JP2005181240A - 走行距離表示装置 - Google Patents

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悟 阿部
Takahisa Ito
貴央 伊藤
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Abstract

【課題】表示桁数を増やすことなく、実際の走行距離を表示することが可能な走行距離表示装置を提供する。
【解決手段】表示素子10と、走行距離に比例した距離検出信号に基づいて積算値を求め表示素子10に表示させる制御手段20とを備え、表示素子10は複数桁のデジタル表示部101a〜101dで構成される第1の表示部101と、これら第1の表示部101とは別の表示区分103a〜103eで構成されその表示数を変化させることが可能な第2の表示部103とを有しており、制御手段4は積算値が第1の表示部101によりデジタル表示可能な最大値を超えたとき(オーバーフローした場合)積算値をゼロから継続して積算表示させると共に、最大値を超えた回数(オーバーフローの回数)を複数回、第2の表示部103の数変化を通じて表示させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば自動車やオートバイをはじめとする車両に搭載され、液晶表示パネル、蛍光表示管、発光ダイオード表示器、エレクトロルミネッセンスパネル等の表示素子を用いて走行距離を表示する電子式の走行距離表示装置に関する。
この種の走行距離表示装置として、例えば下記特許文献1記載のものが知られている。この走行距離表示装置は、液晶パネルからなる表示素子と、走行距離に比例した距離検出信号(パルス信号)に基づいて積算値を求め、表示素子に表示させる制御用ICまたはマイクロコンピュータからなる制御手段とを具備している。表示素子は、予め設定された桁数分のデジタル表示部(バー形セグメントを略「日」の字形に組み合わせて構成される)と、表示されている積算値の種別を示す「TRIP」、「ODO」なる文字表示部(文字形セグメントにて構成される)とを有している。制御手段は積算値が表示部によりデジタル表示可能な最大値(「999999」km)を超えたとき、すなわち積算値がオーバーフローしたとき、積算値を再びゼロから継続して積算処理しデジタル表示部に表示させると共に、文字表示部の点滅させることにより表示桁数(すなわちデジタル表示部の数)増やすことなく、オーバーフロー後における実際の積算値を把握可能に設けている。
特開平11−118509号公報
しかしながら、前記公報記載の走行距離表示装置は、オーバーフロー後に文字表示部を単に点滅させるだけであるため、更に上位の桁値が存在することは知ることができても、その桁値が幾つなのかを知ることができない。すなわち、当該走行距離表示装置では、何度オーバーフローしても文字表示部が点滅するだけであるため、オーバーフローの回数が不明であり、実際の積算値が100万km台の値なのか、200万km台の値なのか、それともそれ以上の値なのか知ることができない。
また前記公報記載の走行距離表示装置は、オーバーフロー後は文字表示部が常時点滅することになるので、利用者が煩わしさを感じてしまう。
そこで本発明は、前述の課題に対処するため、表示桁数を増やすことなく、実際の走行距離を表示することが可能な走行距離表示装置の提供を目的とするものである。
本発明は、前記目的を達成するため、表示素子と、走行距離に比例した距離検出信号に基づいて積算値を求め前記表示素子に表示させる制御手段とを備え、前記表示素子は複数桁のデジタル表示部で構成される第1の表示部と、これら第1の表示部とは別の表示区分で構成されその表示数、表示形状、表示色のうち少なくとも一つを変化させることが可能な第2の表示部とを有し、前記制御手段は前記積算値が前記第1の表示部によりデジタル表示可能な最大値を超えたとき前記積算値をゼロから継続して積算表示させると共に、前記最大値を超えた回数を前記第2の表示部の数、形状、色のうち少なくとも一つを通じて表示させることを特徴とする。
また本発明は、前記制御手段が前記最大値を超えたとき直ちに前記第2の表示部による回数表示を行うことを特徴とする。
また本発明は、前記制御手段が前記最大値を超えた場合であって且つそれ以外の所定条件を満たすときに前記第2の表示部による前記回数表示を行うことを特徴とする。
