JP2005169357A - 排ガス浄化システム - Google Patents
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Abstract
【課題】水素をより多く生成し、低温域でのNOx浄化率を大幅に向上する排ガス浄化システムを提供すること。
【解決手段】内燃機関の排気通路に設置したCO除去触媒と、その下流側に設置したNOx吸着浄化触媒と、水供給手段を備える排ガス浄化システムである。CO除去触媒は少なくともCOを除去し水素を生成する。又は排ガス中に含まれる水素を透過する。NOx吸着浄化触媒は排ガスがリーン時にNOxを吸着しストイキ又はリッチ時に吸着したNOxを脱離・浄化する。水供給手段はリッチ化度の増大、排ガス温度の降下に従って、水供給量を増大する。
【選択図】なし
【解決手段】内燃機関の排気通路に設置したCO除去触媒と、その下流側に設置したNOx吸着浄化触媒と、水供給手段を備える排ガス浄化システムである。CO除去触媒は少なくともCOを除去し水素を生成する。又は排ガス中に含まれる水素を透過する。NOx吸着浄化触媒は排ガスがリーン時にNOxを吸着しストイキ又はリッチ時に吸着したNOxを脱離・浄化する。水供給手段はリッチ化度の増大、排ガス温度の降下に従って、水供給量を増大する。
【選択図】なし
Description
本発明は、排ガス浄化システムに係り、更に詳細には、水を供給する手段を有し、水素を供給する触媒を有効に利用した排ガス浄化システムに関する。
今後、さらに厳しくなる排ガス規制に対応するためには、エンジンの燃焼による有害物質の低減に加え、触媒性能の更なる向上が必要とされる。また、近年では地球温暖化の問題もあり、その原因の一つであるCO2排出の低減についても要求されている。したがって、有害物質(特にNOx)及びCO2排出の両方を低減するためには、燃焼効率の良いリーンバーンガソリンエンジンやディーゼルエンジンを用い、これらのエンジンに有効な排ガス浄化触媒を開発することが必要である。
リーンバーンガソリンエンジンやディーゼルエンジンでは、酸素過剰(リーン)雰囲気下で運転するため、通常の三元触媒によるNOx浄化は困難である。そこで、リーン雰囲気下でNOxを触媒上に一旦吸着した後、瞬間的にリッチ雰囲気下とすること(リッチスパイク)で排ガス中にCOや水素などの還元剤を発生させ、触媒上に吸着したNOxを還元・浄化するシステムが採用されている。このシステムは、排ガス温度が比較的高温域においては有効である。
しかし、近年ではCO2排出を低減するためにエンジンの燃焼効率が向上しており、排気温度、つまり、触媒の反応温度が下がる結果、触媒の反応効率(NOx浄化率)が低下する傾向にあった。そこで、還元ガスの組成を変えることによりその原因を解析したところ、COがNOxの脱離を妨げていることがわかった。一方、水素はNOxの浄化にはほとんど影響を与えていない。
したがって、NOx触媒の上流側に、還元剤中のCOを選択的に低減して、水素を透過又は生成して還元剤中の水素比率を増加することにより、低温域においてもNOxを浄化可能とする技術が提案されている(例えば、特許文献1〜8参照)。
しかし、近年ではCO2排出を低減するためにエンジンの燃焼効率が向上しており、排気温度、つまり、触媒の反応温度が下がる結果、触媒の反応効率(NOx浄化率)が低下する傾向にあった。そこで、還元ガスの組成を変えることによりその原因を解析したところ、COがNOxの脱離を妨げていることがわかった。一方、水素はNOxの浄化にはほとんど影響を与えていない。
したがって、NOx触媒の上流側に、還元剤中のCOを選択的に低減して、水素を透過又は生成して還元剤中の水素比率を増加することにより、低温域においてもNOxを浄化可能とする技術が提案されている(例えば、特許文献1〜8参照)。
この反応として利用できるものは、下記の(1)CO選択酸化反応と(2)COシフト反応である。しかし、CO選択酸化反応だけでは、CO選択性があまり高くないために還元剤中の水素比率を高めることは難しく、実際にはCOシフト反応を利用することが効果的である。
[CO選択酸化反応]
CO+0.5O2=CO2…(式1)
H2+0.5O2=H2O…(式2) (式1)>>(式2)
[COシフト反応]
CO+H2O=H2+CO2 ΔH(298)=140.3kJ/mol…(式3)
CO+0.5O2=CO2…(式1)
H2+0.5O2=H2O…(式2) (式1)>>(式2)
[COシフト反応]
CO+H2O=H2+CO2 ΔH(298)=140.3kJ/mol…(式3)
