JP2005184269A - 片道遅延時間測定方法及び片道遅延時間測定装置並びに片道遅延時間測定プログラム - Google Patents

片道遅延時間測定方法及び片道遅延時間測定装置並びに片道遅延時間測定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 一方の装置が他方の装置に依存して片道遅延時間の測定がなされることがなく、音声コーデックにおける伝送遅延を含んだエンド・エンド間の測定を可能とする。
【解決手段】 第1の通信端末において、測定用信号を送信してから、最初に相手の測定用信号を受信する迄の時間Δt1(1)と、当該測定用信号を送信してから、2番目の相手の測定用信号を受信する迄の時間Δt1(2)とを計測し、第2の通信端末において、相手の測定用信号を受信してから、最初に測定用信号を送信する迄の時間Δt2を計測し、Ta(1)をΔt1(1)とΔt2との差分に基づき計算し、Ta(2)をΔt1(2)とΔt2との差分に基づき計算し、第1の通信端末において測定用信号を送信する時間間隔をTiとし、0<Ta<Tiを満たすTa(1)もしくはTa(2)を通信端末間の往復遅延時間Tとして選択し、片道遅延時間tdをtd=T/2として求める。
【選択図】 図7

Description

本発明は、片道遅延時間測定方法及び片道遅延時間測定装置に関する。
DSL等のアクセス回線のブロードバンド化に伴い、IP(INTERNET PROTOCOL)網を利用したIP電話が、注目されている。
IP電話とは、ネットワークの一部又は全部において、IPネットワーク技術を利用して提供される音声電話サービスである。
図1に、IP電話システムの例を示す。図1のIP電話システムは、電話機(TEL)1、11、ファクシミリ(FAX)2、12、電話機及びファクシミリ等の通信機器を収容する宅内交換機(PBX)3、9、宅内交換機とIPネットワークとのインタフェースを司るVoIP(Voice over IP)ゲートウエイ(GW)4、8、IPネットワークにおけるルーティングを司るルータ5、7、電話番号とインターネットのアドレスとの対応関係を管理するゲートキーパ6、IPネットワーク10から構成されている。
なお、各VoIPゲートウエイが、ゲートキーパの機能を有するようにしてもよい。
ここで、電話機1から電話機11へ、電話をかける場合について説明する。電話機1のユーザが、インターネットを利用して電話しようとして、特定の電話番号をダイヤルする。例えば、「050−××××××××」をダイヤルする。PBX3は、その「050」に基づいて、電話機1からの発呼がIP電話であることを認識して、VoIPゲートウエイ4に接続する。VoIPゲートウエイ4は、ダイヤルされた上記「××××××××」から、通信相手の電話番号を確認して、ゲートキーパ6に、相手先のダイヤル番号に対応するIPアドレスを問い合わせる。その後、VoIPゲートウエイ4は、相手先のダイヤル番号に対応するIPアドレスをゲートキーパ6から得ると、VoIPゲートウエイ4は、相手のVoIPゲートウエイ8との間で、IPコネクションを設定するための手順を実行する。その結果、VoIPゲートウエイ4−ルータ5−IPネットワーク10−ルータ7−VoIPゲートウエイ8でコネクションが確立する。一方、VoIPゲートウエイ8とで着信電話機11との間での接続も行われるので、発信電話機1−宅内交換機3−VoIPゲートウエイ4−ルータ5−IPネットワーク10−ルータ7−VoIPゲートウエイ8−宅内交換機9−着信電話機11のルートでコネクションが設定されることとなる。
その後、VoIPゲートウエイ4は、電話機1からの音声信号をパケット化して、ルータ5を介して、IPネットワーク10に送信する。このパケット化された音声データは、IPネットワーク10、ルータ7を介して、通信相手のVoIPゲートウエイ8に伝送される。VoIPゲートウエイ8は、受信した音声パケットから音声信号を生成し、この音声信号は、宅内交換機9を介して着信電話機11に送信される。なお、VoIPゲートウエイ4、8間では、例えば、RTP(Realtime Transport Protcol)を使って、音声パケットの転送が行われる。
ところで、図1のIP電話システムの伝送において、各種伝送遅延が発生する。例えば、VoIPゲートウエイ4では、音声データを圧縮するのに約40ms、音声データをパケット化するのに数msの遅延が発生する。また、ルータ5では、パケットの分割及び優先制御処理により、最大約200msの遅延が発生する。また、IPネットワーク10では、約10msの伝送遅延が発生し、ルータ7では、数msの伝送待ちが発生する。また、VoIPゲートウエイ8では、音声データの伸張に数ms、ネットワークの揺らぎを吸収するのに約200msの遅延が発生する。なお、「ネットワークの揺らぎ」は、受信側における、パケットの到達時間が不安定な状態を意味し、受信側では、到達したパケットを一定時間蓄積してから再生する必要がある。この一定時間蓄積してから再生するのに要する時間が、ネットワークの揺らぎを吸収するのに必要な時間である。
また、「IPネットワーク技術に関する研究会報告書」によれば、IP電話の品質クラスが、図2に示すように定められている。これによれば、総合音声伝送品質率(R値)が、固定電話並の通信品質であるクラスA、携帯電話並の通信品質であるクラスB及びクラスCについて、次のように定められている。
クラスA:R>80
クラスB:80≧R>70
クラスC:70≧R>50
また、エンドトゥエンドの遅延についても、次のように定められている。
クラスA:遅延<100ms
クラスB:100ms≦遅延<150ms
クラスC:150ms≦遅延<400ms
また、総合音声伝送品質率(R値)は、コーデックの種類と片道遅延時間により規定されることが知られている。
ところで、ネットワークにおける片道遅延時間の測定方法として、特許文献1に記載されている「時刻同期方式」には、応答信号に基づいて、片道遅延時間を測定する方法が示されている。
図3を用いて、特許文献1における片道遅延時間を測定する方法を説明する。親局aは子局bに備えられた信号受信時間カウンタ20のカウント動作を制御するためのカウント制御信号を子局bへ送出する。このカウント制御信号を時刻T1で送出すると同時に、親局aは信号送出時間カウンタ29のカウント動作を開始する。一方、子局bが親局aからのカウント制御信号を受信すると、信号受信時間カウンタ20はカウント動作を開始する。この子局bが親局aへ応答信号を送ると、信号受信時間カウンタ20のカウント動作は終了する。この時子局bは、信号受信時間カウンタ20が示している信号受信時間すなわち“tr”を応答信号とともに親局aへ返す。子局bからの応答信号を受信すると、親局aは信号送出時間カウンタ29のカウント動作を終了する。この時、信号送出時間カウンタ29は信号送出時間すなわち“ts”を示している。
親局aでの信号送出時間“ts”及び子局bからの信号受信時間“tr”は、遅延時間算出回路28に送られる。
