JP2005178053A - インクジェットヘッド、インクジェット記録装置、液滴吐出装置、インクジェットヘッドの製造方法、インクジェットヘッドの配線接続方法および配線接続構造 - Google Patents

インクジェットヘッド、インクジェット記録装置、液滴吐出装置、インクジェットヘッドの製造方法、インクジェットヘッドの配線接続方法および配線接続構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2005178053A
JP2005178053A JP2003418843A JP2003418843A JP2005178053A JP 2005178053 A JP2005178053 A JP 2005178053A JP 2003418843 A JP2003418843 A JP 2003418843A JP 2003418843 A JP2003418843 A JP 2003418843A JP 2005178053 A JP2005178053 A JP 2005178053A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
inkjet head
ink jet
electrode terminal
wiring connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003418843A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4333353B2 (ja
Inventor
Masahiro Fujii
正寛 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2003418843A priority Critical patent/JP4333353B2/ja
Publication of JP2005178053A publication Critical patent/JP2005178053A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4333353B2 publication Critical patent/JP4333353B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

【課題】 インクジェットヘッドの多ノズル化・高密度化に対応可能で、高い接続の信頼性を有し、またコスト低減が可能なインクジェットヘッド、インクジェット記録装置、液滴吐出装置、インクジェットヘッドの製造方法、インクジェットヘッドの配線接続方法および配線接続構造を提供する。
【解決手段】 振動板111を有する第1の基板11と、前記振動板111に対向配置される対向電極122を有し、前記第1の基板11に接合される第2の基板12とを備え、前記対向電極122に接続される個別電極端子15を前記第1の基板11の表面に設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、主に配線接続構造の改良に係るインクジェットヘッド、インクジェット記録装置、液滴吐出装置、インクジェットヘッドの製造方法、インクジェットヘッドの配線接続方法および配線接続構造に関する。
静電アクチュエータ方式の代表例であるインクジェットヘッドは、通常、3枚の基板を積層した構造をしており、そのうち中間のシリコン基板からなるキャビティ基板には底壁を振動板とする個別インク室が形成され、このキャビティ基板の裏面に接合されるアクチュエータ基板には上記振動板に対向して対向電極が形成される。そして、キャビティ基板の端部には共通電極が、またアクチュエータ基板の端部には対向電極に接続された個別電極端子が、それぞれ形成され、これらの共通電極と個別電極端子に、インクジェットヘッドを駆動するための駆動回路を有するフレキシブル基板(FPC:Flexible Print Circuit)が接続される。このため、共通電極と個別電極端子は、同一平面内には存在せず、通常キャビティ基板の厚さ分に相当する段差を有する。また、共通電極および個別電極端子とフレキシブル基板の電極端子とは、例えば異方性導電接着剤を用い熱圧着することにより接続される。したがって、段差があるために異方性導電接着剤を用いた接続作業は極めて慎重に行う必要があるだけでなく、共通電極部と個別電極端子部を別々の熱圧着条件でに2段階に分けて接続しなければならないため、接続作業が容易ではない。さらに、この接続作業はインクジェットヘッドの多ノズル化・高密度化に伴い、ますます困難になってきており、かつ接続の信頼性にも影響が大きいものとなっている。
かかる現状に鑑み、フレキシブル基板などの配線基板を必要としないインクジェットヘッドの配線接続構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この配線接続構造は、アクチュエータ基板(電極基板)の裏面に個別電極に導通するバンプを形成するものである。
特開平11−320873号公報
