JP2005180298A - スクロール圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】渦巻体の外径を同一としたままで容積比を増大し高圧力比運転時に効率の高いスクロール圧縮機を提供する。
【解決手段】基本渦曲線を代数螺線曲線として構成した渦巻体をもつ旋回スクロールおよび固定スクロールにおいて、固定スクロール渦巻体内側壁面を旋回スクロール渦巻体外側壁面以上となる位置まで延長し、基本渦曲線の中心と端板中心をオフセットさせ、かつ液インジェクション流入口を設計容積比小となる密閉空間に長く導通する位置に配置させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、容積形流体機械の一種であるスクロール圧縮機に係わり、特に作動流体がR404A、R507A、R508B、R410A、炭化水素、二酸化炭素、アンモニア等の低温用冷媒を用いた冷凍冷蔵用に用いられるスクロール圧縮機に関する。
冷凍用機器の冷凍サイクルでは圧力比が4〜20となり、従来の基本渦曲線を円のインボリュートとする渦巻体では容積変化率が一定のため、渦巻体により形成される圧縮室の吸込み完了時の容積と吐出開始時の容積の比(以下、設計容積比と称す)を、必要となる圧力比に対応させるためには渦巻体の巻角を大きくし、渦巻体外径を大きくする以外に手段はなく、限られた外径内での設計容積比の増加は困難であった。
特開平7-27065号公報(以下、特許文献1と呼ぶ。)では、旋回スクロール渦巻体及び固定スクロール渦巻体を構成する基本渦曲線に代数螺線が用いられている。これにより容積変化率の設定が可能となり、容積変化率を円のインボリュートで設計する場合に比べ大きくすることができるため、冷媒の不足圧縮による図示動力の低減による性能向上が図られる。
一方、その拡径区間に密閉空間を形成する技術として、特開昭56-20701号公報(以下、特許文献2と呼ぶ。)では、旋回スクロール渦巻体の外側壁面のうち巻終り部の180度区間が、固定スクロール渦巻体とで密閉空間を形成し作動室とする。そして固定スクロール渦巻体の内側壁面の巻終り位置を旋回スクロール渦巻体の外側壁面とほぼ同じ位置となるように延長する。
これにより固定スクロールの渦巻体を延長しなかった従来の構成と比べ、固定スクロールの渦巻体内側壁面の拡径加工不要による外径の縮小、旋回スクロールの渦巻体外側壁面と固定スクロールの渦巻体内側壁面によって形成される最大密閉空間の拡大による、同一行程容積における渦巻体の高さ低減となっている。
特開平07−27065号公報
特開昭56−20701号公報
しかし特許文献1の旋回スクロールおよび固定スクロールは、巻始め開始角度が180度ずれた状態で互いにかみあわせ、巻終り偏角θは同一となっている。またそれらの2つのスクロールの巻き終り位置は180度ずれた位置となっている。
このためその旋回スクロール渦巻体の外側壁面の巻終り位置から180度区間に対向する、固定スクロール渦巻体の内側壁面を径方向の外方に拡径させる必要が有る。この径を拡大させる必要がある区間において、圧縮室となる密閉空間の形成はなされておらず、設計容積比の損失となる。
特許文献2では、旋回スクロールの渦巻体外側壁面と固定スクロールの渦巻体内側壁面によって形成される密閉空間の設計容積比は、端板に流体通路を設けること、または旋回スクロール渦巻体の巻始め部を削り取ることで、旋回スクロール渦巻体内側壁面と固定スクロール外側壁面によって形成される密閉空間とほぼ同等としているため、固定スクロール渦巻体巻終り位置を延長することによる設計容積比増大は図られていない。
それらの従来技術で得られる設計容積比は、搭載される機器、例えば冷凍用機器において必要となる高圧力比に対応する設計容積比には不足することがある。この場合、圧縮が必要圧力の途中までしか行われず不足圧縮となる。
また冷凍サイクルで炭化水素系冷媒を用いたときのようにさらに高圧力比運転となる条件下では、不足圧縮による図示動力の増大による性能の低下が問題であった。
