JP2005172764A - 分注装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 微量分注を行う場合でも、正確な分注を行うことが可能な分注装置を提供すること。
【解決手段】 流体を吸入・吐出するための少なくとも1本のシリンジと、前記シリンジ先端に設けられたニードルと、前記ニードルの平面方向の位置を規制し、かつ前記シリンジに対する相対高さが所定量変位可能であるニードルガイドと、前記ニードルガイドを下方に付勢する付勢手段と、を具えた分注装置において、前記ニードルガイドの前記シリンジに対する相対高さが変位した状態を保持するためのニードルガイド保持手段を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、分注装置に関するものである。
化学分析の分野では、試料の分注を行うことがあり、一般に吸引ポンプとして機能するシリンジに連接されたニードルを試料中に挿入して所定量の試料を吸引・吐出する分注装置が広く使用されている(例えば、特許文献1など)。
従来例の分注装置について図10〜15を用いて以下に説明する。
図10は従来の分注装置の全体斜視図である。
20は洗浄液槽24あるいは液槽25から洗浄液や液体を吸入し、他の液槽25あるいは洗浄液槽24に供給または排出するための少なくとも1本のシリンジであり、シリンジ20内にあるピストン20d(図11参照)が上下駆動することにより、液体または気体の吸入・吐出が可能な構成となっている。20a(図11参照)は吸入した液体または気体を一時貯蔵しておくためのシリンジタンク、20bは可撓性を持つ材質、例えばピアノ線・バネ用ステンレス鋼からなるニードルであり、中空となっている。ニードル20bに可撓性を持たせているのは分注装置の暴走、プログラミングミス、誤操作等によるニードル20bの破損を防止するためである。21はシリンジ20を支持するシリンジボックスであり、前記ピストン20d(図11参照)のシリンジタンク20a(図11参照)に対する高さ方向に関する相対位置を変位させるためのピストン駆動手段を具えている。シリンジボックス21全体は支柱26に対してA方向に駆動可能な構成となっている。22は洗浄液槽24や液槽25を載置するためのXYステージであり、不図示の駆動手段により、シリンジボックス21に対する洗浄液槽24、液槽25のB、C方向に関する相対位置を変化させることができる。
図11はシリンジ20周辺の詳細図である。
41はシリンジボックス21内にある先述のピストン駆動手段に連結される部材であり、ピストン20d上部を2つの部材41a、41bによって挟持する構成となっている。42はシリンジタンク20aを挟持し、かつシリンジボックス21の前記ピストン駆動手段以外の部位に固定されているフレームである。フレーム42cには軸43が貫通するための穴が設けてある。その穴には軸43をフレーム42cに対して上下方向に滑らかにスライドさせるための軸受が設けてある。軸43には不図示のキー溝が設けられており、そのキー溝にeリング45が嵌っていることによって、フレーム42に対する軸43の相対高さ位置を規制している。軸43の前記キー溝側でない一端はニードルガイド40に固定されている。また軸43の周囲には圧縮バネ44が設けられており、ニードルガイド40をフレーム42に対して下方向に付勢している。ニードルガイド40にはニードル20bのXY方向の位置を規制するための穴40aが設けられている。この穴40aによって、ニードル20bが可撓性を持ち、かつ液槽25が非常に小さなウェルを持つものであっても液槽25に対するニードル20bの平面方向の位置が正確に決まる。一般にこのような分注装置において用いられるニードル材質が可撓性を持つピアノ線又はバネ用ステンレス鋼である場合、その真直度が1mm以内に収まるためにはニードルガイド40からのニードル20bの突出量は10mm〜15mm以下にする必要があるため、ここではそのような突出量となっている。なお、1mm四方のウェルを持つ液槽は一般的に広く用いられている。
