JP2005168792A - プレフィルドシリンジの製造装置 - Google Patents
プレフィルドシリンジの製造装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005168792A JP2005168792A JP2003412924A JP2003412924A JP2005168792A JP 2005168792 A JP2005168792 A JP 2005168792A JP 2003412924 A JP2003412924 A JP 2003412924A JP 2003412924 A JP2003412924 A JP 2003412924A JP 2005168792 A JP2005168792 A JP 2005168792A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer cylinder
- syringe outer
- syringe
- electron beam
- injection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Abstract
【解決手段】 本発明にかかるプレフィルドシリンジ製造装置10は、インジェクション装置11、冷却装置12、電子線照射装置13、注射剤充填装置14、及び包装装置15とで構成した。そして、インジェクション装置11により成形されたシリンジ外筒体2が冷却装置12に移送され、冷却装置12により冷却されたシリンジ外筒体2が電子線照射装置13に移送される。次に、電子線照射装置13が、冷却装置12から順次移送されるシリンジ外筒体2に個別的に電子線を照射し、滅菌する。かかる構成とすることにより、電子線の加速電圧を従来構成に比べて小さくすることが可能となり、照射設備や安全設備を簡易な構造とすることができ、全体として製造コストを低くできる。そして、滅菌されたシリンジ外筒体2は、無菌状態を維持したまま、注射剤充填装置14に移送され、最後に包装装置15に移送される。
【選択図】図1
Description
プレフィルドシリンジ1は、図4に示されるように、シリンジ外筒体2と、これに嵌入される押し子6とで構成される。そして、注射剤Xがシリンジ外筒体2内に既に充填されている。
この冷却装置12では、インジェクション装置11から順次移送されるシリンジ外筒体2が所定温度まで冷却される。そして、冷却後、シリンジ外筒体2を、移送コンベア21により後述の電子線照射装置13に順次移送する。なお、本実施形態例にかかる冷却装置12は、インジェクション装置11の生産数量と、後述の注射剤充填装置14の生産数量とが異なることにより生ずる生産ラインの不整合を調整するバッファ機能を有している。なお、前記冷却装置12により、本発明にかかる冷却手段が構成される。
前記電子線照射装置13は、図2に示されるように、第一照射装置13aと、第二照射装置13bとを具備している。
この注射剤充填装置14は、無菌状態が維持された滅菌処理室22内に配置される。そして、注射剤充填装置14は、無菌状態を維持したまま移送されたシリンジ外筒体2のノズル部3にゴム栓(図示省略)をして、シリンジ外筒体2のフランジ4側の開放端から注射剤Xを充填する。そして、続けてストッパ7をシリンジ外筒体2に嵌入し、プレフィルドシリンジ1を得る。なお、室外から当該室内へシリンジ外筒体2を搬送する際には、滅菌処理室22の内圧を室外の気圧よりも高くするようにしている。これにより、室内への気流の流れ込みを防止している。
1 プレフィルドシリンジ
2 シリンジ外筒体
6 押し子
10,10’ プレフィルドシリンジ製造装置
Claims (7)
- 注射剤が既に充填されたシリンジ外筒体と、該シリンジ外筒体に嵌入される押し子とからなるプレフィルドシリンジを製造する製造装置であって、
注射剤が充填される前のシリンジ外筒体に電子線を照射する電子線照射手段と、
電子線が照射されたシリンジ外筒体に注射剤を充填する充填手段と、
電子線が照射されたシリンジ外筒体を、滅菌状態を維持したまま充填手段に移送する移送手段とを備えたことを特徴とするプレフィルドシリンジの製造装置。 - 注射剤が既に充填されたシリンジ外筒体と、該シリンジ外筒体に嵌入される押し子とからなるプレフィルドシリンジを製造する製造装置であって、
樹脂材料を射出成型してシリンジ外筒体を成形する成形手段と、
成形されたシリンジ外筒体を冷却する冷却手段と、
冷却されたシリンジ外筒体に個別的に電子線を照射する電子線照射手段と、
成形手段で成形されたシリンジ外筒体を冷却手段に移送する第一移送手段と、
冷却手段で冷却されたシリンジ外筒体を電子線照射手段に移送する第二移送手段とを備えたことを特徴とするプレフィルドシリンジの製造装置。 - シリンジ外筒体が、注射剤を充填される径大部と、注射針が取付けられる径小部とを備えるものであって、
電子線照射手段が、シリンジ外筒体の径大部の内外面を照射して滅菌する第一照射部と、シリンジ外筒体の径小部の内外面を照射して滅菌する第二照射部とを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のプレフィルドシリンジの製造装置。 - 第二照射部から照射される電子線の加速電圧が、第一照射部から照射される電子線の加速電圧より小さいことを特徴とする請求項3記載のプレフィルドシリンジの製造装置。
- 駆動ローラと従動ローラに無端案内ベルトを掛け渡してなる二つのベルトコンベアを、その直線走行部が所定間隔をおいて平行となるように並設してなり、該所定間隔内にシリンジ外筒体を供給して、両ベルトコンベアの直線走行部間でシリンジ外筒体を直立姿勢で挟持し、両無端案内ベルトを同方向に走行させることによりシリンジ外筒体を前記姿勢のまま移送する移送コンベアにより、移送手段を構成すると共に、
移送コンベアのベルトコンベア相互のベルト走行速度を異ならせて、シリンジ外筒体を両無端案内ベルト間で自転させるようにし、該移送コンベアでシリンジ外筒体を移送する過程で、電子線照射手段により当該シリンジ外筒体に電子線を照射するようにしたものであることを特徴とする請求項1記載のプレフィルドシリンジの製造装置。 - 駆動ローラと従動ローラに無端案内ベルトを掛け渡してなる二つのベルトコンベアを、その直線走行部が所定間隔をおいて平行となるように並設してなり、該所定間隔内にシリンジ外筒体を供給して、両ベルトコンベアの直線走行部間でシリンジ外筒体を直立姿勢で挟持し、両無端案内ベルトを同方向に走行させることによりシリンジ外筒体を前記姿勢のまま移送する移送コンベアにより、第二移送手段を構成すると共に、
