JP2005174899A - 天井埋込形照明器具 - Google Patents

天井埋込形照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP2005174899A
JP2005174899A JP2004144190A JP2004144190A JP2005174899A JP 2005174899 A JP2005174899 A JP 2005174899A JP 2004144190 A JP2004144190 A JP 2004144190A JP 2004144190 A JP2004144190 A JP 2004144190A JP 2005174899 A JP2005174899 A JP 2005174899A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
opening
ceiling
lighting device
fixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004144190A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4352244B2 (ja
Inventor
Naoki Sugishita
直樹 杉下
Masataka Kobayashi
真登 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP2004144190A priority Critical patent/JP4352244B2/ja
Priority to CNB2004100910751A priority patent/CN100458279C/zh
Publication of JP2005174899A publication Critical patent/JP2005174899A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4352244B2 publication Critical patent/JP4352244B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

【課題】点灯装置42とランプ12との相互の熱的悪影響を低減できる天井埋込形照明器具11を提供する。
【解決手段】器具本体21の中央領域に設けた開口部26の周囲に、四角形環状のランプ12を配置する。器具本体21の開口部26とランプ12の口金16を有する辺13以外の辺13の内側との間で、ランプ12に対して上下方向に重ならない位置に、点灯装置42を配置する。点灯装置42とランプ12との相互の熱的悪影響を低減できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、天井に埋め込む天井埋込形照明器具に関する。
従来、天井に埋め込む天井埋込形照明器具としては、例えばTバーをグリッド状に組んだシステム天井に設置される天井埋込形照明器具などが知られている。
このシステム天井用の天井埋込形照明器具では、直管形の蛍光ランプを用いた複数の器具本体を順送りに追い回すように配置して四角形枠状に構成されている。それら器具本体の内側間の中央域には天井埋込形照明器具の全体幅の1/3以上となる大きな開口部が形成されるため、この開口部を施工時に利用することで、システム天井への器具設置作業や器具側への電源線の配線作業などの施工性が容易になる。
そして、システム天井用の天井埋込形照明器具では、中央領域に大きな開口部が形成されるため、蛍光ランプを点灯させる点灯装置は、取り付けられる場所が限られてしまい、蛍光ランプに対して上方に重なる位置に配置されることが多い(例えば、特許文献1参照。)。
特開平1−232604号公報(第2−3頁、第3−7図)
上述したように、システム天井用の天井埋込形照明器具では、中央領域に大きな開口部が形成されるため、点灯装置を取り付けられる場所が限られてしまい、点灯装置を蛍光ランプに対して上方に重なる位置に配置した場合には、蛍光ランプ点灯時において、蛍光ランプからの熱影響を点灯装置が受けて点灯装置の寿命が短くなったり、点灯装置からの熱影響で蛍光ランプの管壁温度が上昇してランプ効率が低下するなど、点灯装置と蛍光ランプとの間で相互に熱的悪影響が生じる問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、点灯装置とランプとの相互の熱的悪影響を低減できる天井埋込形照明器具を提供することを目的とする。
請求項1記載の天井埋込形照明器具は、中央領域に開口部が形成され、この開口部の周囲に多角形環状のランプが配置される器具本体と;器具本体の開口部とランプとの間でランプに対して上下方向に重ならない位置に配置される点灯装置と;を具備しているものである。
