JP2005185467A - 椅子式マッサージ機 - Google Patents

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祐司 管
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Abstract

【課題】座り直すことなく効果的な腰の指圧マッサージを行うことができる椅子式マッサージ機を提供することを課題とする。
【解決手段】被施療者1が座る座部2の一側面に設けられた背凭れ部3と、背凭れ部3の上下方向に昇降可能且つ背凭れ部3から突出する施療指4を有するマッサージユニット5とを備え、施療指4により被施療者1の腰近傍を指圧する際には、被施療者1の腰が座部2の前方に移動することを防止する腰位置保持手段54により被施療者1の体を保持する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被施療者の腰近傍を指圧する機能を有する椅子式マッサージ機に関する。
この種の椅子式マッサージ機は、椅子の背凭れ部の内部にマッサージユニットが昇降自在に配設され、マッサージユニットには左右一対の施療指が背凭れ部から突出した状態で配備されている。そして、施療指を左右、上下及び前後に三次元的に動作させることにより被施療者にマッサージを施すものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭63−145656号公報
しかしながら、施療指を下方に移動させると共に前後に動作させて腰近傍を指圧させた際に、施療指の動作に伴って腰が椅子の前方に押し出されるため、腰の指圧効果が減少してしまい何度も座り直す必要があった。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、座り直すことなく腰の指圧効果の減少を防止して効果的な腰の指圧マッサージを行うことができる椅子式マッサージ機を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための手段は、被施療者が座る座部の一側面に設けられた背凭れ部と、背凭れ部の上下方向に昇降可能且つ背凭れ部から突出する施療指を有するマッサージユニットとを備え、前記施療指により被施療者の腰近傍が指圧される際には、被施療者の腰が座部の前方に移動することを防止する腰位置保持手段により被施療者の体は保持されていることを特徴とする。
上記課題を解決するための手段において、前記椅子式マッサージ機は、腰を重点的に指圧する腰指圧モードを備え、腰指圧モードが選択された際には、腰位置保持手段により被施療者の体は保持されてもよい。
上記課題を解決するための手段において、前記腰位置保持手段は、座部に設けられ、脚部側が腰部側よりも上方に膨張するエアバッグにより構成されてもよい。
上記課題を解決するための手段において、前記座部の他側面には、被施療者の脚部が収納される凹部と、凹部の相対向する側壁間の距離を可変する移動板と、移動板に装着された弾性部材とが設けられ、前記腰位置保持手段は、凹部の側壁間の距離を可変することにより脚部を保持する移動板により構成されてもよい。
上記課題を解決するための手段において、前記座部の他側面には、被施療者の脚部が収納される凹部と、凹部の側面に配設された膨張及び収縮可能な側面エアバッグとが設けられ、前記腰位置保持手段は、膨張することにより脚部を保持する側面エアバッグにより構成されてもよい。
上記課題を解決するための手段において、前記座部の他側面側には、被施療者の足先が収納される凹部と、凹部の相対向する側壁間の距離を可変する移動板と、移動板に装着された弾性部材とが設けられ、前記腰位置保持手段は、凹部の側壁間の距離を可変すること
により足先を保持する移動板により構成されてもよい。
上記課題を解決するための手段において、前記座部の他側面側には、被施療者の足先が収納される凹部と、凹部の側面に配設された膨張及び収縮可能な側面エアバッグとが設けられ、前記腰位置保持手段は、膨張することにより足先を保持する側面エアバッグにより構成されてもよい。
上記課題を解決するための手段において、前記マッサージユニットは、前後方向に移動自在に構成されてもよい。
本発明の請求項1の構成によれば、腰を指圧する際には、腰位置保持手段により腰が座部の前方に押し出されることを防止することができるため、座り直すことなく効果的な腰の指圧マッサージを行うことができる等の効果を奏する。
