JP2005189669A - カラオケ装置の歌詞テロップ表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】歌唱アシストに極めて好適であり且つ、歌詞テロップ表示方式としても歌詞テロップを見る必要のないときは背景画像等がクリアに見える歌詞テロップ表示システムを提供する。
【解決手段】歌唱者が歌唱を行う歌唱区間に前記歌唱者の音声の評価に関連した情報を検出して評価情報を出力する評価情報検出手段19と、前記評価情報の評価レベルの低下もしくは増大に応じて前記歌詞テロップの透過率を低くもしくは高く設定する透過率設定手段2,15とを具備することにより、評価情報の評価レベルが低下したとき、歌詞テロップの透過率は低い値に設定され、歌詞テロップがよく見えるように変化する。
【選択図】図1

Description

本発明は、カラオケ装置の歌詞テロップ表示システムに関するものであり、特に、歌唱アシストに極めて好適であり且つ、歌詞テロップ表示方式としても歌詞テロップを見る必要のないときは背景画像等をクリアに見ることが可能なカラオケ装置の歌詞テロップ表示システムに関するものである。
カラオケ装置の歌詞表示システムに関連する従来技術として、例えば次のようなものが知られている。この従来技術は、カラオケ伴奏音楽の出力処理と同期的に歌詞描出データを処理し、シーケンス処理手段を備えるカラオケの歌詞表示システムであって、前記歌詞描出データは、表示位置が指定されたブロックに分割され、当該各ブロックは、歌詞文字群を含むとともに、先頭文字の歌唱開始タイミングと末尾文字の歌唱終了タイミングとを有し、前記シーケンス処理手段は、歌唱開始タイミング、歌唱終了タイミングにて、表示しているブロックの色替えを行うとともに、各ブロックの歌唱開始タイミングにてブロックの表示順番を決定し、表示しているブロックの歌唱終了タイミング以降のタイミングで当該ブロックの消去を行い、当該消去されたブロックの消去以降、且つ、同じ位置に次に表示するブロックの歌唱開始タイミングより前のタイミングで、当該同じ位置に次に表示するブロックを表示させることにより、歌い易さ、詩情の汲み取り易さを向上させるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
また、他の従来技術として、例えば次のようなものが知られている。この従来技術は、画面の一部をフェードイン・フェードアウトする画面表示制御手段と、複数行の歌詞テロップを前記画面に表示する歌詞表示データを記憶する記憶手段と、楽曲データを用いてカラオケ曲を演奏するとき、前記歌詞表示データの各歌詞テロップの表示開始タイミング及び消去タイミングにそれぞれフェードインを指示するフェードインデータ及びフェードアウトを指示するフェードデータが書き込まれているかを判断し、前記フェードデータが書き込まれていない場合には、前記歌詞表示データの所定位置に該当のフェードデータを挿入する編集手段とを備えることにより、歌詞テロップを、行毎にフェードイン、フェードアウトで表示、消去して自然で見易くなるようにしている(例えば、特許文献2参照)。
特許第3319985号公報(第2〜3頁、図1〜5)。 特開平11−184482号公報(第2頁、図1〜5)。
特許文献1に記載の従来技術では、歌詞文字群を含む各ブロックについて、歌唱者の歌唱力に関係なく、表示しているブロックの歌唱終了タイミング以降のタイミングで当該ブロックの消去を行い、当該消去されたブロックの消去以降、かつ、同じ位置に次に表示するブロックの歌唱開始タイミングより前のタイミングで、当該同じ位置に次に表示するブロックを表示させている。
また、特許文献2に記載の従来技術では、歌唱者の歌唱力に関係なく、歌詞テロップを、行毎にフェードイン、フェードアウトで表示、消去するようにしている。
しかしながら、歌唱力に自信のない歌唱者等は、うまくうたえているときは、歌詞テロップは表示される必要はなく、歌唱の続行がつかえたようなときに歌詞テロップが視認可能に表示された方が、効果的に歌唱アシストを受けることができると考えられる。一方、歌唱力に自信のある歌唱者は、歌詞テロップは出ない方が自己の歌唱力を誇示できると考えられる。また、歌唱アシストを受ける必要のないときは、背景画像や歌詞とは異なるメッセージ等がクリアに見えることが望まれる。
