JP2005189140A - 測距装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 測距装置が適切に被測定対象を選択して、正確に距離を測定できるようにする。
【解決手段】 測距装置1が、レーザ光出射器3、反射光受光器4および測定光が出射されたときから反射光が受光されるまでの経過時間に基いて被測定物OBまでの距離を求める距離算出器10を備え、測定モードを第1のモード(遠距離モード)もしくは第2のモード(近距離モード)に切り換える操作ボタン5,6を有し、その上で、この操作ボタン5,6により第1のモードに設定されたときに、複数の距離が被測定物OBまでの距離として抽出されたときは、測距装置1から最も遠い距離を選択し、操作ボタン5,6により第2のモードに設定されたときに、複数の距離が被測定物OBまでの距離として抽出されたときは、測距装置1から最も近い距離を選択する距離選択部16を有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、レーザ光等を用いて非接触で被測定物までの離間距離を測定する測距装置および方法に関する。
このような測距装置および方法として、パルス状の測定光(例えば、レーザ光)を被測定物に向かって出射し、被測定物から反射されてくる反射光を受光するまでの経過時間を測定し、この経過時間とレーザ光の伝播速度とに基いて被測定物までの距離を求めるものが従来から知られている。
このような測距装置では、パルス状の測定光を被測定物に向かって繰り返し出射し、それぞれの出射について反射光が所定の条件(強度閾値)を満足するときに距離(もしくは経過時間)に対応して度数カウントを行い、繰り返し行われる全ての測定光の出射においてカウントされた度数を積算して距離に対応させた度数分布表(ヒストグラム)を作り、この度数分布表におけるカウント度数の合計数が最も大きくなる距離を、被測定物までの距離として判定して表示部に表示している。これらのことは、特許文献1〜特許文献3にも記載されている。
ところで、このようにレーザパルス光を被測定物に照射して被測定物からの反射光を受光する場合、レーザ光の反射光だけでなく自然光等も受光してこれら自然光等がノイズ光となるため、被測定物からの反射光とノイズ光との区別が難しく、正確な距離測定が難しいという問題があった。そこで、上記のようにして作られた度数分布表上において閾値(判定閾値)を設定して、この判定閾値よりも度数が大きくなるところに対応する距離を測距装置から被測定物までの距離とみなして、ランダムに発生するノイズ光の影響を度数分布表上で除去してより正確な距離測定が可能となっている。
特開2002−328169号公報 特開2002−328167号公報 特開2002−328166号公報
しかしながら、測距装置のレーザ光照射範囲内に測距装置からの距離が異なる物体が複数存在して、それぞれの物体から反射光が戻ってくる場合には、上記度数分布表においてカウント度数のピークを示すところが複数出てくるため、判定閾値を超える距離が複数生じてしまうことがあった。ところがある特定の被測定物に対して使用者が望む測定結果は1つであるため、従来ではこのような場合に、使用者は、距離表示部に複数表示される距離のうち最も遠距離にあるものを被測定物とみなして選択したり、あるいは、最も近距離にあるものを被測定物とみなして選択していた。このため、距離測定を正確に行うために、真の被測定物のカウント度数のピークを見出すことが困難であった。
以上のような課題に鑑みて、使用者の意図に沿って被測定対象を選択することで、正確に距離を測定できる測距装置および方法を得ることを目的とする。
前記課題を解決するために本発明に係る測距装置は、パルス状の測定光を被測定物に向かって出射する測定光出射器と、被測定物から反射されてくる反射光を受光する反射光受光器と、測定光が出射されたときから反射光が受光されるまでの経過時間に基いて被測定物までの距離を求める距離算出器とを備えた測距装置において、測定モードを第1のモードおよび第2のモードに選択的に切り換える測定モード切換手段と、測定モード切換手段により第1のモードに設定されたときに、複数の距離が被測定物までの距離として抽出されたときは、複数の距離のうち測距装置から最も遠い距離を選択し、測定モード切換手段により第2のモードに設定されたときに、複数の距離が被測定物までの距離として抽出されたときは、複数の距離のうち測距装置から最も近い距離を選択する距離選択部とを有する。
