JP2005179805A - 清掃用手袋 - Google Patents

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Toshiyuki Inaba
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Abstract

【課題】使い勝手がよく、清掃面積の大きい対象物の清掃に適し、安価に製作できる清掃用手袋を得る。
【解決手段】2枚のシート1a・1bを重ね合わせた状態で、手挿入用開口6を除く両シート1a・1bの外周縁どうしが熱溶着された手袋本体2と、手袋本体2の掌側シート1aの外側に配した不織布製のカバー3と、洗浄成分を有する粉末状の研磨剤4とを含んでいる。研磨剤4は、掌側シート1aとカバー3との間に収容される。掌側シート1aは、前記研磨剤4が手袋内に侵入するのを阻止する遮蔽フィルム6aを備えている。使用時に研磨剤4は、カバー3を通って外部に排出される。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車や家具などの汚れ落としに供される清掃用手袋に関する。
特許文献1には、掌側に、紙石鹸などの洗浄剤と不織布などの洗浄用材とを積層した防水樹脂製手袋が開示されている。特許文献5には、紙や布などからなる手袋本体に洗剤を含浸するとともに、手袋本体の内面にプラスチックフィルムを配した手袋が開示されている。
特開平8−521号公報(段落番号0014−0018、図1−2) 特開平8−24190号公報(段落番号0013−0014、図1) 特開2001−187011号公報(段落番号0005、図1) 実用新案登録第3024026号公報(段落番号0004、図1) 実開平1−14354号公報(明細書第2頁第20行目−第4頁第9行目、第1−3図) 実開平1−62754号公報(明細書第3頁、第1図) 実開平2−8356号公報(明細書第3頁第20行目−第4頁第5行目、第1図)
特許文献1では、水で濡らさなければ使用できないため、水を確保しにくい屋外で自動車などを清掃する場合に手軽に使用できない。また、洗浄剤が紙石鹸などの固形物のため、手袋がごわついて使い勝手が悪い。
特許文献5では、手袋本体が薄いと洗剤の含浸量が少なくなる。したがって、自動車や家具など清掃面積の大きい対象物の清掃には不向きである。この場合、手袋本体を分厚くすることも考えられるが、厚くすると清掃用手袋のコストアップを招いてしまう。
そこで本発明の目的は、使い勝手がよく、清掃面積が大きい対象物であっても確実に清掃することができるうえ、安価に製作できる清掃用手袋を提供することにある。
本発明は、図1および図2に示すごとく、手袋本体2の掌側となる一側面に、洗浄成分を有する粉末状の研磨剤4が手袋外へ出るように仕込んであるとともに、前記研磨剤4が手袋内へ侵入するのを阻止する遮蔽フィルム6aを備えていることを特徴とする。ここでの研磨剤4は、シリコンやタルクやシリカやカルキなどの粉末に脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウムなどの石鹸の成分などを含ませたものの他、それ自体が洗浄作用を有する重曹なども含む概念である。
具体的には、2枚のシート1a・1bを重ね合わせた状態で、手が挿入できるようにして両シート1a・1bの外周縁どうしが接着された手袋本体2と、手袋本体2の掌側となる掌側シート1aの外側に配した不織布製のカバー3と、掌側シート1aとカバー3との間に収容され、かつ洗浄成分を有する粉末状の研磨剤4とを含んでおり、掌側シート1aが前記遮蔽フィルム6aを有する。ここでの接着は、熱接着や接着剤での接着などが該当する。研磨剤4は、掌側シート1aの外側の全体に配する場合と、掌側シート1aの外側の一部のみに配する場合とが含まれる。
掌側シート1aは、不織布製基材5aの内側に前記遮蔽フィルム6aを配しており、甲側シート1bは、不織布製基材5bの内側に遮蔽フィルム6bを配している。研磨剤4の粒径は、90〜160μmの範囲内にしてある。研磨剤4の粒径が160μmを越えると、研磨剤4の粒子で清掃対象物を傷つけるおそれがあり、研磨剤4の粒径が90μmより小さいと、研磨剤4の粉が、外部へ短時間に大量に排出されて無駄に消費される。
カバー3に代えて、不織布製の収容袋19内に、洗浄成分を有する粉末状の研磨剤4を収容し、手袋本体2の掌側シート1aの外面と、収容袋19の裏面とにそれぞれ面ファスナー20・21を配して、収容袋19が、掌側シート1aに対し、面ファスナー20・21を介して着脱自在に取り付けられているものとすることができる。
本発明の清掃用手袋は、これを着用して清掃対象物に擦り付けると、洗浄成分を有する粉末状の研磨剤4がカバー3を通って外部に排出され、この研磨剤4で清掃対象物が磨かれるうえ、汚れ落ちが促進される。研磨剤4は粉末状であるので、手袋がごわつかないうえ、から拭きであってもカバー3から適正量で排出され、清掃の際の使い勝手がよい。
手袋本体2とカバー3との間の空間を大きくすることで、多くの研磨剤4を保持することができ、自動車や家具など清掃面積の大きい対象物の清掃に好適である。しかも、手袋本体2の厚み寸法に関係なく研磨剤4の収容量を設定できるので、薄い手袋本体2を使って清掃用手袋のコストを下げて、清掃用手袋の使い捨て化を図ることができる。
研磨剤4を収容袋19に収容し、収容袋19を手袋本体2に対して着脱自在に取り付けると、研磨剤4を使い切ったときに新しい研磨剤入りの収容袋19と交換することで、大きい清掃対象物であっても確実に清掃できるうえ、一つの清掃用手袋を何回でも使用できることになる。
