JP2005168227A - 化粧プレートの固定機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】捻子等を表面に露出させることなく、化粧プレートを容易に取付金属枠に固定することができ、且つ、木材などのわれやすい材質の化粧プレートにも使用することができ、また、化粧プレートに対する加工を単純化させることで生産性を高める化粧プレートとその取付補助枠の開発。
【解決手段】取付補助枠2は端部に変形孔23を設けることで弾力性をもたせ、化粧プレート1の裏面にテーパー13を施し、取付補助枠2には逆テーパーを加工することによって弾力性を利用し、ワンタッチで化粧プレート1が取付けられ、化粧プレート1に正テーパーをつけて固定させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、コンセント又はスイッチを埋設して取付けたときの化粧・保護をするのに用いるプレートの固定機構に関するものである。
従来、家屋やビルにおけるコンセント又はスイッチ等には化粧プレートが設けられている。また、これらは保護を目的とするだけでなく外面に模様をほどこしたり、材質を陶器や石などを用いることで意匠的な工夫もなされてきた。
しかし、従来の方法では化粧プレートを固定する場合に化粧プレートの表面から捻子を使って固定されていたため、捻子の頭が化粧プレートの表面に露出され、美観が損なわれる原因となっていた。
このことから捻子を表面に露出させない方法は色々考案されている。例えば、化粧プレートの裏面に鈎がついた突起部をつくり、それを金属やプラスチックからなる化粧プレートに引っ掛けて固定させていた。しかし、この方法ではカバー自体に弾力性を求めているため、弾力性の少ない材質では無理が生じる。
そこで、化粧プレートが弾力性のない石などの硬質のもので造られている場合には、特開平7-107640号公報に開示されたものであるが、柔軟性のある取付補助枠を利用することで固定する方法がある。
その方法として、図5のように、化粧プレート5の裏面に突起部51をつくり、それをプラスチック等の柔軟性のある取付補助枠6に引っ掛けさせて固定させる。しかしこの方法では、化粧プレートに突起部をつくるため、化粧プレートが特に木材などの弾力性が少なく複雑な加工が困難な材質では、加工時や取付け・取り外し時に割れが生じてしまい不向きであり、また、取付補助枠を造営面に取付ける際にアウトレットボックスに配線器具取付枠を固定するための捻子と捻子孔を使用しているので取付補助枠の位置を決定させることに技術が必要となり、一般の人が取付ける場合には困難な作業になっていた。
特開平7-107640
本発明は、捻子等を表面に露出させることなく、化粧プレートを容易に配線器具取付枠に固定することができ、且つ、木材や陶器などのわれやすい材質の化粧プレートにも使用することができ、また、化粧プレートに対する加工を単純化させることで生産性を高める化粧プレートとその取付補助枠の開発を目的としたものである。
本発明は化粧プレートとその化粧プレートを自在に配線器具取付枠に着脱させることができる取付補助枠から成り、その取付補助枠は端部に変形孔を設けることで弾力性をもたせ、化粧プレートの裏面にテーパーを施し、取付補助枠には逆テーパーを加工することによって弾力性を利用し、ワンタッチで化粧プレートが取付けられ、さらに化粧プレートに対して正テーパーをつけて固定することを特徴とするものである。
本発明では、上記構成によれば化粧プレートと取付補助枠の2部品にて構成したことにより、化粧プレートを壁面に固定していた捻子の必要性が無くなり、化粧プレートに意匠的な広がりをみることが可能になる。
また、取付補助枠を変形させるとこによって、化粧プレート自体に弾力性や柔軟性、硬質性を保持させる必要がないため、化粧プレートの材質を限定しない。
また、化粧プレートへの加工の際に凹凸がなく、単純化されることで生産性を高め、さらに、木材や陶器などの細かい加工をしにくい材質も使用することができるようになるので、従来のプラスチックでは表現できない木の材質感やぬくもりを提供することができ、空間にいっそう統一感をだすことができる。
本発明を実施するための最良の形態を以下の図に示す実施例に基づいて説明する。
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
まず、化粧プレートを固定する前の状態を示す図1において、本発明の固定機構は化粧プレート1及び取付補助枠2であり、この固定構造は、化粧プレート1、取付補助枠2、配線器具取付枠3、アウトレットボックス4より構成される。
化粧プレート1は木材等でつくられ、造営面の表面に露出していて、配線器具の保護、化粧するもので、スイッチもしくはコンセント差込口を露出させるための長方形の孔11が貫通している。取付補助枠2は化粧プレート1を壁面で保持するためのもので、弾性のある材質、例えばプラスチックなどで額縁状に形成されていて、配線器具33を囲むように縁が廻らせてある。配線器具取付枠3は、スイッチやコンセント差込口を中央に有し、枠は金属またはプラスチックでできている従来から使用されている既製品の建築材料であり、アウトレットボックス4は壁の中に埋め込み固定されているもので、金属またはプラスチックで箱状にできており、これも建築材料として従来から用いられている既製品である。
図2は、化粧プレート1の裏面の状態と取付補助枠2を示すものであり、裏面には取付補助枠2に係合するようなはめ込み面12とマイナスドライバー等が差し込める程度の大きさの差込口14がある。また、はめ込み面12の上下の短周縁には内側が深くなる方向にテーパー13がつけられている。一方、取付補助枠2は上下の短周縁には変形孔23がつけられている。
