JP2005179868A - 足裏保湿具 - Google Patents

足裏保湿具 Download PDF

Info

Publication number
JP2005179868A
JP2005179868A JP2003426389A JP2003426389A JP2005179868A JP 2005179868 A JP2005179868 A JP 2005179868A JP 2003426389 A JP2003426389 A JP 2003426389A JP 2003426389 A JP2003426389 A JP 2003426389A JP 2005179868 A JP2005179868 A JP 2005179868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foot
sole
heel
moisturizer
skin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003426389A
Other languages
English (en)
Inventor
Shusuke Nakai
秀典 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAKAI NITTO KK
Original Assignee
NAKAI NITTO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NAKAI NITTO KK filed Critical NAKAI NITTO KK
Priority to JP2003426389A priority Critical patent/JP2005179868A/ja
Publication of JP2005179868A publication Critical patent/JP2005179868A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Socks And Pantyhose (AREA)

Abstract

【課題】 足裏、特に角質化した踵の皮膚を軟質化し、又踵の皮膚が角質化するのを抑制し軽減できるようにした保湿具を提供する。
【解決手段】 足に着用され、少なくとも踵に対応する部位には踵よりも大きい面積の非通気性のシート(30)を設け、該非通気性のシートを室温でゴム弾性を示す高分子材料で製作し、着用した人の足の温度によって少なくとも踵の皮膚を保湿し軟質化させる。足裏保湿具は短ソックス状又はサポータ状に製作することができる。非通気性のシートの材料には天然ゴムや合成ゴム、例えばクロロプレーンゴムを用い、非通気性のシートの表面を伸縮性のある繊維素材で、裏面を伸縮性のある繊維素材又は伸縮性のあるフィルムで覆うのがよい。
【選択図】 図1

