JP2005185360A - 塗布具 - Google Patents

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【課題】 塗布具の塗布杆と刷毛部を、軟材質を用いて一体に成形するとともに、塗布杆の剛性を先端にいくほど低下させ、塗布杆を所望に応じて湾曲させるようにしたマスカラ等の塗布具を提供することを目的とする。
【解決手段】 容器と、塗布部材を取着したキャップとからなる塗布具であって、塗布部材が、軟材質によって成形された塗布杆と塗布部を具備しており、塗布杆が、中空の軸体によって構成され、先端にいくにしたがって軸体の剛性を低下させるようにしていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、塗布具、とくにフレキシブルな塗布杆を具えたマスカラ等の塗布具に関するものである。
マスカラ塗布具において、塗布部に対して塗布杆を湾曲させて使用することは、従来より知られている。
その一例として、塗布杆(塗布棒1)として、アルミニューム等のフレキシブルな線材を継手棒(3)として用い、塗布杆の容器口部からの引出し時に、継手棒(3)を所望する形状に湾曲させるようにしたマスカラ塗布具が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、刷毛部(3)を、塗布杆(2)に対して傾斜させるようにしたマスカラ塗布具も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
実開昭58−40008号公報 実公昭56−40324号公報
しかしながら、特許文献1記載の塗布具は、塗布杆(1)に挿入口(4)を穿設し、該挿入口(4)に継手棒(3)を挿入取着するようにしているので、取付けのための工程が増加し、生産コストが高くつくという問題があった。
さらには、フレキシブルな線材として、金属を用い、簡単に取外しができないので、分別廃棄ができないという問題があった。
また、特許文献2記載の塗布具は、容器に嵌着した小キャップ(6)に、楕円形状の挿入口(5)を形成し、塗布杆(2)の先端と刷毛部(3)の基部をそれぞれ楕円形状の長径部に合致させるようにしており、塗布杆引出しに注意を要し、さらに、しごき中栓がある場合には、刷毛部(3)を抜き出す場合に、塗布杆(2)を傾斜させて抜き出さなければならないという問題があった。
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、塗布具の塗布杆と刷毛部を、軟材質を用いて一体に成形するとともに、塗布杆の剛性を先端にいくほど低下させ、塗布杆を所望に応じて湾曲させるようにしたマスカラ等の塗布具を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、塗布具として、容器と、塗布部材を取着したキャップとからなる塗布具であって、塗布部材が、軟材質によって成形された塗布杆と塗布部を具備しており、塗布杆が、中空の軸体によって構成され、先端にいくにしたがって軸体の剛性を低下させるようにしていることを特徴とする構成を採用する。
塗布杆の実施態様として、塗布杆の側周壁肉厚を、先端にいくにしたがって薄くし、軸体の剛性を低下させていることを特徴とする構成を採用し、また、塗布部材の実施態様として、塗布部材が、熱可塑性エラストマーによって成形されていることを特徴とする構成を採用する。
塗布杆を中空の軸体として、エラストマー等の軟材質の素材を用いて成形し、先端にいくにしたがって剛性を少なくしているので、キャップの軸線に対して、塗布杆が自由に湾曲し、それも先端にいくほどしなりやすくなり、ブラシをまつげに一様に押さえつけることができる。
次に、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1において、Aは容器本体、Bはしごき中栓、Cはキャップ、DはキャップCに嵌着され、先端に一体成形されたブラシD1を具えた塗布部材である。
容器本体A、キャップCは、合成樹脂を素材として成形され、しごき中栓Bと塗布部材Dは、エラストマー等の軟材質を素材として成形されている。
容器本体Aは、口部1と肩部2、胴部3と底部とからなり、口部1にはねじ4が螺設され、肩部2には、位置決め片が設けられている。
しごき中栓Bは、上端にフランジ10を突設した筒体11を具えている。
筒体11は、その中間部から内方に斜め下方に突出したワイパー12を設けており、筒体11の外周下方には、肩部2の下面に係合し、しごき中栓Bの上昇を阻止する膨出部13が突設されている。
キャップCは、頂壁15と側周壁16とからなり、側周壁16の下方部内面には、塗布部材Dを嵌着する嵌合部17が設けられ、その中間には、凹溝18が設けられている。
