JP2005188914A - 真空冷却装置および真空冷却方法、ならびにそれらを用いたおにぎり製造システムおよびおにぎり製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 被冷却物を収容する複数の冷却室8と、各冷却室8へ第一弁24を介して接続され、冷却室8内を減圧する減圧手段9〜11と、各冷却室8へ第二弁26を介して接続され、減圧された冷却室8内へ外気を導入して復圧する復圧手段12と、冷却室8ごとの減圧または復圧を可能に、各冷却室8の第一弁24と第二弁26を制御する制御手段25とを備える。被冷却物7は、搬送板20に載置されたまま搬入搬出装置3,4により、冷却室8に出し入れされる。被冷却物7は、温かいまま成形されたおにぎりである。
【選択図】 図3
Description
この実施の形態の真空冷却装置は、被冷却物を収容して冷却処理する冷却室と、この冷却室内を減圧する減圧手段と、減圧された前記冷却室内へ外気を導入して復圧する復圧手段と、前記冷却室または後述するバッファータンクの圧力または温度を計測するセンサと、前記冷却室の減圧または復圧などを制御する制御手段を主要部として備える。
(1)真空冷却方式によりおにぎり7,7,…を冷却するので、冷風冷却と比較して、衛生的であるとともに、おにぎりの各部位での締まり具合の差があっても、均一に冷却できる。
(2)小分けにして少量ずつ(小バッチで)冷却するので、大きな冷却室で多量のおにぎり7,7,…を冷却するものと比較して、待ち時間を少なくして放熱量の差を少なくでき、おにぎり7,7,…の品質をより一定にすることができる。つまり、大きな冷却室で多量のおにぎりを真空冷却する方式では、最初の方(前半)に成形したおにぎりと、後の方(後半)に成形したおにぎりとで冷却開始時までに放熱する量が異なるので品質が一定にならないおそれがあるが、小分けにして少量ずつ冷却する場合には、そのような不都合を回避できる。
(3)冷却室8,8,…のいずれかが何らかの異常により運転停止した場合、異常な冷却室8を用いることなく運転制御するよう構成することにより、おにぎり製造システム全体が停止してしまうリスクを防止できる。
2 仮成形機
3 搬入装置
4 搬出装置
5 本成形機
6 包装機
7 被冷却物
8 冷却室
9 減圧ライン
10 熱交換器
11 真空ポンプ
12 復圧ライン
13 圧力センサ
14 扉
15 冷却室本体
16 扉
20 搬送板
21 台座
24 第一弁
25 制御器
26 第二弁
28 フィルター
29 コンベアベルト
Claims (15)
- 被冷却物を収容する複数の冷却室と、
前記各冷却室内を減圧する一つまたは複数の減圧手段と、
前記各冷却室内へ外気を導入して復圧する一つまたは複数の復圧手段と、
前記冷却室を個別に減圧とその後の復圧とを行う制御手段と
を備えたことを特徴とする真空冷却装置。 - 被冷却物を収容する複数の冷却室と、
前記各冷却室へ第一弁を介して接続され、前記冷却室内を減圧する減圧手段と、
前記各冷却室へ第二弁を介して接続され、減圧された前記冷却室内へ外気を導入して復圧する復圧手段と、
前記冷却室ごとの減圧とその後の復圧とを行うように、前記各冷却室の前記第一弁と前記第二弁を制御する制御手段とを備えた
ことを特徴とする真空冷却装置。 - 前記被冷却物を載置して前記冷却室に対して出し入れする搬送板を備えた
ことを特徴とする請求項2に記載の真空冷却装置。 - 前記搬送板の出し入れをなす搬入搬出装置を備えた
ことを特徴とする請求項3に記載の真空冷却装置。 - 前記各冷却室は、左右両端部または左右一端部を開口した筒状とされると共に、その開口部には扉が開閉可能に設けられており、前記搬入搬出装置により、前記冷却室への前記搬送板の搬入および前記冷却室からの前記搬送板の搬出がなされる