Description

本発明は足裏保湿具に関し、足裏、特に踵が角質化するのを抑制し軽減し、又角質化した皮膚を軟質化できるようにした保湿具に関する。
足裏、特に踵は角質化しやすく、特に冬期にはひび割れができて苦痛に感じることがある。通常、足裏の皮膚が角質化した場合、入浴後に角質化した皮膚を軽石等でこすりとり、あるいは尿素などを含むクリームを塗って皮膚を軟化させることが行われていた。
しかし、軽石等でこする方法では角質化した皮膚を十分に除去するのに時間がかかって煩わしく、又クリームを塗る方法では皮膚がベタつき、衣服や夜具を汚すおそれがある。
他方、表地がナイロン・ポリエステル繊維の織布、中地がメタルコーティングを施しゴム繊維の織布、裏地がナイロン繊維の織布の3層からなり、皮膚の角質化した部位を中地で覆い、角質化した皮膚を軟質化するようにした除去補助具が提案されている(特許文献1)。
特許第3402205号公報
しかし、上記従来公報記載の除去補助具では全て織布で構成されているので、通気性があり、入浴によって足の温度を十分に上昇させた直後に着用しないと、角質化した皮膚の軟質化の効果が得られないという問題があった。
本発明はかかる問題点に鑑み、入浴直後に着用しなくても角質化した皮膚を十分に軟質化できるようにすることを課題とする。
本件発明者ら上述の課題を解決すべく研究を重ね、試行錯誤を繰り返したところ、メタルコーティングを行ったゴム繊維の織布ではなく、伸縮性のある非通気性シートを用いると、足の温度によって足裏の温度が上昇し、発汗するとともに足裏がシットリとなり、しかも汗の湿気が外方に逃げられないので、そのシットリ感が持続し、足裏の皮膚が角質化するのを抑制し軽減できるとともに、角質化した皮膚は十分に保湿して軟質化できることを知見するに至った。
そこで、本発明に係る足裏保湿具は、足に着用され、少なくとも踵に対応する部位には踵よりも大きい面積の非通気性のシートが設けられ、該非通気製のシートが室温でゴム弾性を示す高分子材料で製作されており、着用した人の足の温度によって少なくとも踵の皮膚を保湿し軟質化させるようになっていることを特徴とする。
本発明の特徴の1つは少なくとも踵を覆う部位に、伸縮性のある非通気性のシートを設けるようにした点にある。これにより、非通気性のシートで覆った部位の皮膚がその部分の皮膚の温度によって温度上昇するとともに発汗し、非通気性のシートで覆った足裏の皮膚がシットリとなり、しかも非通気性のシートは汗の湿気が外方に逃げ出せないので、足裏の踵の部位を十分に保湿でき、入浴直後に着用しなくとも皮膚が角質化するのを十分に抑制し軽減できるとともに、角質化した皮膚を十分に軟質化できる。
足裏保湿具は少なくとも足裏の踵の部分を覆って足に着用できる形態であればよく、例えば足裏を覆って足に履かせられる短ソックス状、あるいは少なくとも足裏の踵の部分及び甲部の足首側の部分に外装されるサポータ状に製作されることができる。
非通気性のシートは少なくとも足裏の踵の部分を覆ってこれよりも大きな面積とすればよいが、足裏全体の皮膚温度によってより十分に足裏の皮膚の角質化を抑制軽減し又角質化した皮膚を軟質化する上で、非通気性のシートは足裏の全体を覆う大きさとするのがよい。
非通気性のシートは室温でゴム弾性を示す高分子材料で製作されていればよいが、足に履いた時の窮屈感等、使用する人への負担を考慮すると、伸縮性の大きい天然ゴムや合成ダム、例えばクロロプレーンゴムを用いるのがよい。しかし、天然ゴムや合成ゴムは表面に多少の粘着性があり、直接皮膚に接すると皮膚に粘着感が残り、又天然ゴムや合成ゴムを露出させると、室内の塵を粘着して汚れやすくなる。そこで、非通気性のシートの表面は伸縮性のある繊維素材で、裏面は伸縮性のある繊維素材又は伸縮性のある合成樹脂製フィルムで覆って三層構造にするのがよい。
以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1及び図2は本発明に係る足裏保湿具の好ましい実施形態を示す。本例の足裏保湿具10は伸縮性・非通気性、保湿性を有する三層構造の素材生地から足を左右に分割した形状の生地を打ち抜き、これを中央で縫合して足袋状(短ソックス状)に製作され、又履き口11は生地の糸が解けないように縫合処理されている。
三層構造の素材は表地20がナイロン繊維とポリエステル繊維の混紡糸を用いて平編みした織布、中地30がクロロプレーンゴム製のゴムシート、裏地40がナイロン糸を用いて平編みした織布である。従って、本例では中地30は足裏の全体を覆う大きさとなっている。
本例の足裏保湿具10は図2に示されるように、そのまま足に履くか、あるいは靴下の上から履けばよい。すると、本例の足裏保湿具10は通気性がないので、冷えた外気が足裏保湿具10内に侵入せず、足全体の温度によって足裏保湿具10内が温まり、これによって足裏の全体がシットリと発汗する。足裏保湿具10に通気性がないので、発汗による湿気は外方に逃げ出さず、足裏のシットリ感を維持できる。その結果、足裏の皮膚が角質化するのを十分に抑制し軽減でき、又角質化した足裏の皮膚が軟質化できる。
本件発明者はその効果を確認すべく、入浴してから2〜3時間が経過し、足温が通常の体温まで十分に低下した後、就寝前に本例の足裏保湿具10を履いて起床時に脱ぎ、これを1週間続けたところ、3日目ぐらいから踵の角質化したゴツゴツの皮膚が比較的軟らかくなり、以後踵の皮膚が再角質化せず、軽石等でこする必要もないことが確認された。
図3は第2の実施形態を示し、これは足裏保湿具50を足首、足裏の踵の部分及び甲部の足首側の部分に外装されるサポータ状に製作した例である。使用した素材は第1の実施形態と同様の伸縮性・非通気性、保湿性を有する三層構造の素材生地を用いた。
本例の足裏保湿具50も第1の実施形態と同様に、角質化した足裏の踵の皮膚を軟質化し、又踵の皮膚が角質化するのを抑制し軽減できる。
また、三層構造の素材には上記実施形態の素材に代え、表地がナイロン糸の織布、中地がクロロプレンゴム、裏地がメタルコーティングを施したポリウレタン製のフィルムとした素材を用いても上記実施形態と同様に、踵の皮膚の角質化の抑制・軽減及び軟質化の効果が得られた。また、本件発明者らの試験によれば、上記の実施形態において、中地ゴムシートの足裏側の表面にメタルコーティングを施すと、更に保湿性が増大できることを確認した。
本発明に係る足裏保湿具の好ましい実施形態を示す概略斜視図である。 上記実施形態の使用状態を示す図である。 第2の実施形態を示す図である。
符号の説明
10 足裏保湿具
20 表地
30 中地
40 裏地
50 足裏保湿具

Claims (7)

  1. 足に着用され、少なくとも踵に対応する部位には踵よりも大きい面積の非通気性のシートが設けられ、該非通気性のシートが室温でゴム弾性を示す高分子材料で製作されており、着用した人の足の温度によって少なくとも踵の皮膚を保湿し軟質化させるようになっていることを特徴とする足裏保湿具。
  2. 足裏を覆って足に履かせられる短ソックス状をなしている請求項1記載の足裏保湿具。
  3. 少なくとも足裏の踵の部分及び甲部の足首側の部分に外装されるサポータ状をなしている請求項1記載の足裏保湿具。
  4. 上記非通気性のシートが足裏の全体を覆う大きさである請求項1記載の足裏保湿具。
  5. 上記非通気性のシートの材料が天然ゴム又は合成ゴムである請求項1ないし4のいずれかに記載の足裏保湿具。
  6. 上記非通気性のシートの表面が伸縮性のある繊維素材で覆われている請求項5記載の足裏保湿具。
  7. 上記非通気性のシートの裏面が伸縮性のある繊維素材又は伸縮性のある合成樹脂製フィルムで覆われている請求項6記載の足裏保湿具。
JP2003426389A 2003-12-24 2003-12-24 足裏保湿具 Pending JP2005179868A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003426389A JP2005179868A (ja) 2003-12-24 2003-12-24 足裏保湿具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003426389A JP2005179868A (ja) 2003-12-24 2003-12-24 足裏保湿具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005179868A true JP2005179868A (ja) 2005-07-07