そこで、歌唱アシストに極めて好適であり且つ、歌詞テロップ表示方式としても歌詞テロップを見る必要のないときは背景画像等がクリアに見える歌詞テロップ表示システムを提供するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、歌唱者が歌唱を行う歌唱区間に、モニタに歌唱ガイド用の歌詞テロップを表示するカラオケ装置の歌詞テロップ表示システムにおいて、前記歌唱者の音声の評価に関連した情報を検出して評価情報を出力する評価情報検出手段と、前記評価情報の評価レベルの低下もしくは増大に応じて前記歌詞テロップの透過率を低くもしくは高く設定する透過率設定手段とを有するカラオケ装置の歌詞テロップ表示システムを提供する。
この構成によれば、歌唱中に、歌唱者の音声の評価に関連した評価情報の評価レベルが低下したとき、歌詞テロップの透過率は低い値に設定され、歌詞テロップが良く見えるように変化して歌唱者の歌唱アシストが行われる。これと逆に、歌唱力の高い歌唱者等の音声により、評価情報の評価レベルが増大しているときは、歌詞テロップの透過率は高い値に設定されて歌詞テロップは見え難くなり、背景画像等がクリアに見えるようになる。
請求項2記載の発明は、上記評価情報は、歌唱音量である請求項1記載のカラオケ装置の歌詞テロップ表示システムを提供する。
この構成によれば、歌唱中に、歌唱者の歌唱音量の変化に応じて歌詞テロップの透過率、即ち表示濃度が変化して歌唱者の歌唱アシストが行われる。
請求項3記載の発明は、上記評価情報は、上記歌唱者の音声を歌声として認識した認識音声である請求項1記載のカラオケ装置の歌詞テロップ表示システムを提供する。
この構成によれば、歌唱中に、歌詞の誤りの程度に応じて歌詞テロップの透過率、即ち表示濃度が変化して歌唱者の歌詞についての歌唱アシストが行われる。
請求項4記載の発明は、上記評価情報の評価レベルを複数のレベルで段階分けするとともに該評価情報の評価レベルの段階分けに対応して上記透過率の設定値を複数に段階分けしてなる請求項1,2又は3記載のカラオケ装置の歌詞テロップ表示システムを提供する。
この構成によれば、歌唱中に、歌唱者の歌唱音量もしくは認識音声の評価レベルの変化に応じて歌詞テロップの透過率、即ち表示濃度が段階的に変化して歌唱者に対し歌唱の続行が促され、歌唱者の歌唱アシストが行われる。
請求項1記載の発明は、歌唱者の音声の評価に関連した情報を検出して評価情報を出力する評価情報検出手段と、前記評価情報の評価レベルの低下もしくは増大に応じて前記歌詞テロップの透過率を低くもしくは高く設定する透過率設定手段とを備えさせたので、歌唱中に、評価情報の評価レベルが低下したときは、歌詞テロップが良く見えるように変化して歌唱者の歌唱アシストが行われ、評価情報の評価レベルが増大しているときは、歌詞テロップは見え難くなる。これにより、歌唱アシストに極めて好適であり且つ、歌詞テロップ表示方式としても歌詞テロップを見る必要のないときは背景画像等がクリアに見える歌詞テロップ表示システムを提供することができる。
請求項2記載の発明は、上記評価情報は、歌唱音量としたので、歌唱中に、歌唱者の歌唱音量の変化に応じて歌詞テロップの表示濃度が変化することで、歌唱者に対し、適切に歌唱アシストを行うことができる。
請求項3記載の発明は、上記評価情報は、上記歌唱者の音声を歌声として認識した認識音声としたので、歌唱中に、歌唱者の歌詞の誤りの程度に応じて歌詞テロップの表示濃度が変化することで、正しい歌詞で歌唱を行うための歌唱アシストに極めて好適な歌詞テロップ表示システムを提供することができる。
請求項4記載の発明は、上記評価情報の評価レベルを複数のレベルで段階分けするとともに該評価情報の評価レベルの段階分けに対応して上記透過率の設定値を複数に段階分けしたので、歌唱者の歌唱音量もしくは認識音声の評価レベルの変化に応じて歌詞テロップの表示濃度が段階的に変化することで、歌唱者に対し歌唱を続行すべき刺激を与えつつ、歌唱アシストを行うことができる。