そして、器具本体の開口部とランプとの間でランプに対して上下方向に重ならない位置に点灯装置を配置したので、点灯装置とランプとの相互の熱的悪影響が低減される。
請求項2記載の天井埋込形照明器具は、中央領域に開口部が形成され、この開口部の周囲に多角形環状で1辺に口金を有するランプが配置される器具本体と;器具本体の開口部とランプの口金を有する辺以外のいずれかの辺との間に配置される点灯装置と;を具備しているものである。
そして、器具本体の開口部とランプの口金を有する辺以外のいずれかの辺との間に点灯装置を配置したので、ランプの口金の近傍に最冷部がある場合に点灯装置からの熱影響で最冷部が温度上昇するのが防止されるなど、点灯装置とランプとの相互の熱的悪影響が低減される。
請求項3記載の天井埋込形照明器具は、中央領域に開口部が形成され、この開口部の周囲に多角形環状のランプが配置される器具本体と;器具本体の開口部とランプとの間でランプに対して上下方向に重ならない開口部の縁部に、開口部の縁部に沿った一端に電源入力側が配置されるとともに他端にランプ出力側が配置されて取り付けられた点灯装置と;点灯装置の電源入力側で器具本体の開口部の縁部に取り付けられた電源端子台と;点灯装置のランプ出力側で器具本体の開口部の縁部に取り付けられたランプソケットと;を具備しているものである。
そして、器具本体の開口部とランプとの間でランプに対して上下方向に重ならない位置に点灯装置を配置したので、点灯装置とランプとの相互の熱的悪影響が低減される。さらに、器具本体の開口部の縁部には、器具本体の開口部の縁部に沿った一端に電源入力側を配置するとともに他端にランプ出力側を配置して点灯装置を取り付け、点灯装置の電源入力側に電源端子台を取り付け、点灯装置のランプ出力側にランプソケットに取り付けたので、電源端子台とランプソケットとが離れて配置され、ノイズの影響が低減される。
請求項4記載の天井埋込形照明器具は、請求項3記載の天井埋込形照明器具において、電源端子台に器具本体の開口部の内方へ向けて電源線挿入孔を設けたものである。
そして、電源端子台の電源線挿入孔が器具本体の開口部の内方へ向くので、電源線を開口部側から電源端子台の電源線挿入孔に容易に挿入接続可能になる。
請求項5記載の天井埋込形照明器具は、請求項1ないし3いずれか一記載の天井埋込形照明器具において、器具本体の開口部および点灯装置を覆って器具本体の中央領域に取り付けられ、周囲にランプが配置される天井付帯設備取付体を具備しているものである。
そして、器具本体の開口部とともに点灯装置を覆い、周囲にランプが配置される天井付帯設備取付体を器具本体の中央領域に取り付けたため、ランプの内側空間を天井付帯設備の取り付けに有効利用可能になる。
請求項1記載の天井埋込形照明器具によれば、器具本体の開口部とランプとの間でランプに対して上下方向に重ならない位置に点灯装置を配置したので、点灯装置とランプとの相互の熱的悪影響を低減できる。
請求項2記載の天井埋込形照明器具によれば、器具本体の開口部とランプの口金を有する辺以外のいずれかの辺との間に点灯装置を配置したので、ランプの口金の近傍に最冷部がある場合に点灯装置からの熱影響で最冷部が温度上昇するのを防止できるなど、点灯装置とランプとの相互の熱的悪影響を低減できる。
請求項3記載の天井埋込形照明器具によれば、器具本体の開口部とランプとの間でランプに対して上下方向に重ならない位置に点灯装置を配置したので、点灯装置とランプとの相互の熱的悪影響を低減できる。さらに、器具本体の開口部の縁部には、器具本体の開口部の縁部に沿った一端に電源入力側を配置するとともに他端にランプ出力側を配置して点灯装置を取り付け、点灯装置の電源入力側に電源端子台を取り付け、点灯装置のランプ出力側にランプソケットに取り付けたので、電源端子台とランプソケットとを離して配置でき、ノイズの影響を低減できる。
請求項4記載の天井埋込形照明器具によれば、請求項3記載の天井埋込形照明器具の効果に加えて、電源端子台の電源線挿入孔が器具本体の開口部の内方へ向くので、電源線を開口部側から電源端子台の電源線挿入孔に容易に挿入接続できる。
請求項5記載の天井埋込形照明器具によれば、請求項1ないし3いずれか一記載の天井埋込形照明器具の効果に加えて、器具本体の開口部とともに点灯装置を覆い、周囲にランプが配置される天井付帯設備取付体を器具本体の中央領域に取り付けたので、ランプの内側空間を天井付帯設備の取り付けに有効利用できる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1ないし図3に第1の実施の形態を示し、図1は天井埋込形照明器具の天井付帯設備取付体を断面にした底面図であり、図2は天井埋込形照明器具の拡大断面図であって、(a)は図1のA−A断面図、(b)は図1のB−B断面図であり、図3は天井埋込形照明器具の組立状態の底面図である。
