JP2005167597A - 携帯機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】折り畳み式の携帯機器において、フレキシブル配線基板のヒンジ部内への組み付け作業性とフレキシブル配線基板の健全性を維持することができるようにする。
【解決手段】 回路基板15a,15bをそれぞれ内蔵した2つの筐体2a,2bをヒンジ部4により回転可能に連結し、前記ヒンジ部4内に形成された空洞部16を通過させて配置したフレキシブル配線基板22により、前記2つの筐体2a,2b内の回路基板15a,15b同士を相互に電気的に接続する携帯機器において、前記フレキシブル配線基板22を、長手方向に伸びる硬質コア材31を具備した柱状の弾性体23の外周に巻回し、フレキシブル配線基板22が巻回された弾性体23を空洞部16内に収容するようにして携帯機器を構成する。
【選択図】図6

Description

本発明は、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistants)等の携帯機器に関するものである。
従来、携帯機器の一種として、操作キーを備える第1の筐体と、アンテナ及び表示部を備える第2の筐体とをヒンジ部により開閉可能に連結した折り畳み式の携帯機器がある。この携帯機器においては、各筐体に内蔵された回路基板同士を電気的に接続するために、ヒンジ部に設けた空洞部を介してフレキシブル配線基板を配置している。このような携帯機器では、空洞部においてフレキシブル配線基板を螺旋状に巻くことにより、筐体の開閉に伴う配線距離の変動を吸収するようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−8670号公報
しかしながら、折り畳み式の携帯機器では、筐体の開閉に応じてフレキシブル配線基板に張力が作用する。その為、従来のように単に空洞部において螺旋状に巻いただけでは、何らかの原因で捩じれや折り曲げ作用が発生してフレキシブル配線基板に局部的な応力が集中した場合、フレキシブル配線基板上の配線が傷付けられて健全性が害されるといった恐れがあった。
また、携帯機器の組み立て時には、フレキシブル配線基板を螺旋状に巻いてヒンジ部の空洞部内に収容するのであるが、フレキシブル配線基板にはそれ自体が持つ弾性作用によって広がろうとする力が常に働いているため、螺旋状に巻いたフレキシブル配線基板を持つ手を緩めたりすると巻いた径が空洞部の内径より大きくなり、再度フレキシブル配線基板を螺旋状に巻き直さなければならず、そのために作業が中断されるというように作業性の点で不都合があった。
[発明の目的]
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、フレキシブル配線基板のヒンジ部内への組み付け作業性とフレキシブル配線基板の健全性を維持することが可能な携帯機器を提供することを目的とする。
そこで、本発明は上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、回路基板をそれぞれ内蔵した2つの筐体をヒンジ部により回転可能に連結し、前記ヒンジ部内に形成された空洞部を通過させて配置されたフレキシブル配線基板により、前記2つの筐体内の回路基板同士を相互に電気的に接続する携帯機器において、前記フレキシブル配線基板を、長手方向に伸びる硬質コア材を具備した柱状の弾性体の外周に巻回し、フレキシブル配線基板が巻回された前記弾性体を前記空洞部内に収容して携帯機器を構成したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の携帯機器において、前記弾性体の横断面形状及び前記空洞部の横断面形状を略円形とすると共に、前記弾性体の直径を前記空洞部の直径と同等以上としたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載の携帯機器において、前記2つの筐体のいずれか一方の筐体に、アンテナ、マイクロフォン、スピーカのいずれか一種の部品を備え、該部品を他方の筐体に内蔵された回路基板と線材を介して電気的に接続すると共に、前記線材を前記硬質コア材に形成された貫通孔内を通して配線するようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、ヒンジ部内に形成された空洞部において、フレキシブル配線基板の局部的な屈曲やその局部的な屈曲によって生じる断線等を防止することができるため、2つの筐体の折り畳み耐久性や回路基板同士の電気的接続状態の信頼性を向上させる効果を奏することができる。