ことを特徴とする請求項4に記載の真空冷却装置。 - 前記第一弁および前記第二弁は、前記制御手段により予め設定された手順に従い開閉制御されるか、または前記各冷却室内に設けたセンサの出力に基づき開閉制御される
ことを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の真空冷却装置。 - 前記被冷却物が、炊飯された米飯を成形したおにぎりとされた
ことを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載の真空冷却装置。 - 多数の被冷却物を複数の冷却室を用いて連続的に真空冷却する真空冷却方法であって、
前記各冷却室へ順次被冷却物を搬入する第一搬入ステップと、
前記被冷却物が搬入された前記各冷却室から順次真空冷却を行う真空冷却ステップと、
真空冷却が終了した前記各冷却室を順次復圧する復圧ステップと、
復圧が終了した前記各冷却室から順次被冷却物を搬出する搬出ステップと、
前記被冷却物の搬出が終了した前記各冷却室へ順次被冷却物を搬入する第二搬入ステップとを含む
ことを特徴とする真空冷却方法。 - 前記被冷却物がおにぎりとされ、搬入と搬出とがおにぎりを載置した搬送板により行われる
ことを特徴とする請求項8に記載の真空冷却方法。 - 一または複数のおにぎりを収容する一または複数の冷却室と、
この各冷却室内を減圧する一または複数の減圧手段と、
前記各冷却室内へ外気を導入して復圧する一または複数の復圧手段と、
一または複数の前記冷却室ごとに減圧およびその後の復圧を行う制御手段とを備え、
60℃以上の米飯にて成形されたおにぎりを具入れ前または具入れ後に30℃以下まで真空冷却するよう前記減圧手段および前記復圧手段は前記制御手段にて制御される
ことを特徴とする真空冷却装置。 - 一または複数のおにぎりを収容する一または複数の冷却室と、
前記各冷却室へ第一弁を介して接続され、前記冷却室内を減圧する減圧手段と、
前記各冷却室へ第二弁を介して接続され、減圧された前記冷却室内へ外気を導入して復圧する復圧手段と、
一または複数の前記冷却室ごとの減圧とその後の復圧とを行うように、前記第一弁と前記第二弁を制御する制御手段とを備え、
60℃以上の米飯にて成形されたおにぎりを具入れ前または具入れ後に30℃以下まで真空冷却するよう前記減圧手段および前記復圧手段は前記制御手段にて制御される
ことを特徴とする真空冷却装置。 - 炊飯された温かい米飯をおにぎり状に成形する成形機と、
成形されたおにぎりを真空冷却する真空冷却装置とを備え、
前記真空冷却装置は、請求項1〜7、10、11のいずれか1項に記載の真空冷却装置とされた
ことを特徴とするおにぎり製造システム。 - 60℃以上の米飯でおにぎり状に成形を行う仮成形機と、
この仮成形機からのおにぎりを30℃以下まで真空冷却する真空冷却装置と、
真空冷却装置からのおにぎりに具入れし本成形を行う本成形機と、
本成形機からのおにぎりに海苔巻きと包装を行う包装機とを備え、
前記真空冷却装置は、請求項1〜7、10、11のいずれか1項に記載の真空冷却装置とされた
ことを特徴とするおにぎり製造システム。 - 60℃以上の米飯をおにぎり状に仮成形する仮成形工程、
仮成形されたおにぎりを30℃以下まで真空冷却する真空冷却工程、
真空冷却されたおにぎりに具入れしおにぎり状に本成形する本成形工程を順次に行うよう含み、
前記真空冷却工程は、請求項8または請求項9に記載の真空冷却方法によりなされる
ことを特徴とするおにぎり製造方法。 - 60℃以上の米飯をおにぎり状に仮成形する仮成形工程、
仮成形されたおにぎりを30℃以下まで真空冷却する真空冷却工程、
真空冷却されたおにぎりに具入れしおにぎり状に本成形する本成形工程
を順次に行うよう含むことを特徴とするおにぎり製造方法。
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