COシフト反応は水性ガスシフト反応とも言われ、熱力学的には可逆の発熱反応である。したがって、高温条件では逆反応が進行するために性能が低下することになる。そこで、従来は、三元触媒が高温である場合には水を供給することで触媒自体の温度を低下させるにより、COシフト反応の効率を上げ、さらに、リッチガスを供給することで水素を生成してNOx浄化を行っている(例えば、特許文献9参照)。
特開2001−212464号公報
特開2001−234737号公報
特開2002−303127号公報
特開2002−168117号公報
特開2001−170454号公報
特開2002−364343号公報
特開2003−024749号公報
特開2003−013728号公報
特開2001−289036号公報
しかし、水の供給条件が温度のみにより制御されているために、十分なCOシフト性能が得られず、NOx浄化率の向上はあまり期待できない。
また、水素を生成するための三元触媒に関しては、酸化セリウムを添加することでCOシフト性能が若干は向上するものの、その程度はあまり大きくはない。これは、COシフト性能は酸化セリウムの使用量に大きく依存するためである。したがって、酸化セリウムを既存の三元触媒に添加する形態では、COシフト性能の向上は難しい。
また、水素を生成するための三元触媒に関しては、酸化セリウムを添加することでCOシフト性能が若干は向上するものの、その程度はあまり大きくはない。これは、COシフト性能は酸化セリウムの使用量に大きく依存するためである。したがって、酸化セリウムを既存の三元触媒に添加する形態では、COシフト性能の向上は難しい。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、水素をより多く生成し、低温域でのNOx浄化率を大幅に向上する排ガス浄化システムを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、所定のCO除去触媒を用い、水を添加する条件を適切に制御することにより、上記目的が達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の排ガス浄化システムは、内燃機関の排気通路に設置したCO除去触媒と、その下流側に設置したNOx吸着浄化触媒と、水供給手段を備える排ガス浄化システムである。ここで、上記CO除去触媒は、少なくともCOを除去し水素を生成するか、又は排ガス中に含まれる水素を透過する機能を有し、
上記NOx吸着浄化触媒は、排ガスがリーン時にNOxを吸着し、ストイキ又はリッチ時に吸着したNOxを脱離・浄化する機能を有し、
上記水供給手段は、排ガスのリッチ化度の増大、及び排ガス温度の降下の少なくとも一方に従って、水供給量を増大することを特徴とする。
上記NOx吸着浄化触媒は、排ガスがリーン時にNOxを吸着し、ストイキ又はリッチ時に吸着したNOxを脱離・浄化する機能を有し、
上記水供給手段は、排ガスのリッチ化度の増大、及び排ガス温度の降下の少なくとも一方に従って、水供給量を増大することを特徴とする。
本発明によれば、所定のCO除去触媒を用い、水を添加する条件を適切に制御することとしたため、水素をより多く生成し、低温域でのNOx浄化率を大幅に向上する排ガス浄化システムを提供することができる。
以下、本発明の排ガス浄化システムにつき詳細に説明する。なお、本明細書及び請求の範囲において、「%」は特記しない限り質量百分率を表すものとし、また、「主成分」とは、最も含有量の多い成分を意味するものとする。
上述のように、本発明の排ガス浄化システムは、CO除去触媒と、NOx吸着浄化触媒と、水供給手段を備える浄化システムである。CO除去触媒は内燃機関の排気通路に設置され、NOx吸着浄化触媒は、排気通路であってCO除去触媒の下流側に設置される。
そして、水供給手段は、排ガスのリッチ化度が増大するか、排ガス温度が降下するか、又は排ガスリッチ化度が増大し且つ排ガス温度が降下するに従って、水供給量を増大する機能を有する。
上述のように、本発明の排ガス浄化システムは、CO除去触媒と、NOx吸着浄化触媒と、水供給手段を備える浄化システムである。CO除去触媒は内燃機関の排気通路に設置され、NOx吸着浄化触媒は、排気通路であってCO除去触媒の下流側に設置される。
そして、水供給手段は、排ガスのリッチ化度が増大するか、排ガス温度が降下するか、又は排ガスリッチ化度が増大し且つ排ガス温度が降下するに従って、水供給量を増大する機能を有する。
ここで、本発明の背景や骨子につき説明する。