しかし、特許文献1に開示されたインクジェットヘッドの配線接続構造では、アクチュエータ基板(電極基板)の裏面に接続端子を集約するためには、キャビティ基板の共通電極およびアクチュエータ基板の表面に形成された対向電極にそれぞれ接続するための貫通穴、並びにその穴を通して引き出される引き出し電極をアクチュエータ基板の裏面に形成する必要がある。そのため、工程数が多くなり加工コストが上がる。また、アクチュエータ基板の表裏面における接続の信頼性の面で問題がある。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたもので、インクジェットヘッドの多ノズル化・高密度化に対応可能で、高い接続の信頼性を有し、またコスト低減が可能なインクジェットヘッド、インクジェット記録装置、液滴吐出装置、インクジェットヘッドの製造方法、インクジェットヘッドの配線接続方法および配線接続構造を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1の発明は、振動板を有する第1の基板と、前記振動板に対向配置される対向電極を有し、前記第1の基板に接合される第2の基板とを備え、前記対向電極に接続される個別電極端子を前記第1の基板の表面に設けたことを特徴とするインクジェットヘッドとするものである。
すなわち、本発明のインクジェットヘッドは、個別電極端子を共通電極部と同じ基板である第1の基板の表面に設けたことに特徴を有する。もちろん、個別電極端子は個々に絶縁されている。このように構成することにより、外部駆動回路を構成するフレキシブル基板との接続が平面的に行えるため、接続作業が容易となる。接続の信頼性も高まり、また配線接続部の加工も容易なため加工コストの低減が可能となる。
請求項2の発明では、前記個別電極端子は、前記第1の基板に形成され絶縁された貫通穴と、該貫通穴に充填された導電性材料からなる導体ポストとからなるものとする。
本発明では、スルーホール(貫通穴)とスルーホールを導電性材料で埋めたビア(導体ポスト)とで個別電極端子を構成する。これによって、第2の基板上の対向電極の電極端子を第1の基板上に引き出すことができる。
請求項3の発明では、前記個別電極端子が形成される前記第1の基板の基板端部を薄肉に形成する。
個別電極端子を形成する部分の基板端部の厚さを他の部分より薄くすることにより、バネ性を利用して個別電極端子を対向電極の電極端子に押し付け気味にすることができるため、接続の信頼性が向上する。
請求項4の発明では、前記第1の基板の基板端部は、周囲にコ字状に形成された厚肉部分を有するものである。
この構成によって、周囲のコ字状の厚肉部で補強されているため、薄肉の基板端部を強度的に強いものとすることができる。また、一端が開放されているため、フレキシブル基板との接続を平面的に行うことができる。
請求項5の発明では、前記個別電極端子および該個別電極端子の外側に配置される共通電極部をほぼ同じ厚さで前記第1の基板の表面上に形成する。
この構成によって、例えば異方性導電接着剤を用いる接続の場合、個別電極端子および共通電極ともに、ほぼ同じ熱圧着条件でフレキシブル基板と接続することができる。したがって、接続作業がきわめて容易かつ確実に行うことができるため、インクジェットヘッドの多ノズル化・高密度化に十分に対応することが可能となる。
請求項6の発明では、前記第2の基板の周縁部に前記第1の基板と接合するための第1の段差部を設け、該第1の段差部で囲まれた内側に前記対向電極を配置する。
すなわち、第1の基板と第2の基板を第1の段差部を介して接合することによって、内部に配置された対向電極の部分を気密に封止することができ、湿気や埃などの侵入を防ぐことができるため、アクチュエータ部の耐久性が向上するとともに、個別電極端子と対向電極の接続部の信頼性が向上する。
請求項7の発明では、前記第1の段差部より低く前記対向電極が配置される溝部よりも高い位置に第2の段差部を設け、該第2の段差部に前記個別電極端子が接触する前記対向電極の電極端子を設ける。
第2の段差部により、個別電極端子と対向電極の電極端子間のギャップを小さくすることによって、個別電極端子の突出量(第1の基板の裏面からの突出量)を小さくすることができ、接続の信頼性がより向上する。
請求項8の発明は、請求項1乃至7のいずれかに記載のインクジェットヘッドを備えたことを特徴とするインクジェット記録装置である。
上記のようなインクジェットヘッドを備えたインクジェット記録装置であるので、多ノズル化・高密度化に対応可能で、かつ高い信頼性を有し、高印字品質の記録が可能となる。
請求項9の発明は、請求項1乃至7のいずれかに記載のインクジェットヘッドを液滴吐出ヘッドとすることを特徴とする液滴吐出装置である。
すなわち、上記のインクジェットヘッドを液滴吐出ヘッドとすることにより、工業上有用な液滴吐出装置が得られる。
請求項10の発明は、シリコン基板にエッチングにより貫通穴を形成する工程と、該貫通穴の内面に絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜が形成された貫通穴に導電性材料を充填する工程と、前記シリコン基板の表裏面に露出する導体ポストを形成する工程とを有することを特徴とするインクジェットヘッドの製造方法である。
この製造方法により、前述した本発明の高密度のインクジェットヘッドを高精度にかつ安価に製造することができる。
請求項11の発明は、シリコン基板の裏面からエッチングにより未貫通の穴を形成する工程と、該穴の内面に絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜が形成された穴に導電性材料を充填する工程と、前記シリコン基板の表面からエッチングを施し基板厚さを部分的に減少させて、その部分の表裏面に露出する導体ポストを形成する工程とを有することを特徴とするインクジェットヘッドの製造方法である。
本発明の製造方法は、最初は未貫通穴に導電性材料を埋めた形で導体ポストを形成しておき、その部分の基板厚さをエッチングで減ずることにより、導体ポストを貫通状態に形成するものである。この製造方法によっても請求項9の発明と同様の効果がある。