歌唱アシストに極めて好適であり且つ、歌詞テロップ表示方式としても歌詞テロップを見る必要のないときは背景画像等がクリアに見える歌詞テロップ表示システムを提供するという目的を、歌唱者が歌唱を行う歌唱区間に前記歌唱者の音声の評価に関連した情報である歌唱音量もしくは認識音声を検出する評価情報検出手段と、前記歌唱音量もしくは認識音声の評価レベルの低下もしくは増大に応じてモニタに表示される歌詞テロップの透過率を低くもしくは高く設定する透過率設定手段とを具備させることにより実現した。
以下、本発明の実施例1を図面に従って詳述する。図1は、本実施例に係るカラオケ装置の歌詞テロップ表示システムのブロック図、図2は、歌詞テロップの透過率設定制御を説明するためのフローチャート。図3は、歌唱音量の変化に応じた歌詞テロップの透過率設定例及びモニタへの表示例を示す図である。
まず、図1を用いて、カラオケ装置1の構成及びその各構成の機能を概説する。中央制御部2は、主体となるCPUと、RAM、ROM等とを含んで構成されており、RAMをワークエリアとして利用し、ROMに格納されている各種プログラムを実行することで装置各部を制御する。
ホスト装置3は、カラオケデータの配信元であり、電話回線4がモデム5を介して中央制御部2に適時に接続されることにより、そのカラオケデータを該中央制御部2の制御のもとにハードディスク装置6に転送する。カラオケデータは、カラオケ楽曲の伴奏音楽を生成するための楽曲データと、後述するモニタに出力される歌詞画像を生成するための歌詞描出データとを含んでいる。前記楽曲データは、MIDI(Musical Instrument Digital Interface:登録商標)規格等によって符号化された音源制御情報であり、前記歌詞描出データは、コード化された歌詞文字列や歌唱時機を指示する歌唱時機情報を含んでいる。
操作制御部7の入力側には、操作パネル8が接続されるとともにリモコン送信機9からの信号を受信するリモコン受信部10が接続されている。操作制御部7は、操作パネル8又はリモコン送信機9から発せられる選曲情報を受け取り、この受け取った情報を中央制御部2へ出力する。中央制御部2は、この情報をもとに、ハードディスク装置6から適宜のカラオケデータを読み取る。
シンセサイザ11は、中央制御部2から順次転送される楽曲データを入力し、この楽曲データに従った伴奏音楽を生成する。ミキシングアンプ12は、シンセサイザ11から出力される伴奏音楽信号とマイク13から出力される歌唱者の音声等信号とを混合・増幅してスピーカ14へ出力する。
また、中央制御部2は、上記シンセサイザ11による伴奏音楽の生成処理に同期して、前記歌詞描出データを処理し、歌詞画像を順次ビデオRAM15にビットマップ展開させていく。そして、ビデオCDチェンジャ16を制御して、ビデオCDに収録されているイメージ画像を再生させる。さらに、映像制御部17を制御して、イメージ画像に歌詞画像をスーパーインポーズしてモニタ18に出力させる。
以上は、カラオケ装置1の基本的な構成及び機能であり、本実施例では、このような構成及び機能に加えてさらに、歌唱者の音声の評価に関連した情報として歌唱音量を検出する歌唱音量検出手段(評価情報検出手段)としての歌唱音量検出器19がマイク13の出力線に接続されている。該歌唱音量検出器19は、マイク13から出力される歌唱者の音声信号を入力して歌唱音量を検出し、その音量検出信号を中央制御部2へ出力する。
中央制御部2は、この音量検出信号に応じて歌詞画像を構成する各文字に対し、その濃度、即ち透過率が変化するように処理を行う。ビデオRAM15は、この処理結果をもとに、歌詞画像をビットマップ展開させることで、モニタ18に表示される歌詞文字群、即ち歌詞テロップを所要透過率に設定する。したがって、中央制御部2とビデオRAM15とで透過率を所要値に設定する透過率設定手段が構成されている。