排ガスや燃焼ガスなどの燃料と空気の混合ガスにおける空燃比と、CO濃度、水分濃度の関係は、図1に示すようなものであり、ストイキ(A/F=約14.7)を境にしてCO濃度及び水分濃度は大きく変化する。
本発明者が、本発明の如き水素供給を行う触媒系において、CO濃度や水分濃度が浄化性能に及ぼす影響を反応速度論の見地から検討した結果、COに関する反応次数は−1.0(図2)、水に関する反応次数は0.5(図4)であることが分かった。
従って、排ガスなどのリッチ化度を増大すると、CO濃度が増加してCO被毒が助長され、排ガス触媒の性能が低下することになる。また、かかるリッチガス中の水分濃度が低減すると、更に浄化性能が低下することになる。よって、排ガス触媒の性能低下を抑制し又は向上させるには、リッチ化度が増大するに応じて、ガス中の水分濃度を増大する必要があることが分かった。
排ガスや燃焼ガスなどの燃料と空気の混合ガスにおける空燃比と、CO濃度、水分濃度の関係は、図1に示すようなものであり、ストイキ(A/F=約14.7)を境にしてCO濃度及び水分濃度は大きく変化する。
本発明者が、本発明の如き水素供給を行う触媒系において、CO濃度や水分濃度が浄化性能に及ぼす影響を反応速度論の見地から検討した結果、COに関する反応次数は−1.0(図2)、水に関する反応次数は0.5(図4)であることが分かった。
従って、排ガスなどのリッチ化度を増大すると、CO濃度が増加してCO被毒が助長され、排ガス触媒の性能が低下することになる。また、かかるリッチガス中の水分濃度が低減すると、更に浄化性能が低下することになる。よって、排ガス触媒の性能低下を抑制し又は向上させるには、リッチ化度が増大するに応じて、ガス中の水分濃度を増大する必要があることが分かった。
一方、排ガスの温度に相当する触媒反応温度に関しては、図3に示すように、一般的にCOシフト反応は化学平衡論的には低い方が有利である。しかし、通常は十分な反応速度が得られないため、触媒反応温度の見地から触媒性能に悪影響を及ぼさない限りにおいて、十分な温度を維持し、更に、反応次数が正である水を添加して反応速度を増大させる方が良く、これにより触媒浄化性能を向上させることができることも分かる。
本発明は、以上のような解析結果を踏まえて完成されたものであり、従来の排ガス浄化において、NOxの高効率浄化のために、排ガス温度や流速を変化させてリッチ化度を増大した際に生ずるCO被毒や水分減少による浄化性能の低下を、水分の適時供給によって有効に抑制し得るものである。
本発明において、CO除去触媒は、COを除去し水素を生成するか、又は排ガス中に含まれる水素を透過する機能を有する触媒であるが、COシフト反応を促進することが効果的であり、これ以外にも三元浄化機能を有することが好ましい。
具体的には、酸化セリウム(CeO2)を主成分とし、鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、イットリウム(Y)又はジルコニウム(Zr)及びこれらの任意の混合物に係る金属の酸化物と、白金(Pt)、ロジウム(Rh)又はパラジウム(Pd)及びこれらの任意の混合物に係る貴金属を含有する触媒を挙げることができる。
具体的には、酸化セリウム(CeO2)を主成分とし、鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、イットリウム(Y)又はジルコニウム(Zr)及びこれらの任意の混合物に係る金属の酸化物と、白金(Pt)、ロジウム(Rh)又はパラジウム(Pd)及びこれらの任意の混合物に係る貴金属を含有する触媒を挙げることができる。
なお、COシフト反応を促進するには、助触媒として酸化セリウムを用いることが効果的である。一方、三元触媒においては、ストイキ付近での酸素濃度を調整するために酸化セリウムを含有させることが多いことから、三元触媒のみによってもCOシフト反応を起こすことは可能である。しかし、その発現度合いは酸化セリウムの含有量の増加に応じて増大するため、通常の三元触媒では十分なCOシフト性能は得られない。
本発明では、酸化セリウムを十分な量使用すべく、助触媒としてではなく貴金属を含ませる基材として使用しており、通常の三元触媒に比し水素生成量を著しく増大させたものである。
また、上述のような遷移金属、特にFeを添加することにより、COシフト反応の促進を更に向上できるとともに、FeはPt担持セリアに不足している三元浄化機能を向上させ得る。
