JP2005169944A - 出力装置、出力方法及びそのプログラム - Google Patents

出力装置、出力方法及びそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 パスワードが存在せず、アクセス制限のかかったジョブだけを受信した場合でも、処理を継続して行うことにより、再度初めからジョブを送信し直す手間を省くことができる出力装置、出力方法及びそのプログラムを提供する。
【解決手段】 解析部25は、受信したジョブにアクセス制限に関する情報が含まれているか否かを判断して、ジョブにアクセス制限に関する情報が含まれていると判断した場合に、アクセス制限を解くための認証情報の有無を判断して、認証情報が無いと判断した場合に、アクセス制限に関する情報に応じてジョブに対する保存処理を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、上位装置からジョブを直接受信して出力のための処理を行うダイレクトプリント機能を備える出力装置、出力方法及びそのプログラムに関するものである。
従来、出力装置が上位装置からアクセス制限のかかったジョブを受信した場合に、アクセス制限を解くためのパスワードが存在していないと判断した場合には、エラーメッセージを出す、あるいは、エラーページを出力することにより、出力のための処理がそこで終了していた。また、そのエラー処理は、アクセス制限の内容(制限のレベル)を考慮した処理がなされていなかった。
例えば、セキュリティ機能付き電子文書をホスト側のアプリケーション等を利用することなく印刷することができ、ダイレクトプリント機能を向上させることができる印刷装置に関する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−44256号公報
しかしながら、上位装置から出力ドライバを介さずに直接ジョブを送信するダイレクトプリントの場合には、アクセス制限がかかったジョブに対してアクセス制限を解くためのパスワードが存在せずに送信される場合が多々ある。その場合、該ジョブを受信した出力装置において、アクセス制限の内容にかかわらず一様にエラーとして処理され、再度初めからジョブとパスワードを送信し直す必要があるという課題がある。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、パスワードが存在せず、アクセス制限のかかったジョブだけを受信した場合でも、処理を継続して行うことにより、再度初めからジョブを送信し直す手間を省くことができる出力装置、出力方法及びそのプログラムを提供することを目的とする。
この発明は、上述した課題を解決すべくなされたもので、本発明による出力装置においては、上位装置から出力ジョブを直接受信して出力するダイレクトプリント機能を備える出力装置であって、受信した出力ジョブにアクセス制限に関する情報が含まれているか否かを判断するアクセス制限判断手段と、アクセス制限判断手段において出力ジョブにアクセス制限に関する情報が含まれていると判断した場合に、アクセス制限を解くための認証情報の有無を判断する認証情報判断手段と、認証情報判断手段において認証情報が無いと判断した場合に、アクセス制限に関する情報に応じて出力ジョブに対する保存処理を行う保存処理手段とを具備することを特徴とする。
また、本発明による出力装置の一態様例においては、上記保存処理手段は、出力ジョブを保存する保存手段と、アクセス制限に関する情報に応じて保存手段に出力ジョブを保存するか否かを判断する制限判断手段と、制限判断手段が保存手段に出力ジョブを保存すると判断した場合に、保存手段に出力ジョブを保存する保存処理実行手段とを備えることを特徴とする。
これにより、例えばアクセス制限の内容(秘匿性のレベル)に応じて、非常に秘匿性の高い出力ジョブは、情報の漏洩を防ぐため出力ジョブを保存手段に保存せずに、ある程度の秘匿性を有する出力ジョブを保存手段に保存するなどの処理を行うことができる。
また、本発明による出力装置の一態様例においては、上記保存処理手段は、制限判断手段が保存手段に出力ジョブを保存すると判断した場合に、アクセス制限に関する情報に応じて保存手段に出力ジョブを保存する保存形態を変更する保存形態変更手段を更に備えることを特徴とする。
これにより、例えばアクセス制限の内容(秘匿性のレベル)に応じて、秘匿性の高い出力ジョブは、情報の漏洩を防ぐため暗号化して出力ジョブを保存手段に保存して、ある程度の秘匿性を有する出力ジョブは、そのまま保存手段に保存するなど秘匿性に応じた保存形態で保存処理を行うことができる。
また、本発明による出力装置の一態様例においては、受信した出力ジョブに対して出力のための処理を行う出力処理手段を具備し、出力処理手段は、上記制限判断手段が保存手段に出力ジョブを保存すると判断した場合に、アクセス制限に関する情報に応じて出力ジョブに対して出力のための処理段階を変更することを特徴とする。
これにより、出力装置において、パスワードが存在せず、アクセス制限のかかった出力ジョブだけを受信した場合でも、該出力ジョブのアクセス制限の内容に応じて、出力ジョブに対してある段階まで出力のための処理を施して保存することができる。これにより、アクセス制限を解くためのパスワードを後で受信した場合に、保存した出力ジョブがある段階まで処理済みであるので、より速やかな出力処理を行うことが可能であり、再度初めからジョブを送信し直す場合に比べて大きく処理速度を向上することができる。
また、本発明による出力装置においては、アクセス制限がかかっており、かつパスワードが入力されていないジョブを入力する入力手段と、入力手段により入力したジョブのアクセス制限の内容に応じた処理を行う処理手段とを有し、処理手段は、アクセス制限が出力禁止の場合は、エラーページの出力を行い、アクセス制限が閲覧禁止の場合は、パスワードが入力されるとプリントを行えるように暗号化してジョブの保存を行い、アクセス制限が出力設定の変更禁止の場合は、パスワードが入力されるとプリントを行えるようにジョブの保存を行うことを特徴とする。