図1ないし図3において、天井埋込形照明器具11は、例えばTバーをグリッド状に組んだシステム天井に設置される天井埋込形照明器具であって、多角形環状のランプとして四角形環状(正方形環状)のランプ12を使用する。このランプ12は、管径が15mm〜18mmの蛍光ランプであり、直線状の4つの辺13およびこれら4つの辺13の端部間を略直角に接続する4つの角部14を有する四角形環状に形成された発光管15、およびこの発光管15の一辺中央で発光管15の両端を接続するとともに近傍に最冷部が形成されている口金16を備え、この口金16の内周面側には発光管15の両端に設けられる図示しない電極に接続された図示しない接続ピンが突設されている。
このような管径のランプ12においては、ランプ電流が大きいので、電極からの距離が遠い発光管15部分であっても管壁温度が高くなる。したがって、電極からの距離が遠い発光管15部分であっても最冷部が形成されにくくなっている。ゆえに本実施の形態においては、口金16の一端側の電極を他端側の電極よりも口金16からの離間寸法が大きくなるように設定し、いわゆるフィラメントハイマウント構造とすることで、この一端側の電極と口金16との間で発光管15の管壁温度が最も低くなる最冷部を形成し、効率が最適になるように設定されている。
天井埋込形照明器具11は、器具本体21を有し、この器具本体21は、下面を開口した四角形箱状に形成されており、四角形状の天板部23、この天板部23の周縁部から下方へ折曲形成された側板部24、およびこの側板部24の下端周囲に略L字状に折曲形成された枠部25を備えている。この器具本体21の枠部25の外形寸法は、システム天井のTバーによって四方が囲まれた埋込開口の内寸よりも小さく形成されている。
天板部23の中央領域には四角形状の開口部26が開口形成され、この開口部26の縁部から下方へ折曲部27が折曲形成されている。この開口部26の幅は、一方の相対して対向する縁部間の幅、および他方の相対して対向する縁部間の幅ともに、器具本体21の全体幅の1/3以上の寸法に形成されている。開口部26の一辺の縁部は開口部26の他の縁部に比べて開口幅が少なく、その開口部26の一縁部に点灯装置取付部23aが形成されている。
天板部23の一方の相対する平行な辺には、制光体取付用の複数の長孔28が形成されている。器具本体21の一方の相対する平行な辺に位置する両側板部24の外面両端近傍にはTバーに取り付けるための取付部29が取り付けられている。
器具本体21内の中央領域には、開口部26の下面側を覆う天井付帯設備取付体31が天板部23の下面にねじ止めなどによって着脱可能に取り付けられている。この天井付帯設備取付体31は、例えば、天井構造材、透光板および天井カバーなどの天井付帯設備や、スピーカ、人感センサ、空調機器、非常灯、ダウンライトおよびカメラなどの天井付帯設備を取り付けるもので、本実施の形態では天井付帯設備として天井カバー32の例を示す。すなわち、天井付帯設備取付体31は、上面を開口した四角形箱状に形成されており、四角形状の天井カバー32、この天井カバー32の周縁部から上方へ折曲形成された側面部33、これら側面部33に器具本体21の天板部23の下面に接合されてねじ止めする取付片34が形成されている。そして、天井カバー32以外の天井付帯設備を組み合わせる場合には、天井カバー32の部分などに各天井付帯設備が設置された天井付帯設備取付体31が器具本体21に取り付けられる。
器具本体21の天板部23と側板部24と天井付帯設備取付体31の側面部33との間には、下面を開口した四角形環状のランプ収容部37が形成され、このランプ収容部37にランプ12が収容配置される。
また、器具本体21の天板部23の下面で、開口部26の一辺の縁部である点灯装置取付部23aにはこの開口部26の縁部に沿った一端に電源入力側40を配置するとともに他端にランプ出力側41を配置した点灯装置42が取り付けられ、点灯装置42の電源入力側40で点灯装置42が取り付けられた開口部26の一辺に交差する辺の縁部に電源端子台43が取り付けられ、点灯装置42のランプ出力側41で電源端子台43が取り付けられた開口部26の辺に相対する辺の縁部にランプ12の口金16を接続するとともにランプ12の口金16を着脱可能に保持するランプホルダとして兼用するランプソケット44が取り付けられている。点灯装置42および電源端子台43は、天井付帯設備取付体31の内側に配置されて開口部26とともに覆われている。
したがって、点灯装置42は、器具本体21の開口部26とランプ12の口金を有する辺13に対して交差する一方の辺13の内側との間でランプ12に対して上下方向に重ならない位置に配置されている。
点灯装置42は、ランプ12を高周波点灯させるインバータ点灯回路を有し、このインバータ点灯回路の電源入力側40と電源端子台43との間に図示しない入力線が接続され、インバータ点灯回路のランプ出力側41とランプソケット44との間に図示しない出力線が接続されている。
