JP2005182447A - 自動貸出しシステムおよび自動貸出し方法並びに不正持出し防止システム - Google Patents

自動貸出しシステムおよび自動貸出し方法並びに不正持出し防止システム Download PDF

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Abstract

【課題】貸出し品に取付けられている監視用タグの取外しや脱磁を伴わないで貸出すことができる自動貸出しシステムおよび自動貸出し方法並びに不正持出し防止システムを提供する。
【解決手段】貸出し品99に貼付され書込み可能な可変項目部を備えた貸出し品管理用のRFIDラベル80と、会員証の読取り・書込み手段と、貸出し品を収納する梱包袋と、梱包袋を運ぶ梱包袋処理手段18と、貸出し品内容が印字されたラベルを梱包袋32に貼り付ける貼付手段16と、貸出し品を挿入する挿入口11と、挿入された貸出し品に貼付されたRFIDラベルに対する読取り・書込みを行うアンテナ部41を備えるとともに、梱包袋処理手段18にてラベルが貼付されて運ばれてきた梱包袋32と共に貸出し品を取出口12に排出する貸出し品処理手段19と、を備え、貸出し品処理手段19にてアンテナ部41を介してRFIDラベルに所望の貸出し情報を書込む。
【選択図】図4

Description

本発明は、特に、レンタルビデオ店などにおいて、店員の手を煩わすことなくビデオテープなどの貸出し品(レンタル品)を借りることができるとともに、不正持出しを防止する自動貸出しシステムおよび自動貸出し方法並びに不正持出し防止システムに関する。
従来、レンタルビデオ店やバックなどの高級装飾品売り場などでは、不正持出し防止、いわゆる万引き防止のため、商品に監視用タグを取付け、貸出し時や販売時にカウンタにて監視用タグを外すか、あるいは、脱磁して顧客に渡すようなことが行われている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来の監視用タグを用いた場合、上述したようにカウンタにて取り外すか、あるいは脱磁する作業が発生するため、必ず店員の手を煩わせなくてはならならず、自動化が困難という問題があった。
また、対象商品がビデオテープのように磁気記録されたものであると、脱磁により記録映像に悪影響があるため、脱磁しにくいという問題がある。
特開平5−242374号公報
本発明は、上記の問題点に着目して成されたものであり、RFIDラベルを用いて所定内容を書き込むことにより、従来のように貸出し品に取付けられている監視用タグの取外しや脱磁を伴わないで貸出すことができる自動貸出しシステムおよび自動貸出し方法並びに不正持出し防止システムを提供することを課題とする。
請求項1に記載の自動貸出しシステムは、貸出し品に貼付され少なくとも貸出し品番号、タイトルが記憶された基本項目部、並びに少なくとも貸出し日および返却予定日が書込み可能な可変項目部を備えた貸出し品管理用のRFIDラベルと、前記貸出し品の借出しに使用する会員IDや暗証番号を備えた会員証と、この会員証の読取り・書込み手段と、前記貸出し品を収納するための梱包袋を供給する梱包袋供給手段と、前記梱包袋供給手段により供給される前記梱包袋を一時載置して下流へ運ぶ梱包袋処理手段と、前記貸出し品番号などの貸出し品内容をラベルに印字する印字手段と、前記貸出し品内容が印字されたラベルを前記梱包袋処理手段に載置された梱包袋に貼り付ける貼付手段と、借受ける前記貸出し品を挿入する挿入口と、前記挿入口から挿入された前記貸出し品に貼付された前記貸出し品管理用のRFIDラベルに対する読取り・書込みを行うアンテナ部を備えるとともに、前記梱包袋処理手段にてラベルが貼付されて運ばれてきた前記梱包袋と共に前記貸出し品を取出口に排出する貸出し品処理手段と、を備え、前記貸出し品処理手段にて前記アンテナ部を介して貸出し品管理用のRFIDラベルに所望の貸出し情報を書込むことを特徴とする。
また、会員証には、会員IDや住所、氏名などの項目が記憶された基本項目部と、貸出し品番号、タイトル、貸出し日、返却予定日、および貸出し店舗IDなどが記憶される複数の貸出し品項目部と、を備えるようにできる。
さらに、貸出し品管理用のRFIDラベルに記憶する所望情報は、貸出し品番号やタイトルなどが記憶される基本項目部と、貸出し日、返却予定日、会員IDなどが記憶される可変項目部とを、少なくとも備えるようにできる。
