JP4869985B2 - 液晶表示装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶表示装置に係り、特に画素間隙をフォトリソグラフィによるパターニングの限界以下の寸法をセルフアラインで形成することにより、画素電極の有効領域を拡大させることができる液晶表示装置とその製造方法に関する。
最近、ハイビジョン等の高精細映像の表示用ディスプレイ等のように、映像を大画面に表示するための投射型表示装置の要望が高まっている。その投射型表示装置には大別すると透過方式と反射方式のものがあるが、双方の方式とも、液晶表示装置としてのLCD(Liquid Crystal Display)パネルを用いた空間光変調部が適用され、LCDパネルに読出光を入射させ、その入射光を映像信号に対応させて画素単位で変調することにより投射光を得るようになっている。
ここでLCDパネルは、半導体基板に薄膜トランジスタ等のスイッチング素子とそのスイッチング素子によって電位が制御される画素電極を配列形成したアクティブマトリクス基板と、透明基板(ガラス基板等)に被膜形成された共通な透明電極と、前記のアクティブマトリクス基板と共通な透明電極の間に封止された液晶からなり、共通な透明電極と各画素電極の間の電位差を映像信号に対応させて画素電極毎に変化させ、液晶の配向を制御することで読出光を変調するものである(特許文献1、2)。
次に液晶表示装置の構成について、反射型の液晶表示装置を例にとって説明する。図6に反射型の液晶表示装置のブロック構成図を示す。図6に示すように、この液晶表示装置では、縦方向及び横方向に画素Pxがマトリクス状に配列されており、各画素Pxには、水平シフトレジスタ回路2側より列毎に延びる信号配線Xと、垂直シフトレジスタ回路4側より行毎に延びるゲート配線Yに接続されている。そして、上記各信号配線Xは、ビデオスイッチ6(図中では代表して1個のみ示す)を介して映像信号を供給するビデオ線8に接続されており、上記水平シフトレジスタ回路2からの指示によりスイッチングされる。
各画素Pxは、反射型の画素電極10と、液晶を挟んで各画素Pxに共通になされた透明電極12と、上記画素電極10を駆動するスイッチング素子14と、上記画素電極10の電位を保持する保持容量16とを有している。ここで上記各画素電極10は、画素Pxに対応して、隣り合う画素電極10との間で僅かな隙間である画素間隙を隔ててマトリクス状に配列されている。
上記スイッチング素子14のゲートG(図7参照)は上記ゲート配線Yに接続され、ドレインDは上記信号配線Xに接続され、ソースSは上記画素電極10に接続される。図6中では、一部の画素では回路構成が示され、他の一部の画素では回路部品の配列位置が示されている。
この構成において、ビデオ線8からの映像信号は、ビデオスイッチ6によりタイミングをずらして順に供給され、これと同時にゲート配線Yにタイミングをずらして順に選択信号を供給することにより、特定の一画素が選択されることになる。そして、入力された映像信号が電荷の形で保持容量16に書き込まれる。そして、画素電極10と透明電極12との間には、映像信号に応じて電位差が発生し、この間に封入されている液晶の光学特性を変調する。この結果、入射光Lは画素Px毎に変調されて画素電極10で反射され読出光として出力するので、従来の透過型プロジェクター素子と異なり、入射光を100%近く利用でき、高精細と高輝度とを両立することができる。
ここで上記画素Pxの構成をより詳しく説明する。図7は上記従来の液晶表示装置の一画素を中心にして表す断面図である。図示するように、この液晶表示装置は、複数の反射型の画素電極10が所定の画素間隙20を隔ててマトリクス状に表面に形成された半導体基板24と、表面に透明電極12が全画素に亘って共通に形成された透明基板26と、上記画素電極10と透明電極12との間に封入された液晶28とにより主に構成されている。ここで1つの画素電極10に相当する部分が1画素Pxに対応する。
半導体基板24は、アクティブマトリクス基板として次のように構成される。すなわち、この半導体基板24は、例えばシリコン基板30を有しており、このシリコン基板30上に、ソースS、ゲートG、ドレインDからなるMOSFETのスイッチング素子14と保持容量16とが並んで設けられる。上記スイッチング素子14は、ウエル32上に設けられている。そして、上記各スイッチング素子14や保持容量16は、フィールド酸化膜34で互いに分離されている。また上記スイッチング素子14のソースSと上記保持容量16とが接続される。