ところで、公衆電話回線の伝送特性の双方向性は、非特許文献1又は非特許文献2により実証されているので、遅延時間算出回路28は、以下の式(1)によって親局aがカウント制御信号の送出を開始してから子局bがカウント制御信号を受信するまでの遅延時間すなわち“td”を算出する。
td=(ts−tr)/2・・・・・・(1)
また、ネットワークにおける片道遅延時間の測定方法として、特許文献2には、折り返し信号に基づいて、片道遅延時間を測定する方法が示されている。
図4を用いて、特許文献2における片道遅延時間を測定する方法を説明する。主局30の遅延時間算出回路31からの指示に応じて、送信機33から従局35に対して遅延時間を測定するための所定の信号を送出する。この信号は、時間tAを要して従局35の受信機36で受信され、時間tLPを要して送信機38から主局30に折り返し送信される。この場合、従局35のカウンタ37により、従局35の受信機36にて信号が受信されてから、送信機38にて信号が送信されるまでの処理時間tLPが測定される。従局35から折り返し送信された信号は、時間tBを要して主局30の受信機34で受信される。一方、カウンタ32にて、遅延時間を測定するための所定の信号が、主局30の送信機33から従局35を経由して受信機34で受信されるのに要する時間tABが測定される。これら測定された時間tLP及び時間tABに基づいて、遅延時間計算回路31により、主局30及び従局35との間の遅延時間tdが計算される。
ところで、時間tAB、tA、tB、tLPは、図4(B)に示すように、tAB=tA+tB+tLPであり、遅延時間tA、tBが等しいと仮定して、
td(=tA=tB)=(tAB−tLP)/2・・・・・(2)
により、主局30及び従局35との間の遅延時間tdが算出される。
特開平5−161181号公報 特開平9−55740号公報 相田 政則 外2名「電話回線による精密時刻比較」電波研究季報 1985、Vol31、No.160.P115〜P124 森谷 中宣 外3名「公衆通信回線による標準時供給システム」日本時計学会 1992、No.142.P1〜P16
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載されている片道遅延時間の測定方法では、送信機及び受信機間の片道遅延時間であり、測定された遅延時間には、VoIPゲートウエイにおける音声データの圧縮処理、音声データのパケット処理の遅延等の遅延が含まれていないという問題がある。
また、特許文献1に記載されている片道遅延時間の測定方法では、応答信号に基づいて、片道遅延時間を測定しているので、一方の装置が他方の装置に依存し、一方の装置における測定における自由度が少ないという問題があり、特許文献2に記載されている片道遅延時間の測定方法では、折り返し信号に基づいて、片道遅延時間を測定しているので、電話回線の発振・鳴音などにより不安定な状態になり測定条件が悪化するという問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、一方の装置が他方の装置に依存して片道遅延時間の測定がなされることがなく、音声コーデックにおける伝送遅延を含んだエンド・エンド間の測定を可能とする片道遅延時間測定方法及び片道遅延時間測定装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するための手段を採用している。
請求項1に記載された発明は、公衆電話網を介してアナログ信号の通信を行う通信端末間における片道遅延時間測定方法において、前記通信端末のそれぞれから、測定用アナログ信号を送信する送信ステップと、前記通信端末のそれぞれで、相手の測定用アナログ信号を受信する受信ステップと、前記通信端末のうちの一方である第1の通信端末において、測定用アナログ信号を送信してから、最初に相手の測定用アナログ信号を受信する迄の時間Δt1(1)と、当該測定用アナログ信号を送信してから、2番目の相手の測定用アナログ信号を受信する迄の時間Δt1(2)とを計測する計測ステップと、前記通信端末のうちの他方である第2の通信端末において、相手の測定用アナログ信号を受信してから、最初に測定用アナログ信号を送信する迄の時間Δt2を計測する計測ステップと、Ta(1)をΔt1(1)とΔt2との差分に基づき計算し、Ta(2)をΔt1(2)とΔt2との差分に基づき計算し、第1の通信端末において測定用アナログ信号を送信する時間間隔をTiとし、TaをTa(1)もしくはTa(2)とするとき、0<Ta<Tiを満たすTa(1)もしくはTa(2)を、前記通信端末間の往復遅延時間Tとして選択する選択ステップと、片道遅延時間tdをtd=T/2として求める計算ステップとを有することを特徴とする。
請求項1に記載された発明によれば、一方の装置が他方の装置に依存して片道遅延時間の測定がなされることがない片道遅延時間測定方法を提供することができる。また、一方の装置側と他方の装置側とで時間の同期をとる必要なく片道遅延時間を測定できる。
請求項2に記載された発明は、デジタル信号をスイッチングするデジタル信号交換網を介してアナログ信号の通信を行う第1の通信端末及び第2の通信端末間における前記デジタル信号交換網の片道遅延時間測定方法において、前記第1の通信端末が、前記第2の通信端末に、公衆電話網を介して、測定用アナログ信号を送信する第1の送信ステップと、前記第2の通信端末が、前記第1の通信端末に、前記デジタル信号交換網を介して、測定用アナログ信号を送信する第2の送信ステップと、前記第1の通信端末が、前記デジタル信号交換網を経由した、前記第2の通信端末からの測定用アナログ信号を受信する第1の受信ステップと、前記第2の通信端末が、前記公衆電話網を経由した、前記第1の通信端末からの測定用アナログ信号を受信する第2の受信ステップと、前記第1の通信端末において、測定用アナログ信号を送信してから、最初に相手の測定用アナログ信号を受信する迄の時間Δt1(1)と、当該測定用アナログ信号を送信してから、2番目の相手の測定用アナログ信号を受信する迄の時間Δt1(2)とを計測する計測ステップと、前記第2の通信端末において、相手の測定用アナログ信号を受信してから、最初に測定用アナログ信号を送信する迄の時間Δt2を計測する計測ステップと、Ta(1)をΔt1(1)とΔt2との差分に基づき計算し、Ta(2)をΔt1(2)とΔt2との差分に基づき計算し、前記第1の通信端末において測定用アナログ信号を送信する時間間隔をTiとし、TaをTa(1)もしくはTa(2)とするとき、0<Ta<Tiを満たすTa(1)もしくはTa(2)を、前記通信端末間の往復遅延時間Tとして選択する選択ステップと、前記第1の通信端末及び前記第2の通信端末間における前記公衆回線網の片道遅延時間をtdとするときに、ΔT21=T−tdを計算して、前記第2の通信端末から前記第1の通信端末方向の、前記第1の通信端末及び前記第2の通信端末間における前記デジタル信号交換網の片道遅延時間ΔT21を求める計算ステップとを有することを特徴とする。
請求項2に記載された発明によれば、音声コーデックにおける伝送遅延を含んだエンド・エンド間の片道遅延時間測定方法を提供することができる。
