JP2005189770A - 光ファイバ融着接続装置 - Google Patents

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茂 齊藤
Noriyuki Kawanishi
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Abstract

【課題】光ファイバの移動中に光ファイバを監視し適正な融着接続を行う。
【解決手段】接続対象の光ファイバ3を移動さて互いに突合せを行い融着接続する光ファイバ融着接続装置1において、前記光ファイバ3の移動中に前記光ファイバ3を撮像するカメラ11と、前記カメラ11で撮像し生成した画像データ15を処理し光ファイバ3の動きを認識する画像データ処理部17とを備えている。そして、前記画像データ15の処理で光ファイバ3の前進時、許容範囲外の上下動を行ったことを検出したとき所定の対応処置を行い、前記光ファイバ3同士の接続損失を防ぐ。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光ファイバ融着接続装置に関し、さらに詳細には、光ファイバの位置を画像処理し、その位置から光ファイバ上の上下動を計算し、許容値を越えたときにはエラーメッセージを表示したり、光ファイバを自動で再セットするなどして接続損失の悪化を低減する光ファイバ融着接続装置に関するものである。
光ファイバ同士の突合せ(前進)時に、ユーザが目視でモニタ上の光ファイバの誤動(例えば上下動)を確認していた。また、光ファイバ突合せ時の軸ずれを測定し、軸ずれが存在した場合、光ファイバが載置されている光ファイバ積載部のV溝上にゴミが乗っていると判断し光ファイバを前後に動かしV溝上のゴミを取り去る技術が特許文献1に記載されている。
一般に、多心一括融着接続装置や単心融着接続装置の一部の機種では、V溝がZ軸方向(ファイバ長手方向)に動かないため、光ファイバを押し込む(前進する)時は、光ファイバをV溝に対して滑らせる必要がある。図4に示すように、光ファイバ積載部51のV溝とファイバクランプ部55との協働により位置決めされた光ファイバ53がファイバ送り機構によりV溝上を直線的に移動する。図4では光ファイバ53Aの位置まで移動している場合を示す。
一方、図5に示すように、ファイバクランプ部55が正しく光ファイバ53にクランプされていなかったり、光ファイバ積載部51のV溝にゴミ等があると光ファイバ53は上下動を行いながら前進する(例えば、光ファイバ53Aの位置に移動したり、光ファイバ53Bの位置に移動したりする)。
特開平10−239553号公報
ユーザの目視判断によるため、光ファイバの誤動(上下動等)が小さい場合やモニタの画面サイズが小さい場合、光ファイバの誤動を発見することができないという問題があった。また、正しくクランプされていない状態では、融着接続時の光ファイバが突き合ったときに、この光ファイバが跳ね上がり、接続損失が高くなってしまうという問題があった。
また、光ファイバを突合せたときの軸ずれを測定しているので、光ファイバの前進中に光ファイバが大きく上下しても、光ファイバ突合せ時の軸ずれが無ければ、接続を行ってしまうという問題があった。
例えば、図6に示すように光ファイバ53がお互いゴミ57に乗り上げた場合、相対的な軸ずれ量(点Pにおける軸同士の間隔)は無くなってしまうため、接続動作を継続してしまう。このまま接続を行うと、V溝に正しく載っていないため、接続時に光ファイバ53が当たると跳ね上がり、この状態で接続を行うという問題があった。
本発明は、前述のごとき問題に鑑みてなされたもので、請求項1に係る発明は、接続対象の光ファイバを移動させ位置決めし融着接続する光ファイバ融着接続装置において、前記光ファイバの移動を含む接続のための動作中に前記光ファイバの動作を連続的に撮像するカメラと、前記カメラで撮像し生成した画像データを処理し光ファイバの動作を認識する画像データ処理部とを備え、前記動作の認識で光ファイバの前進時、許容範囲外の上下動を検出し所定の対応処置を行う光ファイバ融着接続装置である。
請求項2に係る発明は、前記光ファイバの前進時、許容範囲外の上下動を行ったとき、前記光ファイバと、ファイバクランプの位置を自動で再セットする請求項1記載の光ファイバ融着接続装置である。
請求項3に係る発明は、前記光ファイバの前進時、許容範囲外の上下動を行ったとき、ユーザに知らせるための報知手段を備えた請求項1又は2記載の光ファイバ融着接続装置である。
本発明によれば、光ファイバの突合せ動作(前進時)中、光ファイバの誤動(上下動等)が発生した場合、ユーザにその状況を知らせることができ、接続損失の悪化を防ぐことができるという効果がある。また、光ファイバの突合せ動作中、光ファイバの誤動が発生した場合、再クランプを自動的に行い、低損失で接続することができるという効果がある。
本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1に本実施例に係る光ファイバ融着接続装置1の概略の構成を示す。図2に光ファイバ融着接続装置1の斜視図を示す。図1及び図2を一体的に参照し前記光ファイバ融着接続装置1を説明する。
光ファイバ融着接続装置1は、光ファイバ3同士の中心軸を合わせ、放電開始とともに一方側(図において左側)の光ファイバ3を他方側(図において右側)の方へ移動させ、この光ファイバ3同士を溶融させながら接続を行うものである。すなわち、光ファイバ3同士は各々ファイバ送り部5に取り付けられる。このファイバ送り部5は矢印(図2参照)に示すように、それぞれ前後方向に移動可能であり、光ファイバ積載部7の後方から前記ファイバ送り部5を前進させて、両側の光ファイバ3を接近させるように、光ファイバ積載部7のV溝に光ファイバ3の積載を行う。