請求項12の発明では、前記導体ポストおよび振動板が形成されたシリコン基板と、前記振動板に対向する対向電極が形成されたガラス基板とを陽極接合すると同時に、前記導体ポストと対向電極とを導通させるものである。
シリコン基板とガラス基板の陽極接合と同時に、導体ポストと対向電極が接触して導通するので、対向電極の電極端子を導体ポストを介してシリコン基板の表面上に引き出すことができる。
請求項13の発明では、前記シリコン基板とガラス基板の陽極接合と同時に、前記第1の基板と第2の基板間のギャップ部を気密に封止するものである。したがって、接着剤による封止工程は不要となり、また陽極接合による封止のため、アクチュエータ部の耐久性が向上し、接続の信頼性も向上する。
請求項14の発明では、前記導体ポストは、導電性材料の金属メッキ法、蒸着法、またはインクジェット法により形成する。
これらの充填方法を用いることによって、微小な導体ポストを高精度につくることができる。
請求項15の発明は、インクジェットヘッドとフレキシブル基板とを電気的に接続する方法において、振動板を有する第1の基板の表面上に、共通電極部と、前記振動板に対向し第2の基板上に配置された対向電極と導通する個別電極端子とが形成され、前記共通電極部および個別電極端子をほぼ同一平面上において前記フレキシブル基板と接続することを特徴とするインクジェットヘッドの配線接続方法である。
これにより、インクジェットヘッドの電極端子(共通電極部および個別電極端子)とフレキシブル基板の電極端子(共通電極部および個別電極端子)とが平面的に接続されるので、接続作業が容易かつ確実であり、接続の信頼性が向上する。
請求項16の発明では、異方性導電接着剤を用いて熱圧着することによりインクジェットヘッドとフレキシブル基板を接続する。
異方性導電接着剤を用いることにより、高密度の接続が可能であり、また平面的な接続であるため、共通電極部および個別電極端子をほぼ同じ熱圧着条件で接続することができる。
請求項17の発明は、フレキシブル基板と電気的に接続されるインクジェットヘッドの配線接続部において、振動板を有する第1の基板の表面上に、共通電極部と、前記振動板に対向し第2の基板上に配置された対向電極と導通する個別電極端子とがほぼ同一平面上に形成されていることを特徴とするインクジェットヘッドの配線接続構造である。
この構成により、フレキシブル基板との接続が容易で、信頼性に優れた接続が可能となる。
請求項18の発明では、前記共通電極部および個別電極端子が形成される前記配線接続部の基板厚さを薄くする。
この構成により、配線接続部の基板部分のバネ性が向上し、個別電極端子と対向電極の接触状態を安定的に保持することができる。
以下、本発明の実施の形態の一例をその代表例であるインクジェットヘッドについて、図面に基づいて説明する。ただし、以下の説明は本発明を限定するものでなく、したがって本発明はフェイスエジェクトタイプやエッジエジェクトタイプのインクジェットヘッドに限らず、ノズルより液滴を吐出するあらゆる種類・形式の吐出ヘッド(例えば、遺伝子チップ作製用のヘッド、カラーフィルタ作製用のヘッド、半導体ディバイス作製用のヘッドなど)に適用できるものであることはいうまでもない。また、ここでは静電アクチュエータ方式のインクジェットヘッドについて説明するが、圧力発生手段としてはこの方式に限らず、ピエゾ方式やバブル方式等にも適用できるものである。
図1は本発明のインクジェットヘッドの概要を示す断面斜視図であり、併せてこのインクジェットヘッドに接続されるフレキシブル基板が示されている。なお、他方側のフレキシブル基板は図示を省略されている。また、ここではフェイスエジェクトタイプのインクジェットヘッドを示している。図2はインクジェットヘッドの分解斜視図、図3は図1のA−A拡大断面図、図4は個別電極端子部分の断面図、図5はインクジェットヘッドの配線接続部の平面図である。また、図6はインクジェットヘッドとフレキシブル基板の接続状態を示す拡大断面図である。
このインクジェットヘッド10は、3枚の基板11、12、13を接合した積層構造となっており、この例では、両方の基板端部において、それぞれフレキシブル基板20と電気的に接続される電極端子からなる配線接続部14を有している。インクジェットヘッド10の配線接続部14の電極端子は、複数の細かいピッチで配列される個別電極端子15と、これら個別電極端子15の配置部の片側または両側の外端部に配置される共通電極部16とから構成されている。また、個別電極端子15および共通電極部16はキャビティ基板(第1の基板)11の表面にほぼ同一平面上に形成されている。
さらに詳しく説明すると、シリコン基板からなる中間のキャビティ基板(第1の基板)11には、図1乃至図3に示すように、エッチングにより凹部を形成することにより、底壁を振動板111とする独立した個別インク室112と、この個別インク室112に流路132を介して連通する共通インク室(リザーバ)113が形成されている。共通インク室113には下側のアクチュエータ基板(第2の基板)12に設けられたインク供給穴126を通じて外部のインクタンク(図示せず)よりインクが供給されるようになっている。
キャビティ基板11の両方の基板端部114は、本体部分より薄厚に形成されており、この薄厚の基板端部114に上記配線接続部14の電極端子(個別電極端子15および共通電極部16)が形成される。なお、配線接続部14の基板厚さは薄くなっており強度的に弱いので、両側に厚肉のリブ部115を設けることが好ましい。したがって、実際の配線接続部14の電極端子は、両側のリブ部115と共通インク室112の壁部分116とで囲まれた上から見てコ字状の、薄肉に凹んだ部分に形成される。