請求項3に記載された発明は、請求項2の記載において、前記公衆電話網に代えて、前記第1の通信端末及び前記第2の通信端末間におけるネットワークの片道遅延時間が既知のネットワークを用いることを特徴とする。
請求項3に記載された発明によれば、音声コーデックにおける伝送遅延を含んだエンド・エンド間の片道遅延時間測定方法を提供することができる。
請求項4に記載された発明は、デジタル信号をスイッチングするデジタル信号交換網を介してアナログ信号の通信を行う第1の通信端末及び第2の通信端末間における前記デジタル信号交換網の片道遅延時間測定方法において、前記第1の通信端末が、前記第2の通信端末に、前記デジタル信号交換網を介して、測定用アナログ信号を送信する第1の送信ステップと、前記第2の通信端末が、前記第1の通信端末に、公衆回線網を介して、測定用アナログ信号を送信する第2の送信ステップと、前記第1の通信端末が、前記公衆回線網を経由した、前記第2の通信端末からの測定用アナログ信号を受信する第1の受信ステップと、前記第2の通信端末が、前記デジタル信号交換網を経由した、前記第1の通信端末からの測定用アナログ信号を受信する第2の受信ステップと、前記第1の通信端末において、測定用アナログ信号を送信してから、最初に相手の測定用アナログ信号を受信する迄の時間Δt1(1)と、当該測定用アナログ信号を送信してから、2番目の相手の測定用アナログ信号を受信する迄の時間Δt1(2)とを計測する計測ステップと、前記第2の通信端末において、相手の測定用アナログ信号を受信してから、最初に測定用アナログ信号を送信する迄の時間Δt2を計測する計測ステップと、Ta(1)をΔt1(1)とΔt2との差分に基づき計算し、Ta(2)をΔt1(2)とΔt2との差分に基づき計算し、前記第1の通信端末において測定用アナログ信号を送信する時間間隔をTiとし、TaをTa(1)もしくはTa(2)とするとき、0<Ta<Tiを満たすTa(1)もしくはTa(2)を、前記通信端末間の往復遅延時間Tとして選択する選択ステップと、前記第1の通信端末及び前記第2の通信端末間における前記公衆回線網の片道遅延時間をtdとするときに、ΔT12=T−tdを計算して、前記第1の通信端末から前記第2の通信端末方向の、前記第1の通信端末及び前記第2の通信端末間における前記デジタル信号交換網の片道遅延時間ΔT12を求める計算ステップとを有することを特徴とする。
また、請求項5に記載された発明は、請求項4の記載において、前記公衆電話網に代えて、前記第1の通信端末及び前記第2の通信端末間におけるネットワークの片道遅延時間が既知のネットワークを用いることを特徴とする。
請求項4、5の発明によっても、音声コーデックにおける伝送遅延を含んだエンド・エンド間の片道遅延時間測定方法を提供することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5いずれか一項記載の片道遅延時間測定方法において、前記測定用アナログ信号は、トーンバースト波形であることを特徴とする。
請求項6に記載された発明によれば、測定用アナログ信号は、トーンバースト波形であるので、通信端末のそれぞれにおいて測定用アナログ信号を送信してから相手の測定用アナログ信号を受信する迄の時間を容易に計測することができる。
請求項7〜9に記載の発明によれば、上記の片道遅延時間測定方法の実施に適した測定装置が提供される。また、請求項10〜12に記載の発明によれば、上記の片道遅延時間測定方法の実施に適したプログラムが提供される。
上述の如く本発明によれば、一方の装置が他方の装置に依存して片道遅延時間の測定がなされることがなく、音声コーデックにおける伝送遅延を含んだエンド・エンド間の片道遅延時間測定方法及び片道遅延時間測定装置を提供することができる。
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1は、公衆回線網の片道遅延時間を測定する方法である。図5に、実施の形態1の測定方法が適用されるシステムを示す。図5のシステムは、電話機16、宅内交換機17、公衆回線網15、宅内交換機18及び電話機19から構成されている。実施の形態1は、図5のシステムにおいて、電話機16と電話機19間の片道遅延時間を測定する方法である。
図6を用いて測定原理を説明する。実施の形態1における片道遅延時間を測定する方法は、電話機16側で測定用アナログ信号(例えば、1KHzの正弦波(1サイクル)のトーンバースト波形を用いる)を電話機19側に送信してから、電話機19側から測定用アナログ信号を受信するまでの時間と、電話機19側で測定用アナログ信号を電話機16側から受信してから、電話機16側へ測定用アナログ信号を送信するまでの時間を用いることを基本としている。なお、電話機16側と電話機19側の各々において一定の間隔で測定用アナログ信号が相手側に送信される。
図6では、電話機16側で測定用信号を送信してから、相手の測定用アナログ信号(以下、測定用信号という)を受信する迄の時間をΔt1とし、電話機19側で測定用信号を受信してから、相手へ測定用信号を送信する迄の時間をΔt2とし、電話機16から電話機19への方向の伝送遅延をΔtabとし、電話機19から電話機16への方向の伝送遅延をΔtbaとしている。ここで、上述した公衆電話回線の伝送特性の双方向性により、Δtab=Δtbaと見なすことができる。従って、図6から明らかなように、通信端末間の片道遅延時間tdを次式により求めることができる。
td=(Δt1−Δt2)/2・・・・・(3)
なお、電話機16側と、電話機19側とでは時間の同期が取られておらず、受信測定用信号Bが送信測定用信号Aに対応するものであるか否か、また、受信測定用信号Dが送信測定用信号Cに対応するものであるか否かは問わない。従って、Xの時刻とYの時刻とが例えばある程度離れていてもよい。
ただし、測定用信号の送受信には、図7(A)(ケース1)と図7(B)(ケース2)に示す場合がある。ケース1は図6に示す場合であり、ケース2は、電話機16側で基準となる測定用信号を送信してそれを電話機19側が受信する前に電話機19側から送信された測定用信号を、電話機16側が上記基準となる測定用信号を送信してから受信する場合である。なお、図7(A)、(B)に示すケースでは、電話機16側、19側ともに測定用信号として、1kHzの正弦波(1サイクル)を1000ms間隔で送信している。ケース1の場合、T=(Δt1−Δt2)/2の式により正しい遅延時間125msを算出できる。また、ケース2の場合、T=(Δt1+Δt2´)/2の式により正しい遅延時間125msを算出できる。ここで、Δt2、Δt2´はそれぞれ図7に示すとおりの時間である。
しかし、実際にはケース1であるかケース2であるかを区別することは困難なので、(Δt1+Δt2´)/2と(Δt1−Δt2)/2の両方の計算を行い、妥当な結果を採用することになる。すなわち、ケース1であれば125msと625msとから妥当な結果を採用することになるが、予め机上で遅延時間を予測しておかなければどちらが妥当かはわからない。また、机上で遅延時間を予測できない場合には、妥当な結果を選択することができなくなる。
