JP2005182068A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 大電流および高電圧を遮断する大形のリレーを用いることなく、また駆動用のICを用いることなく、制御用のICを用いることもなく、加熱ローラの異常温度上昇を迅速にしかも確実に防止できる定着装置および画像形成装置を提供する。
【解決手段】 加熱ローラ12が異常温度上昇すると、サーモスタット54が開く。サーモスタット54が開くと、リレー90の励磁コイル91に対する通電路が遮断されて、リレー90の常開接点92が開く。常開接点92が開くと、周波数可変発振器81からトランジスタ63へ供給される駆動信号の供給路が遮断される。この遮断により、コイル14a,14b,14cに高周波電流が流れなくなって、加熱ローラ12に対する誘導加熱が停止する。
【選択図】 図4

Description

この発明は、複写機やプリンタなどの画像形成装置に搭載され、ペーパーシート上の現像剤像を定着させる定着装置および画像形成装置に関する。
近年、電子写真方式に用いられる定着装置の熱源として、誘導加熱方式を用いたものが実用化されている。この誘導加熱では、コイルに高周波電流を流してコイルから高周波磁界を発生させ、その高周波磁界によって加熱ローラに渦電流を生じさせ、その渦電流によるジュール熱で加熱ローラを自己発熱させる。
このような誘導加熱を利用した定着装置は、加熱ローラの温度を感知する感温素子として例えばサーモスタットを有している。このサーモスタットは、加熱ローラが異常温度上昇した場合に作動して、定着装置への入力電流を遮断する。この遮断により、誘導加熱が停止して、加熱ローラの異常温度上昇が防止される。
しかしながら、定着装置への入力電流を遮断するためには、大きな定格電流(例えば10A〜15A)のサーモスタットを使用する必要がある。大きな定格電流のサーモスタットは、熱容量が大きくて応答速度が遅い。このため、加熱ローラが異常温度上昇しても、サーモスタットが作動するまでに時間遅れが生じ、加熱ローラおよびその周辺部に熱的な悪影響を与えてしまう。
一方、加熱ローラの温度を検知するサーミスタ、およびそのサーミスタの検知温度が異常上昇したときに作動するリレーを設け、そのリレーの接点をコイルへの通電路に挿接したものがある(例えば特許文献1)。すなわち、加熱ローラが異常温度上昇すると、リレーが作動してそのリレーの接点が開き、コイルへの通電が遮断されて誘導加熱が停止される。
加熱ローラの温度を感知するサーモスタットを設けたものもある(例えば特許文献2)。このサーモスタットは、加熱ローラが異常温度上昇した場合に作動して、スイッチング素子の駆動手段に対する動作電圧の供給を遮断する。スイッチング素子は、コイルに対する高周波電流の供給用である。
定着ローラの温度を検知するサーミスタが設けたものもある(例えば特許文献3)。このサーミスタは、定着ローラが異常温度上昇した場合に抵抗値が大きく変化する。この抵抗値変化が生じると、ICの制御により、定着器への通電が遮断される。この遮断により、誘導加熱が停止して、定着ローラの異常温度上昇が防止される。
特開平9−197854号公報 特開2002−236429号公報 特開平8−339134号公報
上記特許文献1の例では、コイルに流れる電流は60A程度と大きく、コイルに加わる電圧も900V程度と大きい。この高電流および高電圧を遮断するためには、大形のリレーを使用しなければならない。この大電流および高電圧を遮断する大形のリレーは、コストが高いなど、実用的でない。
上記特許文献2の例では、スイッチング素子の駆動手段として特殊なICが使用される。この特殊なICは、コストが高くて、実用的でない。
上記特許文献3の例では、サーミスタの温度検知と定着器への通電遮断との間にICによる制御が存在しており、その制御に異常が生じると、定着器への通電を遮断できなくなり、その結果、定着ローラの異常温度上昇を防止できなくなる。
なお、特許文献3には、加熱ローラの異常温度上昇時に作動するリレーの接点をコイルへの通電路に挿接した構成も記載されている。ただし、この構成では、上記特許文献1の例と同じく、大電流および高電圧を遮断する大形のリレーを使用しなければならないという問題がある。