また、本発明による出力装置においては、アクセス制限がかかっており、かつパスワードが入力されていないジョブを入力する入力手段と、入力手段により入力したジョブのアクセス制限に応じて、エラーページの出力を行うか、パスワードが入力されるとプリントを行えるようにジョブの保存を行う処理手段とを有することを特徴とする。
また、本発明による出力方法においては、上位装置から出力ジョブを直接受信して出力するダイレクトプリント機能を備える出力装置を用いた出力方法であって、受信した出力ジョブにアクセス制限に関する情報が含まれているか否かを判断するアクセス制限判断ステップと、アクセス制限判断ステップにおいて出力ジョブにアクセス制限に関する情報が含まれていると判断した場合に、アクセス制限を解くための認証情報の有無を判断する認証情報判断ステップと、認証情報判断ステップにおいて認証情報が無いと判断した場合に、アクセス制限に関する情報に応じて出力ジョブに対する保存処理を行う保存処理ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明によるダイレクトプリント時の出力方法においては、アクセス制限がかかっており、かつパスワードが入力されていないジョブを入力する入力ステップと、入力ステップにより入力したジョブのアクセス制限の内容に応じた処理を行う処理ステップとを有し、処理ステップは、アクセス制限が出力禁止の場合は、エラーページの出力を行い、アクセス制限が閲覧禁止の場合は、パスワードが入力されるとプリントを行えるように暗号化してジョブの保存を行い、アクセス制限が出力設定の変更禁止の場合は、パスワードが入力されるとプリントを行えるようにジョブの保存を行うことを特徴とする。
また、本発明によるダイレクトプリント時の出力方法においては、アクセス制限がかかっており、かつパスワードが入力されていないジョブを入力する入力ステップと、入力ステップにより入力したジョブのアクセス制限に応じて、エラーページの出力を行うか、パスワードが入力されるとプリントを行えるようにジョブの保存を行う処理ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明によるプログラムは、上位装置から出力ジョブを直接受信して出力するダイレクトプリント機能を備える出力装置用のプログラムであって、受信した出力ジョブにアクセス制限に関する情報が含まれているか否かを判断するアクセス制限判断ステップと、アクセス制限判断ステップにおいて出力ジョブにアクセス制限に関する情報が含まれていると判断した場合に、アクセス制限を解くための認証情報の有無を判断する認証情報判断ステップと、認証情報判断ステップにおいて認証情報が無いと判断した場合に、アクセス制限に関する情報に応じて出力ジョブに対する保存処理を行う保存処理ステップとを出力装置に実行させるためのプログラムである。
また、本発明によるプログラムは、アクセス制限がかかっており、かつパスワードが入力されていないジョブを入力する入力ステップと、入力ステップにより入力したジョブのアクセス制限の内容に応じた処理を行う処理ステップとを有し、処理ステップは、アクセス制限が出力禁止の場合は、エラーページの出力を行い、アクセス制限が閲覧禁止の場合は、パスワードが入力されるとプリントを行えるように暗号化してジョブの保存を行い、アクセス制限が出力設定の変更禁止の場合は、パスワードが入力されるとプリントを行えるようにジョブの保存を行うことを特徴とするコンピュータ読み取り可能なプログラムである。
また、本発明によるプログラムは、アクセス制限がかかっており、かつパスワードが入力されていないジョブを入力する入力ステップと、入力ステップにより入力したジョブのアクセス制限に応じて、エラーページの出力を行うか、パスワードが入力されるとプリントを行えるようにジョブの保存を行う処理ステップとを有することを特徴とするコンピュータ読み取り可能なプログラムである。
本発明による出力装置、出力方法及びそのプログラムは、上位装置からジョブを直接受信して出力のための処理を行うダイレクトプリント機能を備える出力装置において、パスワードが存在せず、アクセス制限のかかったジョブだけを受信した場合でも、該ジョブのアクセス制限の内容に応じて、ジョブを保存することができる。これにより、アクセス制限を解くためのパスワードを後で受信した場合に、保存したジョブを処理することが可能であり、再度初めからジョブを送信し直す手間を省くことができる。
以下添付図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
まず、後述する本発明の第1〜第4の実施形態に共通の出力装置と上位装置から構成されるシステムの概略構成及び出力装置内の内部構成について説明する。図1は、本発明の第1〜第4の実施形態に共通の出力装置と上位装置から構成されるシステムの概略構成及び出力装置内の内部構成を示すブロック図である。尚、本実施形態では、出力装置として印刷装置であるレーザービーム・プリンタ(LBP)を例にとりデータ受信処理から出力処理までの一連の流れについて説明する。
図1において、上位装置3000のスプーラ2は、種々のアプリケーションを用いて作成された印刷用のデータ(印刷ジョブ)をLBP(出力装置)2000に出力する。該印刷ジョブ(以下、単にジョブとする)は、まず、上位装置3000とLBP2000相互の情報の通信を可能にする入力インターフェース21を介してまずLBP2000の入力部18の受信バッファ24に一時的に記憶され、データ解析部25でROM(Read Only Memory)13に記憶されたCPU12の制御プログラムに従って解析された後に、ページバッファ19に蓄えられる。次に、ページバッファ19に格納された情報は、展開部26にて文字の印字や図形の描画に関する演算処理がなされ、ビットマップデータに展開された後に、フレームバッファ27に記憶される。フレームバッファ27内に格納されたビットマップデータは、出力部23においてビデオ信号に変換され、出力インターフェース16を介して印刷部17に出力される。