また本発明は、前記制御手段はスイッチ操作による入力信号に基づいて前記所定条件を満たすか否かを判定することを特徴とする。
また本発明は、前記目的を達成するため、表示素子と、走行距離に比例した距離検出信号に基づいて積算値を求め前記表示素子に表示させる制御手段とを備え、前記表示素子は複数桁のデジタル表示部で構成される表示部を有し、前記制御手段は前記積算値が前記デジタル表示部によりデジタル表示可能な最大値を超えたとき前記積算値をゼロから継続して積算表示させると共に、前記最大値を超えた回数を前記デジタル表示部を形成する表示区分の数で表示させることを特徴とする。
また本発明は、前記制御手段は前記最大値を超えた場合であって且つそれ以外の所定条件を満たすときに前記回数表示を行うことを特徴とする。
また本発明は、前記制御手段はスイッチ操作による入力信号に基づいて前記所定条件を満たすか否かを判定することを特徴とする。
本発明によれば、初期の目的を達成でき、表示桁数を増やすことなく、実際の走行距離を表示することが可能な走行距離表示装置を提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明による走行距離表示装置を車両用のコンビネーションメータに適用した場合を例として実施形態を説明する。
図1から図3は、本発明の第1の実施形態を示すもので、図1は本実施形態による走行距離表示装置を組み込んだコンビーネーションメータの正面図、図2は同実施形態における走行距離表示装置のシステム構成を示すブロック図、図3は同実施形態の動作フローを示すフローチャート図である。
図1において走行距離表示装置1は、指針PTと目盛板PLとで構成される速度計SPの中央下方に設置されており、当該図面上では走行距離表示装置1の一部となる後述する表示素子が目盛板PLの開口窓WDから観察者側に露出するように車両用コンビネーションメータに搭載されている。また開口窓WDの下側側方には貫通孔THが形成され、この貫通孔THより後述する操作スイッチ2が突出して観察者側に延びている。
図2において走行距離表示装置1は、例えば周知な液晶表示パネルからなる表示素子10と、この表示素子10に積算値を表示させる例えばマイクロコンピュータからなる制御手段20とを備えている。なお表示素子10は、液晶表示パネルに替えて、蛍光表示管、発光ダイオード表示器、エレクトロルミネッセンスパネル等の表示素子を用いてもよく、また所要回路を集積させた制御用ICで構成してもよい。
表示素子10は、例えば予め桁数が5桁に設定され、最大値で「99999km」まで走行距離をデジタル表示可能な複数桁のデジタル表示部101a〜101eで構成される第1の表示部101と、単位を示す単位表示部102と、これら第1の表示部101及び単位表示部102とは別の複数の表示区分(セグメント)103a〜103eで構成され、制御手段20を通じて本例ではその表示数が変化する第2の表示部103とを有している。
各デジタル表示部101a〜101eは、バー形セグメント(表示区分)を略「日」の字形に組み合わせて構成される周知の数値表示部であり、図面上では全てのバー形セグメントが表示されているが、各バー形セグメントの点滅状態(表示・非表示状態)を電気的に制御することにより、一つのデジタル表示部101a〜101eで「0」〜「9」までの数値を表示できるようにしてある。なお積算値がその桁に満たない未満桁となるデジタル表示部101b〜101eには、「0」を表示してもよいし、無表示としてもよい。
単位表示部102は、例えば液晶表示パネルからなる表示素子10を構成する図示しないガラス基板の内面に印刷された文字でなり、常時表示されるものである。
各表示区分103a〜103eは、この例では、バー形セグメントを一定の間隔で列状に配列しなるもので、図2上では、全ての表示区分103a〜103eが表示される例を示しているが、実際は必要な時に必要な数分(後述する)の表示区分103a〜103eが表示され、他は表示されないものである。これら表示区分103a〜103eは、それらの全てを表示するために確保すべき領域サイズを、デジタル表示部101a〜101eの一つを表示するために確保すべき領域サイズよりも小さくすること、すなわち、表示区分103a〜103e全体の大きさをデジタル表示部101a〜101eの一つの大きさよりも小さくすることが望ましい。
