JP2005166296A - Elシートの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 所望の文字やパターンなどを任意に、かつ高精細に形成可能とするELシートの製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、光透過性フィルム基板1の一方の面に発光層2が設けてあるとともに、発光層2上に1対の電極3a、3bを、一方の電極要素が他方の電極要素間に入り込むように設けたものからなる。このELシートは、光透過性フィルム基板1の他方の面に、光透過性を有する導電性ポリマー6を、インクジェットプリンターを用いて任意に所望の文字やパターンなどを描画することにより、所望の文字やパターンなどを任意に、かつ高精細に形成可能とするものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、任意に高精細な所望の文字やパターンなどを書き込み可能とするELシートの製造方法に関する。
ELシートは、厚さが薄く電力消費が少ない発光体として広範に使用されていることは周知の通りである。従来のELシートは、図8に示すように、透明フィルム11上に透明電極層12、発光層13、絶縁層14、背面電極層15を順次形成し、最後に背面電極層15上に保護層16を形成したものによって形成されている(例えば特許文献1)。このELシートは、透明電極層12と背面電極層15との各電極端子に交流電圧を印加することにより発光するのであるが、発光する範囲は透明電極層12と背面電極層15との一致した面のみとなっている。したがって、文字や図柄などを発光表示しようとする場合には、いずれか、又は両方の電極層を予め所望の形状に形成しておかない限り表示することはできなかった。
これに対しては、図9に示すように、絶縁性ベースフィルム21上に1対の駆動電極22(22a、22b)を交互に迷路状に形成し、その上に絶縁体層23、発光層24を形成し、発光層24上に任意のパターンからなる透明電極(表示電極)25を形成するようにしたものが提案されている(特許文献2)。表示電極25上には、封止フィルム層26を形成して表示電極25を保護する構成が採用されている。表示電極25は、印刷、塗布などにより任意の形状に形成され、かつ一旦書いたものを消すこともできるので、各種掲示板等として好適である。
特開2002−124391号公報 特開平8−153682号公報
しかしながら、前記の従来技術では、表示電極25を印刷、塗布などの方法により形成するため、高精細な形状の表示電極25を形成することができなかった。さらに、発光層24上に直接表示電極25を形成するため、表示電極25の形成時に発光層24を汚染してしまう恐れがあり、その結果、ELシートの発光外観を損なってしまうという問題があった。
本発明の目的は、任意に高精細な所望の文字やパターンなどを形成可能とするELシートの製造方法に関する。
前記の目的を達成するために、本発明に係る第1のELシートの製造方法は、光透過性フィルム基板の一方の面に発光層を形成する第1工程と、前記発光層上に1対の電極を並設する第2工程と、前記光透過性フィルム基板の他方の面に導電性インクによって文字やパターンなどのカラー印刷層を形成する第3工程とからなり、前記第3工程における前記カラー印刷層の形成には、少なくともシアン、マゼンダ、イエローの各インクを吐出するインクジェットプリンターを使用するとともに、前記各色のインクには、それぞれの色の蛍光染料又は蛍光顔料を含みかつ光透過性を有する導電性ポリマーを使用することを特徴としている。このようなELシートの製造方法によれば、任意に高精細な所望の文字やパターンなどが形成可能となる。
また、本発明に係る第2のELシートの製造方法は、光透過性フィルム基板の一方の面に発光層と絶縁層を順次積層形成する第1工程と、前記絶縁層に1対の電極を並設する第2工程と、前記光透過性フィルム基板の他方の面に導電性インクによって文字やパターンなどのカラー印刷層を形成する第3工程とからなり、前記第3工程における前記カラー印刷層の形成には、少なくともシアン、マゼンダ、イエローの各インクを吐出するインクジェットプリンターを使用するとともに、前記各色のインクには、それぞれの色の蛍光染料又は蛍光顔料を含みかつ光透過性を有する導電性ポリマーを使用することを特徴としている。このようなELシートの製造方法によっても、第1の製造方法と同様に任意に高精細な所望の文字やパターンなどが形成可能となる。
