JP2005186595A - 印刷機の印刷胴の表面処理装置及び表面処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 印刷機においてインキが粘着可能な印刷胴3の周囲に、印刷胴3を機上に設置したままで、インキの粘着を防止するインキ非粘着性材料を該印刷胴の表面に塗布する塗布装置20を配設する。
【選択図】 図1
Description
さらに、凹凸で且つ低表面エネルギの(即ち離型性のよい)表面を有する圧着・移送用ローラも提案されている(例えば特許文献3,4,5,6,7参照)。
さらに、上記特許文献5にて提案された技術では、表面印刷部及び裏面印刷部の圧胴に耐磨耗性に優れたセラミックスとの複合皮膜からなるセラミックスジャケットを装着する構成になっている。
さらに、特許文献8には、圧胴表面に湿潤剤を塗布して親水化処理することにより残インキの圧胴への転写を防止できるようにすることで、オフセット印刷機における圧胴汚れを防止する方法が提案されている。
つまり、特許文献1のように、圧胴の基材の表面に凹凸をつけるための具体的技術としては、表面をブラストで荒らす、ガラスビーズコーティングを施す、セラミック溶射、等の様々な方式が採用されているが、圧胴の基材の表面に凹凸を付けただけではインキに対する反発性(離型性)が弱いため、充分なインキ付着防止効果が得られていない。
さらに、特許文献3〜7のように、凹凸で且つ低表面エネルギの(即ち離型性のよい)表面を有する圧着・移送用ローラの場合、充分なインキ付着防止効果が得られるようになるものの、表面構造の破壊が早期に訪れ、耐久性がないという課題がある。
また、低表面エネルギ樹脂には主にシリコーン系樹脂が用いられている為、UVインキを用いた印刷(UV印刷)を行った場合、UVランプの影響によりシリコーン樹脂が劣化し、インキ非粘着性能が著しく低下してしまう。
また、上記特許文献5に記載されているように、表面構造をジャケットタイプにすると、さらに、以下のような課題がある。
また、ジャケットを交換する場合、性能を均一化するため全色(各色の印刷装置について)同時に交換することが望ましいが、常に全色印刷を行なう訳ではないので、ジャケットの使用頻度に差が生じるため、例え全色のジャケットを同時に交換しても、その後の使用頻度に差によって、ジャケットの性能に差が生じてしまう。また、全色のジャケットを同時交換する場合、最も劣化の早いジャケットを基準にすることになるため、本来、まだ使用できるジャケットについても交換することになってしまう。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたもので、印刷胴表面へのインキ付着防止効果を継続して得ることができるようにした、印刷機の印刷胴の表面処理装置及び表面処理方法を提供することを目的とする。
該印刷機はオフセット印刷機、好ましくは枚葉オフセット両面印刷機であって、上記のインキが粘着可能な印刷胴は、印刷された紙面が圧接する印刷胴であることが好ましい。また、該印刷胴は圧胴であることが好ましい。
また、該凹凸構造は該印刷胴に直接形成しても良いが、凹凸構造を形成したシート状の金属基板を該印刷胴に被覆することにより該凹凸構造を得ることがより好ましい。
該塗布装置は、該インキ非粘着性材料を該印刷胴の表面に転写するローラをそなえていることが好ましい。
該塗布装置は、該インキ非粘着性材料を該印刷胴の表面に噴射するスプレーをそなえていることが好ましい。この場合、該スプレーは、該印刷胴の軸方向に移動可能な可動式スプレーとすることも好ましい。
この場合、該洗浄装置は、洗浄液を該印刷胴の表面を払拭するブラシローラをそなえていること、或いは、該洗浄装置は、該印刷胴の表面に押し当てられながら該印刷胴の表面を洗浄布により払拭するパッドをそなえていることが好ましい。
また、本発明の印刷機の印刷胴の表面処理方法は、印刷機においてインキが粘着可能な印刷胴の表面を処理する印刷機の印刷胴の表面処理方法であって、該印刷胴を機上に設置したままで、インキの粘着を防止するインキ非粘着性材料を該印刷胴の表面に塗布する塗布工程を実施することを特徴としている。