図12はこの装置のシリンジ洗浄システムの流路を表した図である。30は供給ポンプ31の動力によって洗浄液タンク32に貯蔵されている洗浄液を洗浄液槽24に供給するための流路であり、33は排出ポンプ34の動力によって洗浄液槽24内の洗浄後の液体を廃液タンク35内に排出するための流路である。洗浄液槽24はニードル20bを上方から挿入できるように大気開放となっており、ピストン20dを上下動させることによってニードル20bから洗浄液を吸入・吐出させ、シリンジタンク20a内およびニードル20b内壁を洗浄できるようになっている(図11参照)。また、洗浄液槽24内に所定量の洗浄液を供給した状態で供給ポンプ31および排出ポンプ34を同時駆動させることによって洗浄液槽24内に水流を発生させ、洗浄液槽24内に挿入されたニードル20bの外壁に付着した汚染物も洗浄できるようになっている。その際供給ポンプ31と排出ポンプ33の流量は同一となっている。
以上図10〜12によって説明した構成により、所望の液槽または洗浄液槽から所望量の液体を自在に受け渡しすることができる。
なお、この装置は不図示のコンピューター、キーボード、CRTを付帯しており、キーボードによって入力された事項に基づく上記コンピューターの命令によって作動するようになっている。
次にこの装置において1つのシリンジに対して複数種の液をハンドリングする場合を例にとって、動作の説明をする(参照図面は図10,13,14,15)。ここではA液の入った液槽25aから空の液槽25cへA液を移送後、シリンジ20の洗浄工程を経て、B液の入った液槽25bから空の液槽25dへB液を移送するという動作を例にとって説明する。
まず、液槽25a〜dおよび洗浄液槽24をXYステージ22上に設置する。シリンジ20が液槽25aからA液を吸入できるようにするために、XYステージ22は液槽25aがシリンジボックス21の直下に来るように移動する。XYステージ22の平面方向の位置が決まった後、シリンジボックス21はシリンジボックス駆動手段により下方に移動し始め(図13(a))、ニードル20bの先端が液槽25a内の所定の高さに達するまで降下する(図13(b))。その状態からピストン20dが上昇し始め、A液をシリンジタンク20a内に所望量吸入する(図13(c))。その後シリンジボックス21は上昇し、液槽25aの最高点よりも高い位置まで退避する(図13(d))。次に液槽25cがシリンジボックス21の直下に来るようにXYステージ22が移動する。XYステージ22の平面方向の位置が決まった後、シリンジボックス21はシリンジボックス駆動手段により下方に移動し始め(図14(a))、ニードル21bの先端が液槽25c内の所定の高さに達するまで降下する(図14(b))。その状態からピストン20dが下降を始め、吸入したA液を液槽25c内に所望量吐出する(図14(c))。その後シリンジボックス21は上昇し、液槽25cの最高点よりも高い位置まで退避する(図14(d))。
(以上第1分注工程)
次にシリンジ20に付着したA液を洗浄するための洗浄工程に入る。
まず、供給ポンプ31を駆動させることによって洗浄液槽24内に所定量の洗浄液を貯める。次にXYステージ22は洗浄液槽24がシリンジボックス21の直下に来るように駆動される。XYステージ22の平面方向の位置が決まった後、シリンジボックス21はシリンジボックス駆動手段により下方に移動し始め(図15(a))、ニードル20bが洗浄液槽24内の洗浄液に浸るような高さで停止する。ここではニードル20b外壁のA液が付着している領域が全て洗浄液に浸るようにするため、シリンジボックス21はニードルガイド40の下面が洗浄液槽24の上面に当接した状態から更に下方向に押し込まれている(図15(b))。その時圧縮バネ43はニードルガイド40によってチャージされた状態に変形している。その状態からピストン20dが上下動を始め、シリンジタンク20a内およびニードル20b内壁を洗浄する。また、ニードル20bが洗浄液槽24内に挿入されている間、供給ポンプ31および排出ポンプ34は同時駆動されており、洗浄液槽24内には水流が発生している。その水流によってニードル20b外壁の洗浄が促進される(図15(c))。次にシリンジボックス21はニードル20bが洗浄液槽24の最高点よりも高い位置まで退避する。チャージされていた圧縮バネ43は解放され、ニードルガイド40を下方向に押すことによってデフォルト状態に戻る。その後排出ポンプ34を駆動させることによって洗浄液槽24内の洗浄後の液体を排出し、洗浄工程を終了する(図15(d))。
(以上洗浄工程)
次に液槽25b内のB液を液槽25dへ分注する工程へと続くが、液槽25a内のA液を液槽25cへ分注する工程と全く同様であるため説明は省略する。