第2の発明に係る自動貸出し方法は、貸出し品に貼付され少なくとも貸出し品番号などが記憶された基本項目部、並びに貸出し日および返却予定日が書込み可能な可変項目部を備えた貸出し品管理用のRFIDラベルに対する読取り・書込みを行うRFIDラベル読取り・書込みステップと、前記貸出し品の借出しに使用する会員IDや暗証番号を備えた会員証に対する読み書きを行う会員証読取り・書込みステップと、前記貸出し品を収納するための梱包袋を供給する梱包袋供給・処理ステップと、前記貸出し品番号などの貸出し品内容をラベルに印字する印字ステップと、前記貸出し品内容が印字されたラベルを前記梱包袋に貼り付ける貼付ステップと、前記貸出し品に貼付された前記貸出し品管理用のRFIDラベルに対する読取り・書込みを行うアンテナ部を備えるとともに、前記梱包袋処理部にてラベルが貼付された梱包袋と共に前記貸出し品を取出口に送る貸出し品処理ステップと、前記貸出し品の借受け時に所定項目を入力する入力ステップと、を備え、前記貸出し品処理部にて貸出し品管理用のRFIDラベルにRFIDラベル読取り・書込みステップにて所望の貸出し情報を記憶することを特徴とする。
また、会員証には、少なくとも会員IDや住所、氏名、使用金額などの項目が記憶された基本項目部と、少なくとも貸出し品番号、タイトル、貸出し日、返却予定日、および貸出し店舗IDなどが記憶される複数の貸出し品項目部と、を備え、貸出し品の借受け時、入力部より返却予定日情報を入力することにより返却予定日または貸出し予定日数を算出する制御装置を、さらに備えるようにできる。
さらに、貸出し品管理用のRFIDラベルに記憶する所望情報は、貸出し品番号やタイトルが記憶される基本項目部と、貸出し日、返却予定日、会員IDなどが記憶される可変項目部と、を少なくとも備え、貸出し品の借受け時、少なくとも前記可変項目部の貸出し日、返却予定日および会員IDを前記貸出し品処理部の前記アンテナ部を介して記憶するようにできる。
第3の発明に係る不正持出し防止システムは、貸出し品に貼付され少なくとも貸出し品番号、タイトルが記憶された基本項目部、並びに少なくとも貸出し日および返却予定日が書込み可能な可変項目部を備えた貸出し品管理用のRFIDラベルと、貸出し時、前記RFIDラベルに対し少なくとも貸出し日および返却予定日を書込むとともに、返却時、前記RFIDラベルの少なくとも貸出し日および返却予定日をクリアする読取り・書込み手段と、前記RFIDの内容を読取り可能な出口監視手段と、を備え、前記出口監視手段にて前記貸出し品に貼付された前記RFIDラベルを読取った際、前記貸出し日および返却予定日がクリアされていた場合に警告を発することを特徴とする。
本発明に係る自動貸出しシステムおよび自動貸出し方法は、貸出し品に貸出し品管理用のRFIDラベルが貼付され、かつ、貸出し品の梱包用の梱包袋を供給するとともに、貸出し品番号などの貸出し品内容を印字手段にてラベルへ印字し、さらに、ラベルを梱包袋に貼付して貸出し品とともに排出するようにしたので、人の手を介さないで自動で貸出し品の貸出し処理が可能となるという効果がある。
また、会員証に、会員IDなどが記憶された基本項目部と、貸出し品番号、タイトル、貸出し日、返却予定日、および貸出し店舗IDなどが記憶される複数の貸出し品項目部とを設けるようにすれば、複数の貸出し品の情報が会員証に記憶可能であり、しかも、貸出し店舗IDを記憶可能とすれば、チェーン店の他店舗での借出しも可能となる。
また、貸出し品に貼付されたRFIDラベルに、貸出し品番号、タイトルなどが記憶される基本項目部と、貸出し日、返却予定日、貸出し会員IDなどが記憶される可変項目部とを設けるようにすれば、会員証および貸出し品と、単体のパソコンなどの制御装置とを接続するだけで貸出し処理が可能となり、貸出し品番号やタイトル並びに貸出し価格を記憶する大規模なコンピュータや、店舗間をオンラインで接続するなどの大規模のシステム構築が不要になり、また、RFIDラベルの可変項目部に貸出し会員IDを記憶できるようにしたので、紛失したビデオが見つかった場合の追跡が可能となる。
また、本発明に係る不正持出し防止システムは、返却時、少なくともRFIDラベルの貸出し日および返却予定日をクリアし、また、貸出し時は、RFIDラベルへ貸出し日および返却予定日を少なくとも書込むようにし、出口監視手段にてRFIDラベルを読取った際、貸出し日および返却予定日がクリアされていた場合に警告を発するようにしたので、従来のような不正持出し監視用のタグを外すような手間を掛けなくとも貸出し品の不正持出しが防止されるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図1ないし図10に基づき説明する。
なお、説明の都合上、以下の説明においては、「貸出し品」としてビデオテープを例にとり説明する。
図1は、貸出し品としてビデオテープを扱うレンタルビデオ店の概略説明図であり、レンタルビデオ店1には、図示省略のビデオテープ(以下、適宜、単にビデオと称す)が並べられた陳列棚2と、自動貸出し機3と、返却カウンタに設けられた返却処理用端末4と、入口5と、出口6近辺に設けられた出口監視装置7と、前記自動貸出し機3や出口監視装置7などと接続され、これらの各装置の制御を行うパソコンなどの制御装置8とが備えられる。
