JP2005209429A - Elシート及びその使用方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】高価な光透過性電極フィルムを必要とせず、かつ少ない消費電力でも輝度の高いELシートを提供する。
【解決手段】光透過性絶縁基板1と光透過性補助電極層2と発光層3と1対の高誘電体層4と1対の電極5と電気絶縁層6、とからなる。
【選択図】 図1
【解決手段】光透過性絶縁基板1と光透過性補助電極層2と発光層3と1対の高誘電体層4と1対の電極5と電気絶縁層6、とからなる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、照明サイン広告等に使用されるELシート及びその使用方法に関する。
ELシートは、照明サイン等のバックライトをはじめとして広範な用途に用いられる。その典型的構成は、例えば特許文献1に示されているが、これを図7を参照にして説明すると、光透過性電極フィルム31上に発光層32、絶縁層33、背面電極層34が順次積層が形成されているものである。
この第1従来例である典型的ELシートでは、光透過性電極フィルム31は必須の構成部材である。しかしながら、光透過性電極フィルム31は、酸化インジウムに酸化錫をドーピングして得られたITO(インジウムティンオキサイド)を耐湿性のあるPET(ポリエチレンテレフタレート)に蒸着させることによって形成されるため、光透過性電極フィルム31は一般に高価である。ELシートの価格は光透過性電極シート31の使用面積によって比例するため、照明サインなど大面積の照明面積を必要とする製品ではコスト高となることが避けられなかった。
そこで、高価な光透過性電極フィルム31を必要せずとも発光させることが可能なELシートを提供する技術が特許文献2で提案されている。この第2従来例の構成は、図8を参照として説明すると、基体となる絶縁シート35と、この絶縁シート35の上に所定の隙間をあけて交互に配列された第1の電極36及び第2の電極37と、この第1及び第2の電極36、37を覆うようにして絶縁シート35の上に設けられた誘電体層38と、この誘電体層38の上に設けられた発光体層39と、この発光体層39の上に設けられた光透過性絶縁層40とを有するものである。
特許2657167号公報
特開2001−52875号公報
しかしながら、改良された第2従来例であるELシートにおいても、高価な光透過性電極フィルムを必要としないものの、絶縁シート35上に電極36、37をエッチングして形成、もしくは絶縁シート35上に電極36、37をスクリーン印刷などで形成する必要があるが、電極36、37をエッチングで形成する場合製造コストが高くなってしまい、一方、絶縁シート35上に電極36、37をスクリーン印刷など形成する場合でも、電極36、37に交流電流が印加されて発生する電界を効率よく発光体層39にかかる工夫が何もなされていないため、前記電界が誘電体層33内で分散してしまい、ELシートの輝度が低下し、かつ必要な発光輝度を得るためには高電圧を印加しなければならないという問題があった。
本発明の目的は、高価な光透過性電極フィルムを必要とせず、かつ低い消費電力でも高輝度を得られるELシートを提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明に係るELシートは、光透過性絶縁基板と光透過性補助電極層と発光層と1対の高誘電体層と1対の電極と電気絶縁層ととからなるELシートであって、前記光透過性絶縁基板の1方の面に前記光透過性補助電極層が形成してあり、前記補助電極層上に、前記発光層が形成してあり、前記発光層上に、間隙をあけて前記高誘電体層と前記電極とが積層状態に形成してあり、前記間隙が前記電気絶縁層によって埋められていることを特徴としている。
前記構成によれば、前記1対の高誘電体層間がともに前記電気絶縁層により電気的に絶縁されているため、前記電極に印加された交流電圧を効率よく発光層に伝達可能となる。
前記構成によれば、前記1対の高誘電体層間がともに前記電気絶縁層により電気的に絶縁されているため、前記電極に印加された交流電圧を効率よく発光層に伝達可能となる。