(第1実施例) 図1〜図5は本発明に係る清掃用手袋の第1実施例を示しており、親指の入る袋部分と、残りの4本の指が入る袋部分とで形成されたミトン形状になっている。清掃用手袋は、図1および図2に示すごとく、2枚のシート1a・1bを重ね合わせた状態で、手が挿入できるようにして両シート1a・1bの外周縁どうしを接着した手袋本体2と、手袋本体2の掌側(図2の上側)となる掌側シート1aの外側に配した不織布製のカバー3と、洗浄成分を有する粉末状の研磨剤4とを含んでいる。研磨剤4は、掌側シート1aとカバー3との間に収容されている。研磨剤4は、シリコンやシリカやカルキなどの粉末に脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウムなどの石鹸の成分を含ませて形成する。
掌側シート1aは、不織布製基材5aの内面側に遮蔽フィルム6aを密着状に配して形成してあり、手袋本体2の甲側(図2の下側)となる甲側シート1bは、不織布製基材5bの内面側に遮蔽フィルム6bを密着状に配して形成してある。両基材5a・5bは、熱溶着性繊維を含んでいる。遮蔽フィルム6a・6bは、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)などのオレフィン系高分子化合物などの熱溶着性の合成樹脂からなり、研磨剤4が手袋内へ侵入するのを阻止している。
研磨剤4の粒径は、95μm程度に設定した。カバー3は、熱溶着性繊維を含んでおり、かつ、研磨剤4の粒子が通過できるように繊維どうしの隙間を設定してある。不織布は、化学パルプや合成樹脂繊維などからなる。
清掃用手袋は、次の要領でつくる。図4に示すごとく、甲側の基材5bと遮蔽フィルム6bとをそれぞれ原反8・9から繰り出して重ね合わせ、基材5bに遮蔽フィルム6bをスポット状に熱溶着して甲側シート1bを形成する。一方、掌側の基材5aと遮蔽フィルム6aとは、それぞれ原反10・11から繰り出して密着状態に重ね合わせ、基材5aに遮蔽フィルム6aをスポット状に熱溶着して、掌側シート1aを形成する。
次いで、甲側シート1bと掌側シート1aとを重ね合わせ、更に掌側の基材5aの外面に、原反12から繰り出されて来るカバー3を重ね合わせる。この状態で、接着・溶断加工機14によって甲側シート1bと掌側シート1aとカバー3とは、手を挿入する開口の縁を除いた外周縁を熱溶着するとともに、ミトン形状に溶断する。これにより、図5に示す半完成品15をつくる。
半完成品15において、手が挿入される開口16から掌側シート1aとカバー3との間に研磨剤4を注入して収容したのち、開口16は、これに臨む掌側シート1aとカバー3との開口縁どうしを接着剤で接着することにより封止する。これによって図1に示す清掃用手袋が完成する。因みに、先の開口16において、甲側シート1bと掌側シート1aとの開口縁どうしは接着せずともよい。完成後の清掃用手袋は、研磨剤4が湿気を吸わないように合成樹脂製の包装袋に真空パックして、流通に供する。
使用時には、開口16を介して掌側シート1aと甲側シート1bとの間に手を差し込む。この状態で、清掃用手袋の掌側を自動車などの清掃対象物に押し付けてから拭きする。この際、研磨剤4の粉がカバー3を通って外部へ徐々に排出され、清掃対象物に擦りつけられることで、清掃対象物の汚れを落とす。
清掃用手袋は乾燥状態で使用してもよいが、研磨剤4が重曹などの場合には、わずかに水を含ませて使用すると汚れがより落ちやすくなる。清掃用手袋に水を含ませても、遮蔽フィルム6a・6bで手が濡れることはない。
(第2実施例) 図6は本発明に係る清掃用手袋の第2実施例を示しており、研磨剤4は、手袋本体2の掌側シート1aの中央部分のみに配置される。その他の点は、第1実施例と同じであるので、同一部材には同一符号を付して説明を省略する。第2実施例では、研磨剤4の使用量を減らすことができる。
(第3実施例) 図7は本発明に係る清掃用手袋の第3実施例を示しており、研磨剤4が収容袋19に収容されている。手袋本体2の掌側シート1aの中央部分と、収容袋19の裏面とには、それぞれ面ファスナー20・21を配してあり、面ファスナー20・21で手袋本体2の掌側シート1aに収容袋19を着脱自在に取り付けることができる。
その他の点は、第1実施例と同じであるので、同一部材には同一符号を付して説明を省略する。第3実施例では、研磨剤4を使い切ったときに新しい研磨剤入りの収容袋19に交換することで、清掃用手袋を何回でも清掃に供することができる。
カバー3、掌側シート1a、甲側シート1bの三者は、接着剤や縫合などで接着してもよい。清掃用手袋は、親指の入る袋部分と、人差し指の入る袋部分と、残りの3本の指が入る袋部分とで形成してもよいし、5本の指が別々の袋部分に入るようにしてもよい。清掃用手袋は、右手用と左手用とを1組にして製作してもよいし、右手用あるいは左手用のみを製作してもよい。
掌側シート1aは、基材5aを省略して遮蔽フィルム6aのみで形成してもよいし、遮蔽フィルム6aの内側に基材5aを配してもよいし、遮蔽フィルム6aの内外に基材5aをそれぞれ配してもよい。甲側シート1bは、基材5bあるいは遮蔽フィルム6bのみで形成してもよいし、遮蔽フィルム6bの内外に基材5bをそれぞれ配してもよい。掌側シート1aや甲側シート1bにおいて、遮蔽フィルム6a・6bの内側に基材5a・5bを配した場合には、清掃用手袋を手につけた際の感触が良いうえ、汗を吸収することができる。
第1実施例の一部切り欠き平面図 図1のA−A線断面図 図1のB−B線断面図 清掃用手袋の製造工程を説明する概念図 半完成品の斜視図 第2実施例の平面図 第3実施例の平面図
符号の説明
1a 掌側シート
1b 甲側シート
2 手袋本体
3 カバー
4 研磨剤
5a 掌側シートの基材
5b 甲側シートの基材
6a 掌側シートの遮蔽フィルム
6b 甲側シートの遮蔽フィルム
19 収容袋
20・21 面ファスナー