本発明の請求項2の構成によれば、腰を重点的に指圧する際にも腰位置保持手段により腰が座部の前方に押し出されることを防止することができるため、座り直すことなく効果的な腰の指圧マッサージを行うことができる等の効果を奏する。
本発明の請求項3の構成によれば、腰を指圧する際には、エアバッグにより体を背凭れ部側により倒して背凭れ部に押し付けることができるため、座り直すことなく効果的な腰の指圧マッサージを行うことができる等の効果を奏する。
本発明の請求項4の構成によれば、腰を指圧する際には、移動板により脚部を保持して腰が座部の前方に押し出されることを防止することができるため、座り直すことなく効果的な腰の指圧マッサージを行うことができる等の効果を奏する。
本発明の請求項5の構成によれば、腰を指圧する際には、側面エアバッグにより脚部を保持して腰が座部の前方に押し出されることを防止することができるため、座り直すことなく効果的な腰の指圧マッサージを行うことができる等の効果を奏する。
本発明の請求項6の構成によれば、腰を指圧する際には、移動板により足先を保持して腰が座部の前方に押し出されることを防止することができるため、座り直すことなく効果的な腰の指圧マッサージを行うことができる等の効果を奏する。
本発明の請求項7の構成によれば、腰を指圧する際には、側面エアバッグにより足先を保持して腰が座部の前方に押し出されることを防止することができるため、座り直すことなく効果的な腰の指圧マッサージを行うことができる等の効果を奏する。
本発明の請求項8の構成によれば、マッサージユニットを前後に移動させることにより腰の指圧効果を向上させることができると共に、腰の指圧効果を向上させても腰位置保持手段により腰が座部の前方に押し出されることを防止することができるため、座り直すことなく効果的な腰の指圧マッサージを行うことができる等の効果を奏する。
本発明を実施するための最良の形態の椅子式マッサージ機を図1乃至図14に基づいて以下に詳述する。本発明の椅子式マッサージ機は、被施療者1が腰掛ける座部2と、座部2の一端に傾動自在に連結された背凭れ部3と、背凭れ部3の上下方向に昇降可能且つ背凭れ部3から突出する一対の施療指4を備えたマッサージユニット5と、座部2の他端に回動自在に連結された脚部マッサージユニット6とから構成されている(図1参照)。ま
た、施療指4は背凭れ部3全体を被覆した布カバーにより隠れている。
背凭れ部3の内部には、図2及び図3に示すように、背凭れ部3の長手方向に沿って上下方向に平行に伸びる左右一対のガイドレール7が配設されている。一対のガイドレール7は夫々断面形状がコ字状で溝が対向するように配置されている。溝には開口側にラック8が刻設されている(図4参照)。一対のガイドレール7には後述のマッサージユニット5が昇降可能に取り付けられている。
マッサージユニット5は、図2乃至図4に示すように、メインシャーシ9から突設された4つのローラ10が一対のガイドレール7に嵌まって昇降可能となっている。メインシャーシ9にはマッサージユニット5の全ての構成部品が搭載されている。
メインシャーシ9は後方及び側方が開口しており、中央には図4及び図5に示すように、
縦向きに補助シャーシ11が間隔を開けて固定されている。下側のローラ10は、補助シャーシ11の下部を左右に貫通し、メインシャーシ9の両側から突出する上下回転軸12の先端に嵌っており、上下回転軸12にはローラ10の内側にガイドレール7のラック8と噛合するギア13が固定されている。上下回動軸12は減速装置14を介して上下用モータ50に連繋されており、上下用モータ50を駆動することによって、ラック8と噛み合ったギア13が回転してマッサージユニット5はガイドレール7に沿って昇降する。減速装置14はプーリとベルト、ウオームとウオームホイールの組み合わせから構成することができる。なお、図5では減速装置14のプーリ間を連繋するベルトを省略している。
被施療者1にマッサージを施す施療指4は図4乃至図6に示すように、補助シャーシ11の略中央に軸支されたもみ軸15と、もみ軸15の下方に支持されたたたき軸16に連繋される。もみ軸15及びたたき軸16は図4及び図5に示すように、メインシャーシ9に搭載された夫々もみモータ17、たたきモータ18に減速装置19、20を介して連繋されている。もみ軸15ともみモータ17間の減速装置19はプーリとベルト、ウオームとウオームホイールの組み合わせから構成することができる。なお、図5では減速装置19,20のプーリ間を連繋するベルトを省略している。