(以上第2分注工程)
特開平05-329384号公報
上記従来例で述べたように、可撓性を持つニードルを採用した分注装置においてはニードルガイドのような平面方向の位置規制手段が必須となる。ところが、このような分注装置によって液体を吸入・吐出する際、次のような問題点が生じていた。
すなわち、ニードルを液槽内に挿入したときのニードルの液体接触領域長がニードルのニードルガイド下面からのデフォルト突出長よりも大きい場合、ニードルガイドは下方向に付勢されているため、吸入・吐出後にはニードルガイドはデフォルト位置に戻り、ニードル外壁に付着した液体がニードルガイド穴に入り込んでしまうことになる。液体はシリンジが液体の吸入・吐出を繰返すうちに前記穴部に蓄積され、吸入・吐出を行っている際中に突発的にニードル先端に垂れてしまうことがあった。例えば3μlのような微量分注を行う場合には、分注量・分注試薬濃度に大きな影響を及ぼすことなり、正確な分注が不可能となってしまっていた。
本発明は、上記課題を解決するために、下記のように構成した分注装置を提供するものである。すなわち、
(1)流体を吸入・吐出するための少なくとも1本のシリンジと、前記シリンジ先端に設けられた可撓性を持つニードルと、前記ニードルの平面方向の位置を規制し、かつ前記シリンジに対する相対高さが所定量変位可能であるニードルガイドと、前記ニードルガイドを下方に付勢する付勢手段と、を具えた分注装置において、前記ニードルガイドの前記シリンジに対する相対高さが変位した状態を保持するためのニードルガイド保持手段を設けたことを特徴とする分注装置。
(2)液槽内の液面高さを測定するための液面高さ測定手段と、液体吸入動作においては、測定された液面高さおよび吸入時に予定されている前記ニードル先端の高さから前記ニードルの液体に浸る予定領域長を算出し、液体吐出動作においては、測定された液面高さ、吐出時に予定されている前記ニードル先端の高さ、液槽形状データおよび予定されている吐出量から前記ニードルの液体に浸る予定領域長を算出する液体接触領域算出手段と、前記液体接触領域算出手段による算出結果と前記ニードルガイドの前記シリンジに対する相対位置が変位していない状態における前記ニードルの前記ニードルガイド下面からの突出量を比較して、前者が大きい場合には前記ニードルガイド保持手段を作動させるための信号を発するブレーキ制御手段と、を有することを特徴とする請求項1記載の分注装置。
(3)前記シリンジを洗浄するための洗浄液槽と、前記ニードル外壁に付着した液体を払拭するためのニードル外壁払拭手段と、を具えたことを特徴とする請求項1記載の分注装置。
(4)前記液面高さ測定手段によって液槽内の液面高さを測定する工程と、液体を前記液槽から吸入する工程と、前記ブレーキ制御手段からの信号を受け、前記ニードルガイド保持手段を作動する工程と、前記ニードル外壁を洗浄する工程と、前記ニードル外壁に付着した液体を払拭する工程と、前記ニードルガイド保持手段の作動を解除する工程と、を有することを特徴とする請求項1、2、3記載の分注装置の分注方法。
(5)前記液面高さ測定手段によって液槽内の液面高さを測定する工程と、液体を前記液槽から吸入する工程と、前記ニードル外壁を洗浄する工程と、前記ニードル外壁に付着した洗浄液を払拭する工程と、を有することを特徴とする請求項1、2、3記載の分注装置の分注方法。
(6)前記液面高さ測定手段によって液槽内の液面高さを測定する工程と、液体を前記液槽に吐出する工程と、前記ブレーキ制御手段からの信号を受け、前記ニードルガイド保持手段を作動する工程と、前記ニードル内壁、外壁およびシリンジ内壁を洗浄する工程と、前記ニードル外壁に付着した洗浄液を払拭する工程と、前記ニードルガイド保持手段の作動を解除する工程と、を有することを特徴とする請求項1、2、3記載の分注装置の分注方法。
(7)前記液面高さ測定手段によって液槽内の液面高さを測定する工程と、液体を前記液槽に吐出する工程と、前記ニードル内壁、外壁およびシリンジ内壁を洗浄する工程と、前記ニードル外壁に付着した洗浄液を払拭する工程と、を有することを特徴とする請求項1、2、3記載の分注装置の分注方法。
(8)前記液体接触領域算出手段の算出結果と洗浄時に予定されている前記ニードルの先端の高さをもとにして、前記洗浄液槽内に供給される洗浄液の液面高さが、前記ニードルの液体接触領域最高部と略同一になるように、前記洗浄液量が最適化されることを特徴とする請求項1、2、3記載の分注装置の洗浄液供給方法。