この発明は、上記の事情を考慮したもので、大電流および高電圧を遮断する大形のリレーを用いることなく、また駆動用のICを用いることなく、制御用のICを用いることもなく、加熱ローラの異常温度上昇を迅速にしかも確実に防止できる定着装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明の定着装置は、加熱ローラと、この加熱ローラの軸方向に沿って設けられた誘導加熱用のコイルと、このコイルを構成要素とする共振回路と、この共振回路を励起するためのスイッチング素子と、このスイッチング素子をオン,オフ駆動するためのオン,オフ信号を出力する発振器と、上記コイルの温度に応じて開閉するサーモスタットと、上記発振器から上記スイッチング素子へ供給されるオン,オフ信号の通電路に挿接された接点を有し、上記サーモスタットを通して動作用の電流が流れるリレーと、を備えている。
請求項5に係る発明の画像形成装置は、請求項1に係る発明の定着装置を有している。そして、本体に設けられた開閉自在なカバーと、上記リレーに対する通電路に挿接され上記カバーの開閉に応じて開閉するスイッチと、を備えている。
請求項6に係る発明の定着装置は、加熱ローラと、この加熱ローラの軸方向に沿って設けられたコイルと、このコイルを構成要素とする共振回路と、この共振回路を励起するための第1スイッチング素子と、上記コイルの温度に応じて開閉するサーモスタットと、このサーモスタットと共に、上記第1スイッチング素子に対する駆動用の通電路を形成する第2スイッチング素子と、この第2スイッチング素子をオン,オフ駆動するためのオン,オフ信号を出力する発振器と、を備えている。
請求項10に係る発明の画像形成装置は、請求項6に係る発明の定着装置を有している。そして、本体に設けられた開閉自在なカバーと、このカバーの開閉に応じて開閉し、上記サーモスタットおよび上記第2スイッチング素子と共に、上記第1スイッチング素子に対する駆動用の通電路を形成するスイッチと、を備えている。
請求項11に係る発明の画像形成装置は、導電性部材を含む加熱体と、この加熱体に近接して設けられたコイルと、このコイルを構成要素とする共振回路と、この共振回路を励起するための第1スイッチング素子と、この第1スイッチング素子をオン,オフ駆動するためのオン,オフ信号を出力する発振器と、少なくとも上記発振器を制御する制御回路と、上記第1スイッチング素子に対する駆動用の通電路を形成する第2スイッチング素子とを備え、上記制御回路により上記第2スイッチング素子をオン,オフ駆動する。
この発明によれば、大電流および高電圧を遮断する大形のリレーを用いることなく、また駆動用のICを用いることなく、制御用のICを用いることもなく、加熱ローラの異常温度上昇を迅速にしかも確実に防止できる定着装置および画像形成装置を提供できる。
[1]以下、この発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、画像形成装置たとえば電子複写機の本体1の上部に原稿台2が設けられ、その原稿台2上に自動原稿送り装置(ADF)3が開閉自在に設けられている。原稿台2と同じ高さの位置には、動作条件設定用の操作手段として、コントロールパネル4が設けられている。
本体1の下部には、画像形成媒体である各種サイズのペーパーシートが収容された複数のカセット5が設けられている。本体1の前面には、前面カバー6が開閉自在に設けられている。この前面カバー6を開くことにより、本体1内の保守および点検が可能である。
本体1の側部には、プリントされたペーパーシートの排出を受ける排紙ユニット7が設けられている。
電子写真プロセスの構成およびその動作については、一般に周知であるから、その詳細な説明については省略する。
本体1内には、図2に示す定着装置11が設けられている。定着装置11は、加熱ローラ12と、この加熱ローラ12に加圧状態で接しながらその加熱ローラ12と共に回転する加圧ローラ13とを備え、この両ローラ間にペーパーシートPを挟み込んでそのペーパーシートPを搬送する。
加熱ローラ12は、導電性材料たとえば鉄を筒状に成形し、その鉄の外周面にテフロン(登録商標)等を被覆したもので、図示右方向に回転駆動される。加圧ローラ13は、加熱ローラ12の回転を受けて図示左方向に回転する。この加熱ローラ12と加圧ローラ13との接触部をペーパーシートPが通過し、かつペーパーシートPが加熱ローラ12から熱を受けることにより、ペーパーシートP上の現像剤像TがペーパーシートPに定着される。
加熱ローラ12の内部空間に、その加熱ローラ12に近接して、誘導加熱用の第1コイル14aおよび第2コイル14b,14cが収容されている。これらコイル14a,14b,14cは、コア15に巻回および保持され、誘導加熱用の高周波磁界を発する。この高周波磁界が発せられることにより、加熱ローラ12に渦電流が生じ、その渦電流によるジュール熱で加熱ローラ12が自己発熱する。