以上により、印刷部17が印刷媒体(例えば印刷用紙)にビットマップデータに応じた印刷を行う。また、CPU12は、上述した各部を制御したり各部の間のデータの流れを制御したりする。また、CPU12は、RAM(Random Access Memory)14をワークメモリとして利用する。HDD(ハードディスクドライブ)15は、CPU12が実行可能なプログラムや処理可能なデータを格納する。パネル操作部20は、CPU12からの制御信号を受けて操作パネル20に操作情報や操作項目を表示する処理及び、操作パネル20からの操作情報を受けてCPU12へ操作信号を送信する処理を行う。
[第1の実施形態]
次に、本発明の第1の実施形態におけるLBP(出力装置)2000のダイレクトプリント処理の動作について説明する。特に、ダイレクトプリント機能を備える本実施形態のLBP2000の処理の特徴となる、受信したジョブにアクセス制限がかかっており、かつ、アクセス制限を解くためのパスワードが存在しない場合に、アクセス制限の内容に応じて、処理方法を変更する動作について詳細に説明する。尚、第1の実施形態におけるLBP2000の内部構成(ハードウェア構成)は、図1に示した通りである。
まず、第1の実施形態におけるLBP2000の印刷処理手順について説明する。
図2は、第1の実施形態におけるLBP2000の印刷処理手順を示す図である。図2に示すように、まず、ステップS1において、LBP2000のCPU12は、紙なし、紙ジャム、ドアオープン等のエンジンステータス状態、及び操作パネル22のスイッチの押下状態を監視するパネル状態チェックを行う。
次に、ステップS2において、CPU12は、上位装置3000から受信すべきデータが存在するか否かを判断する。ここで、受信すべきデータが存在すると判断した場合(ステップS2のYes)には、ステップS3に進み、入力インターフェース21を介して入力部18が受信処理を行う。また、受信すべきデータが存在しないと判断した場合(ステップS2のNo)には、ステップS2に戻り、受信待ちの状態となる。次に、ステップS4において、解析部25は、受信データの解析処理を行い、展開部26は、解析部25が解析した結果をビットマップパターンに展開して所定のフレームバッファ27に格納する展開処理を行う。なお、ステップS4の処理の詳細については、図3を用いて後述する。
次のステップS5において、出力部23は、ステップS4で所定のフレームバッファ27に格納されたビットマップデータをビデオ信号として出力インターフェース16を介して印刷部17に出力する。次に、ステップS6において、CPU12は、受信すべきデータが存在するか否かを判断する。ここで、受信すべきデータが存在すると判断した場合(ステップS6のYes)は、ステップS3へ戻り、受信すべきデータが存在しないと判断した場合(ステップS6のNo)は、印刷処理を終了する。以上に示した処理により、本実施形態におけるLBP2000は印刷処理を行う。
次に、本実施形態におけるLBP2000の特徴的な処理である図2に示したステップS4の解析・展開処理の詳細について説明する。
図3は、図2に示したステップS4の解析・展開処理の詳細を示すフロー図である。図3に示すように、まず、ステップS11において、解析部25は、受信したジョブに対して解析処理を実行する。次に、ステップS12において、解析部25は、ジョブ内にアクセス制限(認証情報に応じた閲覧禁止や出力禁止など)に関する情報が存在するか否かを判断する。ここで、アクセス制限が無いと判断した場合(ステップS12のNo)には、ステップS18に進み、解析部25は、解析処理を続行して、次のステップS19において、解析処理が終了したか否かを判断し、終了していればステップS21に移行し、終了していなければステップS18に戻る。
また、アクセス制限が在ると判断した場合(ステップS12のYes)には、ステップS13に進み、解析部25は、上位装置から送信され受信バッファ24内に受信したパスワード(認証情報)が存在するか否かを判断する。このパスワードは、ジョブのアクセス制限を解くパスワードである。ここで、受信したパスワードが存在すると判断した場合(ステップS13のYes)には、ステップS15へ進み、解析部25は、受信したパスワードに対してジョブに含まれる所定の値から算出される認証用パスワードと一致するか否かの判断を行う。ここで、受信したパスワードが正しいと判断した場合(ステップS17のYes)には、解析部25は、上述したステップS19へ進む。また、受信したパスワードが正しくない判断した場合(ステップS17のNo)には、解析部25は、ステップS20へ進む。なお、S13で判別する受信したパスワードは、操作部パネルから入力されたパスワードでもよい。
また、ステップS13において、受信したパスワードが存在しないと判断した場合(ステップS13のNo)には、ステップS14へ進み、解析部25は、ジョブのデータに含まれているアクセス制限の情報の内容を基に出力禁止(印刷禁止)であるか否かを判断する。具体例をあげると、解析部25は、アクセス制限の内容として秘匿性のレベル(セキュリティレベル)を基に、出力禁止か否かの判断を行う。例えば、秘匿性のレベルが高ければ、出力禁止と判断する。
ここで、アクセス制限の内容を基に出力禁止と判断した場合(ステップS16のYes)は、ステップS20へ進み、解析部25は、エラーページの作成を行い、ステップS21へ移行する。また、アクセス制限の内容を基に出力禁止ではない(出力OK)と判断した場合(ステップS16のYes)は、ステップS22へ進み、解析部25は、展開前のフォーマットのままジョブをRAM14やHDD15に保存する。次に、ステップS23において、解析部25は、ジョブの送信を行った上位装置3000に対して、パスワードの入力を促すメッセージを通知して本処理を終了する。この後、後述する図6の処理が行なわれ、入力されたパスワードとジョブのパスワードとが一致した場合、展開処理が行われ、図2のステップS5の出力処理が行われる。