上記個別電極端子15は、図3、図4に示すように、この薄肉の基板端部114を貫通し個々に絶縁膜(SiO2酸化膜)153で絶縁された貫通穴151と、この貫通穴151を例えば銅や銀ペースト等の導電性材料で埋めて形成される導体ポスト(すなわち、ビアポストあるいはビア)152とから構成されている。この導体ポスト152の上下端は薄肉の基板端部114の表裏面に露出している。さらに、導体ポスト152の下端部は後述する対向電極に接触して接続する接触部154となっており、上端部はインクジェットヘッド10の駆動回路を構成するフレキシブル基板20に接続される端子部155となっている。接触部154の裏面絶縁膜153からの突出量Aは10〜500nmとしており、端子部155の表面絶縁膜153からの突出量B、すなわち端子部155の厚さは共通電極部16とほぼ同じ厚さ(例えば、1μm程度)としている。なお、端子部155の平面形状は特に限定されるものではなく、矩形、円形、その他適当な形状とされる。
このように、個別電極端子15と共通電極部16は基板端部114においてほぼ同一平面上に形成されているので、加工が容易であるとともに、異方性導電接着剤を用いるフレキシブル基板20との接続にあたっても1回の熱圧着工程で全端子の接続が可能なので配線接続作業が容易である。
キャビティ基板(第1の基板)11の下面に接合されるアクチュエータ基板(第2の基板)12は、ホウ珪酸系ガラスから構成されており、このアクチュエータ基板12には上記振動板111のそれぞれに対向する位置に溝部121が形成されており、この溝部121の底面に所定のギャップG1を介して振動板111に対向するようにITO(Indium Tin Oxide)などの透明電極からなる対向電極122が配置されている。対向電極122はアクチュエータ基板12の端部まで延び、上記導体ポスト152と導通する電極端子123となっている。したがって、対向電極122の電極端子123をこれに導通する導体ポスト152を介してキャビティ基板11の表面上に引き出すことができる。
アクチュエータ基板12の周縁部にはキャビティ基板11と接合するための第1の段差部124が形成されており、上記対向電極122の電極端子123は第1の段差部124の上面より低い位置に形成されている。さらに、電極端子123と導体ポスト152との接続用ギャップG2はなるべく小さいことが適しており、そのため接続用ギャップG2は振動板111と対向電極122間のギャップG1より小さくなっている(G1>G2)。すなわち、対向電極122の電極端子123は、接合用の第1の段差部124よりも低く、対向電極122が形成される溝部121よりも高い位置にある第2の段差部125に形成されている。第1の段差部124でキャビティ基板11とアクチュエータ基板12を陽極接合することによって、キャビティ基板11とアクチュエータ基板12間のギャップ部、すなわち振動板111と対向電極122間のギャップ部、ならびに個別電極端子15が配置された上記基板端部114と対向電極122の電極端子123が配置された第2の段差部124間のギャップ部を気密に封止している。そのため、アクチュエータ部への湿気や埃などの侵入を確実に防止することができる。
キャビティ基板11の上に接合されるノズル基板(第3の基板)13はシリコン基板からなり、上記個別インク室112のそれぞれに連通しインク液滴を吐出するためのノズル131と、上記流路132を形成するための溝部と、共通インク室113の上側に当たる部分にダイヤフラム部133が形成されている。
キャビティ基板11とアクチュエータ基板12は陽極接合法により接合される。また、キャビティ基板11とノズル基板13は直接接合法により接合される。このとき、キャビティ基板11とアクチュエータ基板12は周縁部を上記第1の段差部124で接合されているため、各々の個別電極端子15およびこの個別電極端子15が接触して導通する対向電極122の電極端子123全体は第1の段差部124で囲まれた内側に存在するので、従来のように接着剤でギャップG1の開放端を封止する必要はない。したがって、ギャップG1の接着剤による封止工程を省くことができるので、製造コストの削減が可能である。また、キャビティ基板11とアクチュエータ基板12は陽極接合により封止されるので、アクチュエータ部の気密封止を確実に行うことが可能となりアクチュエータの耐久性が向上する。加えて、対向電極122と個別電極端子15の接続信頼性が向上する。
また、キャビティ基板11とアクチュエータ基板12の接合と同時に、個別電極端子15と対向電極122の電極端子123との導通が行われ、しかも個別電極端子15を設けたキャビティ基板11の基板端部114は他の部分よりも薄くなっているので、基板端部114の弾性力により個別電極端子15を電極端子123の表面に常に押し付け気味にすることができ、上記導通の信頼性が向上する。
このインクジェットヘッド10に接続され、外部駆動回路を構成するフレキシブル基板20は、図1に示すように、インクジェットヘッド10の個別電極端子15のそれぞれに接続される個別電極端子21と、両側の共通電極部16のそれぞれに接続される共通電極部22と、さらに制御回路として駆動するIC23と、外部から電源および信号の供給を行うための電極24を備えている。
インクジェットヘッド10の電極端子(個別電極端子15、共通電極部16)と可撓性基板20の電極端子(個別電極端子21、共通電極部22)は、図6に示すように、異方性導電接着剤30を介して熱圧着することにより接続される。
