JP2006120427A - 照明器具 - Google Patents

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由子 藤井
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Abstract

【課題】器具本体の変形を防止または低減することができ、器具本体にアクセサリーを簡単かつ確実に取り付けることができる照明器具を提供する。
【解決手段】天板部6およびこの天板部を囲む複数の側板部6a〜6dを有する器具本体3と;一側板部側の器具本体3内面側であって、一側板部の長手方向と平行となるように長手方向が設けられる点灯装置9と;点灯装置が配設されている側の側板部にそれぞれ直交する一対の側板部側の近傍の天板部に穿設され、器具本体を所要の取付壁に取り付けるための取付具の自由先端部を挿通せしめ、器具本体と取付具と締付固定するための一対の取付穴15a,15bと;一対の取付穴間であって、天板部に穿設された手挿入穴と;器具本体に配設されるアクセサリー5と;を具備している。
【選択図】 図2

Description

従来、天井から吊り下げられた吊りボルトにより取付、固定される天井埋込用の照明器具においては、吊りボルトが取り付けられる吊りボルト取付穴が照明器具の器具本体の天井板に形成されている(例えば、特許文献1参照)。
さらに、吊りボルトを吊りボルト取付穴に取り付ける作業を容易にするため、器具本体の天板部の吊りボルト取付穴の近傍に手挿入穴を形成したものもある(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−260420号公報 特開平10−188650号公報
しかしながら、この特許文献1記載の照明器具では、器具本体の側方に配設された点灯装置の自重と、器具本体中央部の吊りボルト取付穴における吊りボルトと締結ナットの締付力により、器具本体の側板部が内側に反るように変形することがある。このために、器具本体へのアクセサリーの取付が困難になる場合があった。
そして、特許文献2記載の照明器具においても、器具本体の中央付近の吊りボルト取付穴の近傍に手挿入穴を配設しているので、この吊りボルト取付穴で吊りボルトを締付固定した際に、吊りボルト取付穴周辺の天板部の強度は弱くなり、変形を生じ易いという課題がある。
本発明は、器具本体の変形を防止または低減することができ、器具本体にアクセサリーを簡単かつ確実に取り付けることができる照明器具を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、天板部およびこの天板部を囲む複数の側板部を有する器具本体と;上記一側板部側の器具本体内面側であって、上記一側板部の長手方向と平行となるように長手方向が設けられる点灯装置と;点灯装置が配設されている側の側板部にそれぞれ直交する一対の側板部側の近傍の天板部に穿設され、器具本体を所要の取付壁に取り付けるための取付具の自由先端部を挿通せしめ、器具本体と取付具と締付固定するための一対の取付穴と;一対の取付穴間であって、天板部に穿設された手挿入穴と;器具本体に配設されるアクセサリーと;を具備していることを特徴とする照明器具である。
なお、請求項1以下において、次の用語は以下の通りである。
取付具は、例えば取付壁である天井内部に設けられている吊りボルトや、器具本体を天井に螺着して固定する螺子等であって、器具本体を所要の取付壁に配設するためのものであれば特に限定しない。
また、「取付具の自由先端」とは、取付具の先端が取付孔に挿通される構成であることを意味し、さらに取付具と器具本体との締付固定し、例えば吊りボルトであれば、その自由先端側からナットを螺合する構成であり、螺子であれば、例えば取付孔を介して天井へ螺子を螺着する構成等である。
アクセサリーは、環形蛍光ランプからの光を制光する制光部材、またはランプからの直接光を拡散する拡散板等であって、環形蛍光ランプと対向するように設けられたものである。
