JP2005184737A - フレームパルス送出回路、装置クロック供給回路、データ伝送装置およびフレームパルス供給方法 - Google Patents

フレームパルス送出回路、装置クロック供給回路、データ伝送装置およびフレームパルス供給方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 現用回線および予備回線においてデータ伝送のために使用される装置クロックを、それぞれ異なる位相の装置クロックに切り替える場合に、遅延量変動を発生させずに無瞬断切り替えを可能とするフレームパルス送出回路、装置クロック供給回路、データ伝送装置およびフレームパルス供給方法を提供する。
【解決手段】 互いに位相が異なる複数の系の装置クロックを、それぞれ現用回線および予備回線におけるデータ伝送に用い、受信側2で一定の遅延量を加えることによりデータ伝送の装置クロックの位相を揃えている場合、現用回線と予備回線との間で装置クロックの系の切り替えが発生したとしても、装置クロック供給回路113は、切り替え前と等しい位相差の装置クロックを無線伝送装置の送信側1に送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フレームパルス送出回路、装置クロック供給回路、データ伝送装置およびフレームパルス供給方法に関し、特に、有線または無線伝送路にフレームパルスを供給するフレームパルス送出回路、装置クロック供給回路、データ伝送装置およびフレームパルス供給方法に関する。
従来、無線伝送装置は、伝送信号を同期化する為の同期クロックを外部クロック供給装置から入力し、無線伝送装置内のクロック受信部は、PLL回路を用いてその入力同期クロックに同期したクロックとフレームパルス(以下FP)とを生成し、装置クロックとして他の部に供給していた。
また、無線伝送装置は、クロック受信部故障等による無線伝送障害を防止するために2つの装置クロックを生成する冗長構成を取ることで、装置クロックに障害が発生しても、他方側の装置クロックに切り替えることで安定した無線伝送を維持していた。
しかしながら、従来の無線伝送装置では、冗長構成による2つのPLL回路で装置クロック生成を行うために以下のような問題が発生していた。
図8は、従来の無線伝送装置の構成の一例を示した図である。また、図9は、従来の無線伝送装置が有する装置クロック生成部の構成の一例を示す図である。また、図10は、従来の装置クロック生成部におけるタイミングチャートである。
以下、図8乃至図10を用いて、従来の無線伝送装置によるクロック伝送動作について説明する。
図8に示されているように、従来における無線伝送装置は、送信側1001と受信側1002と無線伝送路1112とを有して構成される。
送信側1001は、互いに異なる2つ系の装置クロック(0系、1系)のうち一方の系の装置クロックをN本の現用回線用とし、他方の系の装置クロックを1本の予備回線用として、無線伝送路1112を介して受信側1002に送信する。
送信側1001において、クロック分配部1107は、一方の系の装置クロックおよびFPをN個の入力インタフェース部11011 …1101N に分配して送出する。
また、クロック分配部1107’は、他方の系の装置クロックおよびFPを送信切替部1102へ送出する。
ここで、入力インタフェース部11011 …1101N がクロック0系を、送信切替部1102がクロック1系を選択している場合について説明する。なお、クロック受信部1106とクロック受信部1106’、クロック分配部1107とクロック分配部1107’は、同様の構成および機能を有しているものとし、以下、1系のクロック受信部1106’、1107’の説明を一部省略する。
図10に示されているように、装置初期設定時では、0系のクロック受信部1106は、それぞれ入力された同期クロック1201を内蔵する分周回路P1301にてP(P≧2)分周を行い、同期位相比較1203をそれぞれ位相比較回路1303に送出する。
また、VCO1304の出力となるVCOクロック1202も分周回路Q1302にてQ(Q≧2)分周を行い、VCO位相比較1204を位相比較回路1303に送出する。
位相比較回路1303は、それぞれ同期位相比較1203とVCO位相比較1204との位相比較を行い、位相比較結果をそれぞれ位相制御出力1205としてVCO1304に送出する。
VCO1304は、位相制御出力1205を用いた周波数制御を行い、VCOクロック1202を分周回路1302、FP GEN回路1305、クロック分配部1107に送出する。
FP GEN回路1305は、VCOクロック1202を用いてFPを生成し、クロック分配部1107に送出する。クロック分配部1107では、入力したVCOクロックとFPとを分配回路1306で分配し、入力インタフェース部11011 …1101N と送信切替部1102とに送出する。
入力インタフェース部11011 …1101N と送受信切替部1102とは、それぞれの部にてクロック0系またはクロック1系の装置クロックを選択し使用する。
初期状態における0系、1系のクロックの遅延差をΔt1とした場合、送信側の遅延差はΔt1、受信側は復調部11091 …1109N 内の遅延調整回路において遅延調整を行うので遅延差0となる。
また、上記のような現用回線と予備回線との間の回線切り替えを行う従来技術の1つに、特許文献1が開示するところの回線切替装置があった。
特許文献1では、送信側の予備回線において予備回線信号から現用回線へ切り替えが行われるとき、現用回線信号および予備回線信号の位相を比較し、現用回線信号のフレーム位相が予備回線信号に一致した状態にすることで、予備回線に切り替えが発生した場合に再度同期をとるといった再同期処理動作を省くことを可能としていた。
