JP2005178310A - 手切れ性に優れたポリエステル系樹脂積層フィルム及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ポリエステル本来の特性を損うことなく、良好な手切れ性を具備し、手切れ性のバラツキがない、包装用に好適なポリエステル系樹脂積層フィルムを提供する。
【解決手段】 少なくとも2種類の融点の異なるポリエステル樹脂層が積層されてなり、最も高い融点を示す層(A)と最も低い融点を示す層(B)の融点の差が10℃以上で、最も低い融点を示す層(B)が実質的に分子配向がなく、最も高い融点を示す層(A)が分子配向を有し、かつ積層フィルムの流れ方向及び幅方向の厚み変動率が10%以下である手切れ性に優れたポリエステル系樹脂積層フィルム。さらに、積層フィルムの最も低い融点を示す層(B)の融点より5℃低い温度から最も高い融点を示す層(A)の融点未満の温度の間で熱処理し、次いで、該熱処理温度以下の温度で弛緩熱処理する手切れ性に優れたポリエステル系樹脂積層フィルムの製造方法。
【選択図】 なし
【解決手段】 少なくとも2種類の融点の異なるポリエステル樹脂層が積層されてなり、最も高い融点を示す層(A)と最も低い融点を示す層(B)の融点の差が10℃以上で、最も低い融点を示す層(B)が実質的に分子配向がなく、最も高い融点を示す層(A)が分子配向を有し、かつ積層フィルムの流れ方向及び幅方向の厚み変動率が10%以下である手切れ性に優れたポリエステル系樹脂積層フィルム。さらに、積層フィルムの最も低い融点を示す層(B)の融点より5℃低い温度から最も高い融点を示す層(A)の融点未満の温度の間で熱処理し、次いで、該熱処理温度以下の温度で弛緩熱処理する手切れ性に優れたポリエステル系樹脂積層フィルムの製造方法。
【選択図】 なし
Description
本発明は、ポリエステル系樹脂積層フィルムに関する。更に詳しくは、ポリエステル延伸フィルムの優れた特性である透明性、耐熱性、保香性、耐水性等を失うことなく実用面の特性を維持し、良好な手切れ性を具備し、且つ手切れ性のバラツキが無く、均一な特性を有する、包装用フィルムやテープ用フィルムとして、或いはPTP包装や飲料のパックの開封口として有用なポリエステル系樹脂積層フィルムに関するものである。
従来から、切断性の優れたフィルムとしては、セロハンが知られている。セロハンは、その優れた透明性と易切断性、ひねり性、デッドホールド性等の特性により各種包装材料、粘着テープ用として重用されている。しかし、一方ではセロハンは吸湿性を有するため特性が季節により変動し一定の品質のものを常に供給することは困難であった。また、ポリエチレンテレフタレートをベースフィルムとした包装用袋や粘着テープなどは、延伸されたポリエチレンテレフタレートフタレートフィルムの強靱性、耐熱性、耐水性、透明性などの優れた特性の良さにより様々な用途に用いられているが、これらの優れた特性を有する反面、切断し難く、包装用袋の口を引き裂き難い欠点や、粘着テープが切りにくい欠点があった。
上記問題を解決する方法として、一軸方向に配向させたポリエステルフィルムやジエチレングリコール成分などを共重合させたもの、低分子量のポリエステル樹脂を用いるもの、或いはポリエステル樹脂層(A)の少なくとも片面に、ポリエステル樹脂層(A)の融点よりも10℃以上高い融点を有し、かつ全厚みに対し5%以上、60%以下の厚みのポリエステル樹脂層(B)を積層した未延伸積層フィルムを少なくとも一軸延伸後にポリエステル樹脂層(A)の融点より10℃低い温度以上、かつポリエステル樹脂層(B)の融点未満の温度で熱処理することを特徴とする引き裂き性とひねり性を付与したポリエステルフィルムの製造方法などが提案されている(例えば、特許文献1〜4参照)。
特公昭55−8551号公報
特公昭56−50692号公報
特公昭55−20514号公報
特開平5−104618号公報