次に、主に、図2を参照して貸出し品としてのビデオ(図示省略)に貼付された貸出し品管理用のRFIDラベルの詳細につき説明する。
RFIDラベル80は、RFID(Radio Frequency Identification)が備えられ、後述の「アンテナ部」を介して情報の読取り・書込みができるようにされたラベルであり、主に、基本項目部81と、可変項目部82とより成る。
基本項目部81は、ビデオの貸出し品番号83、タイトル84、保有店舗ID85、購入日86、貸出し開始日87、ジャンル88、貸出し価格89の項目であり、店が図示省略のビデオを購入した際に書込み・記憶され、後に貸出し開始日87より何ヶ月経ったら貸出し価格89を下げる、あるいは、購入日86より何年経ったら売却すると言った判断に使用される。また、ジャンル88には、例えば、15歳以下に貸出し不可の「R−15」の指定や、20歳未満への貸出し不可なども合せて書込み・記憶されており、後述する会員証の生年月日との照合により貸出し不可の場合は、その旨が警告表示される。
可変項目部82は、貸出し日90、返却予定日91、貸出し予定日数92および貸出し会員ID93より成り、これらの項目はビデオ(図示省略)の貸出し時に書込まれるようになっている。
図3ないし図5は、自動貸出し機3の概要を表す説明図であり、図3は、正面図、図4は、図3中、矢示IV方向から見た一部省略の概略側面説明図、図5は、図4中、矢示V方向から見た概略説明図である。
自動貸出し機3は、正面外側(図3)に設けられた会員証挿入口9と、現金挿入口10と、貸出し品(ビデオ99)の挿入口11と、貸出し品の取出口12と、入力手段としての入力部13と、表示手段としてのディスプレイ14と、内部(図4、図5参照)に設けられたラベルの印字手段としての印字装置15と、貼付手段としての貼付装置16と、梱包袋供給手段としての梱包袋供給装置17と、梱包袋処理手段としての梱包袋処理装置18と、貸出し品処理手段としての貸出し品処理装置19と、を備える。
会員証挿入口9は、磁気などで会員IDや暗証番号等が記憶された後述の会員証を挿入する箇所であって、図示省略の既知の読取り・書込み装置が設けられており、挿入された会員証の対応する項目の記憶内容を読取り・書込み装置(図示省略)によって読取りや更新ができるようになっている。
現金挿入口10は、ビデオ99の借受け時、必要な使用金額(レンタル料)を現金で挿入するための箇所であって、既知の自販機などに設けられている現金挿入口と同様、お札や硬貨などの現金の処理ができるよう、図示省略の現金処理装置が設けられている。
貸出し品の挿入口11は、貸出し用のビデオ(図示省略)を挿入するための箇所であって、ビデオを挿入すると、後述の貸出し品処理装置19に向けビデオを案内するための挿入案内板20が傾斜して設けられている。
貸出し品の取出口12は、ビデオ99を取出すための箇所であって、後述の貸出し品処理装置19にて処理されたビデオ99および後述の梱包袋32を案内するための取出案内板21が設けられている。
入力部13は、テンキーやアルファベットなどの入力が可能な入力装置であって、前記会員証挿入口9に挿入された後述の会員証の暗証番号や貸出し期間などが入力できるようになっている。
ディスプレイ14には、後述の会員証の内容やビデオ99のタイトル、前記入力部13より入力した貸出し期間などの必要項目が表示されるようになっている。
印字装置15は、主に、図5に示すように、台紙29にラベル30が等間隔で仮着されて成るラベル連続体22が装着されるラベル供給部23と、プラテンローラ24と、印字ヘッド25と、剥離板26と、台紙巻取り部27とを備えており、ラベル供給部23に装着されたラベル連続体22は、ガイドピン28を経て印字ヘッド25とプラテンローラ24の間に引出し、さらに、剥離板26を経て台紙29のみを台紙巻取り部27に巻付けるようになっている。剥離板26で台紙29のみが「転向」と称する方向変換を行うと、仮着されたラベル30が台紙29から剥がされて剥離板26に止まるようになっている。この印字装置15では、ラベル30にビデオ99のタイトルなどを印字して発行するようになっている。
貼付装置16は、吸着盤31を備え、前記印字装置15にて印字・発行されて剥離板26に止まったラベル30を吸着盤31にて吸着し、後述の梱包袋処理装置18へ搬送して後述の梱包袋32に貼り付けるための装置であり、上下方向(図5におけるY方向)および水平方向(図5におけるX(左右)方向)並びに前後方向の揺動する方向(図4におけるZ方向)の三次元での移動が自在とされている。
