JP2005169848A - 液体噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高さの低いヘッド部材において利用することができて部品点数及びコストの点でも有利なヘッドメンテナンス装置及び当該ヘッドメンテナンス装置を含んだ液体噴射装置を提供すること。
【解決手段】 ヘッド部材4に対して接近移動可能に設けられたキャップ部材15を備える。キャップ部材には、付勢手段101を介してワイパホルダ102が支持されている。ワイパホルダには、ワイパ103と、係合孔部104と、が設けられている。ワイパホルダは、ヘッド部材に対してキャップ部材15が接近移動した時に、キャップ部材近傍下部に設けられた係合部材201と係合して、付勢手段に抗して、ワイパのキャップ部材に対する相対位置を変更する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、ノズル開口から液体を噴射させるヘッド部材を備えた液体噴射装置、例えば、ノズル開口からインク滴を吐出させて記録を行う記録ヘッドを備えたインクジェット式記録装置に関する。
インクジェット式プリンタやインクジェット式プロッタ等のインクジェット式記録装置は、記録ヘッドを主走査方向に沿って移動させると共に記録紙(液体被噴射媒体の一種)を副走査方向に沿って移動させ、この移動に連動して記録ヘッドのノズル開口からインク滴を吐出させることにより、記録紙上に画像(文字)を記録する。このインク滴の吐出は、例えば、ノズル開口に連通した圧力発生室を膨張・収縮させることで行われる。
ところで、記録ヘッドのノズル開口部分では、インクが空気に曝されているので、インク溶媒(例えば、水)が徐々に蒸発する。このインク溶媒の蒸発によりノズル開口部分のインク粘度が上昇し、記録画像の画質を悪化させる。即ち、当該部分のインク粘度が上昇すると、吐出されたインク滴が正規の方向からずれた方向に飛翔し得る。
このため、インクジェット式記録装置では、ノズル開口部分のインクの増粘を防止する対策がなされている。この増粘対策として、増粘したインクを記録領域外で強制的に吐出するフラッシング動作や、メニスカスの微振動によるインクの撹拌動作がある。ここで、メニスカスとは、ノズル開口にて露出したインクの自由表面のことである。さらには、増粘対策として、増粘したインクを記録領域外で強制的に吸引するクリーニング動作がある。
フラッシング動作でのインクを受けるため、及び、クリーニング動作や休止状態時において記録ヘッドのノズル開口面をシールするため、キャップ部材が広く使用されている。
キャップ部材には、更に、記録ヘッドのノズル開口面をワイピングするためのワイパが設けられることがある(特許文献1参照)。
また、ワイパの位置について、ポンプ駆動により独立に進退制御する技術が知られている(特許文献2参照)
特開2002−254666 特開2002−273896
特許文献1に開示されているキャップ部材に直接ワイパを取り付ける構造は、高さの低い記録ヘッドにおいては利用できない。図8に示すように、ワイパ511は、ワイピングのために、記録ヘッド515の移動軌道と重なるように配置される。記録ヘッド515の高さYが小さいと、隙間Xを確保することができず、ワイパ511が記録ヘッド515のノズル開口面515a以外の部分をワイピングしてしまうことになり、適切なワイピング機構を実現できない。
一方、特許文献2に開示されている技術は、ワイパのために独立の駆動機構を設けるものであるから、部品点数及びコストの点で不利である。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、高さの低いヘッド部材において利用することができて部品点数及びコストの点でも有利なヘッドメンテナンス装置及び当該ヘッドメンテナンス装置を含んだ液体噴射装置を提供することを目的とする。
本発明は、ノズル開口を有するヘッド部材と、ノズル開口に液体を供給する液体供給路と、
ノズル開口部分の液体を噴射させる液体噴射手段と、ヘッド部材を移動させる走査機構と、吐出データに基づいて液体噴射手段を駆動させる制御本体部と、
