JP2005184607A - 画像処理装置、画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents
画像処理装置、画像形成装置及びその制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005184607A JP2005184607A JP2003424445A JP2003424445A JP2005184607A JP 2005184607 A JP2005184607 A JP 2005184607A JP 2003424445 A JP2003424445 A JP 2003424445A JP 2003424445 A JP2003424445 A JP 2003424445A JP 2005184607 A JP2005184607 A JP 2005184607A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image processing
- image
- memory
- image data
- allocation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Record Information Processing For Printing (AREA)
- Storing Facsimile Image Data (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
Abstract
【解決手段】 プリンタ装置10は、画像処理装置22内に、各色の画像データが入力される複数の色ずれ補正部234と、これらの色ずれ補正部234により共有されるメモリ235とを有し、それぞれの色ずれ補正部234に入力される画像データに要する位置ずれ補正の補正量を比較し、この比較結果に応じて、それぞれの色ずれ補正部234に割り当てられるメモリ235の量を変更する。
【選択図】図2
Description
また、特許文献2は、用紙サイズ、解像度及びメモリ容量に応じて、1画素当りの階調数を選択する画像形成装置を開示する。すなわち、画像データに固定的に割り当てられたメモリの最大限活用するために、要求される用紙サイズ及び解像度に応じて、1画素当りの階調数を選択することが提案されている。
また、特許文献3は、メモリに格納された画素データのアドレス変換(移動、間引き又は挿入など)により各色に対応する画像データの位置ずれを補正する画像形成装置を開示する。
上記目的を達成するために、本発明にかかる画像処理装置は、画像データを通す複数の画像処理経路と、少なくとも2つの画像処理経路により共有される少なくとも1つのメモリと、共有されているメモリについて、それぞれの画像処理経路に割り当てられるメモリの割当領域を変更する割当変更手段とを有する。
また、本発明にかかる画像形成装置は、画像データを通す複数の画像処理経路と、少なくとも2つの画像処理経路により共有される少なくとも1つのメモリと、共有されているメモリについて、それぞれの画像処理経路に割り当てられるメモリの割当領域を変更する割当変更手段と、前記画像処理経路から出力される画像データに基づいて、画像を形成する像形成手段とを有する。
また、本発明にかかる制御方法は、複数の画像処理経路と、少なくとも2つの画像処理経路により共有される少なくとも1つのメモリとを含む画像処理装置の制御方法であって、それぞれの画像処理経路に入力される画像データに要する補正量を比較し、比較結果に応じて、それぞれの画像処理経路に割り当てられるメモリの量を変更する。
まず、本発明が適用されるプリンタ装置10について説明する。
図1は、タンデム型のプリンタ装置(画像形成装置)10の構成を示す図である。
図1に示すように、プリンタ装置10は、画像読取ユニット12、画像形成ユニット14、中間転写装置16、複数の用紙トレイ17、用紙搬送路18、定着器19、コントローラ20、画像処理装置22及びユーザインタフェース装置(UI装置)28を有する。このプリンタ装置10は、パーソナルコンピュータ(不図示)などから受信した画像データを印刷するプリンタ機能に加えて、画像読取装置12を用いたフルカラー複写機としての機能、及び、ファクシミリとしての機能を兼ね備えた複合機であってもよい。なお、本実施形態では、複数の感光体ドラム152が設けられたタンデム型のプリンタ装置10を具体例として説明するが、これに限定されるものではなく、例えば、感光体ドラム152が1つだけ設けられたプリンタ装置であってもよい。
画像読取装置12の下方には、カラー画像を構成する色に対応して、複数の画像形成ユニット14が配設されている。本例では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色に対応して第1の画像形成ユニット14Y、第2の画像形成ユニット14M、第3の画像形成ユニット14C及び第4の画像形成ユニット14Kが、中間転写装置16に沿って一定の間隔を空けて水平に配列されている。中間転写装置16は、中間転写体としての中間転写ベルト160を図中矢印Aの方向に回転させ、これら4つの画像形成ユニット14Y、14M、14C、14Kは、画像処理装置20から入力された画像データに基づいて各色のトナー像を順次形成し、これら複数のトナー像が互いに重ね合わせられるタイミングで中間転写ベルト160に転写(一次転写)する。なお、各画像形成ユニット14Y、14M、14C、14Kの色の順序は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の順に限定されるものではなく、黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の順序など、その順序は任意である。
