JP2005175753A - 通信制御方式及び通信端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】識別子変換手段を使用せずに端末での待ち受けを実現する。
【解決手段】端末は第1のネットワークに接続する第1のインターフェースと、第2のネットワークに接続する第2のインターフェースと、第1のインターフェースの電源をON、OFFする制御部と、自端末及び相手端末の識別子を記憶する記憶手段と、相手端末の識別子を入力する識別子入力手段から構成され、端末は第2のインターフェースの電源をONし受信待機状態にしておき、自端末から相手端末に対して送信を行なうときにのみ自端末の制御部によって第1のインターフェースの電源をONにするとともに、第2のネットワーク経由で自端末の第1のネットワークにおける識別子を相手端末に通知し、相手端末は自端末から通知された識別子を判読し、第1のネットワーク経由で自端末の識別子へアクセスすることにより、第1のネットワークを用いて通信できる。
【選択図】図1
【解決手段】端末は第1のネットワークに接続する第1のインターフェースと、第2のネットワークに接続する第2のインターフェースと、第1のインターフェースの電源をON、OFFする制御部と、自端末及び相手端末の識別子を記憶する記憶手段と、相手端末の識別子を入力する識別子入力手段から構成され、端末は第2のインターフェースの電源をONし受信待機状態にしておき、自端末から相手端末に対して送信を行なうときにのみ自端末の制御部によって第1のインターフェースの電源をONにするとともに、第2のネットワーク経由で自端末の第1のネットワークにおける識別子を相手端末に通知し、相手端末は自端末から通知された識別子を判読し、第1のネットワーク経由で自端末の識別子へアクセスすることにより、第1のネットワークを用いて通信できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、少なくても2つの異なるネットワークに接続可能な端末間で通信を行なう際の通信制御方式に関するもの、特に携帯電話と無線LANの2つの方法でネットワークに接続可能な端末間で通信を行なう際に、無線LANインターフェースの電源をOFFにし、携帯電話のインターフェースの電源をONにし、携帯電話でのみ待ち受けを行なっている状態で、携帯電話経由での通信要求によって無線LANのインターフェースの電源をONすることで、無線LANでの通信を可能にして、優先的に無線LANのネットワークを使用して、待ち受け時の消費電力を低減させる通信制御方式及び通信端末に関するものである。
従来の通信制御方式としては、例えば特許文献1があった。図4は、前記特許文献1に記載された従来の通信制御方式を示すものである。
図4において、端末41は第1のネットワーク網101における識別子11と第2のネットワーク網102における識別子12を持ち、端末42は第1のネットワーク網101における識別子21と第2のネットワーク網102における識別子22を持つ。
第1のネットワーク網には識別子変換手段31がある。この識別子変換手段31は端末41の識別子11と識別子12、端末42の識別子21と識別子22をそれぞれ対応付けるものであり、あらかじめ識別子11と識別子12、識別子21と識別子22の対応情報が登録されている。
図12は端末41及び端末42のブロック図である。端末41は、第1のネットワーク網101に接続可能な第1のインターフェース111、第2のネットワーク102網に接続可能な第2のインターフェース112、各インターフェースの電源のON、OFFの制御を行なう制御部1113を持ち、端末42は、第1のネットワーク網101に接続可能な第1のインターフェース121、第2のネットワーク網102に接続可能な第2のインターフェース122、各インターフェースの電源のON、OFFの制御を行なう制御部1123を持つ。
端末41と端末42は、待ち受け時において第2のインターフェース112、122の電源はONされているので、第2のネットワークを用いて通信を行なうことは可能である。しかし第1のインターフェース111、121の電源はOFFされているので、第1のネットワークを用いて通信を行なうことはできない。
第1のネットワーク網101としてIPアドレスによるネットワーク網、第2のネットワーク網102としてPHSのネットワーク網を用い、識別子11、識別子21としてグローバルIPアドレス、識別子12、識別子22としてPHS電話番号を用いる場合の例を示す。