本発明では、酸化セリウムを十分な量使用すべく、助触媒としてではなく貴金属を含ませる基材として使用しており、通常の三元触媒に比し水素生成量を著しく増大させたものである。
また、上述のような遷移金属、特にFeを添加することにより、COシフト反応の促進を更に向上できるとともに、FeはPt担持セリアに不足している三元浄化機能を向上させ得る。
一方、NOx吸着浄化触媒としては、排ガスがリーン時にNOxを吸着し、ストイキ又はリッチ時に吸着したNOxを脱離・浄化する機能を有すれば十分であるが、具体的には、アルミナを主成分とし、リチウム(Li)、ナトリウム(Na)、カリウム(K)、セシウム(Cs)、マグネシウム(Mg)、カルシウム(Ca)、ストロンチウム(Sr)又はバリウム(Ba)及びこれらの任意の混合物に係る金属の酸化物と、Pt、Rh又はPd及びこれらの任意の混合物に係る貴金属を含有する触媒を例示することができる。
なお、これら両触媒は、通常はハニカム状モノリス担体にコート層として形成される。
なお、これら両触媒は、通常はハニカム状モノリス担体にコート層として形成される。
次に、水供給手段としては、上述したような水分の適時供給が可能であれば、特に限定されるものではない。例えば、内燃機関の燃焼により生じた水分を凝集・回収できるようなコンデンサーと水を圧送できるポンプの組合せのような手段であってもよいし、予め水を溜めておく貯水器(リザーバー)とポンプの組合せのような手段であってもよいし、両者を併用してもよい。かかる前者及び後者の手段のいずれにおいても、供給水量の全てを単独でまかなうことが可能である。
また、その設置場所もCO除去触媒よりも上流側であれば特に限定されるものではない。即ち、この条件が満足される限り、空気、燃料と空気の混合ガス及び排ガスのいずれに水分を供給してもよく、従って、設置位置の具体例としては、吸気通路、気筒内(特に燃焼室内)及び排気通路のうちのCO除去触媒の上流位置を挙げることができる。
また、その設置場所もCO除去触媒よりも上流側であれば特に限定されるものではない。即ち、この条件が満足される限り、空気、燃料と空気の混合ガス及び排ガスのいずれに水分を供給してもよく、従って、設置位置の具体例としては、吸気通路、気筒内(特に燃焼室内)及び排気通路のうちのCO除去触媒の上流位置を挙げることができる。
なお、本発明の排ガス浄化システムでは、供給水量を排ガスの0.5〜20vol%とすることが望ましい。
COシフト反応における水の反応次数が正であるため、水分量が増加するほどCOシフト反応は促進されるが、水分濃度が20vol%を超えると、CO除去触媒の温度が急激に低下して十分な反応速度が得られないことがある。また、下流側に位置するNOx吸着浄化触媒に水が流入すると、触媒温度を低下させてNOxの吸着・脱離に悪影響を及ぼすことがある。
一方、0.5vol%未満では、CO濃度が低下しないため下流側に配置しているNOx吸着浄化触媒での浄化率が低下することがある。但し、この浄化率の低下は、排ガス温度を上昇させてCOシフト反応の反応性を向上させることによって回避可能である。
COシフト反応における水の反応次数が正であるため、水分量が増加するほどCOシフト反応は促進されるが、水分濃度が20vol%を超えると、CO除去触媒の温度が急激に低下して十分な反応速度が得られないことがある。また、下流側に位置するNOx吸着浄化触媒に水が流入すると、触媒温度を低下させてNOxの吸着・脱離に悪影響を及ぼすことがある。
一方、0.5vol%未満では、CO濃度が低下しないため下流側に配置しているNOx吸着浄化触媒での浄化率が低下することがある。但し、この浄化率の低下は、排ガス温度を上昇させてCOシフト反応の反応性を向上させることによって回避可能である。
次に、本発明の排ガス浄化システムの一例を図面に基づき詳細に説明する。
図5に示す排ガス浄化システムにおいて、内燃機関1の吸気通路2には、吸入空気量を検出するエアフローメータ4、吸入空気量を制御するスロットル弁3が設けられている。機関1の各気筒には、燃焼室7内に燃料を噴射する燃料噴射弁5が設けられており、吸気弁6を介して吸入された空気に対して上記燃料噴射弁5から燃料を噴射して混合気を形成し、該混合気を上記燃焼室7内で圧縮・着火する。機関1の排気は、燃焼室7から排気弁8を介して排気通路9に排出される。
図5に示す排ガス浄化システムにおいて、内燃機関1の吸気通路2には、吸入空気量を検出するエアフローメータ4、吸入空気量を制御するスロットル弁3が設けられている。機関1の各気筒には、燃焼室7内に燃料を噴射する燃料噴射弁5が設けられており、吸気弁6を介して吸入された空気に対して上記燃料噴射弁5から燃料を噴射して混合気を形成し、該混合気を上記燃焼室7内で圧縮・着火する。機関1の排気は、燃焼室7から排気弁8を介して排気通路9に排出される。