図3は、化粧プレート1を取付ける前の化粧プレート1と取付補助枠2の拡大図であり、化粧プレート1のテーパー13と取付補助枠2のテーパー24・25関係を示したものである。テーパー24は化粧プレート1につけられているテーパー13とは逆につけられており、このとき、テーパー24の角点Cは、テーパー13の点Dよりも内側になる。テーパー25は化粧プレート1のテーパー13と同じ向きにつけてあり、このテーパー13・25の角度を75度程度にすると化粧プレート1を取付補助枠2に取り付けやすく、取り付け後もガタついたりすることなく固定させることができる。
また、取付補助枠2のテーパーの上下にある頂点間の長さL1と化粧プレート1のはめ込み面12の上下間の長さL2は同じ長さになっており、取付補助枠2の厚みD1ははめ込み面12の深さD2より薄くなっている。この状態では、配線器具取付枠3は壁の中に固定されているアウトレットボックス4に捻子34で固定され、取付補助枠2は配線器具取付枠3に捻子26によって取付けられている。
図4は、アウトレットボックス4と配線器具取付枠3、取付補助枠2、化粧プレート1が壁面に全て取付けられた状態の断面図を示したものである。
次に、このような構成において化粧プレート1を壁面に固定する手順について説明する。
まず、配線器具取付枠3に取付補助枠2で固定する。このとき、アウトレットボックス4は壁面に埋没して固定されていて、配線器具取付枠3は捻子孔41と調整孔32が一致するように被せ、捻子34にてアウトレットボックス4に固定されている。そして、その配線器具取付枠3の上に取付補助枠2を固定孔22と捻子孔31の軸が一致するように被せて、取付捻子26を固定孔22に挿入し、捻子孔31に締める。これによって取付補助枠2は壁面に固定される。
次に、化粧プレート1を図3のように化粧プレートの裏面と取付補助枠2と対向するように向け、B方向から壁面にむかって化粧プレート1を押し付けるようにして取付補助枠2に取り付ける。
このとき、取付補助枠2はプラスチック等の弾力性のある材質でつくられ、変形孔23をつけたことで図2のようなAの方向から圧力が加わると上下の短周縁にある変形縁27は応力によって変形し、取付補助枠2の長さLは縮むようになっているので、化粧プレート1を図3のように押し付けることで、取付補助枠2のテーパー24は化粧プレートの点Dによって応力が加えられ、Lが縮み、取付補助枠2ははめ込み面12の中に押し込められる。
そして、圧縮された取付補助枠2は弾力性をもっているため、元の長さに戻ろうとする力が働く。このとき、化粧プレートにはテーパー13がつけられ、取付補助枠2にはテーパー25がつけられているので、元に戻ろうとする力によって化粧プレートは壁に引き寄せられる。また、取付補助枠2の厚みD1ははめ込み面12の深さD2よりも薄くすると、取付補助枠2ははめ込み面の中で元に戻りきることがなく、常に元に戻ろうとする力が働くことになる。このことによって化粧プレート1は取付補助枠2に固定され、壁面に取り付けられる。
次に修理等で化粧プレート1を外す場合について説明する。取付補助枠2につけた変形孔15によってできた弾力性を利用し、化粧プレート1の下縁につけた差込口14から棒状のもの、例えば、マイナスドライバー等の器具を差し込み、取付補助枠2の下部の変形縁27を上方に持ち上げるようしにて取付補助枠2を変形させ、長さLを縮めると係合していたテーパーが外れ、化粧プレート1の下方をもち手前に引くようにすると、化粧プレート1は取付補助枠2から外すことができる。
本発明では、化粧プレート、特にスイッチとコンセントの化粧プレートについて述べてきたが、それ以外にも屋内で固定される配線器具や警報機などのカバー、他にも壁の飾りにも利用できる可能性がある。
化粧プレート1を造営面に固定する前の状態を示す分解斜視図である。 化粧プレート1裏面の形状と取付補助枠2を示す斜視図である。 化粧プレート1に形成したテーパーと取付補助枠2の付近を示す拡大断面図である。 化粧プレート1と取付補助枠を壁面に固定した状態の断面図である。 従来例による化粧プレートの一例を示す斜視図である。
符号の説明
1 化粧プレート
2 取付補助枠
3 配線器具取付枠
4 アウトレットボックス
5 化粧プレート
6 プレート枠
10 固定機構
11 配線器具孔
12 はめ込み面
13 テーパー
14 差込口
21 配線器具孔
22 固定孔
23 変形孔
24 逆テーパー
25 正テーパー
26 取付捻子
27 変形縁
31 捻子孔
32 調整孔
33 配線器具
34 捻子
35 配線器具固定枠
41 捻子孔
51 突起部
61 捻子孔

Claims (3)

  1. コンセント又はスイッチの配線器具取付枠に固定させる取付補助枠と、この取付補助枠に着脱自在に係合される化粧プレートとから成り、その取付補助枠は額縁形状に形成され、端部に変形孔を設けることによって弾力性をもち、上下にテーパーをもたせ、化粧プレートの裏側の上下に補助枠のテーパーにかみ合う正テーパーをもたせたことを特徴とする化粧プレートの固定機構。
  2. 取付補助枠を配線器具取付枠に固定したときの壁から補助枠の表面までの距離を化粧プレートの裏側に補助枠にかみ合うように形成させた係合部の深さよりも短くし、さらに補助枠の上下にあるテーパーの先端からの長さを化粧プレートにある係合部の上下にあるテーパーの先端からの長さと同じにすることで化粧プレートの保持を行うことを特徴とした請求項1記載の固定機構。
  3. 取付補助枠に化粧プレートと逆になるテーパーを設け、そのテーパーの化粧プレート側の長さを化粧プレートの裏側にある係合部の縁よりも短くすることで押圧動作によるワンタッチ装着を行うことができることを特徴とした請求項1記載の固定機構。









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