図4において、端末41が端末42に対して通信を開始する場合には、端末41は、制御部1113により第1のインターフェースの電源をONし、端末41のグローバルIPアドレス11から端末42のグローバルIPアドレス21へ、IPアドレスによるネットワーク網101を用いて、接続要求を開始する。グローバルIPアドレス21への接続要求がなされると、識別子変換手段31によりIPアドレス21からPHS電話番号22への変換が行われ、携帯電話のネットワーク網を経由して端末42へ対して、PHS電話番号22に対する接続要求がなされる。
端末42は、PHS電話番号22に対する接続要求がなされると、制御部1123により第1のインターフェースの電源をONすることで、IPアドレスによるネットワーク網101への接続を可能にし、端末41と端末42の通信を実現可能にしていた。
特開2000−316178号公報
前記従来の構成では識別子変換手段31が必要であった。例として、第1のネットワーク網としてIPアドレスによるネットワーク網101、第2のネットワーク網としてPHSのネットワーク網102を用い、識別子11と識別子21にグローバルIPアドレス、識別子12と識別子22にPHS電話番号を用いる。
図5はIPアドレスのネットワーク網101のブロック図である。端末41と端末42はそれぞれ、第1のインターフェース111または121を用いてプロバイダ103と接続し、識別子であるグローバルIPアドレス11または21を付与される。識別子変換手段31は、プロバイダ103により管理される。
しかしながら、このように端末41と端末42の所属するプロバイダが同一である場合は稀であり、通常は図6に示すように端末41と端末42が所属しているプロバイダは異なる。端末41は第1のインターフェース111を用いてプロバイダ103と接続し、識別子であるグローバルIPアドレス11をプロバイダ103から付与される。同様に、端末42は第1のインターフェース121を用いてプロバイダ104と接続し、識別子であるグローバルIPアドレス21をプロバイダ104から付与される。プロバイダ103とプロバイダ104は有線によって接続されていて、相互にIPアドレスのネットワークによる接続は可能である。
識別子変換手段31は、IPアドレスによるネットワーク網101で管理しなければならないので、プロバイダ103とプロバイダ104がそれぞれ、端末41と端末42に割り当てたグローバルIPアドレスの情報を識別子変換手段31に登録しなければならない。
図6では2つのプロバイダの例を示したが、実際には図7のようにプロバイダの数は多数あり、全プロバイダが各プロバイダに所属する全端末のグローバルIPアドレスの情報を、識別子変換手段31に登録することは困難であるという課題を有していた。他にも、プロバイダ103がDHCPにより端末41にグローバルIPアドレスを割り当てている場合には、端末41のグローバルIPアドレスは頻繁に変更されるので、変更の毎に識別子変換手段31に再登録する必要があるという課題を有していた。
さらに、識別子12と識別子22にPHS電話番号を用いているので、端末41のPHS電話番号12をプロバイダ103、端末2のPHS電話番号をプロバイダ104経由で、識別子変換手段31に登録する必要がある。
従来例の通信制御方式では、識別子変換手段31を使うことが必要であったために、端末41のグローバルIPアドレス11とPHS電話番号12、端末42のグローバルIPアドレス21とPHS電話番号22は、識別子変換手段31に登録されることにより、誰もが知ることができる情報となり、セキュリティ上の問題があるという課題を有していた。
前記従来の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、2以上の異なるネットワークインターフェースを有する第1の端末と第2の端末とで通信を行う通信制御方式において、前記第1の端末が前記第2の端末に対して第1のネットワークを介して通信を行うにあたり、前記第1の端末が前記第1のネットワーク上の前記第1の端末の識別子を第2のネットワークを介して前記第2の端末に通知し、前記第2の端末は、前記第1のネットワーク上の前記第1の端末の識別子を受信すると、前記第1のネットワークインターフェースに電源を供給し、前記第1のネットワーク上の前記第1の端末の識別子を宛先として前記第1の端末との間で前記第1のネットワークを介した通信を行うことを特徴とするものである。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の通信制御方式において、前記第1の端末及び第2の端末は、第1のネットワークによる通信が終了すると、前記第1のネットワークインターフェースへの電源の供給を停止することを特徴とするものである。