梱包袋供給装置17は、主に、図4に示すように、載置台33と、載置台33に積層状態に収納された梱包袋32と、後述する梱包袋処理装置18に梱包袋32を供給するための供給傾斜部材34とを備える。供給傾斜部材34は、積層された梱包袋32の最上段とその下の2段目のとの間に水平状態に挿入されるとともに、梱包袋処理装置18側に傾斜して梱包袋32を供給するようになっており、梱包袋32の供給が終了した供給傾斜部材34は、水平状態に戻り、かつ、載置台33に積層された梱包袋32より一旦退避する。そして、供給傾斜部材34が退避されたタイミングで載置台33は上昇し梱包袋32を上層へ1個分押し上げるようになっている。
梱包袋処理装置18は、前記梱包袋供給装置17側(図4における右側)の位置が高くなるよう傾斜して設けられた傾斜載置台35と、梱包袋供給装置17から遠い他端側において傾斜載置台35に立設した状態で設けられる当接板36と、回動ピン37(図5参照)とを備える。梱包袋供給装置17から梱包袋処理装置18へ梱包袋32が供給されると、梱包袋32は傾斜状態で待機する傾斜載置台35上を滑って運ばれ当接板36に当って停止するようになっており、前記傾斜載置台35の傾斜と当接板36により、梱包袋供給装置17から供給された梱包袋32は所定の位置に位置決めされるようになっている。そして、前記印字装置15で印字・発行されたラベル30が前記貼付装置16の吸着盤31に吸引された状態で運ばれ、位置決めされた梱包袋32の所定箇所に貼り付けられるようになっている。また、回動ピン37は、傾斜載置台35における印字装置15側に設けられ、後述の貸出し品処理装置19に対し傾斜載置台35および当接板36を傾斜させるべく回動させる際の回動基点として用いられるものであり、前記貼付装置16により傾斜載置台35上で所定位置にラベル30が貼り付けられた梱包袋32は、ラベル30の貼付け終了のタイミングで貸出し品処理装置19へと運ばれるようになっている。すなわち、回動ピン37を基点に傾斜載置台35および当接板36が貸出し品処理装置19側に傾斜して傾斜載置台35に載置された梱包袋32を貸出し品処理装置19へと供給するようになっている。
貸出し品処理装置19は、貸出し品載置台38と、当接板39と、回動ピン40とを備え、さらに、貸出し品載置台38の表面側には、ビデオ99に貼付された前述RFIDラベル80に対する読取り・書込み手段としてのアンテナ部41が形成されている。貸出し品載置台38には、奥側(図4における右側)、すなわち、前記挿入案内板20から離れた側に当接板39が立設した状態で設けられており、待機中、すなわち、貸出し処理前は、回動ピン40を基点として上向き(図4における実線位置)に傾斜して設けられ、さらに、貸出し処理後は下向き(図4における2点鎖線位置)に傾斜するよう制御装置8により制御されている。より具体的には、会員証などの確認が終わり、ビデオ99が貸出し品の挿入口11より挿入されるまで、貸出し品載置台38は前記挿入案内板20側に向けて上向きの傾斜状態とされ、ビデオ99が挿入口11および挿入案内板20を経て挿入されると貸出し品載置台38を滑って運ばれ、後端部側の当接板39に当って停止するようになっており、前記貸出し品載置台38の傾斜と当接板39により挿入口11より挿入されたビデオ99は所定の位置に位置決めされ、貸出し品載置台38の表面側に設けられたアンテナ部41にてビデオ99に貼付されたRFIDラベル80の基本項目部81が読込まれるとともに、可変項目部82の貸出し日90、返却予定日91、貸出し予定日数92および貸出会員ID93が書込まれるようになっている。さらに、RFIDの読取り・書込みが終了すると、貸出し品載置台38が前記取出案内板21に向けて下向き(図4における2点鎖線部分)傾斜され、前記梱包袋処理装置18より供給された梱包袋32とともに取出案内板21を経て取出口12へと運ばれるようになっている。
返却カウンタの返却処理用端末4は、RFIDラベル80の図示省略の読取り・書込み装置を備えており、ビデオ99が返却されたときに、RFIDラベル80の貸出し日90、返却予定日91、貸出し予定日数92および貸出会員ID93をクリアするようになっている。したがって、レンタルビデオ店1の陳列棚2に陳列されているビデオ(図示省略)に貼付されているRFIDラベル80の可変項目部82には、データが未記憶の状態になっている。
出口監視装置7は、出口6近辺に設けられる、前記ビデオ99のRFIDラベル80を読取る不正持出し防止装置、いわゆる、万引き防止装置であって、この出口監視装置7はRFIDラベル80の添付されたビデオ99が同装置7間を通過する際に反応し、RFIDラベル80の可変項目部82にデータが記憶されているか、未記憶の状態かを読取っている。すなわち、自動貸出し機3にて所定の貸出し処理を経たビデオ99は、可変項目部82の貸出し日90、返却予定日91、貸出し予定日数92および貸出会員ID93が書込まれており、一方、返却時には前記可変項目部82がクリアされているため、RFIDラベル80の可変項目部82を同装置7で読取るだけで棚から直接持ち出そうとしたものか、あるいは、自動貸出し気3による貸出し手続きが済んでいるビデオ99かが判定できるため、従来のように、監視用タグの取外しや脱磁作業が不要となる。