加熱ローラ12の周囲に、ペーパーシートPを加熱ローラ12から剥離するための剥離爪16、加熱ローラ12上に残るトナーおよび紙屑等を除去するためのクリーニング部材17、加熱ローラ12の表面に離型剤を塗布するための塗布ローラ18が配設されている。
本体1の制御回路を図3に示している。
メインコントローラ30に、コントロールパネルコントローラ31、スキャンコントローラ32、およびプリントコントローラ40が接続されている。メインコントローラ30は、コントロールパネルコントローラ31、スキャンコントローラ32、およびプリントコントローラ40を統括的に制御する。
スキャンコントローラ32に、原稿読取用のスキャンユニット33が接続されている。プリントコントローラ40に、制御プログラム記憶用のROM41、データ記憶用のRAM42、プリントエンジン43、ペーパーシート搬送ユニット44、プロセスユニット45、上記定着装置11が接続されている。プリントエンジン43は、上記レーザ光の駆動系などにより構成されている。ペーパーシート搬送ユニット44は、ペーパーシートPの搬送機構およびその駆動回路などにより構成されている。プロセスユニット45は、感光体ドラムおよびその周辺部などにより構成されている。
定着装置11の電気回路を図4に示している。
加熱ローラ12内のコイル14a,14b,14cのうち、コイル14aは、加熱ローラ12の軸方向に沿う略中央部と対応する位置に配置されている。コイル14b,14cは互いに直列接続されて1つのコイルを形成しており、コイル14bが加熱ローラ12の軸方向に沿う一端部(左端部)と対応する位置に配置され、コイル14cが加熱ローラ12の軸方向に沿う他端部(右端部)と対応する位置に配置されている。
ショートサイズ(A4Rサイズ)のペーパーシートPを定着する場合はコイル14aを使用し、普通サイズ(A4サイズ)のペーパーシートPを定着する場合は全てのコイル14a,14b,14cを使用する構成となっている。これらコイル14a,14b,14cが高周波発生回路60に接続されている。
加熱ローラ12の軸方向に沿う略中央部に対し、温度センサ51が設けられている。加熱ローラ12の一端部に対し、温度センサ52,53が設けられている。これら温度センサ51,52,53は、加熱ローラ12を回転駆動するための駆動ユニット50と共に、上記プリントコントローラ40に接続されている。
プリントコントローラ40は、駆動ユニット50を制御する機能に加え、コイル14aを構成要素とする後述の第1共振回路の駆動およびコイル14b,14cを構成要素とする後述の第2共振回路の駆動をペーパーシートPのサイズや温度センサ51,52,53の検知温度に応じて制御する機能を備えている。
また、加熱ローラ12の軸方向に沿う略中央部に対し、定格電圧が24V、定格電流が1Aで、熱容量の小さいサーモスタット54が設けられている。このサーモスタット54は、熱容量が小さいため応答性が速くて、加熱ローラ12が異常温度上昇したときに直ちに開く。なお、本発明に用いるサーモスタットは、定格電圧が30V以下で、かつ定格電流が1A以下であればよい。
上記高周波発生回路60は、高周波磁界発生用の高周波電力を発生するもので、商用交流電源70の交流電圧を整流する整流回路61、共振回路形成用のコンデンサ62、このコンデンサ62および上記コイル14aと共に第1共振回路を形成するコンデンサ(周波数調整用)65、上記コンデンサ62および上記コイル14b,14cと共に第2共振回路を形成するコンデンサ(周波数調整用)66、この第1共振回路および第2共振回路を励起するための第1スイッチング素子たとえばトランジスタ(FET)63、このトランジスタ63のコレクタ・エミッタ間に接続されたダンパダイオード64を備えている。上記整流回路61の出力端に、上記第1共振回路および上記第2共振回路が接続されている。上記コンデンサ62と並列に、トランジスタ63のコレクタ・エミッタ間が接続されている。
上記第1共振回路の共振周波数f1は、コイル14aのインダクタンスL1と、コンデンサ62の静電容量C0およびコンデンサ65の静電容量C1の合成静電容量とで、定まる。上記第2共振回路の共振周波数f2は、コイル14b,14cのインダクタンスL2と、コンデンサ62の静電容量C0およびコンデンサ66の静電容量C2の合成静電容量とで、定まる。
高周波発生回路60のトランジスタ63のベース・エミッタ間は、リレー90の常開接点92を介してコントローラ80における周波数可変発振器81の出力端に接続されている。周波数可変発振器81は、トランジスタ63に対する周波数f1の駆動信号および周波数f2の駆動信号のいずれかを発する。すなわち、上記リレー90の常開接点92は、トランジスタ63に対する駆動信号の供給路を開閉する。したがって、リレー90として、小電流用の小形のものを採用できる。