しかしながら、上記従来技術において一軸方向に配向させる方法は、配向方向へは直線的に容易に切れるが配向方向以外には切れ難く、またジエチレングリコール成分などを多量に共重合させる方法は、共重合によりポリエチレンテレフタレート本来の特性が失われるという欠点を有している。また、低分子量のポリエステル樹脂を用いる方法は、延伸工程での膜破れのトラブルが発生しやすくなり実用的でなかった。
また、厚み精度が悪い為、加工の際に蛇行が生じたり、巻ズレやコブが生じたり、また、開封する際や、引きちぎる際の強度が異なることがあり、改善が望まれていた。
また、厚み精度が悪い為、加工の際に蛇行が生じたり、巻ズレやコブが生じたり、また、開封する際や、引きちぎる際の強度が異なることがあり、改善が望まれていた。
本発明は、従来技術の課題を背景になされたもので、厚み変動が小さく、製膜の際の蛇行、巻ズレ、コブなどの発生がない積層フィルムであり、手切れ性に優れ、しかも、手切れ性のバラツキがなく、製袋とした後の開封の際に、引きちぎり(手切れ)に要する強度が均一である積層フィルムを提供しようとするものである。
本発明者らは上記課題を解決する為、鋭意研究した結果、遂に本発明を完成するに至った。すなわち本発明は、少なくとも2種類の融点の異なるポリエステル樹脂層が積層されてなり、最も高い融点を示す層(A)と最も低い融点を示す層(B)の融点の差が10℃以上で、最も低い融点を示す層(B)が実質的に分子配向がなく、最も高い融点を示す層(A)が分子配向を有し、かつ積層フィルムの流れ方向及び幅方向の厚み変動率が10%以下であることを特徴とする手切れ性に優れたポリエステル系樹脂積層フィルムである。
すなわち、融点の異なる少なくとも2種類以上のポリエステル樹脂層が積層されてなるフィルムを延伸後、融点の最も高い層ともっとも低い層の間の温度で熱固定を行なう事により易カット性が発現し、流れ方向及び幅方向の厚み変動率が10%以下であることにより、ポリエステルフィルム本来の優れた特性を有しつつ優れた耐熱性と良好な手切れ性とひねり固定性を備えるという二律背反的特性を併せ持ち、且つ、これらの特性が均一に発現するのである。
この場合において、前記フィルムが幅300mm以上、長さ500m以上であることが好適である。
この場合において、前記フィルムが幅300mm以上、長さ500m以上であることが好適である。
さらに、少なくとも2種類の融点の異なるポリエステル樹脂層が積層された未延伸積層フィルムを、最も高い融点を示す層(A)のガラス転移温度以上で最も低い融点を示す層(B)の融点以下の温度で少なくとも一軸延伸後、最も低い融点を示す層(B)の融点より5℃低い温度から最も高い融点を示す層(A)の融点未満の温度の間で熱処理し、次いで、該熱処理温度以下の温度で弛緩熱処理することを特徴とする手切れ性に優れたポリエステル系樹脂積層フィルムの製造方法である。
本発明によるポリエステル系樹脂フィルムは、耐熱性、耐寒性、防湿性、透明性、保香性等のポリエステル本来の特性を有しながらも、手切れ性に優れ、且つ安定した手切れ性を有する積層フィルムである。しかも、積層フィルムの流れ方向及び幅方向の厚み変動率が小さいため、製膜の際の蛇行、巻ズレ、コブなどの発生がなく、安定して製造する事が出来るという利点を有する。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に於けるポリエステル系樹脂積層フィルムは、融点の異なる2種類以上のポリエステル樹脂層からなる。それぞれの層に使用されるポリエステル樹脂は、結晶性ポリエステル樹脂或いは非晶性ポリエステル樹脂より選ばれる。
本発明に於けるポリエステル系樹脂積層フィルムは、融点の異なる2種類以上のポリエステル樹脂層からなる。それぞれの層に使用されるポリエステル樹脂は、結晶性ポリエステル樹脂或いは非晶性ポリエステル樹脂より選ばれる。
融点の高い側のポリエステル樹脂としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、あるいはそれらの構成成分を主成分とする共重合体等が挙げられる。好ましくはテレフタル酸を主たる酸成分とし、エチレングリコールを主たるアルコール成分とするポリエステルであり、さらに好ましくは、テレフタル酸が95mol%以上、エチレングリコールが95mol%以上からなるポリエステルである。