次に、主に、図6を参照して会員証の詳細につき説明する。会員証50の図示省略の表面部には、会員証IDや入会日、氏名などの既知の内容が印字されているものとする。図6は、記憶されている内容の一例であって、会員証50は、基本項目部51と、複数の貸出し品項目部79と、から成り、ICカードなどにより作製される。
基本項目部51には、会員ID52、暗証番号53、入会店舗ID54、入会日55、氏名56、住所57、自宅TEL58、連絡先TEL59、生年月日60、チャージ61、使用金額62、未収延滞金63および返却割増料金64の各項目が記憶される。
また、貸出し品項目部79には、貸出し品番号70、タイトル71、貸出し日72、返却予定日73、貸出し予定日数74、貸出し金額75、貸し出し店舗ID76、貸出し店員ID77の各項目が記憶可能なようになっており、1回に複数本のビデオ99の貸出しが可能なように複数の貸出し品項目部79a〜79nが設けられている。
基本項目部51の会員ID52、暗証番号53、入会店舗ID54、入会日55、氏名56、住所57、自宅TEL58、連絡先TEL59、生年月日60は、入会時に処理・記憶される項目である。
チャージ61は予め払い込んでいる預入れ金であり、使用金額62は今回貸出しを受けたビデオ99のレンタル料であり、未収延滞金63は前回未収の延滞金の金額であり、また、返却割増料金64は他店舗での返却時に請求する割増料金であり、これらの各項目は状況に従って、すなわち、預入れ金を入金した際や、ビデオ貸出し時、あるいは、未収の延滞金発生時などの都度、書込み・更新される。
貸出し品項目部79の貸出し品番号70およびタイトル71は貸出されたビデオ99の作品番号およびタイトルであり、ビデオ99に貼付されている前記RFIDラベル80より読出されて書込まれる。貸出し日72は該当ビデオ99が貸出された日であり、返却予定日73は前記入力部13より借受けたい日数、すなわち、「貸出し予定日数」が入力された際に算出され書込まれるものであり、入力された「貸出し予定日数」は貸出し予定日数74の欄に書込まれる。貸出し金額75はビデオのレンタル料であり、貸出し店舗ID76および貸出し店員ID77は、処理した店舗IDおよび店員のIDである。
次に,主に、図7ないし図10を参照して本発明の使用状態につき説明する。
図7は、本発明の全体の処理概要を示すメイン・ルーチンのフローチャートであり、ステップS01の自動貸出し機処理と、ステップS02の貸出し品返却処理と、ステップS03の不正持出し防止処理とより成る。
図8は、自動貸出し機処理(図7のステップS01)の詳細を示す図である。
ステップS11にて、自動貸出し機3の会員証挿入口9より会員証50が挿入されるまで待ち、挿入があるとステップS12にて会員証50の基本項目部51のチェックを行う。具体的にはステップS13にて入力部13より入力された暗証番号(図示省略)と会員証50の暗証番号53が一致するか判定され、不一致の場合は一致するまで繰返し、一致した場合はステップS14にて会員証50の未収延滞金63の有無を判定し、未収延滞金63があると判定された場合はステップS33に行きディスプレイ14に警告表示(「未払い金があります。カウンタへお越し下さい。」)を行い処理を終了する。なお、挿入された会員証50は排出せずに、店員が強制排出するようにすれば、未払い金の回収は確実となる。
一方、ステップS14にて未収延滞金なしと判定された場合は、貸出し品(ビデオ99)の挿入口11をオープンしてビデオ99の挿入を促し,挿入されたら挿入口11をクローズする(ステップS15〜ステップS17)。
挿入されたビデオ99は、挿入案内板20上を滑って貸出し品処理装置19の貸出し品載置台38へと運ばれ、ステップS18にてビデオ99に貼付されたRFIDラベル80の読取りがアンテナ部41を介して行われ、ステップS19にて先に読み込まれた会員証50の会員ID52、チャージ61等の会員情報と、RFIDラベル80より読取られたビデオの貸出し品番号83、タイトル84、貸出し価格(レンタル料)89などのビデオ情報とをディスプレイ14に表示する。
ステップS20では、会員証50の生年月日60とRFIDラベル80のジャンル88の成人指定や「R−15」指定との判定を行い、貸し出し不可の場合は、ステップS34へ行き、警告表示(「このビデオは年齢制限で貸出しできません。」)を行うとともにビデオ99および会員証50を排出して終了する(ステップS35)。
一方、ステップS20にて、ジャンルOK(貸出し可能分野)と判定された場合は、ステップS21にて、何泊かという貸出し予定日数の入力を促すメッセージをディスプレイ14に表示するとともに、表示にしたがって貸出し予定日数の入力を得て、ステップS22にて返却予定日、使用金額等の算出・表示を行う。