また、フレキシブル配線基板をヒンジ部の空洞部内に収容する際には、フレキシブル配線基板を弾性体の外周に巻き付け、この弾性体を空洞部内に収容すればよく、また、弾性体が変形し易い材質であっても弾性体内には硬質コア材を具備させてあるため、弾性体を取り扱う際には硬質コア材の両端を指で挟持することにより用意に持つことができるため、フレキシブル配線基板が巻回された弾性体をヒンジ部の空洞内に収容する際の作業性を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明に係る携帯機器の一実施形態に係る折り畳み式の携帯電話機であって、2つの筐体を相互に開いた状態を示す平面図、図2は同実施形態において、フレキシブル配線基板を組み付けた状態を示す概略平面図、図3(a)は同実施形態におけるフレキシブル配線基板の概略平面図であり、図3(b)は同図(a)のフレキシブル配線基板を1巻きした状態を示す概略斜視図、図4(a)は同実施形態における弾性体の概略斜視図であり、図4(b)は同図(a)の弾性体に、アンテナ用ケーブルが挿通された硬質コア材を組み付ける様子を示した概略斜視図、図5は同実施形態における弾性体の外側にフレキシブル配線基板を巻きつけた状態を示す拡大斜視図、図6は同実施形態における携帯電話機のヒンジ部における断面図である。
本発明の一実施形態に係る携帯機器は、図1に示されるように、2つの筐体2a,2bをヒンジ部4により相対回転可能に連結した折り畳み式の携帯電話機である。各筐体2a,2bは、本体部6a,6bとヒンジ構成部7,8とからなっている。本体部6aには操作キー9及びマイクロフォン12が設けられ、送受信部を有する回路基板15aが内部に内蔵されている。本体部6bには、スピーカ11、アンテナ13、液晶表示装置等の表示部10がそれぞれ設けられ、表示情報等を制御する回路基板15bが内部に内蔵されている。また、各ヒンジ構成部7,8は、各本体部6a,6bの長さ方向の一端に設けられ、それらが組み合わせられることによりヒンジ部4が構成されている。一方の筐体2aのヒンジ構成部7は、筐体2aの幅方向に沿って配される共通の中心軸線上に軸方向に間隔をあけて配置されている3つの円筒部7a,7b,7cからなる。他方の筐体2bのヒンジ構成部8も同様に、筐体2bの幅方向に沿って配される共通の中心軸線上に軸方向に間隔をあけて配置されている2つの円筒部8a,8bからなる。
ヒンジ部4は、図2に示すように、円筒部7c,8b,7b,8a,7aを筐体2a,2bの幅方向に交互に配置するとともに、内部に図示しないヒンジ軸を収容することにより、2つの筐体2a,2bを連結している。ヒンジ部4を構成する各筐体2a,2bの幅方向の中央の円筒部7b,8aには、それぞれ円筒部7b,8aの内部に設けられた空洞部16と本体部6a,6bの内部に設けられた空洞部17a,17bとを連通させる連通口19a,19bが形成されている。連通口19a,19bは、筐体2a,2bの幅方向に細長く形成されている。
各本体部6a,6bの内部の回路基板15a,15bは、フレキシブル配線基板22によって相互に電気的に接続されている。フレキシブル配線基板22は、図3(a)に示すように、帯状に形成されるとともに、長さ方向の途中位置に幅方向に屈曲させたクランク部20を備えている。そして、フレキシブル配線基板22は、図3(b)に示すように、クランク部20において長さ方向に1巻きすることにより、その途中位置にループ部21を形成した状態でヒンジ部4の空洞部16内に収容されるようになっている。すなわち、フレキシブル配線基板22はそのループ部21を空洞部16の内周面に沿わせて収容されるとともに、該ループ部21から2方向に延びる延設部28,29をそれぞれ連通口19a,19bに貫通させ、その両端のコネクタによって本体部6a,6b内部の回路基板15a,15bに接続されるようになっている。