特開2003−158510号公報
しかしながら、従来、予備回線と現用回線の装置クロック選択系の組み合わせによっては、回線切替時に、無瞬断切替不能となる場合があった。
従来、無線伝送装置では、装置初期設定時に、予備回線側と現用回線側との間の経路差および部品の特性のバラつき等により発生した遅延差を調整して遅延差0とすることで、現用回線と予備回線との間の切替で無瞬断切替となるようにしていた。
例えば、従来では、図11のように、予備回線が装置クロック0系を選択し、現用1回線が装置クロック1系を選択した場合、送信側ではΔt1の遅延差を持つが、受信側で遅延調整を行い、遅延差0となるように調整していた。
その後、図12のように、予備回線が装置クロック1系を選択し、現用1回線が装置クロック0系を選択するように切り替えた場合、送信側では遅延差−Δt1となり、受端側では遅延差が2倍(2Δt1)で現れるため、無線伝送装置の無瞬断切替範囲の遅延差を超える可能性があった。
この遅延量が無線伝送装置の無瞬断切替範囲の遅延量を超えると、無瞬断切替不能となり、フェージング等が発生することにより、回線品質を低下させる可能性があった。
また、特許文献1では、現用回線および予備回線においてデータ伝送のために使用される装置クロック(FP)自体を切り替えることは想定されていなかった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、現用回線および予備回線においてデータ伝送のために使用される装置クロックを、それぞれ異なる位相の装置クロックに切り替える場合に、遅延量変動を発生させずに無瞬断切り替えを可能とするフレームパルス送出回路、装置クロック供給回路、データ伝送装置およびフレームパルス供給方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明の第1の態様は、1以上の現用回線および該現用回線の1つを切り替えるための予備回線のうち、自回路を選択した回線に対してフレームパルスを送出するフレームパルス送出回路であって、入力される基本クロックを用いて、フレームパルスを生成するフレームパルス生成手段と、前記現用回線および前記予備回線のうち自回路が送出するフレームパルスの使用を選択している回線に対して、前記生成されたフレームパルスを送出するフレームパルス送出手段と、自回路の送出フレームパルスに対する他回路の送出フレームパルスの遅延量を検出する遅延量検出手段と、前記他回路の送出フレームパルスの使用を選択している回線が、使用するフレームパルスを前記自回路の送出フレームパルスに切り替えた場合、前記生成されたフレームパルスを前記検出された遅延量分遅延させ、前記他回路の送出フレームパルスと同位相のフレームパルスを生成する遅延パルス生成手段と、前記遅延パルス生成手段により生成されたフレームパルスを、前記自回路の送出フレームパルスに切り替えた回線に送出する遅延フレームパルス送出手段と、を有することを特徴とする。
上記のフレームパルス送出回路は、クロック受信部106およびクロック分配部107、あるいはクロック受信部106’およびクロック分配部107’により構成される。
フレームパルス生成手段は、FP GEN回路305またはFP GEN回路305’により構成される。
フレームパルス送出手段は、選択回路3090 …309N 、または選択回路309’0 …309’N により構成される。
遅延量検出手段は、遅延差検出回路308または遅延差検出回路308’により構成される。
遅延パルス生成手段は、MEM回路307、307’、またはカウンタ回路310、310’により構成される。
遅延フレームパルス送出手段は、選択回路3090 …309N 、または選択回路309’0 …309’N により構成される。
また、本発明の第1の態様によれば、前記遅延フレームパルス生成手段は、例えば、前記遅延させたフレームパルスの一周期分の波形および位相を記憶し、該記憶した波形および位相のフレームパルスを生成することを特徴とする。
また、本発明の第1の態様によれば、前記遅延フレームパルス生成手段は、例えば、前記基本クロックの立ち上がりまたは立ち下がり入力ごとに、自身が保持するカウント値を増加させ、前記フレームパルス生成手段により生成されたフレームパルスの立ち上がりまたは立ち下がりが入力されると、カウント値をリセットし、前記カウント値が、前記検出された遅延量分に相当する前記基本クロックの波数と等しくなったときに、立ち上がりまたは立ち下がりを有するフレームパルスを生成することを特徴とする。
また、本発明の第2の態様は、1以上の現用回線および該現用回線の1つを切り替えるための予備回線にフレームパルスを送出する2つのフレームパルス送出回路を有し、一方の前記フレームパルス送出回路が前記現用回線にフレームパルスを送出するとき、他方の前記フレームパルス送出回路が前記現用回線へのフレームパルスと異なる位相のフレームパルスを前記予備回線に送出する装置クロック供給回路であって、前記フレームパルス送出回路は、入力される基本クロックを用いて、フレームパルスを生成するフレームパルス生成手段と、前記現用回線および前記予備回線のうち自回路が送出するフレームパルスの使用を選択している回線に対して、前記生成されたフレームパルスを送出するフレームパルス送出手段と、自回路の送出フレームパルスに対する他回路の送出フレームパルスの遅延量を検出する遅延量検出手段と、前記他回路の送出フレームパルスの使用を選択している回線が、使用するフレームパルスを前記自回路の送出フレームパルスに切り替えた場合、前記生成されたフレームパルスを前記検出された遅延量分遅延させ、前記他回路の送出フレームパルスと同位相のフレームパルスを生成する遅延パルス生成手段と、前記遅延パルス生成手段により生成されたフレームパルスを、前記自回路の送出フレームパルスに切り替えた回線に送出する遅延フレームパルス送出手段と、を有することを特徴とする。