異方性導電接着剤30は、接着剤中に、金、カーボンやニッケル等の導電性微粒子を分散したもので、予め可撓性基板20の個別電極端子21および共通電極部22の表面に所定の厚みで塗布されている。
接続にあたっては、図示しない熱圧着接続装置にインクジェットヘッド10をセットし、その上に可撓性基板20を顕微鏡を用いて正確に位置決めして(アライメントマークによる位置決めにより)セットする。ついで、個別電極端子部および共通電極部の熱圧着条件(温度、加圧力、加圧量、加圧時間)を設定し熱圧着を行う。
このようにして、インクジェットヘッド10の個別電極端子15と可撓性基板20の個別電極端子21とを、またインクジェットヘッド10の両側の共通電極部16と可撓性基板20の両側の共通電極部22とを、異方性導電接着剤30を介してほぼ同じ熱圧着条件で同時に接続される。したがって、インクジェットヘッド10とフレキシブル基板20との接続作業を容易かつ確実に行うことができる。
以上のように構成されたインクジェットヘッド10の動作を簡単に説明すると、図1、図3に示すように、IC23によって制御される電圧印加手段18によってインクジェットヘッド10の個別電極端子15と共通電極部16の間に駆動電圧が印加されると、圧力発生手段である振動板111と対向電極122間に静電気力が発生し、この静電気力によって振動板111は対向電極122側に引きつけられ、個別インク室112の容積が増加する。ついで、駆動電圧をオフにすると、振動板111は弾性力で復元し、個別インク室112の容積を急減に減少させるため、そのときの個別インク室112内の圧力によってインク液滴をノズル131より吐出させる。そして、個別インク室112内には共通インク室113からインクが流路132を通じて補給され、次の吐出動作に移る。
次に、本発明のインクジェットヘッドの製造方法、特にキャビティ基板(第1の基板)11の製造方法を図7の工程図に従って説明する。
(1)厚さ180μmのシリコン基板50の片面(裏面)から、エッチングストップによって振動板111を形成するためのボロンを拡散し、シリコン基板50全面にエッチングマスクとなるSiO2酸化膜52を形成する(図7(a))。なお、振動板111の厚さ、すなわちボロン拡散層51の厚さは2.2μmとしている。
(2)次に、高速RIE(Reactive Ion Etching:反応性イオンエッチング)やICP(Inductively Coupled Plasma:誘導結合プラズマ)加工等の異方性ドライエッチングにより、基板のボロン拡散面に垂直な穴53を形成し、再度穴53の内面にSiO2酸化膜52を形成する。また、穴53の深さは30〜40μm程度としている。その後、穴53の内部を金属メッキやスパッタ等によりInや、Cu、Ag、Au等の金属で埋めて、これをパターニングして電極となる部分(電極部すなわち、導体ポスト)54を形成する。そして、シリコン基板50の表面からエッチングを行うために表面のSiO2酸化膜52にパターニングを施す。SiO2酸化膜52のパターニングでは厚みを2段として、エッチング深さを変えられるようにしている(図7(b))。これによって、前記ボロン拡散層51の表面でエッチングストップした時、個別インク室用の凹部55および共通インク室用の凹部56の深さが決定される。
(3)次に、上記凹部55、56を形成するためにエッチングを行う。まず、基板表面のSiO2酸化膜52が開口している窓部分をエッチングした後、SiO2酸化膜52の薄く形成した部分を剥離して更にエッチングを継続する(図7(c))。
(4)エッチングストップによってエッチングを終了する。この時点で、電極部(導体ポスト)54は基板表面に露出し、部分的に薄肉に形成された基板端部57を貫通した状態で電極部54が形成される。また、同じく基板表面には個別インク室を形成するための凹部55、および共通インク室を形成するための凹部56が形成される(図7(d))。その後、蒸着やスパッタ、プラズマCVD等により、共通電極部((図示せず)をこの薄肉の基板端部57表面にパターニングして形成する。
(5)基板表面にSiO2酸化膜58を形成して、凹部55、56の保護膜とし、その後電極部54および上記共通電極部の表面のSiO2酸化膜は、CF4等のドライエッチングにて除去する(図7(e))。また、この時点でキャビティ基板の加工を終了してもよく、さらに必要に応じて、図4に示したように、電極部54の上端部に共通電極部とほぼ同じ厚さで端子部59を形成してもよい。端子部59は、上記(4)の工程において共通電極部の形成と同時に行われ、例えば蒸着マスクを用いて蒸着後、それをパターニング後エッチングにて除去することで形成することができる。
なお、上記の製造工程では、電極部(導体ポスト)54は、シリコン基板に形成された未貫通穴(絶縁膜形成後の未貫通穴)53に導電性材料を充填した後、基板厚みをエッチングにより薄く減少させることで、基板の表裏面に貫通するように形成したが、最初から基板を貫通する貫通穴を形成し、その貫通穴の内面に絶縁膜(SiO2酸化膜)を施した後、この貫通穴に導電性材料を金属メッキ法やスパッタ法あるいはインクジェット法を用いて充填することにより電極部(導体ポスト)を形成するようにしてもよい。
本発明のインクジェットヘッドの概要を示す断面斜視図。 このインクジェットヘッドの分解斜視図。 図1のA−A拡大断面図。 個別電極端子部分の断面図。 インクジェットヘッドの配線接続部の平面図。 インクジェットヘッドとフレキシブル基板の接続状態を示す拡大断面図。 インクジェットヘッドのキャビティ基板の製造工程図。
符号の説明
