JP2005172862A - 反射型液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画素電極の隙間から侵入する侵入光が画素スイッチングトランジスタに到達することを防止してトランジスタの性能劣化を防止することができる反射型液晶表示装置を提供する。
【解決手段】 半導体基板10に、画素スイッチングトランジスタTrと、第1層間絶縁層26と、配線層28と、第2層間絶縁層30と、金属製の遮光層32と、第3層間絶縁層34と、画素電極4と、液晶層LCと、共通電極38と、光透過性基板40とを備えた反射型液晶表示装置において、第2層間絶縁層と第3層間絶縁層の内の少なくともいずれか一方の層間絶縁層の上下の両面側に、反射防止層50、70を形成し、層間絶縁層と反射防止層とを含む断面の屈折率が、層間絶縁層の断面中心より上方、或いは下方に行くに従って大きくなるような分布に設定するように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、読み出し光を映像信号に応じて光変調させて、これを反射させることによって表示を行う反射型液晶表示装置に関する。
最近、屋外公衆用や管制業務用のディスプレイ、またハイビジョン等の高精細映像の表示用ディスプレイ、或いは投射プロジェクタ等のように、映像を大画面に表示するための投射型表示装置の要望が高まっている。その投射型表示装置には大別すると透過方式と反射方式のものがあるが、双方の方式とも、LCD(Liquid Crystal Display)、すなわち液晶表示装置が用いられ、この液晶表示装置に読み出し光を入射させ、その入射光を映像信号に対応させて画素単位で変調することにより投射光を得るようになっている。ここに液晶表示装置は、半導体基板に薄膜トランジスタ等のスイッチングトランジスタとそのスイッチングトランジスタによって電位が制御される画素電極を配列形成したアクティブマトリクス基板と、光透過性基板(ガラス基板等)に被膜形成された共通電極と、前記のアク ティブマトリクス基板と共通電極との間に封止された液晶層からなり、共通電極と各画素電極の間の電位差を映像信号に対応させて画素電極毎に変化させ、液晶層の配向を制御することで読み出し光を変調するものである。
ところで、液晶表示装置には、透過型と反射型のものが知られている。透過型の液晶表示装置は、液晶を駆動する駆動回路及び配線が液晶パネルの面内にあって画素電極の周辺に約10μm程の幅で形成されているため、液晶パネルの表示領域全面に対する光変調に係わる画素領域の占める割合(以下、開口率という)が低い。現状で最も開口率の高い透過型液晶表示装置でも開口率は60%程度である。この透過型液晶表示装置は、画素数が増し(高解像度)画素密度が上がると、開口率が低下するので、この透過型液晶表示装置を搭載した液晶プロジェクタ等では高輝度な表示画像を得ることが困難であった。
そこで近年、高輝度、高解像度が得られる反射型液晶表示装置が開発され実用化している。次に、反射型液晶表示装置を例にとって説明する。
図10は一般的な反射型液晶表示装置を示すブロック構成図、図11は従来の反射型液晶表示装置の1つの画素の部分を示す回路構成図、図12は従来の反射型液晶表示装置の1つの画素を示す断面図、図13は図12に示す反射型液晶表示装置において読み出し光が侵入光として入って行く状態を説明するための図である。
図10に示すように、この液晶表示装置は、半導体基板2上に、複数の列信号電極D1、D2、D3、…Diが並行して配置されており、これら各列信号電極D1、D2、D3、…Diと直交する方向に複数の行走査電極G1、G2、G3、…Gjが配置されている。尚、以降、符号D1〜Diをまとめて符号Dと表し、符号G1〜Gjをまとめて符号Gと表す場合がある。各列信号電極Dと行走査電極Gの交差部は画素Pxとなり、この画素Pxは、図11に示すように画素スイッチングトランジスタTr及び保持容量Cと、液晶層LCとを含み、マトリクス状に配置されることになる。
列信号電極駆動回路100は水平シフトレジスタ101及び複数のビデオスイッチS1、S2、S3、…Siからなるスイッチ群により構成されている。各ビデオスイッチS1、S2、S3、…Siの入力側は、画像信号Videoが供給される画像信号供給配線Lに共通に接続され、出力側は、各々対応する列信号電極D1、D2、D3、…Diに接続されている。また、各ビデオスイッチS1、S2、S3、…Siの制御信号には、水平シフトレジスタ101の出力が接続されている。