直流電圧Vd(24V)が、カバースイッチ101、サーモスタット54、抵抗器102、および第2スイッチング素子たとえばトランジスタ103のコレクタ・エミッタを直列に介して、リレー90の励磁コイル91に印加されている。カバースイッチ101は、本体1の前面カバー6の開閉に連動するもので、前面カバー6が閉じているときには閉じ、前面カバー6が開いているときに開く。トランジスタ103は、コントローラ80のCPU(制御部)82に接続されている。
コントローラ80のCPU82は、プリントコントローラ40からの指令に応じて、周波数可変発振器81の発振周波数およびトランジスタ103を制御するもので、主要な機能として次の(1)〜(3)の手段を有している。
(1)本体1の運転時、トランジスタ103をオンする手段。
(2)プリントコントローラ40からショートサイズ(A4Rサイズ)のペーパーシートPに対する定着指令を受けたとき、コイル14aによる誘導加熱が行われるように、周波数f1の駆動信号を周波数可変発振器81から出力させるとともに、その出力動作を温度センサ51の検知温度が設定値一定となるようにオン,オフする。
(3)プリントコントローラ40から普通サイズ(A4サイズ)のペーパーシートPに対する定着指令を受けたとき、コイル14aの誘導加熱とコイル14b,14cの誘導加熱とが交互に行われるように、周波数f1の駆動信号と周波数f2の駆動信号を周波数可変発振器81から交互に出力させるとともに、その出力動作を温度センサ51,52,53の検知温度がそれぞれ設定値一定となるようにオン,オフする。
つぎに、上記の構成の作用を説明する。
本体1の運転が開始されると、直流電圧Vdが生じるとともに、トランジスタ103がオンされる。トランジスタ103がオンされると、カバースイッチ101、サーモスタット54、抵抗器102、およびトランジスタ103のコレクタ・エミッタ間を通して、リレー90の励磁コイル91に直流電圧Vdに基づく電流が流れる。これにより、リレー90の常開接点92が閉じる。
リレー90の常開接点92が閉じると、周波数可変発振器81から発せられる駆動信号がトランジスタ63に供給され、トランジスタ63がオン,オフする。このトランジスタ63のオン,オフにより、第1共振回路および第2共振回路が励起されてコイル14a,14b,14cから高周波磁界が発せられる。この高周波磁界により、加熱ローラ12が誘導加熱されて定着の準備が完了する。
何らかの原因により、加熱ローラ12が異常温度上昇した場合は、サーモスタット54が開く。サーモスタット54が開くと、リレー90の励磁コイル91に対する通電路が遮断される。この遮断により、リレー90の常開接点92が開いて、周波数可変発振器81からトランジスタ63に駆動信号が供給されなくなる。こうして、トランジスタ63が駆動されなくなることにより、第1共振回路および第2共振回路が励起されなくなる。これにより、コイル14a,14b,14cから高周波磁界が発せられなくなり、加熱ローラ12に対する誘導加熱が終了する。この誘導加熱の終了により、加熱ローラ12の異常温度上昇がすぐに解消される。
また、コントローラ80のCPU82が本体1内の異常を検知した場合に、CPU82によってトランジスタ103がオフされることにより、リレー90の常開接点92が開き、加熱ローラ12に対する誘導加熱を強制的に停止することができる。なお、本体1内の異常としては、温度センサ51,52,53の検知温度の異常、プリンタコントローラ40のソフトウェアが暴走する異常、周波数発振器81の動作を停止できなくなる異常など、が考えられる。
本体1の保守および点検のために、本体1の前面カバー6が開放されることがある。この場合、カバースイッチ101がオフする。カバースイッチ101がオフすると、リレー90の励磁コイル91に対する通電路が遮断される。この遮断により、上記同様に、加熱ローラ12に対する誘導加熱が終了する。
以上のように、高周波発生回路60に対する駆動信号の供給路を開閉するためのリレー90を設け、そのリレー90の励磁コイル91に対する通電路をサーモスタット54によって遮断する構成であるから、サーモスタット54に流れる電流を小さく抑えることができる。したがって、熱容量が小さくて応答性の速いサーモスタット54を採用することができて、加熱ローラ12の異常温度上昇を迅速にしかも確実に防止できる。
とくに、リレー90の常開接点92によってトランジスタ63に対する駆動信号の供給路を開閉する構成であるから、リレー90として小電流用の小形のものを採用することができる。したがって、コストの低減が図れる。
