JP2005173601A - 光走査装置 - Google Patents

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亨洙 金
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Abstract

【課題】 光走査装置を提供する。
【解決手段】 光を生成照射する光源21と,光源から照射されたビームを被露光体50の主走査方向に偏向走査させるビーム偏向器30と,ビーム偏向器により偏向されたビームを,主走査方向及び副走査方向に対して相異なる倍率で補正して被露光体に結像させるfθレンズ41と,を含み,被露光体に結像されたビームの主走査方向の全体の長さをH,ビーム偏向器の反射面と被露光体間の光軸上の距離をLとする時,このHとLとの関係は下記の条件式1を満たすことを特徴とする。
【数11】
Figure 2005173601

【選択図】 図2

Description

本発明は,光源から照射されたビームを被露光体に走査する光走査装置に係り,さらに詳細には,fθレンズの設置を容易にするために,ビーム偏向器と被露光体間の光路を確保し,かつ安定した光学性能を確保した構造の光走査装置に関する。
一般的に光走査装置は,レーザープリンタ,デジタル複写機,ファクシミリなどの機器に採用されるものであり,ビーム偏向器による主走査と被露光体の回転による副走査とを通じて被露光体に対して潜像を形成する。
図1に示すように,従来の光走査装置は,ビームを生成照射する光源1と,この光源1から出射されたビームが被露光体15に主走査されるように入射ビームを偏向させるビーム偏向器7と,このビーム偏向器7で偏向されるビームに含まれたエラーを補正するfθレンズ11とを含む。また,光源1とビーム偏向器7間の光路上には,光源1から照射された発散ビームを集束させるコリメートレンズ3と,ビームを整形する円柱レンズ5とがさらに備えられている。前記fθレンズ11と被露光体15間には,走査されたビームの方向を変える反射ミラー13が配置される。
前記ビーム偏向器7は,駆動源9と,該駆動源9により回転される回転多面鏡8とを含む。したがって,前記光源1から照射されたビームは,前記回転多面鏡8の回転によってその反射方向が変わりつつその走査方向が決定される。
前記fθレンズ11は,第1及び第2レンズ11a,11bで構成される。第1レンズ11aは,ビーム偏向器7で偏向されたビームに含まれた非点収差を補正する。第2レンズ11bは,走査されるビームを集束して走査線が等線及び等角を維持するように補正する。
特開2001−142019号公報 特開平2−171715号公報 特開昭63−080218号公報 特開平6−202020号公報 特開昭62−266517号公報 米国特許第5,808,773号明細書 韓国特許公開1994−022114号
上記のように構成された光走査装置では,前記ビーム偏向器7で偏向されたビームが前記被露光体15の主走査領域全体に入射されなければならないので,ビーム偏向器7と被露光体15間の光路が十分に確保される必要がある。また,fθレンズの製作容易性,かつ安定した光学性能の確保が要求される。
また,カラーレーザープリンタのように4個の被露光体を利用して画像を形成する機器に採用される場合は,各被露光体に対してビームを走査することが要求される。このような要求を満足しながら光走査装置の構成を単純化させるために,一つのビーム偏向器を利用して4個のビームを走査できる構成が要求される。しかし,図1に示したように,従来の光走査装置を利用してマルチビームを走査できるように構成する場合,ビーム偏向器7と被露光体15間の光路が短くて,4群のfθレンズの光学的配置が困難であるという問題点がある。
そこで,本発明は,このような問題に鑑みてなされたもので,その目的とするところは,ビーム偏向器と被露光体間の経路を相対的に長く確保し,製作が容易でかつ安定した光学性能を持つように,副走査方向の結像倍率が低倍率のfθレンズを採用した光走査装置を提供することである。
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,光を生成照射する光源と;前記光源から照射されたビームを被露光体の主走査方向に偏向走査させるビーム偏向器と;前記ビーム偏向器により偏向された前記ビームを,主走査方向及び副走査方向に対して相異なる倍率で補正して前記被露光体に結像させるfθレンズと;を含み,前記被露光体に結像された前記ビームの主走査方向の全体の長さをHとし,前記ビーム偏向器の反射面と前記被露光体間の光軸上の距離をLとする時,前記Hと前記Lとの関係は下記の条件式1を満たすことを特徴とする光走査装置が提供される。