本実施形態に係る携帯電話機1は、図5及び図6に示すように、前記空洞部16に収容されているループ部21の内側に円筒状の弾性体23を備えている。
弾性体23は、例えば、スポンジ体からなり、ループ部21の幅寸法と略同等の長さ寸法を有しており、図4(a)に示すように、その中央部に長手方向に貫通する貫通穴24を有する円筒状に形成してある。弾性体23には、長手方向の全長にわたって、その外面と貫通穴内面とをつなぐ切り込み25が形成されている。本実施形態に係る弾性体23においては、切り込みは、周方向の一カ所において、半径方向及び長手方向に沿う平面内に形成してある。また、弾性体23は、加圧されない自由状態において、空洞部16の内径よりも若干大きな直径を有している。したがって、弾性体23は、空洞部16に収容される状態においては、その空洞部16の内径に合わせて収縮させられるようになっている。
また、弾性体23の貫通穴24内には、棒状の硬質コア材31をその長手方向にわたって挿入してあり、硬質コア材31に形成された貫通孔32内にアンテナ用ケーブル14(線材)を挿通させるようになっている。アンテナ用ケーブル14は、アンテナ13と回路基板15aの送受信部(不図示)とを相互に電気的に接続するためのもので、アンテナ用ケーブル14は、弾性体23内に設けられた硬質コア材31の貫通孔32内を通され、その両端をそれぞれ連通口19a,19bに挿通させ、一端はアンテナ13に接続し、他端は回路基板15aに接続するようになっている。
硬質コア材31を形成する材質としては、アルミニウム、ステンレス合金、鉄等の金属や樹脂材など、その両端を手で保持したときに大きく変形することのない材質で形成してあれば良い。
そして、上記弾性体23、フレキシブル配線基板22、及びアンテナ用ケーブル14は、図6に示すように、筐体2a,2bの空洞部16内に組み付けられる。組み付けに先立って、図4(b)に示すように、貫通孔32内にアンテナ用ケーブル14を通した硬質コア材31を、切り込み25を通して弾性体23の外面から半径方向に沿って貫通穴24内に組み込むようになっている。これにより、弾性体23内に硬質コア材31が配置され、アンテナ用ケーブル14は、硬質コア材31の貫通孔32内を通って弾性体23の一端から他端へ配される。次いで、図5に示すように、弾性体23の外周面に沿ってフレキシブル配線基板22が螺旋状に巻かれる。この状態で、弾性体23内に備える硬質コア材31の両端を手で挟持し、フレキシブル配線基板22が巻かれた弾性体23をヒンジ部4の空洞部16内に導くことで、弾性体23、フレキシブル配線基板22、アンテナ用ケーブル14が空洞部16内に収容される。ここで、弾性体23は変形し易い材質からなるため、弾性体23を直に手で持つと弾性体23が変形し、持ち難いといった不都合があるものの、弾性体23内に硬質コア材31を設けるようにしてあるため、硬質コア材31の両端を指で挟持ことにより弾性体23の取り扱いが容易となり、空洞部16内への組み付け作業を効率良く行うことができる。
次に、このように構成された本実施形態に係る携帯電話機1の作用について、以下に説明する。
まず第1に、携帯電話機1を使用して通話をしようとする場合には、2つの筐体2a,2bをヒンジ部4によって相互に開く方向に相対回転させる。これにより、筐体2aの操作キー9とマイクロフォン12、及び筐体2bの表示部10とスピーカ11がそれぞれ露出させられ、使用者は、表示部10の表示内容を確認しながら操作キー9を操作することができるようになる。
この状態において筐体2a,2bは、図6に示すように、略150°程度の相対角度をなして配置されており、筐体2a,2b内部の回路基板15a,15bを接続するフレキシブル配線基板22のループ部21は、弾性体23の外周を略1.5周巻いた状態に配される。