また、リレー90の常開接点92によってトランジスタ63に対する駆動信号の供給路を開閉する構成であって、従来のような駆動用のICを用いないので、この点でもコストの低減が図れる。
さらに、リレー90の常開接点92によってトランジスタ63に対する駆動信号の供給路を開閉する単純な構成であるから、従来のような制御用のICを用いる必要がない。したがって、コストの低減が図れるとともに、制御の異常が生じることなく加熱ローラ12の異常温度上昇を確実に防止できる。
[2]第2の実施形態について説明する。
定着装置11の電気回路が、図5のように構成されている。
高周波発生回路60は、高周波磁界発生用の高周波電力を発生するもので、商用交流電源70の交流電圧を整流する整流回路61、コイル14aと共に第1共振回路を形成するコンデンサ65、コイル14b,14cと共に第2共振回路を形成するコンデンサ66、上記第1共振回路を励起するためのトランジスタ63a(第1スイッチング素子)、上記第2共振回路を励起するためのトランジスタ63b(第1スイッチング素子)、これらトランジスタ63a,63bのそれぞれコレクタ・エミッタ間に接続されたダンパダイオード64a,64bを備えている。整流回路61の出力端に、上記第1共振回路および上記第2共振回路が接続されている。
上記第1共振回路の共振周波数f1は、コイル14aのインダクタンスL1と、コンデンサ65の静電容量C1の合成静電容量とで、定まる。上記第2共振回路の共振周波数f2は、コイル14b,14cのインダクタンスL2と、コンデンサ66の静電容量C2の合成静電容量とで、定まる。
高周波発生回路60のトランジスタ63aのベース・エミッタ間は、リレー90の常開接点92aを介してコントローラ80における周波数発振器83aの出力端に接続されている。周波数発振器83aは、トランジスタ63aに対する周波数f1の駆動信号を発する。高周波発生回路60のトランジスタ63bのベース・エミッタ間は、リレー90の常開接点92bを介してコントローラ80における周波数発振器83bの出力端に接続されている。周波数発振器83bは、トランジスタ63bに対する周波数f2の駆動信号を発する。
コントローラ80のCPU82は、プリントコントローラ40からの指令に応じて、周波数発振器83a,83bの動作およびトランジスタ103を制御するもので、主要な機能として次の(1)〜(3)の手段を有している。
(1)本体1の運転時、トランジスタ103をオンする手段。
(2)プリントコントローラ40からショートサイズ(A4Rサイズ)のペーパーシートPに対する定着指令を受けたとき、コイル14aによる誘導加熱が行われるように、周波数発振器83aを動作させるとともに、その動作を温度センサ51の検知温度が設定値一定となるようにオン,オフする。
(3)プリントコントローラ40から普通サイズ(A4サイズ)のペーパーシートPに対する定着指令を受けたとき、コイル14aの誘導加熱とコイル14b,14cの誘導加熱とが交互に行われるように、周波数発振器83aと周波数発振器83bを交互に動作させるとともに、その動作を温度センサ51,52,53の検知温度がそれぞれ設定値一定となるようにオン,オフする。
他の構成は、第1の実施形態と同じである。
つぎに、作用を説明する。
本体1の運転が開始されると、直流電圧Vdが生じるとともに、トランジスタ103がオンされる。トランジスタ103がオンされると、カバースイッチ101、サーモスタット54、抵抗器102、およびトランジスタ103のコレクタ・エミッタ間を通して、リレー90の励磁コイル91に電流が流れる。これにより、リレー90の常開接点92a,92bが閉じる。
リレー90の常開接点92aが閉じると、周波数発振器83aから発せられる駆動信号がトランジスタ63aに供給され、トランジスタ63aがオン,オフする。このトランジスタ63aのオン,オフにより、第1共振回路が励起されてコイル14aから高周波磁界が発せられる。リレー90の常開接点92bが閉じると、周波数発振器83bから発せられる駆動信号がトランジスタ63bに供給され、トランジスタ63bがオン,オフする。このトランジスタ63bのオン,オフにより、第2共振回路が励起されてコイル14b,14cから高周波磁界が発せられる。これら高周波磁界により、加熱ローラ12が誘導加熱されて定着の準備が完了する。