10 インクジェットヘッド、11 キャビティ基板(第1の基板)、12 アクチュエータ基板(第2の基板)、13 ノズル基板(第3の基板)、14 配線接続部、15 個別電極端子、16 共通電極部、18 電圧印加手段、20 フレキシブル基板、21 個別電極端子、22 共通電極部、23 IC、24 電極、30 異方性導電接着剤、50 シリコン基板、51 ボロン拡散層、52 SiO2酸化膜、53 穴、54 電極部、55 凹部、56 凹部、57 基板端部、58 SiO2酸化膜、59 端子部、111 振動板、112 個別インク室、113 共通インク室、114 基板端部、115 リブ部、116 共通インク室の壁部分、121 溝部、122 対向電極、123 電極端子、124 第1の段差部、125 第2の段差部、126 インク供給穴、131 ノズル、132 流路、133 ダイヤフラム部、151 貫通穴、152 導体ポスト、153 絶縁膜、154 接触部、155 端子部。

Claims (18)

  1. 振動板を有する第1の基板と、前記振動板に対向配置される対向電極を有し、前記第1の基板に接合される第2の基板とを備え、前記対向電極に接続される個別電極端子を前記第1の基板の表面に設けたことを特徴とするインクジェットヘッド。
  2. 前記個別電極端子は、前記第1の基板に形成され絶縁された貫通穴と、該貫通穴に充填された導電性材料からなる導体ポストとからなることを特徴とする請求項1記載のインクジェットヘッド。
  3. 前記個別電極端子が形成される前記第1の基板の基板端部を薄肉に形成したことを特徴とする請求項1または2記載のインクジェットヘッド。
  4. 前記第1の基板の基板端部は、周囲にコ字状に形成された厚肉部分を有することを特徴とする請求項3記載のインクジェットヘッド。
  5. 前記個別電極端子および該個別電極端子の外側に配置される共通電極部がほぼ同じ厚さで前記第1の基板の表面上に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のインクジェットヘッド。
  6. 前記第2の基板の周縁部に前記第1の基板と接合するための第1の段差部を設け、該第1の段差部で囲まれた内側に前記対向電極を配置したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のインクジェットヘッド。
  7. 前記第1の段差部より低く前記対向電極が配置される溝部よりも高い位置に第2の段差部を設け、該第2の段差部に前記個別電極端子が接触する前記対向電極の電極端子を設けたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のインクジェットヘッド。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載のインクジェットヘッドを備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  9. 請求項1乃至7のいずれかに記載のインクジェットヘッドを液滴吐出ヘッドとすることを特徴とする液滴吐出装置。
  10. シリコン基板にエッチングにより貫通穴を形成する工程と、該貫通穴の内面に絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜が形成された貫通穴に導電性材料を充填する工程と、前記シリコン基板の表裏面に露出する導体ポストを形成する工程とを有することを特徴とするインクジェットヘッドの製造方法。
  11. シリコン基板の裏面からエッチングにより未貫通の穴を形成する工程と、該穴の内面に絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜が形成された穴に導電性材料を充填する工程と、前記シリコン基板の表面からエッチングを施し基板厚さを部分的に減少させて、その部分の表裏面に露出する導体ポストを形成する工程とを有することを特徴とするインクジェットヘッドの製造方法。
  12. 前記導体ポストおよび振動板が形成されたシリコン基板と、前記振動板に対向する対向電極が形成されたガラス基板とを陽極接合すると同時に、前記導体ポストと対向電極とを導通させることを特徴とする請求項10または11記載のインクジェットヘッドの製造方法。
  13. 前記シリコン基板とガラス基板の陽極接合と同時に、前記第1の基板と第2の基板間のギャップ部を気密封止することを特徴とする請求項10乃至12のいずれかに記載のインクジェットヘッドの製造方法。
  14. 前記導体ポストは、導電性材料の金属メッキ法、蒸着法、またはインクジェット法により形成することを特徴とする請求項10乃至13のいずれかに記載のインクジェットヘッドの製造方法。
  15. インクジェットヘッドとフレキシブル基板とを電気的に接続する方法において、振動板を有する第1の基板の表面上に、共通電極部と、前記振動板に対向し第2の基板上に配置された対向電極と導通する個別電極端子とが形成され、前記共通電極部および個別電極端子をほぼ同一平面上において前記フレキシブル基板と接続することを特徴とするインクジェットヘッドの配線接続方法。
  16. 異方性導電接着剤を用いて熱圧着することによりインクジェットヘッドとフレキシブル基板を接続することを特徴とする請求項15記載のインクジェットヘッドの配線接続方法。
  17. フレキシブル基板と電気的に接続されるインクジェットヘッドの配線接続部において、振動板を有する第1の基板の表面上に、共通電極部と、前記振動板に対向し第2の基板上に配置された対向電極と導通する個別電極端子とがほぼ同一平面上に形成されていることを特徴とするインクジェットヘッドの配線接続構造。