このような構成の列信号電極駆動回路100では、図示しない駆動タイミングパルス発生回路より供給される水平スタート信号及び水平クロックにより水平シフトレジスタ101が駆動され、水平シフトレジスタ101からの出力パルスにて各アナログスイッチS1、S2、S3、…Siを順次オン状態にすることにより、1水平期間の画像信号Videoを順次列信号電極D1、D2、D3、…Diにサンプリングする。
一方、行走査電極駆動回路102は、全表示行数に相当する段数を有する垂直シフトレジスタを含んで構成されている。この垂直シフトレジスタは、図示しない駆動タイミングパルス発生回路より供給される垂直スタート信号及び水平期間に同期した垂直シフトクロックにより駆動され、各行走査電極G1、G2、G3、…Gjに対して1水平期間毎(行毎)に順次走査パルスを出力する。
その結果、各行走査電極G1、G2、G3、…Gjに接続した画素スイッチングトランジスタTrが1行ずつ順次オンとなり、D1、D2、D3、…Diにサンプリングした画像信号Videoの電圧が図11に示すように隣接する画素の保持容量Cに電荷情報として蓄積保持される。
これにより、各画素Pxに対応した液晶層LCには、画素電極4を介して各保持容量Cに蓄積した信号電圧が印加され、それに応じて液晶の光変調度が変化する。これにより、画像信号Videoに対応した画像が表示されることになる。
図12は上記した1つの画素Pxの断面図を示しており、例えばP型シリコン基板よりなる半導体基板10の表面には、上記画素スイッチングトランジスタTrと上記保持容量Cとが設けられている。上記画素スイッチングトランジスタTrと保持容量Cとは、例えばSiO よりなるフィールド酸化膜12により電気的に区画されており、また、画素スイッチングトランジスタTr自体は例えばN型のウエル14上に形成されている。上記画素スイッチングトランジスタTrは、不純物の高濃度層であるドレイン16と、ソース18と、これらドレイン16とソース18との間にゲート酸化膜を介して位置されるゲート電極20とよりなってMOSFETを形成している。また、上記保持容量Cは、不純物の高濃度層である下部電極22と、この上方に絶縁膜を介して形成された上部電極24とよりなり、ここに必要に応じて電荷を貯め得るようになっている。
そして、上記画素スイッチングトランジスタTr及び保持容量Cを含んでこの全体を覆うようにして例えばSiO よりなる第1層間絶縁層26が形成されている。この第1層間絶縁層26の上面には、例えばアルミニウムよりなる配線層28がパターン化されて形成されている。また、この配線層28の上面には例えばSiO よりなる第2層間絶縁層30が形成されている。更に、この第2層間絶縁層30の上面には例えばアルミニウム等よりなる金属製の遮光層32がパターン化して形成されており、後述するようにこの遮光層32により読み出し光を遮断することにより、この読み出し光がこの下方へできるだけ侵入することを阻止するようになっている。
そして、この遮光層32の上面には例えばSiO よりなる第3層間絶縁層34が形成されている。そして、この第3層間絶縁層34の上面に、例えば四角形状になされたアルミニウム製の画素電極4が形成されている。この画素電極4は、上記遮光層32を介してソース18及び保持容量Cの上部電極24に接続されている。そして、この画素電極4は、隣接する画素電極との間で所定の幅の隙間36を介して液晶パネル略全面に亘ってマトリクス状に配列されている。以上のようにしてアクティブマトリクス基板が形成されることになる。
そして、この配列された多数の画素電極4に対向させて透明な共通電極38がその表面に形成されたガラス板のような光透過性基板40が配置される。そして、この光透過性基板40の共通電極38と上記多数の画素電極4との間に液晶層LCが封入される。上記共通電極38は、各画素Pxに共通に広がるようにして設けられている。尚、上記画素電極4と共通電極38の各表面には図示しない配向膜が形成されている。