ステップS23の通知により、上位装置3000には、図4に示すような通知画面が表示される。図4は、上位装置3000に送信されるパスワードの入力を促す通知画面の一例を示す図である。図4に示すように、通知画面は、パスワードの入力をユーザに促す旨の文章と、LBP2000にジョブを保存してある旨の文章と、パスワードを入力するためのパスワード入力欄41とで構成されている。図4に示す通知画面において、パスワード入力欄41にユーザがパスワードを入力して、OKボタン42を押下すると、入力されたパスワードと出力対象のジョブが対応付けられてLBP2000へ送り返される。尚、上述したステップS23の処理における別の形態として、LBP2000が電子メールの送受信機能を備えていれば、上位装置3000に対して前記メッセージを含む電子メールを送信して本処理を終了することも可能である。
また、上述したステップS19の次の、ステップS21においては、展開部26は、解析部25が解析した印刷データに対して展開処理を行い、本処理を終了する。また、上述したステップS20の次の、ステップS21においては、展開部26は、解析部25が作成したエラーページのデータに対して展開処理を行い、本処理を終了する。
以上に示したように、ジョブに設定されたアクセス制限を解除するためにLBP2000からパスワードの送信が無くても、本実施形態におけるLBP2000は、解析部25の処理により、アクセス制限の内容(セキュリティレベル)に応じて、直ぐにエラー表示などして印刷処理を禁止とするのではなく、ジョブの保存及びユーザへのパスワードの要求を行うことができる。すなわち、ユーザがパスワードの送信を忘れていた場合には、ユーザにパスワードの入力を要求することができる。これにより、上位装置3000は、再度印刷ジョブをLBP2000に送信する処理を行う必要がなく、要求に応じてユーザが入力したパスワードのみを送信すればよい。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態におけるLBP(出力装置)2000のダイレクトプリント処理の動作について説明する。尚、第2の実施形態におけるLBP2000の内部構成(ハードウェア構成)は、図1に示した通りである。また、LBP2000の印刷処理手順については、第1の実施形態に示した図2の処理と同様であるので、説明を省略する。
次に、本実施形態におけるLBP2000の特徴的な処理である図2に示したステップS4の解析・展開処理の詳細について説明する。第2の実施形態において、上述した第1の実施形態の図3に示した処理と、異なる点は、ダイレクトプリント機能を備えるLBP2000において、アクセス制限が存在し、パスワードが存在していないジョブを受信した際に、アクセス制限の内容に応じて出力処理を行う場合に、ステップS22に示したようにジョブをそのまま保存せずに、ジョブの解析処理を終了させ、展開済みの印刷データを保存する点(後述する図5のステップS31〜S32)である。
図5は、第2の実施形態におけるLBP2000の図2に示したステップS4の解析・展開処理の詳細を示すフロー図である。尚、図5のステップS11〜S21の処理は、図3に示した同符合の処理と同様の処理であるので、説明を省略または簡略化する。図5に示すように、ジョブ内にアクセス制限が存在して、かつ、受信パスワードが存在しない場合に、ステップS14において、解析部25は、アクセス制限の内容を基に、出力処理を禁止するか否かを判断する。
ここで、出力処理を禁止しない場合(ステップS16のNo)には、ステップ31に進み、解析部25は、解析処理が終了したか否かを判断する。ここで、解析処理が終了していない場合(ステップS31のNo)には、ステップS32へ進み、解析部25は、解析処理を続行する。また、解析処理が終了している場合(ステップS31のYes)には、ステップS33へ進み、展開部26は、ジョブの展開処理を行いビットマップデータ(印刷データ)を生成する。次に、ステップS34において、展開部26は、展開済みの印刷データをRAM14またはHDD15に保存する。次に、ステップS35において、解析部25は、ジョブの送信を行った上位装置3000に対して、ユーザにパスワードの入力を促すメッセージを通知して、本処理を終了する。これにより、上位装置3000には、第1の実施形態と同様に、図4に示すような通知画面が表示される。この後、後述する図6の処理が行なわれ、入力されたパスワードとジョブのパスワードとが一致した場合、展開処理が行われ、図2のステップS5の出力処理が行われる。
以上に示したように、ジョブに設定されたアクセス制限を解除するためにLBP2000からパスワードの送信が無くても、本実施形態におけるLBP2000は、解析部25の処理により、アクセス制限の内容(セキュリティレベル)に応じて、直ぐにエラー表示などして印刷処理を禁止とするのではなく、ジョブをビットマップデータに展開して保存する処理及びユーザへのパスワードの要求を送信する処理を行うことができる。すなわち、ユーザがパスワードの送信を忘れていた場合には、ユーザにパスワードの入力を要求することにより、上位装置3000は、再度印刷ジョブをLBP2000に送信する処理を行う必要がなく、要求に応じてユーザが入力したパスワードのみを送信すればよい。さらに、ジョブはビットマップデータに展開済みなので、LBP2000は、受信したパスワードの認証後速やかに印刷処理を実行することができる。
[第1、第2の実施形態に共通の処理]