を備え、キャップ部材が、ヘッド部材の移動に伴い接近または離間移動可能に設けられており、前記キャップ部材は、ヘッド部材に対して接近移動した時に、ヘッド部材のノズル開口側の面と気密に接触するようになっており、前記キャップ部材には、付勢手段を介してワイパホルダが支持されており、前記ワイパホルダには、ワイパと、係合孔部と、が設けられており、前記ワイパホルダは、ヘッド部材に対して前記キャップ部材が接近移動した時に、前記係合孔部がキャップ部材近傍下部に設けられた係合部材と係合して、前記付勢手段に抗して、前記ワイパの前記キャップ部材に対する相対位置を変更するようになっており、前記ワイパホルダは、当該ヘッド部材から前記キャップ部材が離れる時に、係合部材との係合が解除されて、前記付勢手段によって、前記ワイパの前記キャップ部材に対する相対位置が元に戻るようになっていることを特徴とする液体噴射装置である。
本発明によれば、キャップ部材の移動に連動してワイパのキャップ部材に対する相対位置が変更されるため、高さの低いヘッド部材においても利用することができると共に、部品点数及びコストの点でも有利である。
好ましくは、前記キャップ部材は、移動するヘッド部材の運動エネルギを利用して、当該ヘッド部材に接近移動するようになっており、前記ワイパホルダは、ヘッド部材に対して前記キャップ部材が接近移動した時に、前記キャップ部材近傍下部設けられた係合部材と係合して、移動するヘッド部材の運動エネルギを利用して前記付勢手段に抗して、前記ワイパの前記キャップ部材に対する相対位置を変更するようになっている。
この場合、キャップ部材の移動に関する駆動機構を独立に設ける必要が無くなる一方、キャップ部材の接近移動をヘッド部材の移動に連動させることが容易である。
また、好ましくは、前記ワイパホルダは、ヘッド部材に対して前記キャップ部材が接近移動した時に、前記キャップ部材近傍下部設けられた係合部材と係合して、前記付勢手段に抗して、前記ワイパが前記ヘッド部材と干渉しないように前記ワイパの前記キャップ部材に対する相対位置を変更するようになっている。
この場合には、前記ワイパが前記ヘッド部材の不所望の部位をワイピングすることが完全に防止される。
また、本発明は、ノズル開口を有し、走査機構によって移動されるヘッド部材のために設けられるヘッドメンテナンス装置であって、
ヘッド部材の移動に伴い接近または離間移動可能に設けられたキャップ部材を備えており、
前記キャップ部材は、ヘッド部材に対して接近移動した時に、ヘッド部材のノズル開口側の面と気密に接触するようになっており、
前記キャップ部材には、付勢手段を介してワイパホルダが支持されており、
前記ワイパホルダには、ワイパと、係合孔部と、が設けられており、
前記ワイパホルダは、ヘッド部材に対して前記キャップ部材が接近移動した時に、前記係合孔部がキャップ部材近傍下部に設けられた係合部材と係合して、前記付勢手段に抗して、前記ワイパの前記キャップ部材に対する相対位置を変更するようになっており、
前記ワイパホルダは、当該ヘッド部材から前記キャップ部材が離れる時に、係合部材との係合が解除されて、前記付勢手段によって、前記ワイパの前記キャップ部材に対する相対位置が元に戻るようになっている
ことを特徴とするヘッドメンテナンス装置である。
本発明によれば、キャップ部材の移動に連動してワイパのキャップ部材に対する相対位置が変更されるため、高さの低いヘッド部材に対しても利用することができると共に、部品点数及びコストの点でも有利である。
好ましくは、前記キャップ部材は、移動するヘッド部材の運動エネルギを利用して、当該ヘッド部材に接近移動するようになっており、前記ワイパホルダは、ヘッド部材に対して前記キャップ部材が接近移動した時に、前記係合孔部がキャップ部材近傍下部に設けられた係合部材と係合して、移動するヘッド部材の運動エネルギを利用して前記付勢手段に抗して、前記ワイパの前記キャップ部材に対する相対位置を変更するようになっている。
また、好ましくは、前記ワイパホルダは、ヘッド部材に対して前記キャップ部材が接近移動した時に、前記係合孔部がキャップ部材近傍下部に設けられた係合部材と係合して、前記付勢手段に抗して、前記ワイパが前記ヘッド部材と干渉しないように前記ワイパの前記キャップ部材に対する相対位置を変更するようになっている。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態のインクジェット式記録装置(液体噴射装置の一例)は、インクジェット式プリンタ1であり、インクカートリッジ2(液体容器)を保持可能なカートリッジホルダ部を有する記録ヘッド4(ヘッド部材)が、キャリッジ5(キャリッジ部材)に支持されている。キャリッジ5は、ヘッド走査機構によって、主走査方向に沿って往復移動されるようになっている。