なお本実施形態では、デジタル表示部101a〜101eと表示区分103a〜103eの双方をバー形セグメントにて構成したが、ドット形セグメント(画素)により構成してもよい。また表示素子10は、トータル積算値(ODO値)とトリップ積算値(TRIP値)の双方を表示可能であり、シャフト状の操作スイッチ2を観察者がプッシュ操作することで、両値の切り換えを可能に構成しているが、本実施形態では、説明を簡潔にするため、トリップ値の表示についての説明は省略する。
制御手段20は、走行距離表示装置1の動作を制御するCPU(中央演算処理装置)201と、走行距離表示装置1の動作に必要なデータを記憶する記憶部202とを有する。CPU201は、後述する車速センサ(距離検出手段)から入力する走行距離に比例したパルス信号(距離検出信号)を演算処理して積算値を求める算出処理と、算出処理にて求めた積算値を表示素子10に表示させる表示処理とを予め記憶部202(後述のROM)に記憶してあるプログラムに基づいて実行する。記憶部202は読み書き可能な一時記憶部(RAM)と、読み出し専用のデータ記憶部(ROM)と、読み書き可能な不揮発性記憶部(EEPROM)等を含んでいる。
CPU201による積算値の算出処理は、後述する車速センサによって検出したパルス信号から単位時間あたりの走行距離データを記憶部202(前記積算データ記憶部)に基づいて算出し、その走行距離データに記憶部202(前記一時記憶部)で記憶している積算距離データを加算して最新の積算値データを求め、この積算値データが単位走行距離(例えば1km)に達する毎に記憶部202(前記不揮発性記憶部)に書き込んで記憶内容を更新するもので、CPU201による積算値の表示処理は、記憶部202に保持されている最新の積算値データを表示素子10に表示させるものである。なお単位走行距離に満たない積算値データは、後述するイグニッションスイッチのオン、オフ時共に前記一時記憶部に保持してもよいし、前記イグニッションスイッチのオフ時のみ前記不揮発性記憶部で保持してもよい。なお本例の場合、制御手段20が前記イグニッションスイッチの状態とは無関係に常時、車載バッテリからの給電を受けている構成であるので、前記不揮発性記憶部ではなく前記一時記憶部でのテータ保持が可能である。
制御手段20の入力側には、車速センサ3と操作スイッチ2の他、バッテリラインを通してバッテリ4が、イグニッションスイッチラインを通してイグニッションスイッチ5がそれぞれ接続されている。一方、制御手段20の出力側には、表示素子10が接続されている。なお本実施形態ではイグニッションスイッチとしたが、キースイッチや始動スイッチ、あるいは電源スイッチであってもよい。
車速センサ3は、走行距離に比例したパルス信号を出力する回転センサ(距離検出手段)からなる。
操作スイッチ2は、実際は操作ノブとスイッチ素子とからなり、操作ノブをプッシュ操作することで、前記のように、トータル積算値とトリップ積算値の表示切り換えやトリップ積算値のリセットを行う。なお表示切り換えとリセットの判別は、制御手段20が操作時間に基づいて判断する。
イグニッションスイッチ5は、実際はOFF端子、ACC端子、START端子を有するが、図2では簡略化されて示されている。
バッテリ4は、イグニッションスイッチ5の状態とは関係なく、バッテリラインを介して常時、制御手段20に接続され、イグニッションスイッチ5のオフ時(OFF端子位置)、CPU201は省電力モードで作動し、イグニッションスイッチ5のオン(ACC端子またはSTART端子位置)で通常モードで作動するようになっている。なお、バッテリ4と制御手段20とはイグニッションスイッチ5を介して接続してもよい。
次に図3に基づいて、本実施形態による走行距離表示装置において制御手段20が実行する積算値の表示処理について説明する。
まず、CPU201は、記憶部202に記憶されている最新の積算値データを読み出し(ステップS1)、第1の表示部101に表示する(ステップS2)。ここで記憶部202に記憶される積算値データは、第1の表示部101でデジタル表示可能な値と同じ「0km」〜「99999km」までであり、最大値(「99999km」)を超えた場合、すなわち「99999km」の次は「0km」に更新され、その後「1km」毎に更新(加算)される(ゼロから継続または繰り返して更新される)ようになっており、第1の表示部101に表示される積算値もこの積算値データに対応するようになっている。