Figure 2005173601
上記光走査装置は,前記ビーム偏向器の反射面と前記fθレンズの入射面間の光軸上の距離をLとし,前記fθレンズの出射面と前記被露光体間の光軸上の距離をLとする時,前記Lと前記Lとの関係は下記の条件式2を満たしていてもよい。
Figure 2005173601
上記光走査装置には,主走査方向又は副走査方向に対応する方向に対してそれぞれ入射ビームを集束させる2枚の円柱レンズが,前記光源と前記ビーム偏向器間にさらに備えられていてもよい。
上記fθレンズは,主走査方向の曲率半径と副走査方向の曲率半径が相異なる1枚の非球面レンズよりなっていてもよい。
上記fθレンズは,プラスチック材質よりなっていてもよい。
上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,それぞれ独立的に光変調される複数の光を照射する光源モジュールと;前記光源モジュールから照射された複数のビームを偏向走査させるビーム偏向器と;前記ビーム偏向器で偏向走査される各ビームを複数の被露光体のいずれかに向かわせるように経路を変換する光路変換手段と,前記ビーム偏向器により偏向され,前記光路変換手段により相異なる経路に進行する各ビームを,主走査方向及び副走査方向に対して相異なる倍率で補正して前記複数の被露光体のいずれかにそれぞれ結像させる複数のfθレンズと;を含み,前記被露光体に結像された前記ビームの主走査方向の全体の長さをHとし,前記ビーム偏向器の反射面と前記被露光体間の光軸上の距離をLとする時,前記Hと前記Lとの関係は下記の条件式1を満たすことを特徴とする光走査装置が提供される。
Figure 2005173601
上記光走査装置は,前記ビーム偏向器の反射面と前記fθレンズの入射面間の光軸上の距離をLとし,前記fθレンズの出射面と前記被露光体間の光軸上距離をLとする時,前記Lと前記Lとの関係は下記の条件式2を満たしていてもよい。
Figure 2005173601
上記光源モジュールは,それぞれ光を生成照射する複数の発光点を備えてもよい。
上記光路変換手段は複数の反射ミラーを含み,各経路が同一の長さであってもよい。
上記fθレンズは,主走査方向の曲率半径と副走査方向の曲率半径とが相異なる1枚の非球面レンズよりなっていてもよい。
上記fθレンズは,プラスチック材質よりなっていてもよい。
以上説明したように本発明によれば,上記条件式1及び2の条件を満たすように前記ビーム偏向器と前記被露光体間の間隔を設定することによって,それら間の光路を十分に確保できる。したがって,光路を自由に変更でき,かつfθレンズなどの光学要素を容易に設置できる。
また,fθレンズによる副走査方向結像倍率を低倍率とすることによって,このfθレンズの非球面変形量が小さいためその金型製作及び射出加工が容易であり,かつ走査区間内で主走査方向及び副走査方向へのビームスポットの偏差が少なくて安定した光学性能を確保できる。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1実施形態)
図2及び図3に示すように,本発明の第1実施形態にかかる光走査装置は,光を生成照射する光源21と,この光源21から照射されたビームを偏向走査させるビーム偏向器30と,このビーム偏向器30で偏向されたビームを,主走査方向及び副走査方向に対して相異なる倍率で補正して被露光体50に結像させるfθレンズ41と,を備える。
前記光源21は,被露光体50の潜像が形成される部分についてのみビームを照射できるように光変調しつつビームを照射するものであり,エッジ発光レーザーダイオード,表面光レーザーダイオード(VCSEL;Vertical Cavity Surface Emitting Laser),発光素子(LED;Light Emitting Device)などで構成される。この光源21は,図3に図示したように,一つの走査線を形成する構造に採用される場合には単一ビームを生成照射する構成を持つ。
一方,図5に図示したような構造のマルチビームを走査する方式の光走査装置に採用される場合には,光源モジュールを構成し,それぞれ独立的に光変調される多数のビーム,例えば,4個のビーム(4個の被露光体に対して同時に走査線を形成させる場合)それぞれを照射する。この光源21及び光源モジュールそれ自体の構成は当該分野で公知のものであるので,その詳細な説明は省略する。