何らかの原因により、加熱ローラ12が異常温度上昇した場合は、サーモスタット54が開く。サーモスタット54が開くと、リレー90の励磁コイル91に対する通電路が遮断される。この遮断により、リレー90の常開接点92a,92bが開いて、周波数発振器83a,83bからトランジスタ63a,63bに駆動信号が供給されなくなる。こうして、トランジスタ63a,63bが駆動されなくなることにより、第1共振回路および第2共振回路が励起されなくなる。これにより、コイル14a,14b,14cから高周波磁界が発せられなくなり、加熱ローラ12に対する誘導加熱が終了する。この誘導加熱の終了により、加熱ローラ12の異常温度上昇がすぐに解消される。
本体1の保守および点検のために、本体1の前面カバー6が開放されることがある。この場合、カバースイッチ101がオフする。カバースイッチ101がオフすると、リレー90の励磁コイル91に対する通電路が遮断される。この遮断により、上記同様に、加熱ローラ12に対する誘導加熱が終了する。
効果は、第1の実施形態と同じである。
[3]この発明の第3の実施形態について図面を参照して説明する。
定着装置11の電気回路を図6に示している。
加熱ローラ12の軸方向に沿う略中央部および一端部に対し、定格電圧が24V、定格電流が1Aで、熱容量の小さい第1サーモスタット54および熱容量の小さい第2サーモスタット55が設けられている。このサーモスタット54,55は、熱容量が小さいため応答性が速くて、加熱ローラ12が異常温度上昇したときに直ちに開く。
直流電圧Vd(24V)が、カバースイッチ101、サーモスタット54,55、抵抗器102、およびトランジスタ(第2スイッチング素子)111のコレクタ・エミッタを直列に介して、抵抗器112に印加されている。そして、抵抗器112に生じる電圧が、高周波発生回路60のトランジスタ63のベース・エミッタ間に印加される。トランジスタ111は、コントローラ80の周波数可変発振器81に接続されている。周波数可変発振器81は、トランジスタ63に対する周波数f1の駆動信号および周波数f2の駆動信号のいずれかを発する。
すなわち、上記トランジスタ111は、カバースイッチ101およびサーモスタット54,55と共に、トランジスタ63に対する駆動用の通電路を形成する。このトランジスタ63をオン,オフ駆動するためのオン,オフ信号が、周波数可変発振器81から出力される。
コントローラ80のCPU82は、プリントコントローラ40からの指令に応じて、周波数可変発振器81の発振周波数を制御するもので、主要な機能として次の(1)〜(2)の手段を有している。
(1)プリントコントローラ40からショートサイズ(A4Rサイズ)のペーパーシートPに対する定着指令を受けたとき、コイル14aによる誘導加熱が行われるように、周波数f1の駆動信号を周波数可変発振器81から出力させるとともに、その出力動作を温度センサ51の検知温度が設定値一定となるようにオン,オフする。
(2)プリントコントローラ40から普通サイズ(A4サイズ)のペーパーシートPに対する定着指令を受けたとき、コイル14aの誘導加熱とコイル14b,14cの誘導加熱とが交互に行われるように、周波数f1の駆動信号と周波数f2の駆動信号を周波数可変発振器81から交互に出力させるとともに、その出力動作を温度センサ51,52,53の検知温度がそれぞれ設定値一定となるようにオン,オフする。
他の構成は、第1の実施形態と同じである。
つぎに、作用を説明する。
本体1の運転が開始されると、直流電圧Vdが生じるとともに、周波数可変発振器81から周波数f1の駆動信号と周波数f2の駆動信号が交互に出力される。この出力により、トランジスタ111がオン,オフし、そのオン,オフによって抵抗器112に断続的に電流が流れる。この断続的な電流によって抵抗器112に生じる電圧に基づき、高周波発生回路60のトランジスタ63がオン,オフする。このトランジスタ63のオン,オフにより、第1共振回路および第2共振回路が励起されてコイル14a,14b,14cから高周波磁界が発せられる。この高周波磁界により、加熱ローラ12が誘導加熱されて定着の準備が完了する。
何らかの原因により、加熱ローラ12が異常温度上昇した場合は、サーモスタット54,55の少なくとも1つが開く。サーモスタット54,55の少なくとも1つが開くと、トランジスタ111および抵抗器112に対する通電路が遮断される。この遮断により、たとえ周波数可変発振器81が動作しても、トランジスタ63に駆動信号が供給されなくなる。こうして、トランジスタ63が駆動されなくなることにより、第1共振回路および第2共振回路が励起されなくなる。これにより、コイル14a,14b,14cから高周波磁界が発せられなくなり、加熱ローラ12に対する誘導加熱が終了する。この誘導加熱の終了により、加熱ローラ12の異常温度上昇がすぐに解消される。