(9)前記ニードルの前記ニードル外壁払拭手段への挿入量が前記液体接触領域算出手段の算出結果と略同一であることを特徴とする請求項1、2、3記載の分注装置のニードル外壁払拭方法。
以上説明したように、流体を吸入・吐出するための少なくとも1本のシリンジと、前記シリンジ先端に設けられた可撓性を持つニードルと、前記ニードルの平面方向の位置を規制し、かつ前記シリンジに対する相対高さが所定量変位可能であるニードルガイドと、前記ニードルガイドを下方に付勢する付勢手段と、を具えた分注装置において、どのような液面高さの液体の吸入・吐出においても、ニードルへの付着液体がニードルガイド穴に入り込んでしまうことがなくなった。その結果、吸入・吐出を行っている際中に液体が突発的にニードル先端に垂れてしまうことがなくなり、3μlのような微量分注を行う場合でも、分注量・分注試薬濃度の面で、正確な分注を行うことが可能となった。
本発明の分注装置について図1〜9を用いて以下に説明する。
図1は本発明の分注装置の全体斜視図である。
20は洗浄液槽24あるいは液槽25から洗浄液や液体を吸入し、他の液槽25あるいは洗浄液槽24に供給または排出するための少なくとも1本のシリンジであり、シリンジ20内にあるピストン20d(図2参照)が上下駆動することにより、液体または気体の吸入・吐出が可能な構成となっている。20a(図2参照)は吸入した液体または気体を一時貯蔵しておくためのシリンジタンク、20bは可撓性を持つ材質、例えばピアノ線・バネ用ステンレス鋼からなるニードルであり、中空となっている。ニードル20bに可撓性を持たせているのは分注装置の暴走、プログラミングミス、誤操作等によるニードル20bの破損を防止するためである。21はシリンジ20を支持するシリンジボックスであり、前記ピストン20d(図2参照)のシリンジタンク20a(図2参照)に対する高さ方向に関する相対位置を変位させるためのピストン駆動手段を具えている。シリンジボックス21全体は支柱26に対してA方向に駆動可能な構成となっている。22は洗浄液槽24や液槽25を載置するためのXYステージであり、不図示の駆動手段により、シリンジボックス21に対する洗浄液槽24、液槽25のB、C方向に関する相対位置を変化させることができる。55はニードル20b外壁に付着した液体を払拭するための吸収体であり、ルビーセル等の材質からなる。また、ニードル20bの配列と同等の配列で所定の深さを持った穴がその上面に設けてあり、ニードル20bを挿入できるようになっている。
図2はシリンジ20周辺の詳細図である。
41はシリンジボックス21内にある先述のピストン駆動手段に連結される部材であり、ピストン20d上部を2つの部材41a、41bによって挟持する構成となっている。42はシリンジタンク20aを挟持し、かつシリンジボックス21の前記ピストン駆動手段以外の部位に固定されているフレームである。フレーム42cには軸43が貫通するための穴が設けてある。その穴には軸43をフレーム42cに対して上下方向に滑らかにスライドさせるための軸受が設けてある。軸43には不図示のキー溝が設けられており、そのキー溝にeリング45が嵌っていることによって、フレーム42に対する軸43の相対Z位置を規制している。軸43の前記キー溝側でない一端はニードルガイド40に固定されている。また軸43の周囲には圧縮バネ44が設けられており、ニードルガイド40をフレーム42に対して下方向に付勢している。ニードルガイド40にはニードル20bの平面方向の位置を規制するための穴40aが設けられている。この穴40aによって、ニードル20bが可撓性を持ち、かつ液槽25が非常に小さなウェルを持つものであっても液槽25に対するニードル20bの平面方向の位置が正確に決まる。一般にこのような分注装置において用いられるニードル材質が可撓性を持つピアノ線又はバネ用ステンレス鋼である場合、その真直度が1mm以内に収まるためにはニードルガイド40からのニードル20bの突出量は10mm〜15mm以下にする必要があるため、ここではそのような突出量となっている。なお、1mm四方のウェルを持つ液槽は一般的に広く用いられている。
50は軸43の周囲に設けられ、かつフレーム42cに固定されたブレーキであり、軸43を励磁固定させるためものである。
図3は前記ブレーキの構成を表わしたものである。