また,光走査装置は,前記光源21と前記ビーム偏向器30間の光路上にコリメートレンズ23,口径絞り24及び,第1及び第2円柱レンズ25,27をさらに備えてもよい。第1及び第2円柱レンズ25,27は,主走査方向又は副走査方向に対応する方向に対してそれぞれ入射ビームを集束させる2枚の円柱レンズの一例である。
前記コリメートレンズ23は,前記光源21から放出される発散ビームを平行ビームまたは収斂ビームにする。前記第1円柱レンズ25は,前記口径絞り24を通過したビームを副走査方向に集束させて前記ビーム偏向器30に結像させる。一方,第2円柱レンズ27は入射されたビームを主走査方向に集束させるレンズであり,前記光源21と前記ビーム偏向器30間の間隔を狭める役割を担う。また,温度変化時に光走査装置の全体焦点距離変化を最小にする。
ここで,副走査方向は被露光体50の回転方向を示し,主走査方向は被露光体50の軸方向,すなわち,ビーム偏向器30を通じてビームが偏向される方向を示す。
後述する表1は,前記第1円柱レンズ25がガラス材質でなり,第2円柱レンズ27がプラスチック材質でなることを表わしている。しかし,これは例示的なものに過ぎず,コストダウン及び量産を容易にするためにいずれもプラスチック材質でなるか,いずれも温度変化時にも光学的性能の変動の少ないガラス材質でなることもあり,両レンズ25,27の材質を取り替えて使用することもある。
前記ビーム偏向器30は,前記光源21から照射され,かつ前記コリメートレンズ23,第1円柱レンズ25,及び第2円柱レンズ27を経由して入射されたビームを被露光体50の主走査方向に偏向走査させる。
このビーム偏向器30は,駆動源35と,この駆動源35により時計回り方向または逆時計回り方向に回転駆動される回転多面鏡31とを含む。この回転多面鏡31は,その側壁に複数の反射面31aが形成されている。したがって,前記回転多面鏡31の回転時に入射ビームに対する前記反射面31aの角度が変わり,それにより,入射ビームを主走査方向に走査する。前記ビーム偏向器30は,図示されたような回転多面鏡構造に限定されるものではなく,入射ビームを回折偏向させるホログラムディスク構造で構成することもできる。
前記fθレンズ41は,前記ビーム偏向器30により偏向されたビームを,主走査方向及び副走査方向に対して相異なる倍率で補正して前記被露光体50に結像させる。ここで,副走査方向への結像倍率は,図5に示した光走査装置と同程度の光学性能を持つように低倍率とした。
このfθレンズ41は,主走査方向の曲率半径と副走査方向の曲率半径とが相異なる1枚の非球面レンズよりなっている。このfθレンズ41は,プラスチック材質よりなることが望ましい。図2を参照して前記fθレンズ41の両面R10,R11を説明すれば,その非球面変形量が小さいことが分かる。したがって,前記fθレンズ41は,副走査方向への結像倍率を低倍率とすることによってその非球面変形量が小さくなり,プラスチック材質で構成することによって金型製作及び射出加工が容易であるという利点がある。
この光走査装置は,ハウジング20の内部にあらゆる光学要素を配置した構造を持つ。この時,前記ハウジング20には,その内部を保護し,かつ前記fθレンズ41を透過した光が出射される透明材質からなるカバー部材45が設けられている。
前記被露光体50は,ビームが結像される部分が露光されて結像されていない部分との差(例えば,電位差)を示す媒体である。この被露光体50の例には,感光ドラムまたは感光ベルトなどがある。
図3は,前記被露光体50として感光ドラムを示すものである。図示のように,感光ドラムは現像装置60に採用されるものであり,帯電器(図示せず)により所定電位に帯電される。帯電された感光ドラムに前記光走査装置によりビームスポットが形成される。ビームスポットが形成された部分の電位は落ちて静電潜像が形成され,以後にその部分にトナーが現像されて画像が形成される。
表1は,図2及び図3に図示されたように構成された本実施形態にかかる光走査装置の設計諸元を表したものである。
Figure 2005173601
表1に示したように,光学的配置を持つ場合,L=145mm,L=155mm,L=324.9mm,H=216mmである。ここで,Lは,ビーム偏向器30の反射面とfθレンズ41の入射面R10間の光軸上の距離を示す。Lは,fθレンズ41の出射面R11と被露光体50間の光軸上の距離を示す。Lは,ビーム偏向器30の反射面と被露光体50間の光軸上の距離を示す。Hは,被露光体50に結像されたビームの主走査方向全体の長さを示す。
本実施形態にかかる光走査装置は,fθレンズ41の製作容易性及び安定した光学性能を確保するために,LとHとの関係は下記の条件式1を満足することが望ましい。