請求項2に係る発明は、器具本体は、側板部に囲まれた内面側であって、点灯装置の近傍に配置されたランプソケットと、ランプソケットの近傍の天板部に複数個の放熱孔とが設けられていることを特徴とする請求項1記載の照明器具である。
請求項3に係る発明は、一対の取付穴近傍の一対の側板部にそれぞれ配設され、アクセサリーを器具本体に取り付ける一対のアクセサリー取付具と、一対のアクセサリー取付具の一方が配設された一方の側板部側にて器具本体に配設された電源端子台および調光端子台と、電源端子台および調光端子台が点灯装置にそれぞれ接続される両配線と、を有し、両配線の一方を、近傍の側板部に沿うように配線し、この配線の内側にて他方の配線と離間させて配設したことを特徴とする請求項1または2記載照明器具である。
請求項1の発明によれば、一対の取付穴を剛性の高い一対の側板部近傍の天板部に設けたので、器具本体の側端部方向の変形を抑制することができる。そして、一対の取付穴および手挿入穴が天板部にて並設されているので、天板部の強度が弱くなることにより器具本体の側端部方向の変形が生じてしまう虞があるが、点灯装置を、その長手方向が一対の取付孔および手挿入穴の並設方向に対して平行となるように一側板部側に設けることにより、この器具本体の変形を抑制することができる。このために、器具本体のアクセサリーの取付が容易になる。
請求項2記載の発明によれば、一般に蛍光ランプの電極付近は高温になり易いので、この電極近傍での放熱を促進するために、電極に近いランプソケット近傍に複数の放熱孔を形成している。これにより、ランプソケット近傍の天板部の剛性が弱くなり、変形が生じてしまう虞があるが、ランプソケット近傍に長尺状の点灯装置が設けられることにより、この変形を抑制することができる。
請求項3記載の発明によれば、電源端子台用と調光端子台用の両配線の一方を、電源端子台と調光端子台近傍の一方の側板部に沿うように配線する一方、この一方の配線の内側にて他方の配線を離間させて配線するので、これら両配線が交差することを防止することができる。このために、両配線の交差に起因する雑音を低減することができる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。なお、これらの図中、同一または相当部分には同一符号を付している。
図1は本発明の一実施形態に係る照明器具の縦断面図、図2はその器具本体の内面平面図、図3はランプソケットの斜視図、図4は環形蛍光ランプの一部切欠正面図である。これらの図において、照明器具1は、例えば天井壁2に形成された器具装着用開口内に配設される埋込形である。
照明器具1は、薄鉄板等の板金により有蓋角筒状に形成された器具本体3内に、内面を反射面に形成した有蓋偏平角筒状の板金製または合成樹脂製の反射板4と、この反射板4の図1中下面開口の投光開口端4a側に配設されるアクセサリーの一種であるルーバ5と、を配設している。
図2に示すように器具本体3は、例えば四角形の天板部6と、この天板部6の四辺からほぼ垂直に起立する4辺の側板部6a,6b,6c,6dと、をプレス加工等により一体に形成し、または溶接等により固着して一体的に形成している。これら側板部6a〜6dは、その各先端部に、その外方へほぼ90°で屈曲する外向きフランジ7a,7b,7c,7dを折曲形成し、その内方を開口端7に形成している。
そして、照明器具1は、その天板部6の内面一側部に、ランプソケット8を配設し、このランプソケット8の近傍(図2では手前)の側板部6c側の天板部6の内面偶部上に、点灯装置9を、その背面が側板部6cの内面に添う状態で配設している。
そして、図1,2に示すように反射板4は、有蓋角筒状に形成され、器具本体3の天板部6に対向する矩形の天板部4bと、この天板部4bの四辺から各々起立する4辺の側板部4cと、を一体に連成している。各側板部4cは天板部4bから照射開口端4aへ向けて漸次拡開するように所要角度傾斜して形成され、これら各側板部4cと天板部6の内面を反射面4dに形成している。
図3に示すようにランプソケット8は、例えばPBT(ポリブチレンテレフタレート)やPET(ポリエチレンテレフタレート)、PC(ポリカーボネート)等の合成樹脂製の矩形のベース8aの中央部上に、同合成樹脂製の台座8bを一体に連成している。
台座8bは、その上面上にて矩形に配列された4本のピンソケット孔8c,8c,8c,8cを穿設している。これらピンソケット孔8c……は、その外周に導電性スリーブを埋設しており、これら導電性スリーブ内に、図4で示す環形蛍光ランプ10の口金11の4本の口金ピン11a,11a,11a,11aが挿入されて、電気的かつ機械的に着脱自在に接続される。
ベース8aは、その上面上に、台座8bの両側にて、板ばねよりなる一対のV板ばね8d,8dを立設している。これらV板ばね8d,8dは、その先端部に、V字状に屈曲するV字状係止部8da,8daを折曲形成している。
このように構成された器具ソケット8は、図2に示すように、各ピンソケット孔8cの導電性スリーブをリード線12により点灯装置9の2次側端子9aに接続している。
点灯装置9は、商用電源から電力を得て、これを所定周波数の高周波電力に変換してからランプソケット8を経て環形蛍光ランプ10に口金11を介して給電するものであり、調光機能を備えている。
そして、この点灯装置9の近傍の側板部6cに直交する図2中左右一対の側板部6d,6bの内面には、その長手方向中間部において、左右一対のアクセサリー取付金具13a,13bを同一線上で対向させた状態で固着している。
これらアクセサリー取付金具13a,13bは、側板部6d,6bの高さ方向、すなわち図1の紙面の表裏方向中間部または中間部よりもやや高い方向にて配設されている。
各アクセサリー取付金具13a,13bは、天板部6の中央部に向けて開口する開口端13a1,13b1と、これら開口端13a1,13b1を形成した欠円形状(C字状)の係止部13a2,13b2と、を具備しており、図1で示すワイヤーVばね14a,14bを係脱自在に係止させるようになっている。
ワイヤーVばね14a,14bは、針金状のワイヤーばねをV字状に折曲してなり、このワイヤーVばね14a,14bを、そのV字状開口端部を弾性的に縮小させた状態でアクセサリー取付金具13a,13bの係止部13a2,13b2内へ、その開口端13a1,13b1から挿入し、その後、このV字状開口端部を弾性的に復元させて拡大させ、このV字状開口端部の復元弾圧力により係止部13a2,13b2に係止させることにより、係脱自在に係止させる。このワイヤーVぱね14a,14bのV字状先端部の取付リング内に、ルーバ5の取付用ダボ等の取付具を嵌脱自在に嵌入させることにより、ルーバ5を反射板4の下方の所定位置に装着することができる。
図2に示すように天板部6の内面上には、これら一対のアクセサリー取付金具13a,13bどうしを結ぶ直線上であって、左右一対の側板部6d,6b近傍にて、だるま形状の一対の取付穴15a,15bを穿設している。
これら取付穴15a,15bは、左右一対の吊りボルト16a,16bの自由先端部を挿通させるものであり、吊りボルト16a,16bの直径よりも若干大きい長穴15a1,15b1の一端に、吊りボルト16a,16bの直径よりも十分に大きい、ほぼ円形の大穴15a2,15b2を連通させて一体に形成している。
すなわち、左右一対の吊りボルト16a,16bの自由先端部を、一旦大穴15a2,15b2内に挿通させ、その後、器具本体3を横方向に移動して長穴15a1,15b1へ移動させてから、この挿通端部に図示しない締付けナットを締付けることにより、器具本体5を左右一対の吊りボルト16a,16bに取付け、固定するようになっている。図1に示すように、これら吊りボルト16a,16bの図中上端部は天井壁2に垂直に埋設されている。
そして、図2に示すように天板部6の内面上には、点灯装置9の1次側端子9bの近傍の図2中左側の側板部6d側において、電源端子台17と調光端子台18とを縦列状に配設している。
電源端子台17と調光端子台18は、一方(図2では左側)のアクセサリー取付金具13aの前後にて離間配置されている。調光端子台18の端子に接続された調光用リード線18aは、天板部6内面と左側板部6dの内面とが交差する偶角部に沿って配線され、電源端子台17の外側を通って点灯装置9の1次側端子9bの調光側端子9b1に接続される。
電源端子台17に接続された電源用リード線17aは調光端子台18の調光用リード線18aの内側を通って点灯装置9の1次側端子9bの電源側端子9b2に接続される。この電源側端子9b2は調光端子9b1よりも側板部6cの高さ方向(図2では紙面の表裏方向)で下方に位置している。なお、図2中、18bは電源用リード線18aを器具本体3の左側板部6dに沿って配線させるための柱状の配線押えである。
そして、図1に示すように器具本体3の天板部6の内面には、図2で示す反射板4の天板部4aの各偶角部が位置する例えば4箇所において、内方へ突出する例えば円形のダボ19,19,19,19を突設している。
各ダボ19,19,19,19は天板部6の内面上に、所定高さ突出して、その中心部には、図1で示す反射板取付ねじ20,20……にねじ結合するねじ穴19a,19a……をそれぞれ形成している。なお、図2中符号21は作業用の手挿入穴である。この手挿入穴21は器具本体5を天井壁2に取付けたり、所要の配線を行なう等の作業を行なう際に使用する比較的大きな穴である。また、符号22は複数の放熱孔である。
図4は環形蛍光ランプ10の一部切欠正面図である。この図4に示すように、環形蛍光ランプ10は例えば多重環バルブ23に口金11を装着して構成されている。
多重環バルブ23はガラス製の外側環形バルブ23Aの内側にて、これと相似形のガラス製の内側環形バルブ23Bを同一平面上にて同心状に配置し、これら外側環形バルブ23Aと内側環形バルブ23Bとを連結部23Cにより一体的に連結することにより、単一の放電路を形成している。
これら外、内側環形バルブ23A,23Bは、例えば1本の各直管状ガラスバルブの曲げ加工により、一平面上にて例えばほぼ正方形にそれぞれ形成されて相似形に形成されており、複数の直管部s,…と、複数の屈曲部c,…とを有する。これら外、内側環形バルブ23A,23Bは、各々の軸方向両端部23A2,23A3,23B2,23B3を、所要の間隔を置いてほぼ同心状に対向配置している。これら外、内側環形バルブ23A,23Bの両端部23A2,23A3,23B2,23B3との外面には、中空状の口金10が、これら両端部23A2,23A3と、23B2,23B3とを跨るように外嵌されている。
外、内環形バルブ23A,23Bは、ソーダイラムガラスや鉛ガラスなどの軟質ガラスで形成されるが、ほうケイ酸ガラスや石英ガラスなどの硬質ガラス製であってもよい。
外、内環形バルブ23A,23Bのほぼ全内面には、蛍光体層24が形成されている。蛍光体層24を構成する蛍光体は、三波長発光形蛍光体、ハロ燐酸塩蛍光体など周知の蛍光体で構成可能であるが、発光効率の観点から三波長発光形蛍光体の使用が好ましい。
多重環バルブ23は、外側環形バルブ23Aと内側環形バルブ23Bの各一端部(図2では左端部)23A2,23B2内に一対の電極(図示せず)をそれぞれ封着することにより、気密に封止している。多重環バルブ23の内部には、水銀およびアルゴン(Ar)等の放電媒体を封入している。
口金11はPBTやPET、PC等の合成樹脂により形成されて、その外面に、矩形状の凹部11bを形成し、この凹部11bの内底部上に、例えば4本の口金ピン11a……を立設している。これらの各口金ピン11aは図示しないリード線を介して一対の電極の各両端にそれぞれ電気的に接続されている。
そして、図4に示すように、この環形蛍光ランプ10を着脱自在に保持する例えば3本の第1、第2、第3のランプホルダー25a,25b,25cを反射板4の天板部の反射面4aの内面上に所要の間隙を置いて立設している。これら第1〜第3ランプホルダー25a〜25cは環形蛍光ランプ10を管径方向で弾性的に挟持する金属製板ばね等からなり、図中上面に、環形蛍光ランプ10を出入させる出入口oを開口させている。
第1のランプホルダー25aは環形蛍光ランプ10の連結部23C近傍に配設され、第2、第3のランプホルダー25b,25cは口金11とは反対側の直管部s側に配設されている。
したがって、照明器具1によれば、一対の取付穴15a,15bを剛性の高い一対の側板部6d,6b近傍の天板部6に設けたので、器具本体3の側端部方向の変形を抑制することができる。そして、一対の取付穴15a,15bおよび手挿入穴21が天板部6にて並設されているので、天板部6の強度が弱くなることにより器具本体3の側端部方向の変形が生じてしまう虞があるが、点灯装置9を、その長手方向が一対の取付穴15a,15bおよび手装置穴21の並設に対して平行となるように一側板部6c側に設けることにより、この点灯装置9により天板部を支持するので、この器具本体3の変形を抑制することができる。このために、器具本体3のアクセサリーの一例であるルーバ5の取付が容易となる。
また、この照明器具1によれば、一般に蛍光ランプ10の電極付近は高温になり易いので、この電極近傍のランプソケット8近傍においても熱により反りが発生し易いが、ランプソケット8近傍の一側板部6cに点灯装置9を配置することにより器具本体3の剛性を高めているので、ランプソケット8近傍での反りを低減することができる。
さらに、照明器具1によれば、取付穴15a,15bの近傍にアクセサリー取付具13a,13bを配設しているので、アクセサリーを取り付ける際に器具本体を変形させようとする力に対して取付穴15a,15b、吊ボルト16a,16b等が固着されている箇所が支持点として作用することで、ルーバ5を器具本体3に取り付ける際に器具本体3が歪みを生じることを抑制することができる。また、このために、ルーバ5の器具本体3への取付容易性をさらに向上させることができる。
また、この照明器具1によれば、器具本体3の天板部6内面に、点灯装置9を、ランプソケット8の近傍の側板部6c側にて配設するので、この点灯装置9近傍の側板部6cに直交する一対の側板部6d,6b内面に、一対のアクセサリー取付具13a,13bをそれぞれ配設することができる。
このために、一対のアクセサリー取付具13a,13bの下方(天板部6側)には、点灯装置9が無く、空間を確保できるので、これらアクセサリー取付具13a,13bに、アクセサリーであるルーバ5側の取付具のワイヤーVばね14a,14bを簡単迅速かつ確実に取付けることができる。
また、この逆に、アクセサリー取付具13a,13bの近傍に点灯装置9を配設する必要がないので、この点灯装置9を器具本体3に取り付ける取付作業の容易性と効率とを共に向上させることができる。
さらに、これら一対のアクセサリー取付具13a,13b同士を結ぶ直線上であって、これらアクセサリー取付具13a,13bをそれぞれ配設する一対の側板部6d,6bの近傍、すなわち、器具本体3の天板部6の両端部であって、高剛性の箇所において、吊りボルト16a,16bの取付穴15a,15bを穿設しているので、この吊りボルト16a,16bを取付穴15a,15b内に挿通した挿通端部に、締付けナットにより強く締め付けた場合でも、器具本体3に反り等の変形が発生するのを防止ないし低減することができる。
このために、器具本体3に、反射板4とアクセサリーのルーバ5を簡単迅速に装着することができる。
また、環形蛍光ランプ10の発光を反射板4により所定方向に反射させ、ルーバ5により制光するので、器具効率を向上させることができるうえに、所要の配光特性を容易に得ることができる。
さらに、この照明器具1によれば、環形蛍光ランプ10が多重環形バルブ23を有する多重環形蛍光ランプ10であり、発光部が多重環形であるので、明るさを向上させることができる。
また、環形蛍光ランプ10の連結部23Cおよびその近傍は、その連結方向の強度が高いので、この連結部23C近傍を連結方向で弾性的に挟持する第1のランプホルダー26aの保持部の強度を向上させることができる。また、この第1のランプホルダー26aが熱伝導性の高い金属製であるので、同様に金属製の器具本体3を通して放熱する放熱性を向上させることができる。
さらに、ランプホルダー26aにより環形蛍光ランプ10を反射板4の反射面4aから所定間隙離間させているので、この環形蛍光ランプ10と反射面4aとの間で反射を繰り返す反射光の一部を外部へ放射できるので、明るさの向上を図ることができる。
そして、図1に示すように4つのダボ19…により、器具本体3の天板部6内面と、反射板4の天板部4aの外面との間に間隙gを形成しており、この間隙gが器具本体3の天板部6の複数の放熱孔22と作業用穴21を介して外気に連通しているので、この間隙gでの自然対流を促進させることができる。これにより、照明器具1全体の放熱性を向上させることができる。
また、調光端子台18の調光用リード線18aを電源端子台17よりも外側である図2中左側の側板部6d側隅部に沿って配線し、その内側に電源端子台17の電源用リード線17aを配線しているので、これら両リード線18a,17aが相互に交差して雑音が発生することを防止ないし低減することができる。
なお、上記実施形態ではランプとして多重環形蛍光ランプ10を使用する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、環形バルブが1重の環形蛍光ランプを使用してもよい。また、照明器具1は天井壁2等に直接取り付けられる天井直付形でもよい。
本発明の一実施形態に係る照明器具の縦断面図。 図1で示す器具本体の内面平面図。 図1で示すランプソケットの斜視図。 図1で示す環形蛍光ランプの平面図。
符号の説明
1…照明器具、2…天井壁、3…器具本体、4…反射板、4a…反射板の開口端、5…ルーバ、6…器具本体の天板部、6a〜6d…器具本体の側板部、8…ランプソケット、9…点灯装置、10…環形蛍光ランプ、11…環形蛍光ランプの口金、13a,13b…アクセサリー取付金具、14a,14b…ワイヤーVばね、15a,15b…取付穴、16a,16b…吊りボルト、17…電源端子台、17a…電源用リード線、18…調光端子台、18a…調光用リード線、19…ダボ、25a〜25c…第1〜第3ランプホルダー。

Claims (3)

  1. 天板部およびこの天板部を囲む複数の側板部を有する器具本体と;
    上記一側板部側の器具本体内面側であって、上記一側板部の長手方向と平行となるように長手方向が設けられる点灯装置と;
    点灯装置が配設されている側の側板部にそれぞれ直交する一対の側板部側の近傍の天板部に穿設され、器具本体を所要の取付壁に取り付けるための取付具の自由先端部を挿通せしめ、器具本体と取付具と締付固定するための一対の取付穴と;
    一対の取付穴間であって、天板部に穿設された手挿入穴と;
    器具本体に配設されるアクセサリーと;
    を具備していることを特徴とする照明器具。
  2. 器具本体は、側板部に囲まれた内面側であって、点灯装置の近傍に配置されたランプソケットと、ランプソケットの近傍の天板部に複数個の放熱孔とが設けられていることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 一対の取付穴近傍の一対の側板部にそれぞれ配設され、アクセサリーを器具本体に取り付ける一対のアクセサリー取付具と、
    一対のアクセサリー取付具の一方が配設された一方の側板部側にて器具本体に配設された電源端子台および調光端子台と、
    電源端子台および調光端子台が点灯装置にそれぞれ接続される両配線と、
    を有し、
    両配線の一方を、近傍の側板部に沿うように配線し、この配線の内側にて他方の配線と離間させて配設したことを特徴とする請求項1または2記載照明器具。
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