また、本発明に係る第3のELシートの製造方法は、前記光透過性フィルム基板には、厚さを100μm以下としてあり、1V、1kHzの交流電圧を印加したときの比誘電率が4.0以上であるとともに、可視光透過率が50%以上およびヘイズが20%以下であるものを用いることを特徴としている。このようなELシートの製造方法によれば、前記製造方法により形成された、任意に高精細な所望の文字やパターンなどを書き込み可能なELシートの輝度を向上できる。
また、本発明に係る第4のELシートの製造方法は、絶縁性基板の一方の面に1対の電極を形成する第1工程と、前記絶縁性基板上の前記1対の電極を覆うように発光層を形成する第2工程と、前記発光層上に導電性インクによって文字やパターンなどのカラー印刷層を形成する第3工程とからなり、前記第3工程における前記カラー印刷層の形成には、少なくともシアン、マゼンダ、イエローの各インクを吐出するインクジェットプリンターを使用するとともに、前記各色のインクには、それぞれの色の蛍光染料又は蛍光顔料を含みかつ光透過性を有する導電性ポリマーを使用することを特徴としている。このようなELシートの製造方法によっても、第1及び第2の製造方法と同様に、任意に高精細な所望の文字やパターンなどが形成可能となる。
また、本発明に係るELシートの製造方法は、絶縁性基板の一方の面に1対の電極を形成する第1工程と、前記絶縁性基板上の前記1対の電極を覆うように絶縁層と発光層とを順次積層形成する第2工程と、前記発光層上に導電性インクによって文字やパターンなどのカラー印刷層を形成する第3工程とからなり、前記第3工程における前記カラー印刷層の形成には、少なくともシアン、マゼンダ、イエローの各インクを吐出するインクジェットプリンターを使用するとともに、前記各色のインクには、それぞれの色の蛍光染料又は蛍光顔料を含みかつ光透過性を有する導電性ポリマーを使用することを特徴としている。このようなELシートの製造方法によれば、絶縁層が発光層に印加される交流電圧を向上させ、その結果ELシートの輝度を高めることが可能となる。
また、本発明に係るELシートの製造方法は、前記導電性ポリマーには、少なくとも、ポリアセチレン系導電性ポリマー、ポリピロール系導電性ポリマー、ポリチオフェン系導電性ポリマー、ポリパラフェニレン系導電性ポリマー、ポリパラフェニレンビニレン系導電性ポリマー、ポリエチレンビニレン系導電性ポリマー、ポリエチレンオキシチオフェン導電性ポリマー、ポリフルオレン系導電性ポリマー、ポリアニリン系導電性ポリマー、ポリアセン系導電性ポリマー、ポリイソチアナファレン系導電性ポリマーのいずれかを用いることを特徴としている。このようなELシートの製造方法によれば、前記導電性ポリマーの高い導電性により、任意に高精細な所望の文字やパターンなどを書き込み可能で高輝度のELシートを容易に製造できる。
本発明に係るELシートの製造方法によれば、任意に高精細な所望の文字やパターンなどを形成可能となる。
以下、本発明に係るELシートは、ELシートの発光面上に導電性インクによって文字やパターンなどのカラー印刷層を形成して発光可能とするものである。このELシートの基本的構成は、図1に示すように、光透過性フィルム基板1の上面(図面では下面)に発光層2を形成し、この発光層2の上面に1対の電極3a、3bを形成してある。1対の電極3a、3bは図7(a)に示すように、櫛歯状のパターンからなる第1電極3aの電極要素と、第2電極3bの電極要素とを互いに入り込むように設けることによりELシートのほぼ全面を電極3で網羅するようにしてある。これらの電極3を、絶縁体からなる保護層4の形成により各電極を保護してあるが、保護層4は必ずしも本発明に必要ではない。光透過性フィルム基板1の他方の面に、導電性インクによって文字やパターンなどのカラー印刷層6を形成してある。
以上が本発明のELシートの基本構成であるが、このELシートを発光させるには、電極3a、3b間に交流電圧が印加される必要がある。そのとき、発光層2の蛍光体粒子に交流電界が効果的に作用するようにするために、カラー印刷層6の形成には、少なくともシアン、マゼンダ、イエローの各色を吐出するインクジェットプリンターを使用すると共に、前記各色のインクには、それぞれの色の蛍光染料又は蛍光顔料を含み、かつ光透過性を有する導電性ポリマーを使用している。そのため、前記3色の組み合わせにより多彩な発光色を作り出すことが可能である。