排気通路9には、三元触媒としての機能を備えたCO除去触媒13と、NOx吸着浄化触媒の一例であるNOx触媒14が設けられている。
また、この排ガス浄化システムにおいては、CO除去触媒13の上流の排気通路内に水を噴射する水噴射装置11、及びA/Fセンサー10が設けられている。さらに、CO除去触媒13には温度センサー12も設置されている。
また、この排ガス浄化システムにおいては、CO除去触媒13の上流の排気通路内に水を噴射する水噴射装置11、及びA/Fセンサー10が設けられている。さらに、CO除去触媒13には温度センサー12も設置されている。
ここで、CO除去触媒13は、上述の如くセリアを主成分とし、Feなどの金属の酸化物と、Ptなどの貴金属が添加された触媒である。また、NOx触媒14も、上述の如くアルミナを主成分とし、Liなどの金属の酸化物と、Ptなどの貴金属が添加された触媒である。このNOx触媒は、排気空燃比がリーンの時に排気中のNOxをトラップし、排気空燃比がストイキ又はリッチの時にトラップしたNOxを脱離・浄化する特性を有する。
上記NOx触媒14は、上述のようにリーン燃焼中に排気中のNOxをトラップするが、リーン運転が継続してNOxトラップ量が飽和量を超えるようになると、排気中のNOxをトラップすることができなくなって、NOxの排出量が多くなってしまう。そこで、リーン燃焼中に、NOx触媒14におけるNOxトラップ量を推定し、該推定したNOxトラップ量が所定量を超えたときに、一時的に空燃比を理論空燃比よりもリッチにすることにより、NOx触媒14にトラップされているNOxの脱離・還元処理を行なわせることで、NOx触媒14におけるNOxトラップ能力を再生するようになっている。
以下にこのNOx触媒14の再生処理を説明する。
以下にこのNOx触媒14の再生処理を説明する。
図6は、NOx触媒14の再生処理を示したフローチャートである。
このフローでは、まず、NOx脱離・浄化の要求フラグFrgが立っているか否かを判断する(ステップ1)。
NOx触媒14に所定量以上のNOxがトラップされ、NOx触媒14からNOxの脱離・浄化する要求があるときに、上記NOx脱離要求フラグFrgに1がセットされるようになっている。なお、Frgが0である時は、まだNOxの脱離・浄化をする必要がない、つまり、NOx触媒14に所定量以上のNOxがトラップされていないため、トラップされたNOx量を積算するプログラムを実行する。
このフローでは、まず、NOx脱離・浄化の要求フラグFrgが立っているか否かを判断する(ステップ1)。
NOx触媒14に所定量以上のNOxがトラップされ、NOx触媒14からNOxの脱離・浄化する要求があるときに、上記NOx脱離要求フラグFrgに1がセットされるようになっている。なお、Frgが0である時は、まだNOxの脱離・浄化をする必要がない、つまり、NOx触媒14に所定量以上のNOxがトラップされていないため、トラップされたNOx量を積算するプログラムを実行する。
NOx脱離要求フラグFrgに1がセットされると(ステップ1)、NOx触媒の触媒温度(TCAT)が水噴射を実行するための所定温度の範囲(TL、TH)にあるか否かを判断する(ステップ2)。
TCATがTHを超えていれば水噴射の必要はなく、リッチスパイクのみによるNOxの脱離・浄化を行うためこのプログラムを終了する。ただし、COシフト反応により生成した水素を利用することでNOx触媒の硫黄脱離を行う場合は、水噴射を行う別のプログラムを実行する。
一方、TCATがTL未満であれば、水噴射により反応温度が低下して十分な水素生成量が得れらないこと、また、NOx触媒の温度も低下するため十分なNOx脱離・浄化も得られなくなる。したがって、水噴射を実行しないためにこのプログラムを終了する。
TCATがTHを超えていれば水噴射の必要はなく、リッチスパイクのみによるNOxの脱離・浄化を行うためこのプログラムを終了する。ただし、COシフト反応により生成した水素を利用することでNOx触媒の硫黄脱離を行う場合は、水噴射を行う別のプログラムを実行する。
一方、TCATがTL未満であれば、水噴射により反応温度が低下して十分な水素生成量が得れらないこと、また、NOx触媒の温度も低下するため十分なNOx脱離・浄化も得られなくなる。したがって、水噴射を実行しないためにこのプログラムを終了する。