次いで、携帯電話機1を折り畳むときには、2つの筐体2a,2bをヒンジ部4によって相互に閉じる方向に相対回転させる。これにより、筐体2aの操作キー9とマイクロフォン12、及び筐体2bの表示部10とスピーカ11は、相互に重ねられた筐体2a,2bの合わせ面に配置されて隠れ,操作キー9が押されたり、表示部10が傷つけられたりしない、携帯に適した状態となる。
このとき、筐体2a,2bの相対回転に伴って、筐体2a,2b内部のフレキシブル配線基板22のループ部21は、弾性体23の周囲における巻き角度を増加させるようになる。フレキシブル配線基板22の長さは固定されているので、巻き角度の増加によっても配線経路を増加させないようにするために、ループ部21の径寸法が縮小させられる。
この場合において、本実施形態に係る携帯電話機1では、ループ部21の内側に円筒状の弾性体23が配置されているので、ループ部21が収縮すると、弾性体23はループ部21から半径方向内方に向かう圧力を受ける。これにより弾性体23もその径寸法を縮小するように収縮させられる。すなわち、弾性体23には半径方向外方に向かう弾性復元力が発生するので、ループ部21は、この弾性体23の弾性復元力に抗してその半径寸法を縮小させることになる。
逆に、筐体2a,2bを相互に開く方向に相対回転させるときには、ループ部21が拡大していくので、弾性体23に加えられていた半径方向内方に向かう圧力が緩和され、弾性体23は、ループ部21の拡大に合わせて、その径寸法を拡大させていくことになる。
弾性体23は、空洞部16の内径寸法より若干大きな外径寸法を有しているので、空洞部16に収容された状態ではループ部21は、常に弾性体23により半径方向外方に向けて付勢されることになる。すなわち、ループ部21は、弾性体23によって常に内部から支持されることになる。しかも、弾性体23が円筒状に形成されているので、ループ部21は、その全周にわたって半径方向内方から支持される。したがって、2つの筐体の2a,2bの開閉に伴うループ部21の径寸法の縮小、拡大時に、弾性体23に内側から支持されることにより、フレキシブル配線基板22に生ずる曲げ応力はループ部21の全周にわたって均一に分散され、局部的な屈曲などの不都合を生ずることが防止される。
以上のように、本発明によれば、筐体の開閉に伴いフレキシブル配線基板22に張力が作用すると、フレキシブル配線基板22のループ部21の半径が変化するが、その変化に応じて、ループ部21の内側に配置している弾性体23を拡大、収縮させることにより、フレキシブル配線基板22のループ部21が内側から弾性体23によって支持される。これにより、全周にわたってフレキシブル配線基板22にかかる曲げ応力が均一に分散され、局部的な屈曲などの不具合が生じることを防止することができる。
また、弾性体23内には長手方向にわたって伸びる硬質コア材31を配置してあるため、フレキシブル配線基板22が巻回された、変形し易い弾性体23を簡単に挟持することができ、ヒンジ部4の空洞部16内に収容する際の作業性を向上させることができる。
なお、空洞部16の横断面形状が略円形である場合、弾性体23の横断面形状を空洞部16の横断面形状と相似な略円形とし、かつ弾性体23の直径を空洞部16の直径と同等以上とすることで、湾曲させたフレキシブル配線基板22をヒンジ部4の内面に沿わせて配置することができるため、弾性体23を空洞部16に収まり良く収容することができ、フレキシブル配線基板22が捩じれたり、局部的に屈曲することを効果的に防止することができる。
さらに、アンテナ用ケーブル14を弾性体23内に備える硬質コア材31の貫通孔32内に挿通させるようにすれば、筐体2a,2b間におけるケーブル14の引き回しが容易になる。
また、本実施形態では弾性体23をスポンジ体としたが、これに限ることはなく、例えば、ウレタン樹脂、アクリル系樹脂、熱可塑性ポリアミド樹脂等の弾性樹脂やゴム等であってもよい。 また、弾性体23の直径は、加圧されない自由状態において、空洞部16の内径よりも大きいとしたが、これに限ることはなく、空洞部16の内径と同一またはそれより若干小さくてもよい。ただし、ループ部21における局部的な屈曲を効果的に防止するためには、空洞部16の径と同一又は空洞部16の径より大きくした方がよい。