50aはブレーキパッドであり、軸43との接触摩擦力によって軸43の紙面垂直方向の動きを固定するためのものである。更にブレーキパッド50aはブレーキ50本体の求心方向について異なる磁性を帯びており、不図示のソレノイドに通電することによって図中矢印方向(求心方向)に移動し、軸43を固定する。また、50bはブレーキパッド50aとブレーキ50のフレームに固定された引張りバネであり、ブレーキパッド50aを図中矢印と逆方向に付勢するものである。このような構成により、ソレノイド通電時には軸43の紙面垂直方向の動きが固定される。
図2に戻り、51はニードル20b近傍かつニードルガイド40下面に取り付けられた液面センサーであり、赤外光を液面に照射し、その反射光を読み取ることによって液面までの距離を測定する。なお、他の方式としては液面接触式の液面センサーでも構わない。測定距離と測定時におけるシリンジボックス21の上下方向の位置から、液面高さを算出することができる。
図4はこの装置のシリンジ洗浄システムの流路を表した図である。30は供給ポンプ31の動力によって洗浄液タンク32に貯蔵されている洗浄液を洗浄液槽24に供給するための流路であり、33は排出ポンプ34の動力によって洗浄液槽24内の洗浄後の液体を廃液タンク35内に排出するための流路である。洗浄液槽24はニードル20bを上方から挿入できるように大気開放となっており、ピストン20dを上下動させることによってニードル20bから洗浄液を吸入・吐出させ、シリンジタンク20a内およびニードル20b内壁を洗浄できるようになっている(図2参照)。また、洗浄液槽24内に所定量の洗浄液を供給した状態で供給ポンプ31および排出ポンプ34を同時駆動させることによって洗浄液槽24内に水流を発生させ、洗浄液槽24内に挿入されたニードル20bの外壁に付着した汚染物も洗浄できるようになっている。その際供給ポンプ31と排出ポンプ33の流量は同一になっている。また、供給ポンプ31は後述のポンプ制御手段54(後述する)によって洗浄液供給量を制御できるようになっている。
図5はブレーキ50の作動および洗浄液供給に関するブロック図を表わしたものである。
まずシリンジ20の液体吸入時には、液面センサー51によって測定された液面高さと、吸入時に予定されているニードル20bの先端高さ(予め設定されている)をもとに液体接触領域算出手段52によってニードル20bが液体に浸る領域長が算出される。その算出結果を受けたブレーキ制御手段53は前記算出結果とニードル20bのニードルガイド40下面からのデフォルト突出長を比較し、前者の方が大きい場合にはブレーキ50を作動させる。なお、ブレーキ50の作動タイミングはシリンジボックス21の移動が完全に停止した後となっている。
シリンジ20の液体吐出時には、液面センサー51からの液面高さと、吐出時に予定されているニードル20bの先端高さ(予め設定されている)と、液槽形状データ(予め設定されている)と、予定されている吐出量(予め設定されている)をもとに液体接触領域算出手段52によってニードル20bが液体に浸る領域長が算出される。その算出結果を受けたブレーキ制御手段53は前記算出結果とニードル20bのニードルガイド40下面からのデフォルト突出長を比較し、前者の方が大きい場合にはブレーキ50を作動させる。なお、ブレーキ50の作動タイミングはシリンジボックス21の移動が完全に停止した後となっている。
洗浄液供給については、直近の吸入または吐出時のニードル20b外壁の液体接触領域の最高点と、洗浄時に予定されているニードル20bの先端の高さを受けたポンプ制御手段54が、洗浄液槽24内の液面高さが先述の液体接触領域の最高部と略同一になるような液量を算出し、例えば洗浄液供給時間を最適化することによって、洗浄液槽24内に洗浄液が供給される。
なおこの装置は不図示のコンピューター、キーボード、CRTを付帯しており、キーボードによって入力された事項に基づく上記コンピューターの命令によって作動するようになっている。
次にこの装置の動作を説明する。
液槽25aから液体Aを吸入し、液槽25cでその一部を吐出する場合を例にとって説明する。なお、A液吸入時におけるニードル20bの液体接触領域はニードル20bのニードルガイド40下面からのデフォルト突出部よりも上側までであり、A液吐出時おけるニードル20bの液体接触領域はニードル20bのニードルガイド40下面からのデフォルト突出部より下側までとする。