そこで本実施の形態では、電話機16側で基準となる測定用信号を送信してから電話機19側から測定用信号を受信するまでの時間から、電話機19側で測定用信号を受信してから電話機16側へ測定用信号を送信するまでの時間を引くことにより往復の遅延時間を求める。ただし、図7で示したようにケース1とケース2の2つの場合があり、それぞれで計算方法が異なる。これを図8、図9を用いて説明する。図8、図9において、電話機16側をA拠点、電話機19側をB拠点、A拠点における測定用信号の送信時間間隔(送信周期)をTipa、B拠点における測定用信号の送信時間間隔(送信周期)をTipb、B拠点における測定用信号受信から最初の測定用信号送信までの時間をΔtb2、A拠点における測定用信号送信から最初の測定用信号受信までの時間をΔta1(1)、A拠点における測定用信号送信から2番目の測定用信号受信までの時間をΔta1(2)、A拠点側で測定する往復遅延時間をTaとする。なお、往復遅延時間の1/2が片道遅延時間である。
図8に示すように、ケース1の場合であれば、図8(A)及び図8の式(1)に示すようにΔta1(1)−Δtb2により正しい往復遅延時間を算出する。ケース2の場合であれば、図9(A)及び図9の式(2)に示すよう、Δta1(2)−Δtb2により正しい往復遅延時間を算出する。
ケース1では、図8(A)に示すように、計算上でB拠点側の送信波形の時間をΔtb2だけ早め、A拠点からの受信波形との時間差(=0)とし、A拠点側ではB拠点からの受信波形の時間をΔtb2だけ早め、A拠点の送信波形との時間差とする。これは往復遅延時間に相当する。すなわち、擬似的に位相時間を一致させる処理を行う。図8(B)は上記の処理を行った後の波形を図示したものである。また、ケース2でも図9(A)、図9(B)に示すようにケース1と同様の処理を行う。ただし、ケース1ではA拠点においてΔta1(1)からΔtb2を引くのに対し、ケース2では、A拠点においてΔta1(2)からΔtb2を引く。
このように、ケース1であるかケース2であるかにより計算方法が異なるので、本実施の形態では、ケース1であるかケース2であるかにかかわらず、(Δta1(1)−Δtb2)と(Δta1(2)−Δtb2)の両方を計算し、往復遅延時間として妥当な結果を選択する。
妥当な結果か否かは、結果が正であり、なおかつ、測定用信号の送信間隔より小さいか否かにより判断する。すなわち計算結果をTaとすると、0<Ta<Tipaを満足するほうを選択する。なお、測定用信号の送信間隔は往復遅延時間の最大値以上に設定しておくものとする。
すなわち、図8に示すように、ケース1の場合には、650−400=250msと1650−400=1250msの両方を計算し、0<250<1000なので250msを往復遅延時間として選択する。ケース2の場合には、100−850=−750と1100−850=250msの両方を計算し、250msを往復遅延時間として選択する。このようにケース1とケース2の場合があるが、実際の測定ではケース1であるかケース2であるかを区別することなく、上記の2つの式による計算を行い、条件を満たすほうを選択する。
(実施の形態2)
実施の形態2は、実施の形態1で計測された公衆回線網の片道遅延時間を用いて、被測定回線であるIPネットワークの片道遅延時間を測定する方法である。図10に、実施の形態2の測定方法が適用されるシステムを示す。図10のシステムは、拠点A側装置40、拠点B側装置50、公衆回線網15及びIPネットワーク60から構成されている。また、拠点A側装置40は、電話機41、宅内交換機42、VoIPゲートウエイ43及びルータ44を有し、拠点B側装置50は、電話機51、宅内交換機52、VoIPゲートウエイ53及びルータ54を有している。
なお、IPネットワーク60は、デジタル信号をスイッチングするデジタル信号交換網であるが、デジタル信号には、コード化されたアナログ信号も含むので、IPネットワーク10は、コード化されたアナログ信号をスイッチングするネットワークともいえる。また、電話機41と電話機51は、拠点A側装置と拠点B側装置におけるVoIPゲートウエイ等によりインタフェースがとられて、デジタル信号をスイッチングするデジタル信号交換網を介して、音声信号の通信を行う通信端末である。
ところで、公衆回線網に対して、測定用信号は、宅内交換機42又は宅内交換機52から、直接、公衆回線網に供給される。この場合は、受信した測定用信号は、直接、宅内交換機52又は宅内交換機42に供給される。一方、IPネットワークに対しては、測定用信号は、拠点A側装置40及び拠点B側装置50のそれぞれのルータから送信され、この測定用信号を拠点A側装置40及び拠点B側装置50のそれぞれのルータが受信する。なお、測定用信号は、後述する測定装置を電話機に接続して電話機に印加するようにしてもよいし、直接、宅内交換機42又はVoIPゲートウエイ43に印加するようにしてもよい。測定用信号を、直接、宅内交換機42又はVoIPゲートウエイ43に印加する場合は、受信した測定用信号は、直接、宅内交換機42又はVoIPゲートウエイ43に供給する。なお、測定用信号を電話機に印加し、受信した測定用信号を電話機から取得することにより、ネットワーク及び拠点内の全ての装置を介した片道遅延を測定できることになる。
拠点A側装置40からの測定用信号は、公衆回線網15を介して拠点B側装置50に送信され、この測定用信号を拠点B側装置50で受信する。また、拠点B側装置50からの測定用信号は、IPネットワーク60を介して拠点A側装置40に送信され、この測定用信号を拠点A側装置40で受信する。
実施の形態2は、図10のシステムにおいて、実施の形態1で計測された公衆回線網の片道遅延時間(Δtab)を用いて、電話機51から電話機41に向かう方向のIPネットワーク60の片道遅延時間(ΔTba)を測定する方法である。
測定にあたり実施の形態1と異なる点は、実施の形態1では拠点A、Bともに測定用信号を公衆回線網を経由して送信するのに対し、実施の形態2では拠点Aからの測定用信号は公衆回線網15を経由して送信し、拠点Bの測定用信号はIPネットワーク60を経由して送信する点である。
往復時間の計算方法は実施の形態1と同様に、Δta1(1)−Δtb2とΔta1(2)−Δtb2の両方を計算し、0<Ta<Tipaを満足するほうを選択する。そして、往復時間がTaとして求まれば、既知である公衆回線網の片道遅延時間ThをTaから引くことによりIPネットワーク経由の片道遅延時間Ta−Thを算出することができる。
図10において、A拠点から測定用信号をIPネットワーク60を介して送信し、公衆電話回線網を介してB拠点から測定用信号を受信するようにすれば、A拠点からB拠点方向のIPネットワーク60の片道遅延時間Tbaを求めることができる。また、図11に示すように、B拠点から測定用信号を送信するようにしてもよい。
(測定装置)