上記の装置クロック供給回路は、装置クロック供給回路113により構成される。
また、本発明の第3の態様は、送信側機器と受信側機器との間において、1以上の現用回線と該現用回線の1つを切り替えるための予備回線とを介してデータ伝送を行い、前記受信側機器が前記現用回線のデータ伝送の遅延調整を行い、前記予備回線のデータ伝送と同期をとるデータ伝送装置であって、前記データ伝送装置は、前記現用回線および前記予備回線にフレームパルスを送出する2つのフレームパルス送出回路を有し、前記フレームパルス送出回路は、1以上の現用回線および該現用回線の1つを切り替えるための予備回線のうち、自回路を選択した回線に対してフレームパルスを送出するフレームパルス送出回路であって、入力される基本クロックを用いて、フレームパルスを生成するフレームパルス生成手段と、前記現用回線および前記予備回線のうち自回路が送出するフレームパルスの使用を選択している回線に対して、前記生成されたフレームパルスを送出するフレームパルス送出手段と、自回路の送出フレームパルスに対する他回路の送出フレームパルスの遅延量を検出する遅延量検出手段と、前記他回路の送出フレームパルスの使用を選択している回線が、使用するフレームパルスを前記自回路の送出フレームパルスに切り替えた場合、前記生成されたフレームパルスを前記検出された遅延量分遅延させ、前記他回路の送出フレームパルスと同位相のフレームパルスを生成する遅延パルス生成手段と、前記遅延パルス生成手段により生成されたフレームパルスを、前記自回路の送出フレームパルスに切り替えた回線に送出する遅延フレームパルス送出手段と、を有し、一方の前記フレームパルス送出回路が前記現用回線にフレームパルスを送出するとき、他方の前記フレームパルス送出回路が前記現用回線へのフレームパルスと異なる位相のフレームパルスを前記予備回線に送出することを特徴とする。
上記のデータ伝送装置は、例えば無線伝送装置により構成される。また、その伝送路は有線であってもよい。また、伝送媒体は電波に限らず光であってもよい。
また、本発明の第4の態様は、1以上の現用回線および該現用回線の1つを切り替えるための予備回線のうち、自回路を選択した回線に対してフレームパルスを送出するフレームパルス送出回路を用いたフレームパルス供給方法であって、前記フレームパルス送出回路が、入力される基本クロックを用いて、フレームパルスを生成するフレームパルス生成工程と、前記フレームパルス送出回路が、前記現用回線および前記予備回線のうち自回路が送出するフレームパルスの使用を選択している回線に対して、前記生成されたフレームパルスを送出するフレームパルス送出工程と、前記フレームパルス送出回路が、自回路の送出フレームパルスに対する他回路の送出フレームパルスの遅延量を検出する遅延量検出工程と、前記他回路の送出フレームパルスの使用を選択している回線が、使用するフレームパルスを前記自回路の送出フレームパルスに切り替えた場合、前記フレームパルス送出回路が、前記生成されたフレームパルスを前記検出された遅延量分遅延させ、前記他回路の送出フレームパルスと同位相のフレームパルスを生成する遅延パルス生成工程と、前記フレームパルス送出回路が、前記遅延パルス生成工程において生成したフレームパルスを、前記自回路の送出フレームパルスに切り替えた回線に送出する遅延フレームパルス送出工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、現用回線および予備回線においてデータ伝送のために使用される装置クロックを、それぞれ異なる位相の装置クロックに切り替える場合に、遅延量変動を発生させずに無瞬断切り替えが可能となる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態における無線伝送装置の構成を示す図である。以下、図1を用いて、本実施形態における無線伝送装置の構成および動作について説明する。
無線伝送装置は、同様の構成を有する他の無線伝送装置との間でデータの送受信を行う。
図1に示されているように、無線伝送装置は、送信側1と、受信側2と、1本の予備回線用の無線伝送網1120 と、N本(N≧1)の現用回線用の無線伝送網1121 …112N とを有して構成される。
送信側1は、無線伝送網1120 …112N を介して受信側2に装置クロックおよびFPを送信する。
送信側1は、入力端子101 …10N と、入力インタフェース部1011 …101N と、送信切替部102と、変調部1030 …103N と、送信部1040 …104N と、クロック制御部105と、装置クロック供給回路113とを有して構成される。
なお、変調部1030 および送信部1040 は、予備回線におけるデータ伝送において動作し、変調部1031 …103N および送信部1041 …104N は、現用回線におけるデータ伝送において動作する。
入力端子101 …10N は、現用回線信号の入力端子であって、各入力インタフェース部1011 …101N に接続され(同添字同士の入力端子と入力インタフェース部が接続されている)、それぞれ接続されている入力インタフェース部に対して現用回線信号を出力する。
入力インタフェース部1011 …101N は、クロック分配部107、107’に接続され、クロック分配部107、107’にクロック選択入力を出力するとともに、クロック分配部107、107’からの各フレームパルス(FP)を装置クロックとして入力する。
また、入力インタフェース部1011 …101N は、送信切替部102に接続され、入力された現用回線信号を、上記の入力された各FPに同期して送信切替部102へ出力する。