施療指4は図5及び図6に示すように、もみ軸15に夫々傾斜し偏心した状態で枢支され、メインシャーシ9の前面に開設された孔21から前方に向けて突出する揺動レバー22と、揺動レバー22の先端に枢支され、中央がクの字型に屈曲したマッサージアーム23と、マッサージアーム23の上下に枢支されたもみ球24とを備えている。
たたき軸16には図5及び図6に示すように、互いに位相が180度ずれた偏心カム25が枢支されており、両偏心カム25は揺動レバー22のもみ軸15側後端に取り付けられた自在継手26と、ロッド27を介して接続されている。
もみ軸15には揺動レバー22が夫々傾斜した状態で枢支されており、揺動レバー22はロッド27に夫々接続されて回転が阻止されているから、もみ軸15が回転すると揺動レバー22の先端が左右に動く。これによりマッサージアーム23が左右に揺動し、上側のもみ球24同士及び下側のもみ球24同士が接近、離間を繰り返しながら往復運動をしてもみ動作が行われる。また、たたきモータ18が回転するとたたき軸16に偏心して連繋されたロッド27を介して施療指4が上下方向に往復運動してたたき動作が行われる。
マッサージユニット5には、マッサージユニット5を図2及び図3に示すように、前後に移動させるせり出し機構28が設けられている。せり出し機構28は以下に示すクランク機構29及びリンク機構30から構成されている。
クランク機構29は、図6及び図7に示すように、もみ軸15の前方に配設されたクランク軸31と、上側のローラ10が回転自在に嵌められたクランクピン32とをクランクアーム33により接続して構成される。クランクピン32はクランク軸31に対して偏心しているため、クランク軸31を回転させると、クランクピン32がクランク軸31を中心として周軌道を描く。尚、図示の実施形態では、クランク軸31、クランクアーム33及びクランクピン32は一本の金属棒から構成されており、図6に示すように、クランク軸31は軸受34によってメインシャーシ9に軸支されている。
補助シャーシ11には図4に示すように、上下に軸受35を備えた支持片36が突設されており、軸受35には図4、図5及び図7に示すようにネジ溝の切られた傾動用ネジ軸37が枢支されている。傾動用ネジ軸37の上端はプーリやベルト(図5では省略)からなる減速装置38を介してせり出し用モータ39に連繋されている。
傾動用ネジ軸37のネジが切られている部分にはナット40が螺合している。ナット40は樹脂製とすることができ、ナット40には図7及び図8に示すようにリンク機構30が接続されている。リンク機構30はリンク片41とリンク片42とから構成することができる。
尚、以下では、リンク片41は長手方向に伸縮可能となるように相互にスライド可能に構成された第1リンク片43と第2リンク片44から構成した例について説明する。
第1リンク片43はナット40に前後方向に傾動可能に枢支されており、第1リンク片43の基端側近傍にはスライド用軸45が突設されている。第2リンク片44は第1リンク片43を両側から挟み込む一対の部材から構成され、夫々長手方向に長孔46が開設されている。第2リンク片44の長孔46は夫々第1リンク片43のスライド用軸45にスライド可能に嵌っている。
さらに、第2リンク片44の先端には図7に示すように、軸47が突設されており、スライド用軸45との間にはバネ48が張設されている。バネ48は第2リンク片44をナット40の方に向けて付勢し、無負荷の状態ではバネ48は第2リンク片44がナット40側に最も引き寄せられた状態になっている。
第2リンク片44の軸47には第3リンク片42が枢支されている。第3リンク片42の先端はクランク軸31に固定されている。
ナット40が傾動用ネジ軸37の上側に位置しているときには、第3リンク片42が第2リンク片44側に引き寄せられており、マッサージユニット5(メインシャーシ9)は最も引き下がった位置にある(図2参照)。
この状態から傾動用ネジ軸37を回転させて図8に示すように、ナット40を下側に移動させると(図8中矢印A方向)、ナット40の下方向への移動に伴って。第2リンク片44が第3リンク片42との係合部を下向きに引っ張り第3リンク片42がクランク軸31を中心として回転する。第3リンク片42とクランク軸31は固定されているため、クランク軸31は第3リンク片42と共に一体回転する。
クランク軸31の両端のクランクピン32はローラ10によってガイドレール7に沿ってのみ移動可能であり、前後に移動できないからクランク軸31の回転によりマッサージユニット5は上下回転軸12を中心として傾動する。上下回転軸12はマッサージユニット5の下方に設けられているから図3に示すように、マッサージユニット5の傾動により