図12に、上記の各実施の形態で用いられる遅延時間測定装置の構成例を示す。A拠点側の遅延時間測定装置とB拠点側の遅延時間測定装置は同じ構成なので、A拠点側の遅延時間測定装置について説明する。
図12に示すように、本実施の形態の遅延時間測定装置は、データの入力、出力を行うデータ入力部111及びデータ出力部112、各部の制御を行う制御部113、測定用信号を発生するトーンバースト波形発生部114、発生した波形を送信する波形送信部115、測定用信号を送信するための公衆電話回線等の双方向性の通信回線とIPネットワーク等の非双方向性の通信回線とを切り換えるスイッチ、送信信号波形を検出するための閾値検出部117、測定用信号を受信するための公衆電話回線等の双方向性の通信回線とIPネットワーク等の非双方向性の通信回線とを切り換えるスイッチ118、測定用信号を受信する波形受信部119、受信信号波形を検出するための閾値検出部120、受信信号と送信信号との位相時間差を検出するための位相時間差検出部121、測定データ転送用通信回線を介して測定データを送受信する測定データ受信部122、測定データ送信部123、位相時間差検出部121により検出された送信信号と受信信号との時間差及び受信した測定データとを用いて片道遅延時間を算出する遅延時間演算部124を備えている。
この遅延時間測定装置は、例えば、公衆電話回線網経由通話用の電話機と、IPネットワーク経由通話用の電話機に接続され、測定用信号を公衆電話回線網経由で送信するかIPネットワーク経由で送信するか、また、公衆電話回線網経由で受信するかIPネットワーク経由で受信するかにより、適宜スイッチ116、118を切り替える。
また、遅延時間測定装置はPC等のコンピュータに、図12に示す遅延時間測定装置の各機能部の処理を行うプログラムを搭載することにより実現できるものである。また、各機能部をハードウェアで構成することも可能である。
次に、図13のフローチャートを参照して遅延時間測定装置の処理動作について説明する。図13に示すフローチャートは、公衆回線網等の双方向性回線の遅延時間を測定する場合のものである。
図13において、A拠点における測定用信号の送信時間間隔(送信周期)をTipa、B拠点における測定用信号の送信時間間隔(送信周期)をTipb、A拠点における測定用信号受信から最初の測定用信号送信までの時間をΔta2、B拠点における測定用信号受信から最初の測定用信号送信までの時間をΔtb2、A拠点における測定用信号送信から最初の測定用信号受信までの時間をΔta1(1)、A拠点における測定用信号送信から2番目の測定用信号受信までの時間をΔta1(2)、B拠点における測定用信号送信から最初の測定用信号受信までの時間をΔtb1(1)、B拠点における測定用信号送信から2番目の測定用信号受信までの時間をΔtb1(2)、A拠点側で測定する往復遅延時間をTa、B拠点側で測定する往復遅延時間をTbとする。
図13においてA拠点側の処理とB拠点側の処理は実質的に同じなので、A拠点側の処理を説明する。
まず、データ入力部111から条件データ(Tipa)を入力する(ステップ1)。また、測定用信号を波形送信部115から双方向性回線を介してB拠点側に送信し(ステップ2)、双方向性回線を介して波形受信部119にて測定用信号を受信している(ステップ3)。
これらの送受信信号に基づき、Δta2を測定し(ステップ4)、それをB拠点に測定データ送信部123から送信する(ステップ5)。また、B拠点からはΔtb2データを受信する(ステップ6)。更に、Δta1(1)、Δta1(2)を測定し(ステップ7)、Ta(1)=Δta(1)−Δtb2、Ta(2)=Δta1(2)−Δtb2を遅延時間演算部124により計算する(ステップ8)。そして、0<Ta(1)<Tipaを満たしていればTa(1)を往復遅延時間Taとして決定する(ステップ9、11)。また、0<Ta(1)<Tipaを満たしていなければ0<Ta(2)<Tipaを満たすか否かを調べ、満たしていればTa(2)を往復遅延時間Taとして決定する(ステップ10、11)。そして、片道遅延時間Th=Ta/2を求める(ステップ12)。なお、0<Ta(2)<Tipaも満たしていなければ再びΔta1(1)、Δta1(2)の計測を行い、上記の処理を繰り返す。
次に、IPネットワーク等の非双方向性回線の遅延時間の測定処理について図14のフローチャートを用いて説明する。ここでは、上記のようにして求めたThを用いる。また、TabはA拠点からB拠点への方向の非双方向性回線の片道遅延時間であり、TbaはB拠点からA拠点への方向の非双方向性回線の片道遅延時間である。
図14においてA拠点側の処理とB拠点側の処理は実質的に同じなので、A拠点側の処理を説明する。
まず、データ入力部111から条件データ(Tipa、Th、非双方向回線の測定方向:A−>BもしくはB−>A)を入力する(ステップ21)。
測定方向がA−>Bである場合、測定用信号を波形送信部115から非双方向性回線を介してB拠点側に送信し(ステップ23)、双方向性回線を介してB拠点から測定用信号を受信する(ステップ24)。また、測定方向がB−>Aである場合には、測定用信号を双方向性回線を介してB拠点側に送信し(ステップ25)、非双方向性回線を介してB拠点から測定用信号を受信する(ステップ26)。
これらの送受信信号に基づき、Δta2を測定し(ステップ27)、それをB拠点に測定データ送信部123から送信する。また、B拠点からはΔtb2データを受信する(ステップ29)。更に、Δta1(1)、Δta1(2)を測定し(ステップ30)、Ta(1)=Δta(1)−Δtb2、Ta(2)=Δta1(2)−Δtb2を計算する(ステップ31)。そして、0<Ta(1)<Tipaを満たしていればTa(1)を往復遅延時間Taとして決定する(ステップ32、34)。また、0<Ta(1)<Tipaを満たしていなければ0<Ta(2)<Tipaを満たすか否かを調べ、満たしていればTa(2)を往復遅延時間Taとして決定する(ステップ33、34)。そして、片道遅延時間TabまたはTba=Ta−Thを求める(ステップ35)。なお、0<Ta(2)<Tipaも満たしていなければ再びΔta1(1)、Δta1(2)の計測を行い上記の処理を繰り返す。
(測定装置の他の例)
上記のような遅延時間測定装置の構成に代えて以下のような構成を用いることも可能である。
図15にこの構成のブロック図の例を示す。図15のブロック図は、発振器71及び81、送話回路72、75、82及び85、受話回路73、76、83及び86並びにオシロスコープ74及び84から構成されている。
発振器71及び81で測定用信号を生成し、オシロスコープ74及び84で測定用信号を送信してから、相手の測定用信号を受信する迄の時間を計測する。また、測定用信号を受信してから、相手へ測定用信号を送信する迄の時間も計測する。また、二つの伝送路を有しており、一方が公衆回線網等の双方向性回線、他方がIPネットワーク等の非双方向性回線であり、両者を切り替えることができる。また、送話回路、受話回路は例えば電話機として構成されるものである。なお、一方の側で測定したデータは、例えば電子メール等で他方の側に送信することができる。そして、これまでに説明した方法による計算を行うことにより片側遅延時間を求めることができる。