また本発明に係るELシートは、光透過性絶縁基板と光透過性補助電極層と発光層と1対の高誘電体層と1対の電極と電気絶縁層とからなるELシートであって、前記光透過性絶縁基板の1方の面に前記光透過性補助電極層が形成してあり、前記補助電極層上に、間隙を開けて前記発光層と前記高誘電体層と前記電極とが積層状態に形成してあり、前記間隙が前記電気絶縁層によって埋められていることを特徴としている。
前記構成によれば、前記1対の発光層及び1対の高誘電体層間がともに電気絶縁層により電気的に絶縁されているため、前記電極に印加された交流電圧を効率よく発光層に伝達可能となる。
また本発明に係るELシートは、光透過性絶縁基板と発光層と高誘電体層と1対の電極と電気絶縁層とからなるELシートであって、前記光透過性絶縁基板の1方の面に前記発光層が形成してあり、前記発光層上に間隙をあけて前記高誘電体層と前記電極とが積層状態に形成してあり、前記間隙が前記電気絶縁層によって埋められていることを特徴としている。
前記構成によれば、前記1対の高誘電体層間がともに電気絶縁層により電気的に絶縁されているため、前記電極に印加された交流電圧を効率よく発光層に伝達可能となる。
また本発明に係るELシートは、光透過性絶縁基板と発光層と光半透過散乱層と高誘電体層と1対の電極と電気絶縁層とからなるELシートであって、前記光透過性絶縁基板の1方の面に前記発光層と前記光半透過散乱層とが交互に形成してあり、前記発光層上に高誘電体層が形成してあり、前記1対の電極の一方の電極要素と他方の電極要素が交互に隣り合うように前記高誘電体層上に形成してあり、前記電気絶縁層が、前記高誘電体層及び前記各電極要素間に生じている間隙を埋めかつ各電極要素を覆うように形成してあることを特徴としている。
前記構成によれば、前記1対の高誘電体層間がともに前記光半透過散乱層と前記電気絶縁層とにより電気的に絶縁されているため、前記電極に印加された交流電圧を効率よく前記発光層に伝達可能となる。
また本発明に係るELシートの前記光半透過散乱層は、白色系であり、雲母に酸化チタンをコートして10〜60μmの粒径となる酸化チタンコート雲母と、必要に応じて加えられる前記酸化チタンコート雲母に対する重量比40%以下の酸化チタンと、バインダとから形成されていることを特徴としている。
前記構成によれば、EL発光面に対して、非発光時に前記発光層と前記電気絶縁層との外観の違いを可及的に少なくできる。また、発光時には前記光半透過散乱層に含まれている酸化チタンコート雲母と酸化チタンとの光を散乱させる効果により、ELシートの発光層が存在しない箇所にも光を散乱させることができ、均一な発光外観を得ることができる。
また本発明に係るELシートは、前記電極上に形成してある前記高誘電体層の形成幅が、前記電極の形成幅よりも大きく形成されていることを特徴としている。
前記構成によれば、前記高誘電体層を前記電極上にスクリーン印刷法により印刷後、加熱・乾燥し形成する工程の際に、前記高誘電体層と前記電極との界面にて局所的なひび割れが発生したとしても、前記電極は前記高誘電体層によって覆われているため、ELシートの短絡不良などの致命的欠陥を未然に防止できる。
また本発明に係るELシートの使用方法は、任意の文字やパターンなどからなるカラー印刷層を、前記光透過性絶縁基板上に蛍光顔料又は蛍光顔料を含みかつ光透過性を有するカラーインクを用いて形成することにより、前記カラー印刷層を形成した部分が蛍光もしくは燐光表示させることを特徴としている。前記構成によれば、前記カラー印刷層を形成した部分を、他の発光部分と比較して際立てて明確に蛍光もしくは燐光表示させることができる。
また本発明に係るELシートの使用方法は、前記電極の配置間隔は、50〜500μmの範囲であることを特徴としている。
本発明によれば、従来技術に係るELシートと比較して、高価な光透過性電極フィルムを必要とせず、かつ少ない消費電力でも輝度の高いELシートを提供できる。
以下、本発明の詳細を添付図面に示した好適な実施例に沿って説明する。
図1には第1実施例が示されており、第1実施例に係るELシートは、光透過性絶縁基板1と、光透過性補助電極層2と、発光層3と、1対の高誘電体層4と、1対の電極5と、電気絶縁層6と、任意の文字やパターン形状のカラー印刷層7、とからなる。
図1には第1実施例が示されており、第1実施例に係るELシートは、光透過性絶縁基板1と、光透過性補助電極層2と、発光層3と、1対の高誘電体層4と、1対の電極5と、電気絶縁層6と、任意の文字やパターン形状のカラー印刷層7、とからなる。