まず、液槽25a、cおよび洗浄液槽24をXYステージ22上に設置する(図1参照)。シリンジ20が液槽25aからA液を吸入できるようにするために、XYステージ22は液槽25aがシリンジボックス21の直下に来るように移動する。XYステージ22の平面方向の位置が決まった後、シリンジボックス21はシリンジボックス駆動手段により下方に移動し始め(図6(a))、ニードル20bおよび液面センサー51の先端が液槽25a内の所定の高さに達するまで降下する(図6(b))。ここで、ニードル20bの液体接触領域はニードル20bのニードルガイド40下面からのデフォルト突出部よりも上側までであるから、ニードルガイド40下面が液槽25a上面に接触した後も、必然的にシリンジボックス21が下方に移動してバネ43がチャージされた状態になる。次に、シリンジボックス21の下方への移動が終了した後、液面センサー51によって液面高さが測定される。次にブレーキ50が作動し、軸43を固定する。その状態からピストン20dが上昇し始め、A液をシリンジタンク20a内に所望量吸入する(図6(c))。その後シリンジボックス21は上昇し、液槽25aの最高点よりも高い位置まで退避する(図6(d))。
(以上吸入工程)
次にニードル20b外壁に付着したA液を洗浄するための外壁洗浄工程に入る。
まず、供給ポンプ31を駆動させることによって洗浄液槽24内に所定量の洗浄液を貯める(図7参照)。このとき供給ポンプ31の駆動時間は、先程の吸入工程におけるニードル20bの液体接触領域長と洗浄時に予定されているニードル20bの先端の高さからポンプ制御手段54によって最適化されている。すなわち洗浄液槽24にニードル20bを挿入した時に、ニードル20bがA液に接触した領域の最高部と洗浄液面高さが略同一となるようなポンプ駆動時間となっている。次にXYステージ22は洗浄液槽24がシリンジボックス21の直下に来るように駆動される(図1参照)。XYステージ22の平面方向の位置が決まった後、シリンジボックス21はシリンジボックス駆動手段により下方に移動し始め(図7(a))、予定されている高さで停止する。ニードル20bが洗浄液槽24内に挿入されている間、供給ポンプ31および排出ポンプ34は同時駆動されており、洗浄液槽24内には水流が発生している。その水流によってニードル20b外壁の洗浄が促進される(図7(b))。次にシリンジボックス21はニードル20bが洗浄液槽24の最高点よりも高い位置まで退避する。その後排出ポンプ34を駆動させることによって洗浄液槽24内の洗浄後の液体を排出し、洗浄工程を終了する(図7(c))。なお、この工程は分注量に関してシビアである場合にのみ存在すればよく、場合によっては省略しても構わない。
次に、ニードル外壁払拭工程に入る。
まず、吸収体55がシリンジボックス21の直下に来るようにXYステージ22が移動する(図1参照)。XYステージ22の平面方向の位置が決まった後、シリンジボックス21はシリンジボックス駆動手段により下方に移動し始め、ニードル21bの先端が吸収体55に設けられた穴に挿入され、所定の高さに達するまで降下する(図7(d))。このときの挿入量は先程のA液吸入工程におけるニードル20bがA液に接触した領域長と略同一になっている。ニードル20bの吸収体55に挿入された後、XYステージ22は微動し、吸収体55の穴の内壁がニードル20bに接触することによって、ニードル20b外壁に付着した液体を払拭する。その後シリンジボックス21は上昇し、吸収体55の最高点よりも高い位置まで退避する。
なお、この工程は分注量・分注液体濃度に関してシビアである場合にのみ存在すればよく、場合によっては省略しても構わない。
(以上ニードル外壁払拭工程)
その後、ブレーキ50が解除されると同時にチャージされていた圧縮バネ43は解放され、ニードルガイド40を下方向に押すことによってニードルガイド40のシリンジ20に対する相対位置はデフォルト状態に戻る(図7(e))。これによって、A液吐出時におけるニードル20bの平面方向の位置を正確にすることができる。
次にA液の吐出工程に入る。