また、該塗布工程の前には、該印刷胴を機上に設置したままで、該印刷胴の表面を洗浄する洗浄工程を実施することが好ましい。
該塗布工程は、予め定めた期間に応じて定期的に行なうことが好ましい。
印刷機が枚葉オフセット両面印刷機である場合に、例えば圧胴のように、印刷直後の紙面に接触する印刷胴には、印刷された直後のインキが紙面から付着しやすいが、この場合にも、印刷胴表面へのインキ付着防止効果を継続して得ることができ、印刷品質を向上させることができる。
また、印刷胴の周囲に、印刷胴の表面を洗浄する洗浄装置を備えることにより、洗浄装置を用いて予め印刷胴の表面を洗浄した上で、印刷胴の表面にインキ非粘着性材料を塗布することができ、これにより、印刷品質を向上させることができる。
また、塗布工程の前には、印刷胴を機上に設置したままで、印刷胴の表面を洗浄する洗浄工程を実施することが好ましい。
[各実施形態の基本構成]
まず、各実施形態に共通の構成を図1,図2を参照して説明すると、図1は各実施形態にかかる印刷機の要部を模式的に示す側面図、図2は各実施形態にかかる印刷胴の表面構造を模式的に示す断面図である。
また、圧胴3表面を凹凸構造にする手法としては、溶射,ブラスト処理、好ましくはセラミック粒子の接着によって圧胴3表面に直接凹凸構造を形成してもよく、或いは、溶射,ブラスト処理、好ましくはセラミック粒子の接着によって表面に凹凸構造を形成した可塑性の基材若しくはこの基材を含む複合多層被覆体を着脱可能に外装することによって、圧胴3表面に凹凸構造を設けるようにすることがより好ましい。
インキ非粘着性材料18は、このように凹凸構造に形成された圧胴3表面に、塗布されるが、インキ非粘着性材料18は、低表面エネルギ性樹脂が代表的なものであり、フッ素化合物、例えば、ポリテトラフルオロエチレン,ポリ(ジフルオロメチレン),パーフルオロアルキルアクリレート,若しくはその複合材料を用いたり、シリコン化合物、例えば、エポキシ変性シリコーン,アルキッド変性シリコーン,シリコーンオイル,シリコーンゴム,若しくはその複合材料を用いることが出来る。
また、洗浄装置30による洗浄は、洗浄液等を用いて、金属製ローラ基材10表面に形成された凹凸構造を損なうことなく、塗布されたインキ非粘着性材料18についてのみ、その表面部だけ或いは全体を除去しながら、圧胴3表面の浄化を行なうようにすることが好ましい。
なお、塗布装置20による圧胴3の表面へのインキ非粘着性材料18の塗布は、洗浄装置30により圧胴3表面を洗浄した後に行なうことが好ましい。
本発明の第1実施形態にかかる塗布装置を説明すると、図3,図4は本発明の第1実施形態を示すもので、図3はその要部(塗布ローラ)を模式的に示す側面図、図4はその塗布液(インキ非粘着性材料)を塗布ローラに供給する装置を模式的に示す側面図であって、(a)はその供給装置の第1構成例を示し、(b)はその供給装置の第2構成例を示し、(c)はその供給装置の第3構成例を示す。
つまり、第2構成例の供給装置は、図4(b)に示すように、塗布ローラ21表面に接触して塗布ローラ21の表面に供給された非粘着性材料18の液切りを行なう液切りローラ23と、内部に非粘着性材料18を貯留され塗布ローラ21の下部が浸かることで非粘着性材料18を塗布ローラ21に供給する非粘着性材料供給容器(液供給容器)24とから構成されている。
次に、本発明の第2実施形態にかかる塗布装置を説明すると、図5,図6は本発明の第2実施形態を示すもので、図5はその模式的側面図、図6はその模式的正面図(図5のA矢視図)であって、(a)はそのスプレーノズルを固定方式にしたスプレーノズルの第1支持形態を示し、(b)はそのスプレーノズルを移動方式にしたスプレーノズルの第2支持形態を示す。
上記実施形態では、スプレーノズルを固定方式にしたが、例えば図6(b)に第2支持形態として示すように、スプレーノズルを移動方式にしてもよい。
次に、本発明の第3実施形態にかかる塗布装置を説明すると、図7はその塗布装置を模式的に示す図であって、(a)は模式的側面図、(b)は模式的正面図[(a)のB矢視図]である。