また、請求項3記載の発明は、請求項1または記載の通信制御方式において、前記各端末は、他の端末の前記第1のネットワーク上の識別子を登録しており、前記通知された第1のネットワーク上の前記第1の端末の識別子が、前記登録された識別子に含まれる場合にのみ、前記第1のネットワークインターフェースに電源を供給することを特徴とするものである。
また、請求項4記載の発明は、2以上の異なるネットワークインターフェースを有する通信端末において、第1のネットワークを介して他の端末と通信を行う第1のネットワークインターフェース手段と、第2のネットワークを介して他の端末と通信を行う第2のネットワークインターフェース手段と、前記第1のネットワークを介して通信を行うにあたり、自端末から通信を要求する場合は、前記第1のネットワーク上の前記自端末の識別子を第2のネットワークを介して通信相手の端末に通知し、前記通信相手の端末から前記第1のネットワーク上の前記通信相手の端末の識別子を第2のネットワークを介して受信した場合は、前記自端末の前記第1のネットワークインターフェース手段に電源を供給し、前記受信した第1のネットワーク上の前記通信相手の端末の識別子を宛先として、前記第1のネットワークを介して前記通信相手の端末との間で通信を行う制御手段とを有することを特徴とするものである。
また、請求項5記載の発明は、請求項4記載の通信端末において、前記制御手段は、第1のネットワークによる通信が終了すると、前記第1のネットワークインターフェースへの電源の供給を停止することを特徴とするものである。
また、請求項6記載の発明は、請求項4または5記載の通信端末において、他の端末の前記第1のネットワーク上の識別子を入力する入力手段と、前記入力手段から入力された前記識別子を記憶する記憶手段を更に有し、前記制御手段は、前記通知された第1のネットワーク上の前記通信相手の端末の識別子が、前記記憶手段に記憶された識別子に含まれる場合にのみ、記第1のネットワークインターフェースに電源を供給することを特徴とするものである。
本発明の通信制御方式によれば、少なくても2つの異なるネットワークに接続される端末において、一方のネットワークに接続された状態で、識別子変換手段を使用せずに他方のネットワークでの待ち受けを実現できる。
また、通信が終了すると、第1のインターフェースの電源をOFFにするので、不要な電力消費が低減され、待ち受け時の消費電力を低減させることが出来る。
また、接続要求を行った端末の識別子が接続要求を受信した端末に登録されている場合にのみ接続を行うので、必要以外の端末からの接続を防ぐことが出来る。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における通信制御方式のブロック図である。図2は端末1及び端末2のブロック図である。
図1は、本発明の実施の形態1における通信制御方式のブロック図である。図2は端末1及び端末2のブロック図である。
端末1は、第1のネットワーク網101に接続可能な第1のインターフェース111、第2のネットワーク網102に接続可能な第2のインターフェース112、各インターフェースの電源のON、OFFの制御を行なう制御部113から構成され、第1のネットワーク網101における識別子11と第2のネットワーク網102における識別子12を有し、各識別子を用いてそれぞれのネットワーク網を通じて通信を行なうことが可能である。また、端末1は自身の識別子または、他の端末の識別子を記憶する記憶手段114と、他の端末の識別子を入力するための入力手段115から構成される。
同様に、端末2は、第1のネットワーク網101に接続可能な第1のインターフェース121、第2のネットワーク網102に接続可能な第2のインターフェース122、各インターフェースの電源のON、OFFの制御を行なう制御部123から構成され、第1のネットワーク網101における識別子21と第2のネットワーク網102における識別子22を有し、各識別子を用いてそれぞれのネットワークを通じて通信を行なうことが可能である。また、端末2は自身の識別子または、他の端末の識別子を記憶する記憶手段124と、他の端末の識別子を入力するための入力手段125から構成される。
端末1と端末2は、待ち受け時において第2のインターフェース112、122の電源はONされているので、第2のネットワーク網102を用いて通信を行なうことは可能である。しかし第1のインターフェース111、121の電源はOFFされているので、第1のネットワーク網101を用いて通信を行なうことはできない。
例として、第1のネットワーク網としてIPアドレスによるネットワーク網101、第2のネットワーク網として携帯電話のネットワーク網102を用い、識別子11と識別子21にグローバルIPアドレス、識別子12と識別子22にメールアドレスを用いた場合の説明を行なう。また、第1のネットワーク網101を図11に示す。