施療指4は前方にせり出す(図8中矢印Bで示す)。
被施療者1の肩位置で施療指4をせり出させることにより、施療指4は被施療者1の肩の上部まで届く。この状態でもみモータ17及び/又はたたきモータ18駆動することにより被施療者1の肩の上部を効果的にマッサージすることができる。
また、被施療者1の肩位置よりも下側、即ち、背中や腰位置に施療指4がある状態で施療指4をせり出させることにより被施療者1の背中や腰が指圧マッサージされる。また、この状態で上下用モータ50を回転させてマッサージユニット5を昇降させることにより施療指4が被施療者1に強く押し当てられた状態のローリングマッサージを施すことができる。
図3の状態から傾動用ネジ軸37を逆回転させるとナット40が上側に移動し、上記とは逆に、マッサージユニット5は後退し施療指4は背凭れ部3の内部に引き戻される(図2参照)。引き戻された状態では、従来と同様のマッサージを行うことができる。
傾動用ネジ軸37の回転、即ち、ナット40の傾動用ネジ軸37に対する位置を調節することによってマッサージユニット5のせり出し量を調節することができる。また、クランクアーム33の長さを変えることによって最大のせり出し量も調節できる。
マッサージユニット5のせり出し量は、せり出し量検知手段により検知することができる。せり出し量検知手段としては、例えば、図7に示すように第3リンク片42に当接する可変抵抗器49を配設し、可変抵抗器49によって第3リンク片42の回転角度に伴う抵抗値の変化を測定すればよい。尚、クランク軸31も第3リンク片42と一体に回転するからクランク軸31にせり出し量検知手段を設けてもよい。
脚部マッサージユニット6は、座部2に連結フレーム51を介して回動自在且つ任意の角度で位置決め可能に配設されている。脚部マッサージユニット6は図9に示すように、ユニット筐体52に被施療者1の脚部(ふくらはぎ)を挿入する一対の凹部53を形成し、各凹部53の一方の側壁に、狭持手段としての側面エアーバッグ54が、他方の側壁に弾性部材55が夫々配設され、各凹部53の底壁には指圧用の底面エアバック56が配備されている。
ユニット筐体52は図9乃至図12に示すように、凹部53の底面57を構成する底壁58と、底壁58の両端から上方に向けて平行に形成された第1側壁59と、第1側壁59の間に第1側壁59と対向するように突設された第2側壁60とを備える。ユニット筐体52は樹脂等によって形成することができる。
第1側壁59と対面する第2側壁60には弾性部材55が貼り付けられている。第1側壁59の弾性部材55と対面する側には、側壁面63に沿うように側面エアバッグ54が取付けられている。側面エアバック54は、チューブ62(図13参照)及び図示しないバルブを介して図示しないエアーポンプに接続され、エアーポンプからの空気の供給を受けて膨張する。弾性部材55は側面エアバック54を膨張させたときに、被施療者1の脚部が埋没する程度の弾力性を有するものを用いることが望ましく、ウレタン樹脂やスポンジ、発泡樹脂等から構成することができる。
凹部53の底面57には、図10に示すように、底面エアバック56が取付けられている。底面エアバック56には、夫々ウレタン樹脂等からなる指圧子61が突設されている。指圧子61は底面エアバッグ56と熱圧着することが望ましい。熱圧着によって指圧子61は柔軟な状態で装着されるので底面エアバッグ56が膨張した時に、被施療者1の患
部に指圧子61の全体がフィットし、患部の一部分のみを指圧するようなことはない。底面エアバッグ56もチューブ62を介してエアポンプに接続される。
脚部マッサージユニット6は図示しない布カバーで表面は覆われている。脚部マッサージユニット6を布カバーで覆うことにより側面エアーバッグ54は側壁面63に接着等しなくても、凹部53内へ倒れることはなく側壁面63に沿って保持される。
被施療者1の脚部64を凹部53に挿入した状態で側面エアーバッグ54を膨張させると、被施療者1の脚部64が図13に示すように側面エアーバッグ54に押されて、弾性部材55に埋没して安定した状態になる。従って、側面エアーバッグ54によって脚部64が凹部53から押し出されてしまうこともない。尚、弾性部材55は柔軟な材質であるため側面エアーバッグ54と弾性部材55に脚部64が挟まれても圧迫感もない。
側面エアーバッグ54を膨張させた状態で、底面エアバッグ56を膨張させると図13に示すように指圧子61が脚部64を指圧マッサージする。脚部64は側面エアーバッグ54と弾性部材55に安定的に保持されているので指圧子61の指圧力によって脚部64が凹部53から押し出されてしまうこともなく効果的な指圧マッサージを施すことができる。