また、上記構成の測距装置において、距離算出器は、反射光が所定の条件を満足するときに距離に対応して度数をカウントするカウント部と、所定回数だけ繰り返し出射された測定光に対する反射光に基づく度数を積算して距離に対応させた度数分布表を作る表作成部と、表作成部において作成された度数分布表におけるカウント度数の合計数が測定モードに応じて設定される所定の閾値を超えたか否かを判定する距離判定部とを有し、度数分布表における閾値は、少なくとも所定距離より近距離側の範囲において第2のモードの方が第1のモードよりも低く設定する。
さらに、上記構成の測距装置において、閾値は、前記度数分布表の距離ゾーンが近距離方向にいくにしたがって高くなるように設定されているのが好ましい。
一方、本発明に係る測距方法は、パルス状の測定光を被測定物に向かって出射し、被測定物から反射されてくる反射光を受光するまでの経過時間に基いて被測定物までの距離を求める測距方法において、測定モードを第1のモードおよび第2のモードに選択的に切り換える切換操作を行い、切換操作により第1のモードに設定されたときに、複数の距離が被測定物までの距離として抽出されたときは、複数の距離のうち最も遠い距離を選択し、切換操作により第2のモードに設定されたときに、複数の距離が被測定物までの距離として抽出されたときは、複数の距離のうち最も近い距離を選択する。
また、上記構成の測距方法において、パルス状の測定光を被測定物に向かって出射し、それぞれの出射について、反射光が所定の条件を満足するときに距離に対応して度数カウントを行い、所定回数だけ繰り返し出射された測定光に対する反射光に基づく度数を積算して距離に対応させた度数分布表を作り、このように作成された度数分布表におけるカウント度数の合計数が測定モードに応じて設定される所定の閾値を超えたか否かを判定し、度数分布表における閾値は、少なくとも所定距離より近距離側の範囲において第2のモードの方が第1のモードよりも低く設定する。
さらに、上記構成の測距方法において、閾値は、度数分布表の距離ゾーンが近距離方向にいくにしたがって高くなるように設定されているのが好ましい。
本発明に関する測距装置および方法によれば、より正確に被測定物までの距離を測定することができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について図1から図11を参照して説明する。図1に本発明に係る測距装置1の外観の一例を示している。図1に示すように、この測距装置1は筐体2内にレーザ光出射器3と反射光受光器4とを有して構成され、レーザ光出射器3からのパルス状のレーザ光(測定光)が出射されるレーザ光出射窓3aと、反射光を受光する反射光受光窓4aとが筐体2に設けられている。筐体2の上面には電源のオン・オフおよび測定モードの切換操作等のための第1操作ボタン5と、測定モードの切換操作等のための第2操作ボタン6とが設けられている。また、筐体2の背面にはファインダ窓2aが設けられており、この測距装置1を用いて測距を行う操作者がファインダ窓2a越しに被測定物を見て被測定物までの距離測定を行うようになっている。
この測距装置1の概略内部構成を図2に示しており、測距装置1は、上記の構成に加えて、距離算出器10を有するコントローラ7と、コントローラ7からの表示信号を受けて距離表示を行う距離表示器8とが設けられている。コントローラ7は、被測定物までの距離を算出する距離算出機10と、パルス信号を発生させるパルス発生回路17とを有する。また、距離算出器10は、モード判断部11、カウント部12、表作成部13、距離判定部14、閾値選択部15および距離選択部16とを有して構成されるが、その内容については後述する。距離表示器8はファインダ窓2aの内部において距離表示を行い、操作者がファインダ窓2aを覗くとその視野内に被測定物までの距離が表示されるようになっている。なお、距離表示手段として、この筐体2の外側に例えば液晶表示を行う距離表示器を設けてもよい。
図3を合わせて参照して、レーザ光出射器3はLD駆動回路31、発光素子(半導体レーザ)32、ハーフミラー21およびコリメートレンズ33から構成され、反射光受光器4は、受信回路41、受光素子(フォトダイオード)42および集光レンズ43から構成される。また、ファインダ窓2aを覗く操作者が、距離表示器8に表示される距離を読み取り易いようにバックライト9が取り付けられている。