送信切替部102は、入力インタフェース部1011 …101N から入力された各現用回線信号を、それぞれ同添字の現用回線の変調部1030 …103N へ入力する。
また、送信切替部102は、クロック分配部107、107’に接続され、クロック分配部107、107’から予備回線用のFPを入力する。
送信切替部102は、現用M回線(1≦M≦N)が劣化した場合、その現用M回線によるデータ伝送を予備回線に切り替える。
変調部1030 …103N は、入力された現用回線信号の変調を行い、それぞれ接続される送信部1040 …104N へ出力する。
送信部1040 …104N は、それぞれ変調部1030 …103N により変調された信号を送信周波数に変換して無線伝送網1120 …112N を介して無線送信を行う。
クロック制御部105は、クロック受信部106、106’に入力される同期クロック201、201’およびクロック受信部106、106’自体の状態を監視し、クロック受信部106、106’などの故障によりクロック送信動作状態が異常となった場合、正常な系のクロック送信に切り替える。
装置クロック供給回路113は、クロック受信部106、106’と、クロック分配部107、107’とを有して構成される。
クロック受信部106、106’は、無線伝送装置外部からの装置クロックを入力する。
クロック分配部107、107’は、入力インタフェース部1011 …101N または送信切替部102に装置クロックとしてのFPを出力する。
また、受信側2は、受信部1080 …108N と、復調部1090 …109N と、受信切替部110と、出力インタフェース部1111 …111N と、出力端子201 …20N とを有して構成される。
なお、受信部1080 および復調部1090 は、予備回線におけるデータ伝送において動作し、受信部1081 …103N および復調部1091 …104N は、現用回線におけるデータ伝送において動作する。
受信部1080 …108N は、送信部1040 …104N により無線送信された信号を受信して、受信周波数から変調周波数へ周波数変換を行い、それぞれ接続される復調部1091 …109N へ出力する。
復調部1090 …109N は、受信部1080 …108N からそれぞれ入力された変調信号の復調を行い、受信切替部110へ出力する。
また、復調部1091 …109N は、復調後の入力信号に予め設定された遅延量を与え、復調部1091 …109N への各入力信号の位相を、復調部1090 への入力信号の位相との位相差がゼロとなるように遅延させる。
受信切替部110は、現用1回線から予備回線への切り替えが行われていないとき、復調部1091 …109N から入力された信号をそれぞれの現用回線の出力インタフェース部1111 …111N に出力する。
また、受信切替部110は、現用1回線から予備回線への切り替えが行われてるとき、復調部1090 …109N から入力された信号をそれぞれの現用回線の出力インタフェース部1111 …111N に出力する。
出力インタフェース部1111 …111N は、受信切替部110から入力された各信号を、それぞれ出力端子201 …20N に出力する。
出力端子201 …20N は、出力インタフェース部1111 …111N から入力された信号を無線伝送装置外部へ送出する。
図2は、本発明の第1の実施形態における装置クロック供給回路113の構成を示す図である。以下、図2を用いて、装置クロック供給回路113の構成について説明する。
装置クロック供給回路113は、異なる2つの系(本実施形態では0系、1系の2つの系)の装置クロックを入力インタフェース部1011 …101N および送信切替部102に出力する。
クロック受信部106およびクロック分配部107は、0系の装置クロックを出力する。また、クロック受信部106’およびクロック分配部107’は、1系の装置クロックを出力する。
ここで、0系のクロック受信部106およびクロック分配部107の構成について説明する。
なお、クロック受信部106とクロック受信部106’、クロック分配部107とクロック分配部107’は、それぞれほぼ同様の構成および機能を有しているため、1系のクロック受信部106’およびクロック分配部107’の構成の説明については一部省略する。
図2に示されているように、クロック受信部106は、分周回路P301と、分周回路Q302と、位相比較回路303と、VCO304と、FP GEN回路305とを有して構成される。
分周回路P301は、同期クロック201を入力する。
分周回路P301は、入力された同期クロック201をP(P≧2)分周した同期位相比較203を、接続された位相比較回路303に送出する。
分周回路Q302は、VCO304から出力されたVCOクロック202を入力し、その入力されたVCOクロック202をQ(Q≧2)分周したVCO位相比較204を位相比較回路303に送出する。
位相比較回路303は、同期位相比較203およびVCO位相比較204を入力し、同期位相比較203とVCO位相比較204との位相比較結果を位相制御出力205としてVCO304に送出する。
VCO304は、入力された位相制御出力205を用いて、VCO304の出力周波数の制御を行い、VCOクロック202を、接続される分周回路302、FP GEN回路305、およびクロック分配部107に送出する。
FP GEN回路305は、VCOクロック202を用いてフレームパルス(FP)を生成し、接続されるクロック分配部107に送出する。
クロック分配部107、107’は、装置初期設定時に入力インタフェース部1011 …101N と送受信切替部102がそれぞれ選択した装置クロックの系を記憶する。