端末1が端末2に対して通信を開始する場合には、制御部113が第1のインターフェース111の電源をONにして、IPアドレスによるネットワーク網101に接続可能な状態にする。端末1は第1のインターフェース111を用いてプロバイダ103と接続し、識別子であるグローバルIPアドレス11をプロバイダ103から付与される。この時に、端末1は記憶手段114に自身のグローバルIPアドレス11を記憶する。この例では、端末1に割り当てられたグローバルIPアドレスは固定的であるとする。端末1は記憶手段114に自身の識別子であるメールアドレス12は常に記憶している。
端末1は、端末2の識別子であるメールアドレス22を入力手段115から入力することができ、一度入力したメールアドレス22は記憶手段114に記憶することができる。端末1は、第2のインターフェース112から自身のメールアドレス12を識別子として携帯電話のネットワーク網102を用い、端末2のメールアドレス22に対してメールを送信する。このメール送信の際に、端末1はIPアドレスによるネットワーク網101の識別子であるグローバルIPアドレス11を端末2に対して通知する。
端末2は記憶手段124に自身の識別子であるメールアドレス22は常に記憶している。端末2は、携帯電話のネットワーク網102経由で端末1からメールを受信し、端末1のIPアドレスによるネットワーク網101における識別子であるグローバルIPアドレス11を通知されると、制御部123が第1のインターフェース121の電源をONする。この時に、端末2は端末1の識別子としてグローバルIPアドレス11とメールアドレス12を記憶手段124に記憶することができる。
端末2は第1のインターフェース121を用いてプロバイダ104と接続し、識別子であるグローバルIPアドレス21をプロバイダ104から付与される。この時に、端末2は記憶手段124に自身のグローバルIPアドレス21を記憶する。この例では、端末2に割り当てられたグローバルIPアドレスは固定的であるとする。
端末2は、第1のインターフェース121から、送信元をグローバルIPアドレス21、あて先をグローバルIPアドレス11のUDP/IPパケットを送信する。
図11の第1のネットワーク網101はIPアドレスによるネットワーク網であり、プロバイダ103とプロバイダ104は有線で接続されている。前記UDP/IPのパケットは、図11の第1のネットワーク網101を通って、あて先である端末1の第1のインターフェース111に届けられる。
端末1は、前記UDP/IPパケットを受信すると、端末2に対してIPアドレスによるネットワーク網101を用いて通信可能であることがわかり、これによって端末1から端末2に対してIPアドレスによるネットワーク網101を用いて通信を行なうことが可能となる。図3に実施の形態1のフロー図を示す。
(実施の形態2)
実施の形態2では、端末1と端末2のIPアドレスによるネットワーク網101での通信が終了すると、端末1と端末2は、制御部113、制御部123によって第1のインターフェース111、121の電源がOFFされるものである。
実施の形態2では、端末1と端末2のIPアドレスによるネットワーク網101での通信が終了すると、端末1と端末2は、制御部113、制御部123によって第1のインターフェース111、121の電源がOFFされるものである。
通信制御方式のブロック図を図1、端末1及び端末2のブロック図を図2、第1のネットワーク網101を図11として、同じ構成要素であり同じ符号を用い説明を省略する。
端末1は、実施の形態1に示したように前記UDP/IPパケットを受信すると、端末2に対してIPアドレスによるネットワーク網101を用いて通信可能であることがわかり、これによって端末1から端末2に対してIPアドレスによるネットワーク網を用いて通信を行なうことが可能となる。
端末1において、IPアドレスによるネットワーク網101を用いた通信が終了すると、制御部113が第1のインターフェース111の電源をOFFし待ち受け状態になる。同様に、端末2において、IPアドレスによるネットワーク網101を用いた通信が終了すると、制御部123が第1のインターフェース121の電源をOFFし待ち受け状態になる。
本実施の形態により、通信が終了すると、第1のインターフェースの電源をOFFにするので、不要な電力消費が低減され、待ち受け時の消費電力を低減させることが出来る。
図8に実施の形態2のフロー図を示す。
(実施の形態3)
実施の形態3は、端末におけるグローバルIPアドレスが、プロバイダからDHCPによって付与されるものである。