図1に示すように、画像読取ユニット12は、原稿を載せるプラテンガラス124と、この原稿をプラテンガラス124上に押圧するプラテンカバー122と、プラテンガラス124上に載置された原稿の画像を読み取る画像読取装置130とを有する。この画像読取装置130は、プラテンガラス124上に載置された原稿を光源132によって照明し、原稿からの反射光像を、フルレートミラー134、第1のハーフレートミラー135、第2のハーフレートミラー136及び結像レンズ137からなる縮小光学系を介して、CCD等からなる画像読取素子138上に走査露光して、この画像読取素子138によって原稿の色材反射光像を所定のドット密度(例えば、16ドット/mm)で読み取るように構成されている。
画像形成ユニット14Yは、画像処理装置22から入力された画像データに応じてレーザ光を走査する光走査装置140Yと、この光走査装置140Yにより走査されたレーザ光により静電潜像が形成される像形成装置150Yとを有する。
像形成装置150Yは、矢印Aの方向に沿って所定の回転速度で回転する像担持体としての感光体ドラム152Yと、この感光体ドラム152Yの表面を一様に帯電する帯電手段としての一次帯電用のスコロトロン154Yと、感光体ドラム154Y上に形成された静電潜像を現像する現像器156Yと、クリーニング装置158Yとから構成されている。感光体ドラム152Yは、スコロトロン154Yにより一様に帯電され、光走査装置140Yにより照射されたレーザ光LB(Y)により静電潜像を形成される。感光体ドラム152Yに形成された静電潜像は、現像器156Yによりイエロー(Y)のトナーで現像され、中間転写装置16に転写される。なお、トナー像の転写工程の後に感光体ドラム152Yに付着している残留トナー及び紙粉等は、クリーニング装置158Yによって除去される。
他の画像形成ユニット14M、14C及び14Kも、上記と同様に、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像を形成し、形成された各色のトナー像を中間転写装置16に転写する。
また、中間転写装置16は、各画像形成ユニット14Y、14M、14C、14Kに対向する位置にそれぞれ第1の一次転写ロール162Y、第2の一次転写ロール162M、第3の一次転写ロール162C及び第4の一次転写ロール162Kを有し、感光体ドラム152Y、152M、152C、152K上に形成された各色のトナー像を、これらの一次転写ロール162により中間転写ベルト160上に多重転写する。なお、中間転写ベルト160に付着した残留トナーは、二次転写位置の下流に設けられたベルト用クリーニング装置のクリーニングブレード又はブラシにより除去される。
また、中間転写ベルト160の近傍に、多重転写されたトナー像を光学的に読み取るトナー像センサ220が配設されている。トナー像センサ220は、例えば、画像形成ユニット14Y、14M、14C、14Kにより形成されたテストパターンのトナー像を中間転写ベルト160から読み取り、読み取られたトナー像の画像データを画像処理装置22に対して出力する。すなわち、トナー像センサ220は、各色のトナー像の位置ずれ量を検出するために、中間転写ベルト160上からトナー像を読み取る。
また、用紙搬送路18上の二次転写位置には、バックアップロール168に圧接する二次転写ロール185が配設されており、中間転写ベルト16上に多重に転写された各色のトナー像は、この二次転写ロール185による圧接力及び静電気力で記録用紙42a又は42b上に二次転写される。各色のトナー像が転写された記録用紙42a又は42bは、2つの搬送ベルト186によって定着器19へと搬送される。
定着器19は、上記各色のトナー像が転写された記録用紙42a又は42bに対して加熱処理及び加圧処理を施すことにより、トナーを記録用紙42a又は42bに溶融固着させる。
定着器19により定着処理(加熱及び加圧)が施された記録用紙42a又は42bは、定着器19の後段に設けられた排出経路187を通って、プリンタ装置10の外部に排出される。
また、画像処理装置22は、各色の画像データに対して位置ずれ補正を行う。具体的には、画像処理装置22は、それぞれの画像形成ユニット14により形成される各色のトナー像の位置、大きさ、傾き又は形状を一致させるために、画像を構成する画素の移動、追加又は削除(以下、「画素の操作」と総称する場合もある)を行う。
図2は、画像処理装置22に設けられたメモリ235を模式的に示した図であり、図2(A)は、複数の画像処理パスに固定的に割り当てられたメモリ235を例示し、図2(B)は、複数の画像処理パスに動的に割り当てられるメモリ235を例示する。
図2(A)及び図2(B)に示すように、画像処理装置22は、複数の画像形成ユニット14(図1)に対応する複数の画像処理パス(画像処理経路)を有する。これらの画像処理パスは、カラー画像を構成する各色に対応しており、本例では、第1の画像処理パスにはY色の画像データが入力され、第2の画像処理パスにはM色の画像データが入力され、第3の画像処理パスにはC色の画像データが入力され、第4の画像処理パスにはK色の画像データが入力される。