まず、シリンジ20が液槽25cにA液の一部を吐出できるようにするために、XYステージ22は液槽25cがシリンジボックス21の直下に来るように移動する。XYステージ22の平面方向の位置が決まった後、シリンジボックス21はシリンジボックス駆動手段により下方に移動し始め(図8(a))、ニードル20bおよび液面センサー51の先端が液槽25a内の所定の高さに達するまで降下する(図8(b))。ここで、ニードル20bの液体接触領域はニードル20bのニードルガイド40下面からのデフォルト突出部よりも下側までであるが、ニードルガイド40下面が液槽25c上面に接触する場合と接触しない場合の両方が想定される。図8(b)は接触しない場合を表している。次に、シリンジボックス21の下方への移動が終了した後、液面センサー51によって液面高さが測定される。その状態からピストン20dが下降し始め、A液を液槽25(c)内に所望量吐出する(図8(c))。その後シリンジボックス21は上昇し、液槽25aの最高点よりも高い位置まで退避する(図8(d))。なお、ここではA液吐出時におけるニードル20bの液体接触領域はニードル20bのニードルガイド40下面からのデフォルト突出部よりも下側までであったため、ブレーキ50は作動していない。
(以上吐出工程)
次にシリンジ20内壁、ニードル20b内壁およびニードル20b外壁に付着したA液を洗浄するための洗浄工程に入る。
まず、供給ポンプ31を駆動させることによって洗浄液槽24内に所定量の洗浄液を貯める(図9参照)。このとき供給ポンプ31の駆動時間は、先程の吐出工程におけるニードル20bの液体接触領域長と洗浄時に予定されているニードル20bの先端の高さからポンプ制御手段54によって最適化されている。すなわち洗浄液槽24にニードル20bを挿入した時に、ニードル20bがA液に接触した領域の最高部と洗浄液面高さが略同一となるようなポンプ駆動時間となっている。次にXYステージ22は洗浄液槽24がシリンジボックス21の直下に来るように駆動される(図1参照)。XYステージ22の平面方向の位置が決まった後、シリンジボックス21はシリンジボックス駆動手段により下方に移動し始め(図9(a))、予定されている高さで停止する(図9(b))。
その状態からピストン20dが上下動を始め、シリンジ20内壁およびニードル20b内壁を洗浄する。また、ニードル20bが洗浄液槽24内に挿入されている間、供給ポンプ31および排出ポンプ34は同時駆動されており、洗浄液槽24内には水流が発生している。その水流によってニードル20b外壁の洗浄が促進される(図9(b)、(c))。次にシリンジボックス21はニードル20bが洗浄液槽24の最高点よりも高い位置まで退避する。それと同時にチャージされていた圧縮バネ43は解放され、ニードルガイド40を下方向に押すことによってデフォルト状態に戻る。その後排出ポンプ34を駆動させることによって洗浄液槽24内の洗浄後の液体を排出し、洗浄工程を終了する(図9(d))。
なお、この工程は次回同一シリンジにて他液を分注する場合や、同一液体でも分注量に関してシビアである場合にのみ存在すればよく、場合によっては省略しても構わない。
(以上洗浄工程)
次に、ニードル外壁払拭工程に入る。
まず、吸収体55がシリンジボックス21の直下に来るようにXYステージ22が移動する(図1参照)。XYステージ22の平面方向の位置が決まった後、シリンジボックス21はシリンジボックス駆動手段により下方に移動し始め、ニードル21bの先端が吸収体55に設けられた穴に挿入され、所定の高さに達するまで降下する(図9(e))。このときの挿入量は先程のA液吐出工程におけるニードル20bのA液に接触した領域長と略同一になっている。ニードル20bが吸収体55に挿入された後、XYステージ22は微動し、吸収体55の穴の内壁がニードル20bに接触することによって、ニードル20b外壁に付着した液体を払拭する。その後シリンジボックス21は上昇し、吸収体55の最高点よりも高い位置まで退避する(図9(f))。
なお、この工程は次回同一シリンジにて他液を分注する場合や、同一液体でも分注量・分注液濃度に関してシビアである場合にのみ存在すればよく、場合によっては省略しても構わない。(以上ニードル外壁払拭工程)
分注装置全体斜視図 シリンジ周辺詳細図 ブレーキ50詳細図 シリンジ洗浄システムの流路構成を表した図 本発明のブロック図 シリンジの液体吸入動作を表わした図 ニードルの外壁洗浄動作および払拭動作を表した図 シリンジの液体吐出動作を表わした図 ニードルの内外壁およびシリンジ内の洗浄動作およびニードル外壁の払拭動作を表した図 従来の分注装置全体斜視図 従来のシリンジ周辺詳細図 シリンジ洗浄システムの流路構成を表した図 シリンジの液体吸入動作を表わした図 シリンジの液体吐出動作を表わした図 シリンジの洗浄動作を表わした図