光透過性基板1は、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PC(ポリカーボネイト)など光透過性をもつ材料により形成されている。光透過性基板1の一方の面には光透過性補助電極層2が積層形成されている。補助電極層2は、導電性高分子又は高分子電解質の少なくとも1つから構成されており、かつ有機バインダに前記導電性高分子又は前記高分子電解質の少なくとも1つを添加した導電性インクを使用して形成されている。
前記導電性高分子の材料としては、ポリアセチレン系導電性高分子、ポリチオフェン系導電性高分子、ポリピロール系導電性高分子、ポリアニリン系導電性高分子、ポリパラフェニレン系導電性高分子、ポリフェニレンスルフィド系導電性高分子、ポリフェニレンオキシド系導電性高分子、ポリフェニレンビニレン系導電性高分子、ポリアセン系導電性高分子、ポリアニリン系導電性高分子、ポリピロール系導電性高分子などが挙げられ、有機バインダの材料としては、主にメチルエチルケトン等が挙げられる。
また、前記高分子電解質の材料としては、アニオン性高分子電解質が挙げられ、具体的には、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリスチレンカルボン酸、ポリフルオロカーボンカルボン酸、ポリビニルスルホン酸、ポリスチレンスルホン酸、ポリビニル硫酸、ポリフルオロカーボンスルホン酸、ポリフルオロカーボンカルボン酸アニオン、ポリフルオロカーボンスルホン酸アニオンが挙げられる。前記導電性高分子又は高分子電解質の材料を、有機バインダ中に混練・分散して補助電極層2は形成される。
発光層3は、発光体としてCuをドープした硫化亜鉛(ZnS)を用いた蛍光体3aと、バインダとを混合・撹拌して発光インクを作り、光透過性補助電極層2上に、スクリーン印刷法などによって印刷後、加熱・乾燥し形成してある。バインダとしてはフッ素系樹脂を溶剤としてのメチルエチルケトンを溶かしたフッ素系バインダを用いている。
1対の高誘電体層4は、チタン酸バリウム(BaTiO3)からなる高誘電体物質と、前記バインダ同様のフッ素系樹脂バインダとを混合・撹拌して作製した高誘電体インクを発光層3上にスクリーン印刷法により印刷後、加熱・乾燥し形成してある。
1対の電極5は、導電性物質として銀紛を採用し、ポリエステルをバインダとして混合した銀インクを作製し、この銀インクをスクリーン印刷法などにより高誘電体層4上に、高誘電体層4の形成幅よりも小さい形成幅で印刷された後、加熱・乾燥し形成されている。1対の電極5a、5bは、一例としては、図5に示される櫛歯電極又は図6に示される渦巻き電極であり、その電極5aと電極5bの各電極要素が互いに入り込むように高誘電体層4上に積層形成されている。電極5aと電極5bとの配置間隔Sにおいては、発光層3内におけるELシートの駆動電圧の低下が原因で起こる発光輝度の低下を防ぐために、50〜500μmの範囲であることが望ましい。これは、50μmより狭いと電極5aと電極5b間で短絡する恐れがある一方、前記配置間隔が500μm以上広くなると高電圧でなければ発光しなくなり、電流消費が非常に大きくなってしまう恐れがあるからである。なお、1対の電極5は銀インクに限らず、カーボンインク、銅インクを用いて印刷形成するようにしてもよい。
電気絶縁層6は、ポリイミド樹脂を予めトリエチレングリコールジメチルエーテルに溶かし、電気絶縁性を有する電気絶縁層インクを作製する。そして電気絶縁層6は、前記電気絶縁層インクをスクリーン印刷法などによって高誘電体層4と電極5とを除く領域に印刷後、加熱・乾燥し形成してある。電気絶縁層6は、1対の各高誘電体層4に形成してあり、かつ各高誘電体層4とともに各高誘電体層4上に形成されている各電極5を電気的に絶縁してある。なお電気絶縁層インクは、ポリイミド樹脂の他にポリエステル樹脂、塩化ブチル樹脂など絶縁性を有する材料を用いても良い。
以上が本発明のELシートの第1実施例に係る基本構成であるが、このELシートを発光させるには、前記第1実施例同様電極5a、5b間に交流電圧が印加される。そして発光層3の蛍光体粒子3aに交流電界が作用しELシートの発光面全体が発光するが、このときカラー印刷層7を、任意の文字やパターンなどを、蛍光顔料又は蛍光顔料を含みかつ光透過性を有するカラーインクで形成できる。このような構成によれば、カラー印刷層7を形成した部分を、他の発光部分と比較して際立てて蛍光もしくは燐光させることができる。