そして、このスイッチング素子14や保持容量16の表面を覆って例えばSiO2 膜よりなる初期層間絶縁膜36を介してパターン化された第1の配線層38が形成されている。この第1の配線層38と上記画素電極10との間に、第1の層間絶縁膜40と第2の層間絶縁膜44との間に挟み込むように介在させた所定の厚さの例えばAl製の第1の金属遮光膜42がパターン化されて形成されている。この第1の金属遮光膜42は、少なくとも、上記画素間隙20の下方に対応する領域に設けられており、上記画素間隙20からの侵入光を途中で遮断するようになっている。すなわち、上記スイッチング素子14の拡散電極であるドレインDやソースSに侵入光が入射すると、光キャリアが発生してリーク電流が生じ、フリッカーや焼き付きの原点となる画素電極の電位変動を引き起こすので、上記第1の金属遮光膜42を設けることによって光のパス(光路長)を大きくとって途中で光を吸収するようにしている。
上記画素電極10は、上記第1の金属遮光膜42から絶縁されており、そして、この画素電極10は、上記第1及び第2の層間絶縁膜40、44に形成された埋め込み配線46、48を介して上記ソースSに電気的に接続されている。ここで第1及び第2の層間絶縁膜40、44により絶縁層が構成される。また上記第1の配線層38と第1の金属遮光膜42の上面側には、例えばTiNよりなる反射防止膜50、52がそれぞれ形成されており、画素間隙20を介して侵入してくる光を減衰させるようになっている。またこの侵入光は、画素電極10の下面と上記第1の金属遮光膜42との間で反射を繰り返して次第に減衰し、スイッチング素子14に光が侵入しないような構造となっている。また上記画素電極10の表面全体には、保護絶縁膜54が形成されている。そして、この保護絶縁膜54の表面及び透明電極12の表面には液晶28の配向を行う配向膜がそれぞれ形成されている。
そして、このように構成された液晶表示装置は図8に示すように利用される。図8は液晶表示装置の周辺部も含めた状態を示す図であり、図8(A)は液晶表示装置の本体の斜視図を示し、図8(B)は上記本体にフレキシブルプリント配線板を接続した状態の平面図を示す。図8に示すように、シリコン基板よりなる半導体基板24上に図示しない液晶を挟んで透明基板26が周辺のシール領域70にて接続される。ここで多数の画素Pxが配列されている部分が画素領域72となっている。また、画素領域72の周辺部は、水平シフトレジスタ回路2や垂直シフトレジスタ4等を含むシフトレジスタ回路74が、作成されている。このシフトレジスタ回路74の外側には、上記シール領域70が設けられており、ここにシール材とスペーサボールが塗布される。画素領域72にはスペーサを用いず、シール領域70において液晶ギャップを作成するスペーサレス構造となっている。
透明基板26に形成された透明電極には、半導体基板24上に形成されたカウンタコンタクト76上に導電性ペーストが盛られ、透明基板26と半導体基板24をシール材によって接着固定する際に接続される。カウンタコンタクト76は外部接続端子78に配線されており、この外部接続端子78から所定の電圧を印加できるようになっている。
そして、図8(B)に示すように、外部からの信号を供給するためのフレキシブルプリント配線板80が外部接続端子78に接続されており、外部信号は、このフレキシブルプリント配線板80に設けられた外部入力端子82から入力されるようになっている。以上のようにして、液晶表示装置及びその周辺部が構成されることになる。
特開平10−325949号公報 特開2001−318376号公報
ところで、図7に示すように、入射光Lの内、上記画素電極10間の画素間隙20を介して侵入した侵入光L1が上述したようにソースSやドレインD等の拡散電極に到達すると、このソースSやドレインDはウエル32との間でPN接合になっており、フォトダイオードを形成していることから、光キャリアの発生を防止するために侵入光L1を途中で遮断して低減させる必要がある。
また、この侵入光L1が存在すると、光リークによる画素電極10の電位の変動を少なくするために保持容量16が必要であり、光リークが大きいと、それに伴い保持容量16も大きくしなければならず、画素微細化の妨げになる。
ところで、上記スイッチング素子14等を構成するトランジスタや配線のパターニングは、通常フォトリソグラフィを使用して作成しているが、画素電極10の作成方法も例外ではなく、フォトリソグラフィを使用して画素電極10をアレイ状(マトリクス状)にパターニングしている。
更には、画素電極10は、限られた画素ピッチに対して反射する面積を大きくしたほうが、当然、反射率が大きくなり、明るさやコントラストが大きくなる。このことは、画素間隙20が小さければ小さいほど良いことを意味する。また、画素間隙20が小さければ、プロジェクターシステムとして投影上の画像は、画素Pxの格子を認識し難くなるため、滑らかでシームレスな画像を表示することが出来るようになる。以上の各理由により、画素間隙20の寸法(幅)をできるだけ小さくすることが求められている。
これは、透過型の液晶表示装置でも同様のことが考えられる。すなわち、透過型の液晶表示装置においても、画素電極の画素間隙が小さければ開口率が向上し、明るさやコントラストが大きくなる。