また、融点の低い方のポリエステル樹脂としては、テレフタル酸−イソフタル酸−エチレングリコール共重合体、テレフタル酸−エチレングリコール−ネオペンチルグリコール共重合体等のテレフタル酸およびエチレングリコールを主成分とし、他の酸成分および/または他のグリコール成分を共重合成分として含有するポリエステルが好ましい。他の酸成分としては、脂肪族の二塩基酸(例えば、アジピン酸、セバチン酸、アゼライン酸)や芳香族の二塩基酸(例えば、イソフタル酸、ジフェニルジカルボン酸、5−第3ブチルイソフタル酸、2,2,6,6−テトラメチルビフェニル−4,4−ジカルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、1,1,3−トリメチル−3−フェニルインデン−4,5−ジカルボン酸)が用いられる。グリコール成分としては、脂肪族ジオール(例えば、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、ヘキサンジオール)、脂環族ジオール(例えば、1,4−シクロヘキサンジメタノール)または芳香族ジオール(例えば、キシリレングリコール、ビス(4−β−ヒドロキシフェニル)スルホン、2,2−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン誘導体)が用いられる。
なお、上記ポリエチレンテレフタレートの固有粘度は、好ましくは0.55〜1.3dl/gであり、さらに好ましくは0.60〜0.74dl/gであり、これらの範囲内の固有粘度より選ばれた融点の異なる2種類以上のポリエステル樹脂層が積層されてなることが好ましい。
さらに、ポリエステル系樹脂積層フィルムのポリエステル中の酸成分のうち、テレフタル酸が75mol%以上を占めることがポリエステルフィルム本来の特性を発揮させやすい点で好ましい。
さらに、ポリエステル系樹脂積層フィルムのポリエステル中の酸成分のうち、テレフタル酸が75mol%以上を占めることがポリエステルフィルム本来の特性を発揮させやすい点で好ましい。
さらに、本発明のフィルムの層構成は、フィルムの延伸工程での融着、粘着等の製膜性より、融点の高い層と融点の低い層の積層構成に於いて、フィルムの最外層を共に融点の高い層とすることが好ましい。
又、本発明のポリエステル樹脂層は、最も高い融点を示す層と、最も低い融点を示す層の融点の差が10℃以上であり、好ましくは20℃以上である。
該融点差が10℃未満の場合、製膜工程に於いて、低融点のポリエステル樹脂層の配向を崩壊させる為に、該樹脂層の融点以上の温度に曝した際に、高融点のポリエステル樹脂層が軟化或いは溶融して、製膜が不安定となることがある。
該融点差が10℃未満の場合、製膜工程に於いて、低融点のポリエステル樹脂層の配向を崩壊させる為に、該樹脂層の融点以上の温度に曝した際に、高融点のポリエステル樹脂層が軟化或いは溶融して、製膜が不安定となることがある。
更に、熱固定の温度が高融点のポリエステル樹脂層の融点未満に限定される為、該ポリエステル樹脂層の融点が低いと充分な熱固定を行なうことができず、熱収縮率が大きくなり好ましくない。従って高融点ポリエステル樹脂層としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートが好ましい。
本発明のポリエステル系樹脂積層フィルムが良好な手切れ性を発現するためには、最も低い融点を示す層(B)が実質的に分子配向がなく、最も高い融点を示す層(A)が分子配向を有していることが必要である。分子配向の程度については、複屈折率の測定、IR分析における吸光度の測定などの公知の方法によって確認できるが、簡便的には、引き裂く際の抵抗力の異方性の程度で判定することができる。