図7(a),(b)に示すように、この塗布装置20Cは、圧胴3表面に圧着するブレード36と、ブレード36に非粘着性材料を供給する非粘着性材料供給ノズル22とをそなえている。非粘着性材料供給ノズル22はブレード36の鉛直上方に配置されており、ブレード36の上面は非粘着性材料18の供給を受ける非粘着性材料受け面(以下、単に、受け面という)36aとして構成されている。この受け面36aは、圧胴3表面に圧着する一端部を下方にするように傾斜しており、供給された非粘着性材料18を圧胴3表面側に流下させ圧胴3表面に供給することができるようになっている。
なお、ブレード36の材質や形状は、金属製ローラ基材10表面に形成された凹凸構造を損なうことなく、塗布されたインキ非粘着性材料18の余剰分についてのみ除去できるものが好ましい。
次に、本発明の第4実施形態にかかる塗布装置を説明すると、図8はその塗布装置を模式的に示す側面図である。
本実施形態の塗布装置20Dは、図8に示すように、スプレー缶(エアゾル)37であって、インキ非粘着性材料18の供給は、スプレー缶37を手動操作すくことで行なうようになっている。
かかる構成によっても、圧胴3を回転させながら、スプレー缶37を操作して非粘着性材料18を噴霧供給することにより、圧胴3の表面に、容易で確実に、しかも所要の厚さにインキ非粘着性材料18を塗布することができる。
次に、本発明の第5実施形態にかかる洗浄装置を説明すると、図9はその洗浄装置の要部(洗浄布)を模式的に示す側面図、図10はその洗浄装置の洗浄液供給装置の構成を説明する模式的側面図であって、(a)は第1構成例、(b)は第2構成例、(c)は第3構成例、(d)は第4構成例を示す。
図10(a)に示す洗浄液供給装置は、洗浄布31の外側から洗浄布31に洗浄液39を噴射する洗浄液供給ノズル(スプレーノズル)33aを設けたものであり、図10(b)に示す洗浄液供給装置は、洗浄布31の内側から洗浄布31に洗浄液を噴射する洗浄液供給ノズル33bを設けたものである。
なお、この洗浄液供給装置34はインキ非粘着材料供給装置20Aと併用する事も可能である。
本実施形態の洗浄装置によれば、かかる構成により、圧胴3表面を確実に洗浄することができる。
なお、この洗浄液供給ノズル34aは、インキ非粘着剤塗布装置20B、或いは20B´と併用する事も可能である。
本発明の第6実施形態にかかる洗浄装置を説明すると、図11はその洗浄装置の要部(ブラシローラ)を模式的に示す側面図、図12はその洗浄装置に装備される洗浄液供給装置を模式的に示す図であって、(a)はその洗浄液供給装置の第1構成例を示し、(b)はその洗浄液供給装置の第2構成例及びブラシローラの構成を示し、(c)はその洗浄液供給装置の第3構成例を示し、(d)はその洗浄液供給装置の第4構成例を示し、(e)はその洗浄液供給装置の第5構成例を示す。
洗浄液供給装置は、図12(a)に示すように、内部に洗浄液39を貯留されブラシ38bの下部を浸すことで洗浄液をブラシ38bに供給する洗浄液供給容器(液供給容器)39aにより構成するか、或いは、図12(b)に示すように、シャフト38の内部に、洗浄液39を流通させるようにして、シャフト38に設けた多数の孔38cからブラシ38bに洗浄液39を供給するようなものや、或いは、図12(c)に示すように、洗浄液供給ノズル39bから直接ブラシローラ38に洗浄液39を供給するものや、図12(d)に示すように洗浄液供給ノズル39bから直接圧胴3に洗浄液39を供給するもの、更には図12(e)に示すように前述の図10と同様に、洗浄液供給ノズル34aと、この洗浄液供給ノズル34aから噴射された洗浄液を受ける塗布ローラ34bと、塗布ローラ34bに付着した過剰な洗浄液を除去する液切りローラ34cとからなり、洗浄布31に直接洗浄液を供給するのではなく、圧胴3表面に洗浄液を供給し、洗浄布31でこれをふき取りながら洗浄する構成等、種々考えられる。
本実施形態の洗浄装置によれば、かかる構成により、圧胴3の表面を容易にしかも確実に洗浄することができる。
次に、本発明の第7実施形態にかかる洗浄手法を説明すると、図13はその洗浄手法を模式的に示す側面図である。
このように、単に手作業による洗浄であっても、圧胴3を使用状態のままで表面の洗浄を行なうことで、その後の、塗布工程による表面形成を、汚れを含むことなく適切に行なえる。