パルス発生回路17からのパルス信号に応じて発光素子32から出射されたパルス状のレーザ光は、ハーフミラー21においてコリメートレンズ33の方向に反射され、コリメートレンズ33を通ってレーザ光出射窓3aから矢印A方向に出射される。一方、被測定物から測距装置1に向かって反射された反射光は、矢印B方向に反射光受光窓4a内に入射し、集光レンズ43により集光され受光素子42により光電変換されて受信回路41にて増幅処理された後にコントローラ10に送られる。また、レーザ光出射窓3aから入射された可視光がハーフミラー21を透過し、ファインダ窓2aから出射される。このため、操作者がファインダ窓2aを覗きながらレーザ光出射窓3aを被測定物に向けることでレーザ光を被測定物に当てて距離の測定を行うことができる。
コントローラ7には第1および第2操作ボタン5,6からの操作信号が入力されるようになっている。そして、操作ボタン5,6の操作により、第1のモードと第2のモードとの測定モードが切り換えられ、操作ボタン5,6からの操作信号に応じてモード判断部11が測定モード(以下、第1のモードを「遠距離モード」といい、第2のモードを「近距離モード」という。)の判断を行うと、後述するように、被測定物までの距離を判定するために、測定モードに応じた度数分布表上の判定閾値がコントローラ7内の閾値選択部15により選択される。なお、第1操作ボタン5は、測定モード切換のほか、単位モード切換スイッチ(距離表示器8に表示される長さの単位をメートルもしくはヤードの側に選択する)としての役割を持ち、又、第2操作ボタン6は、測定モード切換のほか、距離表示器8のバックライト9を点灯・消灯するためのオン・オフスイッチとしての役割を持つ。
以上のように構成された測距装置1を用いて被測定物までの距離測定を行うときの操作および作動について、図5および図6に示すフローチャートに基いて以下に説明する。なお、図5および図6に示すフローチャートは、丸囲みAの部分同士が繋がって一つのフローチャートを構成している。
ここではその一例として、図4に示すように、測距装置1を用いて樹木TRの向こう側であって、測距装置1から見て樹木TRよりも遠距離に有る被測定物OBまでの距離を遠距離モードにより測定する場合(例えば、狩猟を行うときにおいて、樹木TRの向こうに距離の測定対象となる動物OBが居るような場合)について説明する。測距装置1を用いて被測定物OBまでの距離を測定するときには、まず図4に示すように、操作者がファインダ2aを通して樹木TRの向こう側の被測定物OBを見た状態で第1操作ボタン5を操作する。これにより、測距装置1の電源がオンの状態となり、第1操作ボタン5からその操作信号がコントローラ7に入力され、距離測定作動が開始される(ステップS0)。
ここで、測定モードが予め近距離モードに設定されていたときは、測定モードを遠距離モードに切り換えるため、第2操作ボタン6を所定の時間(例えば1.5秒間)操作した後、さらに第1操作ボタン5を所定の時間(例えば2秒間)操作する。測定モードを遠距離モードに切り換えると、第1操作ボタン5からの操作信号に基いて、距離算出器10内のモード判断部11により測定モードが遠距離モードに設定されたことが判断される。そして、選択された距離モード(この場合は遠距離モード)に応じた距離判定のための判定閾値(図9に示す鎖線P)が閾値選択部15により選択される(ステップS2)。さらに、ステップS4に示す前処理が行われ、各メモリをクリアしたりといった初期化処理が行われる。因に、測距の為のレーザ発射前には、測距装置1の周辺からの光を受光し、基本となる閾値の設定を行う。この閾値レベルは、測距中固定されている(図7のTL)。
一方、測定モードが予め遠距離モードに設定されていたときは、測定モードを切り換える必要はなく次のステップS4に進む。このとき、判定閾値は閾値選択部15により遠距離モードに対応するように既に選択されている。
次に、1回計測タイマがスタートし(ステップS6)、前記した強度閾値TLが設定される(ステップS8)。そして、タイマカウンタをスタートさせる(ステップS10)とともにコントローラ7内のパルス発生回路17がLD駆動回路31を作動させて発光素子32からパルス状のレーザ光を発射させる(ステップS12)。このレーザ光はコリメートレンズ33を通ってレーザ出射窓3aから被測定物に向けて出射される(図2〜図4の矢印Aで示すレーザ光)。