電源端子台43は、開口部26内に臨む折曲部27に取り付けられ、下面に点灯装置42からの入力線が挿入接続される入力線挿入孔47が設けられ、開口部26の内方へ臨む側面に天井側から引き込まれる電源線を接続する電源線挿入孔48が設けられており、入力線挿入孔47に挿入接続される入力線と電源線挿入孔48に挿入接続される電源線とが電気的に接続される。
ランプソケット44は、天板部23に形成された取付孔51を貫通して取り付けられ、ランプ収容部37に突出するランプソケット44の先端に、ランプ12の口金16を着脱可能に保持する断面略U字形のランプホルダ部52が形成されているとともに、このランプホルダ部52の基部に口金16から突出する接続ピンが差し込み接続されるソケット部53が形成されている。また、天板部23の上方に突出するランプソケット44の基端部に、点灯装置42からの出力線が挿入接続される図示しない出力線挿入孔が開口部26の方向に臨んで設けられ、出力線挿入孔に挿入接続された出力線とソケット部53とが電気的に接続される。
また、器具本体21のランプ収容部37に臨む天板部23には、ランプ12の発光管15の角部14を着脱可能に保持するランプ保持手段としての複数のランプホルダ56が取り付けられている。本実施の形態では、ランプ12の口金16が設けられた辺13に相対して平行な辺13の両端の角部14の2箇所に対応して、2つのランプホルダ56が取り付けられている。各ランプホルダ56は、弾性を有する板ばね材で形成され、一端には天板部23の下面にねじ止め固定される取付部57が形成され、他端には器具本体21の側方へ向けて開口する断面略U字形でランプ12の発光管15の角部14に係合するホルダ部58が形成されている。
また、器具本体21のランプ収容部37の下面には四角形枠状の制光体61が取り付けられている。この制光体61は、四角形枠状の枠体62を有し、この枠体62の四隅位置にはランプ12の角部14の位置に対応して透光板63が配置され、枠体62の辺位置であってランプ12の辺13に対応する位置には下方へ向けて拡開してランプ12の光を下方へ反射させる一対の反射板64およびこれら反射板64の開口間に架設された複数のルーバ65が配置されている。枠体62の縁部には器具本体21の各長孔28に係合して制光体61を器具本体21に引き上げる取付ばね66が取り付けられている。
そして、天井埋込形照明器具11をシステム天井に施工するには、システム天井のTバーで囲まれる埋込開口からシステム天井に配線されている電源線を引き込み、器具本体21を持ち上げながら電源線を開口部26に通し、器具本体21を取付部29が突設されている一方の側板部24から埋込開口に挿入してTバーの上方域へ通過させ、Tバーの上方へ通過させた器具本体21を埋込開口上に位置合わせして下降させ、各取付部29をTバー上に載置して取り付けることにより、器具本体21の枠部25が埋込開口の内周に嵌合する。
器具本体21の開口部26に通した電線の先端を電源端子台43の電源線挿入孔48に挿入接続する。このとき、電源端子台43の電源線挿入孔48が器具本体21の開口部26の内方へ向くため、電源線を開口部26側から電源端子台43の電源線挿入孔48に容易に挿入接続できる。
最後に、器具本体21のランプ収容部37の下面に制光体61を取り付ける。
このように構成された天井埋込形照明器具11では、器具本体21の中央領域に器具本体21の全体幅の1/3以上の幅の開口部26を設けているため、システム天井への施工時には、その開口部26を利用することで、器具本体21の設置作業や、電源線を開口部26に通して開口部26の縁部に取り付けられた電源端子台43に接続する配線作業などを容易にでき、手間や時間がかからず、施工性を向上できる。
また、器具本体21の開口部26とランプ12の内側との間でランプ12に対して上下方向に重ならない位置に点灯装置42を配置したので、点灯装置42とランプ12との相互の熱的悪影響を低減できる。すなわち、点灯装置42がランプ12の上方に位置する場合のようにランプ12からの熱影響を受けて寿命が短くなるのを低減でき、さらに、点灯装置42がランプ12の口金を有する辺13に対して交差する一方の辺13の内側に配置したので、ランプ12の口金16の近傍に形成されている最冷部が点灯装置42からの熱影響を受けにくくなり、ランプ12の光束を確保できる。
また、器具本体21の開口部26の縁部には、器具本体21の開口部26の縁部に沿った一端に電源入力側40を配置するとともに他端にランプ出力側41を配置して点灯装置42を取り付け、点灯装置42の電源入力側40に電源端子台43を取り付け、点灯装置42のランプ出力側41にランプソケット44に取り付けているため、電源端子台43とランプソケット44とを離して配置でき、点灯装置42のインバータ回路の高周波出力がノイズとしてランプソケット44から電源端子台43に接続される電源線に重畳されるのを防止でき、ノイズの影響を低減できる。