図16に図15の構成における一方の側の電話機等に接続される回路の例を示す。図16の回路は、発振器90、増幅器(AMP)91及び92、オシロスコープ93、変成器94〜98及びスイッチ101〜104から構成されている。
図16の測定装置の回路において、発振器90で発生された測定用信号である正弦波信号は、スイッチ101を閉じることにより、変成器96を介して、Lch上で送信される。同様に、発振器90で発生された測定用信号である正弦波信号は、スイッチ102を閉じることにより、変成器95を介して、Rch上で送信される。
また、変成器97を介して、Lch上で受信された信号は、スイッチ104を下方の接点Xに接続することにより、オシロスコープのLch端子に供給される。同様に、変成器98を介して、Rch上で受信された信号は、スイッチ103を下方の接点Xに接続することにより、オシロスコープのRch端子に供給される。
Lch上で送信された信号は、スイッチ104を上方の接点Yに接続することにより、折り返されて、オシロスコープのLch端子に供給される。同様に、Rch上で送信された信号は、スイッチ103を上方の接点Yに接続することにより、折り返されて、オシロスコープのRch端子に供給される。
(測定装置の使用例)
図16の測定装置の回路を実施の形態1で使用した場合の使用例を説明する。
実施の形態1における電話機16側における設定は、スイッチ101を閉じて、Lch上の測定用信号を、電話機19側に送信する。また、スイッチ104を上方の接点Yに接続することにより、Lch上の測定用信号を折り返して、オシロスコープのLch端子に供給する。また、スイッチ102を開いて、Rch上の測定用信号は送信しない。また、スイッチ103を下方の接点Xに接続することにより、Rch上の電話機19側の測定用信号を受信して、オシロスコープのRch端子に供給する。
なお、発振器90として、PC(PERSONAL COMPUTER)が発生した1KHzのトーンバースト波形(1:999/正弦波)を用いることができる。
オシロスコープ93では、送信されたLch上の測定用信号及び受信したRch上の測定用信号を同時に表示し、折り返されたLch上の測定用信号及び受信したRch上の測定用信号の位相差に基づいて、目視で、測定用信号を送信してから、相手の測定用信号を受信する迄の時間を計測する。
実施の形態1における電話機19側における設定は、スイッチ101を開いて、Lch上の測定用信号は送信しない。また、スイッチ104を下方の接点Xに接続することにより、Lch上の測定用信号を受信して、オシロスコープのLch端子に供給する。また、スイッチ102を閉じて、Rch上の測定用信号を、電話機16側に送信する。また、スイッチ103を上方の接点Yに接続することにより、Rch上の電話機19側の測定用信号を折り返して、オシロスコープのRch端子に供給する。
オシロスコープ93では、送信されたRch上の測定用信号及び受信したLch上の測定用信号を同時に表示し、折り返されたRch上の測定用信号及び受信したLch上の測定用信号の位相差に基づいて、目視で、測定用信号を受信してから、相手へ測定用信号を受信する迄の時間を計測する。
また、実施の形態2における設定も、測定用信号の伝送される回線が異なるだけで、上記電話機16側及び電話機19側における設定に準じて設定することができる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
IP電話システムの構成例を説明するための図である。 IP電話の品質クラスを説明するための図である。 従来における片道遅延時間を測定する方法を説明するための図(その1)である。 従来における片道遅延時間を測定する方法を説明するための図(その2)である。 実施の形態1の測定方法が適用されるシステムである。 実施の形態1における測定原理を説明するための図である。 実施の形態1における測定原理を説明するための図である。 実施の形態1における測定原理を説明するための図である(ケース1)。 実施の形態1における測定原理を説明するための図である(ケース2)。 実施の形態2の測定方法が適用されるシステムである。 実施の形態2の測定方法が適用されるシステムである。 遅延時間測定装置の構成例である。 双方向性回線の遅延時間測定のフローチャートである。 非双方向性回線の遅延時間測定のフローチャートである。 他の測定装置の例を説明するための図である。 他の測定装置の回路の例を説明するための図である。
符号の説明
1、11、16、19、41、51 電話機
2、12 FAX
3、9、17、18、42、52 宅内交換機(PBX)
4、8、43、53 VoIP
5、7、44、54 ルータ
10、60 IPネットワーク
15 公衆網
40 拠点A側装置
50 拠点B側装置
71、81、90 発振器
72、75、82、85 送話回路
73、76、83、86 受話回路
74、84、93 オシロスコープ
91、92 増幅器(AMP)
94、95、96、97、98 変成器
101、102、103、104 スイッチ
111、211 データ入力部
112、212 データ出力部
113、213 制御部
114、214 トーンバースト波形発生部
115、215 波形送信部
116、216 スイッチ
117、217 閾値検出部
118、218 スイッチ
119、219 波形受信部
120、220 閾値検出部
121、221 位相時間差検出部
122、222 測定データ受信部
123、223 測定データ送信部
124、224 遅延時間演算部

Claims (12)

  1. 公衆電話網を介してアナログ信号の通信を行う通信端末間における片道遅延時間測定方法において、
    前記通信端末のそれぞれから、測定用アナログ信号を送信する送信ステップと、
    前記通信端末のそれぞれで、相手の測定用アナログ信号を受信する受信ステップと、
    前記通信端末のうちの一方である第1の通信端末において、測定用アナログ信号を送信してから、最初に相手の測定用アナログ信号を受信する迄の時間Δt1(1)と、当該測定用アナログ信号を送信してから、2番目の相手の測定用アナログ信号を受信する迄の時間Δt1(2)とを計測する計測ステップと、
    前記通信端末のうちの他方である第2の通信端末において、相手の測定用アナログ信号を受信してから、最初に測定用アナログ信号を送信する迄の時間Δt2を計測する計測ステップと、
    Ta(1)をΔt1(1)とΔt2との差分に基づき計算し、Ta(2)をΔt1(2)とΔt2との差分に基づき計算し、第1の通信端末において測定用アナログ信号を送信する時間間隔をTiとし、TaをTa(1)もしくはTa(2)とするとき、0<Ta<Tiを満たすTa(1)もしくはTa(2)を、前記通信端末間の往復遅延時間Tとして選択する選択ステップと、
    片道遅延時間tdをtd=T/2として求める計算ステップと