このようにして測距装置1から出射されたレーザ光Aは、まず近くに位置する樹木TRに当たってその一部が反射され(矢印B2)、残りのレーザ光は被測定物OBに照射される。被測定物OBに照射されたレーザ光は、ここで矢印B1で示すように反射される。そして、矢印B2で示すように樹木TRで反射された反射光および矢印B1に示すように被測定物OBで反射された反射光は、その一部(測距装置1に向かって反射された光)が反射光受光窓4a内に入射し(図2および図3の矢印B参照)、集光レンズ43により集光されて受光素子42に照射される。受光素子42はこのようにして反射光の照射を受けると反射光の強度に対応した信号を受信回路41に送り、受信回路41はこの信号を増幅処理等してコントローラ10に送出する。
このようにしてコントローラ10においては、図7(A1)に示すような反射光信号を受信し(ステップS14)、この受信信号から距離算出器10により以下のようにして被測定物OBまでの距離を測定する。なお、図7(A1)においては、横軸はレーザ光出射器3からのパルスレーザ光の発射時点を原点として経過時間を示しており、縦軸に受光した反射光強度を示している。すなわち、図7(A1)は、ステップS12においてレーザ光出射器3からパルスレーザ光が発射されたときから反射光受光器4により受光された反射光強度の経過時間変化を示している。
このような反射光が検出されると、反射光強度がステップS8において設定された強度閾値TLを上回る点を捜し、その点が位置するタイムゾーンを記録する(ステップS16)。このタイムゾーンはステップS10でスタートさせたタイマカウンタのカウントに基いて、図7(B)に示すように、一定時間間隔(例えば、12.5ns)で細かく分割されて形成される。このため、例えば、図7(A1)に示す反射光強度の場合には、図において一点鎖線で示す強度閾値TLを上回るピークP11〜P17の位置が含まれるタイムゾーンに、図7(B)において第1回の欄に示すようにフラグが立てられ、このフラグが立てられたタイムゾーンZ5,Z6,Z8,Z11,Z16,Z17,Z18がステップS16において記録される。
ここで、レーザ光出射器3からパルスレーザ光が発射されたときから反射光受光器4により反射光が受光されるまでの経過時間は、レーザ光の空間伝播速度を用いて距離に換算することができ、上記タイムゾーンZ1,Z2…が対応する距離ゾーンとして変換される。なお、説明の都合上、タイムゾーンおよび距離ゾーンはともにZ1,Z2…として同一の記号を用いて示しており、対応するゾーンについては同一記号番号を付している。そして、コントローラ7の距離算出器10を構成するカウント部12により、図8に示すように、各距離ゾーンZ1,Z2…に対応して形成されるカウント表において、上記フラグが立てられた距離ゾーンにそれぞれ一つの度数を加算記録する。上記の場合には、距離ゾーンZ5,Z6,Z8,Z11,Z16,Z17,Z18にそれぞれ1度数が記録される。
なお、本例では、図4における樹木TRが距離ゾーンZ5近傍にあり、被測定物OBが距離ゾーンZ16近傍にある場合を示している。このため、図7(A1)におけるピークP11,P12が樹木TRからの反射光で、ピークP15,P16,P17が目標物OBからの反射光であると考えられ、その他のピークP13,P14は自然光等がノイズ光として検出されたものであると考えられる。
また、本例では上記ステップS6〜ステップS18のフローは合計550回繰り返されるように構成されており、ステップS20において550回の計測が完了したかを判断する。また、上記のように第1回目のパルスレーザの照射が行われた段階では、ステップS22に進み、1回計測タイマの経過(例えば、0.5msの経過)を待ってステップS24に進み、1回計測タイマをストップさせる。
そして、ステップS6に進み、1回計測タイマを再度スタートさせて第2回目のパルスレーザの照射による測定を開始する。以下、第1回目の計測と同様にして、強度閾値TLの設定(ステップS8)、タイマカウンタのスタート(ステップS10)およびパルスレーザ光の発射(ステップS12)を行わせ、反射光を受信する(ステップS14)。このようにして第2回目のパルスレーザ光の照射に対して、受光された反射光の経過時間に対する強度変化を図7(A2)に示している。この場合にもステップS8で設定された強度閾値TLを上回るピークP21〜P25の位置が含まれるタイムゾーンに、図7(B)において第2回の欄に示すようにフラグが立てられ、このフラグが立てられたタイムゾーンZ5,Z6,Z10,Z14,Z15がステップS16において記録される。