ヘッド走査機構は、ハウジングの左右方向に架設されたガイド部材6と、ハウジングの一方側に設けられたパルスモータ7と、パルスモータ7の回転軸に接続されて回転駆動される駆動プーリー8と、ハウジングの他方側に取付けられた遊転プーリー9と、駆動プーリー8及び遊転プーリー9の間に掛け渡されると共にキャリッジ5に結合されたタイミングベルト10と、パルスモータ7の回転を制御する制御部11(図5参照)と、から構成されている。これにより、パルスモータ7を作動させることによって、キャリッジ5、即ち、記録ヘッド4を、記録紙12の幅方向である主走査方向に往復移動させることができる。
また、プリンタ1は、記録紙12等の記録用媒体(液体被噴射媒体)を紙送り方向(副走査方向)に送り出す紙送り機構を有する。この紙送り機構は、紙送りモータ13及び紙送りローラ14等から構成される。記録紙12等の記録媒体は、記録動作に連動して、順次送り出される。
本実施の形態のプリンタ1は、記録ヘッド4の往動時に記録動作を実行する(単方向記録を行う)ようになっている。
キャリッジ5の移動範囲内であって記録領域よりも外側の端部領域には、ホームポジションと、記録ヘッド4(キャリッジ5)の待機ポジションと、が設定されている。図2(a)に示すように、ホームポジションは、記録ヘッド4が移動し得るヘッド移動範囲の一側(図の右側)端部に設定されている。また、待機ポジションは、ホームポジションに対して記録領域側に略隣接して設定されている。
本発明は、記録ヘッド4の往動時及び復動時の両方で記録動作を実行する(双方向記録を行う)ように構成されたプリンタにも適用可能である。このようなプリンタでは、図2(b)に示すように、ホームポジションと略隣接する第1の待機ポジションWP1に加えて、ホームポジションとは反対側の端部に第2の待機ポジションWP2が設けられ得る。
ホームポジションは、電源オフ時や長時間に亘って記録が行われなかった場合に記録ヘッド4が移動して留まる場所である。記録ヘッド4がホームポジションに位置する時には、図3(d)に示すように、キャッピング機構のキャップ部材15がノズルプレート16(図4参照)に当接してノズル開口17(図4参照)を実質的に封止する。キャップ部材15は、ゴム等の弾性部材を上面が開放した略四角形トレー状に成型した部材であり、内部にはフェルト等の保湿材が取り付けられている。記録ヘッド4がキャップ部材15により実質的に封止されることで、キャップ内部が高湿度に保たれて、ノズル開口17からのインク溶媒の蒸発が緩和される。
待機ポジションは、記録ヘッド4を走査する際の起点となる位置である。即ち、記録ヘッド4は、通常、この待機ポジションで待機し、記録動作時に待機ポジションから記録領域側へ走査され、記録動作が終了すると待機ポジションに戻る。
双方向記録を行うプリンタの場合、図2(b)を参照して、記録ヘッド4は、第1の待機ポジションWP1で待機している状態から第2の待機ポジションWP2側へ走査されて往動時の記録動作を行う。この記録動作が終了すると、第2の待機ポジションWP2で待機する。次に、記録ヘッド4は、第2の待機ポジションWP2で待機している状態から第1の待機ポジションWP1側へ走査されて復動時の記録動作を行う。この記録動作が終了すると、第1の待機ポジションWP1で待機する。以後は、往動時の記録動作と復動時の記録動作とを交互に繰り返し実行する。
待機ポジションには、フラッシング動作(メンテナンス動作の一種)によって記録ヘッド4が排出するインクを回収するためのインク受け部材が設けられる。本実施の形態では、上記のキャップ部材15が、インク受け部材を兼ねている。即ち、キャップ部材15は、図3(a)に示すように、通常は記録ヘッド4の待機ポジションの下方位置(ノズルプレート16の下方に少し離隔した位置)に配置されている。そして、記録ヘッド4のホームポジションヘの移動に伴って、図3(d)に示すように、斜上方側(ホームポジション側かつノズルプレート16側)に移動して、ノズル開口17を封止する。キャップ部材15をこのように斜上方側へ移動させる機構については、種々の公知の機構が利用され得るが、後述のように、記録ヘッド4の移動と連動するような機構を利用することが好ましい。