次に、上述のように構成されたカラオケ装置の歌詞テロップ表示システムの動作を説明する。歌唱者が操作パネル8により操作制御部7を介して中央制御部2に楽曲指定操作を行うと、指定された楽曲の楽曲データが該中央制御部2におけるRAMに転送され、前記CPUが、その転送された楽曲データを順次読み出し処理を行うことで、当該楽曲の再生が開始される。この楽曲の再生開始後、演奏が歌詞のある部分に到達すると、モニタ18に歌詞テロップが表示され、歌唱者が歌唱を行う歌唱区間に入る。
この歌唱区間において歌唱音量検出器19で検出される歌唱音量の変化に応じた中央制御部2及びビデオRAM15による歌詞テロップの透過率設定制御を、図2及び図3を用いて説明する。本制御では、図3の(a)、(c)、(e)に示すように、歌唱音量の変化がL、L、L、L、Lの5レベルで適宜に段階分けされるとともに、この歌唱音量の段階分けに対応して透過率Tが歌唱ガイドに適するように5通りの100%、90%、60%、30%、0%に段階分けして設定されている。
歌唱者の歌唱が始まり、歌唱音量検出器19で検出された音量検出信号が中央制御部2へ入力されると、歌唱音量レベルLがレベルLと比較される(ステップS1)。歌唱者の歌唱音量が十分に大きくL>Lであると、歌詞テロップの透過率Tは、100%に設定され(ステップS2)、モニタ18上の歌詞テロップは、全く見えない状態となる。ステップS1の比較で、歌唱者の歌唱音量がレベルLより下がってL<Lであると、歌唱音量レベルLがレベルLと比較される(ステップS3)。歌唱音量レベルLの下がり方が僅かでL<L<Lであると(図3(a))、歌詞テロップの透過率Tは、90%に設定され(ステップS4)、モニタ18上には、透過率Tが90%のごく薄く見える歌詞テロップT90が表示される(図3(b))。
ステップS3の比較で、歌唱者の歌唱音量がレベルLより下がってL<Lであると、歌唱音量レベルLがレベルLと比較される(ステップS5)。歌唱音量レベルLが、さらに僅かに下がってL<L<Lになると、歌詞テロップの透過率Tは、60%に設定され(ステップS6)、モニタ18上には、透過率Tが60%の歌詞テロップT60が表示される。歌唱者の歌唱が進み、歌唱の自信が薄らいできて、歌唱音量レベルLがL<Lになると、その歌唱音量レベルLがレベルLと比較される(ステップS7)。そして歌唱音量レベルLが、L<L<Lであると(図3(c))、歌詞テロップの透過率Tは、30%に設定され(ステップS8)、モニタ18上には、透過率Tが30%のうたいながらでも見やすい程度に濃くなった歌詞テロップT30が表示される(図3(d))。
歌唱者の歌唱がとぎれがちになり、歌唱音量レベルLが、L<Lになると、その歌唱音量レベルLがレベルLと比較される(ステップS9)。この比較の結果、歌唱音量レベルLが、L<L<Lであると(図3(e))、歌詞テロップの透過率Tは、0%に設定され(ステップS10)、モニタ18上には、透過率Tが0%のよく見える歌詞テロップTが表示される(図3(f))。本制御では、この図3(f)中の歌詞テロップTのように、歌唱音量レベルLに応じて歌唱残りの歌詞テロップの全体が同じ透過率Tに設定される。
このように、歌唱中に歌唱音量レベルLが低下したとき、歌唱残りの歌詞テロップ全体の透過率T、即ち表示濃度が段階的に低い値に設定され、歌詞テロップが良く見えるように濃く変化して歌唱者に対し歌唱の続行が促され、歌唱者の歌唱アシストが行われる。これと逆に、歌唱力の高い歌唱者等の音声により、歌唱音量レベルLが増大しているときは、歌詞テロップの透過率Tは高い値に設定されて歌詞テロップは見え難くなり、背景画像がクリアに見えるとともに歌詞とは異なるメッセージ等が見易くなる。
上述したように、本実施例に係るカラオケ装置の歌詞テロップ表示システムにおいては、歌唱音量の変化を複数のレベルで段階分けするとともに該歌唱音量の段階分けに対応して透過率の設定値を複数に段階分けしたので、歌唱中に、歌唱者の歌唱音量レベルLの変化に応じて歌詞テロップの表示濃度が段階的に変化することで、歌唱者に対し歌唱を続行すべき刺激を与えつつ、歌唱アシストを行うことができる。