また、クロック分配部107、107’は、自系のクロック受信部から送出されたVCOクロックを用いて、自系装置クロックのFPと他系装置クロックのFPとの位相差を検出する。クロック分配部107、107’は、検出した位相差を用いて、他系装置クロックのFPと同位相のFP出力を生成し、その生成したFPを入力インタフェース部1011 …101N または送受信クロック部102に送出する。
例えば、装置初期設定において入力インタフェース部1011 …101N が、自系装置クロックを非選択であり、その後自系の装置クロックに切り替えた場合、クロック分配部107、107’は、他系のFPと同位相のFPを生成し、入力インタフェース部1011 …101N に供給する。
このように、クロック分配部107、107’は、それぞれ自系FPと他系FPの遅延差を検出し、他系のFPと同一遅延となるFPを生成する。クロック分配部107、107’は、入力インタフェース部1011 …101N および送受信切替部102のうち、自系の装置クロックを選択した部位に対しては自系のFPを出力し、他系の装置クロックを選択した部位に対しては他系と同一遅延となるFPを出力する。
このことにより、無線伝送装置において装置クロック選択に切替が発生しても遅延差を初期設定値と同一に保つことができる。従って、無線伝送装置は、装置クロック選択に関わらず、予備回線と現用回線との間の遅延差変動が発生しない装置クロックを供給することが可能となる。
また、図2に示されているように、クロック分配部107は、分配回路306と、MEM回路307と、遅延差検出回路308と、選択回路3090 …309N とを有して構成される。
分配回路306は、VCO304から入力されたVCOクロック202を分配し、接続される入力インタフェース部1011 …101N および送受信クロック部102に送出する。
MEM回路307は、FP一周期分の容量を持ったメモリであり、自系のクロック受信部106内のFP GEN回路305から送出されたFPの波形および位相を記憶する。
また、MEM回路307は、後述する遅延差検出回路308の遅延差結果208を用いて、他系FPと同じ遅延となるFPを生成し、選択回路3090 …309N に送出する。
遅延差検出回路308は、自系のクロック受信部106から入力されたVCOクロック202を用いて、自系のクロック受信部106内のFP GEN回路305から送出されたFPと他系のクロック受信部106’内のFP GEN回路305’から送出されたFPとの遅延差を検出する。
遅延差検出回路308は、その検出結果となる遅延差結果208をMEM回路307に送出する。
選択回路3090 …309N は、装置初期設定時に予備回線と現用回線の遅延調整が行われた時に、自回路に入力される入力インタフェース部101および送受信切替部102の装置クロック選択入力211を用いて、入力インタフェース部1011 …101N および送信切替部102それぞれの装置クロック選択系を記憶する。
入力インタフェース部1011 …101N または送信切替部102が、初期設定時に0系を選択している場合、選択回路3090 …309N は、その0系を選択している部位に対してFP GEN回路305の出力FPを選択して送出する。
一方、入力インタフェース部1011 …101N または送信切替部102が、初期設定時に1系を選択している場合、選択回路3090 …309N は、その1系を選択している部位に対してMEM回路307の出力FPを選択して送出する。
図3は、本発明の第1の実施形態における復調部1090 …109N の内部構成を示す図である。
図3に示されているように、復調部1090 …109N は、復調回路311と、遅延調整回路312とを有して構成される。
復調回路311は、受信部108から入力された信号を復調する。
遅延調整回路312は、復調回路311により復調された信号の遅延の増減を調整する。
なお、復調部1090 は、遅延調整回路312が設けられていなくてもよく、この場合、復調回路311の出力がそのまま復調部1090 の出力となる。
図4は、本発明の第1の実施形態の送信側1におけるタイミングチャートである。また、図5は、本発明の第1の実施形態における送信側1と受信側2との間の信号の遅延差を示す図である。
以下、図1乃至図5を用いて、本実施形態における無線伝送装置の動作について説明する。
以下の例では、装置初期設定時において、送受信切替部102が、予備回線用として装置クロック1系を選択し、現用回線側の入力インタフェース部1011 …101N が装置クロック0系を選択しているものとする。
また、0系クロック受信部106が送出するFPと1系クロック受信部106’が送出するFPとの遅延差はΔt1、FP GEN回路305はVCOクロック202を8000分周、分周回路301は4分周、分周回路302は8分周とする。
初期設定時の装置クロック0系側となるクロック分配部107は、以下のような動作を行う。
遅延差検出回路308は、自系である0系FPと他系である1系FPとの遅延差を0系VCOクロック202を用いて検出し、検出結果となる遅延差出力208を「2」としてMEM回路307に送出する。
MEM回路307は、クロック受信部106により生成されたFPを記憶している。MEM回路307は、遅延差出力208が「2」であることから、0系入力FPから2クロック遅れのMEM出力209を生成し、選択回路3090に送出する。
分配回路306は、送出するクロックを分配し、入力インタフェース部1011 …101N と送受信切替部102とに送出する。
選択回路3090 は、送受信切替部102の初期設定時の記憶値が1系であることから、MEM回路307により生成されたMEM出力209を送受信切替部102に送出する。
選択回路3091 〜309N は、入力インタフェース部1011 …101N の初期設定時の記憶値が0系であることから、FP GEN回路305により生成されたFPを入力インタフェース部1011 …101N にそれぞれ送出する。