次に、本発明に係るELシートの製造方法の第1実施例について、図3を参照にしつつ説明する。
まず、光透過性フィルム基板1の一方の面に発光層2を積層形成する第1工程について図3(a)を参照に説明する。
光透過性フィルム基板1としては、厚さが100μm以下、1V、1KHzの交流電圧を印加した場合の比誘電率が4以上、可視光透過率が50%以上かつヘイズが20以下の条件を満たすものを採用してある。光透過性フィルム基板1の厚さは100μm以下であれば、必要な輝度を得ることができるが、フィルム厚を薄くする程輝度が向上することから、ここでは強度や製造の容易性等を考慮して50μmとした。
ここでは、光透過性フィルム基板1として高強度、高比誘電率で所定の厚さのポリフッ化ビニリデン(PVDF)を所定の形状の寸法に形成したものを採用してある。PVDFは耐湿性に優れるため発光層2の保護に有効である上にそれ自体の機械的性質も優れているのでELシートの寿命を長くできる。
発光層2は、発光体としてCuをドープした硫化亜鉛(ZnS)を用い、これに窒化物をコーティングした蛍光体と、バインダーとを混合・撹拌して発光インクを作り、このインクをスクリーン印刷等により光透過性フィルム基板1の上面に印刷し、その後加熱することにより形成してある。上記のバインダーとしてはフッ化ビニリデンと六フッ化プロピレンの共重合体を溶剤としてのメチルエチルケトンに溶かしたフッ素樹脂バインダーを用いている。
次に、発光層2上に1対の電極3a、3bを並設する第2工程について図3(b)を参照に説明する。
1対の電極3a、3bの形状は、一例としては、図7(a)に示される櫛歯電極、もしくは図7(b)に示す渦巻き電極であり、その第一電極3aと第二電極3bの各電極要素が互いに入り込むように光透過性フィルム基板1のほぼ全面にパターニングされる。電極3a、3bは、各電極要素が互いに入り込んで発光層2の全面を網羅するように設けてある。電極3a、3bは、基材を銀粉にポリエステルをバインダーとして混合したものを銀インクとして採用している。この銀インクをスクリーン印刷法などにより発光層2の上面に櫛歯状にパターニングし、加熱・乾燥させることにより形成される。なお、電極3の形成に関しては、銀インクに限らず、カーボンインク、銅インクを発光層2に印刷するなどして電極3を形成するようにしてもよく、電極3のパターニング方法においてもインクジェットプリンター等を用いるなど、スクリーン印刷法に限るものではない。
次に、光透過性フィルム基板1の他方の面に、導電性インクによって文字やパターンなどのカラー印刷層5を形成する第3工程につき、図3(c)を参照に説明する。本発明に係るELシートを発光させるには、電極3a、3b間に交流電圧が印加される必要がある。そのとき、発光層2の蛍光体粒子に交流電圧が効果的に作用するようにするために、光透過性フィルム基板1の他面に、導電性インクによって文字やパターンなどのカラー印刷層5を形成してある。なお、カラー印刷層5の形成には、少なくともシアン、マゼンダ、イエローの各色を吐出するインクジェットプリンターを使用すると共に、前記各色のインクには、それぞれの色の蛍光染料又は蛍光顔料を含み、かつ光透過性を有する導電性ポリマーを使用している。
この導電性ポリマーには、ポリアセチレン、ポリピロール、ポリチオフェン、ポリパラフェニレン、ポリパラフェニレンビニレン、ポリエチレンビニレン、ポリエチレンオキシチオフェン、ポリフルオレン、ポリアニリン、ポリアセン、ポリイソチアナファレンのうちいずれかの導電性ポリマーが挙げられるが、本実施例では、ポリチオフェン系導電性ポリマーであるポリエチレンオキシチオフェンを用いてある。なお、前記各色のインクに使用されるそれぞれの色の蛍光染料又は蛍光顔料としては、従来公知のものを含めて各種の有機あるいは無機顔料が使用できる。例をあげれば、フタロシアニン系顔料(シアン)、イソインドリノン系高級顔料(イエロー)、キナクリドン系高級顔料(マゼンダ)、アントラキノン系顔料(マゼンダ)、ジオキサジン系顔料(シアン)、インジゴ系顔料(シアン)、チオインジゴ系顔料(マゼンダ)、あるいは金属酸化物{酸化鉄(マゼンダ)、酸化カドミウム(イエロー)、酸化クロム(マゼンダ)等}等をあげることができる。このようなELシートの製造方法によれば、導電性ポリマーの高い導電性により、任意に高精細な所望の文字やパターンなどを書き込み可能で高輝度のELシートを容易に製造できる。