そして、第1回目のパルスレーザ光の照射の場合と同様に、図8に示すカウント表において上記フラグが立てられた距離ゾーンにそれぞれ一つの度数を加算記録する。この場合には、距離ゾーンZ5,Z6,Z10,Z14,Z15にそれぞれ1度数が加算記録されるが、第1回目に距離ゾーンZ5,Z6には1度数が記録されているため、これらの距離ゾーンの記録度数は2となる。
以下、1回計測タイマの設定時間(例えば、0.5ms)間隔で550回のパルスレーザ光の照射が行われたときのカウント表の度数を図8に示している。このようにして550回のパルスレーザ光の照射が完了すると、ステップS26に進み、各距離ゾーンにおけるカウント度数の移動平均処理を行う。この移動平均処理とは、例えば図8のカウント表において、n番目の距離ゾーンZnについて、その前後を含む距離ゾーンZn−1,Zn,Zn+1における度数の平均値を距離ゾーンZnの度数として設定し直す処理である。
そして、距離算出器10の表作成部13により、このようにして移動平均処理がなされたカウント表から図9に示す度数分布表(ヒストグラム)を作成する。このように作成された度数分布表においては、樹木TRの位置に対応する距離ゾーンZ5および被測定物OBの位置に対応する距離ゾーンZ16において他の距離ゾーンに比べカウント度数が大きくなっている。
図9において、鎖線Pは判定閾値Pを示しており、操作ボタン5,6の操作により遠距離モードが選択されたときは、モード判断部11により測定モードが遠距離モードに選択されたことが判断され、閾値選択部15により遠距離モードに対応する判定閾値Pが選択される。
そして、距離判定部14により、作成された度数分布表において測距装置1からの距離(距離ゾーン)に対応して高さの変化する判定閾値Pを超える度数の有無を判定し、判定閾値Pを超える距離ゾーンにフラグを立てる(ステップS28およびステップS30)。
ここで度数分布表において、樹木TRの位置に対応する距離ゾーンZ5および被測定物OBの位置に対応する距離ゾーンZ16においてカウント度数が大きくなっているため、距離ゾーンに拘らず一定値となる判定閾値を用いてこれを超える度数を判定したのでは、樹木TRの位置に対応する距離ゾーンZ5および被測定物OBの位置に対応する距離ゾーンZ16の両方にフラグが立てられることになる。
このため、図9に示すように、判定閾値Pは距離ゾーンZ10までは距離に応じて閾値レベルが変化するように設定(距離が遠くなるのにつれて閾値が低くなるように設定)され(ここでは距離ゾーン方向に分布する閾値の傾きを1とする)、距離ゾーンZ10よりも遠距離側は距離に拘らず一定値となる判定閾値Pが設定されている。これにより、距離ゾーンZ5におけるカウント度数は判定閾値Pを超えないため、近距離に有る樹木TRの位置に対応する距離ゾーンZ5にフラグは立てられず、被測定物OBの位置に対応する距離ゾーンZ16にのみフラグが立てられ、遠距離に被測定物OBが有る場合の距離測定を正確に行うことができる。又、一般的に測距装置に近い物体からの反射光に伴う度数は大きくなる。そのため、被測定物OBからとは思われない、測距装置に非常に近い物体からの反射光に伴う大きな度数を示す距離ゾーンからのカウント度数を排除できる。
続いてステップS32に進み、フラグ位置、すなわち、フラグが立てられた距離ゾーンを検出する。このとき、判定閾値Pの大きさに対してカウント度数が小さいとフラグが全く立てられないことがあり、逆に、判定閾値Pの大きさに対してカウント度数が大きいと複数の距離ゾーンのカウント度数が判定閾値Pを超えて複数のフラグが立てられることがある。このため、閾値選択部15には判定閾値Pとして、複数の種類の閾値が予め設定されており、例えば、図9に示す判定閾値Pを下方に(カウント度数が小さくなる方向に)平行移動した判定閾値P´が設定されている。
そして、判定閾値Pの大きさに対してカウント度数が小さく、フラグがないときにはステップS34からステップS38に進み、閾値選択部15において判定閾値Pよりも低い値を有して距離ゾーン方向に分布する判定閾値P´が閾値として変更され、ステップS26〜S32を繰り返す。
一方、フラグの数が複数あるときには、ステップS36からステップS40に進み、モード判断部11による測定モードの判断により遠距離モードが選択されていることが判断されて、距離選択部16により測距装置1から最も遠距離側にあるフラグ位置に対応する距離ゾーンが被測定物OBに対応する距離ゾーンとして採用される。