なお、カラー印刷層7の形成には、少なくともシアン、マゼンダ、イエローの各色を吐出するインクジェットプリンタを使用することができる。前記各色のインクには、それぞれの色の蛍光染料又は蛍光顔料を含むものを使用している。前記各色のインクに使用されるそれぞれの色の蛍光染料又は蛍光顔料としては、従来公知のものを含めて各種の有機あるいは無機顔料が使用できる。例をあげれば、フタロシアニン系顔料(シアン)、イソインドリノン系高級顔料(イエロー)、キナクリドン系高級顔料(マゼンダ)、アントラキノン系顔料(マゼンダ)、ジオキサジン系顔料(シアン)、インジゴ系顔料(シアン)、チオインジゴ系顔料(マゼンダ)、あるいは金属酸化物{酸化鉄(マゼンダ)、酸化カドミウム(イエロー)、酸化クロム(マゼンダ)等}等をあげることができる。
図2には第2実施例が示されており、第2実施例に係るELシートは、光透過性絶縁基板1と、光透過性補助電極層2と、1対の発光層3と、1対の高誘電体層4と、1対の電極5と、電気絶縁層6と、任意の文字やパターン形状のカラー印刷層7、とからなる。第1実施例と第2実施例との相違点は、補助電極層2上に間隙を開けて発光層3と高誘電体層4と電極5とが積層状態に形成してあり、前記間隙が電気絶縁層6によって埋められているところである。前記構成によれば、1対の発光層、1対の高誘電体層4及び電極5の各間隙が電気絶縁層6により電気的に絶縁されているため、電極5に印加された交流電圧を効率よく発光層3に伝達可能となる。
図3には第3実施例が示されており、第3実施例に係るELシートは、光透過性絶縁基板1と、発光層3と、1対の高誘電体層4と、1対の電極5と、電気絶縁層6と、任意の文字やパターン形状のカラー印刷層7、とからなる。
光透過性基板1は、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PC(ポリカーボネイト)など光透過性をもつ材料により形成されている。そして発光層3は、前記第1実施例同様の発光体としてCuをドープした硫化亜鉛(ZnS)を用いた蛍光体3aと、前記バインダ同様のフッ素樹脂バインダとを混合・撹拌して発光インクを作り、光透過性絶縁基板1の一方の面上に、スクリーン印刷法などによって印刷後、加熱・乾燥し形成してある。
1対の高誘電体層4は、前記第1実施例同様の高誘電体インクを発光層3上にスクリーン印刷法により印刷後、加熱・乾燥し形成してある。
1対の電極5は、前記第1実施例同様の銀インク、カーボンインク、銅インクをスクリーン印刷法などにより高誘電体層4上に、高誘電体層4の形成幅よりも小さい形成幅で印刷された後、加熱・乾燥し形成されている。
電気絶縁層6は、前記第1実施例同様のポリイミドインク、ポリエステルインク、塩化ブチルインクをスクリーン印刷法などによって、発光層3と高誘電体層4とを覆うように形成してあり、かつ1対の各電極5の間隙に形成してある。なお電気絶縁層6は、各電極5間とともに前記各電極5の下に形成してある各高誘電体層4間を電気的に絶縁してある。
このELシートを発光させるには、前記第1実施例同様電極5a、5b間に交流電圧が印加される。そして発光層3の蛍光体粒子3aに交流電界が作用しELシートの発光面全体が発光するが、このときカラー印刷層7を、任意の文字やパターンなどを、蛍光顔料又は蛍光顔料を含みかつ光透過性を有するカラーインクで形成できる。このような構成によれば、カラー印刷層7を形成した部分を、他の発光部分と比較して際立てて蛍光もしくは燐光させることができる。
図4には第4実施例が示されており、第4実施例に係るELシートは、光透過性絶縁基板1と、1対の発光層3と、光半透過散乱層8と、1対の高誘電体層4と、1対の電極5と、電気絶縁層6と、任意の文字やパターン形状のカラー印刷層7、とからなる。この実施例と第3実施例との相違点は、光透過性絶縁基板1の1方の面に発光層3と光半透過散乱層8とが交互に形成してあり、発光層3上に高誘電体層4が形成してあり、1対の電極5の一方の電極要素と他方の電極要素が交互に隣り合うように高誘電体層4上に形成してあるところである。このような構成によれば、1対の発光層3及び1対の高誘電体層4間が、電気絶縁層6及び光半透過散乱層7により電気的に絶縁されているため、電極5に印加された交流電圧を効率よく発光層3に伝達可能となる。