次にステップS3で、ステップS1で読み出した積算値データ(=第1の表示部101に表示される積算値)が再び「0km」に更新されたか否か(第1の表示部101でデジタル表示可能な「99999km」(最大値)をオーバーフローしたか否か)を判定し、この判定結果がNO(オーバーフローしていない)の場合、ステップS1に戻り、後述する第2の表示部103は表示されない。
ステップS3の判定結果がYES(オーバーフローした)の場合、再び「0km」に更新された回数(=オーバーフローの回数(N))が1回目か否か、すなわち初回のオーバーフローか否かが判定され(ステップS4)、YES(初回のオーバーフロー)であった場合、記憶部202に記憶されているオーバーフローデータが更新される(N=0→N=1)と共に、ステップS5で第2の表示部103の表示区分103aを表示させる。これにより第2の表示部103の表示区分103aを通じてオーバーフローの回数(N)が1回であること、すなわち10万km(台)の桁値が表示される。例えば実際の積算値が「123456km」であった場合、第2の表示部103には表示区分103aが、第1の表示部101には「23456」が表示される。
ステップS4の判定結果がNOの場合は、ステップS6に進み、ここでオーバーフローの回数(N)が2回目か否かが判定され、YES(2回目のオーバーフロー)であった場合、記憶部202に記憶されているオーバーフローデータが更新される(N=1→N=2)と共に、ステップS7で第2の表示部103の表示区分103aと表示区分103bの2つを表示させる。これによりオーバーフローの回数(N)が2回であること、すなわち20万km(台)の桁値が表示される。例えば実際の積算値が「223456km」であった場合、第2の表示部103には各表示区分103a,103bの双方が、第1の表示部101には「23456」が表示される。
ステップS6の判定結果がNOの場合は、ステップS8に進み、ここでオーバーフローの回数(N)が3回目か否かが判定され、YES(3回目のオーバーフロー)であった場合、記憶部202に記憶されているオーバーフローデータが更新される(N=2→N=3)と共に、ステップS9で第2の表示部103の表示区分103a〜103cまでの3つを表示させる。これによりオーバーフローの回数(N)が3回であること、すなわち30万km(台)の桁値が表示される。例えば実際の積算値が「323456km」であった場合、第2の表示部103には各表示区分103a〜103cの3つが、第1の表示部101には「23456」が表示される。
同様にして、本例によれば、オーバーフローの回数(N)に応じて表示区分103d,103eを使い、40万km(台)や50万km(台)を表示可能であるが、これらの処理に関する説明は省略する。
以上のように、本実施形態では、表示素子10と、走行距離に比例した距離検出信号に基づいて積算値を求め表示素子10に表示させる制御手段20とを備え、表示素子10は複数桁のデジタル表示部101a〜101dで構成される第1の表示部101と、これら第1の表示部101とは別の表示区分103a〜103eで構成されその表示数を変化させることが可能な第2の表示部103とを有しており、制御手段4は積算値が第1の表示部101によりデジタル表示可能な最大値を超えたとき(オーバーフローした場合)積算値をゼロから継続して積算表示させると共に、最大値を超えた回数(オーバーフローの回数)をその回数に応じて第2の表示部103の数で表示させることにより、デジタル表示部では表示できない上位桁の存在だけでなく、その桁値が幾つなのかを表示できるので、デジタル表示部の桁数を増やすことなく、実際の走行距離を表示することができ、また点滅表示ではないため、利用者が与える煩わしさを軽減することができる。なお表示区分103a〜103eの数は任意であるが、複数回(少なくとも2回目)のオーバーフローを判別できるよう表示区分を複数(少なくとも2つ以上)用意することが望ましく、表示区分の数は適用対象に応じて最適数に設定すればよい。
また本実施形態では、制御手段20は最大値を超えたとき、直ちに第2の表示部103による回数表示を行うことにより、何ら特別な操作を必要とすることなく、実際の走行距離を表示することができる。
また本実施形態では、各表示区分103a〜103eの表示数でオーバーフローの回数を表示するため、観察者に分かりやすい表示となすことができる。
さらに本実施形態では、各表示区分103a〜103eがバー形状であるため、表示スペースを小さくすることができる。