実施の形態3は、端末におけるグローバルIPアドレスが、プロバイダからDHCPによって付与されるものである。
通信制御方式のブロック図を図1、端末1及び端末2のブロック図を図2、第1のネットワーク網101を図11として、同じ構成要素であり同じ符号を用い説明を省略する。
端末1が端末2に対して通信を開始する場合には、制御部113が第1のインターフェース111の電源をONにして、IPアドレスによるネットワーク網101に接続可能な状態にする。端末1は第1のインターフェース111を用いてプロバイダ103と接続し、識別子であるグローバルIPアドレス11をプロバイダ103から付与される。この時に、端末1は記憶手段114に自身のグローバルIPアドレス11を記憶する。
端末1に割り当てられたグローバルIPアドレス11はDHCPで割り当てられ固定的ではないので、制御部113により第1のインターフェース111の電源がOFFされると、記憶手段114はグローバルIPアドレス11を消去する。端末1は記憶手段114に自身の識別子であるメールアドレス12は常に記憶している。
端末1は、端末2の識別子であるメールアドレス22を入力手段115から入力することができ、一度入力したメールアドレス22は記憶手段114に記憶することができる。端末1は、第2のインターフェース112から自身のメールアドレス12を識別子として携帯電話のネットワーク網102を用い、端末2のメールアドレス22に対してメールを送信する。このメール送信の際に、端末1はIPアドレスによるネットワーク網101の識別子であるグローバルIPアドレス11を端末2に対して通知する。
端末2は記憶手段124に自身の識別子であるメールアドレス22は常に記憶している。端末2は、携帯電話のネットワーク網102経由で端末1からメールを受信し、端末1のIPアドレスによるネットワーク網101における識別子であるグローバルIPアドレス11を通知されると、制御部123が第1のインターフェース121の電源をONする。この時に、端末2は端末1の識別子としてグローバルIPアドレス11とメールアドレス12を記憶手段124に記憶することができる。
端末2は第1のインターフェース121を用いてプロバイダ104と接続し、識別子であるグローバルIPアドレス21をプロバイダ104から付与される。この時に、端末2は記憶手段124に自身のグローバルIPアドレス21を記憶する。
端末2に割り当てられたグローバルIPアドレス21はDHCPで割り当てられ固定的ではないので、制御部123により第1のインターフェース121の電源がOFFされると、記憶手段124はグローバルIPアドレス21を消去する。端末2は記憶手段124に自身の識別子であるメールアドレス22は常に記憶している。
端末2は、第1のインターフェース121から、送信元をグローバルIPアドレス21、あて先をグローバルIPアドレス11のUDP/IPパケットを送信する。
図11の第1のネットワーク網101はIPアドレスによるネットワーク網であり、プロバイダ103とプロバイダ104は有線で接続されている。前記UDP/IPのパケットは、図11の第1のネットワーク網101を通って、あて先である端末1の第1のインターフェース111に届けられる。
端末1は、前記UDP/IPパケットを受信すると、端末2に対してIPアドレスによるネットワーク網101を用いて通信可能であることがわかり、これによって端末1から端末2に対してIPアドレスによるネットワーク網を用いて通信を行なうことが可能となる。
端末1において、IPアドレスによるネットワーク網101を用いた通信が終了すると、制御部113が第1のインターフェース111の電源をOFFし待ち受け状態になる。この際に、端末1は、記憶手段114に記憶されているグローバルIPアドレスの情報を消去する。同様に、端末2において、IPアドレスによるネットワーク網101を用いた通信が終了すると、制御部123が第1のインターフェース121の電源をOFFし待ち受け状態になる。この際に、端末2は、記憶手段124に記憶されているグローバルIPアドレスの情報を消去する。図9に実施の形態3のフロー図を示す。
(実施の形態4)
実施の形態4では、端末2において受信したメールアドレスの送信者のメールアドレス12が、記憶手段124に記憶されている場合にのみ、制御部123が第1のインターフェース121の電源をONするものである。
実施の形態4では、端末2において受信したメールアドレスの送信者のメールアドレス12が、記憶手段124に記憶されている場合にのみ、制御部123が第1のインターフェース121の電源をONするものである。