双方向記録を行うプリンタの場合には、図2(b)に示すように、第2の待機ポジションWP2にもインク受け部材18が配設される。このインク受け部材18は、例えば、記録ヘッド4との対向面が開放した箱状のフラッシングボックスによって構成され得る。
さらに、本実施の形態では、待機ポジションと記録領域との間に、加速領域が設定されている。加速領域は、記録ヘッド4の走査速度を所定速度まで加速させるための領域である。
次に、記録ヘッド4について説明する。記録ヘッド4は、ブラックインクを吐出可能なブラックヘッドユニットと、シアンインクを吐出可能なシアンヘッドユニットと、マゼンタインクを吐出可能なマゼンタヘッドユニットと、イエローインクを吐出可能なイエローヘッドユニットと、ライトシアンインクを吐出可能なライトシアンヘッドユニットと、ライトマゼンタインクを吐出可能なライトマゼンタヘッドユニットと、を有する。また、各ヘッドユニットの底面には、副走査方向に沿って、複数のノズル開口17が形成されている。各ヘッドユニット毎のノズル開口17は、同数であって、互いに1対1に対応して主走査方向に整列している。
次に、各ヘッドユニットについて、図4を用いて説明する。各ヘッドユニットは、共通の構造を有しており、図4に示すように、例えばプラスチックからなる箱体状のケース71の収納室72内に、櫛歯状の圧電振動子21が一方の開口から挿入されて櫛歯状先端部21aが他方の開口に臨んでいる。その他方の開口側のケース71の表面(下面)には流路ユニット74が接合され、櫛歯状先端部21aは、それぞれ流路ユニット74の所定部位に当接固定されている。
圧電振動子21は、圧電体21bを挟んで共通内部電極21cと個別内部電極21dとを交互に積層した板状の振動子板を、ドット形成密度に対応させて櫛歯状に切断して構成してある。そして、共通内部電極21cと個別内部電極21dとの間に電位差を与えることにより、各圧電振動子21は、積層方向と直交する振動子長手方向に伸縮する。
流路ユニット74は、流路形成板75を間に挟んでノズルプレート16と弾性板77を両側に積層することにより構成されている。
流路形成板75は、ノズルプレート16に複数開設したノズル開口17とそれぞれ連通して圧力発生室隔壁を隔てて列設された複数の圧力発生室22と、各圧力発生室22の少なくとも一端に連通する複数の供給部82と、全供給部82が連通する細長い共通室83と、が形成された板材である。例えば、シリコンウエハーをエッチング加工することにより、細長い共通室83が形成され、共通室83の長手方向に沿って圧力発生室22がノズル開口17のピッチに合わせて形成され、各圧力発生室22と共通室83との間に溝状の供給部82が形成され得る。なお、この場合、圧力発生室22の一端に供給部82が接続し、この供給部82とは反対側の端部近傍でノズル開口17が位置するように配置されている。また、共通室83は、インクカートリッジ2に貯留されたインクを圧力発生室22に供給するための室であり、その長手方向のほぼ中央に供給管84が連通している。
弾性板77は、ノズルプレート16とは反対側の流路形成板75の面に積層され、ステンレス板87の下面側にPPS等の高分子体フィルムを弾性体膜88としてラミネート加工した二重構造である。そして、圧力発生室22に対応した部分のステンレス板87をエッチング加工して、圧電振動子21を当接固定するためのアイランド部89が形成されている。
上記の構成を有する各ヘッドユニットでは、圧電振動子21を振動子長手方向に伸長させることにより、アイランド部89がノズルプレート16側に押圧され、アイランド部89周辺の弾性体膜88が変形して圧力発生室22が収縮する。また、圧力発生室22の収縮状態から圧電振動子21を長手方向に収縮させると、弾性体膜88の弾性により圧力発生室22が膨張する。圧力発生室22を一旦膨張させてから収縮させることにより、圧力発生室22内のインクの圧力が高まって、ノズル開口17からインク滴が吐出される。