しかしながら、前述した光による縮小露光を行なうフォトリソグラフィは、パターニングの寸法に限界があり、例えば248nmの波長の光を使用する高価なKrfステッパにおいても、通常の最小パターニングにおいては200nm程度が限界である。
しかもKrfステッパを反射型の画素電極を形成するためのフォトリソグラフィに使用した場合、この画素間隙20の寸法H1(図7参照)の最小値は350nm程度が限界となる。この理由は、画素電極は反射膜であるために反射率が高く、パターン形成に光を使用するフォトグラフィでは光によるハレーションや光の干渉などが発生してしまうために、微細フォトグラフィを実現することが難しいためである。
特に大面積チップである反射型の液晶表示装置においては、フォーカスの問題や、マスクの寸法ばらつき、大面積エリアによる露光量のショットばらつきなどの問題も発生し、上述のように350nm程度の画素間隙が限界であった。
上記問題点を解決するために、特許文献1に開示されているように、絶縁膜を使用して遮光層用溝を形成した後、画素(反射)電極兼遮光層となる導電膜(アルミニウム)を成膜し、セルフアラインにて画素電極を作成する方法が提案されている。この方法によれば、画素間隙の下方に金属アルミニウムが形成されるために、この遮光層によって光の入射が抑えられ、光リークが低減でき、しかも、画素間隙を小さくすることが可能であるが、この場合には、実際の画素間隙はスパッタによる膜厚を制御することによって作成することになる。このため、スパッタによるアルミニウムの成膜はグレインが成長するので、画素間隙を小さくしようとすると、グレインが成長した部分において、画素電極間においてショートが発生する可能性がある。従って、画素間隙はアルミニウムによって成長するグレイン以下の寸法に画素間隙を作成することができないということになる。しかも、このグレインのサイズは一定ではないため、微細な画素間隙を制御するのは難しい。
また、この特許文献1においては、遮光層用溝にもスパッタされたアルミニウムが遮光層として形成される。つまり、画素間隙を小さくしようとして画素電極の膜厚を厚くしようとすると、同時に遮光層用溝に形成される遮光膜の膜厚も厚くなるため、画素電極間を絶縁するためには、遮光層用溝も深くしなければならない。従って、遮光層用溝を深くするために、絶縁膜である窒化シリコンの膜厚を厚くして等方性エッチングを行なうと、遮光層用溝も大きくなると同時に、遮光層用溝の上部に配置された同じ絶縁膜である二酸化シリコンの間隙も大きくなってしまう、という問題がある。
そこで本発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、低コストでフォトリソグラフィによるパターニングの限界以下の寸法の画素間隙を形成することができる液晶表示装置及びその製造方法を提供することにある。
請求項1に係る発明は、所定の画素間隙をもってマトリクス状に複数個配列された画素電極が絶縁層を介してその表面上に形成された基板と、前記画素電極と所定の間隙を有して対向する透明電極がその表面上に形成された透明基板と、前記間隙に充填された液晶とを有する液晶表示装置において、
前記画素間隔の寸法よりも広い寸法の間隙を互いに隔てて前記各画素電極上に形成されたパターニング膜と、前記各パターニング膜の周囲を囲むようにして前記各パターニング膜の周辺部に、前記画素間隙に対応した位置に、該画素間隙と略同じ寸法の間隙を隔てて形成されたサイドウォールと、を備えたことを特徴とする液晶表示装置である。
請求項2に係る発明は、所定の画素間隙をもってマトリクス状に複数個配列された画素電極を有すると共に前記画素電極に電源を供給するスイッチング素子がその表面に形成された基板と、前記画素電極と所定の間隙を有して対向する透明電極がその表面上に形成された透明基板と、前記間隙に充填された液晶とを有する液晶表示装置の製造方法において、
前記画素電極を形成するための導電膜を前記基板の一面側に形成する導電膜形成工程と、前記導電膜上に前記画素間隙の寸法よりも広い寸法の間隙を互いに隔てて第1のパターニング膜を形成するパターニング膜形成工程と、前記パターニング膜を含む前記導電膜上にエッチングストッパ膜を形成するエッチングストッパ膜形成工程と、前記エッチングストッパ膜上に第2のパターニング膜を形成する工程と、前記第2のパターニング膜をエッチバックすることにより前記第1のパターニング膜の周辺部に、前記画素間隙と略同じ寸法の間隙を有して互いに隔てられたサイドウォールを形成するサイドウォール形成工程と、前記サイドウォールをマスクとして表面に露出している前記エッチングストッパ膜を除去して前記導電膜を露出させる工程と、前記第1のパターニング膜と前記サイドウォールとをマスクとして表面に露出している前記導電膜をパターンエッチングすることにより前記画素電極を形成する画素電極形成工程と、を有することを特徴とする液晶表示装置の製造方法である。