本発明の目的は、圧縮機の外径を同一としたままで設計容積比を増大し高圧力比運転において効率の高いスクロール圧縮機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のスクロール圧縮機では、基本渦曲線を代数螺線曲線として構成された固定スクロール渦巻体および旋回スクロール渦巻体を持ち、前記固定スクロールの渦巻体内側壁面を構成する曲線巻終り位置を前記旋回スクロールの渦巻体外側壁面を構成する曲線巻終り位置付近となるように延長し、かつ前記旋回スクロール渦巻体及び前記固定スクロール渦巻体を構成する基本渦曲線の中心を前記旋回及び固定スクロールの端板中心に対し、およそ前記渦巻体巻終り位置から基本渦曲線中心を結ぶ直線方向にずらす。
これにより端板を同一外径としたままで最大密閉空間の容積を拡大し設計容積比の増大を図る。
また旋回スクロールの外側および内側2つの密閉空間が同時に吐出ポート導通するとことが望ましい。
また、導通時の圧力不平衡を是正し2つの密閉空間内での洩れ低減のため、設計容積比小となる旋回スクロール渦巻体内側壁面と固定スクロール渦巻体外側壁面によって形成される密閉空間に長めに開口する位置に液インジェクション流入口を設けることが望ましい。
本発明によれば、高圧力比運転時において不足圧縮による図示動力の増加を防止でき、さらに圧縮室間の内部洩れを防止し効率を向上することができる。
以下、本発明の実施例を図1乃至6により説明する。
図1に、本発明の一実施例が適用されるスクロール圧縮機の縦断面図を示す。スクロール圧縮機13は、旋回スクロール1と固定スクロール3、旋回スクロール1を回転するクランク軸14、クランク軸14を支持するフレーム15、旋回スクロール1の公転運動は許容し自転を防止するオルダムリング16、クランク軸14を駆動するモータ17を備えている。両スクロール1、3の渦巻体は、その渦巻形状を規定する基準となる曲線である基本渦曲線を代数螺線曲線とする。固定スクロール3の渦巻体の偏角を旋回スクロール1の偏角よりおよそ180度大きくすることで、固定スクロール3の巻き終り位置を旋回スクロール1の巻き終り位置と同一以上に延長し、固定スクロール3の内側壁面と旋回スクロール1の外側壁面とによって形成される密閉空間を拡大した形状となっている。
このように構成されたスクロール圧縮機の圧縮過程を簡単に説明する。モータ17に通電することによりクランク軸14が回転し、旋回スクロール1はオルダムリング16により自転することなく公転運動する。旋回スクロール1の公転により、吸込みパイプ18から流入した低温低圧の被圧縮流体を、両スクロール1、3により形成される密閉空間の容積が縮小することで圧縮する。その密閉空間内では圧縮された被圧縮流体は高温高圧となるため、インジェクションパイプ19により圧縮行程の途中で冷凍サイクルより取出した低温の液体の被圧縮流体を圧縮室内に流入させ吐出時の気体の被圧縮流体の温度を下げている。圧縮室内に流入する液状被圧縮流体の量は、圧縮室内で気体化する量が望ましい。このような圧縮行程を経て高温高圧となった被圧縮流体は、吐出ポート7から圧縮機ケース内に排出され、ケースとケース内の圧縮機構成部品の間を通り、吐出パイプ20から冷凍サイクル内へと排出される。
図2を用いて旋回スクロール1と非旋回スクロール3の渦巻体について説明する。旋回スクロールの渦巻体2は、その渦巻形状が旋回外側曲線2oと旋回内側曲線2iにより規定されている。また、固定スクロールの渦巻体4は、その渦巻形状が固定外側曲線4oと固定内側曲線4iにより規定されている。その固定渦巻体4は固定スクロール端板5に対し立直している。固定渦巻体4の形状規定する基本渦曲線の中心O’は、固定スクロールの端板5の中心Oに対し、固定渦巻体4の巻終りから固定スクロール端板5の中心を結ぶ方向にずらして配置してあり、端板5内に占める渦巻体4を形成する範囲の拡大が図られいる。固定内側曲線4oのうち、aからbの部分が本発明による前記固定渦巻体の延長部分であり、巻終り偏角θを約180度増加させることで、巻終り位置bを前記旋回渦巻体2の巻終り位置付近としている。圧縮される前の流体が流入する吸込みポート6と圧縮された流体が流出する吐出ポート7と、固定スクロール端板5に設けられた液インジェクション流入口8とは固定スクロール3の一部に設けられている。
その液インジェクション流入口8は、本実施例においては、固定外側曲線4o側に寄っておりかつ吸込みポート及び吐出ポートに導通しない位置に配置されている。
ここで、旋回渦巻体2および固定渦巻体4を構成する基本渦曲線は、代数螺線曲線であり、巻始め部の渦巻壁厚さをより厚くするために、巻始め部の偏角θの区間だけ代数螺線の係数a、または代数螺線の指数kの値を大きくなるようにし、これ以外の区間の代数螺線の係数a、または代数螺線の指数kの値は一定としている。このように修正した基本渦曲線の包絡線により旋回渦巻体2及び固定渦巻体4の内側曲線および外側曲線を構成している。