通常、このような反射型液晶表示装置の光変調に係わらない無効となる領域は、前記画素電極4間の隙間36の幅は0.5乃至0.7μm程度であるから、例えば14μmの画素電極ピッチを有する反射型液晶表示装置の場合では、90乃至93%の開口率を得ることができる。
ところで、読み出し光LTが光透過性基板40側から入射されると、その一部は、画素電極4同士間の僅かな隙間36から、図13に示すように侵入光LTiとしてアクティブマトリクス基板内に入ってくることは避けられない。この侵入光LTiが図13に示すように画素電極4と遮光層32との間及びこの遮光層32と配線層28との間を多重に反射しながら構造的にPN接合のフォトダイオードになっているドレイン16やソース18に侵入し、これがために光キャリアが発生してリーク電流を引き起こし、フリッカーや焼き付きを起こす原因となる画素電極の電位変動が生じてしまう。
この場合、画素電極4の面積を大きくすることによって侵入光LTiの光路長を長くすることも考えられるが、これは画素の微細化傾向に反するので採用することはできない。
そこで、上記遮光膜32の上面に、第3層間絶縁膜34を堆積させる前に反射防止層42を直接的に形成して、侵入光LTiを減衰させる試みが行われている(例えば特許文献1を参照)。この反射防止層42としては、TiN(窒化チタン)膜を単独で用いたり、或いはTiN膜上に窒化シリコン(SiN)膜を形成して2層構造にしたりすることが行われている。
特開2000−193994号公報(第3−4頁、図1)。
しかしながら、一般に液晶パネルを1枚用いる単板方式の場合、全可視光領域(4000Å乃至7000Åの波長)の読み出し光が用いられるが、上記反射防止層42に用いられる窒化チタン(TiN)は、全可視光領域の中の1部の波長の光に対してだけ反射率が低く設定することは可能であるが、それ以外の波長の光に対しては十分に反射防止をすることができない。
また、反射防止層42としてTiN/SiNの2層構造の薄膜を用いた場合でも、この反射防止層42の反射率を十分に低下させるのが困難であった。
更には、液晶パネルを3枚用いる三板方式の場合、それぞれ赤、青、緑の液晶パネルに用いられる反射防止層42は、それぞれに読み出し光に対して反射防止すればよく、例えば赤に用いられる液晶パネルの反射防止層では、この反射防止層の膜厚を赤色用に最適化して赤(波長が6000Å乃至7000Åの光)のみを反射防止すればよいが、しかしながら、赤、青、緑の液晶パネルは、それぞれにおいて、反射防止層の膜厚を変えて最適化を図る必要があり、赤、青、緑の液晶パネルの共通化を行うことができなかった。このため、生産性を低下させていた。
本発明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案されたものである。本発明の目的は、可視光領域の全域の波長に渡って、反射防止層の反射率を10%以下にし、画素電極の隙間から侵入する侵入光が画素スイッチングトランジスタに到達することを防止してトランジスタの性能劣化を防止することができる反射型液晶表示装置を提供することにある。
請求項1に係る発明は、半導体基板に、画素スイッチングトランジスタと、第1層間絶縁層と、配線層と、第2層間絶縁層と、金属製の遮光層と、第3層間絶縁層と、所定のピッチで配列された画素電極と、液晶層と、共通電極と、光透過性基板とを備えて読み出し光に対して前記液晶層にて光変調を行うようにした反射型液晶表示装置において、前記第2層間絶縁層と前記第3層間絶縁層の内の少なくともいずれか一方の層間絶縁層の上下の両面側に、反射防止層を形成し、前記層間絶縁層と前記反射防止層とを含む断面の屈折率が、前記層間絶縁層の断面中心より上方、或いは下方に行くに従って大きくなるような分布に設定するように構成したことを特徴とする反射型液晶表示装置である。
この場合、例えば請求項2に規定するように、前記反射防止層は、SiON膜を含む複数の積層膜を含む。
本発明の反射型液晶表示装置によれば、反射防止層を、窒化物膜と、層間絶縁層と屈折率の異なるSiON膜とにより構成したので、画素電極の隙間から侵入する侵入光を前記反射防止層が吸収し、入射光が反射してトランジスタに到達してトランジスタ性能を劣化させることを防止できる。このため、更なる画素微細化を実現することが出来る。