図4は本発明の第2の実施形態を示す図表であり、本例では、第2の表示部(表示区分)103をドット形状に設定したものである。なお図4中、「回数(N)」の欄はオーバーフローの回数を、「桁値」の欄は「回数(N)」に対応する桁値を、「表示」の欄は第2の表示部の表示形状をそれぞれ示すものである。かかる構成によっても前記第1の実施形態と同様の効果を期待できる。
なお第2の表示部103の形状は任意である。
図5は本発明の第3の実施形態を示す図表であり、本例では、第2の表示部(表示区分)103を単一とし、その形状によってオーバーフローの回数を表示するものであり、その他は図4と同様である。すなわち本例の第2の表示部103は、何れも三角形状ではあるが、オーバーフローの回数に応じて、三角の向きや大きさが異ならせることによりオーバーフローの回数を表示する。かかる構成によっても前記第1,第2の実施形態と同様の効果を期待できる。
なおこの例では、三角の向きや大きさを異ならせてオーバーフローの回数を表示したが、形状種別を異ならせてもよく、例えば三角→丸→四角等の形状で回数表示を行ってもよい。また本例でも複数回(少なくとも2回目)のオーバーフローを判別できるよう表示形状を設定することが望ましい。
図6は本発明の第4の実施形態を示す図表であり、本例では、第2の表示部(表示区分)103を単一の四角形とし、その表示色によってオーバーフローの回数を表示するものであり、その他は図4,図5と同様である。すなわち本例の第2の表示部103は、四角形状であり、オーバーフローの回数に応じて、その表示色が青、赤、黄、緑のように異なっており、これによりオーバーフローの回数を表示する。かかる構成によっても前記第1〜第3の実施形態と同様の効果を期待できる。また本例でも複数回(少なくとも2回目)のオーバーフローを判別できるよう表示色を設定することが望ましい。
図7は本発明の第5の実施形態による表示処理を示すフローチャート図であり、前記第1の実施形態では、オーバーフローすると直ちに第2の表示部103によるオーバーフロー回数(N)の表示を行う例を示したが、本例では所定条件を満たすときのみ第2の表示部103による回数表示を行い、所定条件を満たさない場合は、オーバーフローしていた場合であっても回数表示を行わず、第1の表示部101によるデジタル表示だけを行う例を示している。なおオーバーフローした場合に再びゼロから積算表示は行う点は前記第1の実施形態と同様である。
すなわち本例においてCPU201は、記憶部202から最新の積算値データを読み出し(ステップ11)、それを第1の表示部101で表示する(ステップS12)。次にステップS13で操作スイッチ2が所定の設定時間(例えば5秒)内で複数回(例えば5回)オン・オフ操作されたか否か(当該操作に基づく入力信号を受信したか否か)を判定し、オン・オフ操作が5回以上あった場合、所定条件が成立したと判定し、ステップS14で記憶部202に保持されているオーバーフローデータ(オーバーフローの回数(N))を読み出す。
次にステップS15でオーバーフローの回数(N)が判定され、回数(N)が1(回)以上の場合(YES)、次のステップS16で、前記第1〜第4の実施形態と同様、第2の表示部103により回数(N)分の表示が行われる。ステップS15の判定結果がNO、すなわち回数(N)が1より小さい(すなわち0=オーバーフローの履歴なし)の場合と、ステップS13の判定結果がNOの場合は、ステップS11に戻る。
次にステップS17で第2の表示部103による回数表示時間が予め設定した時間(例えば10秒)を超えたか否かが判定され、判定結果がYES(時間超過)の場合、ステップS18に移行し回数表示を終了する。
以上のように本実施形態によれば、制御手段20は、オーバーフローした場合(ステップS15)であって且つ所定条件(ステップS13)を満たすときに第2の表示部103による回数表示を行うように構成したことにより、必要な場合にオーバーフローの回数(=上位桁の桁値)を表示することができる。
また本例ではオーバーフローの回数表示を所定時間経過後に終了させる(ステップS17及びステップS18)ことにより、必要な場合にだけ表示させる(不必要な場合は表示を出さないようにする)ことができ、積算値表示の簡素化を達成することができる。
なお本例では、所定条件としてステップS13のごとき操作スイッチ2の特殊操作を例示したが、所定条件の設定内容は任意であり、例えば複数のスイッチ(操作スイッチ2を含んでも含まなくてもよい)を同時あるいは所定のパターンで操作した場合を所定条件として設定してもよい。