また、器具本体21の開口部26、点灯装置42および電源端子台43を覆い、周囲にランプ12が配置される天井付帯設備取付体31を器具本体21の中央領域に取り付けたため、ランプ12の内側空間および器具本体21の開口部26を用いることで、各種の天井付帯設備の取り付けに有効利用できる。すなわち、天井付帯設備として非常灯、ダウンライトおよびカメラなどの異機種の機器を設ける場合であっても、器具本体21の開口部26から異機種の機器が突出するように設けることが可能であるので、天井付帯設備の設置/選択の自由度が大きくなる。また、器具本体21も、天井付帯設備に左右されることがないので、薄型化が可能となる。
また、図4および図5の第2の実施の形態に示す。
図5(a)(b)に示すように、天井埋込形照明器具11を設置するシステム天井に用いられるTバー71には複数の種類があるが、いずれも下部72と上部73とが幅広に形成されるとともに下部72の幅が上部73の幅より広い断面略逆T字形に形成されている。
図4に示すように、器具本体21の枠部25は、器具本体21の側板部24から断面略L字形で、先端に立上部25aを有しており、この枠部25の外形寸法がシステム天井のTバー71によって四方が囲まれた埋込開口74の内寸よりも小さく形成されている。
器具本体21の一方の相対する平行な辺に位置する両側板部24にTバー71に取り付けるための取付部29が取り付けられ、この取付部29にはTバー71の上部73に係合する係合溝77が形成されている。さらに、取付部29の係合溝77がTバー71の上部73に係合することにより、Tバー71に係合して係合状態を保持する固定ばね78が器具本体21に取り付けられている。
そして、器具本体21を埋込開口74に埋め込む際には、器具本体21を形状が埋込開口74の形状に合うようにして、器具本体21を取付部29が突設されている一方の側板部24を上方へ向けて埋込開口74内に挿入するとともに埋込開口74の一辺のTバー71の上方域へ挿入し、器具本体21の取付部29が突設されている他方の側板部24を埋込開口の内側域まで移動させた後に他方の側板部24側を上方へ移動させて埋込開口74の上方つまりTバー71の上方へ通過させ、この器具本体21を埋込開口74上に位置合わせして下降させ、各取付部29の係合溝77をTバー71の上部73に係合させて取り付ける。これにより、器具本体21の枠部25が埋込開口74の内周に嵌合する。
このように、器具本体21の枠部25の外形寸法を埋込開口74の内寸よりも小さくし、器具本体21の一方の相対する平行な辺に位置する両側板部24に取付部29を取り付けることにより、器具本体21を取付部29が突設されている一方の側板部24から埋込開口74内に挿入してTバー71の上方域へ通すことができ、システム天井のTバー71とこのTバー71の上方の天井構造物との隙間が少なくても器具本体21を設置することができる。
また、器具本体21の枠部25の立上部25aが埋込開口74の内周つまりTバー71の下部72の内周に嵌合するため、各種のTバー71に対して設置でき、天井埋込形照明器具11を共通化できる。
また、図4には天井付帯設備取付体31に、天井付帯設備として例えば天井面と同一素材の天井構造材32aを取り付けた例を示す。
なお、ランプとしては、四角形環状のランプ12に限らず、例えば五角形以上の多角形環状でもよく、さらに、2本の発光管15が平行に配置される二重管構造でもよく、これらの場合にも上述した構造を適用することにより、同様の作用効果が得られる。
また、点灯装置42は、ランプ12の口金を有する辺13に対して交差する一方の辺13の内側に配置したが、他方の辺13の内側や、ランプ12の口金を有する辺13に対して反対側の辺13の内側に配置してもよく、同様の作用効果が得られる。
また、器具本体21をTバー71に取り付ける取付部29や固定ばね78などのTバー用取付部は、ランプ12の口金側とその反対側とに対応した方向の器具本体21の両側位置に設けてもよく、この場合、ランプ交換時にランプソケット44やランプホルダ56を通じて器具本体21に力が加わっても、器具本体21ががたついたり位置ずれするのを防止でき、ランプ12の着脱性を向上できる。
本発明の第1の実施の形態を示す天井埋込形照明器具の天井付帯設備取付体を断面にした底面図である。 同上天井埋込形照明器具の拡大断面図であって、(a)は図1のA−A断面図、(b)は図1のB−B断面図である。 同上天井埋込形照明器具の組立状態の底面図である。 本発明の第2の実施の形態を示す天井埋込形照明器具の一部を省略した断面図である。 同上天井埋込形照明器具を設置するシステム天井のTバーの種類を(a)(b)に示す断面図である。
符号の説明
11 天井埋込形照明器具
12 ランプ
13 辺
16 口金
21 器具本体
26 開口部
31 天井付帯設備取付体
40 電源入力側
41 ランプ出力側
42 点灯装置
43 電源端子台
44 ランプソケット
48 電源線挿入孔