すなわち、各ヘッドユニットにおいては、圧電振動子21に対する充放電に伴って、対応する圧力室22の容量が変化する。このような圧力室22の圧力変動を利用して、ノズル開口17からインク滴を吐出させたり、メニスカス(ノズル開口17で露出しているインクの自由表面)を微振動させたりすることができる。
なお、上記の縦振動振動モードの圧電振動子21に代えて、いわゆるたわみ振動モードの圧電振動子を用いることも可能である。たわみ振動モードの圧電振動子は、充電による変形で圧力室を収縮させ、放電による変形で圧力室を膨張させる圧電振動子である。
次に、プリンタ1の電気的構成について説明する。図5に示すように、このインクジェット式プリンタ1は、プリンタコントローラ30とプリントエンジン31とを備えている。
プリンタコントローラ30は、外部インターフェース(外部I/F)32と、各種データを一時的に記憶するRAM33と、制御プログラム等を記憶したROM34と、CPU等を含んで構成された制御部11と、クロック信号を発生する発振回路35と、記録ヘッド4の各ヘッドユニットへ供給するための駆動信号等を発生する駆動信号発生回路36と、駆動信号や、印刷データに基づいて展開されたドットパターンデータ(ビットマップデータ)等をプリントエンジン31に送信する内部インターフェース(内部I/F)37と、を備えている。
外部I/F32は、例えば、キャラクタコード、グラフィック関数、イメージデータ等によって構成される印刷データを、図示しないホストコンピュータ等から受信する。また、ビジー信号(BUSY)やアクノレッジ信号(ACK)が、外部I/F32を通じて、ホストコンピュータ等に対して出力される。
RAM33は、受信バッファ、中間バッファ、出力バッファ及びワークメモリ(図示せず)を有している。そして、受信バッファは、外部I/F32を介して受信された印刷データを一時的に記憶し、中間バッファは、制御部11により変換された中間コードデータを記憶し、出力バッファは、ドットパターンデータを記憶する。ここで、ドットパターンデータとは、中間コードデータ(例えば、階調データ)をデコード(翻訳)することにより得られる印字データである。
ROM34には、各種データ処理を行わせるための制御プログラム(制御ルーチン)の他に、フォントデータ、グラフィック関数等が記憶されている。さらにROM34は、メンテナンス情報保持手段として、メンテナンス動作用の設定データをも記憶している。
制御部11は、ROM34に記憶された制御プログラムに従って各種の制御を行う。例えば、受信バッファ内の印刷データを読み出すと共にこの印刷データを変換して中間コードデータとし、当該中間コードデータを中間バッファに記憶させる。また、制御部11は、中間バッファから読み出した中間コードデータを解析し、ROM34に記憶されているフォントデータ及びグラフィック関数等を参照して、ドットパターンデータに展開(デコード)する。そして、制御部11は、必要な装飾処理を施した後に、このドットパターンデータを出力バッファに記憶させる。
記録ヘッド4の1回の主走査により記録可能な1行分のドットパターンデータが得られたならば、当該1行分のドットパターンデータが、出力バッファから内部I/F37を通じて順次記録ヘッド4の各インクヘッドユニットの電気駆動系39に出力され、キャリッジ5が走査されて1行分の印刷が行われる。出力バッファから1行分のドットパターンデータが出力されると、展開済みの中間コードデータが中間バッファから消去され、次の中間コードデータについての展開処理が行われる。
さらに、制御部11は、記録ヘッド4による記録動作とは別途に実施されるメンテナンス動作(回復動作)を制御する。
プリントエンジン31は、紙送り機構としての紙送りモータ13と、ヘッド走査機構としてのパルスモータ7と、記録ヘッド4の電気駆動系39と、を含んで構成してある。
次に、記録ヘッド4の電気駆動系39について説明する。電気駆動系39は、図5に示すように、順に電気的に接続されたシフトレジスタ回路40、ラッチ回路41、レベルシフタ回路42、スイッチ回路43及び圧電振動子21を備えている。これらのシフトレジスタ回路40、ラッチ回路41、レベルシフタ回路42、スイッチ回路43及び圧電振動子21は、それぞれ、記録ヘッド4の各ヘッドユニットの各ノズル開口17毎に設けられている。