    を有することを特徴とする片道遅延時間測定方法。
  2. デジタル信号をスイッチングするデジタル信号交換網を介してアナログ信号の通信を行う第1の通信端末及び第2の通信端末間における前記デジタル信号交換網の片道遅延時間測定方法において、
    前記第1の通信端末が、前記第2の通信端末に、公衆電話網を介して、測定用アナログ信号を送信する第1の送信ステップと、
    前記第2の通信端末が、前記第1の通信端末に、前記デジタル信号交換網を介して、測定用アナログ信号を送信する第2の送信ステップと、
    前記第1の通信端末が、前記デジタル信号交換網を経由した、前記第2の通信端末からの測定用アナログ信号を受信する第1の受信ステップと、
    前記第2の通信端末が、前記公衆電話網を経由した、前記第1の通信端末からの測定用アナログ信号を受信する第2の受信ステップと、
    前記第1の通信端末において、測定用アナログ信号を送信してから、最初に相手の測定用アナログ信号を受信する迄の時間Δt1(1)と、当該測定用アナログ信号を送信してから、2番目の相手の測定用アナログ信号を受信する迄の時間Δt1(2)とを計測する計測ステップと、
    前記第2の通信端末において、相手の測定用アナログ信号を受信してから、最初に測定用アナログ信号を送信する迄の時間Δt2を計測する計測ステップと、
    Ta(1)をΔt1(1)とΔt2との差分に基づき計算し、Ta(2)をΔt1(2)とΔt2との差分に基づき計算し、前記第1の通信端末において測定用アナログ信号を送信する時間間隔をTiとし、TaをTa(1)もしくはTa(2)とするとき、0<Ta<Tiを満たすTa(1)もしくはTa(2)を、前記通信端末間の往復遅延時間Tとして選択する選択ステップと、
    前記第1の通信端末及び前記第2の通信端末間における前記公衆回線網の片道遅延時間をtdとするときに、ΔT21=T−tdを計算して、前記第2の通信端末から前記第1の通信端末方向の、前記第1の通信端末及び前記第2の通信端末間における前記デジタル信号交換網の片道遅延時間ΔT21を求める計算ステップと
    を有することを特徴とする片道遅延時間測定方法。
  3. 前記公衆電話網に代えて、前記第1の通信端末及び前記第2の通信端末間におけるネットワークの片道遅延時間が既知のネットワークを用いることを特徴とする請求項2に記載の片道遅延時間測定方法。
  4. デジタル信号をスイッチングするデジタル信号交換網を介してアナログ信号の通信を行う第1の通信端末及び第2の通信端末間における前記デジタル信号交換網の片道遅延時間測定方法において、
    前記第1の通信端末が、前記第2の通信端末に、前記デジタル信号交換網を介して、測定用アナログ信号を送信する第1の送信ステップと、
    前記第2の通信端末が、前記第1の通信端末に、公衆回線網を介して、測定用アナログ信号を送信する第2の送信ステップと、
    前記第1の通信端末が、前記公衆回線網を経由した、前記第2の通信端末からの測定用アナログ信号を受信する第1の受信ステップと、
    前記第2の通信端末が、前記デジタル信号交換網を経由した、前記第1の通信端末からの測定用アナログ信号を受信する第2の受信ステップと、
    前記第1の通信端末において、測定用アナログ信号を送信してから、最初に相手の測定用アナログ信号を受信する迄の時間Δt1(1)と、当該測定用アナログ信号を送信してから、2番目の相手の測定用アナログ信号を受信する迄の時間Δt1(2)とを計測する計測ステップと、
    前記第2の通信端末において、相手の測定用アナログ信号を受信してから、最初に測定用アナログ信号を送信する迄の時間Δt2を計測する計測ステップと、
    Ta(1)をΔt1(1)とΔt2との差分に基づき計算し、Ta(2)をΔt1(2)とΔt2との差分に基づき計算し、前記第1の通信端末において測定用アナログ信号を送信する時間間隔をTiとし、TaをTa(1)もしくはTa(2)とするとき、0<Ta<Tiを満たすTa(1)もしくはTa(2)を、前記通信端末間の往復遅延時間Tとして選択する選択ステップと、
    前記第1の通信端末及び前記第2の通信端末間における前記公衆回線網の片道遅延時間をtdとするときに、ΔT12=T−tdを計算して、前記第1の通信端末から前記第2の通信端末方向の、前記第1の通信端末及び前記第2の通信端末間における前記デジタル信号交換網の片道遅延時間ΔT12を求める計算ステップと
    を有することを特徴とする片道遅延時間測定方法。
  5. 前記公衆電話網に代えて、前記第1の通信端末及び前記第2の通信端末間におけるネットワークの片道遅延時間が既知のネットワークを用いることを特徴とする請求項4に記載の片道遅延時間測定方法。
  6. 前記測定用アナログ信号は、トーンバースト波形であることを特徴とする請求項1ないし5いずれか一項記載の片道遅延時間測定方法。
  7. 公衆電話網を介してアナログ信号の通信を行う通信端末間における片道遅延時間を測定するための片道遅延時間測定装置において、
    測定用アナログ信号を一定時間間隔で送信する送信手段と、
    相手の測定用アナログ信号を受信する受信手段と、
    測定用アナログ信号を送信してから、最初に相手の測定用アナログ信号を受信する迄の時間Δt1(1)と、当該測定用アナログ信号を送信してから、2番目の相手の測定用アナログ信号を受信する迄の時間Δt1(2)とを計測する計測手段と、
    相手側において測定用アナログ信号を受信してから、最初に測定用アナログ信号を送信する迄の時間Δt2を、相手側から受信するデータ受信手段と、
    Ta(1)をΔt1(1)とΔt2との差分に基づき計算し、Ta(2)をΔt1(2)とΔt2との差分に基づき計算し、前記送信手段において測定用アナログ信号を送信する時間間隔をTiとし、TaをTa(1)もしくはTa(2)とするとき、0<Ta<Tiを満たすTa(1)もしくはTa(2)を、前記通信端末間の往復遅延時間Tとして選択し、片道遅延時間tdをtd=T/2として計算する計算手段と
    を有することを特徴とする片道遅延時間測定装置。
  8. デジタル信号をスイッチングするデジタル信号交換網を介してアナログ信号の通信を行う通信端末間における前記デジタル信号交換網の片道遅延時間を測定するための片道遅延時間測定装置において、
    公衆電話網を介して、測定用アナログ信号を一定時間間隔で送信する送信手段と、
    前記デジタル信号交換網を介して、相手の測定用アナログ信号を受信する受信手段と、
    測定用アナログ信号を送信してから、最初に相手の測定用アナログ信号を受信する迄の時間Δt1(1)と、当該測定用アナログ信号を送信してから、2番目の相手の測定用アナログ信号を受信する迄の時間Δt1(2)とを計測する計測手段と、
    相手側において測定用アナログ信号を受信してから、最初に測定用アナログ信号を送信する迄の時間Δt2を、相手側から受信するデータ受信手段と、