そして、フラグが立てられた位置の距離ゾーンに対して、その前後の距離ゾーンのカウント度数に基いて加重平均を行ってフラグが立てられた距離ゾーンに対応する重心位置を求め(ステップS42)、この重心位置を被測定物OBまでの距離として算出し(ステップS44)、この算出距離を距離表示器8により表示させる(ステップS46)。
以上、測定モードが遠距離モードに選択された場合を説明したが、以下では操作ボタン5,6の操作により、測定モードが近距離モードに選択された場合の距離の測定について説明する。
ここでは、近距離モードにより測定する場合の一例として、図10に示すように、樹木TRの手前であって、測距装置1から近距離に有る被測定物OBまでの距離を近距離モードにより測定する場合(例えば、ゴルフを行うときにおいて、樹木TRの手前に距離の測定対象となる樹木TRに比べて細いピンOBが有るような場合)について説明する。
図10に示すように、測距装置1から出射されたレーザ光Aは、まず近くに位置する被測定物OBに当たってその一部が反射され(矢印B1)、残りのレーザ光は樹木TRに照射される。樹木TRに照射されたレーザ光は、ここで矢印B2で示すように反射される。そして、矢印B2で示すように樹木TRで反射された反射光および矢印B1に示すように被測定物OBで反射された反射光は、その一部(測距装置1に向かって反射された光)が反射光受光窓4a内に入射(図2および図3の矢印B参照)する。
近距離モードにより被測定物までの距離測定を行うときの測距装置1の操作および作動は、遠距離モードの場合と同様に図5および図6に示すフローチャートに従って行われる。まず、測定モードが予め遠距離モードに設定されていたときは、測定モードを近距離モードに切り換えるため、第2操作ボタン6を所定の時間(例えば1.5秒間)操作した後、さらに第1操作ボタン5を所定の時間(例えば2秒間)操作する。測定モードを近距離モードに切り換えると、第1操作ボタン5からの操作信号に基いて、距離算出器10内のモード判断部11により測定モードが近距離モードに設定されたことが判断される。そして、選択された距離モード(この場合は近距離モード)に応じた距離判定のための判定閾値(図11に示す鎖線P)が閾値選択部15により選択される(ステップS2)。
一方、測定モードが予め近距離モードに設定されていたときは、測定モードを切り換える必要はなく次のステップS4に進む。このとき、判定閾値は閾値選択部15により近距離モードに対応するように既に選択されている。
以下、遠距離モードの場合と同様に、ステップS4〜ステップS26まで進み、距離算出器10の表作成部13により、図11に示す度数分布表(ヒストグラム)を作成する。このように作成された度数分布表においては、図11に示すように、被測定物OBの位置に対応する距離ゾーンZ5および樹木TRの位置に対応する距離ゾーンZ16において他の距離ゾーンに比べてカウント度数が大きくなっている。
図11において、鎖線Pは判定閾値Pを示しており、操作ボタン5,6の操作により近距離モードが選択されたときは、上述したように、モード判断部11により測定モードが近距離モードに選択されたことが判断され、閾値選択部15により近距離モードに対応する判定閾値Pが選択される。
また、図11に示すように、近距離モードにより測定を行う場合の判定閾値Pは、遠距離モードの場合とは異なったレベルを示すものが選択される。すなわち、距離ゾーンZ10までは距離に応じて変化するように設定(距離が遠くなるのに応じて閾値が低くなるように設定)される点では遠距離モードの場合と同様であるが、その傾きが遠距離モードの場合よりも小さく(遠距離モードの1に対して、遠距離モードの1/N。Nは1より大きな任意の正数)設定されている。なお、距離ゾーンZ10よりも遠距離の側は、距離に拘らず一定値となる判定閾値Pを用いるのは遠距離モードの場合と同様である。
そして、距離判定部14により、この度数分布表において距離(距離ゾーン)に応じて変化する判定閾値Pを超える度数の有無を判定し、判定閾値Pを超える距離ゾーンにフラグを立てる(ステップS28およびステップS30)。
このように、遠距離モードの場合と比べて近距離側の判定閾値Pの傾きをより小さく(遠距離モードの場合の1/N)し、同じ距離ゾーンに対して遠距離モードの場合よりも判定閾値Pを低くすることで、被測定物OBの位置に対応する距離ゾーンZ5においてカウント度数が判定閾値Pを超えるために距離ゾーンZ5にフラグが立てられ、近距離に被測定物OBが有る場合の距離測定が正確となる。