通信制御方式のブロック図を図1、端末1及び端末2のブロック図を図2、第1のネットワーク網101を図11として、同じ構成要素であり同じ符号を用い説明を省略する。
端末1は、端末2の識別子であるメールアドレス22を入力手段115から入力することができ、一度入力したメールアドレス22は記憶手段114に記憶することができる。また、端末2は、端末1の識別子であるメールアドレス12を入力手段125から入力することができ、一度入力したメールアドレス12は記憶手段124に記憶することができる。
端末1は、第2のインターフェース112から自身のメールアドレス12を識別子として携帯電話のネットワーク網102を用い、端末2のメールアドレス22に対してメールを送信する。このメール送信の際に、端末1はIPアドレスによるネットワーク網101の識別子であるグローバルIPアドレス11を端末2に対して通知する。
端末2は記憶手段124に自身の識別子であるメールアドレス22は常に記憶している。端末2は、携帯電話のネットワーク網102経由で端末1からメールを受信し、端末1のIPアドレスによるネットワーク網101における識別子であるグローバルIPアドレス11を通知されると、端末1の携帯電話のネットワーク網102における識別子であるメールアドレス12が、記憶手段124に記憶されていることの確認を行なう。
メールアドレス12が記憶手段124に記憶されていれば、制御部123が第1のインターフェース121の電源をONする。この時に、端末2は端末1の識別子としてグローバルIPアドレス11を記憶手段124に記憶することができる。
端末2は第1のインターフェース121を用いてプロバイダ104と接続し、識別子であるグローバルIPアドレス21をプロバイダ104から付与される。この時に、端末2は記憶手段124に自身のグローバルIPアドレス21を記憶する。この例では、端末2に割り当てられたグローバルIPアドレスは固定的であるとする。
端末2は、第1のインターフェース121から、送信元をグローバルIPアドレス21、あて先をグローバルIPアドレス11のUDP/IPパケットを送信する。
図11の第1のネットワーク網101はIPアドレスによるネットワーク網であり、プロバイダ103とプロバイダ104は有線で接続されている。前記UDP/IPのパケットは、図11の第1のネットワーク網101を通って、あて先である端末1の第1のインターフェース111に届けられる。
端末1は、前記UDP/IPパケットを受信すると、端末2に対してIPアドレスによるネットワーク網101を用いて通信可能であることがわかり、これによって端末1から端末2に対してIPアドレスによるネットワーク網101を用いて通信を行なうことが可能となる。
本実施の形態により、接続要求を行った端末のメールアドレスが接続要求を受信した端末に登録されている場合にのみ接続を行うので、必要以外の端末からの接続を防ぐことが出来る。
図10に実施の形態4のフロー図を示す。
本発明にかかる通信制御方式は、携帯電話と無線LANの2つのインターフェースを持つ端末において、無線LANのインターフェースの電源OFFした状態で、待ち受けができるので、消費電力の低減等として有用である。
1 端末
2 端末
11 端末1の第1のネットワークにおける識別子
12 端末1の第2のネットワークにおける識別子
21 端末2の第1のネットワークにおける識別子
22 端末2の第2のネットワークにおける識別子
31 識別子変換手段
41 端末
42 端末
43 端末
44 端末
101 第1のネットワーク網
102 第2のネットワーク網
103 プロバイダ
104 プロバイダ
111 端末1の第1のインターフェース
112 端末1の第2のインターフェース
113 端末1の制御部
114 端末1の記憶手段
115 端末1の入力手段
121 端末2の第1のインターフェース
122 端末2の第2のインターフェース
123 端末2の制御部
124 端末2の記憶手段
125 端末2の入力手段
1113 制御部
1123 制御部
2 端末
11 端末1の第1のネットワークにおける識別子
12 端末1の第2のネットワークにおける識別子
21 端末2の第1のネットワークにおける識別子
22 端末2の第2のネットワークにおける識別子
31 識別子変換手段
41 端末
42 端末
43 端末
44 端末
101 第1のネットワーク網
102 第2のネットワーク網
103 プロバイダ
104 プロバイダ
111 端末1の第1のインターフェース
112 端末1の第2のインターフェース
113 端末1の制御部
114 端末1の記憶手段
115 端末1の入力手段
121 端末2の第1のインターフェース
122 端末2の第2のインターフェース
123 端末2の制御部