ステップS23では、チャージ61と使用金額の判定が行われ、チャージ金額が使用金額より上回るときは、金額を引いて更新するとともに、ステップS27へ行く。
一方、ステップS23にて、チャージ61が不足と判定された場合は、ステップS24にて、料金不足の旨を表示し、ステップS25にて現金投入を待ち、ステップS26にてチャージ61および入力された現金の加算額と、使用金額(レンタル料)との判定を行い、料金不足の場合は、ステップS24の料金不足メッセージ表示と、ステップS25の現金投入待ちを繰り返し、一方、レンタル料金に達した場合には、ステップS27に行く。
ステップS27では、RFIDラベル80の可変項目部82に、貸出し日90、返却予定日91、貸出し予定日付92、貸出し会員ID93を記憶する。
ステップS28では、会員証50のチャージ61、使用金額62、未収延滞金63と、貸出し品項目部79を更新する。
ステップS29にて梱包袋供給装置17より梱包袋32を供給して梱包袋処理装置18に一時載置し、ステップS30では、ラベル印字装置15にて発行したビデオ99などの情報を印字したラベル30を発行するとともに、貼付装置16にてラベル30を吸引して運び、前記梱包袋処理装置18に一時載置された梱包袋32に貼り付ける。
ステップS31にて、ラベル30付きの梱包袋32を貸出し品処理装置19へ運び、ステップS32では、梱包袋32とビデオ99とを取出口12へと排出して処理を終了する。
図9は、貸出し品返却処理(図7のステップS02)の詳細を示す図である。
ステップS41において、カウンタに返却に来た会員に、ビデオ99、梱包袋32および会員証50の提示を求め、ステップS42にて会員証50を読取る。
ステップS43にて未収延滞金63の有無を判定し、あった場合は、ステップS45にて未収延滞金の徴収処理を行いステップS46へ行き、一方、未収延滞金63なしと判定された場合は、直接ステップS46へ行く。
ステップS46では、返却されたビデオ99のRFIDラベル80を読取り、ステップS47にて、RFIDラベル80の可変項目部82の貸出し品番号83と、会員証50の貸出し品項目部79の貸出し品番号70とを比較し、一致するものがあるか判定する。一致しない場合は、ステップS54にて、会員証50の不正使用(複数枚所有している)や借出し時のエラーなど、想定される原因を追究して処理を終了する。
一方、ステップS47で、返却されたビデオ99が適正と判定された場合は、返却予定日72と本日日付(図示省略)が比較され、延滞されていると判定された場合は、ステップS49にて延滞金徴収処理を行って、ステップS50へ行き、また、延滞でないと判定された場合は、直接ステップS50へ行く。
ステップS50では、会員証50の貸出し品項目部79の貸出し店舗ID76と、返却店舗(図示省略)とを比較し、同一の場合はステップS52へ行き、一方、異なる場合はステップS51にて返却割増料金徴収処理を行ってから、ステップS52へ行く。
ステップS52では、RFIDラベル80の可変項目部82および会員証50の貸出し品項目部79をクリアする、返却書き込み処理を実施する。
ステップS53では、返却するビデオ99が未だあるか判定し、複数借出されている場合はステップS46に戻り、ビデオ99の返却処理が終了するまでステップS46からステップS52を繰り返す。
図10は、不正持出し防止処理(図7のステップS03)の詳細を示す図である。
ステップS61では、出口6近辺に設けられた出口監視装置7にてビデオ99に貼付されているRFIDラベル80を読取り、ステップS62にて、可変項目部82に本日日付その他の項目が入っているか否か判定し、入っている場合は処理を終了し、一方、可変項目部82がクリアされている場合は、ステップS63にて、図示省略のブザーを鳴動させたり、あるいは、ランプを点灯させるなどのアラーム表示を行う。
上述したように、貸出されるビデオ99に貸出し品管理用のRFIDラベル80が貼付され、かつ、前記ビデオ99梱包用の梱包袋32を供給するとともに、貸出し品処理装置19にてRFIDラベル80より読取ったビデオ99の内容を印字装置15を用いてラベル30へ印字し、さらに、前記ラベル30を梱包袋32に貼付し、かつ、ビデオ99と前記梱包袋32を貸出し品処理装置19にて排出するようにしたので、人の手を介さないで自動でビデオ99の貸出し処理が可能となる。
また、会員証50に、会員ID52などが記憶された基本項目部51と、貸出し品番号70、タイトル71、貸出し日72、返却予定日73、貸出し店舗ID76などが記憶される複数の貸出し品項目部79とを設けるようにしたので、複数の貸出しビデオ99の情報が会員証50に記憶可能であり、しかも、貸出し店舗ID76を記憶可能としたので、チェーン店の他店舗での借出しも可能となる。