かかる積層構成とするには、2種類以上の融点の異なるポリエステル樹脂層が積層された未延伸積層フィルムを延伸後、熱処理して最も低い融点を示す層(B)の分子配向を解消させ、最も高い融点を示す層(A)の分子配向を残す方法や最も高い融点を示す層(A)となる一軸延伸フィルムに最も低い融点を示す層(B)となる未延伸フィルムを積層する方法などがある。
また、本発明の積層フィルムに於いて、好適な手切れ性を発現させるためには、フィルムの流れ方向(MD)及び幅方向(TD)の厚み変動率が10%以下とすることが必要であり、好ましくは5%以下である。厚みの変動率が10%を超えるとフィルムの厚い部分と薄い部分で手切れ性に差が生じ、開封性の異なったものとなる。また、加工の際に蛇行が生じたり、巻ズレやコブが生じたり、加工時に突発的な張力変動が生じた場合、薄い部分に応力が集中し、張力に耐えられず破断する恐れがある。
本発明において、流れ方向、及び幅方向の厚み変動率を10%以下とするために熱処理する際に、フィルムにタルミを生じさせること無く実施することが好ましい。熱処理する際にフィルムにタルミが生じた状態で行なうと、フィルムの収縮、或いは弛緩の度合いが異なり、又、テンター・プレナム風によるバタツキにより部分的に更に延伸され、フィルムの厚みが不均一なものとなる。
つまり、熱処理する際に、フィルムにタルミを生じさせること無く実施することによりフィルムにバタツキが生ぜず、溶融した層が、流れ方向、幅方向共に均一な収縮や弛緩を行なわせることが可能となる。タルミをなくす方法については後述する。
つまり、熱処理する際に、フィルムにタルミを生じさせること無く実施することによりフィルムにバタツキが生ぜず、溶融した層が、流れ方向、幅方向共に均一な収縮や弛緩を行なわせることが可能となる。タルミをなくす方法については後述する。
次に本発明のポリエステル系樹脂積層フィルムの製造方法について説明する。
本発明では、少なくとも2種類の融点の異なるポリエステル樹脂層が積層された未延伸積層フィルムを、最も高い融点を示す層(A)のガラス転移温度以上で最も低い融点を示す層(B)の融点以下の温度で少なくとも一軸延伸後、最も低い融点を示す層(B)の融点より5℃低い温度から最も高い融点を示す層(A)の融点未満の温度の間で熱処理し、次いで、該熱処理温度以下の温度で弛緩熱処理する方法が好ましい。
本発明では、少なくとも2種類の融点の異なるポリエステル樹脂層が積層された未延伸積層フィルムを、最も高い融点を示す層(A)のガラス転移温度以上で最も低い融点を示す層(B)の融点以下の温度で少なくとも一軸延伸後、最も低い融点を示す層(B)の融点より5℃低い温度から最も高い融点を示す層(A)の融点未満の温度の間で熱処理し、次いで、該熱処理温度以下の温度で弛緩熱処理する方法が好ましい。
以下に、フィルムのタルミやバタツキをなくす方法及びその作用について説明する。
まず、一般に延伸ポリエステルフィルムは、印刷やラミネート等の後加工時の安定性を向上させる為に、熱処理を行なう際に弛緩処理が行なわれる。通常行われる弛緩処理は、最大延伸後に、フィルムの幅に対して3〜5%程度延伸幅を狭めつつ、そのポリエステルフィルムの融点より20℃程度低い温度で熱処理を行なうことにより、延伸時の応力を除去し、加工時の加熱に対して寸法安定性を与えるものである。
しかしながら、本発明に於いては、融点の異なる、少なくとも2種類以上のポリエステル樹脂層が積層されてなるフィルムを延伸後、融点の最も高い層ともっとも低い層の間の温度で熱処理される為、実質的に融点の低い層が溶融状態となっており、溶融した層は、延伸応力を有しておらず、熱処理の際の収縮応力がほとんど存在しない。その為、通常の延伸ポリエステルフィルムと同様に弛緩処理を行ないつつ熱処理を行なうと、フィルムにタルミが生じ、高い融点を有する層の収縮力により収縮する部位と、フィルムの重量やプレナム風により伸ばされる部位が生じ、厚みが不均一なものとなってしまう。