また本発明の反射型液晶表示装置によれば、層間絶縁層の上下両面に反射防止層を設ける構造により、読み出し光の一部が画素電極の隙間から侵入して画素スイッチングトランジスタに到達することを防止する能力を強化させることができ、その特性の劣化を防止することができる。従って、反射型液晶表示装置の更なる高輝度化、高微細化を図ることができる。
以下に、本発明に係る反射型液晶表示装置の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
<第1実施例>
図1は本発明の反射型液晶表示装置の第1実施例の1つの画素の部分を示す断面図である。尚、この反射型液晶表示装置のブロック構成図、回路構成図はそれぞれ図10及び図11にて説明した場合と同様なので、ここではその説明を省略する。また、従来装置と同一構成部分については同一符号を付して説明する。
また、この第1実施例の特徴は、図13に示す従来装置の反射防止層42としてTiN膜、或いはTiN膜とSiN膜の2層構造の薄膜を用いたが、これに代えて金属窒化物膜、例えばTiN膜とSiON膜とよりなる2層構造の薄膜を用いた点である。
すなわち、図1に示すように、例えばP型シリコン基板よりなる半導体基板10の表面には、上記画素スイッチングトランジスタTrと上記保持容量Cとが設けられている(図11参照)。上記画素スイッチングトランジスタTrと保持容量Cとは、例えばSiO よりなるフィールド酸化膜12により電気的に区画されており、また、画素スイッチングトランジスタTr自体は例えばN型のウエル14上に形成されている。上記画素スイッチングトランジスタTrは、不純物の高濃度層であるドレイン16と、ソース18と、これらドレイン16とソース18との間にゲート酸化膜を介して位置されるゲート電極20とよりなってMOSFETを形成している。また、上記保持容量Cは、不純物の高濃度層である下部電極22と、この上方に絶縁膜を介して形成された上部電極24とよりなり、ここに必要に応じて電荷を貯め得るようになっている。
そして、上記画素スイッチングトランジスタTr及び保持容量Cを含んでこの全体を覆うようにして例えばSiO よりなる第1層間絶縁層26が形成されている。この第1層間絶縁層26の上面には、例えばアルミニウムよりなる配線層28がパターン化されて形成されている。また、この配線層28の上面には例えばSiO よりなる第2層間絶縁層30が形成されている。更に、この第2層間絶縁層30の上面には例えばアルミニウム等よりなる金属製の遮光層32がパターン化して形成されており、後述するようにこの遮光層32により読み出し光を遮断することにより、この読み出し光がこの下方へできるだけ侵入することを阻止するようになっている。
そして、この遮光層32の上面には例えばSiO よりなる第3層間絶縁層34が形成されている。そして、この第3層間絶縁層34の上面に、例えば四角形状になされたアルミニウム製の画素電極4が形成されている。この画素電極4は、上記遮光層32を介してソース18及び保持容量Cの上部電極24に接続されている。そして、この画素電極4は、隣接する画素電極との間で所定の幅の隙間36を介して液晶パネル略全面に亘ってマトリクス状に配列されている。以上のようにしてアクティブマトリクス基板が形成されることになる。
そして、この配列された多数の画素電極4に対向させて、透明な共通電極38をその表面に形成したガラス板のような光透過性基板40が配置される。そして、この光透過性基板40の共通電極38と上記多数の画素電極4との間に液晶層LCが封入される。上記共通電極38は、各画素Pxに共通に広がるようにして設けられている。尚、上記画素電極4と共通電極38の各表面には図示しない配向膜が形成されている。
そして、上記遮光層32の上面に、第3層間絶縁膜34を堆積させる前に、本発明の特徴とする反射防止層50を直接的に形成して、侵入光LTiを減衰させてるようになっている。具体的には、この反射防止層50は、遮光層32の上面に形成した金属窒化物膜である例えばTiN膜50Aと、このTiN膜50Aの上面に形成したSiON膜50Bとの2層構造になっている。
この場合、上記TiN膜50Aの厚さは、例えば800Å程度であり、SiON膜50Bの厚さは、500Å程度である。
このSiON膜50Bは絶縁体であるので、TiN膜50A上に形成されていると共に、層間絶縁層34中にも形成されていることになり、画素電極4の隙間36から侵入する侵入光LTiが画素電極4とTiN膜50Aとの間を反射しながら伝搬して画素スイッチングトランジスタTrに到達しないように形成されている。