124 端末2の記憶手段
125 端末2の入力手段
1113 制御部
1123 制御部
Claims (6)
- 2以上の異なるネットワークインターフェースを有する第1の端末と第2の端末とで通信を行う通信制御方式において、
前記第1の端末が前記第2の端末に対して第1のネットワークを介して通信を行うにあたり、前記第1の端末が前記第1のネットワーク上の前記第1の端末の識別子を第2のネットワークを介して前記第2の端末に通知し、
前記第2の端末は、前記第1のネットワーク上の前記第1の端末の識別子を受信すると、前記第1のネットワークインターフェースに電源を供給し、前記第1のネットワーク上の前記第1の端末の識別子を宛先として前記第1の端末との間で前記第1のネットワークを介した通信を行う
ことを特徴とする通信制御方式。 - 前記第1の端末及び第2の端末は、第1のネットワークによる通信が終了すると、前記第1のネットワークインターフェースへの電源の供給を停止することを特徴とする請求項1記載の通信制御方式。
- 前記各端末は、他の端末の前記第1のネットワーク上の識別子を登録しており、前記通知された第1のネットワーク上の前記第1の端末の識別子が、前記登録された識別子に含まれる場合にのみ、前記第1のネットワークインターフェースに電源を供給する
ことを特徴とする請求項1または2記載の通信制御方式。 - 2以上の異なるネットワークインターフェースを有する通信端末において、第1のネットワークを介して他の端末と通信を行う第1のネットワークインターフェース手段と、
第2のネットワークを介して他の端末と通信を行う第2のネットワークインターフェース手段と、
前記第1のネットワークを介して通信を行うにあたり、自端末から通信を要求する場合は、前記第1のネットワーク上の前記自端末の識別子を第2のネットワークを介して通信相手の端末に通知し、前記通信相手の端末から前記第1のネットワーク上の前記通信相手の端末の識別子を第2のネットワークを介して受信した場合は、前記自端末の前記第1のネットワークインターフェース手段に電源を供給し、前記受信した第1のネットワーク上の前記通信相手の端末の識別子を宛先として、前記第1のネットワークを介して前記通信相手の端末との間で通信を行う制御手段
とを有することを特徴とする通信端末。 - 前記制御手段は、第1のネットワークによる通信が終了すると、前記第1のネットワークインターフェースへの電源の供給を停止することを特徴とする請求項4記載の通信端末。
- 他の端末の前記第1のネットワーク上の識別子を入力する入力手段と、前記入力手段から入力された前記識別子を記憶する記憶手段を更に有し、
前記制御手段は、前記通知された第1のネットワーク上の前記通信相手の端末の識別子が、前記記憶手段に記憶された識別子に含まれる場合にのみ、記第1のネットワークインターフェースに電源を供給する
ことを特徴とする請求項4または5記載の通信端末。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003411444A JP2005175753A (ja) | 2003-12-10 | 2003-12-10 | 通信制御方式及び通信端末 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003411444A JP2005175753A (ja) | 2003-12-10 | 2003-12-10 | 通信制御方式及び通信端末 |
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ID=34732173
Family Applications (1)
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Cited By (1)
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-
2003
- 2003-12-10 JP JP2003411444A patent/JP2005175753A/ja active Pending
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JP2012505559A (ja) * | 2008-10-10 | 2012-03-01 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) | サービスノード、その制御方法、ユーザノード、及びその制御方法 |
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