Figure 2005173601
さらに望ましくは,LとLとの関係は下記の条件式2を満足することが望ましい。
Figure 2005173601
前記条件式1及び2を満たすように前記ビーム偏向器30と前記被露光体50間の間隔を設定することによって,それら間の光路を十分に確保することができ,光路を自由に変更でき,かつfθレンズなどの光学要素を容易に設置できるという利点がある。
図4は,図2及び図3に示したように光走査装置を構成した場合,走査長の変化によるスポットサイズを示すグラフである。ここで,走査長は,fθレンズの中心を過ぎて結像されたスポットの位置を零点として主走査方向への長さを表したものである。
図4を参照すると,主走査方向へのビームスポットサイズは,走査長全体に亙って約70μm未満と一定であることが分かる。そして,副走査方向へのビームスポットサイズは主走査方向へのビームスポットサイズよりは大きいが,その偏差が小さいことが分かる。したがって,本実施形態のように光走査装置を構成する場合,安定した光学性能を得られる。
一方,前記表1の各値などは例示的なものに過ぎず,光源21から回転多面鏡31の反射面間の光学要素及びその光学的配置は変更可能である。
(第2実施形態)
図5は,本発明の第2実施形態にかかる光走査装置を示す概略的な図面である。図5は,光走査装置が複数の現像装置160a,160b,160c,160dを持つカラーレーザー印刷機に採用されたことを例として表したものである。
図5に示すように,本実施形態にかかる光走査装置は,複数の光を照射する光源モジュール(図示せず)と,ビーム偏向器130と,このビーム偏向器130で偏向走査される複数のビームそれぞれを複数の被露光体150a,150b,150c,150dそれぞれに向かわせるように経路を変換する光路変換手段と,偏向走査されるビームそれぞれの進行経路上に設けられた複数のfθレンズ141a,141b,141c,141dとを含む。
前記光源モジュールは,それぞれ光を生成照射する複数の発光点を備える。この光源モジュールは,図2を参照して説明された光源21のように,エッジ発光レーザーダイオード,VCSEL,LEDなどで構成されるものであり,本実施形態においてはそれぞれ独立的に光変調される4個のビームを照射する。この光源モジュール自体の構成は公知のものであるので,その詳細な説明は省略する。
前記光源モジュールと前記ビーム偏向器130間の光路上には,コリメートレンズ,第1及び第2円柱レンズがさらに備えられてもよい。それら光学要素は,図2及び図3を参照して説明された本発明の第1実施形態にかかる光走査装置の同一部材名の光学要素と実質上同一なので,その詳細な説明は省略する。
前記ビーム偏向器130は,入射された4個のビームそれぞれを同時に偏向走査させるものであり,駆動源135及び回転多面鏡131で構成される。
前記光路変換手段は,前記ビーム偏向器130で偏向走査された4個のビームを前記被露光体150a,150b,150c,150dそれぞれに向かわせるように,それぞれの進行経路を変える。この光路変換手段は,複数の反射ミラーMa1,Ma2,Mb1,Mb2,Mb3,Mc1,Mc2,Mc3,Md1,Md2で構成される。ここで,各ビームの進行経路において,前記ビーム偏向器130から各被露光体150a,150b,150c,150d間の光路は同一の長さを持つ。この光路長は,図2に図示されたような構造を持つ場合における光路長と同じものであり,上述の条件式1や2の関係を満たす。
前記複数のfθレンズ141a,141b,141c,141dは,入射ビームそれぞれを主走査方向及び副走査方向に対して相異なる倍率で補正して,前記複数の被露光体150a,150b,150c,150dそれぞれに結像させる。このfθレンズ141a,141b,141c,141dそれぞれの構成は,図2及び図3を参照して説明されたfθレンズ41の構成と実質上同一なので,その詳細な説明は省略する。
この光走査装置は,ハウジング170の内部にあらゆる光学要素を配置した構造を持つ。この時,前記ハウジング170には,その内部を保護し,かつ前記複数のfθレンズ141a,141b,141c,141dそれぞれを透過した光が出射される透明材質でなるカバー部材145a,145b,145c,145dが設けられている。
本実施形態においては,4本のビームを同時に偏向走査させる光走査装置を例として表したが,これは例示的なものに過ぎず,本発明の保護範囲はそれに限定されるものではなく,特許請求の範囲に記載された発明によって定められる。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明による光走査装置は,レーザープリンタ,デジタル複写機,ファクシミリなどの機器に適用できる。