尚、指圧子61は凹部53の幅方向に長い形状とし底面エアバッグ56に熱圧着しているから脚部64に局部的に強い指圧力が加わることがないので被施療者1が痛みを感じることもない。側面エアーバッグ54と底面エアバッグ56を一定時間毎に、または、ランダムに膨張、収縮させることによってもみマッサージ、指圧マッサージを組み合わせたマッサージを施すことができる。
図14は本発明の椅子式マッサージ機の操作部65を示している。電源ボタン66を押して電源が入ると自動ボタン67と手動ボタン68が共に緑色に点灯して、自動コースあるいは手動コースが選択されるまで待機する。自動ボタン67が押されると自動ボタン67は赤色に点灯すると共に予め定められたプログラムに従ってマッサージを行う。
手動ボタン68が押されると手動ボタン68は赤色に点灯すると共に枠69で囲まれた全てのボタンは緑色に点灯して被施療者1の好みのマッサージが選択されるまで待機する。たたきボタン70が押されると、たたきボタン70は赤色に点灯すると共に、たたきモータ18が駆動してたたきマッサージを行う。もみボタン71が押されると、もみボタン71は赤色に点灯すると共に、もみモータ17が駆動してもみマッサージを行う。ローリングボタン72が押されると、ローリングボタン72は赤色に点灯すると共に、上下用モータ50が駆動してローリングマッサージを行う。脚ボタン73が押されると、脚ボタン73は赤色に点灯すると共に、側面エアーバッグ54に空気を供給して膨張・収縮による脚のエアマッサージを行う。指圧ボタン74が押されると、指圧ボタン74は赤色に点灯すると共に、せり出し用モータ39が駆動して施療指4を前方へせり出し指圧を行う。起ボタン76が押されると、起ボタン76は赤色に点灯すると共に、起ボタン76が押されている間背凭れ部3は起き上がる。倒ボタン77が押されると、倒ボタン77は赤色に点灯すると共に、倒ボタン77が押されている間背凭れ部3は倒れる。上ボタン78が押されると、上ボタン78は赤色に点灯すると共に、上ボタン78が押されている間施療指4は上方に移動する。下ボタン79が押されると、下ボタン79は赤色に点灯すると共に、下ボタン79が押されている間施療指4は下方に移動する。
腰指圧ボタン75が押されると、腰指圧ボタン75は赤色に点灯すると共に、上下用モータ50を駆動させて施療指4を腰位置まで移動させ、側面エアーバッグ54に空気を供給して脚を固定させると共に、せり出し用モータ39を駆動させる。
本願発明の椅子式マッサージ機はこのように構成されているため、手動運転の腰指圧を選択した際に、脚部マッサージユニット6の側面エアーバッグ54により脚部は保持される。この結果、背凭れ部3からせり出す施療指4により腰が座部2の前方に押し出されることがないため、座り直すことなく効果的な腰の指圧マッサージを行うことができる。
また、手動運転の指圧を選択し、下ボタン79を押して施療指4を腰の位置まで下げた時にも、腰指圧と同様に側面エアーバッグ54により脚部を保持してもよい。このようにすることにより腰指圧と同様に座り直すことなく効果的な腰の指圧マッサージを行うことができる。また、自動運転を選択した場合でも、腰の指圧を行う際には側面エアーバッグ54により脚部を保持してもよい。このようにすることにより手動運転の腰指圧と同様に座り直すことなく効果的な腰の指圧マッサージを行うことができる。
尚、背凭れ部3からせり出す施療指4により腰が座部2の前方に押し出されることを防止する腰位置保持手段は、脚部を保持する側面エアーバッグ54に限定されるものではない。例えば、凹部53の相対向する側壁間の距離を移動板により可変可能にすると共に、移動板に弾性部材を装着し、凹部53の相対向する側壁間を移動する弾性部材を有する移動板により脚部をマッサージすると共に、脚部を保持する構成にしてもよい。
また、前記脚部マッサージユニット6と同様の、足先を挿入する一対の凹部を有する足先マッサージユニットを配備し、腰位置保持手段として足先をマッサージする側面エアバッグ、あるいは、弾性部材を有する移動板により足先を保持するようにしてもよい。また、座部2にエアバックを配設し、腰を指圧する際には体が背凭れ部3に押し付けられるように、脚部側が腰部側より上方になるようにエアバッグを膨張させる構成にしてもよい。
また、本実施形態では、腰を指圧する際にはマッサージユニット5を前後に移動させるせり出し機構により施療指4のせり出し量を多くして指圧効果を向上させたが、この構成に限定されるものではない。マッサージユニットは前後に移動させず、施療指のみをせり出させる構成にしてもよい。