まず、一般に延伸ポリエステルフィルムは、印刷やラミネート等の後加工時の安定性を向上させる為に、熱処理を行なう際に弛緩処理が行なわれる。通常行われる弛緩処理は、最大延伸後に、フィルムの幅に対して3〜5%程度延伸幅を狭めつつ、そのポリエステルフィルムの融点より20℃程度低い温度で熱処理を行なうことにより、延伸時の応力を除去し、加工時の加熱に対して寸法安定性を与えるものである。
しかしながら、本発明に於いては、融点の異なる、少なくとも2種類以上のポリエステル樹脂層が積層されてなるフィルムを延伸後、融点の最も高い層ともっとも低い層の間の温度で熱処理される為、実質的に融点の低い層が溶融状態となっており、溶融した層は、延伸応力を有しておらず、熱処理の際の収縮応力がほとんど存在しない。その為、通常の延伸ポリエステルフィルムと同様に弛緩処理を行ないつつ熱処理を行なうと、フィルムにタルミが生じ、高い融点を有する層の収縮力により収縮する部位と、フィルムの重量やプレナム風により伸ばされる部位が生じ、厚みが不均一なものとなってしまう。
そこで本発明においては、流れ方向及び幅方向の厚み変動率を10%以下とする為に、最も低い融点を示す層(B)の融点より5℃低い温度から最も高い融点を示す層(A)の融点未満の温度の間で熱処理(熱固定)し、次いで、該熱処理温度以下の温度で弛緩熱処理する方法を採用することが推奨される。
熱処理(熱固定)の温度は、好ましくは樹脂層(B)の融点以上で樹脂層(A)の融点未満の温度である。また、弛緩熱処理の温度は、熱処理(熱固定)の温度と同等から熱処理温度−20℃程度の温度範囲が好ましく、この範囲でできるだけ高いほうがより好ましい。さらに、弛緩熱処理の弛緩率は2〜4%以下程度でできるだけ小さくすることが好ましい。
本発明の製膜方法においては、弛緩処理温度が、一般的弛緩処理温度(約150℃〜190℃程度)より処理温度を上げることにより、未溶融状態の高融点層の収縮応力が増加してフィルムを緊張させることになるため、熱処理中のタルミやバタツキをなくすことができるようになる。
また、弛緩処理の割合をフィルムの収縮応力が小さくとも充分に追従できうる量に下げることで、フィルムのタルミをなくすることが可能になる。但し、弛緩処理を全く行なわない場合は、フィルムの熱収縮率が大きくなり、印刷、ラミネート等の加工の際の収縮が大きくなってしまう。
以上のように、本発明における積層フィルムでは、分子配向が少なくとも実質的に消失した層と、分子配向を維持した層が存在することで、フィルムの強度と手切れ性を両立させることができ、また、層構成や熱固定の状態などを制御することで手切れ性をコントロールすることができる。
本発明のポリエステル系樹脂積層フィルムは、本発明の効果を阻害しない範囲で、公知の各種添加材、例えば滑剤、顔料、酸化防止剤、帯電防止剤等が添加されていてもよい。
次に、本発明のフィルムの具体的製造法の一例を説明する。
高い融点を有する側のポリエステル樹脂層(A)及び低い融点を有するポリエステル樹脂層(B)に用いる樹脂をそれぞれ調製し、それぞれを別の2台の押出機に供給し、それぞれの融点以上の温度で溶融押し出しし、複合アダプターを通過させ、2種3層(A/B/A)として口金より押し出し冷却固化させて未延伸積層フィルムを成形する。
高い融点を有する側のポリエステル樹脂層(A)及び低い融点を有するポリエステル樹脂層(B)に用いる樹脂をそれぞれ調製し、それぞれを別の2台の押出機に供給し、それぞれの融点以上の温度で溶融押し出しし、複合アダプターを通過させ、2種3層(A/B/A)として口金より押し出し冷却固化させて未延伸積層フィルムを成形する。
ここでいう未延伸積層フィルムとは、複数の押出機等の中で、融点以上の温度で別々に溶融し、ダイス出口から押し出して成形した未延伸フィルム同士を加温状態でラミネートする方法が挙げられる。別の方法としては一方の未延伸フィルムの表面に、他方の溶融フィルムを溶融ラミネートする方法がある。さらに別の方法としては共押し出し法により積層した状態でダイス出口より押し出して未延伸フィルムを成形する方法がある。
このように得られた未延伸積層フィルムをポリエステル樹脂層(A)のガラス転移温度以上、ポリエステル樹脂層(B)の融点未満の温度で二軸延伸を行なう。この際の延伸倍率は延伸面積で2〜30倍、好ましくは9〜16倍である。また延伸方式は逐次二軸延伸でも同時二軸延伸でもよい。