特に、印刷胴を機上に設置したままで、インキの粘着を防止するインキ非粘着性材料を印刷胴の表面に塗布することにより、必要に応じて印刷胴の表面へのインキ非粘着性材料の塗布を行なうことができる。
また、印刷胴の周囲に、印刷胴の表面を洗浄する洗浄装置を備えることにより、洗浄装置を用いて予め印刷胴の表面を洗浄した上で、印刷胴の表面にインキ非粘着性材料を塗布することができ、これにより、印刷品質を向上させることができる。
さらに、インキ非粘着性材料に、テフロン(登録商標)系樹脂等の紫外線に対して活性のない材料を用いることで、UV印刷での使用が可能となり、インキ非粘着性材料に、シリコーン系樹脂等を用いた場合にも、再塗布することにより、性能が低下する前に材料をリフレッシュすることを容易に行なえる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はかかる各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
たとえば、各実施形態にかかる印刷機は、枚葉オフセット両面印刷機であるが、本発明の適用できる印刷機は、これに限らず、片面印刷機にも、更にはオフセット輪転機にも適用しうる。
また、各実施形態では、インキを付着されやすい印刷胴として圧胴を例に説明したが、圧胴のほか、中間胴など、印刷用紙等の被印刷体が接触しうる、被印刷体の圧着・移送系に配置される各種ロール(印刷胴)の表面処理に適用しうる。
1a 刷版
2 ブランケット胴(ゴム胴)
3 印刷胴としての圧胴(シリンダ)
4 印刷用紙
10 可塑性金属基材
11 金属溶射層
12 多孔質のセラミック溶射層
13 低表面エネルギ性樹脂層
14 複合被覆皮膜
15 樹脂フィルム
16 接着剤
17 セラミック粒子
18 インキ非粘着性材料
19 外装被覆体
20,20A〜20D 塗布装置
21 塗布ローラ(インキ非粘着性材料供給ローラ)
22 非粘着性材料供給ノズル
23 液切りローラ
23a 液掻き上げローラ
24 非粘着性材料供給容器(液供給容器)
25 スプレーノズル
26,27 支持部材
28 トラバース装置
30,30A,30B 洗浄装置
31 洗浄布
31a,31b リール
32 布押し当てパッド
33a,33b,34a 洗浄液供給ノズル(スプレーノズル)
34 洗浄液供給装置
34b 塗布ローラ
34c 液切りローラ
35 洗浄布
36 ブレード
37 スプレー缶(エアゾル)
38 ブラシローラ
38a シャフト
38b ブラシ
38c 孔
39 洗浄液
39a 洗浄液供給容器(液供給容器)
39b 洗浄液供給ノズル
Claims (22)
- 印刷機においてインキが粘着可能な印刷胴の周囲に、インキの粘着を防止するインキ非粘着性材料を該印刷胴の表面に塗布する塗布装置が配設されている
ことを特徴とする、印刷機の印刷胴の表面処理装置。 - 該印刷機は両面印刷機であって、上記のインキが粘着可能な印刷胴は、印刷された紙面が圧接する印刷胴である
ことを特徴とする、請求項1記載の印刷機の印刷胴の表面処理装置。 - 該印刷胴は圧胴であることを特徴とする、請求項1又は2記載の印刷機の印刷胴の表面処理装置。
- 該インキ非粘着性材料を塗布される該印刷胴の表面は、クロムメッキ処理を施された平滑表面であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の印刷機の印刷胴の表面処理装置。
- 該インキ非粘着性材料を塗布される該印刷胴の表面は、凹凸構造を持つ表面で構成されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の印刷機の印刷胴の表面処理装置。
- 該凹凸構造は、溶射若しくはブラスト処理若しくは化学処理により形成されていることを特徴とする、請求項5記載の印刷機の印刷胴の表面処理装置。
- 該凹凸構造は、セラミックの粒子を接着固定することにより形成されていることを特徴とする、請求項5記載の印刷機の印刷胴の表面処理装置。
- 該凹凸構造は、印刷機の印刷胴に直接形成されていることを特徴とする、請求項5〜7のいずれか1項に記載の印刷機の印刷胴の表面処理装置。