    Ta(1)をΔt1(1)とΔt2との差分に基づき計算し、Ta(2)をΔt1(2)とΔt2との差分に基づき計算し、前記送信手段において測定用アナログ信号を送信する時間間隔をTiとし、TaをTa(1)もしくはTa(2)とするとき、0<Ta<Tiを満たすTa(1)もしくはTa(2)を、前記通信端末間の往復遅延時間Tとして選択し、前記通信端末間における前記公衆回線網の片道遅延時間をtdとするときに、ΔT21=T−tdを計算して、相手側から当該片道遅延測定装置側への方向の、前記通信端末間における前記デジタル信号交換網の片道遅延時間ΔT21を求める計算手段と
    を有することを特徴とする片道遅延時間測定装置。
  9. デジタル信号をスイッチングするデジタル信号交換網を介してアナログ信号の通信を行う通信端末間における前記デジタル信号交換網の片道遅延時間を測定するための片道遅延時間測定装置において、
    前記デジタル信号交換網を介して、測定用アナログ信号を一定時間間隔で送信する送信手段と、
    公衆回線網を介して、相手の測定用アナログ信号を受信する受信手段と、
    測定用アナログ信号を送信してから、最初に相手の測定用アナログ信号を受信する迄の時間Δt1(1)と、当該測定用アナログ信号を送信してから、2番目の相手の測定用アナログ信号を受信する迄の時間Δt1(2)とを計測する計測手段と、
    相手側において測定用アナログ信号を受信してから、最初に測定用アナログ信号を送信する迄の時間Δt2を、相手側から受信するデータ受信手段と、
    Ta(1)をΔt1(1)とΔt2との差分に基づき計算し、Ta(2)をΔt1(2)とΔt2との差分に基づき計算し、前記送信手段において測定用アナログ信号を送信する時間間隔をTiとし、TaをTa(1)もしくはTa(2)とするとき、0<Ta<Tiを満たすTa(1)もしくはTa(2)を、前記通信端末間の往復遅延時間Tとして選択し、前記通信端末間における前記公衆回線網の片道遅延時間をtdとするときに、ΔT12=T−tdを計算して、当該片道遅延測定装置側から相手側への方向の、前記通信端末間における前記デジタル信号交換網の片道遅延時間ΔT12を求める計算手段と
    を有することを特徴とする片道遅延時間測定装置。
  10. 公衆電話網を介してアナログ信号の通信を行う通信端末間における片道遅延時間を測定するための処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    測定用アナログ信号を一定時間間隔で送信する送信手順と、
    相手の測定用アナログ信号を受信する受信手順と、
    測定用アナログ信号を送信してから、最初に相手の測定用アナログ信号を受信する迄の時間Δt1(1)と、当該測定用アナログ信号を送信してから、2番目の相手の測定用アナログ信号を受信する迄の時間Δt1(2)とを計測する計測手順と、
    相手側において測定用アナログ信号を受信してから、最初に測定用アナログ信号を送信する迄の時間Δt2を、相手側から受信するデータ受信手順と、
    Ta(1)をΔt1(1)とΔt2との差分に基づき計算し、Ta(2)をΔt1(2)とΔt2との差分に基づき計算し、前記送信手順において測定用アナログ信号を送信する時間間隔をTiとし、TaをTa(1)もしくはTa(2)とするとき、0<Ta<Tiを満たすTa(1)もしくはTa(2)を、前記通信端末間の往復遅延時間Tとして選択し、片道遅延時間tdをtd=T/2として計算する計算手順と
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  11. デジタル信号をスイッチングするデジタル信号交換網を介してアナログ信号の通信を行う通信端末間における前記デジタル信号交換網の片道遅延時間を測定するため処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    公衆電話網を介して、測定用アナログ信号を一定時間間隔で送信する送信手順と、
    前記デジタル信号交換網を介して、相手の測定用アナログ信号を受信する受信手順と、
    測定用アナログ信号を送信してから、最初に相手の測定用アナログ信号を受信する迄の時間Δt1(1)と、当該測定用アナログ信号を送信してから、2番目の相手の測定用アナログ信号を受信する迄の時間Δt1(2)とを計測する計測手順と、
    相手側において測定用アナログ信号を受信してから、最初に測定用アナログ信号を送信する迄の時間Δt2を、相手側から受信するデータ受信手順と、
    Ta(1)をΔt1(1)とΔt2との差分に基づき計算し、Ta(2)をΔt1(2)とΔt2との差分に基づき計算し、前記送信手順において測定用アナログ信号を送信する時間間隔をTiとし、TaをTa(1)もしくはTa(2)とするとき、0<Ta<Tiを満たすTa(1)もしくはTa(2)を、前記通信端末間の往復遅延時間Tとして選択し、前記通信端末間における前記公衆回線網の片道遅延時間をtdとするときに、ΔT21=T−tdを計算して、相手側から当該プログラムが搭載されるコンピュータ側への方向の、前記通信端末間における前記デジタル信号交換網の片道遅延時間ΔT21を求める計算手順と
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  12. デジタル信号をスイッチングするデジタル信号交換網を介してアナログ信号の通信を行う通信端末間における前記デジタル信号交換網の片道遅延時間を測定する処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記デジタル信号交換網を介して、測定用アナログ信号を一定時間間隔で送信する送信手順と、
    公衆回線網を介して、相手の測定用アナログ信号を受信する受信手順と、
    測定用アナログ信号を送信してから、最初に相手の測定用アナログ信号を受信する迄の時間Δt1(1)と、当該測定用アナログ信号を送信してから、2番目の相手の測定用アナログ信号を受信する迄の時間Δt1(2)とを計測する計測手順と、
    相手側において測定用アナログ信号を受信してから、最初に測定用アナログ信号を送信する迄の時間Δt2を、相手側から受信するデータ受信手順と、
    Ta(1)をΔt1(1)とΔt2との差分に基づき計算し、Ta(2)をΔt1(2)とΔt2との差分に基づき計算し、前記送信手順において測定用アナログ信号を送信する時間間隔をTiとし、TaをTa(1)もしくはTa(2)とするとき、0<Ta<Tiを満たすTa(1)もしくはTa(2)を、前記通信端末間の往復遅延時間Tとして選択し、前記通信端末間における前記公衆回線網の片道遅延時間をtdとするときに、ΔT12=T−tdを計算して、当該プログラムが搭載されるコンピュータ側から相手側への方向の、前記通信端末間における前記デジタル信号交換網の片道遅延時間ΔT12を求める計算手順と
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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