Claims (5)

  1. 中央領域に開口部が形成され、この開口部の周囲に多角形環状のランプが配置される器具本体と;
    器具本体の開口部とランプとの間でランプに対して上下方向に重ならない位置に配置される点灯装置と;
    を具備していることを特徴とする天井埋込形照明器具。
  2. 中央領域に開口部が形成され、この開口部の周囲に多角形環状で1辺に口金を有するランプが配置される器具本体と;
    器具本体の開口部とランプの口金を有する辺以外のいずれかの辺との間に配置される点灯装置と;
    を具備していることを特徴とする天井埋込形照明器具。
  3. 中央領域に開口部が形成され、この開口部の周囲に多角形環状のランプが配置される器具本体と;
    器具本体の開口部とランプとの間でランプに対して上下方向に重ならない開口部の縁部に、開口部の縁部に沿った一端に電源入力側が配置されるとともに他端にランプ出力側が配置されて取り付けられた点灯装置と;
    点灯装置の電源入力側で器具本体の開口部の縁部に取り付けられた電源端子台と;
    点灯装置のランプ出力側で器具本体の開口部の縁部に取り付けられたランプソケットと;
    を具備していることを特徴とする天井埋込形照明器具。
  4. 電源端子台に器具本体の開口部の内方へ向けて電源線挿入孔を設けた
    ことを特徴とする請求項3記載の天井埋込形照明器具。
  5. 器具本体の開口部および点灯装置を覆って器具本体の中央領域に取り付けられ、周囲にランプが配置される天井付帯設備取付体を具備している
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載の天井埋込形照明器具。
JP2004144190A 2003-11-18 2004-05-13 天井埋込形照明器具 Expired - Fee Related JP4352244B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004144190A JP4352244B2 (ja) 2003-11-18 2004-05-13 天井埋込形照明器具
CNB2004100910751A CN100458279C (zh) 2003-11-18 2004-11-16 顶棚嵌入型照明器具

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003388386 2003-11-18
JP2004144190A JP4352244B2 (ja) 2003-11-18 2004-05-13 天井埋込形照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005174899A true JP2005174899A (ja) 2005-06-30
JP4352244B2 JP4352244B2 (ja) 2009-10-28

Family

ID=34741889

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004144190A Expired - Fee Related JP4352244B2 (ja) 2003-11-18 2004-05-13 天井埋込形照明器具

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4352244B2 (ja)
CN (1) CN100458279C (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008204730A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Matsushita Electric Works Ltd 照明器具

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN87208024U (zh) * 1987-05-13 1988-06-01 上海特种灯泡二厂 细管环形荧光灯
JPH01232604A (ja) * 1988-03-11 1989-09-18 Hitachi Lighting Ltd ロの字形システム天井照明装置
JPH0581917A (ja) * 1990-12-27 1993-04-02 Toshiba Lighting & Technol Corp 照明器具
CN2145460Y (zh) * 1992-11-18 1993-11-03 冯光维 悬吊日光灯的灯座
US5588737A (en) * 1994-11-10 1996-12-31 Thomas Industries, Inc. Modular recessed lighting system
DE19906092A1 (de) * 1999-02-13 2000-08-24 Wila Leuchten Ag Sevelen Deckeneinbauleuchte sowie Leuchtengehäuse für eine Deckeneinbauleuchte

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008204730A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Matsushita Electric Works Ltd 照明器具

Also Published As

Publication number Publication date
JP4352244B2 (ja) 2009-10-28
CN1619216A (zh) 2005-05-25
CN100458279C (zh) 2009-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9976712B2 (en) Lamp for use in a lighting strip system and lighting strip system
JP7337231B2 (ja) 非常用の照明器具
KR20170113509A (ko) 조명등의 투광판 장착장치
JP4500700B2 (ja) 照明器具
JP5853152B2 (ja) 照明器具
JP4352244B2 (ja) 天井埋込形照明器具
JP2011258420A (ja) 照明器具
JP4433975B2 (ja) 照明器具
JP4280916B2 (ja) 天井埋込形照明器具
JP4530160B2 (ja) 照明装置
JP2005327576A (ja) 照明器具
JP5861094B2 (ja) 照明器具
JP4434662B2 (ja) 天井埋込形照明器具
JP2916335B2 (ja) 照明器具
JP2011165499A (ja) 照明器具
JP5134423B2 (ja) 照明器具
JP6626670B2 (ja) 照明装置の器具本体構造
JP2005174898A (ja) 照明器具
JP4449567B2 (ja) 照明器具
JP2006019073A (ja) 天井埋込形照明器具
JP5853157B2 (ja) 照明器具
JP2014235984A (ja) 照明器具
JP2008269992A (ja) 照明器具取付装置
JP2006120427A (ja) 照明器具
JP2008204738A (ja) 照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070427

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090422

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090605

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090701

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090714

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130807

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees