JP2005171506A - 浅埋設物切断予防方法及び浅埋設物切断予防装置 - Google Patents

浅埋設物切断予防方法及び浅埋設物切断予防装置 Download PDF

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Yasuhiro Itamoto
康広 板本
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Abstract

【課題】 舗装道路の路面下に埋設されている浅埋設物(電話線、ガス管、水道管等)が道路カッターで切断されることを防止する。
【解決手段】 浅埋設物切断予防方法によれば、べんがら18を収容した容器12が浅埋設物30の近傍に埋設される。これにより、道路カッター32を用いて舗装28を切断する場合、回転刃34はまず容器12を切断し破壊する。その結果、破壊された容器からべんがら18が出て地表に現れ、作業員の目に触れる。そのため、作業員は、切断予定の舗装下に浅埋設物(例えば、電話線)が埋設されていることを事前に知ることができ、浅埋設物を誤って破壊する危険を回避することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、舗装道路の路面下に埋設されている浅埋設物(電話線、ガス管、水道管等)が道路カッターで切断されることを防止する方法及びそのための装置に関する。
従来、アスファルトやコンクリートで舗装された道路を部分的に掘削して新たな導管を埋設する又は既設の導管を交換又は修理する場合、既設導管を被覆しているアスファルト舗装やコンクリート舗装を道路カッター又はコンクリートカッターを用いて切断することが行われる。この場合、道路カッターで切断される深さは通常最大でも約50〜60cm程度であるが、このような浅い部分にも電話線、ガス管、水道管などの公共物が埋設されており、そのために誤ってこれらの公共埋設物を切断して破損することがあった。
そこで、本発明は、道路カッターを用いて道路舗装を切断する際に誤って埋設物を破損することを防止する方法及びそのための装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明の浅埋設物切断予防方法は、べんがらを収容した容器を用意し、上記容器を浅埋設物の近傍に埋設することを特徴とするものである。また、本発明の浅埋設物切断予防装置は、中空の管と、上記管の両端を密閉する蓋と、上記管の中に充填されたべんがらとを備えたことを特徴とするものである。
このような浅埋設物切断予防方法によれば、べんがらを収容した容器が浅埋設物の近傍に埋設されるので、道路カッターを用いてアスファルト舗装又はコンクリート舗装を切断する場合、この道路カッターの回転刃(ブレード)はまず容器を切断し破壊する。その結果、破壊された容器からべんがらが出る。容器の外に出たべんがらは、回転刃の回転によって地表に現れ、作業員に認識される。また、通常、道路カッターを使用する場合、回転刃が摩擦によって高温になるのを防止するために水が使用されるが、この場合、容器から出たべんがらは水に溶けた状態で作業員の目に触れる。そのため、作業員は、切断予定の舗装下に浅埋設物(例えば、電話線)が埋設されていることを事前に知ることができ、そのような浅埋設物を誤って破壊する危険を回避することができる。
添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。まず図1は、本発明に係る浅埋設物切断予防装置(以下、「切断予防装置」という。)10を示す。この切断予防装置10は、容器12を有する。本実施形態において、容器12は、中空の管14と、管14の両端を密閉する蓋16を有し、これら管14と蓋16で形成された密閉容器12の中にべんがら18が充填されている。
管14は、切断予防装置10が地下に埋設されることから耐食性に優れていることが好ましく、例えば外周面にオレンジ色の被膜を有するオレンジ管が好適に利用できる。ただし、本発明は、切断予防装置10に用いる管14の種類によって限定されるものでない。蓋16は、管端部の外側に装着するものであってもよいし、管端部に挿入するものであってもよく、いずれの形態を採用しても管と蓋との接触面に接着剤を塗布することで管の内部を完全に密閉することができる。容器12に収容するべんがら18は、鉄黄・鉄黒は酸化第二鉄を主成分とする赤〜紫・黄・黒色系の鉄酸化物顔料である。
べんがら18を収容した容器12は、路面下に埋設する際、図2に示すように保護具20と共に利用することが好ましい。本実施形態において、保護具20は、容器12を内包するチャンネル部材22と、チャンネル部材22の内側から容器12の脱落を防止するストラップ(脱落防止部)24を備えている。また、保護具20には、切断予防装置10が埋設される近傍の埋設管14を保護する保護板26をチャンネル部材22に一体的に取り付けてもよい。このような保護具20は、例えば鉄板を加工して製造することができる。
このような構成を有する切断予防装置10は、図3,4に示すように、道路舗装(アスファルト舗装、コンクリート舗装)28の下で、容器12を浅埋設物(例えば、浅埋設管)30の近傍(浅埋設物の両側又は片側若しくはその上)にほぼ平行に配置して埋設される。なお、本願明細書において、浅埋設物とは、舗装の下に埋設される配管や電線などのをいい、道路カッターを用いて舗装を切断する際に該道路カッターの回転刃(ブレード)によって切断される深さに埋設されているものをいう。浅埋設物30が埋設された道路表面はアスファルト舗装又はコンクリート舗装によって覆われる。切断予防装置10が埋設される深さは、通常の道路カッターの切断深さまでとし、浅埋設物30と同一深さ又はそれよりも浅い深さに配置される。埋設された容器12は、これを内包するチャンネル部材22とストラップ24によって保護される。また、保護具20が保護板26を有する場合、この保護板26で地下浅埋設物30を覆う。
このように、浅埋設物30の近傍に容器12が配置されているため、道路カッター32を用いてアスファルト舗装28又はコンクリート舗装を切断する場合、図3と図4に示すように、この道路カッター32の回転刃(ブレード)34はまず容器を切断し破壊する。その結果、破壊された容器12からべんがら18が出る。容器12の外に出たべんがら18は、回転刃34の回転によって舗装面に現れ、作業員の目に触れる。また、通常、道路カッター32を使用する場合は水が使用されるため、容器12から出たべんがら18は水に溶けた状態で作業員の目に触れる。そのため、作業員は、切断予定の舗装下に浅埋設物(例えば、電話線)30が埋設されていることを事前に知ることができ、そのような浅埋設物30を誤って破壊する危険を回避することができる。
本発明に係る浅埋設物切断予防装置の斜視図。 保護具を備えた浅埋設物切断予防装置の斜視図。 本発明の浅埋設物切断予防装置の埋設状態を示す断面図。 浅埋設物切断予防装置が道路カッターの回転刃で切断されてべんがらが容器から出ている状態を示す図。
符号の説明
10:浅埋設物切断予防装置
12:容器
14:管
16:蓋
18:べんがら
20:保護具
22:チャンネル部材
24:ストラップ(脱落防止部)
26:保護板
28:道路舗装
30:浅埋設物
32:道路カッター
34:回転刃(ブレード)

Claims (5)

  1. べんがらを収容した容器を用意し、
    上記容器を浅埋設物の近傍に埋設することを特徴とする浅埋設物切断予防方法。
  2. 上記容器が、所定の長さを有する管と、上記管の両端を密閉する蓋とからなることを特徴とする請求項1に記載の浅埋設物切断予防方法。
  3. 上記浅埋設物が配管又は電線である場合、
    上記べんがらを収容した容器を、配管又は電線の片側又は両側若しくは上方に配管又は電線とほぼ平行に配置することを特徴とする請求項2に記載の浅埋設物切断予防方法。
  4. 中空の管と、
    上記管の両端を密閉する蓋と、
    上記管の中に充填されたべんがらとを備えたことを特徴とする浅埋設物切断予防装置。
  5. 上記管に沿って配置され、上記管を保持する保護具を備えたことを特徴とする請求項4に記載の浅埋設物切断予防装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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