TCATが所定の温度範囲内であれば、水噴射によるNOxの脱離・浄化が実行されるので(ステップ4)、水の供給量を決定するためのマップを読み込む(ステップ3)。
このマップは排気空燃比と触媒温度からなり、CO除去触媒に水を噴射した量により生成した水素量の実験値に基づいている。このマップにより決定した量の水を噴射するのであるが、これによりTCATがTL未満になった場合、水噴射により反応温度が低下して十分な水素生成量が得れらないこと、また、NOx触媒の温度も低下するため十分なNOx脱離・浄化も得られなくなる。したがって、水噴射を停止しこのプログラムを終了する。
TCATがTLを超えれば(ステップ5)、リッチスパイクを実行し(ステップ6)、NOxの脱離・浄化を実施する。
このマップは排気空燃比と触媒温度からなり、CO除去触媒に水を噴射した量により生成した水素量の実験値に基づいている。このマップにより決定した量の水を噴射するのであるが、これによりTCATがTL未満になった場合、水噴射により反応温度が低下して十分な水素生成量が得れらないこと、また、NOx触媒の温度も低下するため十分なNOx脱離・浄化も得られなくなる。したがって、水噴射を停止しこのプログラムを終了する。
TCATがTLを超えれば(ステップ5)、リッチスパイクを実行し(ステップ6)、NOxの脱離・浄化を実施する。
以下、本発明を実施例及び比較例により更に詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
[触媒調製]
(CO除去触媒)
テトラアンミンPt溶液と蒸留水1kgに対してCeO2(第一稀元素化学工業製)2kgを投入して1〜2時間撹拌した。撹拌後、150℃で一昼夜乾燥、空気中400℃で1時間焼成することにより、Pt/CeO2を得た。Ptの担持濃度は2%とした。
この粉末2kgに対して、酸化アルミニウム100gとアルミナゾル220gを磁性ボールミルに投入し、混合、粉砕してスラリーを得た。スラリーをコージェライト質モノリス担体(400セル/6ミル)の排ガス接触面にコートし、空気気流により余剰のスラリーを除去し、乾燥後、400℃で30分焼成した。コート量は400g/Lとした。その後、Feを溶解した水溶液に触媒を浸すことにより、Feを担持した。このときFeの担持量はFe/Pt=2/1(モル比)とした。
(CO除去触媒)
テトラアンミンPt溶液と蒸留水1kgに対してCeO2(第一稀元素化学工業製)2kgを投入して1〜2時間撹拌した。撹拌後、150℃で一昼夜乾燥、空気中400℃で1時間焼成することにより、Pt/CeO2を得た。Ptの担持濃度は2%とした。
この粉末2kgに対して、酸化アルミニウム100gとアルミナゾル220gを磁性ボールミルに投入し、混合、粉砕してスラリーを得た。スラリーをコージェライト質モノリス担体(400セル/6ミル)の排ガス接触面にコートし、空気気流により余剰のスラリーを除去し、乾燥後、400℃で30分焼成した。コート量は400g/Lとした。その後、Feを溶解した水溶液に触媒を浸すことにより、Feを担持した。このときFeの担持量はFe/Pt=2/1(モル比)とした。
(NOx触媒)
硝酸Rh水溶液を活性アルミナ粉末に含浸し、乾燥後空気中400℃で1時間焼成してRh/Al2O3を得た。この粉末のRh濃度は1.5%であった。この粉末をバリウムが溶解している水溶液に投入してバリウム含浸を行った。バリウムの濃度は5%とした。
この粉末1kgに対して、アルミナゾル200gを磁性ボールミルに投入し、混合、粉砕してスラリーを得た。ハニカム担体上に100g/Lの割合でコートした。乾燥後、400℃で30分間焼成した。
次に、硝酸Pd溶液を活性アルミナに含浸し、乾燥後空気中400℃で1時間焼成してPd/Al2O3を得た。この粉末のPd濃度は5.5%であった。この粉末をバリウムが溶解している水溶液に投入してバリウム含浸を行った。バリウムの濃度は5%とした。この粉末1kgに対して、アルミナゾル200gを磁性ボールミルに投入し、混合、粉砕してスラリーを得た。このスラリーを先にコートしたハニカム担体上に、100g/Lのコートの割合で更にコートした。乾燥後、400℃で30分間焼成し、NOx触媒を得た。
硝酸Rh水溶液を活性アルミナ粉末に含浸し、乾燥後空気中400℃で1時間焼成してRh/Al2O3を得た。この粉末のRh濃度は1.5%であった。この粉末をバリウムが溶解している水溶液に投入してバリウム含浸を行った。バリウムの濃度は5%とした。