また、以上の説明では施療指4を前方へ単にせり出す純粋な指圧マッサージの際に、腰位置が前方へ押し出されないようにするための構成について述べたが、施療指4を前方へせり出した状態で、もみやたたきを行う場合についても(強いもみやたたきを行った場合)腰位置保持手段を働かせて、腰が前方へ押し出されないようにすることもできる。従って本願の請求項でいうところの「指圧」とはこのような強いもみやたたきのマッサージも含むものである。
本発明を実施するための最良の形態の椅子式マッサージ機の斜視図である。 同椅子式マッサージ機の背凭れ部の断面図である。 同椅子式マッサージ機のマッサージユニット及び施療指を前方にせり出した状態を示す背凭れ部の断面図である。 同椅子式マッサージ機のマッサージユニットの背面図である。 同椅子式マッサージ機のマッサージユニットを右斜め後方から見た斜視図である。 同椅子式マッサージ機のマッサージユニットの要部を取り出して示す斜視図である。 同椅子式マッサージ機のマッサージユニットを左斜め後方から見た斜視図である。 同椅子式マッサージ機のマッサージユニットの要部を取り出して示す断面図である。 同椅子式マッサージ機の脚部マッサージユニットの斜視図である。 同椅子式マッサージ機の脚部マッサージユニットの正面図である。 同椅子式マッサージ機の脚部マッサージユニットの底面図である。 同椅子式マッサージ機の脚部マッサージユニットの側面図である。 同椅子式マッサージ機の脚部マッサージユニットのエアバッグを膨張させた状態を示す説明図である。 同椅子式マッサージ機の操作部の正面図である。
符号の説明
1 被施療者
2 座部
3 背凭れ部
4 施療指
5 マッサージユニット
6脚部マッサージユニット
54 側面エアバッグ

Claims (8)

  1. 被施療者が座る座部の一側面に設けられた背凭れ部と、背凭れ部の上下方向に昇降可能且つ背凭れ部から突出する施療指を有するマッサージユニットとを備え、前記施療指により被施療者の腰近傍が指圧される際には、被施療者の腰が座部の前方に移動することを防止する腰位置保持手段により被施療者の体は保持されていることを特徴とする椅子式マッサージ機。
  2. 前記椅子式マッサージ機は、腰を重点的に指圧する腰指圧モードを備え、腰指圧モードが選択された際には、前記腰位置保持手段により被施療者の体は保持されていることを特徴とする請求項1記載の椅子式マッサージ機。
  3. 前記腰位置保持手段は、座部に設けられ、脚部側が腰部側よりも上方に膨張するエアバッグにより構成されていることを特徴とする請求項1記載の椅子式マッサージ機。
  4. 前記座部の他側面には、被施療者の脚部が収納される凹部と、凹部の相対向する側壁間の距離を可変する移動板と、移動板に装着された弾性部材とが設けられ、前記腰位置保持手段は、凹部の側壁間の距離を可変することにより脚部を保持する移動板により構成されていることを特徴とする請求項1記載の椅子式マッサージ機。
  5. 前記座部の他側面には、被施療者の脚部が収納される凹部と、凹部の側面に配設された膨張及び収縮可能な側面エアバッグとが設けられ、前記腰位置保持手段は、膨張することにより脚部を保持する側面エアバッグにより構成されていることを特徴とする請求項1記載の椅子式マッサージ機。
  6. 前記座部の他側面側には、被施療者の足先が収納される凹部と、凹部の相対向する側壁間の距離を可変する移動板と、移動板に装着された弾性部材とが設けられ、前記腰位置保持手段は、凹部の側壁間の距離を可変することにより足先を保持する移動板により構成されていることを特徴とする請求項1記載の椅子式マッサージ機。
  7. 前記座部の他側面側には、被施療者の足先が収納される凹部と、凹部の側面に配設された膨張及び収縮可能な側面エアバッグとが設けられ、記腰位置保持手段は、膨張することにより足先を保持する側面エアバッグにより構成されていることを特徴とする請求項1記載の椅子式マッサージ機。
  8. 前記マッサージユニットは、前後方向に移動自在に構成されていることを特徴とする請求項1記載の椅子式マッサージ機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108186303A (zh) * 2018-01-03 2018-06-22 上海荣泰健身器材有限公司 按摩机芯以及按摩装置

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