それぞれの画像処理パスには、画像データの位置ずれを補正する色ずれ補正部234が設けられている。それぞれの色ずれ補正部234は、メモリ235と画素操作部236とを有する。画素操作部236は、トナー像センサ220(図1)により検知された各色のトナー像の位置ずれ量に応じて、メモリ235を用いて画素データの画素を操作する。すなわち、画素操作部236は、各色の画像データの位置ずれが相殺されるように、画素を操作(移動、追加又は削除)して画像を移動又は変形させる。
そのため、補正量の少ない画像データが入力される色ずれ補正部234では、割り当てられたメモリ235に未使用領域が発生し、補正量の多い画像データが入力される色ずれ補正部234では、割り当てられたメモリ235の記憶領域が不足して十分な補正がなされない。例えば、C色の画像データに対して補正量「102」が必要な場合には、画素操作部236Cは、メモリ235Cの記憶領域が不足して、位置ずれを十分に相殺することができない。
具体的には、図2(B)に示すように、複数の画像処理パスにそれぞれ設けられた複数の色ずれ補正部234は、メモリ235を共有し、画素操作部236がなすべき補正量に応じて、メモリ235の記憶領域を動的に割り当ててもらう。本例では、Y色の画像データ及びM色の画像データについては、位置ずれ量が小さいため、その補正量に対応する記憶領域(最大補正量「90」に相当)がそれぞれ色ずれ補正部234Y及び234Mに割り当てられている。一方、C色の画像データについては、位置ずれ量が大きいため、その補正量に対応する記憶領域(最大補正量「120」に相当)が色ずれ補正部234Cに割り当てられている。これにより、たとえC色の画像データについて、補正量「102」が必要な場合にも、本実施形態におけるプリンタ装置10は、その補正量に応じて記憶領域を割り当てて、位置ずれを十分に補正することができる。
図3に例示するように、画像処理装置22は、複数のコントローラインタフェース(コントローラI/F)222と、複数の画像処理パス230と、それぞれの画像処理パス230における色ずれ補正を制御する色ずれ補正制御部238と、複数のパルス生成部240とを有する。これらのコントローラI/F222、画像処理パス230及びパルス生成部240は、直列的に配設されて複数のチャンネルを構成する。これら複数のチャンネルは、各画像形成ユニット14(図1)に対応している。すなわち、第1の画像処理パス230Yが設けられたチャンネルYは、Y色の画像形成ユニット14Yに対応し、第2の画像処理パス230Mが設けられたチャンネルMは、M色の画像形成ユニット14Mに対応し、第3の画像処理パス230Cが設けられたチャンネルCは、C色の画像形成ユニット14Cに対応し、第4の画像処理パス230Kが設けられたチャンネルKは、K色の画像形成ユニット14Kに対応している。これらのチャンネルは、入力される画像データの色が異なるだけであるため、以下、チャンネルYを説明する。
なお、画像処理装置22は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などのように、ハードウェア処理を行う回路装置である。
スクリーン処理部232Yは、入力された画像データに対してスクリーン処理を施して、色ずれ補正部234Yに対して出力する。
色ずれ補正部234Yは、色ずれ補正制御部238の制御に応じて、スクリーン処理部232Yから入力された画像データ(Y)に対して位置ずれ補正を行い、補正後の画像データをパルス生成部240Yに対して出力する。具体的には、図2(B)に例示するように、色ずれ補正部234Yは、色ずれ補正制御部238により割り当てられたメモリ235の割当領域を用いて、画素操作部236Yに画素の移動、追加又は削除を行わせる。
また、色ずれ補正制御部238は、決定された補正量に応じて、色ずれ補正部234Yに対して割り当てるメモリ235の記憶領域(すなわち、割当領域)を決定し、この記憶領域を色ずれ補正部234Yに割り当てる。
また、色ずれ補正制御部238は、例えば、それぞれの色ずれ補正部234でなすべき補正量の割合に応じて、メモリ235の記憶領域を振り分ける。具体的には、いずれかの色を基準色として、色ずれ補正制御部238は、基準色の色ずれ補正部234に割り当てる記憶領域(メモリの基準割当量)を設定しておき、この基準色の画像データに要する補正量(基準補正量)と、他色の画像データに要する補正量とを比較して、他色の画像データの補正量が基準色の補正量よりも多い場合に、基準割当量よりも多い記憶領域を割り当て、他色の画像データの補正量が基準色の補正量よりも少ない場合に、基準割当量よりも少ない記憶領域を割り当てる。例えば、基準色の画像データに他の色の画像データを合わせるように位置ずれ補正がなされる場合には、色ずれ補正制御部238は、基準色の画像データが入力される色ずれ補正部234に最小の記憶領域を割り当て、他の色の画像データが入力される色ずれ補正部234に対して色ずれ量に応じて増加された記憶領域を割り当てる。
なお、色ずれ補正制御部238は、割り当てるべき記憶領域の量を補正量に対応付けておき、それぞれの色ずれ補正部234でなすべき補正量に対応する記憶領域を割り当ててもよい。