この粉末1kgに対して、アルミナゾル200gを磁性ボールミルに投入し、混合、粉砕してスラリーを得た。ハニカム担体上に100g/Lの割合でコートした。乾燥後、400℃で30分間焼成した。
次に、硝酸Pd溶液を活性アルミナに含浸し、乾燥後空気中400℃で1時間焼成してPd/Al2O3を得た。この粉末のPd濃度は5.5%であった。この粉末をバリウムが溶解している水溶液に投入してバリウム含浸を行った。バリウムの濃度は5%とした。この粉末1kgに対して、アルミナゾル200gを磁性ボールミルに投入し、混合、粉砕してスラリーを得た。このスラリーを先にコートしたハニカム担体上に、100g/Lのコートの割合で更にコートした。乾燥後、400℃で30分間焼成し、NOx触媒を得た。
(実施例1〜6、比較例1〜4)
上述のようにして得られたCO除去触媒とNOx触媒を用い、図5に示すような排ガス浄化システムを構築した。なお、各システムの作動条件等を表1に示す。
また、下記の耐久条件及び評価条件にて、耐久を行いCO転化率を評価した。得られた結果を表1に併記する。
上述のようにして得られたCO除去触媒とNOx触媒を用い、図5に示すような排ガス浄化システムを構築した。なお、各システムの作動条件等を表1に示す。
また、下記の耐久条件及び評価条件にて、耐久を行いCO転化率を評価した。得られた結果を表1に併記する。
[耐久条件]
・エンジン排気量 :3000cc
・燃料 :日石ダッシュガソリン
・耐久温度 :750℃
・耐久時間 :30時間
[評価条件]
・反応温度:250〜300℃
・反応ガス:リッチ CO:1〜3vol%、H2O:3〜6vol%、N2バランス
リーン CO:0.1vol%、H2O:3〜6vol%、O2:3vol%、 N2バランス
・CO転化率(%):(入口CO−出口CO)/(入口CO)×100
・エンジン排気量 :3000cc
・燃料 :日石ダッシュガソリン
・耐久温度 :750℃
・耐久時間 :30時間
[評価条件]
・反応温度:250〜300℃
・反応ガス:リッチ CO:1〜3vol%、H2O:3〜6vol%、N2バランス
リーン CO:0.1vol%、H2O:3〜6vol%、O2:3vol%、 N2バランス
・CO転化率(%):(入口CO−出口CO)/(入口CO)×100
表1から、比較例1〜3に示したように、CO濃度が増加する、つまり、リッチ化の度合いが増加するに従い、CO転化率が徐々に低下した。しかし、比較例3に対して実施例1〜3に示したように、水分濃度を増加することによりCO転化率が向上していることがわかる。このことから、リッチ化の度合いが高い状態でも水分濃度を増加することによりCO転化率を向上することが可能となった。
一方、比較例1に対し比較例4で示したように、温度が低下するとCO転化率は低下した。これに対して、実施例4〜6で示したように、水分濃度を増加することによりCO転化率を向上させることが可能となった。
以上の結果から、リッチ化の度合いや触媒温度に応じて水分濃度を変化させることにより、COシフト性能を向上させることが可能であることが明らかである。
一方、比較例1に対し比較例4で示したように、温度が低下するとCO転化率は低下した。これに対して、実施例4〜6で示したように、水分濃度を増加することによりCO転化率を向上させることが可能となった。
以上の結果から、リッチ化の度合いや触媒温度に応じて水分濃度を変化させることにより、COシフト性能を向上させることが可能であることが明らかである。
1 内燃機関
2 吸気通路
3 スロットルバルブ
4 エアーフローメーター
5 燃料噴射弁
6 吸気バルブ
7 燃焼室
8 排気バルブ
9 排気通路
10 A/Fセンサー
11 水噴射装置
12 触媒温度センサー
13 CO除去触媒
14 NOx触媒
2 吸気通路
3 スロットルバルブ
4 エアーフローメーター
5 燃料噴射弁
6 吸気バルブ
7 燃焼室
8 排気バルブ
9 排気通路
10 A/Fセンサー
11 水噴射装置
12 触媒温度センサー
13 CO除去触媒
14 NOx触媒
Claims (6)
- 内燃機関の排気通路に設置したCO除去触媒と、その下流側に設置したNOx吸着浄化触媒と、水供給手段を備える排ガス浄化システムにおいて、
上記CO除去触媒は、少なくともCOを除去し水素を生成する、又は排ガス中に含まれる水素を透過する機能を有し、
上記NOx吸着浄化触媒は、排ガスがリーン時にNOxを吸着し、ストイキ又はリッチ時に吸着したNOxを脱離・浄化する機能を有し、