次に、第1、第2の実施形態に示した通知に応じてユーザがパスワードを入力することにより、該パスワードを受信した場合の、LBP2000における、第1の実施形態における図3のステップS22で保存されたジョブまたは、第2の実施形態における図5のステップS34で保存された展開済みの印刷データ(以下、保存データとする)に対する処理について説明する。尚、ユーザは、図4に示した通知画面において上位装置3000の入力装置からパスワードを入力するが、入力形態はこの限りではなく、LBP2000の操作パネル22において、保存ジョブリスト(保存されたジョブや印刷データの一覧)から、ユーザが印刷したいものを選択すると、操作パネル22にパスワードの入力画面が表示され、この入力画面において、ユーザがパスワードを入力するなどの入力形態であってもよい。
図6は、ユーザが入力したパスワードを受信した場合の、LBP2000における、保存データに対する処理例を示すフロー図である。図6に示すように、まず、ステップS51において、解析部25は、受信したパスワードに対応する保存データの解析処理を実行する。次に、ステップS52において、解析部25は、保存データ用のパスワードが受信バッファ24に存在するか否かを判断する。ここで、パスワードが存在しない判断した場合(ステップS52のNo)には、解析部25は、本処理を終了する。また、パスワードが存在すると判断した場合(ステップS52のYes)は、ステップS53に進み、解析部52は、受信したパスワードに対して保存データに含まれる所定の値から算出される認証用パスワードと一致するか否かにより、受信したパスワードが正しいか否かの判断を行う。
ここで、パスワードが正しくないと判断した場合(ステップS54のNo)、ステップS55へ進み、解析部25は、エラーページの作成を行い、ステップS58へ移行する。また、パスワードが正しいと判断した場合(ステップS54のYes)、解析部25は、ステップS56へ進み、保存データを読み出し、ステップS57において、読み出した保存データは展開処理済みであるか否かを判断する。ここで、保存データが展開処理済みである場合(ステップS57のYes)には、解析部25は、本処理を終了する。また、保存データが展開処理済みでない場合(ステップS57のNo)には、ステップS58において、展開部26が、保存データの展開処理を行い、本処理を終了する。
以上に示したように、第1、第2の実施形態におけるLBP2000は、アクセス制限を解除するためのパスワードの送信が無くてRAM14やHDD15に保存した保存データに対してユーザからパスワードの入力があれば、そのパスワードを認証して、保存データを基に印刷処理を行うことができる。これにより、従来のように、再度印刷ジョブを受信する処理負荷の軽減や処理時間の軽減を達成することができる。更に、第2の実施形態に示したように、ジョブを展開済みであれば、パスワード認証後より速やかに印刷処理に移行することができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態におけるLBP(出力装置)2000のダイレクトプリント処理の動作について説明する。尚、第3の実施形態におけるLBP2000の内部構成(ハードウェア構成)は、図1に示した通りである。また、LBP2000の印刷処理手順については、第1の実施形態に示した図2の処理と同様であるので、説明を省略する。
次に、本実施形態におけるLBP2000の特徴的な処理である図2に示したステップS4の解析・展開処理の詳細について説明する。第3の実施形態において、上述した第1の実施形態における図3の処理と異なる点は、ダイレクトプリント機能を備えるLBP2000において、アクセス制限が存在し、パスワードが存在していないジョブを受信した際に、アクセス制限の内容に応じてステップS22に示したようにジョブをそのまま保存せずに、アクセス制限の内容に応じた保存フォーマットを決定し、それに基づきジョブを保存する点(後述する図7のステップS71〜S79)である。
図7は、第3の実施形態におけるLBP2000の図2に示したステップS4の解析・展開処理の詳細を示すフロー図である。尚、図7は、図3に示したステップS11〜S21の処理が同じであり、図3に示したステップS15のNoの場合における処理が異なるので、ステップS15のNo以降の処理のみを示している。すなわち、図7の処理の前提として、図3に示すように、ジョブ内にアクセス制限が存在して、かつ、受信パスワードが存在しない場合に、ステップS14において、解析部25は、アクセス制限の内容を基に、出力処理を禁止するか否かを判断して、出力処理を禁止しないと判断した後の処理であるとする。
まず、ステップS71において、解析部25は、ジョブのデータに含まれているアクセス制限の情報の内容が閲覧禁止であるか否かを判断する。ここで、閲覧禁止である場合(ステップS71のYes)には、ステップS72に進み、解析部25は、解析処理が終了したか否かを判断する。ここで、解析処理が終了していないと判断した場合(ステップS72のNo)には、ステップS73に進み、解析部25は、解析処理を続行する。また、解析処理が終了したと判断した場合(ステップS72のYes)には、ステップS74において、展開部26は、ジョブに対して展開処理及び展開したビットマップデータに対して暗号化処理を行う。次に、ステップS75に進み、展開部26は、暗号化を行った印刷データをRAM14またはHDD15に保存する。次に、ステップS76において、解析部25は、ジョブの送信を行った上位装置3000に対して、ユーザにパスワードの入力を促すメッセージを通知して本処理を終了する。この後、図6の処理が行なわれ、入力されたパスワードとジョブのパスワードとが一致した場合、展開処理が行われ、図2のステップS5の出力処理が行われる。
また、ステップ71において閲覧禁止ではない場合(ステップS71のNo)には、ステップS77に進み、解析部25は、解析処理が終了したか否かを判断する。ここで、解析処理が終了していないと判断した場合(ステップS77のNo)には、ステップS78に進み、解析部25は、解析処理を続行する。また、解析処理が終了したと判断した場合(ステップS77のYes)には、ステップS79において、展開部26は、ジョブに対して展開処理を行う。次に、ステップS80に進み、展開部26は、展開した印刷データをRAM14またはHDD15に保存する。次に、ステップS81において、解析部25は、ジョブの送信を行った上位装置3000に対して、ユーザにパスワードの入力を促すメッセージを通知して本処理を終了する。この後、図6の処理が行なわれ、入力されたパスワードとジョブのパスワードとが一致した場合、展開処理が行われ、図2のステップS5の出力処理が行われる。
以上に示したように、第3の実施形態におけるLBP2000は、パスワードを受信せず、アクセス制限のかかったジョブだけを受信した場合でも、該ジョブのアクセス制限の内容に応じた保存形態を決定し、それに基づき保存データ(ジョブまたはジョブを展開後の印刷データ)を保存することができる。これにより、アクセス制限を解くためのパスワードを後で受信するまでのLBP2000内における保存期間中に、悪意のある第三者から不正に保存データを利用されることを防ぐことができる。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態におけるLBP(出力装置)2000のダイレクトプリント処理の動作について説明する。尚、第4の実施形態におけるLBP2000の内部構成(ハードウェア構成)は、図1に示した通りである。また、LBP2000の印刷処理手順については、第1の実施形態に示した図2の処理と同様であるので、説明を省略する。
次に、本実施形態におけるLBP2000の特徴的な処理である図2に示したステップS4の解析・展開処理の詳細について説明する。第4の実施形態において、上述した第3の実施形態における図7の処理と異なる点は、ダイレクトプリント機能を備えるLBP2000において、アクセス制限が存在し、パスワードが存在していないジョブを受信した際に、出力設定の変更禁止を含むアクセス制限の内容に応じた保存形態を決定し、それに基づきジョブを保存する点(後述する図8のステップS91〜S101)である。
図8は、第4の実施形態におけるLBP2000の図2に示したステップS4の解析・展開処理の詳細を示すフロー図である。尚、図8は、図7と同様に、図3に示したステップS11〜S21の処理が同じであり、図3に示したステップS15のNoの場合以降における処理が異なるので、ステップS15のNoの場合以降における処理のみを示している。すなわち、図8の処理の前提として、図3に示すように、ジョブ内にアクセス制限が存在して、かつ、受信パスワードが存在しない場合に、ステップS14において、解析部25は、アクセス制限の内容を基に、出力処理を禁止するか否かを判断して、出力処理を禁止しないと判断した後の処理であるとする。また、図8のステップS71〜S76は、図7の同符号の処理と同様の処理であるので、説明を省略する。
図8に示すステップ71において閲覧禁止ではない場合(ステップS71のNo)には、ステップS91に進み、解析部25は、ジョブのデータに含まれているアクセス制限の情報として出力設定の変更を禁止しているか否かを判断する。ここで、出力設定の変更を禁止している場合(ステップS91のYes)には、ステップS92に進み、解析部25は、解析処理が終了したか否かを判断する。ここで、解析処理が終了していないと判断した場合(ステップS92のNo)には、ステップS93に進み、解析部25は、解析処理を続行する。また、解析処理が終了したと判断した場合(ステップS92のYes)には、ステップS94において、展開部26は、ジョブに対して展開処理を行う。次に、ステップS95に進み、展開部26は、展開した印刷データを、正しいパスワードの入力があるまで全ての上位装置3000からジョブ名を認識できない隠しジョブとしてRAM14またはHDD15に保存する。次に、ステップS96において、解析部25は、ジョブの送信を行った上位装置3000に対して、ユーザにパスワードの入力を促すメッセージを通知して本処理を終了する。この後、図6の処理が行なわれ、入力されたパスワードとジョブのパスワードとが一致した場合、展開処理が行われ、図2のステップS5の出力処理が行われる。
また、ステップS91において出力設定の変更を禁止していない場合(ステップS91のNo)には、ステップS97に進み、解析部25は、解析処理が終了したか否かを判断する。ここで、解析処理が終了していないと判断した場合(ステップS97のNo)には、ステップS98に進み、解析部25は、解析処理を続行する。また、解析処理が終了したと判断した場合(ステップS97のYes)には、ステップS99において、展開部26は、ジョブに対して展開処理を行う。次に、ステップS100に進み、展開部26は、展開した印刷データをRAM14またはHDD15に保存する。次に、ステップS101において、解析部25は、ジョブの送信を行った上位装置3000に対して、ユーザにパスワードの入力を促すメッセージを通知して本処理を終了する。この後、図6の処理が行なわれ、入力されたパスワードとジョブのパスワードとが一致した場合、展開処理が行われ、図2のステップS5の出力処理が行われる。
以上に示したように、第4の実施形態におけるLBP2000は、パスワードを受信せず、アクセス制限のかかったジョブだけを受信した場合でも、該ジョブのアクセス制限の内容(出力設定の変更を禁止する内容を含む)に応じた保存形態を決定し、それに基づき保存データ(ジョブまたはジョブを展開後の印刷データ)を保存することができる。このように、アクセス制限の内容に応じて、LBP2000は、ジョブや印刷データを保存する保存形態を適時変更することができる。