続いてステップS32に進み、フラグ位置、すなわち、フラグが立てられた距離ゾーンを検出する。近距離モードの場合においても、閾値選択部15には判定閾値Pとして複数の種類の閾値が予め設定されており、図11に示す判定閾値Pを下方に(閾値が低くなる方向に)平行移動した判定閾値P´が設定されている。そして、判定閾値Pの大きさに対してカウント度数が小さく、フラグがないときにはステップS34からステップS38に進み、判定閾値Pとして判定閾値P´を選択し、ステップS26〜S32を繰り返すのは遠距離モードの場合と同様である。
一方、フラグの数が複数あるときには、ステップS36からステップS40に進み、モード判断部11による遠・近モード判断により近距離モードが選択されていることが判断され、距離選択部16により遠距離モードの場合とは逆に、最も近距離側にあるフラグ位置に対応する距離ゾーンが被測定物OBに対応する距離ゾーンとして採用される。
そして、ステップS42、ステップS44の順に進み、算出距離を距離表示器8により表示させる(ステップS46)。
以上説明したように、本発明によれば、操作ボタン5,6の操作により測定モードを遠・近いずれかに切り換えることで、測距装置から見てノイズとなり得る物体に対して被測定物OBが遠距離もしくは近距離のいずれの距離に有る場合でも1台の測距装置1で測定を行うことができる。そして、測距装置1のレーザ光照射範囲内に異なる距離の物体が複数存在するため(例えば、樹木TRの向こう側に被測定物OBが有る場合や、樹木TRの手前に被測定物OBが有る場合)、判定閾値を超える距離ゾーンが複数生じてしまう場合でも、測定モードが遠距離モードに選択されたときは、測距装置1から最も遠い距離を被測定物OBまでの距離として選択し、又、近距離モードに選択されたときは、測距装置1から最も近い距離を被測定物までの距離として選択することで、被測定物OBまでの距離に拘らず距離を正確に測定することができる。なお、近距離モードのとき、ファインダ内に近距離モードを選択中であることを示す表示(例えばGマーク)をしてもよい。
なお、これまで本発明の好ましい実施形態について説明してきたが、本発明の範囲は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、上記の実施例においては、図9もしくは図11に示すように、遠距離モードおよび近距離モードのいずれの測定モードにおいても、所定の距離ゾーン(Z10)までは距離が遠くなるのにつれて閾値が低くなるように設定されているが、この所定の距離ゾーン(Z)を任意に(より遠距離もしくは近距離側に)設定変更可能であるように構成してもよい。
また、閾値Pの大きさに対してカウント度数が大幅に大きかったり、あるいは、小さかったりすることもあるので、例えば距離ゾーンZ10までの距離ゾーン方向に分布する遠距離モードもしくは近距離モードにおける閾値の傾きを、任意に変えて設定することで調整できるようにしてもよい。
さらに実施例では、所定の距離ゾーンよりも近距離側の閾値は、距離が遠くなるのに応じて直線的に減少する分布になっているが、段階的に減少するものや、曲線的に減少するもの等であってもよい。
また、上記の実施例においては、図8に示すカウント表はタイムゾーンを距離ゾーンに変換して形成されているが、タイムゾーンをそのまま用いてカウント表を作成してもよい。この場合、図9および図11の度数分布表においても横軸としてタイムゾーンを用い、フラグが立てられた位置の経過時間から被測定物OBまでの距離を算出することができる。
さらに、本発明において、閾値を設定して閾値を超える距離ゾーンを選択する場合に、閾値を超えたものが1つであった場合には、その距離を選択して距離の決定に用いるようにする(測距装置から最も遠いもの、もしくは最も近いものであると判断できないため。)。一方、上記の実施例にて説明したような閾値を設定してこれを超えた距離ゾーンを選択する方法の代わりに、閾値を設定せず、単に測距装置から最も遠い距離からのもの(もしくは最も近い距離からのもの)を選択するようにしてもよい。