本発明に係る液晶表示装置及びその製造方法によれば、次のように優れた作用効果を発揮することができる。
低コストでフォトリソグラフィによるパターニングの限界以下の寸法の画素間隙を形成することができる。従って、画素電極の有効画素対応領域が拡大するため、プロジェクターとしての明るさやコントラストが向上する。
さらには、反射型液晶表示装置の場合、画素間隙から侵入する光を低減することにより、光リークを低減してフリッカーや焼きつきを低減することができる。
以下に、本発明に係る液晶表示装置及びその製造方法の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
図1は本発明に係る液晶表示装置の一例の一画素を中心にして示す断面図、図2は図1中のA部である画素間隙の部分を拡大して示す部分拡大図、図3及び図4は本発明装置の製造過程を示す工程図である。尚、図6〜図8に示す構成部分と同一の構成部分については同一符号を付してある。
まず、本発明に係る液晶表示装置の平面構造は、図6に示した構造と同じである。また断面構造は、以下に説明するようにパターニング膜、エッチングストッパ膜及びサイドウォールを形成して画素間隙をより小さくした点を除いて、図7に示した構造と略同じである。
すなわち、図1に示すように、この液晶表示装置は、複数の反射型の画素電極10が所定の画素間隙20を隔ててマトリクス状に表面に形成された半導体基板24と、表面に透明電極12が全画素に亘って共通に形成された透明基板26と、上記画素電極10と透明電極12との間に封入された液晶28とにより主に構成されている。ここで1つの画素電極10に相当する部分が1画素Pxに対応する。
半導体基板24は、アクティブマトリクス基板として次のように構成される。すなわち、この半導体基板24は、例えばシリコン基板30を有しており、このシリコン基板30上に、ソースS、ゲートG、ドレインDからなるMOSFETのスイッチング素子14と保持容量16とが並んで設けられる。上記スイッチング素子14は、ウエル32上に設けられている。そして、上記各スイッチング素子14や保持容量16は、フィールド酸化膜34で互いに分離されている。また上記スイッチング素子14のソースSと上記保持容量16とが接続される。
そして、このスイッチング素子14や保持容量16の表面を覆って例えばSiO2 膜よりなる初期層間絶縁膜36を介してパターン化された第1の配線層38が形成されている。この第1の配線層38と上記画素電極10との間に、第1の層間絶縁膜40と第2の層間絶縁膜44との間に挟み込むように介在させた所定の厚さの例えばAl製の第1の金属遮光膜42がパターン化されて形成されている。この第1の金属遮光膜42は、少なくとも、上記画素間隙20の下方に対応する領域に設けられており、上記画素間隙20からの侵入光を途中で遮断するようになっている。すなわち、上記スイッチング素子14の拡散電極であるドレインDやソースSに侵入光が入射すると、光キャリアが発生してリーク電流が生じ、フリッカーや焼き付きの原点となる画素電極の電位変動を引き起こすので、上記第1の金属遮光膜42を設けることによって光のパス(光路長)を大きくとって途中で光を吸収するようにしている。
上記画素電極10は、上記第1の金属遮光膜42から絶縁されており、そして、この画素電極10は、上記第1及び第2の層間絶縁膜40、44に形成された埋め込み配線46、48を介して上記ソースSに電気的に接続されている。ここで第1及び第2の層間絶縁膜40、44により絶縁層が構成される。また上記第1の配線層38と第1の金属遮光膜42の上面側には、例えばTiNよりなる反射防止膜50、52がそれぞれ形成されており、画素間隙20を介して侵入してくる光を減衰させるようになっている。またこの侵入光は、画素電極10の下面と上記第1の金属遮光膜42との間で反射を繰り返して次第に減衰し、スイッチング素子14に光が侵入しないような構造となっている。また上記画素電極10の表面全体には、保護絶縁膜54が形成されている。そして、この保護絶縁膜54の表面及び透明電極12の表面には液晶28の配向を行う配向膜がそれぞれ形成されている。
ここで本発明装置における画素間隙20の寸法(幅)H2は、後述する製造工程を用いることにより、図7に示す従来装置の画素間隙20の寸法H1よりもかなり小さく形成されており、この微細な寸法H2を実現するために、図2に示す拡大図のように、パターニング膜90とエッチングストッパ膜92とサイドウォール94とを有している。具体的には、上記各画素電極10上には、画素間隙20の寸法H2よりも広い寸法H3の間隙を互いに隔てて上記パターニング膜90が形成されている。このパターニング膜90は透明な絶縁膜として例えばSiO2 膜が用いられる。そして、各パターニング膜90の周囲を囲むようにして各パターニング膜90の周辺部に、すなわちエッチングストッパ膜92を介してセルフアライメント用のサイドウォール94が形成されている。