符号の説明
20 シリンジ
21 シリンジボックス
22 XYステージ
24 洗浄液槽
25 液槽
26 支柱
30 流路
31 供給ポンプ
32 洗浄液タンク
33 流路
34 排出ポンプ
35 廃液タンク
40 ニードルガイド
40a ニードルガイド穴
42 フレーム
43 軸
44 圧縮バネ
45 eリング
50 ブレーキ
51 液面センサー
52 液体接触領域算出手段
53 ブレーキ制御手段
54 ポンプ制御手段
55 吸収体

Claims (9)

  1. 流体を吸入・吐出するための少なくとも1本のシリンジと、前記シリンジ先端に設けられたニードルと、前記ニードルの平面方向の位置を規制し、かつ前記シリンジに対する相対高さが所定量変位可能であるニードルガイドと、前記ニードルガイドを下方に付勢する付勢手段と、を具えた分注装置において、前記ニードルガイドの前記シリンジに対する相対高さが変位した状態を保持するためのニードルガイド保持手段を設けたことを特徴とする分注装置。
  2. 液槽内の液面高さを測定するための液面高さ測定手段と、液体吸入動作においては、測定された液面高さおよび吸入時に予定されている前記ニードル先端の高さから前記ニードルの液体に浸る予定領域長を算出し、液体吐出動作においては、測定された液面高さ、吐出時に予定されている前記ニードル先端の高さ、液槽形状データおよび予定されている吐出量から前記ニードルの液体に浸る予定領域長を算出する液体接触領域算出手段と、前記液体接触領域算出手段による算出結果と前記ニードルガイドの前記シリンジに対する相対位置が変位していない状態における前記ニードルの前記ニードルガイド下面からの突出量を比較して、前者が大きい場合には前記ニードルガイド保持手段を作動させるための信号を発するブレーキ制御手段と、を有することを特徴とする請求項1記載の分注装置。
  3. 前記シリンジを洗浄するための洗浄液槽と、前記ニードル外壁に付着した液体を払拭するためのニードル外壁払拭手段と、を具えたことを特徴とする請求項1記載の分注装置。
  4. 前記液面高さ測定手段によって液槽内の液面高さを測定する工程と、液体を前記液槽から吸入する工程と、前記ブレーキ制御手段からの信号を受け、前記ニードルガイド保持手段を作動する工程と、前記ニードル外壁を洗浄する工程と、前記ニードル外壁に付着した液体を払拭する工程と、前記ニードルガイド保持手段の作動を解除する工程と、を有することを特徴とする請求項1、2、3記載の分注装置の分注方法。
  5. 前記液面高さ測定手段によって液槽内の液面高さを測定する工程と、液体を前記液槽から吸入する工程と、前記ニードル外壁を洗浄する工程と、前記ニードル外壁に付着した洗浄液を払拭する工程と、を有することを特徴とする請求項1、2、3記載の分注装置の分注方法。
  6. 前記液面高さ測定手段によって液槽内の液面高さを測定する工程と、液体を前記液槽に吐出する工程と、前記ブレーキ制御手段からの信号を受け、前記ニードルガイド保持手段を作動する工程と、前記ニードル内壁、外壁およびシリンジ内壁を洗浄する工程と、前記ニードル外壁に付着した洗浄液を払拭する工程と、前記ニードルガイド保持手段の作動を解除する工程と、を有することを特徴とする請求項1、2、3記載の分注装置の分注方法。
  7. 前記液面高さ測定手段によって液槽内の液面高さを測定する工程と、液体を前記液槽に吐出する工程と、前記ニードル内壁、外壁およびシリンジ内壁を洗浄する工程と、前記ニードル外壁に付着した洗浄液を払拭する工程と、を有することを特徴とする請求項1、2、3記載の分注装置の分注方法。
  8. 前記液体接触領域算出手段の算出結果と洗浄時に予定されている前記ニードルの先端の高さをもとにして、前記洗浄液槽内に供給される洗浄液の液面高さが、前記ニードルの液体接触領域最高部と略同一になるように、前記洗浄液量が最適化されることを特徴とする請求項1、2、3記載の分注装置の洗浄液供給方法。
  9. 前記ニードルの前記ニードル外壁払拭手段への挿入量が前記液体接触領域算出手段の算出結果と略同一であることを特徴とする請求項1、2、3記載の分注装置のニードル外壁払拭方法。
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