移送コンベアのベルトコンベア相互のベルト走行速度を異ならせて、シリンジ外筒体を両無端案内ベルト間で自転させるようにし、該移送コンベアでシリンジ外筒体を移送する過程で、電子線照射手段により当該シリンジ外筒体に電子線を照射するようにしたものであることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載のプレフィルドシリンジの製造装置。 - 滅菌処理室の外に電子線照射手段を配置し、滅菌処理室の内に電子線が照射されたシリンジ外筒体に注射剤を充填する充填手段を配置すると共に、
電子線照射手段によりシリンジ外筒体を滅菌した後、滅菌処理室内の充填手段に移送する際に、滅菌処理室の内圧を滅菌処理室外の気圧よりも高くするようにしたものであることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のプレフィルドシリンジの製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003412924A JP2005168792A (ja) | 2003-12-11 | 2003-12-11 | プレフィルドシリンジの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003412924A JP2005168792A (ja) | 2003-12-11 | 2003-12-11 | プレフィルドシリンジの製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005168792A true JP2005168792A (ja) | 2005-06-30 |
Family
ID=34733201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003412924A Pending JP2005168792A (ja) | 2003-12-11 | 2003-12-11 | プレフィルドシリンジの製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005168792A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012029859A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Earekkusu:Kk | 連続除染、滅菌装置及び方法 |
JP2017205515A (ja) * | 2006-08-09 | 2017-11-24 | イー・エム・デイー・ミリポア・コーポレイシヨン | 調剤装置におけるガンマ硬化されたrfidタグの使用 |
-
2003
- 2003-12-11 JP JP2003412924A patent/JP2005168792A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017205515A (ja) * | 2006-08-09 | 2017-11-24 | イー・エム・デイー・ミリポア・コーポレイシヨン | 調剤装置におけるガンマ硬化されたrfidタグの使用 |
JP2012029859A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Earekkusu:Kk | 連続除染、滅菌装置及び方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DK2772446T3 (en) | Continuous sterilization system | |
US9155807B2 (en) | Method and apparatus for the sterilization of containers | |
JP2006518689A (ja) | 容器に薬剤を充填するための装置及び方法 | |
US11279098B2 (en) | Method for reducing the microbiological loading of container products | |
JP3809627B2 (ja) | プラスチック空容器の電子線殺菌装置および殺菌方法 | |
US8980157B2 (en) | Method and apparatus for aseptic moulding of containers of plastic material | |
US20240025578A1 (en) | Method for assembling and filling containers for a needleless injection device | |
JP2016531775A (ja) | 無菌の容器を製造するための装置および方法 | |
JP2005168792A (ja) | プレフィルドシリンジの製造装置 | |
CN102529069B (zh) | 用于以恒定的间距处理塑料容器的设备和方法 | |
EP3727793B1 (en) | System and process for producing thermoplastic material containers | |
JP4095146B2 (ja) | 無菌充填システム | |
WO2017208278A1 (ja) | 電子線殺菌装置及び電子線殺菌方法 | |
US20130091805A1 (en) | System and method for curing, sterilization and aseptic packaging of medical devices | |
JP6651696B2 (ja) | 容器の滅菌方法および装置 | |
US11401058B2 (en) | Method and device for capping containers with container caps | |
JP2014065295A (ja) | プラスチック材料プレフォームのための滅菌加熱装置 | |
JP7155886B2 (ja) | 容器成形ユニット、充填システム、および容器成形方法 | |
JP5919913B2 (ja) | プリフォーム殺菌方法及び装置 | |
JP2019131298A (ja) | 内容物充填システムの検証方法および内容物充填システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061206 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090407 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090409 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090602 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091104 |