この電気駆動系39では、スイッチ回路43に加わる選択データが「1」の場合、スイッチ回路43は接続状態となって駆動信号が圧電振動子21に直接印加され、各圧電振動子21は駆動信号の信号波形に応じて変形する。一方、スイッチ回路43に加わる選択データが「0」の場合、スイッチ回路43は非接続状態となって圧電振動子21への駆動信号の供給が遮断される。
このように、選択データに基づいて、各圧電振動子21に対して駆動信号を選択的に供給できる。このため、与えられる選択データ次第で、ノズル開口17からインク滴を吐出させたり、メニスカスを微振動させたりすることができる。
次に、プリンタ1のメンテナンス動作について、図2及び図3に基づいて説明する。
電源が投入されると、まず必要な初期化動作が行われる。その後、記録ヘッド4はホームポジションで待機する(図3(d)の状態)。1行分の印字データがRAM33の出力バッファから出力されると、記録ヘッド4は、記録動作に先だって、メンテナンス動作(回復動作)を実施する。
このメンテナンス動作は、記録ヘッド4のインク滴の吐出能力を維持するために行われるもので、例えばフラッシング動作と微振動動作とクリーニング動作があり、適宜に選択されて実施される。
具体的には、フラッシング動作は、記録領域外で、記録ヘッド4からキャップ部材15またはインク受け部材18に向けて強制的にインクを排出させる動作である。フラッシング動作は、待機ポジションWP1、WP2で停止している最中に行われる。
クリーニング動作は、記録ヘッド4がキャップ部材15によって封止されている間に、記録ヘッド4からインクを強制的に吸引し、その後ノズル開口面をワイピングする一連の動作である。
メンテナンス動作を行うと、ノズル開口17付近の増粘したインクが記録ヘッド4の外に排出され、良好な状態のインクに置換される。
ここで、本実施の形態のヘッドメンテナンス機構のワイパについて、図6及び図7を参照して詳細に説明する。
図6に示すように、本実施の形態のキャップ部材15には、付勢手段としてのバネ部材101を介して、ワイパホルダ102が支持されている。ワイパホルダ102は、キャップ部材15の案内部15gによって略鉛直方向に摺動可能に案内される棒状の部材であり、バネ部材101の付勢力に抗してキャップ部材15に対して摺動移動可能になっている。
ワイパホルダ102の上部には、ワイパ103が取り付けられており、ワイパホルダ102の下部には、係合孔部104が設けられている。
一方、ホームポジションHPの近傍に、係合部材としての爪状係合部201が設けられている。そして、図7に示すように、ホームポジションHPにて停止する記録ヘッド4に対してキャップ部材15が接近移動する時に、係合孔部104は爪状係合部201と係合して、バネ部材101の付勢力に抗して、ワイパホルダ102及びワイパ103を下方側に引っ張るようになっている。
例えば、ワイパ103は、記録ヘッド4と干渉しない位置にまで引っ張り下げられる。。この場合、ワイパ103が記録ヘッド4の不所望の部位をワイピングすることが完全に防止される。
係合孔部104は、ホームポジションHPから記録ヘッド4が離れて記録ヘッド4からキャップ部材15が離れる時に、爪状係合部201との係合が解除されるようになっている。その後、ワイパホルダ102のキャップ部材15に対する相対位置は、バネ部材101の付勢力によって元に戻るようになっている(図6の状態に戻るようになっている)。
以上のようなヘッドメンテナンス機構によれば、キャップ部材15の移動に連動してワイパ103のキャップ部材15に対する相対位置が変更されるため、高さの低い記録ヘッド4に対しても利用することができると共に、部品点数及びコストの点でも有利である。
なお、本実施の形態において、キャップ部材15は、ホームポジションHPに向かって移動する記録ヘッド4の運動エネルギを利用して、記録ヘッド4に接近移動するようになっていることが好ましい。例えば、キャップ部材15は、記録ヘッド4との当接乃至係合によって当該記録ヘッド4と共に移動するように構成されることが好ましい。この場合、キャップ部材15の記録ヘッド4との当該当接乃至係合は、記録ヘッド4がホームポジションHPから離れる時に解消されて、キャップ部材15は記録ヘッド4の移動軌道から離れる、というように構成され得る。