このように得られた積層フィルムについて、ポリエステル樹脂層(B)の融点−5℃以上、好ましくはポリエステル樹脂層(B)の融点以上、且つポリエステル樹脂層(A)の融点未満の温度で熱固定を行ない、さらに、フィルムにタルミやバタツキを発生させないように、上述のような弛緩熱処理を行なう。
本発明におけるフィルムロールはフィルムを巻き取りコアに幅300mm以上、長さ500m以上を巻取ってなる熱収縮性フィルムロールを対象とする。幅が300mmに満たないフィルムロールや、長さ500mに満たないフィルムロールは、工業的に利用価値の低いものであり好ましくない。本発明でのフィルムロールの幅は500mm以上が、又、フィルムロールの長さは1000m以上がより好ましいが、加工時の印刷版の幅、或いは貼り合わせるアルミ箔やシーラントフィルムの幅、長さにより決定される。又、本発明における巻取りコアとは、フィルムロールの巻芯となる3インチ、6インチ、8インチ等の紙管、プラスチックコア、金属製コアのことを示す。
以下、実施例により本発明を説明する。実施例および比較例における評価方法は以下のとおりである。
(a)厚み変動率
得られた長さ1000m、幅800mmのフィルムが巻回されたフィルムロールについて、フィルムロールの巻き表層部分から2m以内に1番目の試料切り出し部を、また、フィルムの巻き芯部分から2m以内に最終の切り出し部を設けると共に、巻長を9等分するように試料切り出し部を設け、合計10水準の厚み測定用サンプルを得た。
得られた長さ1000m、幅800mmのフィルムが巻回されたフィルムロールについて、フィルムロールの巻き表層部分から2m以内に1番目の試料切り出し部を、また、フィルムの巻き芯部分から2m以内に最終の切り出し部を設けると共に、巻長を9等分するように試料切り出し部を設け、合計10水準の厚み測定用サンプルを得た。
それぞれの切り出し部よりn番目の試料として、幅方向にロール全幅、長手方向に5cm程度の試料T(n)を切り出し、T(n)の長辺方向に均等間隔で10ヶ所の厚みをダイヤルゲージを用いて厚みを測定し、測定点(n)に於ける最大値T(n)−MAX、最小値T(n)−MIN、及び平均値T(n)−AVEを求めた。
次いで、10水準に於ける最大値の平均(T−max)、最小値の平均(T−min)、及び平均値の平均(T−ave)を求め、下記計算式にて厚み変動率Rを求めた。
厚み変動率(R)=((T−max)−(T−min))/(T−ave)×100
厚み変動率(R)=((T−max)−(T−min))/(T−ave)×100
(b)手切れ性
官能テストで行い、当該ポリエステルフィルム//7μmアルミニウム箔/20μm押出しHDPE とした後、ヒートシールにて製袋し、ヒートシール部分を手で切断した時の切れ方で評価した。
○:任意の方向に容易に手で切断でき、サンプルのいずれの場所も同様に切れるもの
×:容易に手で切断できないもの、或いは、切れ方に方向性を有するもの、またはサンプル間或いはサンプルの位置により手切れ性に差があるもの
尚、評価用試料は、厚み変動率の試料と同様に、巻長に対し、均等に分割した10ヶ所から採取した試料を用いた。
官能テストで行い、当該ポリエステルフィルム//7μmアルミニウム箔/20μm押出しHDPE とした後、ヒートシールにて製袋し、ヒートシール部分を手で切断した時の切れ方で評価した。
○:任意の方向に容易に手で切断でき、サンプルのいずれの場所も同様に切れるもの
×:容易に手で切断できないもの、或いは、切れ方に方向性を有するもの、またはサンプル間或いはサンプルの位置により手切れ性に差があるもの
尚、評価用試料は、厚み変動率の試料と同様に、巻長に対し、均等に分割した10ヶ所から採取した試料を用いた。
(c)固有粘度
チップサンプル0.1gを精秤し、25mlのフェノール/テトラクロロエタン=6/4(質量比)の混合溶媒に溶解し、オストワルド粘度計を用いて30℃で測定した。なお、測定は3回行い、その平均値を求めた。