図2は、ELシートにアルファベットのAという文字形状のカラー印刷層5を、インクジェットプリンターを用いて印刷した例を示したものである。このELシートは、ニーズに合わせて、カラー印刷層5によって形成された所望の文字やパターンを予め印刷しておくことも可能である。
次に、本発明に係るELシートの製造方法の第2実施例について、図4を参照にしつつ説明する。この実施例の図3との相違点は、第1工程時に発光層2の上面にスクリーン印刷などを用いて絶縁層7を形成してある点である。この絶縁層7は、チタン酸バリウム(BaTiO)からなる高誘電体物質と、フッ素樹脂バインダーとを混合・撹拌することにより作られたものを採用してある。なお、チタン酸バリウムが属する酸化チタン系物質としては、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)、PLZT(チタン酸ジルコン酸ランタン鉛)等が挙げられる。これらの酸化チタン系物質には、比誘電率が100を超えるものが多くあり、これらのいずれかを分散させることにより輝度向上に重要な役割を果たすものとなり、実施例1と比較して約125%の輝度向上が達成される。
次に、本発明に係るELシートの製造方法の第3実施例について、図5を参照にしつつ説明する。
まず、絶縁性基板8の一方の面に1対の電極3を形成する第1工程について、図5(a)を参照に説明する。絶縁性基板8は、PET、ポリイミド等の絶縁性樹脂で形成されている。1対の電極3は、厚さ20〜40μmの銅(Cu)、アルミニウム(Al)等の導電性材料を接着剤等で接着し、エッチング等の手段により第1電極3aの電極要素と、第2電極3bの電極要素とを互いに入り込むように設けることによりELシートのほぼ全面を1対の電極3で網羅するようにしてある。
なお、1対の電極3は、上記第1実施例と同様に、銀インク、カーボンインク、銅インクをスクリーン印刷法などにより絶縁性基板8の上面に櫛歯状にパターニングし、加熱・乾燥させることにより形成されている。
次に、絶縁性基板8の1対の電極3を覆うように発光層2を形成する第2工程について、図5(b)を参照に説明する。発光層2は、上記第1実施例と同様に、絶縁層1cの上面に発光インクをスクリーン印刷等で印刷し、その後加熱・乾燥することにより形成してある。
次に、発光層2上に導電性インクによって文字やパターンなどのカラー印刷層5を形成する第3工程につき、図5(c)を参照に説明する。本発明に係るELシートを発光させるには、発光層2の蛍光体粒子に交流電圧が効果的に作用するようにするために、発光層2上に導電性インクによって文字やパターンなどのカラー印刷層5を形成してある。なお、カラー印刷層5の形成には、上記第1実施例と同様に、少なくともシアン、マゼンダ、イエローの各色を吐出するインクジェットプリンターを使用すると共に、前記各色のインクには、それぞれの色の蛍光染料又は蛍光顔料を含み、かつ光透過性を有する導電性ポリマーを使用している。このようなELシートの製造方法によれば、任意に高精細な所望の文字やパターンなどが簡便に形成可能となる。
次に、本発明に係るELシートの製造方法の第4実施例について、図6を参照にしつつ説明する。第4実施例と第3実施例との相違点は、第2工程時に絶縁性基板8の上面に1対の電極3を覆うようにスクリーン印刷などを用いて絶縁層7を形成してある点である。この絶縁層7は、上記第2実施例と同様に、チタン酸バリウム(BaTiO)からなる高誘電体物質と、フッ素樹脂バインダーとを混合・撹拌することにより作られたものを採用してある。上記高誘電体材料を絶縁層7内に分散させることにより、輝度向上に重要な役割を果たすものとなり、実施例1と比較して約125%の輝度向上が達成される。
本発明は、以上のいくつかの実施例を組み合わせることにより輝度が高く、かつ用途に応じた機能を有するELシートを提供可能となる。
表面に導電性ポリマーが付着してある例を示すELシートの断面図である。 図1をb方向から見た平面図である。 本発明の第1実施例における製造方法を示す図である。 本発明の第2実施例における製造方法を示す図である。 本発明の第3実施例における製造方法を示す図である。 本発明の第4実施例における製造方法を示す図である。 本発明の実施例における、1対の電極を示す断面図である。 従来技術の基本構成を示す断面図である。 従来技術の他の基本構成を示す断面図である。