また、貸出し用のビデオ99に貼付されたRFIDラベル80に、貸出し品番号83、タイトル84、貸出し価格89などが記憶される基本項目部81と、貸出し日90、返却予定日91、貸出し会員ID93などが記憶される可変項目部82とを設けるようにしたので、会員証50およびビデオ99と、単体のパソコン8とを接続するだけでビデオ99の貸出しが可能となり、貸出し品番号やタイトル並びに貸出し価格を記憶する大規模なコンピュータや、店舗間をオンラインで接続するなどの大規模のシステム構築が不要になり、また、RFIDラベル80の可変項目部82に貸出し会員ID93を記憶できるようにしたので、紛失したビデオが見つかった場合の追跡が容易となる。
また、返却時は、少なくともRFIDラベル80の貸出し日90および返却予定日91をクリアして陳列棚に並べ、また、貸出し時は、自動貸出し機3にてRFIDラベル80の貸出し日90および返却予定日91を書込むようにし、出口監視装置7にてRFIDラベル80を読取った際、貸出し日90および返却予定日91がクリアされていた場合に警告を発するようにしたので、不正持出しが防止され、従来のような不正持出し監視用のタグを外すような手間がなくなる。さらに、従来のような脱磁によらないため、磁気記録されたビデオ99の映像に悪影響を与えないものである。

なお、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
例えば、印字装置15では、説明の都合上、台紙29にラベル30が仮着されたラベル連続体22を用いた例で説明したがこれに限定されないことは勿論であり、台紙がなく裏面に粘着剤が施された、いわゆる、台紙なしラベルと、これを所望の長さに切断する既知の切断装置を用いても構わない。
また、不正持出し防止策として、ビデオ99にRFIDラベル80の可変項目部82に設けた少なくとも貸出し日90および返却予定日91を返却時にクリアし、この貸出し日90および返却予定日91を出口監視装置7にて読取ることにより不正持出しの防止を図るようにした例で説明したがこれに限定されないことは勿論であり、返却フラグの項目を設けてフラグを監視するようにしてもよい。
本発明の自動貸出しシステムおよび不正持出し防止システムの一実施の形態を示すレンタルビデオ店の概略説明図である。 同、貸出し品貼付用のRFIDラベルの内容を示す説明図である。 同、自動貸出し機の概略説明図である。 同、図3中、矢示IV方向より見た概略説明図である。 同、図4中、矢示V方向より見た概略説明図である。 同、会員証の内容を示す説明図である。 同、全体の処理概要を示すメイン・ルーチンのフローチャートである。 同、自動貸出し機処理の動作状況を示すフローチャートである。 同、貸出し品返却処理の動作状況を示すフローチャートである。 同、不正持出し防止処理の動作状況を示すフローチャートである。
符号の説明
1 レンタルビデオ店
2 陳列棚
3 自動貸出し機
4 返却処理用端末
5 入口
6 出口
7 出口監視装置
8 制御装置(パソコン)
9 会員証挿入口
10 現金挿入口
11 貸出し品の挿入口
12 貸出し品の取出口
13 入力部(入力手段)
14 ディスプレイ(表示手段)
15 印字装置(印字手段)
16 貼付装置(貼付手段)
17 梱包袋供給装置(梱包袋供給手段)
18 梱包袋処理装置(梱包袋処理手段)
19 貸出し品処理装置(貸出し品処理手段)
20 挿入案内板
21 取出案内板
22 ラベル連続体
23 ラベル供給部
24 プラテンローラ
25 印字ヘッド
26 剥離板
27 台紙巻取り部
28 ガイドピン
29 台紙
30 ラベル
31 吸着盤
32 梱包袋
33 載置台
34 供給傾斜部材
35 傾斜載置台
36 当接板
37 ピン
38 貸出し品載置台
39 当接板
40 回動ピン
41 アンテナ部(読取り・書込み手段)
50 会員証
51 基本項目部
52 会員ID
53 暗証番号
54 入会店舗ID
55 入会日
56 氏名
57 住所
58 自宅TEL
59 連絡先TEL
60 生年月日
61 チャージ
62 使用金額
63 未収延滞金
64 返却割増料金
70 貸出し品番号
71 タイトル
72 貸出し日
73 返却予定日
74 貸出し予定日数
75 貸出し金額
76 貸出し店舗
77 貸出し店員ID
79、79a、79b…79n 貸出し品項目部
80 RFIDラベル
81 基本項目部
82 可変項目部
83 貸出し品番号
84 タイトル
85 保有店舗ID
86 購入日
87 貸出し開始日
88 貸出し価格
90 貸出し日
91 返却予定日
92 貸出し予定日数
93 貸出し会員ID
99 ビデオ

Claims (7)

  1. 貸出し品に貼付され少なくとも貸出し品番号、タイトルが記憶された基本項目部、並びに少なくとも貸出し日および返却予定日が書込み可能な可変項目部を備えた貸出し品管理用のRFIDラベルと、