この場合、キャップ部材15は、記録ヘッド4のホームポジションHPへの移動の運動エネルギを利用して記録ヘッド4に接近するため、キャップ部材15の接近移動に関する駆動機構を特別に設ける必要が無く、構造が簡易である。また、キャップ部材15の接近移動を、記録ヘッド4の移動に確実に連動させることができる。
そしてこの場合、結果的に、係合孔部104も、記録ヘッド4のホームポジションHPへの移動の運動エネルギを利用して、ワイパ103を下方側に引っ張るようになっている。すなわち、ワイパ103の位置制御に関する駆動機構を特別に設ける必要が無く、構造が簡易である。また、ワイパ103の位置制御を、記録ヘッド4の移動に確実に連動させることができる。
上記の実施の形態に関し、上述した本発明の要旨の範囲内で種々の追加、変更等が可能である。
例えば、圧力室22の容積を変化させる圧力発生素子は、圧電振動子21に限定されるものではない。例えば、磁歪素子を圧力発生素子として用い、この磁歪素子によって圧力室22を膨張・収縮させて圧力変動を生じさせるようにしてもよいし、発熱素子を圧力発生素子として用い、この発熱素子からの熱で膨張・収縮する気泡によって圧力室22に圧力変動を生じさせるように構成してもよい。
また、以上の説明はインクジェット記録装置についてなされているが、本発明は、広く液体噴射装置全般を対象としたものである。液体の例としては、インクの他に、グルー、マニキュア、導電性液体(液体金属)等が用いられ得る。更に、本発明は、液晶等の表示体におけるカラーフィルタの製造用装置にも適用され得る。
本発明の一実施の形態のインクジェット式記録装置の概略斜視図である。 記録ヘッドの走査範囲を説明する模式図であり、(a)は単方向記録を行うプリンタの走査範囲を、(b)は双方向記録を行うプリンタの走査範囲をそれぞれ示す。 記録ヘッドの動作を説明する模式図であり、(a)は待機ポジションに位置している状態を、(b)は待機位置から記録領域側へ移動している状態を、(c)は記録領域側から待機ポジションに戻ってくる時の状態を、(d)はホームポジションに位置している状態を、それぞれ示す。 記録ヘッドのヘッドユニットの構成を説明する図である。 記録ヘッドの電気的構成を示す概略ブロック図である。 キャップ部材に対するワイパの相対位置変更前の状態を示す概略断面図である。 キャップ部材に対するワイパの相対位置変更後の状態を示す概略断面図である。 従来のワイパについて説明するための概略断面図である。
符号の説明
1 インクジェット式プリンタ
2 インクカートリッジ
3 カートリッジホルダ部
4 記録ヘッド
5 キャリッジ
6 ガイド部材
7 パルスモータ
8 駆動プーリー
9 逆転プーリー
10 タイミングベルト
11 制御部
12 記録紙
13 紙送りモータ
14 紙送りローラ
15 キャップ部材
16 ノズルプレート
17 ノズル開口
18 インク受け部材
21 圧電振動子
21a 櫛歯状先端部
21b 圧電体
21c 共通内部電極
21d 個別内部電極
22 圧力発生室
30 プリンタコントローラ
31 プリントエンジン
32 外部インターフェース
33 RAM
34 ROM
35 発振回路
36 駆動信号発生回路
37 内部インターフェイス
39 記録ヘッドの電気駆動系
40 シフトレジスタ回路
41 ラッチ回路
42 レベルシフタ回路
43 スイッチ回路
71 ケース
72 収納室
74 流路ユニット
75 流路形成板
77 弾性板
80 ノズル開口
82 供給部
83 共通室
84 供給管
87 ステンレス板
88 弾性体膜
89 アイランド部
101 バネ部材
102 ワイパホルダ
103 ワイパ(ワイピング部材)
104 係合孔部
201 爪状係合部

Claims (6)

  1. ノズル開口を有するヘッド部材と、
    ノズル開口に液体を供給する液体供給路と、
    ノズル開口部分の液体を噴射させる液体噴射手段と、
    ヘッド部材を移動させる走査機構と、
    吐出データに基づいて液体噴射手段を駆動させる制御本体部と、
    を備え、
    キャップ部材が、ヘッド部材の移動に伴い接近または離間移動可能に設けられており、
    前記キャップ部材は、ヘッド部材に対して接近移動した時に、ヘッド部材のノズル開口側の面と気密に接触するようになっており、
    前記キャップ部材には、付勢手段を介してワイパホルダが支持されており、