以上が、本発明に係るELシートの構成である。
1 光透過性絶縁基板
2 光透過性補助電極層 3 発光層
4 高誘電体層
5(5a、5b) 1対の電極
6 電気絶縁層
7 カラー印刷層
8 光半透過散乱層
S 電極5aと電極5bとの配置間隔
2 光透過性補助電極層 3 発光層
4 高誘電体層
5(5a、5b) 1対の電極
6 電気絶縁層
7 カラー印刷層
8 光半透過散乱層
S 電極5aと電極5bとの配置間隔
Claims (8)
- 光透過性絶縁基板と光透過性補助電極層と発光層と1対の高誘電体層と1対の電極と電気絶縁層ととからなるELシートであって、
前記光透過性絶縁基板の1方の面に前記光透過性補助電極層が形成してあり、
前記補助電極層上に、前記発光層が形成してあり、
前記発光層上に間隙をあけて前記高誘電体層と前記電極とが積層状態に形成してあり、
前記間隙が前記電気絶縁層によって埋められている
ことを特徴とするELシート。 - 光透過性絶縁基板と光透過性補助電極層と発光層と1対の高誘電体層と1対の電極と電気絶縁層とからなるELシートであって、
前記光透過性絶縁基板の1方の面に前記光透過性補助電極層が形成してあり、
前記補助電極層上に間隙を開けて前記発光層と前記高誘電体層と前記電極とが積層状態に形成してあり、
前記間隙が前記電気絶縁層によって埋められている
ことを特徴とするELシート。 - 光透過性絶縁基板と発光層と高誘電体層と1対の電極と電気絶縁層とからなるELシートであって、
前記光透過性絶縁基板の1方の面に前記発光層が形成してあり、
前記発光層上に間隙をあけて前記高誘電体層と前記電極とが積層状態に形成してあり、
前記間隙が前記電気絶縁層によって埋められている
ことを特徴とするELシート。 - 光透過性絶縁基板と発光層と光半透過散乱層と高誘電体層と1対の電極と電気絶縁層とからなるELシートであって、
前記光透過性絶縁基板の1方の面に前記発光層と前記光半透過散乱層とが交互に形成してあり、
前記発光層上に高誘電体層が形成してあり、
前記1対の電極の一方の電極要素と他方の電極要素が交互に隣り合うように前記高誘電体層上に形成してあり、
前記電気絶縁層が、前記高誘電体層及び前記各電極要素間に生じている間隙を埋めかつ各電極要素を覆うように形成してある
ことを特徴とするELシート。 - 請求項4において、前記光半透過散乱層は、白色系であり、雲母に酸化チタンをコートして10〜60μmの粒径となる酸化チタンコート雲母と、必要に応じて加えられる前記酸化チタンコート雲母に対する重量比40%以下の酸化チタンと、バインダとから形成されていることを特徴とするELシート。
- 請求項1乃至5のいずれかに係るELシートにおいて、前記各電極要素の形成幅は、前記高誘電体層のそれよりも小さな形成幅に形成されていることを特徴とするELシート。
- 請求項1乃至6のいずれかに係るELシートにおいて、任意の文字やパターンなどからなるカラー印刷層を、前記光透過性絶縁基板上に蛍光顔料又は蛍光顔料を含みかつ光透過性を有するカラーインクを用いて形成することにより、前記カラー印刷層を形成した部分が蛍光もしくは燐光表示させることを特徴とするELシートの使用方法。
- 請求項1乃至7のいずれかに係るELシートにおいて、前記電極の配置間隔は、50〜500μmの範囲であることを特徴とするELシートの使用方法。
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Cited By (1)
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JP2013504156A (ja) * | 2009-09-07 | 2013-02-04 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | ワイヤレスエレクトロルミネッセント装置 |
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2004
- 2004-01-21 JP JP2004012752A patent/JP2005209429A/ja not_active Abandoned
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