以上の第1〜第4の実施形態に示したように、上位装置からジョブを直接受信して出力のための処理を行うダイレクトプリント機能を備えるLBP(出力装置)2000は、パスワードが存在せず、アクセス制限のかかったジョブだけを受信した場合でも、該ジョブのアクセス制限の内容に応じて保存処理を行うことができる。また、保存する際に、アクセス制限の内容に応じて、できる限り出力するための処理を進めておくこともできる。これにより、アクセス制限を解くためのパスワードを後で受信した場合に、保存したジョブに対して出力のための処理を継続して行うことを可能として、再度初めからジョブを送信し直す手間を省くことができる。また、第1〜第4の実施形態に示した、印刷ジョブ、ジョブ、保存データ、印刷データ、及びビットマップデータは、出力装置内で管理されている印刷対象データという概念で特許請求の範囲などに記載の「出力ジョブ」に含まれる。
尚、上述した実施形態においては、アクセス制限を解除する情報は、パスワードであったが、この限りではなく、指紋情報や暗号鍵情報など認証処理に用いられている種々の情報を、アクセス制限を解除する情報として適用可能である。また、上述した解析部25は、図3、図5のステップS20においてエラーページを作成しているが、この限りではなく、代わりにエラーメッセージを上位装置2000に送信する処理を行ってもよい。
また、上述した実施形態では、解析部25及び展開部26が種々の機能を実現したが、この限りではなく、LBP2000の機能を実現する為のプログラムをメモリ(RAM14)に読み込んでCPU12が実行することによりその機能を実現させるものでもよい。また、各処理の全部または一部の機能を専用のハードウェアにより実現してもよい。また、上述したメモリは、光磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリや、CD−ROM等の読み出しのみが可能な記録媒体、RAM以外の揮発性のメモリ、あるいはこれらの組み合わせによるコンピュータ読み取り、書き込み可能な記録媒体より構成されてもよい。
また、LBP2000において各種処理を行う機能を実現する為のプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各処理を行っても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現する為のものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
また、上記のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等のプログラムプロダクトも本発明の実施形態として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体およびプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明の第1〜第4の実施形態に共通の出力装置と上位装置から構成されるシステムの概略構成及び出力装置内の内部構成を示すブロック図である。 第1の実施形態におけるLBP2000の印刷処理手順を示す図である。 図2に示したステップS4の解析・展開処理の詳細を示すフロー図である。 上位装置3000に送信されるパスワードの入力を促す通知画面の一例を示す図である。 第2の実施形態におけるLBP2000の図2に示したステップS4の解析・展開処理の詳細を示すフロー図である。 ユーザが入力したパスワードを受信した場合の、LBP2000における、保存データに対する処理例を示すフロー図である。 第3の実施形態におけるLBP2000の図2に示したステップS4の解析・展開処理の詳細を示すフロー図である。 第4の実施形態におけるLBP2000の図2に示したステップS4の解析・展開処理の詳細を示すフロー図である。
符号の説明
12 CPU
13 ROM
14 RAM
15 HDD
16 出力インターフェース
17 印刷部
18 入力部
19 ページバッファ
20 パネル操作部
21 入力インターフェース
22 操作パネル
23 出力部
24 受信バッファ
25 解析部
26 展開部
2000 出力装置
3000 上位装置

Claims (15)

  1. 上位装置から出力ジョブを直接受信して出力するダイレクトプリント機能を備える出力装置であって、
    受信した前記出力ジョブにアクセス制限に関する情報が含まれているか否かを判断するアクセス制限判断手段と、
    前記アクセス制限判断手段において前記出力ジョブに前記アクセス制限に関する情報が含まれていると判断した場合に、前記アクセス制限を解くための認証情報の有無を判断する認証情報判断手段と、
    前記認証情報判断手段において前記認証情報が無いと判断した場合に、前記アクセス制限に関する情報に応じて前記出力ジョブに対する保存処理を行う保存処理手段と
    を具備することを特徴とする出力装置。
  2. 前記保存処理手段は、
    前記出力ジョブを保存する保存手段と、
    前記アクセス制限に関する情報に応じて前記保存手段に前記出力ジョブを保存するか否かを判断する制限判断手段と、
    前記制限判断手段が前記保存手段に前記出力ジョブを保存すると判断した場合に、前記保存手段に前記出力ジョブを保存する保存処理実行手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の出力装置。
  3. 前記保存処理手段は、前記制限判断手段が前記保存手段に前記出力ジョブを保存すると判断した場合に、前記アクセス制限に関する情報に応じて前記保存手段に前記出力ジョブを保存する保存形態を変更する保存形態変更手段を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の出力装置。
  4. 前記保存形態とは前記出力ジョブの保存時のデータ形式であることを特徴とする請求項3に記載の出力装置。
  5. 前記制限判断手段が前記保存手段に前記出力ジョブを保存すると判断した場合に、前記上位装置に対して前記認証情報を要求する要求情報を送信する送信手段を具備することを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の出力装置。
  6. 前記上位装置から前記要求情報に応じた認証情報を受信した場合に、当該認証情報を基に認証処理を行う認証手段と、
    前記認証手段が認証した場合に、前記保存手段に保存した前記出力ジョブに対して出力のための処理を行う出力処理手段と
    を具備することを特徴とする請求項5に記載の出力装置。
  7. 受信した前記出力ジョブに対して出力のための処理を行う出力処理手段を具備し、
    前記出力処理手段は、前記制限判断手段が前記保存手段に前記出力ジョブを保存すると判断した場合に、前記アクセス制限に関する情報に応じて前記出力ジョブに対して出力のための処理段階を変更することを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の出力装置。
  8. アクセス制限がかかっており、かつパスワードが入力されていないジョブを入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力したジョブのアクセス制限の内容に応じた処理を行う処理手段とを有し、
    前記処理手段は、アクセス制限が出力禁止の場合は、エラーページの出力を行い、アクセス制限が閲覧禁止の場合は、パスワードが入力されるとプリントを行えるように暗号化してジョブの保存を行い、アクセス制限が出力設定の変更禁止の場合は、パスワードが入力されるとプリントを行えるようにジョブの保存を行うことを特徴とする出力装置。
  9. アクセス制限がかかっており、かつパスワードが入力されていないジョブを入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力したジョブのアクセス制限に応じて、エラーページの出力を行うか、パスワードが入力されるとプリントを行えるようにジョブの保存を行う処理手段とを有することを特徴とする出力装置。
  10. 上位装置から出力ジョブを直接受信して出力するダイレクトプリント機能を備える出力装置を用いた出力方法であって、
    受信した前記出力ジョブにアクセス制限に関する情報が含まれているか否かを判断するアクセス制限判断ステップと、
    前記アクセス制限判断ステップにおいて前記出力ジョブに前記アクセス制限に関する情報が含まれていると判断した場合に、前記アクセス制限を解くための認証情報の有無を判断する認証情報判断ステップと、
    前記認証情報判断ステップにおいて前記認証情報が無いと判断した場合に、前記アクセス制限に関する情報に応じて前記出力ジョブに対する保存処理を行う保存処理ステップと
    を有することを特徴とする出力方法。
  11. アクセス制限がかかっており、かつパスワードが入力されていないジョブを入力する入力ステップと、
    前記入力ステップにより入力したジョブのアクセス制限の内容に応じた処理を行う処理ステップとを有し、
    前記処理ステップは、アクセス制限が出力禁止の場合は、エラーページの出力を行い、
    アクセス制限が閲覧禁止の場合は、パスワードが入力されるとプリントを行えるように暗号化してジョブの保存を行い、
    アクセス制限が出力設定の変更禁止の場合は、パスワードが入力されるとプリントを行えるようにジョブの保存を行うことを特徴とするダイレクトプリント時の出力方法。
  12. アクセス制限がかかっており、かつパスワードが入力されていないジョブを入力する入力ステップと、
    前記入力ステップにより入力したジョブのアクセス制限に応じて、エラーページの出力を行うか、パスワードが入力されるとプリントを行えるようにジョブの保存を行う処理ステップとを有することを特徴とするダイレクトプリント時の出力方法。
  13. 上位装置から出力ジョブを直接受信して出力するダイレクトプリント機能を備える出力装置用のプログラムであって、
    受信した前記出力ジョブにアクセス制限に関する情報が含まれているか否かを判断するアクセス制限判断ステップと、
    前記アクセス制限判断ステップにおいて前記出力ジョブに前記アクセス制限に関する情報が含まれていると判断した場合に、前記アクセス制限を解くための認証情報の有無を判断する認証情報判断ステップと、
    前記認証情報判断ステップにおいて前記認証情報が無いと判断した場合に、前記アクセス制限に関する情報に応じて前記出力ジョブに対する保存処理を行う保存処理ステップと
    を前記出力装置に実行させるためのプログラム。
  14. アクセス制限がかかっており、かつパスワードが入力されていないジョブを入力する入力ステップと、
    前記入力ステップにより入力したジョブのアクセス制限の内容に応じた処理を行う処理ステップとを有し、
    前記処理ステップは、アクセス制限が出力禁止の場合は、エラーページの出力を行い、
    アクセス制限が閲覧禁止の場合は、パスワードが入力されるとプリントを行えるように暗号化してジョブの保存を行い、
    アクセス制限が出力設定の変更禁止の場合は、パスワードが入力されるとプリントを行えるようにジョブの保存を行うことを特徴とするコンピュータ読み取り可能なプログラム。
  15. アクセス制限がかかっており、かつパスワードが入力されていないジョブを入力する入力ステップと、
    前記入力ステップにより入力したジョブのアクセス制限に応じて、エラーページの出力を行うか、パスワードが入力されるとプリントを行えるようにジョブの保存を行う処理ステップとを有することを特徴とするコンピュータ読み取り可能なプログラム。
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