従来の光走査装置の光学的配置を示す概略的な斜視図である。 本発明の第1実施形態にかかる光走査装置の光学的配置を示す平面図である。 図2の一部を示す側面図である。 同実施の形態による光走査装置の走査長変化によるスポットサイズを示すグラフである。 本発明の第2実施形態にかかる光走査装置の光学的配置を示す側面図である。
符号の説明
20 ハウジング
21 光源
23 コリメートレンズ
24 口径絞り
25 第1円柱レンズ
27 第2円柱レンズ
30,130 ビーム偏向器
31,131 回転多面鏡
31a 反射面
35,135 駆動源
41,141a,141b,141c,141d fθレンズ
45 カバー部材
50,150a,150b,150c,150d 被露光体

Claims (11)

  1. 光を生成照射する光源と;
    前記光源から照射されたビームを被露光体の主走査方向に偏向走査させるビーム偏向器と;
    前記ビーム偏向器により偏向された前記ビームを,主走査方向及び副走査方向に対して相異なる倍率で補正して前記被露光体に結像させるfθレンズと;を含み,
    前記被露光体に結像された前記ビームの主走査方向の全体の長さをHとし,前記ビーム偏向器の反射面と前記被露光体間の光軸上の距離をLとする時,前記Hと前記Lとの関係は下記の条件式1を満たすことを特徴とする光走査装置。
    Figure 2005173601
  2. 前記ビーム偏向器の反射面と前記fθレンズの入射面間の光軸上の距離をLとし,前記fθレンズの出射面と前記被露光体間の光軸上の距離をLとする時,前記Lと前記Lとの関係は下記の条件式2を満たすことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
    Figure 2005173601
  3. 主走査方向又は副走査方向に対応する方向に対してそれぞれ入射ビームを集束させる2枚の円柱レンズが,前記光源と前記ビーム偏向器間にさらに備えられたことを特徴とする請求項1または2に記載の光走査装置。
  4. 前記fθレンズは,主走査方向の曲率半径と副走査方向の曲率半径が相異なる1枚の非球面レンズよりなることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光走査装置。
  5. 前記fθレンズは,プラスチック材質よりなることを特徴とする請求項4に記載の光走査装置。
  6. それぞれ独立的に光変調される複数の光を照射する光源モジュールと;
    前記光源モジュールから照射された複数のビームを偏向走査させるビーム偏向器と;
    前記ビーム偏向器で偏向走査される各ビームを複数の被露光体のいずれかに向かわせるように経路を変換する光路変換手段と;
    前記ビーム偏向器により偏向され,前記光路変換手段により相異なる経路に進行する各ビームを,主走査方向及び副走査方向に対して相異なる倍率で補正して前記複数の被露光体のいずれかにそれぞれ結像させる複数のfθレンズと;を含み,
    前記被露光体に結像された前記ビームの主走査方向の全体の長さをHとし,前記ビーム偏向器の反射面と前記被露光体間の光軸上の距離をLとする時,前記Hと前記Lとの関係は下記の条件式1を満たすことを特徴とする光走査装置。
    Figure 2005173601
  7. 前記ビーム偏向器の反射面と前記fθレンズの入射面間の光軸上の距離をLとし,前記fθレンズの出射面と前記被露光体間の光軸上距離をLとする時,前記Lと前記Lとの関係は下記の条件式2を満たすことを特徴とする請求項6に記載の光走査装置。
    Figure 2005173601
  8. 前記光源モジュールは,それぞれ光を生成照射する複数の発光点を備えたことを特徴とする請求項6または7に記載の光走査装置。
  9. 前記光路変換手段は複数の反射ミラーを含み,各経路が同一の長さであることを特徴とする請求項6から8のいずれかに記載の光走査装置。
  10. 前記fθレンズは,主走査方向の曲率半径と副走査方向の曲率半径とが相異なる1枚の非球面レンズよりなることを特徴とする請求項6から9のいずれかに記載の光走査装置。
  11. 前記fθレンズは,プラスチック材質よりなることを特徴とする請求項6から10のいずれかに記載の光走査装置。
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