嵌合部17の下方部は拡径され螺合部19となっており、ねじ19aと位置決め片が設けられている。
塗布部材Dは、嵌合筒部20と塗布杆21とからなっており、塗布杆21の先端には、ブラシD1が形成されている。
嵌合筒部20は、側周壁22と底壁23とを具えており、側周壁22の下端部には、膨出環24が突設され、下端には、しごき中栓Bのフランジ10上部に係合する段差部が設けられている。
底壁23の中心部には、塗布杆21が垂設されており、塗布杆21は、その中心には、下方に向かって軸孔25が穿設され、中空部を有する軸体となっている。
図2(a)に示すように、軸孔25の孔径d1は、下方にいくにしたがって大きくなってテーパー状となっており、そのことから塗布杆21の側周壁の肉厚tは、下方にいくにしたがって薄くなっている。
塗布杆21は、エラストマー等の軟材質を素材としているが、素材の有する硬度と中空体であることによって、一定の剛性が付与されている。
実施例として、硬度が、30〜95 IRHD/S/N、好ましくは35〜85 IRHD/S/Nの熱可塑性エラストマーが用いられている(但し、硬度はJISK6325に規定された測定法による )。
また、下方にいくにしたがって肉厚が薄くなっているので、曲がりやすくなっている。
上記実施例では、塗布杆21の軸孔25の孔径d1を下方を大きくしたが、図2(b)に示すように、孔径d1を一定として、塗布杆21の外径d2を下方を小さくテーパー状になるようにしてもよく、また、図2(c)に示すように、軸孔25を、直線部26aと、テーパー部26b、直線部26aより拡径された直線部26cとから成形し、下方にいくにしたがって、孔径を大きく、肉厚を薄くするようにしてもよい。
また、前記実施例では、軸孔25をブラシD1の部分を除く塗布杆21に穿孔しているが、ブラシD1の部分まで先端部を残すようにして穿孔してもよい。
ブラシD1は、図3に示すように、放射状に突出したブラシ毛27によって形成されている。
また、ブラシに変え、櫛形状としてもよい。
次に、上記構成による作用効果について説明する。
マスカラの使用態様は従来のものと同様であり、ブラシD1を容器本体Aから抜き出すとき、しごき中栓Bのワイパー12によってブラシD1へのマスカラの付着量が調整されるが、その際、容器の軸心に対してキャップCの抜け出し方向が一致していなくても、塗布杆21がしなるので、難なく抜け出すことができる。
まつげaへの塗布にあたっては、図4に示すように、塗布杆21がしなるので、ブラシD1をまつげaに一様に押さえつけて塗布することができる。
また、塗布杆21の下方が最も薄肉となり曲がりやすいので、一層使いやすくなっている。
マスカラ塗布具の塗布杆を、軟材質を素材として成形し、塗布杆の先端ほど剛性を低下するようにしたから、塗布杆がよくしなり、ブラシがまつげに一様に押付けられるようになった。
また、塗布杆がしなるようにしたことから、マスカラ塗布具ばかりではなく、ブラシ等を使用する毛染剤や、薬液の塗布具等にも適用できるようになった。
さらに、塗布部が軟材質のブラシで、肌にソフトに接触するので、アイシャドー等の塗布具にも適用できる。
塗布具の縦断面図である。 塗布杆の説明図で、(a)(b)(c)は、それぞれ異なる三つの実施例を示す縦断面図である。 塗布ブラシの説明図で、図1のA−A線における断面図である。 使用時の説明図である。
符号の説明
A 容器本体
B しごき中栓
C キャップ
D 塗布部材
D1 ブラシ
a まつげ
d1 孔径
d2 外径
t 塗布杆の肉厚
1 口部
2 筒体
3 胴部
4 ねじ
10 フランジ
11 筒体
12 ワイパー
15 頂壁
16 側周壁
17 嵌合部
19 螺合部
20 嵌合筒部
21 塗布杆
25 軸孔
26a 直線部
26b テーパー部
26c 直線部
27 ブラシ毛

Claims (3)

  1. 容器と、塗布部材を取着したキャップとからなる塗布具であって、
    塗布部材が、軟材質によって成形された塗布杆と塗布部を具備しており、
    塗布杆が、中空の軸体によって構成され、先端にいくにしたがって軸体の剛性を低下させるようにしていることを特徴とする塗布具。
  2. 塗布杆の側周壁肉厚を、先端にいくにしたがって薄くし、軸体の剛性を低下させていることを特徴とする請求項1記載の塗布具。
  3. 塗布部材が、熱可塑性エラストマーによって成形されていることを特徴とする請求項1、2記載の塗布具。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH0838248A (ja) * 1994-07-12 1996-02-13 L'oreal Sa 液状製品適用用アプリケータ及び該アプリケータを備えたメークアップアセンブリ

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