  18. 前記共通電極部および個別電極端子が形成される前記配線接続部の基板厚さを薄くしたことを特徴とする請求項17記載のインクジェットヘッドの配線接続構造。
JP2003418843A 2003-12-17 2003-12-17 インクジェットヘッド、インクジェット記録装置、液滴吐出装置、インクジェットヘッドの製造方法、インクジェットヘッドの配線接続方法および配線接続構造 Expired - Fee Related JP4333353B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003418843A JP4333353B2 (ja) 2003-12-17 2003-12-17 インクジェットヘッド、インクジェット記録装置、液滴吐出装置、インクジェットヘッドの製造方法、インクジェットヘッドの配線接続方法および配線接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003418843A JP4333353B2 (ja) 2003-12-17 2003-12-17 インクジェットヘッド、インクジェット記録装置、液滴吐出装置、インクジェットヘッドの製造方法、インクジェットヘッドの配線接続方法および配線接続構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005178053A true JP2005178053A (ja) 2005-07-07
JP4333353B2 JP4333353B2 (ja) 2009-09-16

Family

ID=34780914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003418843A Expired - Fee Related JP4333353B2 (ja) 2003-12-17 2003-12-17 インクジェットヘッド、インクジェット記録装置、液滴吐出装置、インクジェットヘッドの製造方法、インクジェットヘッドの配線接続方法および配線接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4333353B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007083464A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Seiko Epson Corp マスク及びそのマスクの製造方法並びに液滴吐出ヘッドの製造方法、液滴吐出装置の製造方法
JP2007176077A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Fujifilm Corp 配線基板の製造方法、液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP2009029069A (ja) * 2007-07-30 2009-02-12 Konica Minolta Holdings Inc 液体吐出ヘッド及び液体吐出ヘッドの製造方法
CN102161270A (zh) * 2010-02-19 2011-08-24 精工爱普生株式会社 液体喷射头

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998047710A1 (fr) * 1997-04-18 1998-10-29 Seiko Epson Corporation Tete a jet d'encre et enregistreur a jet d'encre pourvu de cette tete
JPH11285275A (ja) * 1998-01-20 1999-10-15 Seiko Epson Corp 静電アクチュエ―タ、インクジェットヘッド、シリコン基板、エッチング用マスク、シリコン基板の製造方法
JP2001347657A (ja) * 2000-06-07 2001-12-18 Ricoh Co Ltd インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置
JP2002254625A (ja) * 2001-03-05 2002-09-11 Ricoh Co Ltd インクジェット記録装置
JP2002283563A (ja) * 2001-03-28 2002-10-03 Ricoh Co Ltd インクジェットヘッド
JP2003145496A (ja) * 2001-11-12 2003-05-20 Ricoh Co Ltd マイクロマシン、インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998047710A1 (fr) * 1997-04-18 1998-10-29 Seiko Epson Corporation Tete a jet d'encre et enregistreur a jet d'encre pourvu de cette tete
JPH11285275A (ja) * 1998-01-20 1999-10-15 Seiko Epson Corp 静電アクチュエ―タ、インクジェットヘッド、シリコン基板、エッチング用マスク、シリコン基板の製造方法
JP2001347657A (ja) * 2000-06-07 2001-12-18 Ricoh Co Ltd インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置