チップサンプル0.1gを精秤し、25mlのフェノール/テトラクロロエタン=6/4(質量比)の混合溶媒に溶解し、オストワルド粘度計を用いて30℃で測定した。なお、測定は3回行い、その平均値を求めた。
(実施例1)
テレフタル酸−イソフタル酸−エチレングリコールからなる、融点が221℃、極限粘度0.64dl/gのポリエステル樹脂98重量%と、テレフタル酸−エチレングリコール−ポリテトラメチレングリコールからなる、融点が200℃、極限粘度0.76dl/gのエラストマー2重量%からなる層(B)とテレフタル酸−エチレングリコールからなる、融点が265℃、極限粘度0.62dl/gのポリエステル樹脂(A)を、おのおの285℃の温度で別々の押出し機により溶融し、この溶融体を複合アダプターで合流させた後にTダイより押出し、冷却ドラムで急冷して(A/B/A)構成の3層の未延伸積層フィルムを得た。
テレフタル酸−イソフタル酸−エチレングリコールからなる、融点が221℃、極限粘度0.64dl/gのポリエステル樹脂98重量%と、テレフタル酸−エチレングリコール−ポリテトラメチレングリコールからなる、融点が200℃、極限粘度0.76dl/gのエラストマー2重量%からなる層(B)とテレフタル酸−エチレングリコールからなる、融点が265℃、極限粘度0.62dl/gのポリエステル樹脂(A)を、おのおの285℃の温度で別々の押出し機により溶融し、この溶融体を複合アダプターで合流させた後にTダイより押出し、冷却ドラムで急冷して(A/B/A)構成の3層の未延伸積層フィルムを得た。
該未延伸積層フィルムを先ず縦方向に95℃で3.8倍、次いで横方向に110℃で4.0倍に延伸した後、225℃で熱固定を行ない、3%の弛緩を行ないつつ220℃の温度で熱処理を行った。このようにして、A層の厚みの合計が3.0μmである16μmのフィルムを1000m以上に亘って連続的に製膜した。
得られたフィルムを幅800mm、長さ1000mにスリットして、3インチ紙管に巻き取り、易引き裂き性フィルムロールを得た。
得られたフィルムの平均厚み(T−ave)は16.2μm、最大値の平均(T−max)は16.5μm、最小値の平均(T−min)は15.8μmであり、上述の式より求めた厚み変動率(R)は4.3%であった。
得られたフィルムを幅800mm、長さ1000mにスリットして、3インチ紙管に巻き取り、易引き裂き性フィルムロールを得た。
得られたフィルムの平均厚み(T−ave)は16.2μm、最大値の平均(T−max)は16.5μm、最小値の平均(T−min)は15.8μmであり、上述の式より求めた厚み変動率(R)は4.3%であった。
得られたフィルムは手切れ性に優れ、いずれのサンプルも同様な手切れ性を示した。フィルム特性を表2に示す。
(実施例2)
実施例1と同じ原料、層構成にて未延伸積層フィルムを作成し、縦方向の運新方法を、先ず95℃で1.4倍延伸した後110℃で2.7倍延伸する2段延伸法を用いた以外は、実施例1と同様に横延伸、熱固定、弛緩処理を実施してフィルムを得た。得られたフィルムは流れ方向に延伸ムラが確認でき、平均厚み(T−ave)は15.9μm、最大値の平均(T−max)は16.6μm、最小値の平均(T−min)は15.2μm、厚み変動率(R)は8.8%であった。
実施例1と同じ原料、層構成にて未延伸積層フィルムを作成し、縦方向の運新方法を、先ず95℃で1.4倍延伸した後110℃で2.7倍延伸する2段延伸法を用いた以外は、実施例1と同様に横延伸、熱固定、弛緩処理を実施してフィルムを得た。得られたフィルムは流れ方向に延伸ムラが確認でき、平均厚み(T−ave)は15.9μm、最大値の平均(T−max)は16.6μm、最小値の平均(T−min)は15.2μm、厚み変動率(R)は8.8%であった。
得られたフィルムは手切れ性に優れ、いずれのサンプルの手切れ性も差異を感じなかった。特性を表2に示す。
(比較例1)