Family

ID=34785944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003426389A Pending JP2005179868A (ja) 2003-12-24 2003-12-24 足裏保湿具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005179868A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101287612B1 (ko) 2011-11-23 2013-07-18 정진열 각질제거용 덧버선 및 이의 제조 방법
JP2016013155A (ja) * 2014-06-30 2016-01-28 桐灰化学株式会社 角質除去補助具

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS511655Y1 (ja) * 1968-09-12 1976-01-19
JPS5319243A (en) * 1977-08-11 1978-02-22 Yukio Tokoi Principle for naturally preventing diseases as chaps or cracks or the like
JPH0246803U (ja) * 1988-09-26 1990-03-30
JPH02125902U (ja) * 1989-03-24 1990-10-17
JPH0572906U (ja) * 1992-03-10 1993-10-05 智子 宮▲崎▼ 素足で靴をはくときに着用するフットカバー
JPH0620406U (ja) * 1992-05-06 1994-03-18 石川メリヤス有限会社 二重くつ下
JP3018319U (ja) * 1995-05-19 1995-11-21 株式会社マルエーニット ヒールソックス
JPH09157906A (ja) * 1995-12-15 1997-06-17 Okahashi Kutsushita Kk 乾燥防止用靴下
JPH11200102A (ja) * 1998-01-09 1999-07-27 Okabashi Kutsushita Kk 乾燥防止用靴下
JP2000110004A (ja) * 1998-10-05 2000-04-18 Masao Tsuchiya 靴 下
JP2002235203A (ja) * 2001-02-06 2002-08-23 Asahi Tekkin:Kk 踵乾燥防止用靴下
JP3402205B2 (ja) * 1998-07-14 2003-05-06 桐灰化学株式会社 角質化した皮膚の除去補助具

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS511655Y1 (ja) * 1968-09-12 1976-01-19
JPS5319243A (en) * 1977-08-11 1978-02-22 Yukio Tokoi Principle for naturally preventing diseases as chaps or cracks or the like
JPH0246803U (ja) * 1988-09-26 1990-03-30
JPH02125902U (ja) * 1989-03-24 1990-10-17
JPH0572906U (ja) * 1992-03-10 1993-10-05 智子 宮▲崎▼ 素足で靴をはくときに着用するフットカバー
JPH0620406U (ja) * 1992-05-06 1994-03-18 石川メリヤス有限会社 二重くつ下
JP3018319U (ja) * 1995-05-19 1995-11-21 株式会社マルエーニット ヒールソックス
JPH09157906A (ja) * 1995-12-15 1997-06-17 Okahashi Kutsushita Kk 乾燥防止用靴下
JPH11200102A (ja) * 1998-01-09 1999-07-27 Okabashi Kutsushita Kk 乾燥防止用靴下
JP3402205B2 (ja) * 1998-07-14 2003-05-06 桐灰化学株式会社 角質化した皮膚の除去補助具
JP2000110004A (ja) * 1998-10-05 2000-04-18 Masao Tsuchiya 靴 下
JP2002235203A (ja) * 2001-02-06 2002-08-23 Asahi Tekkin:Kk 踵乾燥防止用靴下

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101287612B1 (ko) 2011-11-23 2013-07-18 정진열 각질제거용 덧버선 및 이의 제조 방법
JP2016013155A (ja) * 2014-06-30 2016-01-28 桐灰化学株式会社 角質除去補助具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2651256B2 (ja) 改善された防水通気性ソックス
JP2004194856A (ja) 甲被がスライドファスナーにより横側から水平に開閉可能な靴
JP2004194856A5 (ja)
KR20180096928A (ko) 다이어트용 덧신 및 그의 제조 방법
JP2022140650A (ja) フットカバー
EP1725128A1 (en) A heel protector
JP3224536U (ja) フットカバー
JPH10292206A (ja) フットカバー
JP2005179868A (ja) 足裏保湿具
KR20220000308U (ko) 다기능 양말
JP3402205B2 (ja) 角質化した皮膚の除去補助具
JP6918316B2 (ja) フットカバー
CN213756880U (zh) 一种具有按摩功能的酒店拖鞋
JP6940091B2 (ja) フットカバー
JP6959607B2 (ja) フットカバー
KR200427201Y1 (ko) 발 뒤꿈치 각질 방지용 보호대
JP3106113U (ja) 乾燥防止用靴下
JP6385736B2 (ja) 角質除去補助具
CN2355578Y (zh) 鞋中底
JP2007105088A (ja) 室内履き
JP3778892B2 (ja) 履物および中敷き
KR200192612Y1 (ko) 발냄새 차단 및 지압을 겸한 휴식 신발
JPH0664628U (ja) かかとサポーター
JPH11200102A (ja) 乾燥防止用靴下
JP2006009158A (ja) 乾燥防止用靴下

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060920

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090306

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090702