本体1の保守および点検のために、本体1の前面カバー6が開放されることがある。この場合、カバースイッチ101がオフする。カバースイッチ101がオフすると、トランジスタ111および抵抗器112に対する通電路が遮断される。この遮断により、上記同様に、加熱ローラ12に対する誘導加熱が終了する。
効果は、第1の実施形態と同じである。
[4]第4の実施形態について説明する。
図7に示すように、加熱ローラ12内に、1つのコイル14が収容されている。このコイル14が高周波発生回路60に接続されている。
加熱ローラ12の軸方向に沿う略中央部に対し、温度センサ51が設けられている。加熱ローラ12の一端部に対し、温度センサ53が設けられている。これら温度センサ51,53は、加熱ローラ12を回転駆動するための駆動ユニット50と共に、上記プリントコントローラ40に接続されている。
プリントコントローラ40は、駆動ユニット50を制御する機能に加え、コイル14を構成要素とする後述の共振回路の駆動を温度センサ51,53の検知温度に応じて制御する機能を備えている。
高周波発生回路60は、高周波磁界発生用の高周波電力を発生するもので、商用交流電源70の交流電圧を整流する整流回路61、コイル14と共に共振回路を形成するコンデンサ62、この共振回路を励起するためのトランジスタ63(第1スイッチング素子)、このトランジスタ63のコレクタ・エミッタ間に接続されたダンパダイオード64を備えている。整流回路61の出力端に、上記共振回路が接続されている。
上記共振回路の共振周波数fは、コイル14のインダクタンスLと、コンデンサ62の静電容量C0の合成静電容量とで、定まる。
高周波発生回路60のトランジスタ63のベース・エミッタ間は、リレー90の常開接点92aを介してコントローラ80における周波数発振器84の出力端に接続されている。周波数発振器84は、トランジスタ63に対する周波数fの駆動信号を発する。
コントローラ80のCPU82は、プリントコントローラ40からの指令に応じて、周波数発振器84の動作およびトランジスタ103を制御するもので、主要な機能として次の(1)〜(3)の手段を有している。
(1)本体1の運転時、トランジスタ103をオンする手段。
(2)プリントコントローラ40からペーパーシートPに対する定着指令を受けたとき、コイル14による誘導加熱が行われるように、周波数発振器84を動作させるとともに、その動作を温度センサ51,53の検知温度が設定値一定となるようにオン,オフする。
他の構成は、第1の実施形態と同じである。
つぎに、作用を説明する。
本体1の運転が開始されると、直流電圧Vdが生じるとともに、周波数発振器84から周波数fの駆動信号が出力される。この出力により、高周波発生回路60のトランジスタ63がオン,オフする。このトランジスタ63のオン,オフにより、共振回路が励起されてコイル14から高周波磁界が発せられる。この高周波磁界により、加熱ローラ12が誘導加熱されて定着の準備が完了する。
何らかの原因により、加熱ローラ12が異常温度上昇した場合は、サーモスタット54が開く。サーモスタット54が開くと、リレー90の励磁コイル91に対する通電路が遮断される。この遮断により、リレー90の常開接点92が開いて、周波数発振器84からトランジスタ63に駆動信号が供給されなくなる。こうして、トランジスタ63が駆動されなくなることにより、共振回路が励起されなくなる。これにより、コイル14から高周波磁界が発せられなくなり、加熱ローラ12に対する誘導加熱が終了する。この誘導加熱の終了により、加熱ローラ12の異常温度上昇がすぐに解消される。
本体1の保守および点検のために、本体1の前面カバー6が開放されることがある。この場合、カバースイッチ101がオフする。カバースイッチ101がオフすると、リレー90の励磁コイル91に対する通電路が遮断される。この遮断により、上記同様に、加熱ローラ12に対する誘導加熱が終了する。
効果は、第1の実施形態と同じである。
[5]なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
各実施形態に関わる電子複写機の外観を示す図。 各実施形態の内部の構成を示す図。 各実施形態に係る電子複写機の制御回路を示すブロック図。 第1の実施形態の電気回路のブロック図。 第2の実施形態の電気回路のブロック図。 第3の実施形態の電気回路のブロック図。 第4の実施形態の電気回路のブロック図。
符号の説明
1…プロセス装置、11…定着装置、12…加熱ローラ、13…加圧ローラ、14a…第1コイル、14b,14c…第2コイル、15…コア、30…メインコントローラ、40…プリントコントローラ、50…駆動ユニット、51,52,53…温度センサ、54…サーモスタット、60…高周波発生回路、61…整流回路、62…コンデンサ、63…トランジスタ、80…コントローラ、81…周波数可変発振器、82…CPU、90…リレー