上記エッチングストッパ膜92としては絶縁膜である例えば透明なシリコン窒化膜を用いることができる。また上記サイドウォール94としては絶縁膜である例えば透明なSiO2 膜を用いることができる。上記サイドウォール94間の間隙の寸法H4は画素電極10の画素間隙20の寸法H2と同じである。換言すれば、後述するようにこのサイドウォール94をマスクとしてパターンエッチングすることによりセルフアライメントで上記画素電極10が形成されるので上記両寸法H2及びH4が同じ値となる。ここで上記両寸法H2及びH4は100nm程度に設定でき、従来装置の寸法H1の350nm程度よりも大幅に小さくすることができる。
この反射型の液晶表示装置の動作は、先に説明した従来の反射型の液晶表示装置の動作と同様であるので、その説明を省略する。
上記した本発明の反射型の液晶表示装置は、従来装置に比べて、画素電極10の面積を大きくできるため、反射率が向上してプロジェクターとしての明るさやコントラストを向上でき、更には、画素間隙20から侵入する光(侵入光)を低減することができ、この結果、光リークを低減してフリッカーや焼き付きを低減することができる。
この場合、画素サイズが小さくなっても従来構造よりも光リークを著しく抑制することができるので、小画素化による高解像度パネルや、低コスト化を実現することが出来るようになる。
また、本発明装置のコントラストの向上は、例えば黒の再現性が向上し、暗部の階調が良くなるため投射型プロジェクターの欠点である黒浮きを著しく改善でき、例えば映画などの暗いシーンにおいても視認性を向上させることができる。
次に、上記した本発明装置の製造方法を具体的に説明する。
まず、図1及び図2に示す画素電極10の直下の第2の層間絶縁膜44までを従来方法と同じ通常の方法、すなわち成膜やエッチングを繰り返し行って作成する。
そして、図3(A)に示すように、上記第2の層間絶縁膜44上に、従来方法と同じく、後で画素電極10となる反射導電膜100を全面に形成する(反射導電膜形成工程)。この反射導電膜100としては例えば反射率の高いアルミニウム膜を用いることができる。
次に図3(B)に示すように、上記反射導電膜100上に絶縁膜を300nm程度の厚さでCVDにより全面的に形成し、この絶縁膜をフォトリソグラフィによって、画素電極形状にパターニングし、さらにエッチングによって、この絶縁膜を画素電極形状に加工して第1のパターニング膜としてパターニング膜90を形成する(パターニング膜形成工程)。このとき作成したパターニング膜90の間隙102の寸法H3は、フォトリソグラフィを用いて、後工程で形成されることになる画素間隙20の予め設定された寸法H1、例えば100nmよりも広く設定し、例えば600nm程度に形成する。
このとき、このパターニング膜90で作成する間隙102の寸法H3は、600nm程度の間隙でよいので、高価なKrfステッパや、高価な高感度レジストを使用しなくて良く、2,3世代前の安価なi線ステッパで十分に作成が可能である。このパターニング膜90としては、例えば透明なSiO2 膜を用いることができる。
次に図3(C)に示すように、上記パターニング膜90を含む全面に絶縁膜よりなるエッチングストッパ膜92をCVDにて50nm成膜する(エッチングストッパ膜形成工程)。
このエッチングストッパ膜92としては透明な窒化膜、例えばシリコン窒化膜(SiN)を用いることができる。これにより、パターニング膜90の表面及び間隙102の内面に亘って全面的にエッチングストッパ膜92が形成される。
次に図3(D)に示すように、上記エッチングストッパ膜92上に、第2のパターニング膜であるサイドウォール用の絶縁膜104を所定の厚さで全面に亘ってCVDにより成膜する。この絶縁膜104としては例えば透明なSiO2 膜を用いることができる。この絶縁膜104の厚さは例えば200nm程度であり、上記間隙102が完全に平坦に埋め込まれないように、少なくとも僅かな間隙106が残るように制御された厚さで成膜する。
次に、酸化膜エッチング装置を用いて、図3(E)に示すように、上記絶縁膜104をエッチバックすることにより、上記パターニング膜90の周辺部に、これを囲むようにサイドウォール94を形成する。このとき、真空雰囲気にてCHF3 とCF4 のガスを導入し、RFプラズマを生成して異方性エッチングを行う。上記パターニング膜90の側壁には上記エッチングストッパ膜92を挟んで、上記絶縁膜104によるサイドウォール94が形成される(サイドウォール形成工程)。また、エッチバックによるエンドポイントは、上記エッチングストッパ膜92が露出した点で終点検出を行う。従って、サイドウォール94の間隙の寸法H4は絶縁膜104の膜厚によって、正確に制御することが出来る。換言すれば、所望する寸法H4を得るように絶縁膜104の膜厚を設定する。この寸法H4は、間隙102の寸法H3よりも遥かに小さく、この寸法H4が画素間隙の寸法H2になって行くことになる。
次に、上記酸化膜エッチング装置とは別のチャンバで、ガス比を変更することによって、図4(A)に示すように上記サイドウォール94をマスクとして表面に露出しているエッチングストッパ膜92をエッチングにより除去し、下層のパターニング膜90を露出させると共に、サイドウォール94の間隙106の反射導電膜100を露出させる。この際、上記エッチングストッパ膜92は、サイドウォール94の底面とパターニング膜90側の側面とに僅かに残留するだけとなる。しかしながら、エッチングストッパ膜92は、サイドウォール94やパターニング膜90と同じ絶縁膜であるので、残留しても何ら問題は発生しない。
次に、図4(B)に示すように、上記パターニング膜90及びサイドウォール94をハードマスクとして、アルミエッチング装置で上記反射導電膜100をエッチングすることによって上記サイドウォール94間に露出している反射導電膜100を除去して、寸法H2の間隙20を有する画素電極10を形成する(画素電極形成工程)。本実施例の場合、出来上がる画素電極10の間隙20の寸法は100nmに設定した。
この後は、パターニング膜90、残留するエッチングストッパ膜92及びサイドウォール94は、全て透明膜であるので、反射型の液晶表示装置の上部から入射された光を反射するという作用を妨げる効果はないため、そのまま残してもかまわず、この上面に図4(C)に示すように保護絶縁膜54を形成してもよい。
或いは、このパターニング膜90、残留するエッチングストッパ膜92及びサイドウォール94は、小さい画素間隙20を作成するという役目を終了しているので、それぞれ除去した後に、図4(D)に示すように保護絶縁膜54を形成してもよい。
尚、最終的にパターニング膜90、エッチングストッパ膜92及びサイドウォール94を全て除去する場合には、これらを透明部材でなく不透明部材で形成するようにしてもよい。
上述のように形成された保護絶縁膜54の表面はCMP(Chemical Mechanical Polishing)によって平坦化され、この上に図示しない配向膜を形成して実質的に半導体基板24側が完成されることになる。その後は、図1に示すように、この半導体基板24と、透明電極12を有する透明基板26とを対向させて、両基板間に液晶28を封入することにより液晶表示装置が完成されることになる。
上記の作成方法に示すように、画素電極10の間隙20の寸法H2は、フォトリソグラフィの解像度に関係なく制御できる。従って、高価な微細露光の出来るステッパや、高解像が可能なレジスト、その他EB(電子ビーム)露光装置や、ナノインプリント装置などを使用しなくても、2、3世代前の安価なステッパを用いて、画素間隙20が微細になされた画素電極10を形成することが出来る。
しかも前述の通り、反射型の液晶表示装置の画素電極10の場合には、画素電極10は反射膜であるために反射率が高く、パターン形成に光を使用するフォトグラフィでは光によるハレーションや光の干渉などが発生してしまうために、微細フォトグラフィを実現することが難しいといった問題があり、特に大面積チップである反射型の液晶表示装置においては、フォーカスの問題や、マスクの寸法ばらつき、大面積エリアによる露光量のショットばらつきなどの問題も発生するため、ステッパを用いたフォトリソグラフィでは、装置起因の精度が問題になったが、本発明方法を使用すれば、安価な設備で、難しいプロセス制御も必要とせずに、高反射率の反射膜においても、微細な画素間隙20を有する画素電極10を形成することが出来る。
また、パターニング膜90の側壁に形成するサイドウォール94は、CVDで成膜するために周知のようにウエハの面内の膜厚の均一性に優れている。従って、パターニング膜90の側壁に形成するサイドウォール94の間隙20の寸法H4(H2)は、比較的均一に制御することが可能である。従って、画素間隙20の寸法H2はばらつきが少なく、均一に作成することができる。

また、本発明方法によって画素間隙20を小さく作成することが出来ることから、この画素間隙20から入射する光を大幅に低減することが出来る。
従って、画素を駆動するスイッチング素子の拡散電極に照射される光がほとんどなくなり、光キャリアによるリーク電流が大幅に低減することが出来る。
このことから、光リークによる画素電極10の電位の変動を少なくするために必要だった保持容量が小さくでき、大幅な画素微細化が可能になる。
さらには、上記のように画素間隙20の寸法は、フォトリソグラフィによる制約を受けないことから、画素間隙20の寸法H2を変更したい場合には、高価なフォトリソグラフィ用のマスクを作成することなく、簡単に画素間隙20の寸法H2を変更することが出来る。
具体的には、サイドウォール94に用いる絶縁膜104の膜厚を変更するだけでよく、酸化膜CVD装置の成膜時間変更のみで、簡単に画素間隙20の寸法H2が変更できる。
これは、例えばRGBの3原色に対応した反射型の液晶表示装置について、各々の画素電極の間隙を簡単に最適化できるメリットがある。
例えばB光用の反射型の液晶表示装置に入射される光は400nm〜500nmの色光、G光用の反射型液晶表示装置に入射される光は500nm〜600nmの色光、R光用の反射型の液晶表示装置に入射される光は600nm〜780nmの色光に、それぞれ限定されている。
ここで、R光用の反射型液晶表示装置について見てみると、画素を形成している画素電極の間隙を600nm以下に設定しておけば、画素間隙において間隙と水平方向以外の光は、画素電極に反射、もしくは吸収されてしまい、スイッチング素子の方向に入射されなくなる。この時の上部から見た画素電極の平面図を図5(A)に示す。
このため、画素電極から画素トランジスタに入射される大部分の光をカットすることができ、光によるリーク電流を防止することが出来る。
また、G光用の反射型液晶表示装置についても同じで、画素を形成している画素電極の間隙を500nm以下に設定しておけば、画素間隙において間隙と水平方向以外の光は、画素電極に反射、もしくは吸収されてしまい、スイッチング素子の方向に入射されなくなる。この後の上部から見た画素電極の平面図を図5(B)に示す。
このため、画素電極から画素トランジスタに入射される大部分の光をカットすることができ、光によるリーク電流を防止することが出来る。
また、B光用の反射型の液晶表示装置についても同じで、画素を形成している画素電極の間隙を400nm以下に設定しておけば、画素間隙において間隙と水平方向以外の光は、画素電極に反射、もしくは吸収されてしまい、スイッチング素子の方向に入射されなくなる。この時の上部から見た画素電極の平面図を図5(C)に示す。
このため、画素電極からスイッチング素子に入射される大部分の光をカットすることができ、光によるリーク電流を防止することが出来る。
ここで本発明によれば、RGBの各反射型の液晶表示装置に対応させた画素間隙を有する画素電極を簡単に作成することが出来る。
つまり、パターニング膜90とエッチングストッパ膜94の形成までは、各色光用反射型の液晶表示装置ともに同じプロセスで製造することができる。
その後、最終工程であるサイドウォール94の形成時において、R,G,Bの各色光に対応した反射型の液晶表示装置用に画素電極の間隙H2の距離に対応させて、サイドウォール94用の絶縁膜104の膜厚を変化させて形成すればよいので、特許文献2と比較して素子にある程度の汎用性を持たせることが出来る。
すなわち、上記絶縁膜104の形成以前のプロセスまでR,G,Bの各色光に対応した反射型液晶表示装置は全く同じ工程で作成し、必要に応じてR,G,Bの各色光に対応した絶縁膜104の膜厚を設定した反射型の液晶表示装置を作成し分けることができる。
さらに、本発明によれば、最終的に形成する画素間隙は、アルミエッチングによって作成されるので、特許文献1のようにアルミのグレインによる制約を受けない。
この画素間隙はエッチングによって確実に形成されるため、正確な画素間隙を作成することが可能である。
また、特許文献1のように画素間隙の下方に導電性のアルミニウムによる遮光膜を成膜する必要がないため、遮光膜を介した画素電極間のショートという不具合も発生することがない。
以下に、本発明に係る液晶表示装置の他の実施例を添付図面に基づいて詳述する。本発明は、透過型の液晶表示装置にも適用できるものである。図9、図10に示すように、下地保護膜131の形成されたガラスなどの透明部材からなる絶縁基板130上にゲート配線150、ビデオ線120が形成され、ソース電極180を介してITO膜からなる画素電極110が電気的に接続され、薄膜トランジスタ(TFT)を用いて駆動されている。
図10は、図9のB部分である、隣接する画素電極110の断面を部分的に拡大した図である。同図に示すように、絶縁基板130上に、下地保護膜131、ビデオ線120、パターニング膜190、画素電極110、保護絶縁膜154、液晶128、透明電極112、透明基板126が積層されている。
ここで画素間隙121の寸法は、上述の製造工程を用いることにより、従来装置の画素間隙の寸法よりもかなり小さく形成されており、この微細な寸法を実現するために、図10に示す拡大図のように、パターニング膜190とエッチングストッパ膜192とサイドウォール194とを有している。具体的には、上記各画素電極110上には、画素間隙の寸法よりも広い寸法の間隙を互いに隔てて上記パターニング膜190が形成されている。このパターニング膜190は透明な絶縁膜として例えばSiO2 膜が用いられる。そして、各パターニング膜190の周囲を囲むようにして各パターニング膜190の周辺部に、すなわちエッチングストッパ膜192を介してセルフアライメント用のサイドウォール194が形成されている。