ここで上記SiON膜50Bの屈折率は1.80程度であり、SiO よりなる層間絶縁層34の屈折率は1.45程度であり、両者の屈折率を異ならせている。またTiN膜50Aの屈折率は2.00程度、或いはそれ以上である。このように形成することにより、層間絶縁層34及び反射防止層50を含む断面における読み出し光LTに対する屈折率の変化は、層間絶縁層34から下方の反射防止層50側へ行くに従って、順次大きくなるように設定されている。また、ここでは侵入光LTiの侵入をより効率的に防止するために、TiN膜50Aが設けられていない遮光層32の隙間52の部分にも形成している。
上記反射防止層50の作成は、例えば以下に示すような方法で行う。
まず、スパッタ法にて、遮光層32を形成するアルミニウム膜とTiN膜とをこの順序で順次成膜する。次に、上記2層を同時にパターンエッチングすることにより、パターン化された遮光層32とTiN膜50Aとを実現する。
次にSiON膜50BをプラズマCVDにて成膜し、更に、この上に第3層間絶縁層34を形成するSiO 膜を成膜する。
このSiON膜50Bは、絶縁膜であるので、SiON膜50B上に設けられたSiO よりなる第3層間絶縁層34とほぼ同じエッチングレートを持つ。従って、上下の挿通孔であるビア54の形成のための酸化膜エッチング時には、第3層間絶縁膜34のSiO と反射防止層50の一部であるSiON膜50Bを同時にエッチングすることが可能であり、ビア54の形成時においては1回のエッチングプロセスで形成することができるため、エッチングプロセスを2回に分ける必要がない。従って、本発明の反射防止層50においては、SiON膜50B用の特別なエッチングプロセスを必要としない。
次に、本発明の反射型液晶表示装置の動作について説明する。
図10に示す画像信号供給線L及び列信号電極Dを介して、画像信号がソース18に印加された状態で、行走査線Gを介して、走査信号がゲート電極22に加わると画素スイッチングトランジスタTrがオンとなり画像信号の電荷が保持容量C及び該当する画素電極4と共通電極38との間に充電され、この画像信号が液晶層LCに書き込まれる。
この状態で、読み出し光LTを光透過性基板40側から液晶層LCに入射させると、この読み出し光LTは、画像信号に応じて液晶層LCを通過中に光変調を受け、画素電極4によって反射され、再び液晶層LCで光変調されて光透過性基板40から画像情報光として射出する。
この光透過性基板40から放出された画像情報光をスクリーン上に拡大投写することによって画像表示を行うことができる。
この際、図1に示すように読み出し光LTの一部は、画素電極4同士の隙間36からアクティブマトリクス基板内へ侵入光LTiとして侵入してくるが、この侵入光LTiは、画素電極4の下面と、遮光層32の上面に形成されたTiN膜50AとSiON50Bとよりなる反射防止層50との間で反射を繰り返す内に上記反射防止層50により吸収されてしまい、それ以上奥へ、図示例では下方へ進行することを阻止することができる。従って、侵入光が画素スイッチングトランジスタに入射することを防止できるので、この特性を向上させることができる。
ここで、本発明の反射型液晶表示装置に読み出し光LTとして可視光を照射して、反射防止層50の反射率と可視光領域の波長との関係について評価を行ったので、その評価結果について説明する。また、比較のために従来の反射防止層であるTiN/SiN膜についての評価も行った。
図2は窒化チタンの膜厚を固定し、SiON膜とSiN膜の膜厚を同じにした場合の反射率の関係を示す図、図3は窒化チタンの膜厚とSiON膜の屈折率を固定し、SiON膜の膜厚を変化させた場合の反射率の関係を示した図、図4は窒化チタンとSiON膜の膜厚を固定し、SiON膜の屈折率を変化させた場合の反射率の関係を示した図である。
反射防止層50の反射率は、読み出し光LTとして波長4000Å乃至7000Åの可視光を用い、この読み出し光LTを光透過性基板40側から入射させ、この読み出し光LTの反射光の読み出し光に対する割合を測定することによって求めた。ここでは、反射率を100%を1として示す。
この反射防止層50の反射率の測定ではTiN膜とSiON膜の厚さや屈折率を変化させて調べた。