図4(A)に示すように、プリンタ装置10は、位置ずれ補正を行わず、スクリーン処理し印刷すると、画像形成ユニット14の特性変動に起因して、画像の傾き(スキュー)、画像の湾曲(ボウ)又は両面プリント時の副走査方向の倍率変動などの位置ずれが出力画像に発生する。
また、一般に、スクリーン処理前の画像の解像度(例えば、600dpi,8ビット,連続階調)の方が、スクリーン処理後の画像の解像度(2400dpi,1ビット,バイナリ)より解像度が低いので、画素単位の位置ずれ補正に向かない。
メモリ235の記憶領域に展開された画像データ(図5(A))は、図5(B)に例示するように、色ずれ補正部234により画素が追加されると、主走査方向に拡大される。この場合に、色ずれ補正部234は、追加位置に近接する画素を参照して、追加画素の画素値(「0」又は「1」)を決定する。
また、色ずれ補正部234は、画像を縮小する場合には、画素を削除し、画像の向き又は形状を変更する場合には、画素の位置(メモリ上のアドレス)を変更する。
また、図5(C)に例示するように、色ずれ補正部234は、主走査方向及び副走査方向に対して斜めの方向に画素を追加又は削除してもよい。
図6(A)に例示するように、メモリ235は、物理的に単一の記憶領域を有し、割当境界ポインタにより論理的に複数の割当領域に分割されている。すなわち、色ずれ補正制御部238(図3)は、それぞれの画像処理パス230でなすべき位置ずれ補正の補正量に応じて、割当境界ポインタの位置を決定し、論理的な割当領域の大きさを変更する。
以下、プリンタ装置10の全体的な動作を説明する。
図7は、プリンタ装置10の動作(S10)を示すフローチャートである。
図7に示すように、ステップ100(S100)において、利用者は、画像読取ユニット12(図1)に原稿をセットし、UI装置28(図1)を操作して印刷指示をプリンタ装置10に入力する。なお、本例では、画像読取ユニット12から画像データが入力される形態を具体例とするが、コンピュータ端末からネットワークを介して画像データが入力されてもよい。
プリンタ装置10のコントローラ20は、印刷指示が入力されると、画像読取ユニット12を制御して、原稿から画像データを読み取らせる。
また、コントローラ20は、各画像形成ユニット14にテストパターンが含まれたテスト画像のトナー像を形成させる。各画像形成ユニット14で形成されたテスト画像のトナー像は、中間転写ベルト160に転写される。
トナー像センサ220は、中間転写ベルト160上のテスト画像のトナー像を読み取り、読み取られた画像データ(テスト画像)を画像処理装置22(図1)に対して出力する。
画像処理装置22の色ずれ補正制御部238(図3)は、トナー像センサ220から入力されたテスト画像の画像データに基づいて、各画像形成ユニット14で発生している位置ずれを検出する。
色ずれ補正制御部238は、決定した補正量及び補正方向を各色ずれ補正部234に対して出力する。
画像処理装置22に入力された画像データは、各コントローラI/F222(図3)を介して、各画像処理パス230(図3)に入力される。
各スクリーン処理部232(図3)は、入力された画像データに対してスクリーン処理を施して、画像データを2値化し、色ずれ補正部234に対して出力する。
具体的には、各画素操作部236は、スクリーン処理部232から入力された画像データのデータフォーマットを変換した後で、主走査方向の位置ずれを相殺するように画素の移動、追加又は削除を行う。そして、画素操作部236は、主走査方向の位置ずれ補正がなされた画像データを、メモリ235に書込み可能なデータフォーマットに変換する。
メモリ235に書込み可能なデータフォーマットに変換された画像データは、アドレスが付与されて、それぞれの画像処理パス230に割り当てられたメモリ235に書き込まれる。
画素操作部236は、メモリ235に書き込まれた画像データを読み出し、アドレス変換を行い、副走査方向の位置ずれを相殺するように画素の移動、追加又は削除を行い、パルス生成部240(図3)に対して出力する。
各画像形成ユニット14は、入力されたパルス信号に応じて静電潜像を形成し、形成された静電潜像を各色のトナーで現像して、中間転写ベルト160に転写する。
中間転写ベルト160に転写された各トナー像は、互いに重ね合わせられて二次転写位置で記録用紙42に転写される。記録用紙42に転写されたトナー像は、定着器19により加熱処理及び加圧処理がなされて定着し、プリンタ装置10の外に排出される。
また、プリンタ装置10は、このようにメモリを共有して必要に応じて割り当てるため、位置ずれ補正のために搭載すべきメモリのサイズを必要最小限に抑えることができる。
14・・・画像形成ユニット
16・・・中間転写装置
20・・・コントローラ
22・・・画像処理装置
220・・・トナー像センサ
230・・・画像処理パス
234・・・色ずれ補正部
235・・・メモリ
236・・・画素操作部
238・・・色ずれ補正制御部
Claims (8)
- 画像データを通す複数の画像処理経路と、
少なくとも2つの画像処理経路により共有される少なくとも1つのメモリと、
共有されているメモリについて、それぞれの画像処理経路に割り当てられるメモリの割当領域を変更する割当変更手段と
を有する画像処理装置。 - 前記画像処理経路に設けられ、それぞれの画像処理経路に割り当てられたメモリの割当領域を用いて、それぞれの画像処理経路に入力された画像データに対して、画像の位置、大きさ、形状又は傾きの補正処理を施す補正手段
をさらに有し、