そして、両側の光ファイバ3の位置がずれていないかどうかを確認して、一方の光ファイバ3を前進させながら電極により放電等を行う。一方、両側の光ファイバ3の先端が一致したところで接続状態となるが溶融した部分の冷却が完了するまではファイバクランプ部9を降下させ光ファイバ3を光ファイバ積載部7のV溝に押しつけておく。
このような光ファイバ融着接続装置1においては、接続すべき光ファイバ3同士の軸ずれを無くして軸を一致させることが必要である。換言すれば、光ファイバ3同士が前進し、融着されるまで、所定の許容範囲内の上下動が確保されることが必要となる。
このため本実施例の前記光ファイバ融着接続装置1は、前記光ファイバ3の移動(光ファイバ同士が近接するための前進移動)を含む接続のための動作中に前記光ファイバ3を連続して撮像するカメラ(例えば、CCDカメラ)11と、制御基板13とを備えている。
前記制御基板13は、前記カメラ11で撮像し生成した画像データ15を処理し光ファイバ3の動きを認識する画像データ処理部17と、前記動作の認識で光ファイバ3の前進時、許容範囲外の上下動を行ったことを検出し対応処置を行う駆動制御部19を備えている。
より詳細に説明する。前記カメラ11により、連続的に光ファイバ3の動きを撮像し、前記画像データ処理部17により撮像した各画像の前後の動作の違いを認識する画像データ処理を行うことにより連続的に光ファイバ3の動作を認識できる。
また、例えば、図3に示すように、光ファイバ3の突合せ時(前進時)、光ファイバ3の位置を画像処理にて測定し、光ファイバ3の位置の軌跡をプロットする。光ファイバ3の位置の軌跡は、ゴミなどあったり正常にクランプされないと、ある箇所で光ファイバ位置が大きくずれる(例えば、上下動する)。この動作(上下動等)がある許容値以上になっているかどうかを自動的に判断してもよい。なお、グラフは横軸に光ファイバ3の移動(前進)距離、縦軸に光ファイバ3の上下動距離を設定している。
すなわち、正常な光ファイバ3の動きは線図LAのようになるが、上下動して光ファイバ3Aの位置に移動した場合、線図LBでは領域Eにおいて誤動距離Dは許容範囲を超えていると自動で判断される。そして、所定の対応処置を行う。
さらに、前記カメラ11を複数台(例えば3台以上)設置し、光ファイバ3の動作を3次元的に認識しても良い。これにより、光ファイバ3の動作を上下動のみでなく、多角的に認識できるためより精度の高い融着接続を行うことができる。
上述の説明で明らかなように、光ファイバ3の前進中の光ファイバ3の認識を行わなければ、例えば、光ファイバ3がお互いゴミに乗り上げた場合、光ファイバ3同士の相対的な軸ずれ量は無くなってしまうため接続動作を継続してしまう。しかし、光ファイバ3の動作を連続的に撮像し認識するため光ファイバ3の前進中に許容範囲外の上下動を行った場合を認識できるためこのような場合を回避することができる。
ここで、前記画像データ15の処理で光ファイバ3の前進時、許容範囲外の上下動(予め定められた基準値以上の上下動)を行ったことを検出したときの所定の対応処置の例を説明する。
すなわち、前記光ファイバ3の前進時、許容範囲外の上下動を行ったとき、光ファイバ積載部7に積載されている光ファイバ3と、ファイバクランプ部9の位置を自動で再セットする。例えば、ファイバクランプ部9による光ファイバ3のクランプを一旦解除して光ファイバ3を初期位置に戻し、光ファイバ3を再び移動させゴミの除去を行うこともできる。
さらに、前記光ファイバ3の移動を表示させるための報知手段表示手段によりユーザに報知(例えば、ブザーによる報知、用紙にプロット、表示画面に表示等)することもできるようになっている。
なお、従来の画像処理回路を使用することにより、光ファイバ3の突合せ(前進)時の光ファイバ3の上下動をコストアップせずに確認することができる。さらに、倍率が低く目視確認を行いにくくても、画像処理で確認するため正確であり定量的に判断できるという効果がある。
なお、本発明は、上述した実施の態様の例に限定されることなく、適宜の変更を加えることにより、その他の態様で実施できるものである。
光ファイバ融着接続装置の概略を説明する説明図である。 光ファイバ融着接続装置の斜視図である。 光ファイバの移動の認識処理を説明する説明図である。 従来の技術を説明する従来図である。 従来の技術を説明する従来図である。 従来の技術の問題を説明する説明図である。
符号の説明
1 光ファイバ融着接続装置
3 光ファイバ
5 ファイバ送り部
7 光ファイバ積載部
9 ファイバクランプ部
11 カメラ
13 制御部
15 画像データ
17 画像データ処理部
19 駆動制御部

Claims (3)

  1. 接続対象の光ファイバを移動させ位置決めし融着接続する光ファイバ融着接続装置において、
    前記光ファイバの移動を含む接続のための動作中に前記光ファイバの動作を連続的に撮像するカメラと、前記カメラで撮像し生成した画像データを処理し光ファイバの動作を認識する画像データ処理部とを備え、
    前記動作の認識で光ファイバの前進時、許容範囲外の上下動を検出し所定の対応処置を行うことを特徴とする光ファイバ融着接続装置。
  2. 前記光ファイバの前進時、許容範囲外の上下動を行ったとき、前記光ファイバと、ファイバクランプの位置を自動で再セットすることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ融着接続装置。
  3. 前記光ファイバの前進時、許容範囲外の上下動を行ったとき、ユーザに知らせるための報知手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の光ファイバ融着接続装置。
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