さらに、フレキシブル配線基板22は、クランク部20を備えるとしたが、これに限ることはなく、例えば、図7(a)および(b)に示すように、平面状に展開した状態で、コの字型等を成し、延設部28,29がそれぞれ同一方向に向けて配置されるものであってもよい。このように構成すれば、フレキシブル配線基板22の原板から、フレキシブル配線基板22を切り出すときの無駄を少なくすることができるとともに、折り畳み可能に連絡された2つの筐体2a,2b内に配置された回路基板15a,15b同士を電気的に接続するのに必要な長さを短くすることができる。
また、本実施形態では、硬質コア材31の貫通孔32内にアンテナ用ケーブル14を通すようにした例を示したが、マイクロフォン12やスピーカ11が、これらを具備する筐体と異なる筐体内に内蔵された回路基板と線材を介して電気的に接続される場合、これらの線材を硬質コア材31の貫通孔32内に挿通させるようにしても良く、このように2つの筐体内に内蔵する回路基板同士を接続するフレキシブル配線基板以外の線材を有する場合、線材を弾性体23内に配置した硬質コア材31の貫通孔32内に挿通させることで配線の引き回しを容易にすることができる。なお、本実施形態では、アンテナ用ケーブル14を硬質コア材31内に通す観点から硬質コア材31を円筒形状としたが、特に線材がないような場合には、硬質コア材31を中実の円柱状体としても構わない。
また、本実施形態では、折り畳み型の携帯電話機を例にとって説明したが、本発明は携帯電話機に限定されるものではなく、PDA等の他の携帯機器にも適用できることは言う迄もない。
本発明に係る携帯機器の一実施形態に係る折り畳み式の携帯電話機であって、2つの筐体を相互に開いた状態を示す平面図である。 同実施形態において、フレキシブル配線基板を組み付けた状態を示す概略平面図である。 (a)は同実施形態におけるフレキシブル配線基板の概略平面図であり、(b)は同図(a)のフレキシブル配線基板を1巻きした状態を示す概略斜視図である。 (a)は同実施形態における弾性体の概略斜視図であり、(b)は同図(a)の弾性体に、アンテナ用ケーブルが挿通された硬質コア材を組み付ける様子を示した概略斜視図である。 同実施形態における弾性体の外側にフレキシブル配線基板を巻きつけた状態を示す拡大斜視図である。 同実施形態における携帯電話機のヒンジ部における断面図である。 (a)は同実施形態におけるフレキシブル配線基板の変形例を示す概略平面図であり、(b)は同図(a)のフレキシブル配線基板の一方の延設部を湾曲させた斜視図である。
符号の説明
2a 筐体
2b 筐体
4 ヒンジ部
15a 回路基板
15b 回路基板
16 空洞部
21 ループ部(湾曲した部分)
22 フレキシブル配線基板
23 弾性体
24 貫通穴
31 硬質コア材
32 貫通孔

Claims (3)

  1. 回路基板をそれぞれ内蔵した2つの筐体をヒンジ部により回転可能に連結し、前記ヒンジ部内に形成された空洞部を通過させて配置されたフレキシブル配線基板により、前記2つの筐体内の回路基板同士を相互に電気的に接続する携帯機器において、前記フレキシブル配線基板を、長手方向に伸びる硬質コア材を具備した柱状の弾性体の外周に巻回してなり、フレキシブル配線基板が巻回された前記弾性体を前記空洞部内に収容してあることを特徴とする携帯機器。
  2. 前記弾性体の横断面形状及び前記空洞部の横断面形状が略円形であって、前記弾性体の直径が、前記空洞部の直径と同等以上であることを特徴とする請求項1に記載の携帯機器。
  3. 前記2つの筐体のいずれか一方の筐体に、アンテナ、マイクロフォン、スピーカのいずれか一種の部品を備え、該部品が他方の筐体に内蔵された回路基板と線材を介して電気的に接続されると共に、前記線材が前記硬質コア材に形成された貫通孔内を通して配線されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯機器。
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