本発明に係る測距装置の外観を示す斜視図である。 上記測距装置の構成を示すブロック図である。 上記測距装置の内部構成を示す側断面図である。 上記測距装置により樹木の向こう側に有る被測定物を見て距離測定を行う場合を示す説明図である。 上記測距装置を用いて行われる測距方法を示すフローチャートである。 上記測距装置を用いて行われる測距方法を示すフローチャートである。 上記測距装置により反射光を受光したときの経過時間に対する反射光強度を示すグラフおよびこの反射光強度が強度閾値を超えるタイムゾーンについてフラグが立てられた状態を示す表図である。 上記測距装置の距離算出器を構成するカウント部により形成されたカウント表を示す図である。 上記距離算出器を構成する表形成部により形成された遠距離モードにおける度数分布表を示す図である。 上記測距装置により樹木の手前に有る被測定物を見て距離測定を行う場合を示す説明図である。 上記距離算出器を構成する表形成部により形成された近距離モードにおける度数分布表を示す図である。
符号の説明
1 測距装置
3 レーザ光出射器(測定光出射器)
4 反射光受光器
5 第1操作ボタン(測定モード切換手段)
6 第2操作ボタン(測定モード切換手段)
10 距離算出器
11 モード判断部
12 カウント部
13 表形成部
14 距離判定部
15 閾値選択部
16 距離選択部
OB 被測定物

Claims (6)

  1. パルス状の測定光を被測定物に向かって出射する測定光出射器と、前記被測定物から反射されてくる反射光を受光する反射光受光器と、前記測定光が出射されたときから前記反射光が受光されるまでの経過時間に基いて前記被測定物までの距離を求める距離算出器とを備えた測距装置において、
    測定モードを第1のモードおよび第2のモードに選択的に切り換える測定モード切換手段と、
    前記測定モード切換手段により前記第1のモードに設定されたときに、複数の距離が前記被測定物までの距離として抽出されたときは、前記複数の距離のうち前記測距装置から最も遠い距離を選択し、
    前記測定モード切換手段により前記第2のモードに設定されたときに、複数の距離が前記被測定物までの距離として抽出されたときは、前記複数の距離のうち前記測距装置から最も近い距離を選択する距離選択部とを有することを特徴とする測距装置。
  2. 前記距離算出器は、
    前記反射光が所定の条件を満足するときに距離に対応して度数をカウントするカウント部と、
    所定回数だけ繰り返し出射された前記測定光に対する反射光に基づく度数を積算して距離に対応させた度数分布表を作る表作成部と、
    前記表作成部において作成された前記度数分布表におけるカウント度数の合計数が前記測定モードに応じて設定される所定の閾値を超えたか否かを判定する距離判定部とを有し、
    前記度数分布表における前記閾値は、少なくとも所定距離より近距離側の範囲において前記第2のモードの方が前記第1のモードよりも低く設定することを特徴とする請求項1に記載の測距装置。
  3. 前記閾値は、前記度数分布表の距離ゾーンが近距離方向にいくにしたがって高くなるように設定されていることを特徴とする請求項2に記載の測距装置。
  4. パルス状の測定光を被測定物に向かって出射し、前記被測定物から反射されてくる反射光を受光するまでの経過時間に基いて前記被測定物までの距離を求める測距方法において、
    測定モードを第1のモードおよび第2のモードに選択的に切り換える切換操作を行い、
    前記切換操作により前記第1のモードに設定されたときに、複数の距離が前記被測定物までの距離として抽出されたときは、前記複数の距離のうち最も遠い距離を選択し、
    前記切換操作により前記第2のモードに設定されたときに、複数の距離が前記被測定物までの距離として抽出されたときは、前記複数の距離のうち最も近い距離を選択することを特徴とする測距方法。
  5. 前記パルス状の測定光を被測定物に向かって出射し、
    それぞれの出射について、前記反射光が所定の条件を満足するときに距離に対応して度数カウントを行い、
    所定回数だけ繰り返し出射された前記測定光に対する反射光に基づく度数を積算して距離に対応させた度数分布表を作り、
    このように作成された前記度数分布表におけるカウント度数の合計数が前記測定モードに応じて設定される所定の閾値を超えたか否かを判定し、
    前記度数分布表における前記閾値は、少なくとも所定距離より近距離側の範囲において前記第2のモードの方が前記第1のモードよりも低く設定することを特徴とする請求項4に記載の測距方法。
  6. 前記閾値は、前記度数分布表の距離ゾーンが近距離方向にいくにしたがって高くなるように設定されていることを特徴とする請求項5に記載の測距方法。
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