前記割当変更手段は、それぞれの画像処理経路に入力された画像データに対して前記補正手段によりなされる補正量に応じて、メモリの割当領域を変更する
請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記割当変更手段は、基準となるメモリの基準割当量に対応する基準補正量と、それぞれの画像処理経路に入力された画像データの補正量とを比較して、いずれかの画像処理経路に入力された画像データの補正量が基準補正量よりも多い場合に、この画像処理経路に基準割当量よりも多いメモリ領域を割り当て、いずれかの画像処理経路に入力された画像データの補正量が基準補正量よりも少ない場合に、この画像処理経路に基準割当量よりも少ないメモリ領域を割り当てる
請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記割当変更手段は、いずれか1つの画像処理経路に入力された画像データの補正量が、いずれか他の画像処理経路に入力された画像データの補正量よりも大きい場合に、前記いずれか1つの画像処理経路に、前記いずれか他の画像処理経路よりも多くのメモリ領域を割り当てる
請求項2に記載の画像処理装置。 - それぞれの画像処理経路には、カラー画像を構成する少なくとも1色の画像データが入力され、
前記割当変更手段は、それぞれの画像処理経路に入力される画像データの色に応じて、サイズが異なる割当領域を割り当てる
請求項1に記載の画像処理装置。 - 複数の前記画像処理経路は、カラー画像を構成する各色の画像データを並行的に処理する
請求項1〜5のいずれかに記載の画像処理装置。 - 画像データを通す複数の画像処理経路と、
少なくとも2つの画像処理経路により共有される少なくとも1つのメモリと、
共有されているメモリについて、それぞれの画像処理経路に割り当てられるメモリの割当領域を変更する割当変更手段と、
前記画像処理経路から出力される画像データに基づいて、画像を形成する像形成手段と
を有する画像形成装置。 - 複数の画像処理経路と、少なくとも2つの画像処理経路により共有される少なくとも1つのメモリとを含む画像処理装置の制御方法であって、
それぞれの画像処理経路に入力される画像データに要する補正量を比較し、
比較結果に応じて、それぞれの画像処理経路に割り当てられるメモリの量を変更する
画像処理装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003424445A JP4379696B2 (ja) | 2003-12-22 | 2003-12-22 | 画像処理装置、画像形成装置及びその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003424445A JP4379696B2 (ja) | 2003-12-22 | 2003-12-22 | 画像処理装置、画像形成装置及びその制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005184607A true JP2005184607A (ja) | 2005-07-07 |
JP4379696B2 JP4379696B2 (ja) | 2009-12-09 |
Family
ID=34784637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003424445A Expired - Fee Related JP4379696B2 (ja) | 2003-12-22 | 2003-12-22 | 画像処理装置、画像形成装置及びその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4379696B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007174571A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置および画像処理方法 |
JP2008131111A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-05 | Sharp Corp | カラー画像形成装置及びカラー画像処理装置 |
US8781343B2 (en) | 2011-09-16 | 2014-07-15 | Ricoh Company, Limited | Toner consumption calculator, image forming apparatus, and toner consumption calculation method |
-
2003
- 2003-12-22 JP JP2003424445A patent/JP4379696B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007174571A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置および画像処理方法 |
JP4622850B2 (ja) * | 2005-12-26 | 2011-02-02 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置および画像処理方法 |