- 該凹凸構造は、凹凸構造を形成した金属基材を印刷機の印刷胴に被覆することにより形成されていることを特徴とする、請求項5〜7のいずれか1項に記載の印刷機の印刷胴の表面処理装置。
- 該インキ非粘着性材料は、シリコーン系樹脂又はテフロン(登録商標)系樹脂を含む高分子材料、或いは、アルコール又はグリセリンを含む低分子材料であることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の印刷機の印刷胴の表面処理装置。
- 該塗布装置は、該インキ非粘着性材料を該印刷胴の表面に供給するインキ非粘着性材料供給ローラをそなえていることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の印刷機の印刷胴の表面処理装置。
- 該塗布装置は、該インキ非粘着性材料を該印刷胴の表面に噴射するスプレーをそなえていることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載の印刷機の印刷胴の表面処理装置。
- 該スプレーは、該印刷胴の軸方向に移動可能な可動式スプレーであることを特徴とする、請求項12記載の印刷機の印刷胴の表面処理装置。
- 該印刷胴の周囲に、該印刷胴の表面を洗浄する洗浄装置が備えられていることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載の印刷機の印刷胴の表面処理装置。
- 該洗浄装置は、洗浄液を該印刷胴の表面を払拭するブラシローラをそなえていることを特徴とする、請求項14記載の印刷機の印刷胴の表面処理装置。
- 該洗浄装置は、該印刷胴の表面に押し当てられながら該印刷胴の表面を払拭するパッドをそなえていることを特徴とする、請求項14記載の印刷機の印刷胴の表面処理装置。
- 該洗浄装置は、洗浄液を該印刷胴の表面に供給する洗浄液供給装置をそなえていることを特徴とする、請求項14〜16のいずれか1項に記載の印刷機の印刷胴の表面処理装置。
- 印刷機においてインキが粘着可能な印刷胴の表面を処理する印刷機の印刷胴の表面処理方法であって、
該印刷胴を機上に設置したままで、インキの粘着を防止するインキ非粘着性材料を該印刷胴の表面に塗布する塗布工程を実施する
ことを特徴とする、印刷機の印刷胴の表面処理方法。 - 該印刷機は両面印刷機であって、上記のインキが粘着可能な印刷胴は、印刷された紙面が圧接する印刷胴である
ことを特徴とする請求項18記載の印刷機の印刷胴の表面処理方法。 - 該塗布工程の前に、該印刷胴を機上に設置したままで、該印刷胴の表面を洗浄する洗浄工程を実施することを特徴とする、請求項18又は19記載の印刷機の印刷胴の表面処理方法。
- 該塗布工程は、予め定めた期間に応じて定期的に行なうことを特徴とする、請求項18〜20のいずれか1項に記載の印刷機の印刷胴の表面処理方法。
- 該塗布工程における該インキ非粘着性材料の塗布は、該印刷胴の周囲に配設された塗布装置により行なうことを特徴とする、請求項18〜21のいずれか1項に記載の印刷機の印刷胴の表面処理方法。
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Cited By (3)
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WO2008139765A1 (ja) * | 2007-05-09 | 2008-11-20 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | 印刷機の搬送部材,搬送部材のインキ付着防止装置及び方法、並びに、印刷機及び輪転印刷機 |
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2003
- 2003-12-26 JP JP2003434685A patent/JP2005186595A/ja active Pending
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