なお、本実施例は、前述したように、楽曲の再生開始後、演奏が歌詞のある部分に到達すると、モニタ18に歌詞テロップが表示されるようにしたが、操作パネル8におけるモードスイッチ等の操作により、当初は透過率Tを100%として歌詞テロップを非表示とし、歌唱中に歌唱音量レベルLが低下したときに、その歌唱音量レベルLに応じた透過率Tでモニタ18に歌詞テロップが表示されるようにしてもよい。また、歌唱音量の変化を複数のレベルで段階分けするとともに該歌唱音量の段階分けに対応して透過率Tの設定値を複数に段階分けしたが、透過率Tの値は、歌唱音量の変化に対してリニアに変化させるようにしてもよい。
本発明の実施例2を、図4を用いて説明する。同図は、本実施例に係るカラオケ装置の歌詞テロップ表示システムの要部回路図である。図4に示すように、本実施例では、歌唱者の音声の評価に関連した情報として音声そのものを認識する音声認識部(評価情報検出手段)20がマイク13の出力線に接続されている。音声認識部20には、音声が予め標準パターンとして登録されており、マイク13から出力される歌唱者の音声信号を入力し、その音声信号を前記標準パターンと比較して、歌唱者の音声を歌声として認識する。そして、その音声認識信号を中央制御部2へ出力する。
中央制御部2は、この音声認識信号の評価レベルに応じて歌詞文字に対し、その濃度、即ち透過率が変化するように処理を行う。ビデオRAM15は、この処理結果をもとに、前記と同様に、歌詞画像をビットマップ展開させることで、モニタ18に表示される歌詞テロップを所要透過率に設定する。
このように、本実施例では、歌唱者の音声を歌声として認識した認識音声を評価情報としたので、歌唱中に、歌詞の誤りの程度に応じてモニタ18に表示される歌詞テロップの透過率、即ち表示濃度がリニアに変化して歌唱者の歌詞についての歌唱アシストが行われる。したがって、正しい歌詞で歌唱するための歌唱アシストに極めて好適な歌詞テロップ表示システムを提供することができる。
なお、本実施例においても、前記実施例1と同様に、歌唱音声の評価レベルを適宜の複数のレベルで段階分けするとともに該歌唱音声の評価レベルの段階分けに対応して透過率Tを、歌唱アシストに適するように、複数に段階分けして設定するようにしてもよい。
また、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変をなすことができ、そして、本発明が該改変されたものにも及ぶことは当然である。
図は本発明の実施の形態を示すものである。
実施例1に係るカラオケ装置の歌詞テロップ表示システムのブロック図。 実施例1における歌詞テロップの透過率設定制御を説明するためのフローチャ ート。 実施例1における歌唱音量の変化に応じた歌詞テロップの透過率設定例及びモ ニタへの表示例を示す図。 実施例2の要部ブロック図。
符号の説明
1 カラオケ装置
2 中央制御部
13 マイク
15 中央制御部とともに透過率設定手段を構成するビデオRAM
18 モニタ
19 歌唱音量検出器(評価情報検出手段)
20 音声認識部(評価情報検出手段)

Claims (4)

  1. 歌唱者が歌唱を行う歌唱区間に、モニタに歌唱ガイド用の歌詞テロップを表示するカラオケ装置の歌詞テロップ表示システムにおいて、
    前記歌唱者の音声の評価に関連した情報を検出して評価情報を出力する評価情報検出手段と、前記評価情報の評価レベルの低下もしくは増大に応じて前記歌詞テロップの透過率を低くもしくは高く設定する透過率設定手段とを有することを特徴とするカラオケ装置の歌詞テロップ表示システム。
  2. 上記評価情報は、歌唱音量であることを特徴とする請求項1記載のカラオケ装置の歌詞テロップ表示システム。
  3. 上記評価情報は、上記歌唱者の音声を歌声として認識した認識音声であることを特徴とする請求項1記載のカラオケ装置の歌詞テロップ表示システム。
  4. 上記評価情報の評価レベルを複数のレベルで段階分けするとともに該評価情報の評価レベルの段階分けに対応して上記透過率の設定値を複数に段階分けしてなることを特徴とする請求項1,2又は3記載のカラオケ装置の歌詞テロップ表示システム。
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