JP2008131111A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-05 | Sharp Corp | カラー画像形成装置及びカラー画像処理装置 |
US8781343B2 (en) | 2011-09-16 | 2014-07-15 | Ricoh Company, Limited | Toner consumption calculator, image forming apparatus, and toner consumption calculation method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4379696B2 (ja) | 2009-12-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7650093B2 (en) | Image forming device, calibration method and storage medium storing program | |
JP4591745B2 (ja) | 画像形成装置、パターン形成方法及びそのプログラム | |
JP4534538B2 (ja) | 画像形成装置、後処理装置、校正方法及びそのプログラム | |
US7382392B2 (en) | Method and apparatus for compensating for scanning skew | |
JP4412733B2 (ja) | 画像処理装置およびその方法、並びに、コンピュータプログラムおよび記憶媒体 | |
JP4697509B2 (ja) | 画像形成装置、画像形成方法及びそのプログラム | |
US8401410B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP2007030340A (ja) | 画像形成装置、出力濃度調整方法及びプログラム | |
JP2005167551A (ja) | 画像形成装置、校正方法及びそのプログラム | |
JP2007170883A (ja) | テストチャート、画像データ、画像形成装置、及び画像形成方法 | |
JP4253843B2 (ja) | 画像形成装置、画像形成方法及びそのプログラム | |
JP2005049520A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4379696B2 (ja) | 画像処理装置、画像形成装置及びその制御方法 | |
JP4919151B2 (ja) | 制御装置、画像形成装置、及びプログラム | |
JP4939119B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007030302A (ja) | 画像形成装置、色変換パラメータ作成装置、テスト画像形成方法及びプログラム | |
JP4348619B2 (ja) | 画像処理装置、画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP2005277657A (ja) | 画像処理装置、画像形成装置及びその制御方法 | |
JP5946021B2 (ja) | 画像処理装置、画像形成装置、画像処理システムおよびプログラム | |
JP2000152015A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法 | |
JP4905100B2 (ja) | 画像形成装置及び画像処理装置 | |
JP4507107B2 (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法 | |
JP2005202027A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005049523A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005284168A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061127 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080917 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080922 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081121 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090413 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090605 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090827 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090909 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131002 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |