N10は、有線/無線の電話網やインターネット網等である。
図23において、上記した実施形態の携帯型電子辞書1の主要機能を有する機能ブロックを太線で示した。上記した実施形態において、携帯型電子辞書1のCPU21が実行する第1ジェスチャ入力ジャンプ処理等は、サーバ700のCPU702が実行する。また、フラッシュROM28が記憶する各種データや各種プログラム等は、サーバ700が備えるハードディスク等から構成される記憶装置712が記憶する。また、第1ジェスチャ入力ジャンプ処理や、第2ジェスチャジャンプ処理、第3ジェスチャジャンプ処理、第1言語判別処理、第2言語判別処理の実行に伴うデータはサーバ700のRAM710が記憶する。
一方、上記した実施形態における携帯型電子辞書1の入力装置22及び表示装置23は、それぞれ電子辞書端末800の入力装置804及び表示装置806に相当する。
すなわち、サーバ700がホスト(或いはサーバ)、電子辞書端末800が端末(或いはクライアント)に相当するホスト・端末のシステム(或いはクライアント/サーバ型のシステム)を形成する。そして、電子辞書端末800の入力装置804から入力された入力文字等が通信装置812を介してサーバ700に送信され、サーバ700のCPU702が記憶装置712に記憶された各種データ及び各種プログラムに従って第1ジェスチャ入力ジャンプ処理や、第2ジェスチャジャンプ処理、第3ジェスチャジャンプ処理、第1言語判別処理、第2言語判別処理を実行し、処理結果を、通信装置714を介して電子辞書端末800に送信して表示装置806に表示させる。
このように、サーバ700及び電子辞書端末800から構成されるシステムで、本発明を実現することも可能である。この場合、電子辞書端末800において、例えば、上記した第1実施形態におけるフラッシュROM28aに格納される辞書DB群281やネット辞書接続先情報284、或いはジャンプ先指定データテーブル288等を記憶しておく必要がなく、また第1ジェスチャ入力ジャンプ処理等を実行する必要もない。また、電子辞書端末800において、第2実施形態におけるフラッシュROM28bに格納される辞書情報群282やネット辞書接続先情報284、或いはジャンプ先指定データテーブル288等を記憶しておく必要がなく、また第2ジェスチャ入力ジャンプ処理や、第1言語判別処理、第2言語判別処理等を実行する必要もない。さらに、電子辞書端末800において、第3実施形態におけるフラッシュROM28cに格納される辞書情報群283やネット辞書接続先情報284、或いはジャンプ先指定データテーブル288等を記憶しておく必要がなく、また第3ジェスチャ入力ジャンプ処理や、第1言語判別処理等を実行する必要もない。このため、演算処理能力が比較的低いCPU802や、記憶容量等が比較的小さいROM808等を具備する電子辞書端末800(例えば携帯電話)であってもよい。
携帯型電子辞書の斜視概観図の一例を示す図。 携帯型電子辞書の機能構成の一例を示すブロック図。 第1実施形態におけるRAMの構成(a)、及びフラッシュROMの構成(b)の一例を示す図。 ネット辞書接続先情報のデータ構成の一例を示す図。 ジャンプ先指定データテーブルのデータ構成の一例を示す図。 第1ジェスチャ入力ジャンプ処理の一例を示すフローチャート。 表示部に表示される表示画面の一例を示す図。 表示部に表示される表示画面の一例を示す図。 第2実施形態におけるRAMの構成(a)、及びフラッシュROMの構成(b)の一例を示す図。 百科事典情報のデータ構成の一例を示す図。 英独辞典情報の備える言語情報のデータ構成の一例を示す図。 第2ジェスチャ入力ジャンプ処理の一例を示すフローチャート。 第1言語判別処理の一例を示すフローチャート。 第2言語判別処理の一例を示すフローチャート。 表示部に表示される表示画面の一例を示す図。 表示部に表示される表示画面の一例を示す図。 表示部に表示される表示画面の一例を示す図。 表示部に表示される表示画面の一例を示す図。 表示部に表示される表示画面の一例を示す図。 表示部に表示される表示画面の一例を示す図。 第3実施形態におけるRAMの構成(a)、及びフラッシュROMの構成(b)の一例を示す図。 第3ジェスチャ入力ジャンプ処理の一例を示すフローチャート。 電子辞書端末とサーバとで構成されるシステムの概略構成例を示す図。
符号の説明
1 携帯型電子辞書
21 CPU
22 入力部
23 表示部
24(24a) RAM
241 入力軌跡データ格納領域
25 位置検出部
26 タッチパネル
27 通信装置
28(28a) フラッシュROM
281 辞書DB群
281a 百科事典DB
281b 和英辞典DB
281c 和独辞典DB
281d 和仏辞典DB
281e 英語百科事典DB
281f 英英辞典DB
281g 英独辞典DB
281h 英仏辞典DB
281i 中国語辞典DB
281j 仏仏辞典DB
281k 仏英辞典DB
281l 仏独辞典DB
281m 独独辞典DB
281n 独英辞典DB
284 ネット辞書接続先情報
285 第1ジェスチャ入力ジャンププログラム
288 ジャンプ先指定データテーブル
29 バス

Claims (19)

  1. 見出語と説明情報とが対応付けて記憶された辞書情報を複数種類記憶する辞書情報記憶手段と、
    この辞書情報記憶手段に記憶されている複数種類の辞書情報のうち、何れかの辞書情報に含まれる見出語と、当該見出語の説明情報とを読み出して表示部に表示する制御を行う第1の表示制御手段と、
    前記表示部上に表示制御された文字列を指定する指定操作の軌跡の種類を検出する軌跡検出手段と、
    前記辞書情報記憶手段に記憶されている複数種類の辞書情報のうち、前記軌跡検出手段により検出された軌跡の種類に対応する種類の辞書情報に含まれる見出語と、当該見出語の説明情報とを読み出して前記表示部に表示する制御を行う第2の表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報表示制御装置。
  2. 前記指定操作によって指定された文字列を見出語及び当該見出語の説明情報の中から抽出する文字列抽出手段を更に備え、
    前記第2の表示制御手段は、前記文字列抽出手段により抽出された文字列に適合する見出語と、当該見出語の説明情報とを読み出して前記表示部に表示する制御を行う文字列情報表示制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の情報表示制御装置。
  3. 前記文字列抽出手段により抽出された文字列の言語を判別する言語判別手段を更に備え、
    前記第2の表示制御手段は、前記軌跡検出手段により検出された軌跡の種類と、前記言語判別手段により判別された言語とに基づいて、前記辞書情報記憶手段に記憶されている複数種類の辞書情報の中から対応する辞書情報を決定し、当該決定した辞書情報に含まれる見出語と、当該見出語の説明情報とを読み出して前記表示部に表示する制御を行う手段であることを特徴とする請求項2に記載の情報表示制御装置。
  4. 前記言語判別手段は、前記文字列抽出手段により抽出された文字列の文字コードを検出して言語を判別する文字コード判別手段を有することを特徴とする請求項3に記載の情報表示制御装置。
  5. 前記辞書情報記憶手段に記憶されている辞書情報に含まれる見出語及び当該見出語の説明情報の言語情報を、辞書情報毎に記憶する言語情報記憶手段を更に備え、
    前記言語判別手段は、前記文字列抽出手段により抽出された文字列の言語情報を前記言語情報記憶手段に記憶された情報に基づいて判別することで、当該文字列の言語を判別する言語情報判別手段を有することを特徴とする請求項3に記載の情報表示制御装置。
  6. 前記軌跡検出手段により検出された軌跡の種類に基づいて、所定の通信路を介して接続可能な複数の辞書サーバのうちの何れかを検索対象に決定する辞書サーバ決定手段を更に備え、
    前記第2の表示制御手段は、前記辞書サーバ決定手段により決定された辞書サーバに通信接続し、当該辞書サーバから前記指定操作によって指定された文字列に適合する見出語と、当該見出語の説明情報とを取得して表示する制御を行う外部情報表示制御手段を有することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の情報表示制御装置。
  7. 前記表示部は、タッチパネルと一体的に形成され、
    前記軌跡検出手段は、前記第1の表示制御手段により前記表示部に表示制御された見出語及び当該見出語の説明情報に対するタッチ操作の軌跡形状に基づいて、前記軌跡の種類を検出するタッチ軌跡検出手段を有することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の情報表示制御装置。
  8. 所定のポインティングデバイスを更に備え、
    前記軌跡検出手段は、前記ポインティングデバイスによる位置指定操作の軌跡形状に基づいて、前記軌跡の種類を検出するポイント軌跡検出手段を有することを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の情報表示制御装置。
  9. 文字列を含む情報を表示部に表示する制御を行う第1の表示制御手段と、
    前記表示部に表示された情報をタッチ操作により指定するタッチ指定手段と、
    前記タッチ操作の軌跡形状に基づいて、前記第1の表示制御手段により表示制御された情報から文字列を抽出する文字列抽出手段と、
    前記タッチ操作の軌跡形状に基づいて、ジェスチャ種別を検知するジェスチャ検知手段と、
    このジェスチャ検知手段により検知されたジェスチャ種別に基づいて、検索対象のデータベースを決定する検索対象決定手段と、
    この検索対象決定手段により決定されたデータベースから、前記文字列抽出手段により抽出された文字列に適合する情報を取得する情報取得手段と、
    この情報取得手段により取得された情報を前記表示部に表示する制御を行う第2の表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報表示制御装置。
  10. ジェスチャ種別とデータベースとの対応関係が設定された対応関係記憶手段を更に備え、
    前記検索対象決定手段は、前記対応関係記憶手段を参照し、前記ジェスチャ検知手段により検知されたジェスチャ種別に対応するデータベースを検索対象に決定する手段であることを特徴とする請求項9に記載の情報表示制御装置。
  11. 前記対応関係記憶手段には、ジェスチャ種別に対応するデータベースとして、所定の通信路を介して接続可能なHPサーバが設定され、このHPサーバの通信接続先情報が更に記憶されており、
    前記情報取得手段は、前記検索対象決定手段によりHPサーバが検索対象のデータベースとして決定された場合に、当該HPサーバの通信接続先情報に通信接続し、当該HPサーバで前記抽出された文字列を検索して情報を取得する手段であることを特徴とする請求項10に記載の情報表示制御装置。
  12. 見出語と説明情報とが対応付けて記憶された辞書情報を複数種類記憶する辞書情報記憶手段と、
    この辞書情報記憶手段に記憶されている複数種類の辞書情報のうち、何れかの辞書情報を選択する選択手段と、
    文字列を入力する入力手段と、
    この入力手段により入力された文字列に適合する見出語と当該見出語の説明情報とを前記選択された辞書情報の中から検索して表示する制御を行う第1の表示制御手段と、
    この第1の表示制御手段により表示制御された見出語及び当該見出語の説明情報に含まれる文字列を指定する文字列指定手段と、
    この文字列指定手段により指定された文字列の言語を判別する言語判別手段と、
    前記文字列指定手段によって文字列が指定された際の指定方法を判別する指定方法判別手段と、
    この指定方法判別手段によって判別された指定方法と、前記言語判別手段によって判別された言語とに基づいて、前記辞書情報記憶手段に記憶されている複数種類の辞書情報の何れかを検索対象の辞書情報に決定する検索辞書決定手段と、
    この検索辞書決定手段により決定された辞書情報から前記文字列指定手段により指定された文字列に適合する見出語及び当該見出語の説明情報を読み出して表示する制御を行う第2の表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報表示制御装置。
  13. 前記文字列指定手段は、前記第1の表示制御手段により表示制御された見出語及び当該見出語の説明情報から文字列を順方向又は逆方向に指定する方向別指定手段を有し、
    前記第2の表示制御手段は、
    前記指定方法判別手段が順方向での文字列の指定と判別した場合に、前記検索辞書決定手段により決定された辞書情報に含まれる見出語の中から、前記文字列指定手段により指定された文字列を語頭とする見出語及び当該見出語の説明情報を読み出して表示する制御を行う語頭含有見出語表示制御手段と、
    前記指定方法判別手段が逆方向での文字列の指定と判別した場合に、前記検索辞書決定手段により決定された辞書情報に含まれる見出語の中から、前記文字列指定手段により指定された文字列を末尾とする見出語及び当該見出語の説明情報を読み出して表示する制御を行う末尾含有見出語表示制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項12に記載の情報表示制御装置。
  14. コンピュータに、
    見出語と説明情報とが対応付けて記憶された辞書情報を複数種類記憶する辞書情報記憶機能と、
    この辞書情報記憶機能により記憶された複数種類の辞書情報のうち、何れかの辞書情報に含まれる見出語と、当該見出語の説明情報とを読み出して表示部に表示する制御を行う第1の表示制御機能と、
    前記表示部上に表示制御された文字列を指定する指定操作の軌跡の種類を検出する軌跡検出機能と、
    前記辞書情報記憶機能により記憶された複数種類の辞書情報のうち、前記軌跡検出機能により検出された軌跡の種類に対応する種類の辞書情報に含まれる見出語と、当該見出語の説明情報とを読み出して前記表示部に表示する制御を行う第2の表示制御機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  15. コンピュータに、
    文字列を含む情報を表示部に表示する制御を行う第1の表示制御機能と、
    前記表示部に表示された情報をタッチ操作により指定するタッチ指定機能と、
    前記タッチ操作の軌跡形状に基づいて、前記第1の表示制御機能により表示制御された情報から文字列を抽出する文字列抽出機能と、
    前記タッチ操作の軌跡形状に基づいて、ジェスチャ種別を検知するジェスチャ検知機能と、
    このジェスチャ検知機能により検知されたジェスチャ種別に基づいて、検索対象のデータベースを決定する検索対象決定機能と、
    この検索対象決定機能により決定されたデータベースから、前記文字列抽出機能により抽出された文字列に適合する情報を取得する情報取得機能と、
    この情報取得機能により取得された情報を前記表示部に表示する制御を行う第2の表示制御機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  16. コンピュータに、
    見出語と説明情報とが対応付けて記憶された辞書情報を複数種類記憶する辞書情報記憶機能と、
    この辞書情報記憶機能により記憶された複数種類の辞書情報のうち、何れかの辞書情報を選択する選択機能と、
    文字列を入力する入力機能と、
    この入力機能により入力された文字列に適合する見出語と当該見出語の説明情報とを前記選択された辞書情報の中から検索して表示する制御を行う第1の表示制御機能と、
    この第1の表示制御機能により表示制御された見出語及び当該見出語の説明情報に含まれる文字列を指定する文字列指定機能と、
    この文字列指定機能により指定された文字列の言語を判別する言語判別機能と、
    前記文字列指定機能によって文字列が指定された際の指定方法を判別する指定方法判別機能と、
    この指定方法判別機能によって判別された指定方法と、前記言語判別機能によって判別された言語とに基づいて、前記辞書情報記憶機能により記憶された複数種類の辞書情報の何れかを検索対象の辞書情報に決定する検索辞書決定機能と、
    この検索辞書決定機能により決定された辞書情報から前記文字列指定機能により指定された文字列に適合する見出語及び当該見出語の説明情報を読み出して表示する制御を行う第2の表示制御機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  17. 見出語と説明情報とが対応付けて記憶された辞書情報を複数種類記憶する辞書情報記憶手段を備えた情報表示制御装置に用いられる情報表示制御方法であって、
    前記辞書情報記憶手段に記憶されている複数種類の辞書情報のうち、何れかの辞書情報に含まれる見出語と、当該見出語の説明情報とを読み出して表示部に表示する制御を行う第1の表示制御工程と、
    前記表示部上に表示制御された文字列が指定された際の指定操作の軌跡の種類を検出する軌跡検出工程と、
    前記辞書情報記憶手段に記憶されている複数種類の辞書情報のうち、前記軌跡検出工程により検出された軌跡の種類に対応する種類の辞書情報に含まれる見出語と、当該見出語の説明情報とを読み出して前記表示部に表示する制御を行う第2の表示制御工程と、
    を前記情報表示制御装置が行うように用いられることを特徴とする情報表示制御方法。
  18. 情報表示制御装置に用いられる情報表示制御方法であって、
    文字列を含む情報を表示部に表示する制御を行う第1の表示制御工程と、
    前記表示部に表示された情報がタッチ操作により指定された際のタッチ操作の軌跡形状に基づいて、前記第1の表示制御工程により表示制御された情報から文字列を抽出する文字列抽出工程と、
    前記タッチ操作の軌跡形状に基づいて、ジェスチャ種別を検知するジェスチャ検知工程と、
    このジェスチャ検知工程により検知されたジェスチャ種別に基づいて、検索対象のデータベースを決定する検索対象決定工程と、
    この検索対象決定工程により決定されたデータベースから、前記文字列抽出工程により抽出された文字列に適合する情報を取得する情報取得工程と、
    この情報取得工程により取得された情報を前記表示部に表示する制御を行う第2の表示制御工程と、
    を前記情報表示制御装置が行うように用いられることを特徴とする情報表示制御方法。
  19. 見出語と説明情報とが対応付けて記憶された辞書情報を複数種類記憶する辞書情報記憶手段を備えた情報表示制御装置に用いられる情報表示制御方法であって、
    前記辞書情報記憶手段に記憶されている複数種類の辞書情報のうち、何れかの辞書情報が選択され、文字列が入力された際に、この入力された文字列に適合する見出語と当該見出語の説明情報とを前記選択された辞書情報の中から検索して表示する制御を行う第1の表示制御工程と、
    この第1の表示制御工程により表示制御された見出語及び当該見出語の説明情報に含まれる文字列が指定された際に、指定された文字列の言語を判別する言語判別工程と、
    前記文字列が指定された際の指定方法を判別する指定方法判別工程と、
    この指定方法判別工程によって判別された指定方法と、前記言語判別工程によって判別された言語とに基づいて、前記辞書情報記憶手段に記憶されている複数種類の辞書情報の何れかを検索対象の辞書情報に決定する検索辞書決定工程と、
    この検索辞書決定工程により決定された辞書情報から前記文字列指定工程により指定された文字列に適合する見出語及び当該見出語の説明情報を読み出して表示する制御を行う第2の表示制御工程と、
    を前記情報表示制御装置が行うように用いられることを特徴とする情報表示制御方法。
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