また本例では、制御手段20がスイッチ操作による入力信号に基づいて所定条件を満たすか否かを判定するよう構成したことにより、必要時に人為的な操作に基づいてオーバーフロー回数を表示できるというメリットがある。
図8は本発明の第6の実施形態を示す図表であり、本例では、前記第1〜第5の実施形態にて例示した第2の表示部103を廃止し、オーバーフロー回数を第1の表示部(デジタル表示部)101を形成する各表示区分(セグメント)301の数で表示するものであり、この回数表示は、前記第5の実施形態と同様に、オーバーフローした場合であって、所定条件を満たすときに表示される。
かかる実施形態によっても前記第1,第2の実施形態と同様の効果を期待できる他、前記第1〜第5の実施形態にて採用した第2の表示部103を設けることなく、実際の走行距離を表示でき、上位桁のデジタル表示部を設ける必要がないことに加え、オーバーフロー回数を表示するための専用スペースも不要にできるというメリットがある。また本例でも複数回(少なくとも2回目)のオーバーフローを判別できるよう表示区分301の表示数を設定することが望ましい。
本発明の第1の実施形態による走行距離表示装置を組み込んだコンビーネーションメータの正面図。 同実施形態における走行距離表示装置のシステム構成を示すブロック図。 同実施形態の動作フローを示すフローチャート図。 本発明の第2の実施形態を示す図表。 本発明の第3の実施形態を示す図表。 本発明の第4の実施形態を示す図表。 本発明の第5の実施形態を示す図表。 本発明の第6の実施形態を示す図表。
符号の説明
1 走行距離表示装置
2 操作スイッチ
3 車速センサ
4 バッテリ
5 イグニッションスイッチ
10 表示素子
20 制御手段
101a〜101e デジタル表示部
101 第1の表示部
102 単位表示部
103a〜103e,301 表示区分
103 第2の表示部
201 CPU
202 記憶部
PT 指針
PL 目盛板
SP 速度計
WD 開口窓
TH 貫通孔

Claims (7)

  1. 表示素子と、
    走行距離に比例した距離検出信号に基づいて積算値を求め前記表示素子に表示させる制御手段とを備え、
    前記表示素子は複数桁のデジタル表示部で構成される第1の表示部と、これら第1の表示部とは別の表示区分で構成されその表示数、表示形状、表示色のうち少なくとも一つを変化させることが可能な第2の表示部とを有し、
    前記制御手段は前記積算値が前記第1の表示部によりデジタル表示可能な最大値を超えたとき前記積算値をゼロから継続して積算表示させると共に、前記最大値を超えた回数を前記第2の表示部の数、形状、色のうち少なくとも一つを通じて表示させることを特徴とする走行距離表示装置。
  2. 前記制御手段は前記最大値を超えたとき直ちに前記第2の表示部による回数表示を行うことを特徴とする請求項1記載の走行距離表示装置。
  3. 前記制御手段は前記最大値を超えた場合であって且つそれ以外の所定条件を満たすときに前記第2の表示部による前記回数表示を行うことを特徴とする請求項1記載の走行距離表示装置。
  4. 前記制御手段はスイッチ操作による入力信号に基づいて前記所定条件を満たすか否かを判定することを特徴とする請求項3記載の走行距離表示装置。
  5. 表示素子と、
    走行距離に比例した距離検出信号に基づいて積算値を求め前記表示素子に表示させる制御手段とを備え、
    前記表示素子は複数桁のデジタル表示部で構成される表示部を有し、
    前記制御手段は前記積算値が前記デジタル表示部によりデジタル表示可能な最大値を超えたとき前記積算値をゼロから継続して積算表示させると共に、前記最大値を超えた回数を前記デジタル表示部を形成する表示区分の数で表示させることを特徴とする走行距離表示装置。
  6. 前記制御手段は前記最大値を超えた場合であって且つそれ以外の所定条件を満たすときに前記回数表示を行うことを特徴とする請求項5記載の走行距離表示装置。
  7. 前記制御手段はスイッチ操作による入力信号に基づいて前記所定条件を満たすか否かを判定することを特徴とする請求項6記載の走行距離表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007258859A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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