JP2002254625A (ja) * 2001-03-05 2002-09-11 Ricoh Co Ltd インクジェット記録装置
JP2002283563A (ja) * 2001-03-28 2002-10-03 Ricoh Co Ltd インクジェットヘッド
JP2003145496A (ja) * 2001-11-12 2003-05-20 Ricoh Co Ltd マイクロマシン、インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007083464A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Seiko Epson Corp マスク及びそのマスクの製造方法並びに液滴吐出ヘッドの製造方法、液滴吐出装置の製造方法
JP2007176077A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Fujifilm Corp 配線基板の製造方法、液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP2009029069A (ja) * 2007-07-30 2009-02-12 Konica Minolta Holdings Inc 液体吐出ヘッド及び液体吐出ヘッドの製造方法
CN102161270A (zh) * 2010-02-19 2011-08-24 精工爱普生株式会社 液体喷射头

Also Published As

Publication number Publication date
JP4333353B2 (ja) 2009-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5277571B2 (ja) ノズル基板の製造方法及び液滴吐出ヘッドの製造方法
JP4357600B2 (ja) 流体噴射装置
JP4961711B2 (ja) インクジェットヘッド用貫通電極付き基板の製造方法及びインクジェットヘッドの製造方法
KR100465444B1 (ko) 협 피치용 커넥터, 정전 액추에이터, 압전 액추에이터,잉크 제트 헤드, 잉크 제트 프린터, 마이크로머신, 액정패널, 전자기기
US8960861B2 (en) Liquid droplet ejecting head, printing apparatus and method of manufacturing liquid droplet ejecting head
JP4333353B2 (ja) インクジェットヘッド、インクジェット記録装置、液滴吐出装置、インクジェットヘッドの製造方法、インクジェットヘッドの配線接続方法および配線接続構造
KR101141353B1 (ko) 잉크젯 헤드 어셈블리 및 그 제조방법
CN110139760B (zh) 喷墨头、喷墨头的制造方法以及图像形成装置
JP6332465B2 (ja) インクジェットヘッド及びインクジェットヘッドの製造方法
US20060071972A1 (en) Inkjet head, inkjet head module and method of producing the inkjet head
JP3218664B2 (ja) インクジェット印字ヘッド
JP3850298B2 (ja) インクジェットヘッドおよびその製造方法
JPH10315460A (ja) インクジェットプリンタヘッド
JP3693923B2 (ja) 液滴噴射装置
JP2014000792A (ja) 圧電アクチュエータ、インクジェットヘッドアセンブリ及びその製造方法
JPH09300629A (ja) インクジェットヘッドの製造方法
JP3531356B2 (ja) インクジェットヘッドの製造方法
JP2013193417A (ja) 液滴吐出ヘッドおよび液滴吐出ヘッドの製造方法
JP2005153376A (ja) インクジェットヘッドと可撓性基板の接続構造、インクジェットヘッド、インクジェット記録装置および可撓性基板
JP2006198821A (ja) 静電アクチュエータ、液滴吐出ヘッド、液滴吐出装置、デバイス、静電アクチュエータの製造方法、液滴吐出ヘッドの製造方法、液滴吐出装置の製造方法及びデバイスの製造方法
JP2007210241A (ja) 静電アクチュエータ、液滴吐出ヘッド及びそれらの製造方法
JP4655807B2 (ja) 静電アクチュエータ、液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置
JP2008194985A (ja) 液体噴射ヘッドの製造方法
JP3682218B2 (ja) 液滴噴射装置
JP2009107213A (ja) インクジェットヘッドおよびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090324

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090415

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090602

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090615

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130703

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees