JP2005174841A - 電線支持具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 分岐点を精緻に位置決めした状態で、電線束を容易に結束することができる電線支持具を提供すること。
【解決手段】 幹線配索経路PH1から分岐配索経路PH2、PH3が分岐する分岐点Cを挟んで当該幹線配索経路PH1沿いに対向し、且つ幹線配索経路PH1に対応して配設される電線束WTを分岐点Cの近傍で支持する一対の基線支持部3と、分岐配索経路PH2、PH3に対応して配索される電線束WTを分岐点Cの近傍で支持する分岐支持部4とを備え、各配索経路PH1〜PH3に沿って配索された電線Wの分岐点Cの近傍部分を当該分岐点Cに収束させて結束できるように、電線Wの分岐部分に対して結束部材をたすき掛け可能な結束経路を形成している。
【選択図】 図4
【解決手段】 幹線配索経路PH1から分岐配索経路PH2、PH3が分岐する分岐点Cを挟んで当該幹線配索経路PH1沿いに対向し、且つ幹線配索経路PH1に対応して配設される電線束WTを分岐点Cの近傍で支持する一対の基線支持部3と、分岐配索経路PH2、PH3に対応して配索される電線束WTを分岐点Cの近傍で支持する分岐支持部4とを備え、各配索経路PH1〜PH3に沿って配索された電線Wの分岐点Cの近傍部分を当該分岐点Cに収束させて結束できるように、電線Wの分岐部分に対して結束部材をたすき掛け可能な結束経路を形成している。
【選択図】 図4
Description
本発明は、図板上に電線を支持する電線支持具に関するものである。
一般にワイヤーハーネスは、多数のコネクタ間に電線が複雑に枝分かれして接続されることにより、所定の回路が形成された電気配線システムである。この種のワイヤーハーネスを製造する場合、図板と称される作業台上に立設された複数の電線支持具を用いて、複数の電線を予め設定された配索経路に沿って配索することとしている。
特に、上記配索経路においてワイヤーハーネスの基線経路と分岐線経路との分岐点に対応して配置された電線支持具は、図板上に立設された脚部と、この脚部上に設けられた電線受け部と、この電線受け部上の電線の脱落を防止する複数の電線掛部とを備え、特定の電線掛部に電線を掛けることにより、当該電線掛部を中心として電線を屈折した状態で保持するようになっている。そのため、この電線支持具を利用することにより、ワイヤーハーネスの基線経路を構成する電線を直線状に配索することができるとともに、分岐経路を構成する電線を基線経路に対して所定の角度に屈折させた状態で図板上に配索することができ、このように配索された電線束の分岐部分にテープが巻き付けられることにより、電線束を結束して分岐形態が固定されることとなる。
そして、上記テーピング作業の邪魔にならないように、上記電線掛部が電線束から退避可能に構成された電線支持具が知られている(例えば、特許文献1〜3)。
さらに、別の電線支持具としては、上記配索経路上に予め設定された分岐点(分岐経路を構成する電線の屈折位置)に対応して図板上に配設された電線掛部に対して分岐経路を構成する電線を掛け、テーピング時にこの電線掛部の姿勢を維持しつつ、その他の電線掛部を電線束から退避させるように構成されたものもある(特許文献4)。
特開平5−325671号公報
特開2002−304923号公報
特開平5−250936号公報
特開2002−298671号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3の電線支持具によれば、各電線掛部を電線束から退避させた状態で分岐部分のテーピング作業を行うこととしているため、作業者は、電線支持具に保持されている電線束の分岐形態を一方の手で仮保持した状態で電線保持具を退避させ、他方の手でテーピング作業を行う必要があった。そのため、特許文献1〜3の電線支持具では、テーピング作業に熟練を要し、作業性が悪いだけでなく、片手で仮保持された電線束の分岐形態が不安定となり、電線束の分岐点が予め設定された分岐点からずれてしまうおそれがあった。このように分岐点のずれが生じると、分岐点を基準としたワイヤーハーネス各部の寸法精度が悪くなるという問題が生じることとなる。
また、上記特許文献4の電線支持具は、配索経路の分岐点に配設された電線掛部の姿勢を固定した状態を維持することにより、テーピング時にも電線束の分岐点を位置決めすることを図っているが、実際には、基線経路の両端側から配索された電線が電線掛部の両側から掛けられるので、これら電線の分岐点が電線掛部の直径寸法分だけずれてしまうという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、分岐点を精緻に位置決めした状態で、電線束を容易に結束することができる電線支持具を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために本発明は、基線経路とこの基線経路の途中から分岐する分岐経路を有するワイヤーハーネスを製造するワイヤーハーネス製造図板に設けられ、基線経路に対応する基線配索経路と分岐経路に対応する分岐配索経路とに沿ってワイヤーハーネスを構成する電線の束が配索されるように、この電線束をワイヤーハーネス製造図板上に支持する電線支持具であって、上記基線配索経路から分岐配索経路が分岐する分岐点を挟んで当該基線配索経路沿いに対向し、且つ上記基線配索経路に対応して配索される電線束を分岐点の近傍で支持する一対の基線支持部と、分岐配索経路に対応して配索される電線束を分岐点の近傍で支持する分岐支持部とを備え、各配索経路に沿って配索された電線の分岐点近傍部分を当該分岐点に収束させて結束できるように、電線の分岐部分に対して結束部材をたすき掛け可能な結束経路を形成していることを特徴とするものである。
上記電線支持具において、上記各基線支持部及び分岐線支持部は、各配索経路に沿わせた状態で電線束を配索可能な作業位置と、各配索経路から図板側へ退避する退避位置との間で変位可能に構成されていることが好ましい。
本発明によれば、各基線支持部及び分岐支持部により基線経路及び分岐経路を構成する電線対を保持することができ、このように保持された電線束に対して結束経路を介して結束部材をたすき掛けすることにより、保持された電線束を分岐点へ収束させて結束することができる。したがって、本発明では、支持具自身を変位させたり、支持された電線束を大幅に移動させることなく、結束部材をたすき掛けすることができるので、作業者の熟練を要することなく、容易に結束部材の巻き付け作業を行うことができるとともに、電線束の分岐点を精緻に位置決めすることができるので、ワイヤーハーネスの寸法精度を向上させることができる。
さらに、このたすき掛けの過程で弛みのある電線が分岐点を中心に引き寄せられることになるので、各電線に所要のテンションを付与することも可能となり、この点からも品質が向上する。
各基線支持部及び分岐支持部を各配索経路から退避可能にした構成によれば、結束部材のたすき掛け作業が終了した後に各基線支持部及び分岐支持部を退避位置として、基線経路及び分岐経路を構成する電線束に対してコルゲートチューブ等の外装部品を装着することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る電線支持具が設けられたワイヤーハーネスの製造図板を概略的に示す平面図である。
図1を参照して、製造図板1は、略長方形に形成され、その長手方向が水平方向に沿って配置されているとともに、長手方向と直交する側方に位置する作業者に対して上面を向けるように傾斜して配置されている。この製造図板1上には、製造対象となるワイヤーハーネスの最終形態に対応して電線の配索経路PHが図板1の上面に沿って平面的に設定されている。この配索経路PHは、ワイヤーハーネスの幹線経路を構成する電線が左右方向に配索される幹線配索経路(基線配索経路)PH1と、ワイヤーハーネスの分岐経路を構成する電線が配索される複数の分岐配索経路PH2〜PH8とを備え、上記図板1上には、これら幹線配索経路PH1及び分岐配索経路PH2〜PH8に沿って複数の電線が配索されるように、周知の電線支持具(図示せず)が複数個配設されている。特に、上記分岐配索経路PH2及びPH3は、幹線配索経路PH1上の同位置で、当該幹線配索経路PH1と直交して相反する方向へ延びるように設定されており、これら分岐配索経路PH2及びPH3と幹線配索経路PH1との交差位置に対応する図板1上には、電線支持具2が設けられている。
図2は、図1の電線支持具2を拡大して示す平面図であり、図3は、図1の電線支持具2の全体構成を示す斜視図である。
各図を参照して、電線支持具2は、上記幹線配索経路PH1に対応して配索される電線束を支持する一対の基線支持部3と、分岐配索経路PH2及びPH3に対応して配索される電線束を個別に支持する一対の分岐支持部4と、これら両支持部3、4をそれぞれ図板1上に支持する4本の脚部5とを備えている。なお、上記基線支持部3及び分岐線支持部4は、後述する電線受け溝8を除く共通の構成を備えているため、以下、基線支持部3の構成を例に挙げて説明し、これら構成には、共通の符号を付すこととする。
上記基線支持部3は、幹線配索経路PH1に沿って配索された電線が載置される電線受け部6と、この電線受け部6上の電線の脱落を防止する一対の電線掛部7とを備えている。電線受け部6は、平面視で概ね直角二等辺三角形に形成された合成樹脂からなるブロック体であり、その上面には、上記配索経路PHに沿って載置された電線束を収容する電線受け溝8が形成されている。この電線受け溝8は、図板1の上方へ開口するとともに、平面視で電線受け部6の頂点から底辺への垂線方向に沿って延びる溝であり、載置される電線の本数に応じて幅寸法が設定されている。本実施形態では、右側の基線支持部3の電線受け溝8が一番大きな幅寸法に設定されている一方、分岐配索経路PH3を支持する分岐支持部4の電線受け溝8が一番小さな幅寸法に設定されている。各電線掛部7は、上記電線受け溝8の両側で電線受け部6上に立設され、図板1の上方に延びる円柱状の部材である。
上記脚部5は、図板1上に立設された角柱部9を備え、この角柱部9上に連結ピン10を介して上記電線受け部6が固定されるようになっている。すなわち、上記配索経路PHは、図板1の上面に対して脚部5の高さ分だけ上方に設定されている。また、脚部5は、電線受け部6の下面に取り付けられた状態で、平面視において電線受け部6により完全に覆われるようになっている(図2参照)。上記角柱部9は、ボルト11により図板1に位置決めされているとともに、このボルト11及び図板1を貫通して、下端部が図略の高さ位置調整機構と連結されている。この高さ位置調整機構は、例えば、特開平6−333441号公報に示される周知の機構であるため、その構成についての説明は省略するが、この高さ位置調整機構により、上記角柱部9は、図板1上に突出した姿勢と、図板1側へ没した姿勢との間で図板に対して相対変位可能にされている。
そして、上記各基線支持部3は、各脚部5によって上記幹線配索経路PH1から分岐配索経路PH2及びPH3が分岐する分岐点Cを挟んで当該幹線配索経路PH1沿いで左右に対向し、且つ上記幹線配索経路PH1に対応して配索される電線束を分岐点Cの近傍で支持可能となるように図板1上に配設されている。また、分岐支持部4は、各脚部5によって、上記分岐点Cの近傍で分岐配索経路PH2及びPH3に対応して配索される電線束を個別に支持可能となるように図板1上に配設されている。具体的に本実施形態では、両支持部3、4の各電線受け部6は、平面視において、直角二等辺三角形の各頂点が各配索経路PH1〜PH3上で分岐点Cから一定距離だけ離間して配置されているとともに、これら頂点の外側位置で各底辺が各配索経路PH1〜PH3に対して直交するように配置されている。したがって、各電線受け部6間には、平面視で分岐点Cを中心として各配索経路PH1〜PH3に対して45°傾斜した十字型の結束経路Aが図板1上に区画されることとなる。
また、各基線支持部3及び分岐支持部4の各電線受け部6は、上記各脚部5により、それぞれ各配索経路PH1〜PH3に沿わせた状態で電線束を配索可能な作業位置と、各配索経路PH1〜PH3から図板1側へ退避する退避位置との間で図板1に対して相対変位可能に支持されている。
以下、電線支持具2を利用して電線束をテープ(結束部材)により結束する方法について説明する。
図4は、図1の電線支持部2により電線束を結束する手順を示す平面略図であり、(a)は電線が配索された状態、(b)は電線束を斜めに結束した状態、(c)は電線束をたすき掛けした状態をそれぞれ示している。
図4の(a)に示すように、右側に配置された基線支持部3は、各基線支持部3間で配索される電線Weだけでなく、幹線配索経路PH1の右側から配索され、分岐配索経路PH2側へ分岐する電線Wa及び分岐配索経路PH3側へ分岐する電線Wbを支持する一方、左側に配置された基線支持部3は、上記電線Weだけでなく、幹線配索経路PH1の左側から配索され、分岐配索経路PH2側へ分岐する電線Wc及び分岐配索経路PH3側へ分岐する電線束Wを支持するようになっている。そして、分岐配索経路PH2に対応して設けられた分岐支持部4は、上記電線Wa及び電線Wcを支持する一方、分岐配索経路PH3に対応して設けられた分岐保持部4は、上記電線Wb及び電線Wdを支持するようになっている。このように各配索経路PH1〜PH3に沿って配索された電線Wa〜Weは、上記作業位置とされた各電線受け部6上に保持され、この状態では上記結束経路A上に電線Wa〜Weの束(以下、電線束WTと称す)がまたがって配置されていることとなる。
上記電線束WTに対してテープTを巻き付ける場合には、図4の(b)に示すように、電線束WTにテープTを貼り付け、このテープTを結束経路Aに沿って電線束WTの下方をくぐらせて、再び電線束WTの上方へ巻き上げることにより、電線束WTの周りにテープTを周回させることとなる。なお、図示の状態においては、電線Wcと電線Wbとをそれぞれ分岐点Cに収束させるように、電線束WTに対して右下がりにテープTが巻きつけられている。
さらに、上記のように巻き付けられたテープTと直交する方向へ上記手順と同様にテープTを巻き付けることにより、図4の(c)に示すように、電線Waと電線Wdとをそれぞれ分岐点Cに収束させるように、電線束WTに対して左下がりにテープTを巻き付けることができ、これらの手順を繰り返すことにより、テープTをたすき掛けして電線束WTを結束することができる。
なお、上記実施形態では、幹線配索経路PH1と各分岐配索経路PH2及びPH3とが十字に交差した個所に電線支持具2を配設した構成について説明したが、この構成に限定されることはなく、例えば、図5に示すように幹線配索経路PH1から分岐配索経路PH2がT字に分岐する個所に配設するようにしてもよい。
図5は、別の実施形態の電線支持具12を示す平面図であり、(a)は電線Wが配索された状態、(b)は電線束WTを斜めに結束した状態、(c)は電線束WTをたすき掛けした状態をそれぞれ示している。なお、本実施形態の電線支持具12は、上記分岐配索経路PH3(図2参照)に対応して配置された分岐支持部4が省略されている点を除き上記電線支持具2と同様の構成を備えているため、各幹線支持部3と分岐線支持部4との間には、上記分岐支持部4が省略された分だけ上記結束経路Aよりも広い範囲に結束経路A2が形成されている。すなわち、結束経路A2は、上記結束経路Aに加えて、幹線配索経路PH1に沿って配索された電線束WTを上記分岐配索経路PH3側に開放するようになっている。以下、電線支持具12の作用について説明する。
図5の(a)に示すように、右側に配置された基線支持部3は、各基線支持部3間で配索される電線Wfだけでなく、幹線配索経路PH1の右側から配索され、分岐配索経路PH2側へ分岐する電線Wgを支持する一方、左側に配置された基線支持部3は、上記電線Wfだけでなく、幹線配索経路PH1の左側から配索され、分岐配索経路PH2側へ分岐する電線Whを支持するようになっている。そして、分岐支持部4は、上記電線We及び電線Wfを支持するようになっている。このように各配索経路PH1及びPH2に沿って配索された電線Wは、上記作業位置とされた各電線受け部6上に保持され、この状態では上記結束経路A2上に電線束WTがまたがって配置されていることとなる。
上記電線束WTに対してテープTを巻きつける場合には、図5の(b)に示すように、電線束WTにテープTを貼り付け、このテープTを基線支持部3と分岐支持部4との間の結束経路A2に沿って電線束WTの下方をくぐらせて、再び電線束WTの上方へ巻き上げることにより、電線束WTの周りにテープTを周回させることとなる。なお、図示の状態においては、電線Whを分岐点Cに収束させるように、電線束WTに対して右下がりにテープTが巻き付けられている。
さらに、上記のように巻き付けられたテープTと直交する方向へ上記手順と同様にテープTを巻き付けることにより、図5の(c)に示すように、電線Wgを分岐点Cに収束させるように、電線束WTに対して左下がりにテープTを巻き付けることができ、これらの手順を繰り返すことにより、テープTをたすき掛けして電線束WTを結束することができる。
以上説明したように、電線支持具2によれば、各基線支持部3及び分岐線支持部4によりワイヤーハーネスの基線経路及び分岐経路を構成する電線対WTを保持することができ、このように保持された電線対WTに対して結束経路A、A2を介してテープTをたすき掛けすることにより、保持された電線対WTを分岐点Cへ収束させて結束することができる。したがって、電線支持具2では、支持された電線束WTを移動させることなく、テープTをたすき掛けすることができるので、作業者の熟練を要することなく、容易にテープTの巻き付け作業を行うことができるとともに、電線束WTの分岐点Cを精緻に位置決めすることができるので、ワイヤーハーネスの寸法精度を向上させることができる。
各基線支持部3及び分岐支持部4を配索経路PHから退避可能にした構成によれば、テープTのたすき掛け作業が終了した後に各基線支持部3及び分岐支持部4を退避位置として、ワイヤーハーネスの基線経路及び分岐経路を構成する電線束WTに対して個別にテープTを巻き付けることができる。
なお、上記の各実施形態では、幹線配索経路と分岐配索経路との分岐個所に電線保持具2、12を配設することとしているが、この構成に限定されることはなく、分岐配索経路同士が分岐した個所、例えば、図1の分岐配索経路PH7とPH8との分岐個所に電線保持具2、12を配設するようにしてもよい。
1 図板
2 電線支持具
3 基線支持部
4 分岐支持部
A、A2 結束経路
C 分岐点
PH1 幹線配索経路(基線配索経路の一例)
PH2、PH3 分岐配索経路
T テープ
2 電線支持具
3 基線支持部
4 分岐支持部
A、A2 結束経路
C 分岐点
PH1 幹線配索経路(基線配索経路の一例)
PH2、PH3 分岐配索経路
T テープ
Claims (2)
- 基線経路とこの基線経路の途中から分岐する分岐経路を有するワイヤーハーネスを製造するワイヤーハーネス製造図板に設けられ、基線経路に対応する基線配索経路と分岐経路に対応する分岐配索経路とに沿ってワイヤーハーネスを構成する電線の束が配索されるように、この電線束をワイヤーハーネス製造図板上に支持する電線支持具であって、
上記基線配索経路から分岐配索経路が分岐する分岐点を挟んで当該基線配索経路沿いに対向し、且つ上記基線配索経路に対応して配索される電線束を分岐点の近傍で支持する一対の基線支持部と、
分岐配索経路に対応して配索される電線束を分岐点の近傍で支持する分岐支持部とを備え、
各配索経路に沿って配索された電線の分岐点近傍部分を当該分岐点に収束させて結束できるように、電線の分岐部分に対して結束部材をたすき掛け可能な結束経路を形成していることを特徴とする電線支持具。 - 請求項1に記載の電線支持具において、上記各基線支持部及び分岐線支持部は、各配索経路に沿わせた状態で電線束を配索可能な作業位置と、各配索経路から図板側へ退避する退避位置との間で変位可能に構成されていることを特徴とする電線支持具。
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JP2003416000A JP2005174841A (ja) | 2003-12-15 | 2003-12-15 | 電線支持具 |
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JP2003416000A JP2005174841A (ja) | 2003-12-15 | 2003-12-15 | 電線支持具 |
Publications (1)
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2005174841A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007026988A (ja) * | 2005-07-20 | 2007-02-01 | Yazaki Corp | 電線位置決め治具と該電線位置決め治具を備えた布線板 |
JP2009277472A (ja) * | 2008-05-14 | 2009-11-26 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | ワイヤーハーネス組立用電線保持具 |
JP2013145642A (ja) * | 2012-01-13 | 2013-07-25 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 分岐用布線治具およびこれを用いて製造されたワイヤハーネス並びにこれが立設されたワイヤハーネスの組立図板 |
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2003
- 2003-12-15 JP JP2003416000A patent/JP2005174841A/ja not_active Abandoned
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