上記水供給手段は、排ガスのリッチ化度の増大、及び排ガス温度の降下の少なくとも一方に従って、水供給量を増大することを特徴とする排ガス浄化システム。 - 上記水供給手段が、内燃機関の吸気通路、気筒内又は上記排気通路における上記CO除去触媒の上流側に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の排ガス浄化システム。
- 上記水供給手段の水供給により、排ガス中の水分濃度を0.5〜20vol%とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の排ガス浄化システム。
- 上記CO除去触媒が、酸化セリウムを主成分とし、鉄、コバルト、ニッケル、イットリウム及びジルコニウムから成る群より選ばれた少なくとも1種の金属の酸化物と、白金、ロジウム及びパラジウムから成る群より選ばれた少なくとも1種の貴金属を含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つの項に記載の排ガス浄化システム。
- 供給する水の一部又は全部が、内燃機関の燃焼により生じた水であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つの項に記載の排ガス浄化システム。
- 供給する水の一部又は全部が、貯水器に貯めた水であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つの項に記載の排ガス浄化システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003416927A JP2005169357A (ja) | 2003-12-15 | 2003-12-15 | 排ガス浄化システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003416927A JP2005169357A (ja) | 2003-12-15 | 2003-12-15 | 排ガス浄化システム |
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JP (1) | JP2005169357A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007231862A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-09-13 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の排気浄化装置 |
JP2009297628A (ja) * | 2008-06-12 | 2009-12-24 | Babcock Hitachi Kk | 熱機関の排ガス浄化装置,排ガス浄化方法及びNOx浄化触媒 |
WO2010075205A2 (en) * | 2008-12-22 | 2010-07-01 | Caterpillar Inc. | Nox reduction system having a separator |
US10350579B2 (en) | 2016-08-30 | 2019-07-16 | Johnson Matthey Public Limited Company | Oxidation catalyst for a diesel engine exhaust |
-
2003
- 2003-12-15 JP JP2003416927A patent/JP2005169357A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2010075205A3 (en) * | 2008-12-22 | 2010-09-23 | Caterpillar Inc. | Nox reduction system having a separator |
US10350579B2 (en) | 2016-08-30 | 2019-07-16 | Johnson Matthey Public Limited Company | Oxidation catalyst for a diesel engine exhaust |
GB2553431B (en) * | 2016-08-30 | 2020-04-15 | Johnson Matthey Plc | Oxidation catalyst for a diesel engine exhaust |
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