まず初めに、800ÅのTiN膜と500ÅのSiN膜とよりなる従来の反射防止層を用いた。また、本発明の反射防止層として800ÅのTiN膜と500ÅのSiON膜とを用いた。この場合の反射率と可視光領域の波長との関係について図2を用いて説明する。
図2中では、窒化チタンの膜厚を固定し、SiON膜とSiNの膜厚を同じにした場合の反射率を示している。TiNは800Åであり、TiN上のSiNとSiON膜は共に500Åである。ここでSiN膜の屈折率はN=2.0であり、SiON膜の屈折率はN=1.8である。
可視光領域の波長4000Åから7000Åの領域に渡って平均すると、本発明装置(実施例1)のSiON(500Å)/TiN(800Å)構造の方が、従来装置のSiN(500Å)/TiN(800Å)構造と比較して、反射率が低下していることが分かる。しかも、本発明装置の場合には4700Åから6000Åの波長領域においてはほぼゼロを示しており、反射防止効果が本発明装置のSiON(500Å)/TiN(800Å)構造の方が、従来装置のSiN(500Å)/TiN(800Å)構造よりも優れていることが分かる。また、本発明装置のSiON(500Å)/TiN(800Å)構造については、可視光領域の波長4000Åから7000Åにおいて5%以下の反射率が得られていることがわかる。
次に、厚さが800ÅのTiN膜と、厚さを変化させたSiON膜とを順次形成した場合の反射率と可視光領域の波長との関係について図3を用いて説明する。
図3中では、窒化チタンの膜厚を固定し、SiON膜の屈折率をN=1.8で固定して、膜厚を400Å、500Å、600Åと変化させた場合の反射率を示している。
可視光領域の波長を4000Åから7000Åでは、上記3つの条件において全て10%以下を示している。
上記3つの条件の中ではSiON膜の厚さが500Åのときの反射率がもっとも低いことが判明した。SiON膜の厚さが500Åの条件においては、波長4700Åから6000Åの領域において、ほぼ0%の反射率を示していることが判明した。
しかし、SiONの膜の厚さが400Åから600Åの範囲においては、反射率を可視光領域において10%以下に抑えることが出来ており、この範囲の条件では画素電極の隙間から侵入する侵入光が反射して画素スイッチングトランジスタに到達することを防止できることが判明した。
更に、厚さが800ÅのTiN膜と、屈折率を変化させたSiON膜とを順次形成した場合の反射率と可視光領域の波長との関係について図4を用いて説明する。
図4中では、窒化チタンの膜厚を固定し、SiON膜の膜厚を500Åで固定して、屈折率をN=1.7、N=1.8、N=1.9と変化させた場合の反射率を示している。可視光領域の波長が4000Åから7000Åでは、3つの条件において全て10%以下を示している。
上記3つの条件の中ではTiN膜上のSiON膜の屈折率がN=1.8のときの反射率がもっとも低いことが判明した。
また、SiON膜の屈折率がN=1.8の条件においては、波長が4700Åから6000Åの領域において、ほぼ0%の反射率を示していることが判明した。
しかし、SiON膜の膜厚が400Åから600Åの範囲においては、反射率を可視光領域において10%以下に抑えることが出来ており、この範囲の条件では例えば8.0μmピッチの画素まで微細化した場合においても、画素電極の隙間から侵入する侵入光が反射してトランジスタに到達することを阻止することができるので、トランジスタ性能を劣化させることを防止できる。
以上のように、遮光層50上に、厚さが800ÅのTiN膜と、厚さが500Åで屈折率N=1.8のSiON膜とを順次形成した構造の反射防止層50を用いれば、波長4000Å乃至7000Åの可視光領域の全域に渡って読み出し光の反射率を5%に抑えることができることが判明した。
また、厚さが800ÅのTiN膜と、膜厚が400Åから600Åで、且つ屈折率がN=1.7からN=1.9の間のSiON膜を順次形成した構造の反射防止層50を用いても、波長4000Å乃至7000Åの可視光領域の全域に渡って読み出し光の反射率を10%以内に抑えることができることが判明した。
<第2実施例>
上記第1実施例においては、反射防止層50を、遮光層32の上面に設けるようにしたが、これに限定されず、図5に示す第2実施例のように、遮光層32の上面ではなく、この下層の配線層28の上面に設けるようにしてもよい。