    前記ワイパホルダには、ワイパと、係合孔部と、が設けられており、
    前記ワイパホルダは、ヘッド部材に対して前記キャップ部材が接近移動した時に、前記係合孔部がキャップ部材近傍下部に設けられた係合部材と係合して、前記付勢手段に抗して、前記ワイパの前記キャップ部材に対する相対位置を変更するようになっており、
    前記ワイパホルダは、当該ヘッド部材から前記キャップ部材が離れる時に、係合部材との係合が解除されて、前記付勢手段によって、前記ワイパの前記キャップ部材に対する相対位置が元に戻るようになっていることを特徴とする液体噴射装置。
  2. 前記キャップ部材は、移動するヘッド部材の運動エネルギを利用して、当該ヘッド部材に接近移動するようになっており、
    前記ワイパホルダは、ヘッド部材に対して前記キャップ部材が接近移動した時に、キャップ部材近傍下部に設けられた係合部材と係合して、移動するヘッド部材の運動エネルギを利用して前記付勢手段に抗して、前記ワイパの前記キャップ部材に対する相対位置を変更するようになっている
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 前記ワイパホルダは、ヘッド部材に対して前記キャップ部材が接近移動した時に、キャップ部材近傍下部に設けられた係合部材と係合して、前記付勢手段に抗して、前記ワイパが前記ヘッド部材と干渉しないように前記ワイパの前記キャップ部材に対する相対位置を変更するようになっていることを特徴とする請求項1または2に記載の液体噴射装置。
  4. ノズル開口を有し、走査機構によって移動されるヘッド部材のために設けられるヘッドメンテナンス装置であって、
    ヘッド部材の移動に伴い接近または離間移動可能に設けられたキャップ部材を備えており、
    前記キャップ部材は、ヘッド部材に対して接近移動した時に、ヘッド部材のノズル開口側の面と気密に接触するようになっており、
    前記キャップ部材には、付勢手段を介してワイパホルダが支持されており、
    前記ワイパホルダには、ワイパと、係合孔部と、が設けられており、
    前記ワイパホルダは、ヘッド部材に対して前記キャップ部材が接近移動した時に、前記係合孔部がキャップ部材近傍下部に設けられた係合部材と係合して、前記付勢手段に抗して、前記ワイパの前記キャップ部材に対する相対位置を変更するようになっており、
    前記ワイパホルダは、当該ヘッド部材から前記キャップ部材が離れる時に、係合部材との係合が解除されて、前記付勢手段によって、前記ワイパの前記キャップ部材に対する相対位置が元に戻るようになっている
    ことを特徴とするヘッドメンテナンス装置。
  5. 前記キャップ部材は、移動するヘッド部材の運動エネルギを利用して、当該ヘッド部材に接近移動するようになっており、
    前記ワイパホルダは、ヘッド部材に対して前記キャップ部材が接近移動した時に、キャップ部材近傍下部に設けられた係合部材と係合して、移動するヘッド部材の運動エネルギを利用して前記付勢手段に抗して、前記ワイパの前記キャップ部材に対する相対位置を変更するようになっている
    ことを特徴とする請求項4に記載のヘッドメンテナンス装置。
  6. 前記ワイパホルダは、ヘッド部材に対して前記キャップ部材が接近移動した時に、キャップ部材近傍下部設けられた係合部材と係合して、前記付勢手段に抗して、前記ワイパが前記ヘッド部材と干渉しないように前記ワイパの前記キャップ部材に対する相対位置を変更するようになっていることを特徴とする請求項4または5に記載のヘッドメンテナンス装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007301984A (ja) * 2006-04-10 2007-11-22 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド用のメンテナンス装置
CN114798264A (zh) * 2022-04-15 2022-07-29 智程半导体设备科技(昆山)有限公司 一种匀胶喷嘴保湿装置及匀胶设备

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