上記エッチングストッパ膜192としては絶縁膜である例えば透明なシリコン窒化膜を用いることができる。また上記サイドウォール194としては絶縁膜である例えば透明なSiO2 膜を用いることができる。上記サイドウォール194間の間隙の寸法は画素電極110の画素間隙121の寸法と同じである。換言すれば、このサイドウォール194をマスクとしてパターンエッチングすることによりセルフアライメントで上記画素電極110が形成されるので上記両寸法が同じ値となる。ここで上記両寸法は100nm程度に設定でき、従来装置の寸法よりも大幅に小さくすることができる。
透過型の液晶表示装置の場合、図9に示すように、TFT駆動のための配線、電極が液晶表示装置を透過する光を遮るが、画素電極の有効画素対応領域が拡大するため、反射型の液晶表示装置の場合と同様に、プロジェクターとしての明るさやコントラストが向上する。
また、TFT駆動のための配線、電極は金属材料が用いられているが、これら部材に透明部材が適用される場合、さらにプロジェクターとしての明るさやコントラストが向上する効果が期待できる。
本発明に係る液晶表示装置の一例の一画素を中心にして示す断面図である。 図1中のA部である画素間隙の部分を拡大して示す部分拡大図である。 本発明装置の製造過程を示す工程図である。 本発明装置の製造過程を示す工程図である。 画素間隙の寸法が各種になされた画素電極を上部から見た状態を示す平面図である。 反射型の液晶表示装置を示すブロック構成図である。 従来の液晶表示装置の一画素を中心にして表した断面図である。 液晶表示装置の周辺部も含めた状態を示す図である。 本発明に係る液晶表示装置の他の実施例である透過型の液晶表示装置を示す部分図である。 図9中のB部である画素間隙の部分を拡大して示す部分拡大断面図である。
符号の説明
10,110…画素電極
12,112…透明電極
14…スイッチング素子
20,121…画素間隙
24…半導体基板
26,126…透明基板
28,128…液晶
54,154…保護絶縁膜
90,190…パターニング膜
92,192…エッチングストッパ膜
94,194…サイドウォール
100…反射導電膜
102…パターニング膜間の間隙
120…ビデオ線
130…絶縁基板
150…ゲート配線
180…ソース電極
H2…画素間隙の寸法
H3…パターニング膜間の間隙の寸法

Claims (2)

  1. 所定の画素間隙をもってマトリクス状に複数個配列された画素電極が絶縁層を介してその表面上に形成された基板と、前記画素電極と所定の間隙を有して対向する透明電極がその表面上に形成された透明基板と、前記間隙に充填された液晶とを有する液晶表示装置において、
    前記画素間隔の寸法よりも広い寸法の間隙を互いに隔てて前記各画素電極上に形成されたパターニング膜と、
    前記各パターニング膜の周囲を囲むようにして前記各パターニング膜の周辺部に、前記画素間隙に対応した位置に、該画素間隙と略同じ寸法の間隙を隔てて形成されたサイドウォールと、
    を備えたことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 所定の画素間隙をもってマトリクス状に複数個配列された画素電極を有すると共に前記画素電極に電源を供給するスイッチング素子がその表面に形成された基板と、前記画素電極と所定の間隙を有して対向する透明電極がその表面上に形成された透明基板と、前記間隙に充填された液晶とを有する液晶表示装置の製造方法において、
    前記画素電極を形成するための導電膜を前記基板の一面側に形成する導電膜形成工程と、
    前記導電膜上に前記画素間隙の寸法よりも広い寸法の間隙を互いに隔てて第1のパターニング膜を形成するパターニング膜形成工程と、
    前記パターニング膜を含む前記導電膜上にエッチングストッパ膜を形成するエッチングストッパ膜形成工程と、
    前記エッチングストッパ膜上に第2のパターニング膜を形成する工程と、
    前記第2のパターニング膜をエッチバックすることにより前記第1のパターニング膜の周辺部に、前記画素間隙と略同じ寸法の間隙を有して互いに隔てられたサイドウォールを形成するサイドウォール形成工程と、
    前記サイドウォールをマスクとして表面に露出している前記エッチングストッパ膜を除去して前記導電膜を露出させる工程と、
    前記第1のパターニング膜と前記サイドウォールとをマスクとして表面に露出している前記導電膜をパターンエッチングすることにより前記画素電極を形成する画素電極形成工程と、
    を有することを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
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