Claims (11)

  1. 加熱ローラと、
    前記加熱ローラの軸方向に沿って設けられた誘導加熱用のコイルと、
    前記コイルを構成要素とする共振回路と、
    前記共振回路を励起するためのスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子をオン,オフ駆動するためのオン,オフ信号を出力する発振器と、
    前記コイルの温度に応じて開閉するサーモスタットと、
    前記発振器から前記スイッチング素子へ供給されるオン,オフ信号の通電路に挿接された接点を有し、前記サーモスタットを通して動作用の電流が流れるリレーと、
    を備えたことを特徴とする定着装置。
  2. 前記サーモスタットは、熱容量が小さいことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記サーモスタットは、熱容量が小さく且つ前記加熱ローラの軸方向に沿う略中央部の温度に応じて開閉することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  4. 前記サーモスタットは、熱容量が小さく且つ前記加熱ローラの軸方向に沿う略中央部の温度に応じて開閉する第1サーモスタット、および熱容量が小さく且つ前記加熱ローラの軸方向に沿う一端部または他端部の温度に応じて開閉する第2サーモスタットであることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  5. 請求項1に記載の定着装置を有し、
    本体に設けられた開閉自在なカバーと、
    前記リレーに対する通電路に挿接され、前記カバーの開閉に応じて開閉するスイッチと、
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 加熱ローラと、
    前記加熱ローラの軸方向に沿って設けられたコイルと、
    前記コイルを構成要素とする共振回路と、
    前記共振回路を励起するための第1スイッチング素子と、
    前記コイルの温度に応じて開閉するサーモスタットと、
    前記サーモスタットと共に、前記第1スイッチング素子に対する駆動用の通電路を形成する第2スイッチング素子と、
    前記第2スイッチング素子をオン,オフ駆動するためのオン,オフ信号を出力する発振器と、
    を備えていることを特徴とする定着装置。
  7. 前記サーモスタットは、定格電圧が30V以下で、かつ定格電流が1A以下であることを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
  8. 前記サーモスタットは、熱容量が小さく且つ前記加熱ローラの軸方向に沿う略中央部の温度に応じて開閉することを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
  9. 前記サーモスタットは、熱容量が小さく且つ前記加熱ローラの軸方向に沿う略中央部の温度に応じて開閉する第1サーモスタット、および熱容量が小さく且つ前記加熱ローラの軸方向に沿う一端部または他端部の温度に応じて開閉する第2サーモスタットであることを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
  10. 請求項6に記載の定着装置を有し、
    本体に設けられた開閉自在なカバーと、
    前記カバーの開閉に応じて開閉し、前記サーモスタットおよび前記第2スイッチング素子と共に、前記第1スイッチング素子に対する駆動用の通電路を形成するスイッチと、
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  11. 導電性部材を含む加熱体と、
    前記加熱体に近接して設けられたコイルと、
    前記コイルを構成要素とする共振回路と、
    前記共振回路を励起するための第1スイッチング素子と、
    前記第1スイッチング素子をオン,オフ駆動するためのオン,オフ信号を出力する発振器と、
    少なくとも前記発振器を制御する制御回路と、
    前記第1スイッチング素子に対する駆動用の通電路を形成する第2スイッチング素子と、
    を備え、前記制御回路により前記第2スイッチング素子をオン,オフ駆動することを特徴とする画像形成装置。
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