弛緩処理の割合を5%とした以外は実施例1と同じ原料、方法でフィルムを得た。得られたフィルムは横延伸出口部分でばたついており、平均厚み(T−ave)は16.1μm、最大値の平均(T−max)は16.9μm、最小値の平均(T−min)は15.1μm、厚み変動率(R)は11.2%であった。得られたフィルムは手切れ性に優れていたが、厚みの薄い部分と厚い部分とで手切れ性も差異を感じられた。フィルム特性を表2に示す。
弛緩処理の割合を5%とした以外は実施例1と同じ原料、方法でフィルムを得た。得られたフィルムは横延伸出口部分でばたついており、平均厚み(T−ave)は16.1μm、最大値の平均(T−max)は16.9μm、最小値の平均(T−min)は15.1μm、厚み変動率(R)は11.2%であった。得られたフィルムは手切れ性に優れていたが、厚みの薄い部分と厚い部分とで手切れ性も差異を感じられた。フィルム特性を表2に示す。
(比較例2)
弛緩処理の割合を8%とした以外は実施例1と同じ原料、方法でフィルムを得た。得られたフィルムは横延伸出口部分でばたついており、平均厚み(T−ave)は16.4μm、最大値の平均(T−max)は17.5μm、最小値の平均(T−min)は15.1μm、厚み変動率(R)は14.6%であった。得られたフィルムは手切れ性に優れていたが、厚みの薄い部分と厚い部分とでの手切れ性の差異が激しかった。フィルム特性を表2に示す。
弛緩処理の割合を8%とした以外は実施例1と同じ原料、方法でフィルムを得た。得られたフィルムは横延伸出口部分でばたついており、平均厚み(T−ave)は16.4μm、最大値の平均(T−max)は17.5μm、最小値の平均(T−min)は15.1μm、厚み変動率(R)は14.6%であった。得られたフィルムは手切れ性に優れていたが、厚みの薄い部分と厚い部分とでの手切れ性の差異が激しかった。フィルム特性を表2に示す。
実施例1、2、比較例1、2より明らかなように、流れ方向及び幅方向の厚み変動率が10%以下である本発明のポリエステル系樹脂積層フィルムは、優れた手切れ性を有し、且つフィルム中においてその特性に変動が無く均一な製袋製品が得られる事が解る。
本発明のポリエステル系樹脂フィルムは、透明性、耐熱性、保香性、耐水性等のポリエステル本来の特性を失うことなく実用面の特性を維持し、良好な手切れ性を具備し、且つ手切れ性のバラツキが無く、均一な特性を有し、包装用フィルムやテープ用フィルムとして、或いはPTP包装や飲料のパックの開封口などとして、幅広い用途分野に利用する事ができ、産業界に寄与する事が大である。
Claims (3)
- 少なくとも2種類の融点の異なるポリエステル樹脂層が積層されてなり、最も高い融点を示す層(A)と最も低い融点を示す層(B)の融点の差が10℃以上で、最も低い融点を示す層(B)が実質的に分子配向がなく、最も高い融点を示す層(A)が分子配向を有し、かつ積層フィルムの流れ方向及び幅方向の厚み変動率が10%以下であることを特徴とする手切れ性に優れたポリエステル系樹脂積層フィルム。
- 前記積層フィルムが、幅300mm以上、長さ500m以上であることを特徴とする請求項1に記載の手切れ性に優れたポリエステル系樹脂積層フィルム。
- 少なくとも2種類の融点の異なるポリエステル樹脂層が積層された未延伸積層フィルムを、最も高い融点を示す層(A)のガラス転移温度以上で最も低い融点を示す層(B)の融点以下の温度で少なくとも一軸延伸後、最も低い融点を示す層(B)の融点より5℃低い温度から最も高い融点を示す層(A)の融点未満の温度の間で熱処理し、次いで、該熱処理温度以下の温度で弛緩熱処理することを特徴とする手切れ性に優れたポリエステル系樹脂積層フィルムの製造方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2003
- 2003-12-24 JP JP2003426247A patent/JP2005178310A/ja active Pending
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