<第3実施例>
更には、図6に示す第3実施例のように、遮光層32の上面と配線層28の上面の双方にそれぞれ設けるようにしてもよい。この第3実施例によれば、実施例1および実施例2と比較して、更に大きな遮光効果が期待できるため、さらに微細化に対応することが出来る。
<第4実施例>
次に第4実施例について説明する。
図7は本発明の反射型液晶表示装置の第4実施例の1つの画素の部分を示す断面図である。先の図1に示す第1実施例では、第3層間絶縁層34の下面側のみに反射防止層50を設けたが、これに加えて、図7に示すように、上記反射防止層50と同じ構成の反射防止層70を上記第3層間絶縁層34の上面側、すなわち、画素電極4の下面側にも略全面に亘って設けるようにしてもよい。この場合、この反射防止層70は、先の反射防止層50と同様に例えばTiN膜70AとSiON膜70Bとの積層構造により形成されるが、その積層順序は上記反射防止層50の場合とは逆であり、下層にSiON膜70Bが形成され、この上層にTiN膜70Aが形成されることになる。
ここで前述したように、第3層間絶縁層34の材料であるSiO の屈折率は1.45程度、SiON膜50B、70Bの屈折率は1.7〜1.9程度、TiN膜50A、70Aの屈折率は2.00程度、或いはそれ以上であるので、この第3層間絶縁層34と、この上下両側に位置する2つの反射防止層70、50とを含む断面の屈折率に関しては、上記第3層間絶縁層34の断面中心より上方、或いは下方に行くに従って次第に大きくなるような分布に設定されている。
ここではステップ状、或いは階段状に屈折率が大きくなるように設定されているが、各層、或いは各膜の成膜途中において次第に屈折率が増加、或いは減少するように成分組成比を少しずつ変化させて成膜し、上記屈折率が、第3層間絶縁層34の断面中心より上方、或いは下方に行くに従って直線状、或いは曲線状に次第に大きくなるような分布に設定してもよい。
また成膜時には、SiO 膜50BをプラズマCVDにて成膜し、更に、この上に第3層間絶縁層34となるSiO 膜を成膜し、更にもう一度SiO 膜70Bを成膜するが、このSiO 膜50B、70Bは、絶縁膜であるので、上下のSiON膜50B、70Bに挟まれたSiO よりなる第3層間絶縁層34とほぼ同じエッチングレートを持つ。従って、上下の導通孔であるビア54の形成のための酸化膜エッチング時には、第3層間絶縁層34のSiO と反射防止層50、70の一部であるSiON 膜50B、70Bを同時にエッチングすることが可能であり、ビア54の形成時においては1回のエッチングプロセスで形成することができるため、エッチングプロセスを2回に分ける必要がない。従って、本発明の反射防止層50、70においては、SiON膜50B、70B用の特別なエッチングクリーニングプロセスを必要としない。
また、スパッタ法にて反射防止層70の一部であるTiN膜70Aと画素電極4であるアルミニウム膜とをこの順序で成膜するが、この2層は同時にパターンエッチングされることになる。
この第4実施例の場合には、読み出し光LTが侵入してくる光路となる第3層間絶縁層34の上下の両面側に反射防止層70、50をそれぞれ設けるようにしているので、第1実施例の場合と比較して侵入光を更に効率的に吸収して減衰させることができるので、入射光が反射してトランジスタに到達するのを一層確実に防止することができる。
<第5実施例>
次に第5実施例について説明する。
図8は本発明の反射型液晶表示装置の第5実施例の1つの画素の部分を示す断面図である。図7に示す第4実施例の場合には、TiN膜70AとSiON膜70Bとよりなる反射防止層70を、第3層間絶縁層34の上面側、すなわち画素電極4の下面側に設けた場合を例にとって説明したが、この反射防止層70を、第2実施例(図2参照)の構造において第2層間絶縁層30の上面側、すなわち遮光層32の下面側にも更に設けるようにした構造となっている。
この第5実施例の場合には、この第2層間絶縁層30と、この第2層間絶縁層30と、この上下両側に位置する2つの反射防止層70、50とを含む断面の屈折率に関しては、上記第4実施例の場合と同様に、上記第2層間絶縁層30の断面中心より上方、或いは下方に行くに従って次第に大きくなるような分布に設定されている。この場合にも、上記した第4実施例と同様な作用効果を発揮することができる。