符号の説明
1 光透過性フィルム基板
2 発光層
3(3a、3b) 1対の電極
5 カラー印刷層
6 インクジェットプリンターの記録ヘッド
7 絶縁層
8 絶縁性基板

Claims (6)

  1. 光透過性フィルム基板の一方の面に発光層を形成する第1工程と、前記発光層上に1対の電極を並設する第2工程と、前記光透過性フィルム基板の他方の面に導電性インクによって文字やパターンなどのカラー印刷層を形成する第3工程とからなり、
    前記第3工程における前記カラー印刷層の形成には、少なくともシアン、マゼンダ、イエローの各インクを吐出するインクジェットプリンターを使用するとともに、前記各色のインクには、それぞれの色の蛍光染料又は蛍光顔料を含みかつ光透過性を有する導電性ポリマーを使用する
    ことを特徴とするELシートの製造方法。
  2. 光透過性フィルム基板の一方の面に発光層と絶縁層を順次積層形成する第1工程と、前記絶縁層に1対の電極を並設する第2工程と、前記光透過性フィルム基板の他方の面に導電性インクによって文字やパターンなどのカラー印刷層を形成する第3工程とからなり、
    前記第3工程における前記カラー印刷層の形成には、少なくともシアン、マゼンダ、イエローの各インクを吐出するインクジェットプリンターを使用するとともに、前記各色のインクには、それぞれの色の蛍光染料又は蛍光顔料を含みかつ光透過性を有する導電性ポリマーを使用する
    ことを特徴とするELシートの製造方法。
  3. 請求項1又は請求項2において、前記光透過性フィルム基板には、厚さを100μm以下としてあり、1V、1kHzの交流電圧を印加したときの比誘電率が4.0以上であるとともに、可視光透過率が50%以上およびヘイズが20%以下であるものを用いることを特徴とするELシートの製造方法。
  4. 絶縁性基板の一方の面に1対の電極を形成する第1工程と、前記絶縁性基板上の前記1対の電極を覆うように発光層を形成する第2工程と、前記発光層上に導電性インクによって文字やパターンなどのカラー印刷層を形成する第3工程とからなり、
    前記第3工程における前記カラー印刷層の形成には、少なくともシアン、マゼンダ、イエローの各インクを吐出するインクジェットプリンターを使用するとともに、前記各色のインクには、それぞれの色の蛍光染料又は蛍光顔料を含みかつ光透過性を有する導電性ポリマーを使用する
    ことを特徴とするELシートの製造方法。
  5. 絶縁性基板の一方の面に1対の電極を形成する第1工程と、前記絶縁性基板上の前記1対の電極を覆うように絶縁層と発光層とを順次積層形成する第2工程と、前記発光層上に導電性インクによって文字やパターンなどのカラー印刷層を形成する第3工程とからなり、
    前記第3工程における前記カラー印刷層の形成には、少なくともシアン、マゼンダ、イエローの各インクを吐出するインクジェットプリンターを使用するとともに、前記各色のインクには、それぞれの色の蛍光染料又は蛍光顔料を含みかつ光透過性を有する導電性ポリマーを使用する
    ことを特徴とするELシートの製造方法。
  6. 請求項1、請求項2、請求項4、請求項5のいずれかにおいて、前記導電性ポリマーには、少なくとも、ポリアセチレン系導電性ポリマー、ポリピロール系導電性ポリマー、ポリチオフェン系導電性ポリマー、ポリパラフェニレン系導電性ポリマー、ポリパラフェニレンビニレン系導電性ポリマー、ポリエチレンビニレン系導電性ポリマー、ポリエチレンオキシチオフェン導電性ポリマー、ポリフルオレン系導電性ポリマー、ポリアニリン系導電性ポリマー、ポリアセン系導電性ポリマー、ポリイソチアナファレン系導電性ポリマーのいずれかを用いることを特徴とするELシートの製造方法。



























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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113341626A (zh) * 2021-06-07 2021-09-03 深圳市久成包装科技有限公司 一种具有景深效果的发光组件及应用该发光组件的包装盒

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