一方、装置クロック1系側となるクロック分配部107’も、0系と同様の動作を行う。
遅延差検出回路308’は、自系である1系FPと他系である0系FPとの遅延差を1系VCOクロック202’を用いて検出し、検出結果となる遅延差出力208’を「7998」としてMEM回路307’に送出する。
MEM回路307’は、1系クロック受信部106’のFPを記憶している。MEM回路307’は、遅延差出力208’が「7998」であることから、1系入力FPから7998クロック遅れのMEM出力209’を生成し、選択回路309’1 …309’N に送出する。
分配回路306’は、送出するクロックを分配し、入力インタフェース部1011 …101N と送受信切替部102とに送出する。
選択回路309’0 は、送受信切替部102の初期設定時の記憶値が1系であることから、FP GEN回路305により生成されたFPを送受信切替部102に送出する。
選択回路309’1 …309’N は、入力インタフェース部1011 …101N の初期設定時の記憶値が0系であることから、MEM回路307により生成されたMEM出力209’を入力インタフェース部1011 …101N にそれぞれ送出する。
図5に示されているように、現用回線の入力インタフェース部1011 …101N に供給されるFPに比べて、送受信切替部102に供給されるFPの位相がΔt1遅延している場合、復調部1091 …109N は、この遅延差Δt1を含む遅延差をゼロに調整する。
その後、送信切替部102の同期クロック選択が1系から0系に切り替わり、現用M回線の入力インタフェース部101M で(1≦M≦N)、同期クロック選択が0系から1系となる場合であっても、現用M回線の入力インタフェース部101M に供給されるFPに比べて、送受信切替部102に供給されるFPの位相がΔt1遅延しているため、受信側2で遅延変動は発生せず、無瞬断切替可能となる。
以下、装置クロック系切り替え時のクロック分配部の動作例について説明する。
装置初期設定時において、入力インタフェース部1011 が0系の装置クロックを選択し、その後、装置クロック選択を0系から1系に切り替えた場合、1系側のクロック分配部107’では、遅延差検出回路308’が0系と1系との遅延差を検出する。
MEM回路307’は、その遅延差の検出結果を用いて、0系FPと同位相のFPを生成し、選択回路309’0 …309’N に送出する。
選択回路309’0 …309’N は、装置初期設定時0系であることを記憶している。選択回路309’0 …309’N は、1系のFP出力210’1 として、MEM回路307により生成されたFPを選択し、装置クロック0系と同位相のFPを入力インタフェース部1011 …101N に送出する。
これにより、装置クロック選択が初期設定後に変化しても、0系FPと1系FPの遅延差は、切替前と同じ遅延差となり遅延量の変動を抑圧することで、無瞬断切替が可能となる。
なお、本実施形態では、装置クロック供給回路113が無線伝送に適用されていたが、有線伝送または光通信の分野で適用されるとしてもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、互いに位相が異なる複数の系の装置クロックを、それぞれ現用回線および予備回線におけるデータ伝送に用い、受信側2で一定の遅延量を加えることによりデータ伝送の装置クロックの位相を揃えている場合、現用回線と予備回線との間で装置クロックの系の切り替えが発生したとしても、装置クロック供給回路113は、切り替え前と等しい位相差の装置クロック(FP)を無線伝送装置の送信側1に送信する。
従って、現用回線および予備回線におけるデータ伝送に用いられる装置クロックの切り替えが発生しても、無瞬断切り替えが可能となる。
また、従来技術では、装置クロック切り替えに起因して遅延差が変動し、受信側にて無瞬断切り替え不能となる場合には、受信側にて再度遅延調整をする必要があった。
本実施形態では、上記のような再度遅延調整を行う必要がなく、調整による保守が不要となる。
(第2の実施形態)
本実施形態における構成および動作は、以下、特記しない限り、本発明の第1の実施形態と同様であるとして説明を進める。
図6は、本発明の第2の実施形態における装置クロック供給回路113の構成を示す図である。また、図7は、本発明の第2の実施形態の送信側1におけるタイミングチャートである。
以下、図6および図7を用いて、本実施形態における無線伝送装置について説明する。
図6に示されているように、本実施形態における装置クロック供給回路113は、第1の実施形態の装置クロック供給回路113に設けられていたMEM回路307、307’の代わりにそれぞれカウンタ回路310、310’を有する構成となっている。
なお、クロック受信部106とクロック受信部106’、クロック分配部107とクロック分配部107’は、それぞれほぼ同様の構成および機能を有しているため、1系のクロック受信部106’およびクロック分配部107’の構成の説明については一部省略する。
まず、0系のクロック分配部107における動作について説明する。
カウンタ回路310は、入力されるVCOクロック202の波数をカウントし、そのカウント値を保持する。カウント回路310は、自系FP出力207の「L」が入力されると、カウンタ値をゼロにクリアし、再度自系VCOクロック202を用いてカウントアップを行う。
また、カウント回路310は、カウント値と遅延比較結果308の値(例えば「2」)とを比較し、両方の値が一致した場合、VCOクロック202の1クロック幅分「L」となるカウンタ出力213を生成し、選択回路3090 …309N に送出する。