<第6実施例>
次に第6実施例について説明する。
図9は本発明の反射型液晶表示装置の第6実施例の1つの画素の部分を示す断面図である。この第6実施例は、先の第4実施例の構成と第5実施例の構成とを加え合わせた構造となっている。すなわち、第2層間絶縁層30及び第3層間絶縁層34のそれぞれの上下の両面側に、反射防止層70及び50をそれぞれ設けている。これによれば、侵入光がトランジスタに到達するのを、一層確実に防止することができる。
以上説明したように、本発明では、画素電極の隙間から侵入する侵入光が反射して画素スイッチングトランジスタに到達してトランジスタ性能を劣化させることを防止でき、そのため更なる画素微細化を実現することが出来る。
また、液晶パネルを3枚用いる三板方式の反射型液晶表示装置では、波長4000Å乃至7000Åの可視光領域の全域に渡って読出し光の反射率を10%以下に抑えることができるので、3原色光に対応する3枚の液晶パネルを共通化でき、生産性を向上させることができる。
尚、上記実施例では反射防止層50、70の金属酸化物膜としてTiN膜50A、70Aを用いたが、これに限定されず、例えばチタン(Ti)等も用いることができる。
本発明の反射型液晶表示装置の第1実施例の1つの画素の部分を示す断面図である。 窒化チタンの膜厚を固定し、SiON膜とSiN膜の膜厚を同じにした場合の反射率の関係を示す図である。 窒化チタンの膜厚とSiON膜の屈折率を固定し、SiON膜の膜厚を変化させた場合の反射率の関係を示した図である。 窒化チタンとSiON膜の膜厚を固定し、SiON膜の屈折率を変化させた場合の反射率の関係を示した図である。 本発明の反射型液晶表示装置の第2実施例の1つの画素の部分を示す断面図である。 本発明の反射型液晶表示装置の第3実施例の1つの画素の部分を示す断面図である。 本発明の反射型液晶表示装置の第4実施例の1つの画素の部分を示す断面図である。 本発明の反射型液晶表示装置の第5実施例の1つの画素の部分を示す断面図である。 本発明の反射型液晶表示装置の第6実施例の1つの画素の部分を示す断面図である。 一般的な反射型液晶表示装置を示すブロック構成図である。 従来の反射型液晶表示装置の1つの画素の部分を示す回路構成図である。 従来の反射型液晶表示装置の1つの画素を示す断面図である。 図12に示す反射型液晶表示装置において読み出し光が侵入光として入って行く状態を説明するための図である。
符号の説明
4…画素電極、10…半導体基板、26…第1層間絶縁層、28…配線層、30…第2絶縁層、32…遮光層、34…第3層間絶縁層、38…共通電極、40…光透過性基板、50,70…反射防止層、50A,70A…TiN膜(金属酸化物膜)、50B,70B…SiON膜、C…保持容量、LC…液晶層、LT…読み出し光、LTi…侵入光、Tr…画素スイッチングトランジスタ。

Claims (2)

  1. 半導体基板に、画素スイッチングトランジスタと、第1層間絶縁層と、配線層と、第2層間絶縁層と、金属製の遮光層と、第3層間絶縁層と、所定のピッチで配列された画素電極と、液晶層と、共通電極と、光透過性基板とを備えて読み出し光に対して前記液晶層にて光変調を行うようにした反射型液晶表示装置において、
    前記第2層間絶縁層と前記第3層間絶縁層の内の少なくともいずれか一方の層間絶縁層の上下の両面側に、反射防止層を形成し、
    前記層間絶縁層と前記反射防止層とを含む断面の屈折率が、前記層間絶縁層の断面中心より上方、或いは下方に行くに従って大きくなるような分布に設定するように構成したことを特徴とする反射型液晶表示装置。
  2. 前記反射防止層は、SiON膜を含む複数の積層膜を含むことを特徴とする請求項1記載の反射型液晶表示装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007316305A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Victor Co Of Japan Ltd 反射型液晶表示素子とその製造方法

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