Claims (5)

  1. 手袋本体2の掌側となる一側面に、洗浄成分を有する粉末状の研磨剤4が手袋外へ出るように仕込んであるとともに、前記研磨剤4が手袋内へ侵入するのを阻止する遮蔽フィルム6aを備えていることを特徴とする清掃用手袋。
  2. 2枚のシート1a・1bを重ね合わせた状態で、手が挿入できるようにして両シート1a・1bの外周縁どうしが接着された手袋本体2と、手袋本体2の掌側となる掌側シート1aの外側に配した不織布製のカバー3と、掌側シート1aとカバー3との間に収容され、かつ洗浄成分を有する粉末状の研磨剤4とを含んでおり、
    掌側シート1aが、前記研磨剤4が手袋内へ侵入するのを阻止する遮蔽フィルム6aを有することを特徴とする清掃用手袋。
  3. 掌側シート1aは、不織布製基材5aの内側に遮蔽フィルム6aを配しており、
    手袋本体2の甲側となる甲側シート1bが、不織布製基材5bの内側に遮蔽フィルム6bを配している請求項2記載の清掃用手袋。
  4. 研磨剤4の粒径が、90〜160μmの範囲内である請求項3記載の清掃用手袋。
  5. 2枚のシート1a・1bを重ね合わせた状態で、手が挿入できるようにして両シート1a・1bの外周縁どうしが接着された手袋本体2と、手袋本体2の掌側となる掌側シート1aの外側に配した不織布製の収容袋19と、収容袋19内に収容され、かつ洗浄成分を有する粉末状の研磨剤4とを含んでおり、
    手袋本体2の掌側となる掌側シート1aが、不織布製基材5aの内側に遮蔽フィルム6aを配しており、
    手袋本体2の甲側となる甲側シート1bが、不織布製基材5bの内側に遮蔽フィルム6bを配しており、
    手袋本体2の掌側シート1aの外面と、収容袋19の裏面とにそれぞれ面ファスナー20・21が配されており、
    収容袋19が、掌側シート1aに対し、面ファスナー20・21を介して着脱自在に取り付けられていることを特徴とする清掃用手袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2435412A (en) * 2006-02-24 2007-08-29 Appropriate Business Machines Cleaning device

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