図6に同一外径での従来技術と本発明による旋回及び固定スクロールを用いた場合との圧力比の比較を示す。系列1は従来技術での圧力比を示しており、系列2は基本渦曲線を代数螺線とした場合、系列3は基本渦曲線を代数螺線とし端板中心と基本渦曲線の中心をオフセットさせた場合、系列4は本発明の全ての発明要素を含んだ場合の圧力比を示している。本実施例により限られた外径内での高圧力比用渦巻体を提供することができる。また、これにより旋回渦巻体2及び固定渦巻体4の渦巻壁の厚みは共に渦巻の巻始めから巻終りにかけて連続的に変化しており、内部の流体の圧力が最も高圧になる渦巻体の中央部が厚くなっていることから信頼性の向上、内部洩れの低減となる。
図3は、本発明の一実施例に係るスクロール圧縮機の渦巻体が行う圧縮行程を示す平面図であり、図3(a)、図3(b)、そして図3(c)の順に、任意の角度だけ公転運動を行ったときの旋回スクロールと固定スクロールの位置関係を示したものである。図3(a)は旋回外側曲線2oと固定内側曲線4iにより形成される密閉空間9aが流体の吸込みを終了したときの状態である。図3(b)は図3(a)からおよそ180度だけ公転運動させた状態を示す。図3(b)において10bは旋回内側曲線2iと固定外側曲線4oにより形成される密閉空間で流体の吸込みを終了したときの状態である。旋回外側曲線2oと固定内側曲線4iによって形成される密閉空間9bは、図3(a)の状態から圧縮作用が進んだ状態を示していて、密閉空間10bと同容積をもつ。
図3(c)は図3(b)からさらにある角度だけ公転運動させた状態を示す。旋回外側曲線2oと固定内側曲線4iによって形成される密閉空間9cと旋回内側曲線2iと固定外側曲線4oによって形成される密閉空間10cとは、同一容積である。図3(c)の状態より公転運動が進むと2つの密閉空間9c、10cは吐出ポート7にほぼ同時に導通する。
ここで図3(b)における旋回内側曲線2iと固定外側曲線4oにより形成される密閉空間10bは、固定渦巻体4の延長部とは無関係に形成されておりVs’の体積をもつ。また密閉空間9bは固定外側曲線4oの巻終り位置がaである固定渦巻体内側曲線と旋回外側曲線2iにより形成される流体の吸込みを終了した状態と考えることができ、密閉空間9bの容積は密閉空間10bと同一容積Vs’である。密閉空間9bの容積Vs’に対し図3(a)における旋回外側曲線2oと巻終り位置をbまで延長した固定内側曲線4iにより形成される密閉空間9aが流体の吸込みを終了したときの容積Vsは大きい。図3(a)と図3(b)に示した旋回外側曲線2oと固定内側曲線4iにより形成される前記2つの密閉空間9aと9bが圧縮作用を受けながら吐出ポートに導通するときの容積は、共に図3(c)に示す密閉空間9cの容積Vdとなる。
よって固定側渦巻体4の内側曲線4iの巻終り位置をaからbに延長することは旋回外側曲線2oと固定内側曲線4iによって形成される密閉空間の内部容積比を増大することとなる。しかし図3(a)で形成された密閉空間9aと図3(b)で形成された密閉空間10bが共に圧縮作用を受けながら図3(c)の密閉空間9cと10cになった際の内部圧力は異なり、両空間の圧力差により内部洩れの原因となる。
そこで圧縮機冷却用の液インジェクション流入口8を図1に示すように固定外側曲線4oに寄せかつ吸込みポート6及び吐出ポート7に導通しない位置に配置することで、旋回内側曲線2iと固定外側曲線4oによって形成される密閉空間に多くの被圧縮流体を流入させ、密閉空間内の圧力を上昇させる。図4(a)から(d)に旋回渦巻体2と固定渦巻体4により形成される密閉空間と液インジェクション流入口8が導通する様子を示す。
また図5は同一外径をもつ従来技術と本発明における旋回及び固定渦巻体により形成される密閉空間内のクランク角に対する圧力変化を示すグラフである。図4(a)は本発明における旋回外側曲線2oと固定内側曲線4iにより形成される密閉空間が液インジェクション流入口8に導通する直前の状態を示し、図4(b)は前記密閉空間に液インジェクションが係らなくなった瞬間の状態を示している。同様に図4(c)及び(d)は本実施例における前回内側曲線2iと固定外側曲線4oとによって形成される密閉空間が液インジェクション流入口8に導通する直前と、液インジェクションが係らなくなった瞬間を示している。図5において縦軸は圧力比、横軸はクランク角、曲線21は本発明における旋回及び固定渦巻体の旋回外側曲線2oと固定内側曲線4iにより形成される密閉空間の、曲線22は旋回内側曲線2ioと固定外側曲線4oにより形成される密閉空間の圧力変化を示し、曲線23は従来技術における密閉空間の圧力変化を示している。