    前記貸出し品の借出しに使用する会員IDや暗証番号を備えた会員証と、
    この会員証の読取り・書込み手段と、
    前記貸出し品を収納するための梱包袋を供給する梱包袋供給手段と、
    前記梱包袋供給手段により供給される前記梱包袋を一時載置して下流へ運ぶ梱包袋処理手段と、
    前記貸出し品番号などの貸出し品内容をラベルに印字する印字手段と、
    前記貸出し品内容が印字されたラベルを前記梱包袋処理手段に載置された梱包袋に貼り付ける貼付手段と、
    借受ける前記貸出し品を挿入する挿入口と、
    前記挿入口から挿入された前記貸出し品に貼付された前記貸出し品管理用のRFIDラベルに対する読取り・書込みを行うアンテナ部を備えるとともに、前記梱包袋処理手段にてラベルが貼付されて運ばれてきた前記梱包袋と共に前記貸出し品を取出口に排出する貸出し品処理手段と、を備え、
    前記貸出し品処理手段にて前記アンテナ部を介して貸出し品管理用のRFIDラベルに所望の貸出し情報を書込むことを特徴とする自動貸出しシステム。
  2. 前記会員証には、会員IDや住所、氏名などの項目が記憶された基本項目部と、
    貸出し品番号、タイトル、貸出し日、返却予定日、および貸出し店舗IDなどが記憶される複数の貸出し品項目部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の自動貸出しシステム。
  3. 前記貸出し品管理用のRFIDラベルに記憶する所望情報は、貸出し品番号やタイトルなどが記憶される基本項目部と、
    貸出し日、返却予定日、会員IDなどが記憶される可変項目部とを、少なくとも備えることを特徴とする請求項1に記載の自動貸出しシステム。
  4. 貸出し品に貼付され少なくとも貸出し品番号などが記憶された基本項目部、並びに貸出し日および返却予定日が書込み可能な可変項目部を備えた貸出し品管理用のRFIDラベルに対する読取り・書込みを行うRFIDラベル読取り・書込みステップと、
    前記貸出し品の借出しに使用する会員IDや暗証番号を備えた会員証に対する読み書きを行う会員証読取り・書込みステップと、
    前記貸出し品を収納するための梱包袋を供給する梱包袋供給・処理ステップと、
    前記貸出し品番号などの貸出し品内容をラベルに印字する印字ステップと、
    前記貸出し品内容が印字されたラベルを前記梱包袋に貼り付ける貼付ステップと、
    前記貸出し品に貼付された前記貸出し品管理用のRFIDラベルに対する読取り・書込みを行うアンテナ部を備えるとともに、前記梱包袋処理部にてラベルが貼付された梱包袋と共に前記貸出し品を取出口に送る貸出し品処理ステップと、
    前記貸出し品の借受け時に所定項目を入力する入力ステップと、を備え、
    前記貸出し品処理部にて貸出し品管理用のRFIDラベルにRFIDラベル読取り・書込みステップにて所望の貸出し情報を記憶することを特徴とする自動貸出し方法。
  5. 前記会員証には、少なくとも会員IDや住所、氏名、使用金額などの項目が記憶された基本項目部と、
    少なくとも貸出し品番号、タイトル、貸出し日、返却予定日、および貸出し店舗IDなどが記憶される複数の貸出し品項目部と、を備え、
    前記貸出し品の借受け時、前記入力部より返却予定日情報を入力することにより返却予定日または貸出し予定日数を算出する制御装置を、さらに備えたことを特徴とする請求項4に記載の自動貸出し方法。
  6. 前記貸出し品管理用のRFIDラベルに記憶する所望情報は、貸出し品番号やタイトルが記憶される基本項目部と、
    貸出し日、返却予定日、会員IDなどが記憶される可変項目部と、を少なくとも備え、
    前記貸出し品の借受け時、少なくとも前記可変項目部の貸出し日、返却予定日および会員IDを前記貸出し品処理部の前記アンテナ部を介して記憶することを特徴とする請求項4に記載の自動貸出し方法。
  7. 貸出し品に貼付され少なくとも貸出し品番号、タイトルが記憶された基本項目部、並びに少なくとも貸出し日および返却予定日が書込み可能な可変項目部を備えた貸出し品管理用のRFIDラベルと、
    貸出し時、前記RFIDラベルに対し少なくとも貸出し日および返却予定日を書込むとともに、返却時、前記RFIDラベルの少なくとも貸出し日および返却予定日をクリアする読取り・書込み手段と、
    前記RFIDの内容を読取り可能な出口監視手段と、を備え、
    前記出口監視手段にて前記貸出し品に貼付された前記RFIDラベルを読取った際、前記貸出し日および返却予定日がクリアされていた場合に警告を発することを特徴とする不正持出し防止システム。
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