一方、1系側クロック分配部107では、カウンタ回路310’は、1系のFP出力207’の「L」入力で、カウンタ値212’を「0」とし、1系VCOクロック202’を用いてカウンタをカウントアップする。
カウンタ回路310’は、自身が保持するカウント値212’が遅延比較結果308’の値と同じ「7998」の時に「L」となるカウンタ出力213’を生成し、選択回路309’0 …309’N に送出する。
以上説明したように、本実施形態におけるクロック分配部107、107’は、MEM回路の代わりに簡易な構成で実現可能なカウンタ回路を有し、遅延差検出回路に格納された遅延量分遅延させたFPを出力する。
従って、簡易な回路構成で、第1の実施形態と同様に、現用回線および予備回線におけるデータ伝送に用いられる装置クロック切り替えが発生しても、無瞬断切り替えが可能となる。
(実施形態のまとめ)
なお、上記の実施形態におけるフレームパルスは、フレームの区切りを示すタイミングでVCOクロック一周期分「L」としていたが、逆にフレームの区切りを示すタイミングでVCOクロック一周期分「H」とする波形であってもよい。
また、上記の実施例は本発明の好適な実施の一例であり、本発明の実施例は、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能となる。
本発明の第1の実施形態における無線伝送装置の構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態における装置クロック供給回路の構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態における復調部の内部構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態の送信側におけるタイミングチャートである。 本発明の第1の実施形態における送信側と受信側との間の信号の遅延差を示す図である。 本発明の第2の実施形態における装置クロック供給回路の構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態の送信側1におけるタイミングチャートである。 従来の無線伝送装置の構成の一例を示した図である。 従来の無線伝送装置が有する装置クロック生成部の構成の一例を示す図である。 従来の装置クロック生成部におけるタイミングチャートである。 従来の送信側1と受信側2との間の信号の遅延差を示す図である。 従来の送信側1と受信側2との間の信号の遅延差を示す図である。
符号の説明
1、1001 送信側
2、1002 受信側
101 …10N 、10101 …1010N 入力端子
201 …20N 、10201 …1020N 出力端子
1011 …101N 、11011 …1101N 入力インタフェース部
102、1102 送信切替部
1030 …103N 、11031 …1103N 変調部
1040 …104N 、11041 …1104N 送信部
105 クロック制御部
106、106’、1106、1106’ クロック受信部
107、107’、1107、1107’ クロック分配部
1080 …108N 、11081 …1108N 受信部
1090 …109N 、11091 …1109N 復調部
110、1110 受信切替部
1111 …111N 、11111 …1111N 出力インタフェース部
1120 …102N 、11021 …1102N 無線伝送路
201、201’、1201、1201’ 同期クロック
202、202’、1202、1202’ VCOクロック
203、203’、1203、1203’ 同期位相比較
204、204’、1204、1204’ VCO位相比較
205、205’、1205、1205’ 位相制御出力
207、207’ FP出力
208、208’ 遅延差結果
206、206’、2100 …210N 、210’0 …210’N 、1206、1206’、1210、1210’ クロック出力
2110 …211N 、211’0 …211’N クロック選択出力
212、212’ カウンタ値
213、213’ カウンタ出力
301、301’、1301、1301’ 分周回路P
302、302’、1302、1302’ 分周回路Q
303、303’、1303、1303’ 位相比較回路
304、304’、1304、1304’ VCO
305、305’、1305、1305’ FP GEN回路
306、306’1306、1306’ 分配回路
307、307’ MEM回路
308、308’ 遅延差検出回路
3090 …309N 、309’0 …309’N 選択回路
310、310’ カウンタ回路
311 復調回路
312 遅延調整回路

Claims (6)

  1. 1以上の現用回線および該現用回線の1つを切り替えるための予備回線のうち、自回路を選択した回線に対してフレームパルスを送出するフレームパルス送出回路であって、
    入力される基本クロックを用いて、フレームパルスを生成するフレームパルス生成手段と、
    前記現用回線および前記予備回線のうち自回路が送出するフレームパルスの使用を選択している回線に対して、前記生成されたフレームパルスを送出するフレームパルス送出手段と、
    自回路の送出フレームパルスに対する他回路の送出フレームパルスの遅延量を検出する遅延量検出手段と、
    前記他回路の送出フレームパルスの使用を選択している回線が、使用するフレームパルスを前記自回路の送出フレームパルスに切り替えた場合、前記生成されたフレームパルスを前記検出された遅延量分遅延させ、前記他回路の送出フレームパルスと同位相のフレームパルスを生成する遅延パルス生成手段と、
    前記遅延パルス生成手段により生成されたフレームパルスを、前記自回路の送出フレームパルスに切り替えた回線に送出する遅延フレームパルス送出手段と、