図5において本発明機の圧力変化を示す曲線21と22の圧縮開始点がおよそ180度異なるのは固定内側壁面を延長した効果である。また本発明機の密閉空間内の圧力変化を示す曲線21と従来機の密閉空間内の圧力変化を示す曲線23の圧縮作用開始のクランク角が異なるのは、本発明により固定内側曲線を延長した効果と旋回及び固定渦巻体の巻角が増加されているためである。曲線21上のクランク角c、dはそれぞれ図4(a)、図4(b)に、曲線22上のクランク角e、fはそれぞれ図4(c)、図4(d)に対応している。それらの2つの密閉空間内の圧力はクランク角がcからd、eからfの区間において液インジェクションからの被圧縮流体の流入により圧力上昇が大きくなる。
さらにクランク角が示すように2つの密閉空間は液インジェクション開口時間の違いにより圧力上昇が異なり、設計圧力小となる密閉空間に長く開口することでクランク角fにおける圧力を設計圧力大となる密閉空間内の圧力と同等としている。これにより図3(c)の密閉空間10cの圧力は上昇し、密閉空間9cの内部圧力を低下させること無く、前記2つの密閉空間9c、10cの吐出ポート導通時の圧力不平衡を緩和させることができ、内部洩れの低減が図れる。
本発明の一実施形態におけるスクロール圧縮機の渦巻部の平面図。 本発明におけるスクロール圧縮機の断面図。 本発明におけるスクロール圧縮機の渦巻体による圧縮行程を示す平面図。 本発明におけるスクロール圧縮機の渦巻体による密閉空間と液インジェクション流入口の導通状態を示す平面図。 本発明及び従来技術におけるクランク角と圧力を示すグラフ。 本発明及び従来技術におけるクランク角と圧力を示すグラフ。
符号の説明
1…旋回スクロール、2…旋回渦巻体、3…固定スクロール、4…固定渦巻体、5…固定スクロール端板、6…吸込みポート、7吐出ポート、8…液インジェクション流入口、18…吸込みパイプ、19…インジェクションパイプ、20…吐出パイプ。

Claims (3)

  1. 極座標形式で動径r、偏角θ、代数螺線の係数a、代数螺線の指数kとした式r=a・θで表される代数螺線曲線を用い、偏角θの特定の区間だけ代数螺線の係数aまたは代数螺線の指数kを変化させた代数螺線曲線またはその包絡線で厚さと形状が規定された渦巻体を、端板に対して直立させた非旋回スクロール及び旋回スクロールを備え、その旋回スクロールを前記非旋回スクロールに対して自転せずに公転運動させ、前記2つのスクロールの渦巻体間に生じる密閉空間内の流体の体積を縮小させて圧縮する圧縮機構と、
    前記代数螺旋曲線若しくはその包絡線は、その巻始め開始角度が互いに180度ずれていて、前記固定スクロールの渦巻体の巻終り位置は前記旋回スクロールの渦巻体の巻終り位置近傍に設けられ、
    前記旋回スクロール渦巻体の渦巻中心と前記固定スクロール渦巻体の渦巻中心を、前記旋回スクロール及び前記固定スクロールの端板の中心に対し前記2つの渦巻体の巻終り位置から前記代数螺線曲線またはその包絡線の渦巻中心を結ぶ直線方向にずらして設けたスクロール圧縮機。
  2. 前記旋回スクロールの公転運動により圧縮された流体が排出される吐出ポートは、前記旋回スクロールの渦巻体の外側壁面と前記固定スクロールの渦巻体の内側壁面とによって形成される最小密閉空間と、前記旋回スクロールの渦巻体の内側壁面と前記固定スクロールの渦巻体の外側壁面とによって形成される最小密閉空間とが、ほぼ同時に導通する位置に設けられた請求項1記載のスクロール圧縮機。
  3. 前記旋回スクロールの渦巻体の外側壁面と前記固定スクロールの内側壁面とからなる密閉空間より、前記旋回スクロールの渦巻体の内側壁面と前記固定スクロールの渦巻体の外側壁面とからなる密閉空間に長い期間通じる液インジェクション流入口を設けた請求項1に記載のスクロール圧縮機。
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