    を有することを特徴とするフレームパルス送出回路。
  2. 前記遅延フレームパルス生成手段は、
    前記遅延させたフレームパルスの一周期分の波形および位相を記憶し、該記憶した波形および位相のフレームパルスを生成することを特徴とする請求項1記載のフレームパルス送出回路。
  3. 前記遅延フレームパルス生成手段は、
    前記基本クロックの立ち上がりまたは立ち下がり入力ごとに、自身が保持するカウント値を増加させ、
    前記フレームパルス生成手段により生成されたフレームパルスの立ち上がりまたは立ち下がりが入力されると、カウント値をリセットし、
    前記カウント値が、前記検出された遅延量分に相当する前記基本クロックの波数と等しくなったときに、立ち上がりまたは立ち下がりを有するフレームパルスを生成することを特徴とする請求項1記載のフレームパルス送出回路。
  4. 1以上の現用回線および該現用回線の1つを切り替えるための予備回線にフレームパルスを送出する2つのフレームパルス送出回路を有し、一方の前記フレームパルス送出回路が前記現用回線にフレームパルスを送出するとき、他方の前記フレームパルス送出回路が前記現用回線へのフレームパルスと異なる位相のフレームパルスを前記予備回線に送出する装置クロック供給回路であって、
    前記フレームパルス送出回路は、
    入力される基本クロックを用いて、フレームパルスを生成するフレームパルス生成手段と、
    前記現用回線および前記予備回線のうち自回路が送出するフレームパルスの使用を選択している回線に対して、前記生成されたフレームパルスを送出するフレームパルス送出手段と、
    自回路の送出フレームパルスに対する他回路の送出フレームパルスの遅延量を検出する遅延量検出手段と、
    前記他回路の送出フレームパルスの使用を選択している回線が、使用するフレームパルスを前記自回路の送出フレームパルスに切り替えた場合、前記生成されたフレームパルスを前記検出された遅延量分遅延させ、前記他回路の送出フレームパルスと同位相のフレームパルスを生成する遅延パルス生成手段と、
    前記遅延パルス生成手段により生成されたフレームパルスを、前記自回路の送出フレームパルスに切り替えた回線に送出する遅延フレームパルス送出手段と、
    を有することを特徴とする装置クロック供給回路。
  5. 送信側機器と受信側機器との間において、1以上の現用回線と該現用回線の1つを切り替えるための予備回線とを介してデータ伝送を行い、前記受信側機器が前記現用回線のデータ伝送の遅延調整を行い、前記予備回線のデータ伝送と同期をとるデータ伝送装置であって、
    前記データ伝送装置は、前記現用回線および前記予備回線にフレームパルスを送出する2つのフレームパルス送出回路を有し、
    前記フレームパルス送出回路は、
    1以上の現用回線および該現用回線の1つを切り替えるための予備回線のうち、自回路を選択した回線に対してフレームパルスを送出するフレームパルス送出回路であって、
    入力される基本クロックを用いて、フレームパルスを生成するフレームパルス生成手段と、
    前記現用回線および前記予備回線のうち自回路が送出するフレームパルスの使用を選択している回線に対して、前記生成されたフレームパルスを送出するフレームパルス送出手段と、
    自回路の送出フレームパルスに対する他回路の送出フレームパルスの遅延量を検出する遅延量検出手段と、
    前記他回路の送出フレームパルスの使用を選択している回線が、使用するフレームパルスを前記自回路の送出フレームパルスに切り替えた場合、前記生成されたフレームパルスを前記検出された遅延量分遅延させ、前記他回路の送出フレームパルスと同位相のフレームパルスを生成する遅延パルス生成手段と、
    前記遅延パルス生成手段により生成されたフレームパルスを、前記自回路の送出フレームパルスに切り替えた回線に送出する遅延フレームパルス送出手段と、
    を有し、
    一方の前記フレームパルス送出回路が前記現用回線にフレームパルスを送出するとき、他方の前記フレームパルス送出回路が前記現用回線へのフレームパルスと異なる位相のフレームパルスを前記予備回線に送出することを特徴とするデータ伝送装置。
  6. 1以上の現用回線および該現用回線の1つを切り替えるための予備回線のうち、自回路を選択した回線に対してフレームパルスを送出するフレームパルス送出回路を用いたフレームパルス供給方法であって、
    前記フレームパルス送出回路が、入力される基本クロックを用いて、フレームパルスを生成するフレームパルス生成工程と、
    前記フレームパルス送出回路が、前記現用回線および前記予備回線のうち自回路が送出するフレームパルスの使用を選択している回線に対して、前記生成されたフレームパルスを送出するフレームパルス送出工程と、
    前記フレームパルス送出回路が、自回路の送出フレームパルスに対する他回路の送出フレームパルスの遅延量を検出する遅延量検出工程と、
    前記他回路の送出フレームパルスの使用を選択している回線が、使用するフレームパルスを前記自回路の送出フレームパルスに切り替えた場合、前記フレームパルス送出回路が、前記生成されたフレームパルスを前記検出された遅延量分遅延させ、前記他回路の送出フレームパルスと同位相のフレームパルスを生成する遅延パルス生成工程と、
    前記フレームパルス送出回路が、前記遅延パルス生成工程において生成したフレームパルスを、前記自回路の送出フレームパルスに切り替えた回線に送出する遅延フレームパルス送出工程と、
    を有することを特徴とするフレームパルス供給方法。
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